同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ: Listenablepharmacy を含む記事

   ● Side Effect
   ● Sulfur Dioxide
   ● OFFICE SWEET PAIN~上司から受ける癒やし術~
   ● Synergism Duet Echo
   ● Powerful Drug
   ● Synergism Duet


Listenable pharmacyさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは催眠音声として非常に有名な双子シリーズの最終作で
可愛い声の双子が左右から別々に話しかけながら少しずつ催眠へと導いてくれます。
(世間的には「双子F(ファイナル)」と呼ばれることの方が多いです)

催眠誘導は催眠に不慣れな人でもしっかりかかれるようにと
時折こちらの状態を確認しながら少しずつ丁寧に進めてくれます。
本当に様々な要素が込められた他に類を見ない変則的な誘導法で
その複雑さや奥深さに多くの人が感銘を受けることでしょう。



双子がくれる最後の快感
双子の女の子に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

右「ほらぁ ゆっくり沈んでいく とーっても気持ちがいい」
左「んっ はぁ」

双子は声質に若干の違いがありますが、どちらも優しくて可愛い声の女の子。
右の子が左の子に催眠をかけていたところへ現れた主人公のために
一旦催眠を解除してから改めて催眠をかけ始めます。

「Synergism Duet」「Synergism Duet Echo」といった
双子シリーズ未経験の方に説明をしますと
この作品は一般的な催眠音声とはまったく違った作りをしていて
双子が左右に位置を固定した状態で時には別々に、時には同時に語り掛けてきます。

「お布団や ベッドの上に横になってもいいし」
「楽な姿勢が座れるような椅子に 腰かけてもいいから」

こんな感じで1つのセリフを文節ごとに分けて話すシーンが多く
その都度声の位置が入れ替わるため、頭の中を軽く揺さぶられるような感覚が味わえます。
どんな感じなのかは実際に聴いていただくのが一番早いです。
一言で言うと「気持ちいい」 そんな感覚です。

催眠は33分30秒ほど。
最初は深呼吸を交えながら脱力する感じを意識します。

「右足がおもーくなってくるのが わかるかな?」
「左足もね ずーんと重くなってるんだけど わかる?」

脱力と言うと「手足が重くなる」といった暗示をかけてくる場合が多いのですが
双子は持ち場を分担しながら常にこちらに問いかける形で語り掛けてきます。
なんとなくでいいので言われた部分を気にしてみてください。
そうすることで一気に重さを感じるようになるかもしれません。

「右から響く私の声は 特に 大きな波紋を作り どんどん強い快感を あなたの中に送り込んでいくわ」
「私の声は 小さく 細かい波紋になって あなたの体に 頭に 心に 自然に溶け込んでいくの」

お次は双子の声に気持ちよさや心地よさを感じていきます。
元々右の声は元気で整った、左の声は大人しく優しいイメージを持っており
2人の言葉の内容も印象にぴったりでしっくりくると思います。

同時に「気持ちいい」「落ちる」「沈む」といった催眠に関わりの深い言葉が多く登場し
声を聞いているとなんとなくいい気分になるのを感じるはずです。
催眠に入るためには2人を信じ、その声にすべてを預けるのが必要不可欠。
そのための準備を十分な時間を取ってゆっくりと行ってくれます。

「ほら 自分のすぐ隣に 自分と同じ 気持ちよーく催眠状態に浸っている人を感じると もっと さらに 心が落ち着いて 催眠状態が深くなるよ」
「1人じゃないって 大事なこと 嬉しさを 気持ちよさを 共有する人がいるって とっても素敵よね?」

そしていよいよここからもっともっと深い催眠状態へと落ちていきます。
本作品では冒頭の影響で左の子が途中でつられて催眠に入ってしまい
主に右の子の暗示を聴きながら2人で一緒に催眠を深めていきます。
双子でないとできない奇抜な展開ですね。

深化は右の子が同意を求めてきたら「はい」と頷き
復唱を求めてきたらその前のセリフを口ずさむといった協力して行うスタイル。
一見するとあまり意味のない行為にも見られそうですが
こうすることで自分で自分に暗示を入れる形になり
彼女に言われるよりもずっと深く催眠に入ることができるようになります。

右「今 どんなふうに気持ちいいか答えて?」
左「なんか ふわふわして 手足や 背筋がぞくぞくして 気持ちいい」

左の子が現在の感覚をわかりやすくつぶやくシーンがあるのもポイント。
彼女は自分のことを言っているに過ぎませんが、こちらと似たような感覚を受けているため
セリフが間接的な暗示となって聴き手にも同じ感覚をもたらします。
催眠の経験の浅い人でも催眠状態がどういったものかを実感しやすくなりますし
展開の面白さだけでなく催眠的な効果も狙った非常に手の込んだ誘導となっています。

「複雑怪奇」と表現するにふさわしい、色々と考えられている高度な催眠です。
リラックスして、声に興味を持ってもらい、声で落としていく、と進め方はシンプルなのですが
その手法がとにかく凝っていて、双子システムを利用した左右からの暗示に始まり
聴き手に催眠の感覚を自覚させることを重視したアプローチや
片方を同じ立場に立たせて共感覚性を持たせながら間接的に暗示を入れてきたりと
他の作品と被る要素が少なく新鮮さに溢れています。

そしてすべての行為に明確な意味や意義を持たせ
そうなるようにセリフや声の調子、そして間が練りに練られています。
感覚を刷り込む際、例えば「重い」なら本当に重たい感じで語り掛けてきますし
落とそうとするときは息もつかせぬ暗示の連射で思考する余裕を奪ってきます。
他には「ずーんと上へ沈んで」「気持ちよく下へ浮かんで」と
普段持っているイメージとは真逆の言葉を繋ぎ合わせて混乱を誘ってきたりもします。

双子効果でおそらく多くの人が初期の段階で意識のぼやけを感じるでしょう。
その状態で上のような効果的な催眠をかけられるのですから、かからないわけがありません。
催眠特有の頭の中がとろとろになる気分を思う存分味わえます。
最後の復唱部分が若干くどいかな?とも思えるのですが
それは初心者向けにチューニングされているからなのでしょう。
そういう意味では経験が浅い段階に聴いたほうがいい作品と言えます。



2人で一緒に気持ちよくなる感覚
エッチシーンはおよそ15分。
プレイは暗示による疑似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「2人で催眠に入って 2人で深いところに落ちていって 2人で気持ちよくなったあなたたちはね お互いの快感を交信させて 2倍 気持ちよくなっていくことができるの」
入念な催眠で主人公と左の子を深い催眠状態へと導いた右の子は
2人の感覚をリンクさせながらエッチな気分を高めていきます。

エッチは引き続き暗示を聞いて感覚を変化させる流れで
催眠の心地よさを性的な快感に切り替え、エッチをしたい気分へと誘導してから
イメージの中で左の子と結ばれます。

「今度はどういう風に気持ちいいの?」
「体の中がどんどん熱くなって 背筋がゾワゾワするの」

最初の感度強化は催眠の深化部分と同じく復唱や確認を行いながら
左の子が言う感覚を暗示として受け入れることで気持ちよさを高めていきます。

こういうタイプの暗示の入れ方をする作品が少ないため戸惑う方がいるかもしれません。
でも無理に「気持ちよくなろう」なんて思う必要はまったくないのです。
ここまでの段階で聴き手の無意識は双子の声に従うように作り変えられています。
だからただ声を聴いているだけで自然と股間を中心に体が熱くなってきます。

「カリに ひだひだが何度も引っ掛かり 全体を 頭を優しく でも力強く 何度も撫で上げる」
疑似SEXは右の子が行為の様子とその結果得られる感覚を説明し
左の子はその快感を受けて喘ぎ声を漏らします。
一応2人が密着して一つになる、といった表現が登場するのですが
途中で主人公の体が動けるように暗示を解いていないことから
イメージの中での疑似SEXと思われます。

それでもここまで様々な感覚操作の暗示を入れられて
心も体もある程度の熱さを持っているでしょうから
2人の声を聞いていれば体の中で何かが盛り上がってくるのが感じられるはずです。
それが所謂ドライオーガズムの兆候で、右の子の許可が下りるまでじっと耐え
最後の瞬間に開放すれば射精とは違った気持ちよさが得られるでしょう。
ドライの感覚は割と得やすい方だと思います。

このように、暗示によってイかせる催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



奥深い作品
催眠に入る、催眠状態にいる感覚がとても味わいやすい名作です。

作者さんが最後に「催眠状態を覚えることができました」と締めくくっているように
催眠の感覚を知らない人でも楽しめるようにと様々な心遣いが随所に見られます。
時間的にも内容的にも催眠に非常に寄った作りで
じっくりと催眠を楽しんでみたい方にはまさにもってこいの作品と言えます。
催眠の技術もトップクラスできっちり、がっつり催眠に入ることができるでしょう。

この方の作品はレビュワー的に読み解くのが非常に難しいものばかりで
今回の記事を書くのにも普段に比べておよそ2倍の時間がかかっています。
理由はちょっとした行為や言い回しにも必ず何らかの意図が込められており
それらを慎重にひも解いていかないとレビューとして形にならないからです。

それぞれが恐ろしいほどまでに洗練されていて
1つ1つの要素を解き明かすたび、その素晴らしさに何度もため息が漏れました。
この人でないと作れない独特の催眠を展開されています。
他にもいくつか無料の作品がありますので是非聴いてみてください。

催眠は双子システムを軸に、主に暗示を繋げて少しずつ心をシフトさせていきます。
彼女たちが催眠に持っていく、というよりは自分自身で催眠に入るような作りで
そうなるように2人が声で様々なサポートをしてくれます。

「自分で入る」と書きましたが基本的にこちらがやるのは声に耳を傾けるだけで
それ以外だと心の中で頷いたり復唱するくらいです。
声も常に優しく穏やかで親しみを感じるでしょう。
初心者から玄人まで誰が聴いても大丈夫。

エッチは実際に合体して果てるまでが3分とかなりソフトです。
喘ぎ声はそれなりに流れますが淫語は極端に少なく
エッチな要素ではなく雰囲気や暗示でイかせようとする意図が見られます。
でも一定以上の性的快感は味わえるのではないかなと。
喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

催眠音声を知るすべての人に聴いてほしい作品です。
コンセプトの奇抜さ、催眠の素晴らしさ、どこを取ってもハイレベルで隙がありません。
無料ですのでこの素晴らしさを是非ご自身の耳で確かめてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:00:08

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、下から2番目の「Side Effect」が本作品になります)


2017年01月13日追記
音声ファイルが置いてあるAxfc UpLoaderからダウンロードできないという報告をいただいてます。
そういう場合は以下の記事をご覧ください。
「Side EffectおよびTablet Caseの落とし方」
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/32142030.html

2024年10月16日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/93952512.html

Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

前作「Side Effect(双子F)」以来1年5か月ぶりの新作となる本作品は
催眠の経験が浅い方向けのトレーニングのような一面を持つ一方で
経験豊富な方にはより深い催眠状態を味わってもらうために
お姉さんの声が生み出す多種多様な暗示を聴いていくことになります。

導入と深化だけでも36分と長めの時間が取られているのに加えて
全体的に暗示の密度と濃度が非常に高いおかげで
かなりの方が催眠特有の不思議な感覚を味わえるでしょう。

タイトルの「Sulfur Dioxide(二酸化硫黄)」は漂白剤でよく使われる物質。
彼女にひとときの間身も心も預けることによって
頭が真っ白になるような感覚を味わえることから命名されたのだと思います。



目を開けたままでの催眠状態
お姉さんの催眠で頭の中を真っ白にされるお話。

「あなたの リラクゼーションルームへようこそ」
お姉さんは甘く爽やかな声の女の子。
主人公を心地よい催眠の世界へ連れていくために
まずは彼女の言葉を聞く際の心構えみたいなものを教えてくれます。

「少しでも 普段と違う感覚を感じたら ちょっとその感覚に注目してみてください」
最初の2分ほどは催眠状態に入った際の感覚に意識を向けさせるような形で
お姉さんがお話をしてくれます。
経験のある方は思い出すことでより入りやすくなるだろうし
経験の無い方は本作品を通じて何か違う感覚を見つけることで
「催眠ってこういうものなのか」という感触を掴んでみてください。

催眠は導入12分、深化23分30秒で合計35分30秒。
導入は最初目を開けた状態で深呼吸をしながら
同時に脱力の暗示を聞いていくことになります。

「全身の力を抜いて 私の声を聞いていると 気だるさと 気持ちよさがあなたの体と そして心を包んでいき 考えるのが 面倒になっていきます」
本作品は全体を通じて暗示のボリュームが非常に多いのが特徴で
聴く際に必要なイメージがとても分かりやすく描かれています。

暗示はどれも「AになればBになる」といった繋がりを持ったものばかりですから
その流れに乗るだけで自然と心地よい感覚が湧いてくるでしょう。
私はそれに加えて頭がずーんと重たくなる感覚が味わえました。

「私の言う言葉 私の言うことを感じ取るだけで それだけで あなたは深く気持ちよく そして私の言うことで 純真さ 寛容さなど それらの気持ちよさを受け入れていきます」
自分で考える力を削いだ後は、彼女の言葉に従う心を植え付けていきます。
ここでは敢えて「私の言うこと」を何度も暗示に混ぜているのが特徴的。
畳みかけるような口調と相まって、彼女の言葉に逆らえないものを感じることでしょう。

深化は導入から一転して、カウントを刻みながら何度も覚醒と催眠を繰り返します。
ただ普通にカウントをするだけではなくて、一緒に暗示を入れたり入れなかったり
カウント数や速さを微妙に変えてくる変化に富んだ作りです。

「目が開いたまま入る催眠状態は 普段と違って とても面白い感覚 楽しい感覚をあなたに与えてくれます」
ここでは普通だとカウントが0になったら目を閉じるように指示が入るのに
わざとそうしないことで目を開けたまま催眠に落としてくるのが面白いですね。
実際どんな感じ?と言われるとなかなか説明が難しいのですが
私の場合は0で後頭部のあたりから下に何か温かいものが下りていく感覚がありました。
そうでなくても体に何らかの変化が起きれば大丈夫でしょう。

「真っ白 すべてを受け入れて 真っ白 真っ白 な素直な心が 気持ちいい」
カウント0に合わせて頭が真っ白になる感覚を覚えさせた上で
最後に「真っ白」をキーワードに設定してそれを何度も繰り返しながら
主人公にその感覚をより克明に心と魂に焼き付けていきます。

「真っ白」と言われて本当にそうならなかったとしても
何らかの形で頭や体にビクッとするようなものが走るはずです。
それが彼女が冒頭に言った「普段と違う感覚」=催眠によって生まれる感覚なのです。



股間にすべての感覚を集中させる
エッチシーンはおよそ17分。
プレイは言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「頭を真っ白にしたまま お腹の下 股間あたりをイメージしてください」
お姉さんによって深い催眠状態へと導かれた主人公は
引き続き彼女の言葉に従いながら己の感覚を高めていきます。

「すべての力がだらんと抜けた中で あなたの股間だけが どんどん熱を帯びていきます」
エッチは心と体の力を抜いた状態で、股間だけを熱くたぎらせていきます。
催眠に入っていればイメージしなくても体が反応するかもしれません。
いやらしい感覚に染めるのではなく血液を集めて興奮を意識させる感じでしょうか。

ちなみに本作品は絶頂の回数やタイミングを聴き手に完全に委ねているため
お姉さんが「イケ」と言ったりカウントを刻むことはありません。
暗示を使って快感を高めていく形で絶頂をサポートしてくれます。
股間がむず痒くなったり、会陰部に熱いものが集まったりするタイミングに合わせて
心を解き放つような感覚でドライオーガズムを目指してみてください。

「幸せに落ちなさい 快楽に落ちなさい 完全に催眠に落ちなさい 一番真っ白になりなさい」
ここでもキーワードの「真っ白」を適度に聞かせることで
こちらに更なる刺激を与えてくれます。
エッチパートだからイクのが目的なのは間違いないのですが
それ以外にも脳みそを直接撫でられているかのような
そんな心の深い部分で彼女の言葉を感じ取れる方もいるでしょう。



考えるのではなく感じる作品
暗示の深さが実に印象的な作品です。

聴き手に暗示通りのイメージや感覚を刷り込むだけではなくて
後々のシーンでもそれを再確認させることでまた違った感覚を呼び起こそうとしています。
虚心になって彼女の言葉を聞くことさえできれば
作品を通じて様々な感覚が心と体に芽生えてくるに違いありません。
もちろん感覚の具体的な印象や強さは人によって様々でしょうけど
日常生活ではなかなか味わえないようなものを体験できる可能性は高いです。

暗示の内容もそうなのですが、本当に聴き手の立場で考えて作られているなぁと。
特に深化でカウントを行う際の暗示の有無、目の開閉、カウント数、数えるペースが
意識してどれも違うパターンに作られているおかげで
「次はどんな感じで催眠/覚醒をさせるのかな?」と思う楽しさがあります。

暗示もオーソドックスなものから文頭を揃えてリズミカルにしたり
3つくらいの暗示をやや表現を変えてループさせたりと
本当に手が込んでいてどれを取り上げていくかに悩みました。
今回私が書いた点以外にも色々な特徴を持っている作品です。

ただ暗示が厚く深いおかげで、すべての字面を追っていくとおそらく頭が疲れます。
だからある程度は切り捨てて自分に必要な部分をくみ取っていく必要も感じました。
それが「考えるのではなく感じる作品」の意味です。

エッチは最近こういう無理に絶頂させない系統の作品がぼちぼちあります。
催眠オナニーは普通のオナニーと違って射精が必須ではないため
私は本作品のようなフリーダムな絶頂も有りかなって考えています。
淫語とちゅぱ音ごくわずか、喘ぎ声はありません。

初心者から上級者まで誰でも楽しめる作品です。
無料で時間も手ごろですし、もしよければ是非一度聴いてみてください。

CV:伊東もえさん
総時間 1:08:47

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、一番下の「Sulfur Dioxide」が本作品になります)

OFFICE SWEET PAIN~上司から受ける癒やし術~

サークル「招き★ネコ」さんの催眠音声作品。
声優の伊東もえさんの個人サークルでおよそ2年ぶりの新作になります。

本作品は「双子」シリーズをフリーで公開されている
四九発苦さんが台本を担当されたとのことで、個人的にもかなり期待していました。
有料作品だと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」が代表作です。

内容の方は上司のお姉さんが部下をリフレッシュさせるために
暗示を上手に使いながらとても丁寧に進めてくれます。
今回は一般的な催眠音声とはやや違ったタイプの暗示が登場するのが特徴で
心地よい感覚と共に軽くズキッとする痛みを味わうことになるでしょう。

人間は自分にとってマイナスに働く暗示を基本的には受け付けません。
「痛い」という感覚をお姉さんがどうやって主人公に刷り込んでいくか
そのへんがこの作品の聴きどころとなります。



とてもとても入念な催眠導入
会社の上司である神谷みちるさんに催眠をかけてもらうお話。

「あら 今終わったところなのね ごくろうさま」
みちるさんは落ち着いた感じで話す色っぽい声の女性。
仕事をやり終えた主人公の顔色が悪いのを見て心配した彼女は
自分が家で行っているリラックス法を彼にもしてあげることにします。

催眠導入は37分30秒とかなりの長時間。
まずはお馴染みの深呼吸や脱力で体をリラックスさせていきます。

リラックスはここだけで24分もの長い時間が取られており
普通に深呼吸と脱力を行うだけではなく、その後に重さや温かさを感じさせるなど
数回にわたって全身をパーツごとに分けて心地よい感覚に浸していきます。
(パーツごとに脱力→パーツごとに重さを感じる→パーツごとに温かさを感じる、こんな感じ)
ここまで入念な作品は他だと「ヒプノリラクゼーション」くらいしか思いつきません。

「自分でもつぶやくと もっと効果的よ 心の中だけでもいいから ね?」
ここで面白いのが聴き手にも「重くなる」などの暗示を復唱させていること。
うまく催眠に入るためには聴き手の協力が不可欠ですから
口に出さなくてもいいのでみちるさんの言葉をなぞっていきましょう。
そうすることで、ただ言葉を聴いているよりもずっとすんなりと催眠状態に移れます。

「再生には痛みを伴う 痛いということは 回復している証拠 あなたの体が元気になっていく証拠」
準備が整った後は自分の体の疲れている部分に軽い痛みをイメージさせます。
この痛みは体を苦しめるためではなく、リフレッシュするためのもの。
だから痛みを感じるのは幸せで、それを与えてくれるみちるさんは幸せをもたらす人。
そんな風に暗示を使って主人公の心を少しずつ屈服させていきます。

このように導入は無難ながらも深化の流れがやや珍しい催眠です。
基本的に催眠音声で聴き手にネガティブなイメージをさせるのは良くないと思うのですが
敢えてそういった方向に挑戦している点に作り手の剛毅さを感じます。
暗示は痛みそのものよりも、その先にある幸せに注目させているのはいいですね。

他には復唱させたり同意を促すなど聴き手に主体性を持たせているのが特徴です。
これはエッチシーンでも継続しますから
導入の時点である程度慣れておいた方がいいでしょう。
ただ聴くだけの作品よりは疲れますが、その労力に見合った効果が十分にあると思います。



焦らしに焦らして快感を高めていく
エッチシーンは2パートあり合計で25分30秒ほど。
プレイは乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。
(乳首オナニーがドライなので正確にはドライとセルフの両方があります)

「じゃ まず乳首からいじめてあげようかしら」
痛みという快楽を提供してくれるみちるさんに忠誠を誓った主人公は
彼女の指示に従う形でまずは乳首を自分で慰め始めます。

プレイ時間の内訳は乳首オナニー19分30秒、オナニー6分ですので
「ラビットストラテジー」や「朝倉催眠診療所 Vol.03」など
乳首特化の作品が好きな方だと比較的適性は高いと思います。
もちろん普通のオナニーもありますのでそうでなくても大丈夫。

「そのムズムズも もどかしさも 快感を増やすエッセンスよ」
乳首オナニーは最初触れるだけ、その後も軽くさする程度に留めたり
オナニーもゆっくりゆっくり擦って最後にスピードアップと
プレイはどちらも「焦らす」ことを徹底しています。
スッキリできなくてなんだかもどかしいと思う一方で
みちるさんの命令に従う心地よさを感じることでしょう。

「(指が乳首に)吸い寄せられる 吸い寄せられる ゆっくり吸い寄せられる」
みちるさんはエッチシーンでも数々の暗示を使って主人公の心を縛ってきます。
特に乳首オナニーシーンでは両手が勝手に動く感覚が味わえるかもしれません。
まさに彼女に操られている気分を存分に味わえる作りと言えます。

「上り詰めなさい 心も頭も全部射精と一緒に噴射して 空っぽになりなさい」
フィニッシュは乳首オナニーがカウントによるドライ
オナニーが声での合図とやや変則的です。

特にオナニーは射精を伴うおかげで
カウント無しだとやや合わせにくいところもありますが
射精の合図が出てから次に移るまでの時間がおよそ25秒と長めに取られていますので
事前にある程度快感を高めることができていれば十分可能だと思います。
射精中はみちるさんがやや語気を強めた声でしっかりと促してくれます。

このように、みちるさんの声に従い操られながら行う
実に催眠音声らしいエッチを楽しむことができます。



従う幸せを感じさせてくれる作品
聴く前から期待していた通り、シナリオが非常にしっかりとしている作品です。
催眠にはきっちりかかれるし、エッチも催眠状態だからこその感覚が味わえます。

暗示やエッチの内容はややM向けの色が強いものの
きつい言葉責めを与えたりはしませんし、射精後は穏やかな声で眠らせてくれるなど
主人公の心身をリフレッシュする方向でうまくまとめられています。
「一時的にいつもと違う自分になってスッキリしたい」
なんて思っている方には打ってつけの作品と言えるでしょう。

催眠はとにかく最初のリラックス部分が丁寧で
ここだけでも結構いい気分に浸ることができます。
ただ聴き終えた今になって考えると、あそこまで入念に行った理由は
その後に続く暗示が聴き手にやや抵抗感を与えるものだったからなのかなと。
たぶんよくある普通の導入から「体に痛みが走る」などと言われたら
今回ほどすんなりとは受け入れられなかったと思います。

エッチは暗示に従って行う、催眠状態を維持しやすい作りです。
みちるさんの指示に従う嬉しさがなんだかすごく湧きあがってきて
えらく前向きに取り組めたおかげで私は非常に楽しめました。
み「おちんちんいじりなさい!」私「はい!喜んで!」
こんな感覚が割と味わえると思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

「痛み」をどう捉えるかで評価がそれなりに分かれる作品と言えるでしょう。

CV:伊東もえさん
総時間 1:19:08


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
この記事を書いている12月29日現在、DLsiteに体験版はありません。
実は製品版には体験版が同梱されていまして(5分32秒のダイジェスト)
特に内容に問題もありませんし、おそらくかなり近い未来に公開されると思われます。 
価格が1200円と高めですから、とりあえずは体験版を待った方がいいでしょう。

2013年12月30日追記
体験版公開されました。


2017年12月29日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/74094361.html

Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

以前紹介をさせていただいた「Synergism Duet」の続編にあたる作品で
世間では「双子2」と呼ばれることもあります。
その名の通り声のトーンが若干違う2人の女の子が左右に陣取って
あるいは交互に、あるいは同時に語り掛けてくるのが特徴です。

今回は性的にスッキリさせるのではなく安眠が目的。
聴き手を無駄に疲れさせないように、ドライでの絶頂を1回だけに留めて
その後はゆっくりと眠りに落ちていきます。
時間が30分程度とお手軽ですから、寝る前にちょろっと聴くのに丁度いいでしょう。



わかりやすい指示の間にこっそり潜ませた暗示
双子に催眠で心地よい気分にさせてもらいながら寝るお話。

「せーの こんばんはー」
双子はどちらも甘く可愛い声の女の子。
うまく寝付けない主人公のために、添い寝しながら催眠をかけてくれます。

この双子形式は催眠音声の中でもかなり独特で
初めての方だと、どういう姿勢で聴けばいいのかがわからないかもしれません。
それらについては前作の方でやや詳しく書かせていただいてますので
まずは↓こちらをお読みください。
「Synergism Duet」

催眠導入は21分ほど。
まずはゲームをしたりお風呂に入るなど、自分が楽しいと思うシチュをイメージしながら
長めの時間をかけてゆっくりと脱力していきます。

「重い ずーんと重い 重くて沈む 左手が重くて どんどん沈んでいく」
双子は左右から交互に「重い」「沈む」を何度も繰り返して脱力を促します。
経験の浅い方ほど「そんな事を言われただけで重くなるかよ」と思うでしょう。
もちろんただ繰り返すだけではなくて、そうなるように誘導してくれるわけです。

人間は心地よい気分になると心に隙が生まれ、暗示にかかりやすくなります。
そして、そのような状況に持っていった上でかける暗示は効果が抜群なのです。

「息を吐きながら 深く深く入って 気持ちのいい世界に落ちていって」
脱力の後は双子の声に従うように更なる暗示を聞いていきます。
ここでは敢えてストレートに催眠にかけようとはせずに
目を開けて動かしたり、手を握りしめたりといった指示の合間に
催眠にかけるための暗示を仕込んでいる
のが面白いですね。

しかも2人はほとんど間を置かずに、畳みかけるように左右から語り掛けてきます。
こうすることで聴き手に「指示に従うべきか?」などの余計なことを考える暇を与えずに
指示や暗示をスッと受け入れるように誘導しているのです。

実際聴いてみると「なんだか色々言われて忙しいなぁ」と思うでしょう。
でも目を動かしたり手を握るのはフェイクで
双子が本当に言いたいのは「声に従って心を深く沈めてほしい」なのだと私は思います。



感じるだけの体になっていく
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイはキス、声に導かれてのドライ絶頂になります。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「感じる準備はできたかな? じゃあいくよ」
導入の最終段階で主人公にちょっとした細工を施した双子は
全身にキスしながら少しずつ感度を上げていきます。

本作品のエッチは非常に催眠を意識した作りで
双子が淫語を連発したり喘いだりするタイプではありません。
プレイ中に適度に暗示を絡めてくれるおかげで
催眠状態をかなり維持しやすいと言えるでしょう。

「今日だけは 恋人気分でいちゃいちゃしようね」
双子が添い寝している様子をイメージして、その体温や甘い匂いを感じながら
リップ音の鳴った部位が温かくなるのを感じてみましょう。
私の場合は股間のあたりが何やらむず痒く感じるようになりました。

最後はカウントに合わせて絶頂を迎え、頭が真っ白になったまま眠りにつきます。

やろうと思えば「双子のい・い・な・り」のような連続絶頂も目指せそうなのに
敢えて1回で終わらせたのは主人公の体を気遣ってのことでしょう。
軽く疲れさせて心地よい疲労感の中、ゆっくりと眠りに落ちていく。
作品の目的をしっかりと意識した作り手の心遣いが感じられました。



心と体がとろとろになる作品
双子形式を十二分に生かした流れるようなシナリオが光っています。
非常にクオリティの高い作品と思いました。

双子の声だけでも結構頭がぽわんとする感覚が味わえるのに
2人の声のかけるタイミングや内容が見事にかみ合っていて
その相乗効果でより高い領域へと上り詰めています。

湯船に浸かっているような全身が心地よくなる感覚
手足がピリピリする感覚、頭の中が左右に引っ張られるような感覚など
うまく流れに乗ることができれば色々な感覚が味わえるでしょう。
人によってはもっと別の感覚が味わえるのかもしれません。

催眠音声において名作と呼ばれるものはどれも暗示が丁寧です。
たった一つの暗示を時間をかけて何度も何度も刷り込みます。
さらに素晴らしいのが聴き手にそれを悟らせず、かつ飽きさせずに行っているのです。

私も作品を聴いている最中はここまであれこれ考えずにぼーっとしてました。
そして聴き終わった後、改めて作品の流れを追ってみて
「ああ、こういうことだったのか」と納得し、感心しました。

「双子といえば声が特徴」
当サイトで私はこれを何度も言ってきました。
でも本当はそうじゃなくて、声とストーリーが特徴的なのです。

初心者から経験者まで誰でも楽しめる名作です。
まだ聴いていない方は是非一度聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 37:15

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、上から4番目の「Synergism Duet Echo」が本作品になります)

Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
一般的には「処方箋」の呼び名のほうが有名かもしれません。

本作品はうまく催眠にかかれない方のために
催眠にかかりやすくするためのトレーニングをしてくれます。
そういった内容ですから、エッチな表現は一切ありません。

本当にお手本と言えるくらい基本に忠実で
リラックス→催眠→深化の流れを時間をかけて丁寧に行ってくれます。
古典催眠系の作品としてはこれ以上ないほどにわかりやすく
誰が聴いても問題ない内容と言えるでしょう。



一つずつ順を追いながらかけるわかりやすい催眠
お姉さんに催眠のトレーニングをしてもらうお話。

「催眠状態 トランス状態というのは 本来誰でも入っていくことができる精神状態です」
お姉さんは丁寧な言葉遣いをする、やや甘い声の女性。
催眠状態になかなか入れない主人公に催眠をかけるために
まずは簡単な被暗示性のテストをしてくれます。

このテストはお姉さんの示すものから湧くイメージを頭に描きます。
別にお姉さんの言うとおりにならなかったとしても、気にする必要はありません。

催眠はメインパートのすべてに当たる41分間。
最初は下準備ということで、お馴染みの深呼吸と脱力を行います。

「息を吐くときに 今日あった嫌な事 忘れたいことを 漠然と吐き出しましょう」
「まるで空気が抜けたように つま先から力が流れ出ていきます」

上は深呼吸、下は脱力の際に言われるセリフですが
それぞれの行程では必ず何らかのイメージを持ちながら行うことになります。
これによって、ただ行うよりもずっと効果的にリラックスすることができるでしょう。

そして、リラックスして頭がぼーっとしてくると
体のあちこちに温かさを感じることになります。
他にも手足がとても重たくなったり、ピリピリしたりする方もいます。
そういった症状を感じ取ることができたら
もう半ば催眠状態に入っているのと同然です。

力が抜けると頭と体がぼーっとしてくる。
ぼーっとしてくると気持ちいい。
気持ちいいと温かくなる。
温かいと幸せ。

このような一連の流れを、聴き手が掴み取りやすいように作られています。
だからあまり催眠音声に慣れていない方でも
頭や体にちょっとした変化を感じ取りやすいのではないでしょうか。



「落ちる」感覚を少しずつ染み込ませていこう
「では これから2人で あなたの心の深いところ
ずーっと深いところに 降りて行ってみましょう」

催眠状態にある程度入った後は、それをより深くしていきます。
お姉さんと手を取り合って階段を下りながら
自分の意識が沈んでいくのを感じてみてください。

この階段を降りる表現は催眠音声でよく使われています。

なぜ使われるのか、論理的に説明することはできませんが
感覚的にどちらも「降りる」ものであるため、イメージをリンクさせやすいことと
階段を降りる際、足が宙に浮いて段を踏むまでの間に頭に受ける感覚が
催眠に入っていく感覚に似ているからだと私は考えています。
よく言う「すーっと落ちる」というやつですね。

「私さえいれば 何も怖いことはありません 私がいれば」
やや足元の暗い中を、2人で手を繋いで降りていく様子を思い描いてみてください。
階段を降り切るまでに10分ほどの長い時間が取られています。
ここでゆっくり、じっくりと「落ちる」感覚を養っていきましょう。

私の場合、頭はややぼんやりしたという程度でしたが
足の裏が床に張り付いたように動かなくなりました。
催眠によってもたらされる変化は人それぞれですが
そういった日常生活ではあまり巡り会えない感覚を
割とあっさり体験できるのが催眠の面白いところです。

催眠に入るための練習はここまでで
最後はスムーズに催眠状態に戻るための練習を行います。

カウントダウンで覚醒、その後カウントアップで催眠
これを何度か繰り返すことで、その状態に移行するのに体を慣れさせます。
といってもそこまで瞬時に切り替えられる人はそうそういませんから
今は頭の中でそういった感覚を抱くだけで十分です。

催眠に移行する際、私は延髄のあたりを
上から下へ何かが通っていく感覚を覚えました。
そういう感覚を育てていくことが、催眠にかかりやすくなることなのだと思います。



催眠音声の教科書のような作品
一言で言うと名作です。

催眠トレーニングの名の通り
全編が聴き手に非常にわかりやすく、かつ丁寧に進められています。
進めている最中の説明も小まめに行ってくれますから
何をやればいいのかわからない状況に陥る可能性はかなり低いでしょう。
聴いていてすごくやりやすいのがよくわかります。

催眠状態にするだけではなく、この作品を聴いた後のことも考えて
最後に催眠に入る感覚を何度も練習させるのがいいですね。
ここまでしっかりと導いてくれる作品はそうそうありませんから
聴き手がきっかけを感覚で掴んでおくことは、とても大切だと思います。

処方箋の名は伊達じゃありません。
催眠に悩んでいるすべての人にとって、この作品はまさに「良薬」に値します。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 47:06

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側一番上の「Powerful Drug」が本作品です)

追記
もしこの作品でも催眠状態にならなかった場合は
「現代催眠風」を聴くことをお薦めします。
スタイルはかなり違いますが、非暗示性の低い方でもかかれる催眠です。


2018年10月7日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/77476467.html

Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
いわゆる「双子」シリーズの初代作品になります。

双子といえばやはり
「左右から別々の声に語り掛けられる気持ちよさ」
これが一番の特徴と言えます。

本作品はそれに加えて効果音を使っていたり
イメージ操作を行っているなど
時間は短めながらも、催眠音声の世界を体感するには十分なほどに
様々な要素を持った作品になっています。



双子の声は初めての感覚
双子の女の子に催眠をかけられて、気持ちいいことをするお話。

双子は若干声質に違いはあるものの、どちらも可愛い声の女の子。
彼女達の部屋に来た主人公が
「遊ぶ」という形で彼女たちに弄ばれることになります。

「せーの いらっしゃーい」
これは「双子」シリーズの最初に発せられる、おなじみのセリフで
双子が同時に語り掛けてくれる形がとられています。
多分シリーズ未経験者が聴いたら「おおっ?」と思うのではないでしょうか。
それくらいこのシリーズは「声」に独特のものがあります。

そして、彼女たちは別々の内容を別々に、あるいは同時に話してきます。
実際に聴いてみると
まるで頭をかき回されているような心地よさを味わえるでしょう。

催眠はおよそ20分間。
まずは双子の声に合わせて深呼吸をしていきます。

作中を通じて、双子は色々なことを話しかけてきますが
基本的にすべてを聴き取る必要はありません。

だから、うまく聴けなかった個所があったとしても
再生を止めずにそのまま進めてください。
彼女達の話の内容よりも
話すという形で発せられる「声」を聴くことが大事なのです。

しばらくすると、時計の振り子のような
「カチッ カチッ」という、一定のリズムで左右に揺れる音が登場します。
やや響きの残るその音を聴きながら、リラックスしていきましょう。



意識がなくなれば、それは存在しないのと同じ
エッチシーンはおよそ8分間。
プレイ内容は手コキのみで、エッチな効果音はありません。

「そろそろ 気持ちいいこと 始めようか」
催眠によって意識が混濁した主人公を、もっと気持ちよくさせるため
双子が手を使っておちんちんを扱いてくれます。

催眠部分から一転して、双子は「おちんちん」などの淫語を言い始めます。
可愛い声でいやらしい言葉を言われると、やっぱり興奮してしまうものです。

「私たちにおちんちん 弄ばれてる気分はどう?」
「もうあなたはおちんちんだけ だから全身で気持ちいい」

終盤に差し掛かると声の「間」が極端に少なくなり
立て続けに双子が声を浴びせかけてきます。

この声の攻撃によってもたらされる感覚は、「双子」シリーズならではで
きっと日常では味わったことのない、不思議な感覚を味わえるでしょう。

シチュエーションがたとえ手コキであったとしても
自分で扱く分には問題ありません。
むしろ初心者の場合、自分で扱いて出すのをお薦めします。
催眠による恍惚感が、きっと射精後の虚無感を薄めてくれるはずです。



催眠オナニーの登竜門的作品
「とりあえず催眠オナニーってどんな感じよ?」
なんとなく催眠オナニーに興味を持ち始めた方には
是非一度聴いてみていただきたい作品です。

無料作品は他にも色々ありますが
催眠ならではの感覚を味わうという意味では
「双子」シリーズに勝るものはないと思います。

この左右から別々の声に話しかけられる、という感覚は非常に独特で
正直言葉にするのは難しいです。

本作品は無料ですので、試す分には金銭面でのリスクは発生しません。
だから興味を持った方は、時間も短いのでとりあえず聴いてみてください。
人によっては、勝手に体が動くという感覚を味わえるかも。

例え一度聴いてうまくいかなかったとしても
諦めずに何度か聴いてみてください。
催眠というのは慣れの要素も大きいので
聴いていくうちに、段々とかかれるようになっていきます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:35

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、上から3番目の「Synergism Duet」が本作品になります)


2019年4月5日追記
再レビューをアップしました
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/79433680.html続きを読む

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