サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第129回目は声も性格も穏やかなナースが
男性患者にエッチな催眠をかけてスッキリさせます。
イメージを積極的に絡めながら暗示を厚めに入れる丁寧なリードが魅力で
催眠はお風呂や布団に入ってる感覚を交えて三段構えの重厚な脱力をやり
エッチも彼女が手をかざしてる部分が熱くなる暗示や
前立腺など敏感な部位をいじられてるイメージを使ってドライに導きます。
ナースがかける気持ちいいおまじない
ナースは明るくて甘い声のお姉さん。
注射を怖がってる主人公におまじないをかけると言うと
ベッドに寝たままゆっくり深呼吸する指示を出します。
本作品はナースのイメージにぴったりな優しい女性が
何らかの理由で入院してる彼におよそ80分間のご奉仕をします。
催眠21分、エッチ47分と後者の時間をかなり長く取り
全編を通じて様々な暗示とイメージを使って心地よさと性的快感を与えます。
みじんこさんは多くの作品でシナリオを外注しており品質のブレが大きいのですが
今回は「双子のい・い・な・り」を手掛けた四九八苦さんが担当されてるので抜群の安定感を誇ります。
催眠誘導はコンパクトで洗練されてるし、エッチも催眠ならではの責め方をしてて個性が強いです。
彼女も終始あまあまでノーマルな人に最も向いてます。
催眠はおよそ21分間。
楽な姿勢でまずは深呼吸しながら全身を流すように脱力します。
目は後で閉じる指示を出しますが最初から閉じても大丈夫です。
「吸ってー」「吐いてー」の合図を出しつつ「力が抜ける」と小まめに言う堅実なリードです。
また初めは暗示のみだったのが、一通り終わった後はほぼ同じ流れでお風呂や布団のイメージを絡めます。
さらにそれも終わると腕を入念に脱力するスタイルに切り替えるなど、三段階の脱力をします。
癒しの成分を通常よりも高めにしてますから、疲れやストレスを感じてる人ほどホッとするでしょう。
十分にリラックスできた後は深化に移ります。
ここも「深い」などの暗示を入れるのですが、そこにキーワードを絡めて効果を上げます。
このワードはエッチシーンにも出てきて催眠状態を安定させる大事な役割を果たします。
彼の呼び方も変えますし、イメージとは違うやり方で上手に落とします。
古典催眠の技法に作品固有の要素を盛り込んだ秀逸な催眠です。
普段よりもイメージ力を高めながらナースの言葉に反応しやすくすることを目的に
深呼吸+脱力、イメージを絡めた脱力、腕重視の脱力をしてから
キーワードを絡めた深化を行います。
やってることは割とシンプルですけど毎回内容を変えるおかげで単調さはないですし
暗示の入れ方、表現方法、演技といった技術面も大変優れててスムーズに入れます。
技術力の高さを感じさせる無駄のない誘導がされてます。
こういう基本的な技法ほど作者の実力差が出やすいです。
焦らし気味に責めるまろやかなエッチ
プレイはお腹を撫でる、おちんちんの愛撫、オナニー、手をかざす(感度強化)、性感帯をいじられるイメージです。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
癒し系の催眠で主人公をとろとろにしたナースは
ついでに入院生活で溜まった性欲を発散させます。
エッチは体に直接触れずに終始彼女がリードします。
最初の2パート23分間はオナニーによる射精。
「2a.オナニー誘導(約22分)」は自分でお腹を撫でる、おちんちんの愛撫、オナニー
「2+.オナニー誘導追加パート(約1分)」はカウントダウンして射精のタイミングを取ります。
ちなみに本作品のエッチは選択式で射精とドライを自由に選べます。
総時間がそんなに長くないから繋げて聴くのもいいでしょう。
その場合は賢者タイムを防ぐためにドライ→射精の順にするのをおすすめします。
エッチが始まった後も彼女の声と態度はあまあま。
2aパートは前半をお腹や股間の愛撫に費やして性感をじっくり高め
それから「上に」「下に」と指示を出してゆっくり射精に導きます。
そしてこれらの合間に気持ちよくなる暗示を小まめに入れて別方向から盛り上げます。
射精、ドライいずれも焦らし気味に責めてました。
でも意地悪してるわけじゃなくて、彼の心身に負担がかからないよう手加減してるだけです。
彼は患者ですから激しく責めないほうがシチュに合ってます。
パート後半から始まるオナニーは4秒1コキくらいのペースでしごきます。
2aパートでも射精していいようですが明確な射精シーンはありません。
だから2+パートも繋げて聴いたほうが出しやすいと思います。
次の「2b.性感イメージ誘導(約24分)」はドライを目指すパート。
挿し絵のように彼女が手をかざしてる部位が熱くなる暗示を入れ
それから亀頭や前立腺といった敏感な部位を彼女にいじられるイメージをします。
統一感を出したかったのか、オナニーと同じく責める部位を股間中心にしてます。
暗示とイメージを密接に組み合わせて徐々に追い込む丁寧なリードです。
前立腺の快感を実感しにくい場合は聴きながらPC筋トレーニングをやるといいかもしれません。
おしっこを止める時に使う筋肉を収縮する行為で、続けてると会陰のあたりにシュワシュワした快感が湧きます。
またここはオナニーパートよりも催眠の深度が重要になるから
気持ちよくなる暗示を入れるのと並行してさらに深化するアプローチもかけます。
淫語もほとんど言いませんし、かなり催眠色の強いプレイです。
一番最後にするカウントダウンに合わせて絶頂します。
このように、暗示を多く入れつつパートごとに責め方を変えるスローなエッチが繰り広げられてます。
イメージ重視の穏やかな作品
ナースは入院生活で溜まったストレスやムラムラを解消しようと
まずは脱力重視の催眠で純粋に癒します。
そしてエッチはドライと射精に分けてどちらも焦らし気味にゆっくり追い込みます。
温和な性格のナースが男性患者にエッチなご奉仕をするシチュ
三段構えの脱力をしてからキーワードを絡めて深化させる洗練された催眠
射精は体の愛撫とスローオナニー、ドライは彼女にいじられてるイメージを使うソフト路線のエッチ。
女性に癒されながら絶頂できるように作品を組み立ててます。
中でも催眠は誘導だけじゃなくエッチでも重要な役割を果たします。
プレイ自体はかなり弱い部類なので、それを暗示とイメージで上手に補います。
催眠に深く入ってるからこそできる内容で強いこだわりを感じました。
催眠音声の出演経験が豊富な声優さんだから演技も安定感があります。
絶頂後にすぐパートが切り替わって余韻に浸れないところだけは気になりましたが
それ以外で特に指摘するところはありません。
発売から10年近く経った今でもここまでしっかり作られてる作品はなかなかないです。
絶頂シーンはドライ1回、射精1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回と同じく満点にさせていただきました。
CV:まさきふぁんさん
総時間 初回用…1:20:54 2回目以降用…1:16:34
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります
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