サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、道草屋がある村の役場で働いてる気さくな女の子が
以前仲良くなった男性客と一緒に泊まりマッサージ、耳かき、エッチをします。
道草屋の店員も加えてふたつの視点から音重視のサービスをするのが特徴で
彼女は友達に近い距離感で接しながら一生懸命お世話し
店員は一歩引いて彼女をサポートしながら流れるような手つきで癒します。
お客と店員の中間にいる女の子と
「…たぬさん? たぬさん! 私ですよ なつなです なっちゃんです なっちゃんさんです」
なつなは丁寧語で話す可愛い声の女の子。
道草屋へ電話してきた主人公へ嬉しそうに挨拶すると
日取りを確認してから誰を指名するか尋ねます。
本作品は道草屋の店員に幼馴染がいる関係でよくお店に通ってる彼女が
以前バスの車内で偶然出会い、友達になった彼とおよそ140分に渡りのんびり過ごします。
今日のお試しグッズ、なっちゃんさんの弱いとこ、一緒にみみかきと全体を3つのシーンに分け
それぞれで登場人物ややることを切り替えて癒したりエッチな気分にさせます。
「たぬさん寒くないですか? はぁい もう冬ですからね 夜寒いですし 虫も鳴かなくなりましたし」
彼女はブラック企業を退社し今は役場の生活課で働いてる変わった経歴の持ち主。
前作「道草屋-なつな 田舎のバスとたぬきさん。」では
初対面の彼にあれこれ世話を焼く優しいところを見せてくれます。
今作はその後のお話にあたるため、わざわざ彼が来る日に合わせて道草屋に宿泊します。
道草屋シリーズと言えば店員がお客(=聴き手)にお世話するのが定番です。
しかし彼女は彼にお世話するシーンと、はこべらにお世話されるシーンの両方があります。
店員と客の要素を合わせ持ってるのでパートによって表現方法が結構変わります。
ちなみに彼のことを「たぬ(き)さん」と呼ぶのは
前作で初めて会った時、彼が頭の上に偶然葉っぱを乗せてたことからきてます。
これも彼女にとって彼がお客じゃないことをわかりやすくするための配慮です。
サービスについてはシリーズの過去作と同じく音重視の作りです。
季節が冬のはじめということでバックに石油ストーブの音を控えめに流し
さらに一部では鉄瓶に入ったお湯がぐつぐつ煮える音も加えて暖かい空間を作ります。
効果音も取り立てて奇抜な音はありませんがどれも質が高くて心地よさを感じます。
18禁作品ですけど癒しメインでエッチはおまけ程度の位置づけなことにご注意ください。
でも友達だった彼女がこういうことをするところに関係の変化が見られます。
道草屋はお客と店員の距離感を大事にするから、それに当てはまらない彼女を普段よりも自由に行動させてます。
距離感の違いを楽しめるサービス
彼が道草屋の予約をしたとき偶然電話番をしてたなつなが
同じ宿泊日に隣の部屋を取り、マッサージオイルで肩や腕を丁寧に揉みほぐします。
「古いのって なんやかんや観るじゃないですか お父さんの車は四駆だぞ」
前作が出たのは今年の4月ですから、2人がこうして会うのは半年以上ぶりなはずです。
でも彼女は当時と同じ親しげな態度で積極的にお世話します。
持参したオイルで両肩を揉んでる時はテレビ番組の話をしたり
左腕を優しくぺしぺし叩きながらここでの生活のことを話して和やかな空気を作ります。
どんなふうにマッサージしてるかはほとんど言いません。
そのへんはすべて音で表現し、話す時とそうでない時を分けて音と会話をバランスよく楽しませます。
そこまで本格的なことをやらないのも店員じゃない彼女らしくて良いです。
次の「なっちゃんさんの弱いとこ(約57分)」は唯一エッチな描写があるシーン。
マッサージの後片付けをした彼女に店員のはこべらが加わり
なつなへの耳かきをしてから耳の甘噛み→耳舐め手コキと進みます。
エッチシーンは3パート20分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
なつな「あっ んっ すごいゆっくり入ってくる」
はこべら「奥のほうで 触れずに焦らされるの お好きですよね?」
そしてここからは彼女が責める役と責められる役を兼任するようになります。
はこべらに耳かきされてる時は気持ちよさそうな喘ぎ声やエッチに思えるセリフを漏らすし
その後も彼に耳舐めしながらはこべらに耳舐めされる変わったサービスも登場します。
本格的にエッチする時間は短めですけど、そこへ持っていくまでの雰囲気づくりに力を入れてます。
「強情っぱりには やっぱり証拠を突き付けるのがいいと思うんですよ たぬさん 神妙にしろいっ! もうネタは上がってるぜ」
肝心の手コキはシリーズの過去作と同じで淫語を一切使わない代わりに
それをほのめかすことを言って興奮と背徳感を煽ります(はこべらは空気を読んで直前に退出します)。
パート名が「なっちゃん警察」となってるように
彼女が江戸時代の岡っ引きみたいな言葉責めをしながら後になるほど激しくしごきます。
彼を射精させた後は勝ち誇った表情を見せますし、属性はややMあたりかなぁと。
友達だった2人が普段と違う距離感で接する割と重要なシーンです。
そして最後の「一緒にみみかき(約61分)」は健全な雰囲気に戻して耳かきを楽しみます。
戻ってきたはこべらは左耳を、なつなは右耳を耳かき棒と綿棒でお掃除し
それからはこべらがなつなに耳かきしながら他愛もないことを話します。
はこべら「窓を閉め切ったと思ったら 次第に暖かくなってきて あぁもう開けなくちゃ 気持ちのいい日差しを すぐ暑くなって それからすぐに涼しくなって」
その場の勢いでエッチまでしたなつなが気まずく感じてるのを察したのでしょう。
それについては一切触れず、彼女をリードしながら季節に関するお話をします。
セリフごとの間を長めに取りながらぽつりぽつりと話す大人の話術が光ります。
耳かき棒も「じずー」という乾いた音をゆっくり鳴らしてて会話のテンポと合ってました。
実際に聴いた感想ですが、まずなつなの続編をここまで早く出したところに
サークルさんがまた新しいことに挑戦しようとしてる気配を感じました。
道草屋はメンバーが多く主役をローテーションさせる関係で、同じ年内に同じキャラの作品が出ることは稀です。
今作のように芹やはこべらが別キャラの応援として出てくる程度です。
そこを敢えてこうしたのは店員が一方的にお世話する展開にマンネリを感じてたのかもしれません。
苗字があったり都会からの出戻りという背景があるのも他のキャラとは明らかに違います。
そして彼女が客と店員両方の役割を持ってるのも新鮮味があって面白いです。
はこべらがなつなにお世話するパートは聴き手が傍観者になりますけど
全体から見れば少しの時間なのでこういうのも有りなんじゃないかと私は思います。
エッチシーンは2人の絡みを通じて手コキできる雰囲気を作る有効なアプローチがされてます。
彼女が出る作品はまだ2本目ですから今後さらに進化していくでしょうね。
サービス自体は割と普通なので、それよりもキャラやシチュのほうに魅力を感じます。
音についてはもうすっかり完成されており癒しのパワーが非常に強いです。
キャラも音も楽しめる作品
なつなは以前バスの中で知り合い仲良くなった主人公と楽しい時間を過ごそうと
彼が道草屋に泊まる日に隣の部屋を予約し、夜に訪問してまずはオイルマッサージをします。
そしてその後は彼との初エッチを経験したり、はこべらと順番に耳かきして心も体もスッキリさせます。
店員じゃないけど道草屋に縁のある世話好きな女の子が
再会した男性客に癒しとエッチなサービスをするノーマル~ややM向けのシチュ
高品質な音と彼女たちの会話を違和感なく組み合わせた臨場感の高い作り
彼女が彼にお世話するシーンと、彼女がはこべらにお世話されるシーンを設けた独特な演出。
シリーズの長所を残しつつ新しい風を吹き込む形で作品を組み立ててます。
中でも3番目は店員にはできないことだからこそ聴いた時の感触にも違いが表れます。
以前も芹がバスに乗り遅れた主人公に母親っぽい態度で世話を焼くことがありましたが
なつなの場合はその割合を大幅に増やして彼との距離感をシーンごとに変えてきます。
友達と店員両方の顔を持ってるのが彼女の魅力だと思います。
はこべらもそれを引き出す良い役割を果たします。
射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。
以上を踏まえてサークルさんでは28本目の満点とさせていただきました。
CV:なつな…丹羽うさぎさん はこべら…琴香さん
総時間 2:25:10
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります
FANZAの体験版はこちら
追記
作品自体の点数は9点。
145分で880円とコスパが良いので+1してあります。

コメント
コメント一覧 (2)
コメありがとうございます。
本作品は時間、内容いずれも充実してるし物語も1話完結型なのでこれ1本で満足できます。
ただし、主人公をたぬさんと呼ぶ理由だけは頭に入れておいたほうがいいと思います。
作中ではまったく触れられてませんから「なんで?」って思う人が結構いそうです。
とりあえず本作品を先に聴いて、興味を持ったら前作にも手を出してみてはいかがでしょうか。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
前作を聞いた方がもちろん楽しめるとは思うのですが、多少あらすじを抑えているだけでも今作一本で満足できるようになっていますか?
それともやはり前作を聞かないと勿体ないでしょうか、教えてくださると助かります。