EUPHORIA~TRANCE CHANGE~女の子になった僕

「EUPHORIA~TRANCE CHANGE~女の子になった僕(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「05ドラマパート2」以降の様子を中心に紹介します。
抵抗から快感へ
後編のエッチシーンは2パート62分間。
プレイは痴漢(太ももを撫でる、手マン、乳揉み)、キス、アナル舐め、クンニ、フェラ、SEX(正常位、背面騎乗位)、中出し絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「少し気持ちが悪いので 離れようとしますが 混雑してるので 動くことができない」
前回のエッチから数日後、学校へ行くため満員電車に乗り込んだハルヤは
後ろにいる男性から太ももを触られ逃げようとします。

エッチはとある知り合いの男性から責められたりご奉仕します。
最初の「06Hパート2」は電車内で痴漢に耐え続けるシーン(約14分)。
スカートに手を入れられるところから始まり、パンツ越しや直におまんこをいじられ
さらに乳揉み&乳首責めと少しずつエスカレートします。

「こんなことなら 女性専用車両に行っとけばよかったと 後悔します」
「おまんこを擦られ 割れ目に指先を入れて 少しずつ 少しずつ 体が熱くなるのを感じる」

ハルヤは女性になってから痴漢によく襲われてるらしく
先日あった勇気とのエッチも相まって男性を警戒しています。
しかし女性になったばかりで対処することもできず
この時も気持ち悪さを感じながら次の駅に着くまで声を押し殺します。
そして気持ちとは裏腹に体はどんどん熱くなっていきます。

前回のエッチで女性の快感を知ることができたものの
まだ自分が女性になったことを素直に受け入れられないように見て取れます。
本作品は「心の女性化」がメインテーマですから
従来の女体化作品よりも心情描写に力を入れて進めます。

「体が火照ったままで うずうずしています 場所が電車内でなければ 自分でおまんこに触れたいくらいです」
パートの終盤に男性があることをしてきた時の反応が良いですね。
痴漢に対する嫌悪よりも性的快感のほうが勝ってるのがわかります。
そうやって両者のバランスを少しずつ変えて快楽堕ちするようにエッチを組み立ててます。

本格的なプレイをするのは次の「07Hパート3」(約48分)。
男性に誘われて駅近くにある公園のトイレに移動し
そこの広い個室で色んな初めてを奪われます。

「止めてほしいのに キスをされているだけ 体が感じて 力が抜けている」
口では嫌がってるのにキスされただけで骨抜きになったり
スカートを脱いでからお尻を突き出しアナルやおまんこをねっとり舐められるなど
前の2パートよりも踏み込んだプレイをしながらドライへゆっくり導きます。
これまでと同じく聴き手がハルヤと同じ視点で聴けるように話しかけてくれるので臨場感も高いです。

勇気とした初エッチと同じ要素を随所に入れてくるのもポイント。
同じプレイを反芻することでイメージを簡単にし、かつセリフの内容を変えて両者の違いを出してます。
具体的には後ろから抱きつかれておっぱいを揉まれる、跪いてフェラするシーンがあります。

「こうしてクンニされることによって あなたの中にあった 男性という壁が 崩れていく」
もちろん心の女性化についてもさらに推し進めます。
シーンの要所で男性だった自分が女性になったことを自覚させる言葉を投げかけ
さらに快感を得たり感度が上がる暗示も小まめに入れて快楽堕ちに持っていきます。
後編のエッチは最後の最後にだけ絶頂シーンがあるため途中は結構焦らされてる感覚がします。
そして我慢に我慢を重ねたからこそ最後の瞬間には強めの快感が襲ってきます。

その決め手となるのがパート中盤から始まるSEX。
最初は正常位、次は挿し絵のような背面騎乗位と体勢を変えてがっつり責められます。

「全身に重い衝撃が走り 顔を歪める」
「男性から女性になったあなた 先ほどまで処女だったのに 同性と認識している男性に犯され あなたの心と体は 喜びの声を上げている」

女性しか味わえない痛みが全身に走り、処女を失ったことを思い知らされる。
男性では決して体験できない出来事をシンプルかつ生々しく語ります。
挿入シーン以外は快楽をガンガン盛り上げてくれますから凄惨さはほとんどありません。
むしろ男性とエッチすることに良い印象を抱けるようリードします。
ハルヤが完全な女性になったことを強く印象づけるためにこうしたのでしょう。

絶頂シーンが二段構えになってるのも本作品ならではと言えます。
ひとつめはおちんちんで責められたことによる純粋な快感
ふたつめは男性の遺伝子を一番大事な部分に注ぎ込まれる快感。
絶頂=射精な男性との違いをはっきり打ち出し、さらに多少の背徳感も与えます。

私は2回に分けて聴いたのですが、やはり前編よりも後編のほうがずっと濃かったです。
前編は女性の快感に驚き戸惑うハルヤの心情を中心に描いてましたが
後編はそこからさらに進んで心が女性に染まっていく様子を一歩ずつ丁寧に表現します。

心情重視なのでプレイは割とスタンダードですし
人外相手のエッチに比べて表現や責めっぷりもまろやかです。
ですからシチュやドラマ性重視のエッチを好む人に向いてるんじゃないかなと。
属性のメインターゲットはややM~Mです。

このように、体→心の順に女性へ変えていく緻密なエッチが繰り広げられてます。
なりきりやすい作品
聴き手が主人公と重ねやすくする配慮がされてる作品です。

お姉さんは仮想世界で起こったエッチな出来事を疑似体験させようと
まずは60分近くに渡る催眠を通じてどっぷり深化させてから女性の体に変えていきます。
そしてエッチは友人の家、電車内、公園のトイレと場所を変え
色んなプレイをしながらハルヤの心が女性になっていく様子を主観的に語ります。

薬の副作用で体だけ女性になった少年が少しずつメスの快感に目覚めていく魅力的なシチュ
催眠初心者でも無理なく入れるよう時間に余裕を持たせてゆっくり進める催眠
心の変化を描きながら体の快感を盛り上げていく心情重視のエッチ。
「女体化」から連想される体の感覚だけでなく、心にも強い光を当てながら物語を進めます。

本作品のポイントはわざと心だけ男性のままにしてエッチに進むことです。
心が男性なら聴き手もハルヤと同じ感覚でエッチを聴けますし
彼が戸惑ったり抵抗するのも頷けると思います。
そうやってお互いの心をリンクさせてから徐々に心の女性化に持っていくので
キスやSEXで初めてを奪われた時の喪失感や絶頂時の快感がリアルに味わえるわけです。

心の女性化をメインテーマにしてる作品自体が少ないですし
女体化をほぼ専門に制作されてるKUKURIさんらしい独自の着眼点と言えます。
流れの作り方や表現方法についても並のサークルさんにはできない品質を持ってます。

唯一気になった点はエッチにおけるテンポの悪さなのですが
これは心情重視にしてる時点で仕方ないのかなぁと。
双子形式だったら事情は変わるのでしょうけど、1人で進めるならこういう構造がベストになりそうです。

後編の絶頂シーンは2回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

高めの没入感を味わいながら感じたり絶頂できる優れた作品です。

CV:涼貴涼さん
総時間 2:57:16

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
177分で1100円とコスパが良いので+1してあります。