同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年06月

   ● 癒姉妹-遙花
   ● ちちのひ2014
   ● 催眠用語集


おててレッスン! ~ドSであまあま? ロリ妹の命令オナサポ~

サークル「しらあえプロジェクト」さんの同人音声作品。

本作品はSなんだけど甘さも持っている変わったキャラの妹にオナサポをしてもらいます。
オナサポ系作品で有名なサークルさんということもあって全体的に作りが丁寧で
プレイを開始する前の準備や前戯もやりながら少しずつ性感を高めていきます。

彼女に様々な意地悪を受けて、もやもやを蓄積させた後に迎える射精は
体を何かで突かれたような、普段よりもずっと高いレベルの快感を与えてくれるでしょう。



妹に弱みを握られた兄
妹のルリにちょっぴり意地悪なオナサポをしてもらうお話。

「ん? お兄ちゃんどうしたの? こんな時間に」
ルリは甘くて可愛い声の女の子。
彼女にオナサポをお願いしに来た兄に対して
若干嫌そうな顔を見せつつも付き合ってあげることにします。

「お兄ちゃんは ルリがいいって言った時にしか オナニーしちゃダメだし オナニーする時は 絶対にルリの目の前で それも ルリの言う通りにオナニーするって 約束したもんね」
彼が妹にわざわざオナサポをお願いする理由は主従の関係にあるから。
以前オナニーのおかずにするためか、彼女のパンツを盗んだのを見つかって
それ以来射精管理の日々を受け続けている、といった背景があります。

しかし実の兄妹、かつルリがなんだかんだで甘い性格をしているため
調教モノのようなきつさは聴いている限り感じられません。
彼女に備わっているSっ気を満足させるために軽く意地悪をする程度です。
このへんはタイトル通りと言ったところでしょうか。

「まずはリラックス オナニーしたくて仕方がない気持ちを抑えて 体の力を抜いていくの」
本格的にオナサポを開始する前に、まずは7分ほど深呼吸をして心身をリラックスさせます。
これは気持ちが高ぶった状態から始めたら途中で暴発する可能性があるのと
ルリの指示にできるだけ抵抗なく従えるようにするためでしょう。

催眠音声を聴かれている人なら既にご存知でしょうが
人間はリラックスしていると、普段よりもずっと他人の言うことを受け入れやすくなります。
これから行うオナサポは終始指示し続けるガチガチなタイプのため
やっている最中に聴き手に疑問を抱かせないこともとても大事です。
単なるリラックスに留まらない、サークルさんの心配りが見えるシーンと言えます。



甘い雰囲気、手厳しい責め
エッチシーンは27分ほど。
プレイは乳首オナニー、玉揉み、オナニーです。
エッチな効果音はありません。

「それじゃあ早速 おちんちん 触ってみようね」
オナサポのための準備を入念に行ったルリは
いよいよ兄にパンツの上からおちんちんに触れるようにと指示します。

エッチはオナサポらしく終始彼女の指示に従いながら進めます。
オナサポ作品をいくつも出されているサークルさんなだけあって
内容も進め方もとても丁寧で、きっと多くの方が取り組みやすさを感じることでしょう。
そしてルリはS女らしく徹底して焦らす方向でエッチを展開させます。

「触れるか触れないかくらいで 円を描くように くるーりくるーり 何度も続けて」 
最初の9分間は竿には一切触れずに乳首や金玉をいじります。
未経験者でも楽しめるように乳首のいじくり方を指導してくれる親切設計で
それぞれを揉んだり擦ったりしながら少しずつ性感を高めていきます。
ここを長めに取っていることでも彼女の簡単には射精させない意図が窺えますね。

「じゃあお兄ちゃん おちんちんを握った手を ゆっくりと 上下に動かして」
そうしてある程度もどかしい気分を味わわせてからようやくオナニーの許可が出ます。
「シコ シコ」の声に合わせてしごくオーソドックスなスタイルで
セリフで5段階くらいのペースを設定して、それを30秒くらいの短い間隔で変化させます。
標準より少し縛りのきついオナサポといったところでしょうか。

ペースは少し速く→ゆっくり→標準→ゆっくり→速め→ゆっくり→少し速く、といったように
速いものと遅いものを交互に繰り返すことが多く
後になるにつれて速さの平均を少しずつ上げることで徐々に射精感を高めてくれます。
途中で意識的にペースを速めて寸止めをさせるシーンが何度かありますので
溜めこんだ上で挑戦する場合は暴発にご注意ください。

「すごいよお兄ちゃん お兄ちゃんの情けない姿 ルリちゃんと見てるからね」
そして最後は長めのカウントを数えおろして射精を迎えます。
ここでもルリは当然のようにカウントの合間に長いセリフを挟んで
できるだけ射精のタイミングを遅らせるようにと意地悪をしてきます。

「0になったら射精してもいいよ」と言われている分、少し気が抜けていたのもあって
この待っている時間がとても長く感じられました。
しかしその後で迎える射精の快感はとても激しく大きなもので
2、3分はぼーっとしていたくなるほどの達成感と疲労感をもたらしてくれました。

焦らし&寸止めということで射精が気持ちよくなるのは当然のことなのですが
それでもただなんとなくそれらを行うよりずっと楽しんで行えます。
これがオナサポボイスの一番の醍醐味ではないでしょうか。

このように、ちょっぴりM心をくすぐられるきめ細かいオナサポが繰り広げられます。



守備範囲の広い親切な作品
ややM~M向けのハイレベルなオナサポ作品です。

数々のオナサポ作品を作ってきただけあって必要な部分がしっかりと押さえられており
ルリのキャラを活かしながら、聴き手に楽しんでオナニーをしてもらえるように作られています。
音声作品にとって38分は決して長い時間ではありませんが
このシリーズはどれも無駄なシーンが無くとても濃厚なひと時を送れます。
聴き終えた時にはきっとちょっとした充実感や達成感が湧きあがってくるでしょう。

何より素晴らしいのが適度に意地悪をしながらも
聴き手にきちんと達成してもらえるように調整がされている
ことです。

気分を盛り上げることはオナサポを行うにあたって何よりも大事で
それを意地悪というマイナス要素を絡めながらも遂行しているところが見事です。
意地悪過ぎてもいけないし、意地悪じゃなさ過ぎてもいけない。
そのへんのさじ加減に作り手がとても気を遣われているように感じました。

エッチはメインとなるオナニーシーンに十分な時間が取られているおかげで
女性に射精を操作される気持ちよさと恥ずかしさを存分に味わえます。
指示重視なため罵声の方はそれほどでもないのですが
時折ルリがこちらをバカにするような笑い声を上げて心の方も責めてくれます。

最後の射精シーンだけはこちらでしごくペースを自由に設定できるのもポイント。
聴き手が最高の射精感を味わえることを優先したとても親切な作りです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさん自身がオーソドックスな作品を目指したと言うだけあって
属性さえ合えばオナサポ初心者でも無理なく楽しめる安定感のある作品です。

CV:あちゅか@さん
総時間 37:51


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ピンクのお部屋のピンクのお姉さん

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

こちらは挿し絵のイメージにぴったりなあまあまのお姉さんが
巧みな話術と特殊な能力を使って、聴き手のすべてをピンクに染めていく作品です。
シナリオレベルの高さが売りのサークルさんらしくキャラとストーリーがしっかりとしており
聴いているうちに自然と物語の世界に引き込まれていくような魅力を持っています。



どこもかしこもピンク色の空間
ピンクのお姉さんに籠絡されるお話。

「はーい坊や ピンクのお姉さんのお部屋へようこそ」
お姉さんは明るくて優しい声の女性。
壁も床も全部ピンク色の不思議な部屋に住んでいる彼女は
何も知らずにやってきた勇者を温かく出迎えます。

お姉さんはドキドキ色仕掛けダンジョンに住んでいるモンスターの一人で
部屋に迷い込んできた冒険者たちを彼女なりのやり方で捕食する日々を過ごしています。

「ちょっと吸い込んだらもうおしまい どんな屈強な男でも 私に心を奪われて 服従してしまう とっても危険な霧よ」
といっても彼女自身は怪力だったり魔法が使えるわけではなく
部屋の入り口を塞ぐのとピンク色の霧を振りまくくらいしかできません。
しかし、霧を吸い込んだ男はたちまち彼女の下僕に成り果ててしまいます。
男を虜にすることに特化したある意味恐ろしいキャラですね。

作品は大きく2つのストーリーに分かれており
前半は勇者一人を時間をかけてゆっくりと洗脳するおねショタ+幼児プレイ
後半は大勢の冒険者を言葉や霧で少しずつ切り崩していくM向けです。

相手の属性に合わせて彼女の対応も随分と変化しますから
それぞれのお話を新鮮な気持ちで聴くことができるでしょう。
質の高いボイスドラマを数多く作られているサークルさんなだけあって
今作もセリフ周りがしっかりとしていて非常に面白いです。



ゆっくり溶かしたり、一気に食べたり
エッチシーンは2パート67分間。
プレイは乳揉み、手コキ、フェラ、キス、授乳、パイズリ、捕食です。
エッチな効果音はありません。

「ああん いいよ 坊や もっとおっぱいに甘えて ピンクのおっぱいに」
お姉さんに彼女自身や部屋の説明を受けながら霧をいっぱい吸い続けた勇者は
とうとう誘惑に負けて彼女の大きなおっぱいへと手を伸ばします。

エッチは彼女が巧みな話術で主導権を握りながら
時々魅力的な肉体を味わわせて相手の心を徐々に崩していきます。
一般的なエロボイスのようにプレイを繋げながら進めていくのではなく
乳揉み→洗脳→手コキ→洗脳といったように、エッチと洗脳を並行して行います。

サークルさんの他の作品を経験済みの方ならわかるでしょうが
ストーリー面を重視したやり取りが比較的多いエッチである点にご注意ください。
ストレートに抜かせるのではなく、追い詰められながら気持ちを高める感じでしょうか。
もちろん抜き場もきちんと用意されています。

最初のお話はショタ勇者の特性に目をつけて
お姉さんはまるで母親のような大らかな態度で接しながら籠絡を試みます。

「ママの母乳はたくさん飲んでも ちゃーんと栄養になりまちゅから あんちんでちゅよ」
ここではある程度お話が進むと彼女の口調が赤ちゃん言葉に変化するのがポイント。
プレイも母親の象徴であるおっぱいと母乳をふんだんに使って
口移しで母乳を飲ませたりパイズリをしながら彼の心身をとろとろにしていきます。

「幼児化あまあま催眠」という作品でもそうだったのですが
ことねさんの赤ちゃん言葉の威力は計り知れません。
これだけで達しそうになるくらいの破壊力を持っています。
彼女に優しく甘やかされたい願望を持っている人には打ってつけのシーンですね。

「今から壊れる寸前の 坊やのおちんちんから 色々 吸ってあげるね」
プレイの方は終盤のパイズリ+バキュームフェラがいいですね。
ここまで何度も射精して自我の崩壊した勇者を穏やかな声であやしながら
年上の女性らしいねっとりとした責めで極上の快楽を与えてあげます。

「じゅぼじゅぼ」と音はやや下品ながらもペースは比較的ゆっくりで
エロさに加えてすべてを包み込んでくれるような優しさも感じられました。
死にゆく者に対する彼女なりの愛情表現なのでしょう。

「周りの声なんか聞く必要はありませんよ 自分さえ 自分さえよければいい」
「この変態ども 変態! 変態! 変態!」

2番目のお話は10人以上の団体さんがお相手。
こちらは先ほどとは打って変わってドMな彼らを軽く罵倒したり仲間割れを誘いながら
1人ずつ寝返らせてだんだんと自分に有利な状況を築いていきます。
前のパートに比べてこちらはかなりやり取りに傾倒した作りです。

「このお姉さんのピンクのスカートの中 ここで食べてあげます」
ここで最もインパクトのあるシーンは後半の捕食でしょう。
お姉さんは股の間に隠し持った下のお口を使って彼らを食べます。

この「食べる」は性欲を満たすことの例えではありません。
文字通り彼らを丸呑みするんです。
彼女のモンスターらしい残忍さが際立っていて、聴いててゾクゾクしてきました。
グロに耐性の無い方でもある程度聴けるように
実際の様子は「くちゅくちゅ」のセリフのみでどぎつい描写は一切ありません。
あくまで聴き手に楽しんでもらうためのスパイス的な役割に留めてあります。

このように、属性のまったく違った個性的なエッチを長時間に渡って楽しめます。



吸い込まれるような魅力を持った作品
お姉さんの設定やセリフ周りにとても優れたものを感じる作品です。

他の作品ではまずお目にかかれない彼女のユニークな能力と
その大らかな容姿や物腰の裏にあるモンスターとしての残忍さ
この2面性に裏付けられた彼女の言葉が個性に溢れており
本当に時間を忘れるほど作品の世界にのめり込むことができました。

そして個性的なキャラを活かしながらストーリーを組み立てることで
ボイスドラマとしての純粋な面白さがうまい具合に生み出されています。
聴いてて面白いからハマる、ハマるから勇者や冒険者になりきれる
彼らになりきれるから責めを自分が受けているように感じられる。
そんなプラスの連鎖が上手に働いて作品をより高い領域へと押し上げています。

エッチは没入感からくる雰囲気によって興奮を高めていくスタンスです。
エッチシーンを67分と書きましたが、プレイの純粋な時間はここまで長くありません。
でも終盤になる頃にはきっちり勃起して臨戦態勢に入っているはずです。

そして彼女の母性に溢れた優しさに包まれながら射精を迎えると
普段よりもずっと満たされた気持ち良さが全身を駆け巡るでしょう。
体もそうですが精神的にかなりの充実感が得られると思います。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

一部で人を選ぶシーンも登場しますが、ボイスドラマとしてかなり秀でた作品です。
ネイティファスさんの作品を経験済みの方はもちろん
そうでない方にも是非お薦めしたいと言える一品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:19:03


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

お兄ちゃんの射精は、妹が管理するのが当たり前なんだよ?

サークル「#define」さんの催眠音声作品。
主にアドベンチャーやノベルを作られているサークルさんで
催眠音声は今回が初になります。

本作品は兄に特別な感情を抱いている妹が催眠を使ってそれを成就させます。
タイトルから射精管理をイメージする方が多いでしょうが
実際は軽くセーブされる程度でそこまで手厳しいものではありません。
あまあまな雰囲気を持った誰でも聴ける作品に仕上がっています。



軽く「落ちる」感覚を思い起こさせてから
妹に催眠とエッチな事をされるお話。

「お兄ちゃん ちょっといい…ってあれ? 何聴いてるの?」
妹は元気で可愛い声の女の子。
部屋で兄が催眠音声を聴いているのを発見すると
興味深そうに付属の説明文を読みながら、彼に催眠をかけようと試みます。

最初の4分ほどはドラマパートとして
妹が作品を聴く際の注意事項や催眠に関する話をしてくれます。

「退屈な授業聞いている時とか 電車で帰る時なんか すごーく眠くなって ぼーっとしてたら いきなりガクってなることあるよね?」
ここは「落ちる」「気持ちいい」「深い」といった催眠に関わりのあるキーワードに加えて
聴き手に対して過去に経験した催眠に入る時の感覚をイメージさせる内容となっており
狙ってそうしたのかはわかりませんが、催眠を始める前の下準備的な役割を果たしています。
おそらく作品を多く聴いている人ほど、頭がぼんやりする感覚をより強く受けるでしょう。

本格的な催眠は12分ほど。
最初は深呼吸で息を吸う→カウント→吐く、を繰り返して心身をリラックスさせます。
吸った後の妹のセリフがやや長いため、息が苦しくなる場合があるかもしれません。
そういう時は無理に合わせずある程度自分のペースで行うのがいいでしょう。

「落ちる 落ちる 落ちる 落ちる 落ちていく 気持ちよく 深いところへ落ちていく」
並行して脱力を促す暗示を入れていた妹が
とあるタイミングで一気に催眠状態を深めようと働きかけてきます。
不意を突いて軽く心を驚かした効果もあって、高層ビルをエレベーターで下りているような
ちょっと不思議な感覚が味わえる人もいるでしょう。

「右手と右脚が重たい 重たくて 動かない」
後半は脱力にカウントを絡めながらさらに催眠状態を深めます。
一気に全身の力を抜くのではなく右/左半身を交互に行うタイプで
特に手や腕に脱力している側としていない側の大きな感覚の違いを感じるでしょう。
そうやって聴き手にも自分が催眠に入りつつあることを認識させるわけです。

「体中が気持ちいい 体中が満たされる 体中が幸せ」
そして最後に頭の脱力をしながら体中を幸せな気持ちで満たします。
妹が意識的に声を盛り上げながら話してくれるのもあって
自然と胸のあたりが熱く浮き上がっていくような感覚が得られました。

古典系の催眠法を組み合わせながら進めていくとてもシンプルな催眠です。
事前に過去の催眠の感覚を反芻させていたり
「落ちる」のみを連呼する追い込み暗示を使っていたりと
内容的にサークルさんが催眠経験者をターゲットに作られているように思えます。
色々と手順を簡略化して時間を短くしていることからもその意図が窺えます。
中級者向けの催眠ですね。

後半以降カウントを数えるシーンが一気に増えるのですが
前暗示が弱いため、カウントが進むと意識が沈む感覚は残念ながら得にくいかもしれません。
この後のエッチでもカウントを中心に進められていますし
もう少し入念にカウントに対するイメージを刷り込んだほうが
操られる感覚を聴き手がより得やすかったのではないかなと。



妹に射精権を奪われる
エッチシーンは2パート27分間。
プレイは乳首責め、アナル責め、フェラ、SEX(騎乗位?)です。

エッチな効果音はありませんが
「おちんちん」「おまんこ」を言う際にピー音が入ります。
セルフはありませんが射精表現はあります。

「私の言いなりのお兄ちゃんを これからいーっぱい いじめてあげる」
催眠を使って兄を自分の声の虜にすることに成功した妹は
とても嬉しそうに無抵抗な彼の体をまさぐり始めます。

エッチは催眠音声らしく妹が彼を弄びながら
その都度感覚支配系の暗示を入れて聴き手にそれを実感させます。
先程触れたようにここでも3や5といった短めのカウントが何度も登場します。

「ぬるぬるになったおっぱい 指で撫でられると とっても気持ちよくなってこない?」
プレイはその様子よりも兄が感じている描写を重視していて
若干想像力が要るものの責められている感覚は掴みやすいです。
彼女の声をどれだけ受け入れられるかがカギになるでしょう。

「私はお兄ちゃんのこと大好きなの だから これからもずっとずっと 私が気持ちよくしてあげるから」
また妹は同時にもっともっと声の奴隷になれるようにも仕向けてきます。
時折カウントを使って再度深化を促してきたりと
プレイに専念するのではなく、催眠状態を適度に維持するのを心がけているのはいいですね。
こういうところは処女作らしからぬ丁寧さを感じます。

「入ってきちゃうよ お兄ちゃんのおち(ピー)ぽが 妹のおま(ピー)こに入っちゃうよ」
プレイの山場となるSEXシーンは7分ほど。
妹は兄のおちんちんを受け入れて切なそうな声を上げながら
最高の絶頂に向かってさらなる感度上昇を促します。
この前のフェラでも結構ちゅぱ音が鳴りますし
暗示だけでなく純粋なエロによっても股間が熱くなるのを感じるでしょう。
最後は事前に設定したキーワードを言われながら絶頂を迎えます。

このように、調教路線ではなく普通に愛し合うような甘めのエッチが繰り広げられます。



惜しい作品
うーん…全体的な作りはそれほど問題を感じないのですが
私にはエッチシーンでのピー音がどうしても受け付けませんでした。

ピー音が入っている催眠音声を聴くのは今回が初めてで
エッチの序盤でこの音が鳴った瞬間、催眠が一気に解けました。
無意識的に「催眠音声でピー音は入らない」と学習していたからかもしれません。
作品を多く聴いている人ほど私と同じ結果になる可能性は高くなるでしょう。
ちょっとした違和感で催眠は結構簡単に解けてしまうものです。

今からでも遅くないのでピー音無しバージョンを是非用意していただきたいです。
それだけでもかなり聴ける作品へと生まれ変わります。

催眠は作品の世界観を持たせるところから始まって
確実に催眠状態に持っていけるように非常に手堅く進められています。
真新しさには欠けるのですがその分安定感があります。
正直処女作で冒険する必要はまったくないですし、これが最善だと私は考えています。
オリジナリティについては今後の作品に期待しています。

エッチはきちんと催眠を意識しているスタンスは素晴らしいです。
ですが、ピー音がすべてを台無しにしているかな?というのが率直な感想です。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

催眠は明らかに中級者向けなのですが、エッチにピー音という落とし穴がある以上
経験を積んでいるほどに催眠状態を維持しにくくなる可能性も秘めている作品です。
以上の理由から、当サイトでは大変厳しい点数とさせていただきました。

CV:ヒマリさん
総時間 57:38


オススメ度
■□□□□□□□□□ 1点


体験版はこちらにあります

追記
催眠状態は簡単に言えば集中+リラックスの状態にあたるため
こういった集中を妨げる可能性のある音はだいたいマイナスに働きます。
催眠音声でちゅぱ音やくちゅ音をあまり鳴らさない理由もそこにある…はずです。

あと作品説明文や体験版にピー音についての情報が一切ないのは非常にまずいです。

2014/06/18追加
ちなみに音が鳴る回数は30回でタイミングはほぼ無差別なため
音でリズムを生み出して催眠を深める、といった意図は見られません。


ささやき庵 牡丹

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

本作品は過去に紹介した「ささやき庵 雅」と同様に夢を見せないサービスを体験します。
お相手を務めるのは大人の色気たっぷりなベテランの小町さん。
今まで培ってきた様々なおもてなしのテクニックを駆使して
聴き手の心と体の両方を少しずつ幸せとエッチな気分で満たしていきます。



勤続8年の夢女
ささやき小町の牡丹からエッチなサービスを受けるお話。

「はーい どうぞ さ どうぞ お入りくださいな」
牡丹は大人の魅力漂う色っぽい声の女性。
部屋に入ってきた主人公を煙管を吸いながら余裕たっぷりの表情で迎えます。

ささやき庵と言えば小町が出迎えて一緒に部屋へ移動し
浴衣に着替えさせてもらってからサービス開始といったセオリーがあるのですが
今回登場する牡丹は特に出迎えもせず「浴衣に着替える必要は無い」と言うなど
あらゆる面で既存の小町とはまったく違った態度を見せてくれます。
といってもサービスがいい加減なわけではありませんのでそのへんはご心配なく。

「ささやき庵の小町が みーんな夢を見せると思ったら 大間違い あたしゃ この体と この声だけで勝負してますからね」
そして彼女はささやき庵に在籍していながら夢を見せることができません。
おかげで随分と長く勤めていながらランクは一番下の夢女(ゆめ)のままです。

シリーズ未経験者向けに「夢を見せる」というのが何かを説明すると
ささやき庵では最初の段階で小町に合ったイメージを見せて眠りについた後
その夢の中でお話やエッチをするスタイルがとられています。
例えば「ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫」では名前にちなんだ月に関するお話。
最近発売された「ささやき庵 琥珀 弐」は4月にちなんで夜桜を楽しむといった具合です。

これらが無いということはつまり彼女はキャラとテクニックだけで頑張っているわけです。
でも彼女は夢を見せる以外は何でもできる器用さを持っていて
癒しとエッチの両方で優れたサービスを提供してくれます。

「よーし それじゃ お耳 こちょこちょしてあげますよ」
最初に行う非エロのサービスは耳かき(約18分30秒)。
両耳を手で揉みほぐしてからウェットティッシュで表面の汚れを落とし
耳かき棒のみを使って左→右の順で中をお掃除します。
仕上げの息吹きはありません。

耳マッサージは「サッ スッ」と若干ざらついた音
耳かき棒は「スリッ ズズッ」とやや滑らかな音、など個々に専用の効果音が用意されており
4パターン程度のバリエーションの音を小まめに切り替えながら繰り広げられます。
今の耳かき音声と比べるとさすがに厳しいのですが
1年半前にリリースされた作品であることを考えればクオリティは高いと言えます。

「知ってますか? 本来耳は 自浄作用があるので 耳かきの必要はないんです」
また耳かき中は牡丹が結構小まめに話しかけてきます。
内容は健康知識や耳かきの精神面への効用などためになるものが中心で
それをまるで母親のように素朴な雰囲気を漂わせながら優しい口調で教えてくれます。
お話そのものよりもこの彼女の佇まいが母性に溢れていてとっても癒されました。
一時童心に帰って女性に甘えることで心洗われる気分が味わえるでしょう。



男を惑わす震えるような喘ぎ声
エッチシーンは2パート58分ほど。
プレイは乳揉み、乳舐め、耳舐め、亀頭責め、手マン、手コキ、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ここからが牡丹の本領発揮ですよ こっちのサービスの方が 得意ですから」
耳かきで眠りについた主人公が目覚めたのを確認した牡丹は
早速メインのエッチなサービスを開始します。
シリーズの売りである囁きは最初のパートでのみ登場します。

エッチは最初のパートが添い寝されながらの相互愛撫
後はシリーズお馴染みのお土産フェラです。
お土産フェラは家に帰っても楽しめるようにちゅぱ音を録音するサービスで
プレイ自体は普通のフェラとほぼ違いありません。

「おっぱいに吸い付く姿なんて 赤ちゃんそのものね」
エッチでも引き続き牡丹はお姉さんよりもお母さんっぽい態度を取るシーンが多く
軽く甘やかすような態度を取りながら個々のプレイを時間をかけて行うことで
心と体を少しずつ幸せな方向へと導いてくれます。

こういうキャラだとがっつくような激しいプレイを想像する方もいるでしょうが
シリーズ全体のコンセプトが癒しにあるため今回もその方向で進めている感じでした。
キャラは特殊でも作風は従来通りといったところです。

「ね? どこ? お客さんの口から ちゃんと聞かせて?」
また途中で牡丹がちょっぴり意地悪になってこちらに淫語を言わせるシーンも登場します。
明らかに理解しているのに訊くのはこちらにもっと興奮してほしいから。
実際に口に出して彼女のペースに乗ってみると作品の世界により浸れるようになるでしょう。
こういう相手を意識したサービスを提供するところはさすがベテランといったところでしょうか。

「そうっ そこがいい いいの もっと来て」
もちろん彼女自身がおかずになることも忘れてはいません。
パンツの上からクリトリスを撫でると一気に吐息が熱くなり
声を震わせながら感じていることをアピールしてきます。

囁き声なこともあってやや声量が抑えられており、余計に吐息が艶めかしく感じられました。
主人公の責めに「イク」を連呼しながら果てる姿にも
大いに興奮を掻き立てられるものがあります。

「夢を見せられないけど これだけは 他の小町に 負けてませんよ?」
続くお土産フェラは本当にフェラのみのパート。
前のパートのラストで射精を迎えて萎えたおちんちんを復活させるところから始まって
竿だけでなくたまたまも愛おしそうにしゃぶってくれます。

ちゅぱ音は全体的におとなしくペースもゆっくりとしており
ここでも貪るよりも慈しむような彼女の優しさが伝わってきます。
射精したばかりだから負担をかけたくない気遣いもあるのでしょう。
後半に「ちるちる ききゅー っぱ」と鳴るバキュームフェラがなかなかにエロいです。

このように、妖艶なキャラのイメージとは若干違う慈愛に満ちたエッチが繰り広げられます。



心身をゆっくりと熱くしてくれる作品
エロよりは癒しの方に重点を置いている作品です。

癒し系定番の耳かきはもちろん、エッチにおいても牡丹は意識してゆっくりと語り掛けることで
聴き手が落ち着いて作品を聴けるように心をほぐしてくれます。
そして刹那的なものではなく充足した快感を得てもらうために
あまり一気に熱を加えず温めていくような感じで体の方を刺激していきます。
しかし聴いていて焦らされるような印象はそれほどありません。
このへんのさじ加減がベテランらしく絶妙なバランスがとられています。

最初のやり取りの時点では鷹揚で癖のあるキャラに感じた牡丹のイメージも
聴き終える頃には素直に甘えたくなる穏やかで優しい女性へと考えが変わりました。
彼女は夢を見せられない分、多少ひねくれているところもあるのかもしれません。
でもそれを補って余りあるほどに小町としても女性としても魅力的です。

サービスについては耳かき、エッチの両方でおとなしい印象を受けました。
作品説明文に「大人のエロス漂う」と書いてありますし、挿し絵の容姿もあって
私がちょっと期待しすぎていたのかな?とも思うわけですが・・・
獣のように交わるタイプのエッチでないことだけご注意ください。

エッチは夢を見せない時点で本番は無いだろうと予想していて
その不足分をどのような形で補っていくかに期待していたわけですが
ここまでソフトだと人によっては最後に抜けきれないかもしれません。
プレイがソフトなのに加えてくちゅ音が鳴らないところが大きいです。
イメージや雰囲気で抜くタイプのエッチと言えばいいのでしょうか。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

精神的な幸福感や充足感がかなり得やすい作品です。
牡丹は年上好きにはきっとたまらないキャラに映るに違いありません。

CV:小粋さん
総時間 1:39:52


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

癒姉妹-遙花

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

こちらは三姉妹の末妹が甘えながら主に耳と股間を癒してくれる作品です。
既に長女の亜凛が登場する作品が2本リリースされており
いずれも人気があるため気になっていた方は結構いるのではないでしょうか。

あちらのお姉ちゃんキャラとは立ち位置が正反対ながらも癒し路線は相変わらずで
彼女は常にこちらを気遣いながら誠心誠意サービスしてくれます。
その健気な姿に徐々に心がホッとしたり温まるのを感じることでしょう。



姉に対抗するための秘密兵器
妹の「遙花(はるか)」から耳かきやエッチなご奉仕を受けるお話。

「あっ お帰りお兄ちゃん 今日も遅くまでお疲れさま」
遙花はちょっぴり大人しくて可愛い声の女の子。
仕事が終わって帰宅した兄を笑顔で出迎えながら
ご飯・お風呂・遙花のどれにするかを選ぶようにと迫ります。

「えへへっ お兄ちゃんの頭なでなで 久しぶりー」
遙花は彼のために家事をこなす一方でただいまのキスをせがんだりと
やや子供っぽい部分も見せるとっても素直なキャラです。
癒し系の作品と言うと年上の女性が何でもしてくれる展開が定番なのですが
年下の女性に甘えられるのもこれはこれで心満たされるものがあります。

遙花役がどちらかというと年上を演じることが多い伊ヶ崎さんなのもポイント。
彼女に甘い声で慕われたいと願っている人にはもってこいの作品と言えます。

一番最初に行う耳かきは35分ほど。
予め左→右の順に耳マッサージをして血行をよくしてから同じ順で綿棒を使ってお掃除
最後に強めの息吹きをする家庭的なタイプです。

耳マッサージは専用の効果音が用意されており
「ズズーッ」とざらついた音が2段階のスピードで耳のあたりを何度も往復します。
音質が皮膚を擦っている割には粗いかな?とも思うのですが
その分耳に音がしっかりと伝わって程よい心地よさを与えてくれます。
耳マッサージは今回が初めてですし、今後少しずつ改良されていくものと思われます。

続く耳かきは外側では「ズリ ジョリ」とやや力強いざらつきのある音
穴の中では外側よりも低くて重みのある音が使われており
外側では直線的なストロークを大小細かく変化させながら動かし
中では軽く円を描くように動かす、といったように耳の部位に合わせて動きが変わります。
サークルさんの前作「癒姉妹-亜凛2」に比べると全体的に音がクリアになりました。
音もそうなのですが動かし方がとってもリアルで耳かき気分を存分に味わえます。

「今度は 波型になってる 反対側の綿棒で 耳穴をきれいきれいに掃除してあげるね」
そして今回は通常の綿棒に加えて、先が波型になった特殊な綿棒が登場します。
調べてみたら実在するらしくて名前の通り毛の部分が波のようにくねくねしていました。
「ズゾー ジー」と通常よりも尖った、ザリっとした音が使われており
耳の穴あたりにかなりしっかりとした感覚が伝わってくれます。

あと実際に聴いてみると通常の綿棒に比べて音に凹凸があると言いますか
両端が強くて中央がやや弱いといった音の部分的な強弱が感じられます。
耳かき音は沢山聴いていますがこういう感覚は初めてです。

「お耳の皮膚が自分で耳垢を外に出そう出そうってしてるのを 私がちょっとお手伝いしてあげてるだけ」
耳かき中の遙花はそこまで多くを話さず
「くーるくる くるくるー」と擬音語を発して綿棒の動く様子をわかりやすく演出しています。
亜凛に比べて口数が少ないのは今回の耳かきに実験的な部分があることと
彼女自身がやや慎重な性格をしているからかもしれません。
兄に癒しを提供するのを最優先する彼女らしい気配りが感じられました。



ゆっくりと射精に追い詰められていく感覚
エッチシーンは39分ほど。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、フェラです。
手コキの際にややリアルなくちゅ音が鳴ります。

「これだけ熟睡してるんだし ちょっとくらい 大丈夫だよね」
耳かきの後2人で一緒の布団で寝た次の朝
遙花は寝ている兄に気づかれないようにエッチな悪戯を始めます。

エッチは兄が最後まで寝ていることもあって遙花が終始一方的に責めます。
プレイの内容を見ていただければわかるように
ちゅぱ音を存分に楽しめるシーンとなっています。

「そうだ お姉ちゃんたちがやってるっていう 耳舐めもしてみよう」
キスの後に続く耳舐めは彼女が初めて体験するだけあってややたどたどしく
割とゆっくりとしたペースで右→左の順にじっくりと舐めまわします。
しかしその一方で唾液量は多く音はかなりの粘液質。
おかげでねっとりとまとわりつくようないやらしいプレイとなっています。
エロ可愛いちゅぱ音と言えばいいのでしょうか。

メインとなる20分近くに及ぶフェラシーンも抜き場に最適。
ここでは興奮して息の荒くなった遙花が舐め・咥え・吸いを駆使しながら
本当にゆっくりと、少しずつ兄を射精へと追い込んでいきます。

「硬くて太いのが お口の中でいっぱいなの」
特におちんちんのあまりの大きさに苦しそうな声を上げながらも
一生懸命喉奥まで咥えこもうとするシーンがたまりません。
彼女が兄を体の芯までスッキリさせてあげたいと願っているのがよくわかります。

荒々しい、貪るようなものではなくしっとりとした慈しむようなちゅぱ音が多く
やはりここでもサークルさんの根幹にある「癒し」の精神が垣間見えます。
オナニーは一気に上り詰めるよりじっくり興奮を育てた方がずっと気持ちよくなれますし
そういった体だけでなく心の方も充足できるエッチを目指したのでしょう。
やや下品な程度に抑えたちゅぱ音も遙花のキャラに合っていると言えます。

このように、女の子が愛をこめて舐めつくしてくれるあまあまなエッチが繰り広げられます。



別方向からの癒しが楽しめる作品
作品全編を通じて徹底的に癒しを貫いている作品です。

遙花の世話好きで甘えん坊なキャラから始まって、耳かき・添い寝・ご奉仕と
聴き手を満たすためのあらゆるプレイが癒しで統一されています。
今回は相手の女性が年下なこともあって一方的に世話を焼いてくるのではなく
ある程度こちらを頼ってくれているのがいいですね。
人に慕われるというのはそれだけでも心に一定の活力を与えてくれます。

同じシリーズの亜凛と比べながら聴いていたのですが
基本的な路線はあまり変えずに細かい部分でキャラの特性を活かしています。
具体的には上で触れた子供っぽさやエッチにおける若干の手際の悪さです。
この年齢の女の子がテクニシャンだったら不自然この上ないですし
上手く咥えきれずに軽くむせてくれる方がたどたどしくていいんじゃないかなと。
むしろそういう子が一生懸命やってくれることに満たされる人もきっといるでしょう。

耳かきは前作で一気に上がったクオリティを維持しています。
かなりパワフルな効果音で耳にいい感じに音が伝わってくるでしょう。
遙花が効果音を邪魔しないように囁くような抑えた声量で話してくれたりと丁寧な作りです。
波型綿棒の音がもうちょっと籠っていれば尚良かったです。

エッチは子供らしくちょっぴり悪戯しながら責めてくれます。
射精を最後の最後に1回のみ行う溜め続けるタイプですので途中の暴発にご注意ください。
ちゅぱ音多め、淫語それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

全体的に手堅くまとめられた安定感のある作品です。
特に耳かきが優れてますので耳かき好きなら安心して聴けるでしょう。

おまけは伊ヶ崎さんによるPRボイスとフリートークです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 本編…1:44:15 おまけ…7:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
効果音はバージョンアップ後のものを聴いてレビューしています。


すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは父の日にちなんだ父ではなく乳の方を慈しむ作品です。
2011年から始まって、過去3本同様の作品が公開されていたこともあり
催眠音声愛好家なら誰もが出るのを期待していたのではないでしょうか。

内容は乳首の開発をテーマにお姉さんに誘導されながら乳首オナニーをします。
普段乳首オナニーをしない人にとってはくすぐったいだけに感じる乳首への愛撫も
彼女の暗示を聞いたうえで行ってみると、じんわりとした気持ちよさが味わえるかもしれません。

また本作品には天川みるくさんと月宮怜さんが別々に声を当てたバージョンがあります。
今回は天川さんのバージョンを聴いてのレビューになります。



温かさをおっぱいから全身へ
お姉さんの声に従って乳首オナニーをするお話。

「うふふっ ようこそ よくここへいらしてくれましたね」
お姉さんはしっとりとした穏やかな声の女性。
彼女に選ばれてとある場所へとやってきた主人公に
自分のおっぱいの感度について質問を投げかけます。

催眠はおよそ31分30秒。
最初に深呼吸をして軽くリラックスした後、自分のおっぱいを両手で覆います。

「胸が温かさを感じると 心まで温かくなれる そんな気がします」
女性のようにおっぱいを手で包み込むと当然胸が温かくなるわけですが
お姉さんはそれを暗示を使って全身に広げながら
同時によりリラックスできるように導いていきます。

ただ広げるだけでなく「布団にくるまっているような」「温かい水に浮いているような」と
全身が温かくなりそうなわかりやすい比喩も並行して用いているのがいいですね。
聴き手の無意識に眠る実体験を引き出すことで、気持ちよさをより実感しやすくしています。

「頭がぼーっとしている時は 私の声が 心の奥まで 入ってきます」
体が十分にほぐれた後は心の方を溶かしていきます。
ぽかぽか、もやもやとした不思議な感覚の中で彼女の声を聴いていると
ゆっくりと沼に飲み込まれていくように、頭と体がだんだんと重くなるのを感じるはずです。

そんなすべてを放り出したくなる状況に誘導して、すかさず声に従いたくなる暗示を入れる。
催眠が深くなっていくのと同時に彼女の声がとても心地よく感じるようになるでしょう。

「もっとおっぱいで気持ちよくしていきましょ 感じやすい 敏感乳首にしてあげる」
最後は胸に被せた手を上下に動かして軽く乳首に刺激を与えながら
感度を上げるのと同時に彼女の声により従いやすくするために頭を真っ白にします。
ここではお姉さんが適度に指を鳴らしてくるのですが
その音を聞くたびに体の芯がジーンと震えて、エッチとは違った気持ちよさが湧いてきました。
淫語を特に言われてもいないのに勝手に勃起する、なんてこともあるかもしれません。

「~すると、~になる」と個々の暗示を繋げて少しずつ感覚をシフトさせながら
主人公をお姉さんの声の言う通りになる心と体に作り変えていく手堅い催眠です。

「深呼吸をすると心が落ち着いてくる」「心が落ち着いてくると気分が良くなってくる」と
過去作同様暗示の組み立て方が違和感なく丁寧でそれが聴いていて心地よく
自然と縁側でまどろむような気持ちよさが全身に広がっていきます。

今回はタイトルに合わせて自分でおっぱいに触れるシーンもあり
その温かさを催眠的な気持ちよさに繋げているところも見事です。

最後の最後に3分ほど無音になる時間があるのですが
そこでこの温かさが更に広がって意識が一気に消えていくのを感じます。
そして直後に鳴らされる指の音を聞いた瞬間
頭のてっぺんから下に一気に電流が走るような感覚がありました。
彼女によって感覚を操作されるようになったことを実感できる象徴的な瞬間と言えます。



乳首ならではの痺れるような快感
エッチシーンは21分ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精はしません。

「指で乳首を こねこねしちゃいましょう」
お姉さんの催眠によって体の感度が存分に高まった主人公は
いよいよ乳首オナニーをしながらより大きな快感を得ていきます。

エッチは終始自分の胸と乳首をいじり続ける乳首オナニーに特化した作りで
それ以外のプレイは一切ありません。
まさにおっぱいに感謝するための日にふさわしいプレイが繰り広げられます。
日頃乳首をいじっている人にとってはもってこいですね。

「おっぱいを揉むたびに 乳首も刺激され 感じちゃう 気持ちよくあなるたび 体中に電流が走り 痺れていく」
プレイは乳首を指で撫でるところから始まって、揉んだりつまんだりしながら
同時に入るお姉さんの暗示でより高い領域へと気持ちを押し上げていきます。
普段乳首オナニーをしない人向けにどうやっていじるかも指示してくれますから
何をすればわからない、なんてことはまずないでしょう。

「どんどん痛みが 溶けてなくなっていく ぼーっとして なんだか気持ちいい」
特に終盤に登場する乳首をつねるシーンで
とてつもない気持ちよさが味わえる人はきっといるはずです。
私は片方だけ開発済みで日頃それなりにいじっているのですが
これをやった瞬間、乳首から全身にぶわーっと気持ちよさが広がっていきました。
結構強めにつねっても痛みより遥かに気持ちよさが勝っています。

一方開発してない方ではやっぱり痛かったので
ある程度開発していないとちょっとこの感覚は味わえないかもしれません。
といっても擦ったりこねくり回すだけで十分気持ちよくなれますし
未経験の人でもいつもと違ったピリッとする感覚を楽しめると思います。

「今存在するすべてが 快感になってる それがあなたの望んだ 最高の瞬間」
またお姉さんは乳首への快感だけでなくドライオーガズムも与えてくれます。
乳首オナニーによって頭に蓄積され続けてきた快感を
彼女の合図とともに一気に爆発させましょう。
途中で任意で連続絶頂して最後に1回大きくイク流れで
最後のはタイミングも合わせやすくドライを狙いやすいと言えます。

このように、ほぼ乳首のみで気持ちよくなる一風変わったエッチが繰り広げられます。



乳首オナニーの良さを再確認させてくれる作品
とことんまでおっぱいと乳首に焦点を当てたオリジナリティ溢れる作品です。

男性にとっての乳首は基本的には無意味なものと思われがちですが
女性と同じく性感帯の一つで継続的にいじっていれば必ず気持ちよくなれます。
その良さを催眠を使って未経験の方にもちょっぴり味わいやすくサポートしてくれます。
もちろん開発済みの方なら大いに楽しめるでしょう。

今年最初の18禁作品ということで、どんな催眠を仕掛けてくるかが気になっていました。
結果的にはサークルさんにとっての基本に立ち返った素直なもので
聴いていてとても安定感があります。
でも過去作に比べてさらに洗練されているような印象も受けました。
「具体的にどのへんが」ってのはなんとなくわかる程度で確証が無いので伏せさせてください。
エッチに抵抗が無ければ初心者でも大丈夫です。

エッチは男性器の名称が一度も出ないほどにおっぱいに特化しています。
そんなわけで股間には一切触れないわけですが
聴いている最中は股間が熱く熱くて仕方ありませんでした。
それだけ感度の上昇が上手いということなのでしょうか。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠もエッチもブレのないしっかりとした作りの作品です。
今回は声優さんが2名いらっしゃいますし
時間のある方は両方聴いてそれぞれの違いを楽しんでみてください。

CV:天川みるくさん、月宮怜さん
総時間 天川みるくさんver…1:00:30 月宮怜さんver…47:17

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-entry-174.html


耳かき研究部 入門編&文化祭

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

同サークルさん2本目の有料全年齢向けとなるこちらの作品は
耳かきに異常なこだわりを持つちょっと変わった女の子が
耳かきだけでなくマッサージのサービスも行ってくれます。

今回も過去作同様効果音を重視した作りとなっており
耳かきに使う器具だけでなく耳質まで考慮した多彩な音の数々が耳を楽しませてくれます。



元小町の豊富な知識とテクニック
女の子に耳かきとマッサージをしてもらうお話。

「んじゃ まず説明しながら耳かきを始めていきます」
女の子は素朴で可愛い声の女の子。
耳かき研究部の新入部員である主人公に対して
早速実際に耳かきをしながら耳かきに関する知識を伝授します。

本作品はこの部活動の様子と文化祭で客としてサービスを受ける2つのシーンがあり
それぞれで耳かき及びマッサージに関する大量の効果音が登場します。
スタイルがガラリと変わるので別の作品を聴いているような気になるかもしれません。

耳かき音声はストレートに耳かき音で勝負する作品をはじめ
キャラの個性で勝負する作品、雰囲気を出すための環境音で勝負する作品と
今年に入って随分と多角化が進んできました。
その中でもシロクマさんは最初から音質にとにかくこだわって作られているサークルさんで
その知識と経験で作り上げられたリアルで立体的な効果音を今回も存分に楽しめます。

入門編最初の「うんちく耳かき」パートは最初に産毛取りのシェーバーをかけてから
耳かき棒→綿棒→梵天→息吹きの順に行う割とオーソドックスなタイプ。

シェーバーは「ジョリリリリ」と金属的な機械音
耳かき棒は「ソソリ ズリ」とやや乾いた軽い音
綿棒は「ススッ ズー」と若干ざらつきもある滑らかな音、といったように
それぞれに専用の音が用意されているのはもちろん
音の動かし方もとってもリアルで実際に耳かきをされている感覚に近いものが味わえます。

「これはですね おっきな耳垢を発掘したときとかに 耳の毛があると そいつが邪魔をして 戦利品を横取りしたりするんです」
そして耳かきを行いながら耳かきに関する薀蓄も教えてくれます。
このパートはとにかく女の子が喋り捲るように作られているので
どちらかというとこっちのほうがメインかもしれません。

「ホームセンターで売ってる 先の細いけど ギザギザのついてないやつは 結構掴みにくく つるつると滑ってしまいますので ちゃんと医療用を買ってください」
内容は耳かきに使う器具の実用性ランキングや彼女の好きな耳質について。
上のセリフを見ればわかるようにかなりマニアックな部分にまで及んでいます。
彼女が耳かきを心底愛しているのがひしひしと伝わってくるとても印象的なパートでした。

「今日の部活動は 二元耳かきを使いたいと思います」
続く「妖精通販」パートは打って変わって効果音重視。
前作「貴方のお部屋にお邪魔します!」に登場した妖精の名を借りた特殊な機械を使って
先程とは違ったタイプの耳かきをしてくれます。

ここでは器具だけでなく主人公の耳質も変化させているのが特徴です。
最初は乾燥質の耳から「ズズッ ジョリ」という音を立てて耳垢をはがしていたのが
途中から湿った耳に変化して「チリチリ ズイッ」とやや水っぽい音を鳴らすなど
短時間でかなり目まぐるしく効果音が切り替わります。

サークルさんの効果音の引き出しの多さがよくわかるシーンですね。
「耳質によってここまで音が変わるのか!」ととても感心しました。
女の子が一転して極端に無口になるため効果音だけを純粋に楽しめます。



4種の耳かき音をお好きにチョイス
「ようこそ耳かき研究部へ 本日は日頃の研究 活動を活かし お客様に最高のお時間をご提供させていただきます」
2番目の文化祭編は相手が他人なこともあって女の子はとても礼儀正しく
専門店に近いとてもきめ細かいサービスをしてくれます。
内容的に作品のメインになるのはこちらの方でしょう。

耳かきはおしぼりで耳を拭いてから産毛を剃り、耳かき棒で耳の手前→奥のお掃除
細いものと太いもの、2種類の綿棒を使って細かい汚れを落として耳垢水を注入
1回息吹きをして保湿クリームを塗る、ととんでもなく凝っています。

耳垢水…耳垢を柔らかくするお薬

先の2パートと同じ耳かきなのにまったく違った印象を受けることでしょう。
こうやって徐々に違ったタイプの耳かき音を投入していくスタイルは
他ではなかなか聴けるものではありません。
まさに音だけで個性を演出している珍しい作品と言えます。

また、これでも満足できない耳かき大好きな人のために
ノーマル、綿棒系、重め系、湿った耳の4つのテーマに沿った耳かきシーンが
それぞれ10分とやや長めの時間で用意されています。

ノーマル…「ズリッ ズズ」と乾いた軽い音
綿棒系…「ススッ シュ」と若干ざらつきのある軽い音
重め系…「ゴリッ ズリ」と低く力強い音
湿った耳…「チリッ ツイッ」とやや尖ったじめじめした音

音の感じは簡単に言えば上の通りです。
それぞれの音に特徴があってまったく違った感覚を耳に与えてくれます。
耳かき音は耳質によっても随分と差が出るらしいですし
「今までの耳かき音はちょっと合わないなぁ」と思っていた人も
本作品を聴けばきっと満足していただけるはずです。

「今回の追加メニューは ヘッドスパです」
唯一耳かきをしないヘッドスパパートは髪の栄養素を含んだスプレーをかけたり
シャンプーで頭皮の汚れを落としてリンスでトリートメントする、といったもの。
ここでは「シャワ シャク」と小気味よく流れるシャンプー音が実に心地よく
とってもいい気分に浸ることができました。

このように、耳を中心にきめ細かくハイレベルな癒しを提供してくれます。



耳かきフェチに贈る作品
1つの作品の中に様々なバージョンを用意することで
耳かきに対するどんな要求にもこたえてくれる総合的な耳かき音声です。

当サイトで高得点をつけさせていただいている耳かき音声を聴いてみて
「うーん、なんだか思っていたのと違うなぁ」と思った方はきっといるはずです。
耳の構造は人によって違いがありますし
先天的・後天的な要因によって耳の質についても随分と違いが生まれるそうです。
だから人によって耳かき音の好み自体が大きく違ってくるのも事実です。

「じゃあいっそそれを想定して色々な音を用意すればいいじゃない」と考えて
作られたのがこの作品なのだと思います。
この中にはおそらく良いと思う音、そうでない音の両方が存在するでしょう。
でもこうやって聴き手が音を選択できること自体が画期的なんです。

シロクマさんは前々からそこに着目して耳かき音を複数バージョン作られていました。
それが本作品で一つの形になったわけです。
今後もおそらく似たような路線を貫いていかれるのでしょう。
効果音にこだわりを持つサークルさんならではの心遣いが感じられる作品です。

しかし耳かきのサービス以外、例えば女の子の説明が「元小町」だけだったり
耳かき研究部がどんなところで他にどんな部員がいるのか、普段はどんな活動をしているのか
といったキャラ・世界観・ストーリーの面がややパワー不足に感じました。
(聴き手側である程度想像できますが明確には語られていない、という意味です)

効果音とキャラの魅力がうまく噛みあえばもっともっと良い作品が生まれるはずです。
そういったボイスドラマ的な要素の強化にも期待しています。

新しい観点の元に作られた耳かき音声です。
自分がどういった音を好んでいるのかを見つけるのにきっと役立ってくれるでしょう。

おまけは耳舐め6種とシークレットトラックです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 入門編…40:47 文化祭編…47:05 おまけ…20:26


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります


2014/08/08追記
本作品は8月1日に「海の家シロクマ」編が追加されてバージョン2.0になりました。
そちらのレビューも別途行ってますのであわせてご覧ください。
「耳かき研究部 入門編&文化祭ver2.0」


当サイトはまったくの初心者でも無理なく読めるように
できるだけ催眠に関する用語を使わないように気をつけながら記事を書いています。
しかし、他の言葉で代用できない語句についてはどうしても使わざるを得ません。
そこで現段階で説明が必要と思われる用語をここにまとめておきます。
催眠に興味を持った方はちょっとした勉強も兼ねて目を通してみてください。
掲載する用語は今後も順次増やしていきます。

ぶっちゃけ現代催眠とかは簡単に説明できるものではありませんので
こんなもんだよ程度に軽く受け止めておいてください。



用語集

・催眠
被験者がなりたいと思う姿に少しでも近づけるように
催眠者が暗示を使って無意識に働きかけながらサポートする行為。
魔法や超能力の類ではない、医学や心理学の知識に裏付けられた確かな技術。

・催眠者
催眠を施す者のこと。術者。

・ラポール
催眠者と被験者の信頼関係を意味するフランス語。
催眠において最も大切な要素で、大抵の催眠はこれの構築から始まる。
基本的に催眠者がどんなに優れていても、これ無しでは被験者が催眠状態になることはない。

・意識/無意識
意思や感情といった自分でコントロールできる心の領域を意識、それ以外を無意識と言う。
人間の心における意識と無意識の割合は1:9と言われている。
巨大な氷山の水面に出ている部分を意識、水面下の部分を無意識と例えることが多い。

・催眠状態
変性意識状態の一種で催眠者の暗示を受け入れやすくなっている状態のこと。
トランス状態とも言う(厳密に言うと催眠状態はトランス状態の一種)。
この状態下では普段よりも意識の力が弱まり無意識が顕在化している。
睡眠との違いは意識の有無で、催眠状態下でも意識そのものは存在し続ける。

・被暗示性
催眠に対するかかりやすさ。
その人の性格や今いる環境によってある程度変化する。

・古典催眠
催眠者が被験者に「~してください」といった指示的な言葉を投げかけていく
一般的な世間のイメージに近い内容の催眠。
確立された様々な催眠法を駆使しながら進められることが多い。
被暗示性が重要になるため人によってかかり具合にある程度差が生まれる。

・現代催眠
「~かもしれない」「~することもできます」といった許容暗示を中心に
普通に会話をするようなスタンスで進められる催眠。
ある程度のルールはあるが決まりきった催眠法といったものは存在せず
被験者ごとの特性や症状に合わせてリアルタイムに判断しながら催眠を組み立てていく。
被暗示性の高低に関わらず誰でも催眠状態に入ることができる。

・暗示
「リラックスしてくる」「腕の力が抜ける」など、被験者を操作するのに使う言葉のこと。
直接的に指し示す直接暗示と遠回しに表現して反応を促す間接暗示がある。

・運動支配/感覚支配/記憶支配の暗示
暗示の種類で、後になるほど一般的にはより深い催眠状態に入る必要がある。
運動は「椅子から立てなくなる」「腕が持ち上がる」
感覚は「水を飲むと笑い出す」「目の前の人が好きになる」
記憶は「自分の名前を忘れる」「好きだった女の子が目の前に現れる」
といった感じ。







涼○ハルヒの催眠

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

こちらは個性的なキャラでお馴染みの涼宮ハルヒが催眠をかけてくれる作品です。
催眠音声での2次創作ものはほとんどありません。
しかも作られてるのが催眠音声を数多く手掛けているエロトランスさんとくれば
聴いてみたいと思う方は多いのではないでしょうか?
私は作品の存在を知った直後に迷うことなく注文しました。
ちなみにこの作品は販売形式が物販のみでダウンロード販売はされていません。

お話の方はキョンではなくSOS団の新入部員になって彼らと話しをしたり
涼宮ハルヒ・朝比奈みくる・長門有希と個別にエッチな事をします。
2次創作で大切な原作の世界観に沿ったシナリオはもちろん
女子部員3名の声もきちんとそれらしく演じられていますから
原作をご存知の方ならきっと作品の世界にどっぷりハマり、楽しいひと時を送れるでしょう。



宇宙人・未来人・超能力者の話をしながら
涼宮ハルヒに催眠をかけてもらい、部室でエッチな事をするお話。

「ねぇ あんた知ってた? 催眠術って かかると気持ちいいものなのよ?」
ハルヒは自信に満ち溢れた明るい声の女の子。
主人公の前に突然現れて早速宇宙人・未来人・超能力者について語り始めます。

この手の作品で最も気になる「声が原作とどれくらい似ているか」については
結論から言うとびっくりするほど似ています。
(過去にアニメ1、2期を全話試聴した上での感想)

「ただの人間には興味ありません」
セリフ自体がハルヒらしいものばかりなのもあるんですけど
声の調子や語気についても平野綾さんのハルヒとほとんど変わりません。
少なくとも聴いていて「似てねー」と思うことは絶対にないはずです。

催眠導入はおよそ10分間。
自分が催眠術師であると自信満々に言ってから
未来人→超能力者→宇宙人の順にテーマを変えながら話を進めます。
事前に深呼吸や脱力を行ったりはしません。

「飛べば飛ぶほど 楽しいはずよ 自然に笑顔がこぼれてくるの」
一見すると普通に会話をしているように思えますが
超能力者の話の際に古泉一樹が(特定の条件下で)空を飛べる話をしてから
こちらにも鳥になって空を飛んでいる様子をイメージさせることで
無意識へと気持ちよさや心地よさを与えるように誘導してきます。

指示的なセリフでない分言葉を受け入れやすく感じるでしょう。
その中に「気持ちいい」「安心」といったリラックスを促進する単語を意識して配置し
それらを違和感のないレベルで強調しながらさらりと感覚を刷り込んでくる
手際が見事です。

「抵抗する力も 吸い込まれていくの 体を動かす力も 吸い込まれていくの 考える力も 吸い込まれていくの」
そして最後は長門有希にちなんで宇宙の話をしながら聴き手を深い催眠へと落とします。
事前の会話で心身がほぐれていたりぼーっとしていたりする場合は
ここで一気に催眠らしい頭がずーんと落ちていく感覚が生まれるはずです。
畳みかけるようなスピード感のある暗示がとても印象的でした。

「涼宮ハルヒの憂鬱」の世界に聴き手を導くために、原作に適したテーマを用意して
それを崩さないように、かつ催眠っぽさを感じさせないように行う素晴らしい催眠です。
こういう場合キャラだけを原作に合わせていつもの催眠をするのだろうと考えるだけに
ここまでバランスを維持しながら行われていることに心底驚きました。

キーとなっているのはやはり現代催眠型の催眠です。
今回は「~かもしれません」「~することもできます」といった許容暗示をあまり使わずに
キーワードを散在させて波状攻撃的に叩きつける技術を中心に据えています。

ハルヒの話を聴いていくうちにだんだんと体が温かくなったり心が浮き上がり
やがて催眠特有の「落ちる」感覚に襲われます。
短時間ですが催眠状態に入るのはそこまで難しくありません。



綺麗なものを汚す快感
エッチシーンは26分ほど。
プレイは長門有希へのお触り、朝比奈みくるとの乳揉み/手コキ/フェラ、涼宮ハルヒとのキス/手コキ/フェラ/SEX(正常位)です。

ハルヒとの手コキの時にのみ効果音が流れます。
セルフはありません。

「どこかで見た廊下 どこかで見た部屋の前 ここは何かの部室」
ハルヒたちの住む世界へとたどり着いた主人公は
SOS団の部室へ行って眠っている長門と出会い、エッチな悪戯を始めます。
ちなみにここからは淡々とした声のお姉さんに進行役が代わります。

エッチは長門との2人きりのひと時から始まって途中で他の団員が登場し
催眠で眠ったみくるに手を出したり、罰としてハルヒにエッチなお仕置きを受けたりします。
SOS団の面々と実際にやり取りするような感覚が味わえる
原作ファンには夢のような体験ができるわけです。

「これって もしかして胸とか触ってもばれないのかも そんないけない欲望が頭をよぎる」
またプレイ中は臨場感を出すためにお姉さんが小まめな状況説明と暗示を入れてくれます。
元々アニメ化されている作品だったりと脳内で視覚化しやすい題材ですし
没入感はかなり得やすいのではないでしょうか。
無防備な女の子を弄べるシチュにも燃えるものがあります。

「汚してはいけない 神聖なもののような そんな気がしてくる でも それを 汚してみたい 壊してみたい」
特に寝ているみくるちゃんの手におちんちんを握らせたり
半開きの口にねじ込んでフェラをさせるシーンがたまりません。
彼女が無意識的に舌を動かして亀頭を刺激する描写にもゾクゾクするものがあります。

「頭がぼーっとしてくる 制服を着たままのエッチ おちんちんがとても気持ちいい」
最後は長門が無機質に見守る中ハルヒと一つになります。
相変わらず強気なんだけどエッチはたどたどしい彼女がとても可愛く
また合間に漏れるちゅぱ音や喘ぎ声も大きな興奮を掻き立ててくれます。
冒頭の悪戯を見透かしているかのような長門の視線もいいスパイスになっていました。

このように、原作のイメージを崩さないレベルの様々なエッチが楽しめます。



ハルヒファンなら必聴の作品
ある程度催眠風ボイスドラマの要素を含んだ非常に完成度の高い催眠音声です。

セリフの表現方法やしゃべり方が原作に忠実で違和感がなく安心して聴けます。
催眠に入れるかどうかが決まるくらいに大事なここをクリアしているのはやはり大きいです。
内容もあくまで原作を主観的な視点で楽しませることのみに絞って無駄なことはしていませんし
ボイスドラマとしても楽しめるような程よい作りになっています。

催眠は聴いている最中は「なるほど」と頷く程度だったのが
記事を書いていくうちに「あれ、これってもしかしてすごいんじゃね?」と考えが変わりました。
テーマと催眠の親和性が見事すぎるほどに見事です。
エロトランスさんクラスのサークルさんでないとできることではありません。
催眠のタイプ的にもあまりお目にかかれないものですし、それ目当てでも楽しめます。
2次創作に抵抗が無ければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチは全体を10とすればハルヒ5、みくる4、長門1くらいです。
長門ファンには残念ですがハルヒやみくるちゃんのファンなら楽しめるかなと。
総時間の関係で個々のプレイがそれほど長くないことだけご注意ください。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

2次創作品としても催眠音声としても優れた作品です。
物販のみとやや入手が面倒なところだけが玉に瑕ですが
それでも胸を張ってお薦めできるほどのクオリティを持っています。

おまけはハルヒによる安眠音声です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…39:32 おまけ…5:31


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点

涼○ハルヒの催眠<br>
体験版はありません

長身むっちりな根暗女のメイドさんごっこ&オナサポ

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

以前紹介をさせていただいた
「長身むっちりな根暗女の逃げられない密着プレイ」の続編にあたる本作品は
長身でヤンデレな女の子がメイドに扮してとってもエッチで強引なご奉仕をしてくれます。
前作同様むちむちの体で抱き着いてくるシーンを中心に
こちらのすべてを奪おうとする激しいちゅぱ音やプレイが自然な興奮を誘います。



絶対に逃げられない空間で
女の子に抱き着かれながら搾精されるお話。

「ここが私の部屋 どうぞ 入って」
女の子は儚げで大人しい声の女の子。
主人公を病的なまでに愛してやまない彼女は
とある勝負をするために彼を自分の家へと招き入れます。

前作では彼女が彼に告白して振られた結果
暴走して半ば強引に彼の体を弄ぶ、といったことがありました。
つまり主人公は彼女の恋人ではなくむしろ迷惑を被っている側にあたります。
「今日1日彼女の誘惑に耐えられれば2度とストーカー行為はしない」
彼女との関係を断ち切るために今回の勝負を行うわけです。

「私 ずっとあなたにご奉仕したかったの あなたのために尽くすような 恋人になりたい だから メイドさんごっこして あなたに愛情 いっぱい捧げるの」
もちろん彼女も彼の思惑は百も承知。
だから挿し絵のようなややサイズの小さいメイド服を着て誘惑を始めます。
彼のコーヒーの好みを知ってるくらいですからメイドも気を引くためのものなのでしょう。
何より彼を自分の部屋―絶対に逃げ場のない場所に誘い込めたことが
彼女の優位性を絶対的なものにしています。



SとMの両方に対応したエッチ
エッチシーンは3パート61分間。
プレイはコーヒーの口移し、キス、パイズリ、アナル舐め、オナニー、耳舐め、女の子のオナニーです。
パイズリ、女の子のオナニー、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「ご奉仕 始めますね ご主人様」
メイドごっこらしく主人公に命令をお願いした結果断られた女の子は
逆に自分から強引に口移しでコーヒーを飲ませ始めます。

エッチは本編のメイドプレイ、抱き着きながらのオナサポ、彼女のオナニーと
それぞれの内容が独立した短編集のような作り。
最初の2パートは体格差を活かして彼女が一方的に責め続ける様子が描かれています。

「ねぇ もういいよね? チュー しよ」
最初のパートは10分近くの間断続的に行う長いキスシーンが特徴です。
しかも彼女はヤンデレですから普通のキスではありません。
「ぎぎゅるぅぅぅっ」っと唇どころか魂までも貪り尽くすような激しいちゅぱ音が鳴り響きます。
彼女の性格がよくわかる非常に個性的な音と言えるでしょう。

「今からおっぱいで精液搾取しますから カップに射精してください」
メインのプレイとなるのはパイズリ。
主人公を四つん這いにさせて股の後ろからおっぱいを差し入れ挟み込み
さらに舌を使って目の前にあるアナルへとむしゃぶりつきます。
プレイの激しさもそうですが、この主人公にとっては非常に恥ずかしい体勢が
聴き手の羞恥心を徐々に盛り上げてくれます。
金玉への責めがあればもっと良くなっていたでしょう。

そして最終的にはコーヒーの中へ精液を吐き出すわけですが…
それを彼女がどうするかは言わなくてもわかっていただけるはず。
「彼のすべてを愛し尽くす」そんな彼女の強い意志が感じられる印象的なシーンでした。

「私が手伝ってあげるね おちんちんしこしこ 応援してあげるの」
続く2番目のパートは眠っている主人公に彼女が抱き着いて
左右の耳を舐めたり息を吹きかけながら彼自身にオナニーをさせます。

オナサポと銘打ってますが「しこしこ」の掛け声でペースや強さを指定することはなく
基本的にこちらの好きに行うフリーダムなタイプです。
最中の彼女が耳責めや喘ぎ声で興奮を煽るのに徹していることから
オナサポよりもオカズボイスと言ったほうが正しいかもしれません。

「ショーツを脱げって…そんなことできません あひっ 怒らないでください ごめんなさい 脱ぎます 脱ぎますから」
最後のパートは主人公がいやらしい命令をしてくれると脳内設定して
彼女がその雰囲気に浸りながら激しく自分を慰めます。
彼女自身がかなりMなのもあって自分でスカートをたくし上げてオナニーを実況するなど
プレイの方はなかなかに恥辱的なものばかり。

終始泣きそうな声で演じられていることもあってSな方ほどきっと楽しめるでしょう。
このパートだけは先の2つから一気に属性が逆転しています。

このようにノーマル/アブノーマル、S/Mと様々なニーズに対応したエッチが楽しめます。



前作を聴いていない方が楽しめるかも?
彼女が彼に抱いている想いがそのまま表れているかのようなちゅぱ音と
独占欲を思わせるやや変態的なプレイが耳を惹く作品です。

音声作品における女性のちゅぱ音は声優さんやプレイによって本当に様々ですが
今回はその中でもかなりハードな、強引さが感じられる音がメインに据えられています。
彼女の自信のなさそうな声とちゅぱ音が正反対の属性を持っており
それがエッチにおける興奮を呼び起こすいい起爆剤になっていました。
コーヒーを口移しする音と普通のキス音にきちんと変化をつけているのもいいですね。

プレイの方はパイズリの王道である膝上などの正面から行うスタイルではなく
敢えて主人公のアナルを目の前にする体位にしたところにこだわりを感じます。
精液を直にコーヒーに流し込むのが主目的だったにせよ
彼に恥辱的な姿をさせて従属を求める精神的な狙いもあったに違いありません。
この2作を通じて彼が徐々に調教されていっているのがよくわかります。

しかし前作と比べてみるとブラックな部分と言いますか
女の子の売りである必死さ、無鉄砲さがやや陰を潜めているようにも思えます。
本番がなかったのが一番の原因でしょう。
無理矢理おちんちんを迎え入れて強引に中出しさせるあのゾクゾクする展開に比べると
今回のプレイはいささかパワーダウンしていると言わざるを得ません。

エッチは最初と最後は良かったのですが個人的に一番期待していたオナサポが…うーん。
ガチガチに縛るタイプにしたほうが彼女らしさが出たのではないでしょうか。
あるいは耳舐め、息吹き、淫語、喘ぎ声を短時間で切り替えていたところを
固めて聴かせていたら違っていたのかもしれません。
ちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声そこそこです。

そんなわけで今回は辛めの点数とさせていただきました。
このシリーズに興味を持った方は本作→前作の順or前作のみを聴いてみることをお薦めします。

CV:藤村咲樹さん
総時間 1:09:59


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


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