サークル「お嬢さん堂」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、VR技術が今よりも遥かに発達してる世界で
ヒプノダイバーをしてる人物が仮想世界で女の子たちと百合エッチをします。

時間、内容いずれも催眠よりエッチを重視してるのが特徴で
電子ドラッグを投与して感度を上げる、ふたなりおちんちんで責めて中出しされるなど
世界観を大事にしながら色んなプレイをやって興奮と絶頂感を押し上げます。
催眠をかけないシチュエーション版もありますから被暗示性が低い人でも楽しめます。

今回は初回用最長構成を聴いてのレビューをお送りします。
仮想世界にある女の子だけの場所
VR世界にある白百合女学院でフユカ(挿し絵左)、ナツキ(挿し絵右)、2人の少女とエッチするお話。

「お疲れ様ですドクター バイタルオールグリーン 体調は問題なさそうですね」
アシスタントは明るくて穏やかな声の女性。
VR世界へダイブする主人公の体調を確認すると
これから救出するフユカやナツキに関する情報を教えます。

本作品は現実世界に絶望し、仮想世界で生きることを選ぶ人が続出してる世の中で
それを呼び戻す仕事をしてる彼がおよそ120分に渡る気持ちいい体験をします。
フユカはギフテッド(生まれつき突出した才能を持つ人)で白百合女学院を管理しており
ナツキは彼女と同じ高校に通ってた恋人にあたります。
他にも元ヒプノダイバーで今は住人となってる少女A、少女Bも登場します。

お嬢さん堂さんはボイスドラマ成分が高い作品をよく制作されてるサークルさんです。
今作もその特徴を強く受け継いでおり、お話が進むにつれて彼女たちの背景や想いが明かされます。
ほとんどのパートで雰囲気に合ったBGMを流すなど、一般的な催眠音声とは作りが随分違います。

その最もわかりやすい例がエッチの構成を聴き手がある程度自由に選べること。
AパートとBパートは2つあるうちのどちらか片方を選び
Cパートは全部聴いても聴かなくてもいい位置づけになってます。
時間も初回用最長は120分、最短は60分とかなりの開きがあります。

作中で催眠をかけるシーンがあるので間違いなく催眠音声なのですが
エッチの内容が結構同人音声寄りになってまして
そのへんも含めてボイスドラマかなぁと私は考えてます。
今回の構成だと7パート中5パートが同人音声に近いプレイをします。
リラックス重視のコンパクトな催眠
催眠はおよそ10分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは深呼吸や体の脱力で心身をリラックスします。
そしてあるキーワードを言って催眠状態を深めます。
ここはまだ現実世界のお話ですからアシスタントが担当します。

「パチンとスイッチが切れる 肘 手首 手の甲や手のひら 指の1本1本まで 力が抜けてくる」
深呼吸はゆっくりペースで間を長めに取りながら小まめに暗示を入れる
脱力は太もも→両脚→膝とパーツを細かく分けたうえで
スイッチのイメージも絡めて脱力を促します。
穏やかなBGMと波の音も流れるおかげでリラックス効果は高いです。

キーワードについてはサークルさんの作品で毎回登場してるものです。
前暗示をほとんど入れずに言うため、お嬢さん堂さんの作品を今回初めて聴く人には効果が薄いと思います。

続く3分間は白百合女学院へ行く自分の姿をイメージします。
ゲームのキャラ作成みたいな要領でアバターを作り
その合間に深化の暗示を入れたり再びキーワードを言います。

自分がなりきる女性像は製品版の中に画像が入ってますから
音声を聴く前にそれを見ておいたほうがイメージしやすいです。

リラックス、深化、女体化と進めるかなりコンパクトな催眠です。
聴き手をVR世界へ引き込んだうえで女学生にすることを目的に
深呼吸、スイッチのイメージを絡めた分割弛緩法、キーワードによる深化
女性像をイメージしながらする再度の深化とほぼ一直線に進めます。

本作品の催眠はこの後も続きますから、ここだけでがっつり入ってる必要はありません。
私が聴いた時も意識が多少ぼやけてる程度の感覚でした。
リラックスを重視してるせいで深化や女体化が弱くなってるのが気になります。
BGMと波の音を流すのならリラックスはいっそそちらに任せて深化重視にしたほうが安定すると思います。
ほぼキーワードに頼り切ってる点も含めて中上級者向けかなと。
キャラを活かした多彩なエッチ
エッチシーンは7パート69分間。
プレイは電子ドラッグ注入、耳舐め、SEX(正常位?)、カウントによる絶頂、記念撮影、電マ&バイブ責め、キス、フィストファック、イラマチオです。

電子ドラッグ注入、SEX、記念撮影、電マ&バイブ責め、フィストファック、射精の際に効果音が鳴ります(シチュエーション版のみ無しも選択可)。
セルフは一応有りです。
エッチの序盤で服を脱ぐ描写があります。

「先生 それでは始めましょうか ベッドに腰をかけてください」
フユカは丁寧語で話すクールな声の女性。
少女AとBに案内されてやって来た主人公と軽く話すと
エッチな勝負に勝てば他のヒプノダイバーを現実世界へ帰すと約束します。

エッチは終始彼女たちが責め続けます。
最初の2パート26分間は催眠状態をさらに深めつつ絶頂の手前まで追い込むシーン。
「04_Aパート初回_これは実験(約19分)」は3種類の電子ドラッグを打ってから耳舐め
「06_Bパート初回_これは単なる興味ですから(約7分)」はフユカのふたなりおちんちんを挿入されます。

フユカ「体の中に 熱い液体が入り込んでくる 注射された左腕から 気持ちよさが広がってくる」
ナツキ「息をするたびに 先生の意識は溶けていく 息をするたびに 考えようとしても考えが溶けていく でも幸せ」
そしてここからはメインの語り手が2人に代わり
ひとつずつ違う効果のドラッグを打ちながらそれぞれに対応した暗示を入れます。
04パートはさらなる深化や感度強化といった準備にあたるためエロさは低いです。
でも催眠者の引継ぎをするのに必要な行為だと思います。
ここを聴き終えた時のほうが意識のぼやけは強かったです。

また電子ドラッグの1本目を打ち終わったあたりから2人の声にエフェクトがかかります。
これはキメセク感を出すための演出なのでしょう。
耳舐めにもかかってるのでちゅぱ音のエロさや臨場感は落ちてました。

フユカ「私たちを説得するつもりが 逆に懐柔されるだなんて 情けないとは思いませんか? 先生」
それに対して06パートはほぼ同人音声と同じ内容。
ピストン音、フユカの喘ぎ声、軽い言葉責めといった純粋なエロ要素で表現します。
最後に中出しされますけど聴き手が絶頂する指示は出ません。
おちんちんを使う以外は割と穏やかで百合っぽさを感じます。

続く5パート43分間はオプション扱い。
「08_Cパート(ドライ)_また、次来ればいいよ(約10分)」は連続ドライ絶頂
「09_Cパート(セルフ)_おもちゃで遊びましょうか(約7分)」は電マ責め+バイブオナニー
「10_Cパート(フユカ個別)_もっと好きになってください(約7分)」はフユカと2人きりでSEX
「11_Cパート(ナツキ個別)特別なのはナツキだけ(約12分)」はナツキのフィストファック
「12_Cパート(少女A・少女B)_今度の相手は僕達(約7分)」は少女たちがSEX+イラマチオをします。

ナツキ「体が跳ね上がる 快楽物質が頭の中を埋め尽くす イク イク イク ゾクゾクが止まらない」
この中で最も催眠色が強いのは08パート。
体への刺激は一切与えずカウントと暗示を組み合わせて何度もイかせます。
やることをシンプルにする代わり回数をかなり多くしてました。
暗示の入れ方や表現方法も良いですし催眠音声らしいプレイと言えます。

それ以外の4パートは催眠の要素が低くなってます。
ただし、フユカが責める時は割とノーマルだったのが
ナツキに代わるとハードかつアブノーマルものになっててキャラごとの違いがはっきりしてます。
Cパート全体が無理に聴かなくてもいいことになってますから、どれを聴くかは完全にお好みです。

09パートのセルフはおちんちんを直接しごくわけじゃなく
女性になりきった彼が自分でバイブを出し入れしてるからそう位置づけてます。
この内容ならイメージするだけでも別にいいと思います。

このように、パートを細かく分けて相手やプレイを変える幅広いエッチが繰り広げられてます。
エッチ&ドラマ性重視の作品
催眠よりもキャラやエッチといった他の部分に力を入れてるややM~M向けの作品です。

フユカとナツキは自分たちの世界へやって来た主人公を穏便に追い返そうと
絶頂を我慢できたら勝ちというルールを定めて電子ドラッグを使ったり色んなプレイを繰り出します。
そして一部のパートだけ催眠色を強くし、それ以外はほぼ同人音声と同じ表現方法で行います。

2人の女の子が催眠を交えたややハードなエッチでヒプノダイバーをイかせるシチュ
最初はリラックス重視の手堅い誘導、次は電子ドラッグと暗示を組み合わせた誘導をする世界観に沿った催眠
聴き手が自由に選べるようにしたうえでノーマルからアブノーマルまで色々やる豪華なエッチ。
催眠は軽めにしてエッチのほうで特徴を出すように作品を組み立ててます。

催眠とエッチを分けて見るならいずれも良いところを持ってます。
催眠は技法自体がよくできてるし、連続ドライ絶頂させる時は根気よく働きかけます。
エッチも時間が長くプレイも多彩で個別に楽しむぶんには問題ないと言えます。

しかしこれらをまとめた場合、エッチに寄せてるのがどうしても気になります。
催眠音声を名乗る以上は催眠をしっかりかけて欲しいし
エッチもその状況を活かしたやり方で気持ちよくするのが望ましいです。
でも実際はエッチシーンの大部分で催眠の要素がほとんどないプレイをやってます。
催眠を使ったプレイがエッチ全体の半分あればまた違ったのでしょうが…うーん。

良い部分とそうでない部分が割とはっきりしてる作品なので
人によって評価が分かれるんじゃないかと見てます。

絶頂シーンは12回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:フユカ/ナレーション…手塚りょうこさん ナツキ/アシスタント…今谷皆美さん 少女A…蒼ノ楓歌さん 少女B…双海芽衣さん
総時間 催眠版…3:09:03(初回用最長構成…2:00:46) シチュエーション版…1:12:42 フリートーク…7:43

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


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