同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:添い寝

   ● かまいたがり彼女のちょいうざ耳かき
   ● 癒湯月亭 -恋人コース 美月-
   ● 妹安眠音声なのか!?
   ● ささやき庵 添い寝屋本舗 萌菜
   ● bar“HYPNOSE” homme -催眠音声-
   ● 【耳かき音声】安眠少女 雫編 【添い寝・ささやき】
   ● らぶらぶえっちな癒され催眠
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   ● ベタあまねーちゃんの寝る前セックス予行練習


かまいたがり彼女のちょいうざ耳かき

サークル「ドット*ハーフ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

全年齢では「ヒーリングサロンかすみ ~ヘッドスパ編~」以来8か月ぶりの新作となるこちらは
恋人に何かしてあげたくてたまらない世話好きな彼女が
耳かき・髭剃り・添い寝で日頃の疲れを取り除いてくれます。

前作と同様に効果音を意識的に多く鳴らす音フェチ向けの作りをしており
質感を重視したリアルな効果音がサービスの様子を鮮明に伝えてくれます。



マイペースでちょっぴりうざい彼女
彼女に3つのサービスをしてもらうお話。

「ねぇねぇねぇ 今暇そうにしてなかった?」
彼女は元気で可愛い声の女の子。
何かできないかと考えながら主人公をじーっと観察していたところ
恋人同士の営みとして彼に耳かきをしてあげることにします。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
耳かき&耳マッサージ、髭剃り、添い寝をしながら2人が仲良くする姿を
効果音を上手に使いながら描いています。
過去に音フェチ向け作品を2本出されているだけあって効果音のレベルは比較的高く
サービスの最中は敢えてセリフを挟まず音だけを集中的に楽しませてくれます。

「よーしがんばるぞー …えっと ちょっと待ってね 耳かきセット取るから」
彼女は恋人として彼に常に何かをしてあげたいと願っている世話好きなキャラ。
膝枕をした後に道具を用意するちょっぴりおっちょこちょいなところもありますが
彼に初めて行う耳かきをとっても嬉しそうに、そして真剣に行います。

「ちょいうざ」と聞くと彼女役の月宮さんが別サークルで出演されている
「うざ姉」シリーズを思い出す人がいるかもしれません。
しかし本作品の彼女はそこまで重度の構ってちゃんではなく
できるだけ一緒にいたいと願うちょっぴり寂しがり屋な女の子あたりに留まっています。

主人公が彼女を煙たがるシーンもありませんし
恋人同士らしいほのぼのあまあまな雰囲気のみを楽しむことができます。



やや拙さを感じる愛のこもった耳かき
一番最初に行われる耳かきと耳マッサージはおよそ20分。
右→左の順に耳かき棒と綿棒によるお掃除と耳吹きをしてから
最後に指を使って両耳を同時に揉みほぐします。
家庭向けのかなりオーソドックスな耳かきですね。

耳かき棒は「ズズー ジー」と尖りのある軽くて乾いた音
綿棒は「ジョリ ズリ」と耳かき棒に比べて柔らかく平べったい音が使われており
どちらも耳の壁をなぞるように下から上へ、あるいは逆方向に短いストロークを描きます。
音が力強く引っ掛かりがあるため耳に程よい刺激を与えてくれるでしょう。

全体的に効果音をやや散発的に鳴らしているのもポイント。
これによって彼女の耳かき初心者らしいたどたどしさを演出しています。
わざとミスるような痛いシーンはありませんし
彼女が自分のために一生懸命頑張ってくれている気分が味わえます。
その証拠に耳かき中の彼女はほとんどしゃべりません。

「大好きな人にくっついて こうやって耳かきできる幸せを教えてくれて ありがとね」
しかし後半の左耳をお掃除する頃になるとちょっぴり鼻歌を歌うようになったり
この瞬間に幸せを感じているセリフを言うなどややリラックスした様子が窺えます。
偽りの一切無い彼女の愛に満ちた姿が心をじんわりと温めてくれるでしょう。

「いや でも(髭剃りをやるのを)やめない ここでやめたらなんか 彼女として負けな気がする」
2番目の髭剃りは別の日の朝、洗面所にやってきた主人公のために
向かい合う体勢で剃刀を使って剃ってくれます。
時間が6分程度しかないので効果音を浴びるほど楽しめるわけでもないのですが
髭剃りらしいジョリっとしたざらつきのある音が心地よいです。

「好き好き好き好き だーい好き」
「今夜は 私がいっぱい出てくる夢が見られるといいね」

そして最後の添い寝シーンは2人で一つのベッドに入って眠りにつきます。
ここだけは効果音の無いセリフ中心のパートになってるおかげで
キスをせがんだり、あるものを数えてあげる彼女のちょっぴりうざい一面を拝めます。
安眠よりもリラックス効果を狙ったパートに思えます。

このように、効果音と彼女のキャラを上手に織り交ぜた物語が繰り広げられます。



シンプルにまとまっている作品
癒しの王道的なサービスを押さえつつ
ちょっと変わったサービスとキャラを加えている比較的スタンダードな作品です。

耳かきや髭剃りのサービスをきっちり行うことを第一に考えてありますから
普通の耳かき音声作品として十分に楽しむことができます。
それに彼女のやや変わったキャラを感じさせるセリフを適度に織り交ぜて
物語の雰囲気と2人の仲の良さを感じさせてくれます。
この両者の程よいバランス具合が作品としての個性を生み出しています。

「誰が何と言おうと 私にとってはイケメンなの」
そして彼女の真っ直ぐな愛の言葉が適度に胸に突き刺さりました。
彼女は良くも悪くもマイペースと言いますか、あまり回りくどい事は好みません。
だからこそその言葉には純粋に信頼できる重みがあります。

男女のやり取りというと相手を試すようなことを言う場合もあるのですが
そういった部分が一切無いから終始安心して聴くことができます。
リアルで疲れている人ほど心が洗われるのではないでしょうか。

最近ではある意味珍しいあまり捻った部分のない作品です。
サークルさんの過去作に比べるとやや大人しい作風なのですが
それでも値段に見合ったリラックス効果は十分に見込めます。
純粋に音を楽しみたい方や人恋しい方にお薦めします。

CV:月宮怜さん
総時間 38:49

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

癒湯月亭 -恋人コース 美月-

サークル「恋夢」さんの同人音声作品。

同サークルさんの活動開始1周年を飾るこちらの作品は
瑞々しい声の若女将がマッサージ・お風呂・耳かき・エッチで日頃の疲れを洗い流します。
専門店らしいきめ細かなサービスだけでなく物語としてもしっかり作り込まれており
サービスを進めていくにつれて彼女自身のこともわかるようになっています。

エッチはスローセックスをテーマに
とことんまで焦らして最後の最後に大きく1発射精するスタイルがとられています。



山奥の旅館で味わえる特別サービス
癒湯月亭(ゆゆつきてい)の若女将「美月(みつき)」からサービスを受けるお話。

「本日は 癒湯月亭へご足労いただき 誠にありがとうございます」
美月は丁寧に話す優しい声の女性。
山奥にあるこの旅館へと遠路はるばるやってきた主人公を温かく出迎えると
今回行う「恋人コース」のサービス内容を説明します。

恋人コースは文字通り彼女が一夜限りの恋人になって
マッサージ・お風呂・耳かき・エッチの4種のサービスをしてくれます。
宿泊形式のリラクゼーションスポットといったところでしょうか。
サービスの時間は6分~15分とやや短いのですがバリエーションに富んでいます。

「山の中腹に位置する癒湯月亭はその名に恥じず 個室露天風呂と そこから見える極上の月 それらをもって 最高級の癒しを ご来亭いただいたお客様にご提供させていただいております」
また、専門店形式の作品の多くがサービスそのものに力を入れている中
本作品は旅館の立地や宿泊する部屋の構造など
物語の舞台となる癒湯月亭そのものにもきちんとした設定がされています。

最初にどばっと説明的に教えるようなことをせずに
サービスを進めながら必要に応じて教えてくれるスタイルも自然でいいですね。
物語を聴き進めながら少しずつその世界にも入っていける作りになっています。

「男の人の前で裸になるなんて やっぱり恥ずかしい もう あんまりジロジロ見ないでって言ったのに」
今回お相手を務める美月は落ち着き払っていますがかなり若々しい声をしており
各サービスの内容を丁寧に説明しながら流れるような手つきで行います。
しかし一緒にお風呂に入るシーンで妙に恥ずかしがるなど初々しい姿も見せてくれます。
こういったプロらしからぬところも彼女の魅力の一つと言えるでしょう。



ちょっぴり変わった趣向の耳かき
非エロのサービスは全部で3パート。
手もみマッサージ、露天風呂への入浴、美月オリジナルの耳かきが行われます。

最初のマッサージは旅の疲れを軽くほぐすのを目的に
足、腰、肩を手や指を使って揉んでいきます。
「すいー すすっ」と布を擦るような滑らかな音が使われており
それがどの部位も左右にスライドしながら鳴り響きます。
聴いた感じだと単一の効果音をループさせているように思われます。

「胸の筋肉や肩の前側が凝ってくると猫背がひどくなってしまいます 前から揉みこむことで 身体を後ろ側に逸らしながらマッサージができますの」
最後の肩のマッサージを向かい合う体勢で行っているのは珍しいですね。
その健康面での理由をしっかり説明しながら
おっぱいの谷間を見せつけて性的な興奮をほんのり誘ってもくれます。

このように、非エロの段階からエロをちらつかせてゆっくり興奮を高めてくれるのが
他の作品ではあまり見られない本作品の大きな特徴です。

その要素が最も強いのが次に登場する入浴シーン。
ここでは一糸まとわぬ姿になった彼女と温泉に浸かりながら
目の前に広がる絶景を眺めたり談笑します。
お互いの体を洗ったりするシーンはありません。

「甘えてくださいね わたくしの身体に 恥ずかしがってばかりでは もったいないですよ?」
景色や人の出会いといった割とシリアスなお話をしながら
しっかり寄り添って胸を押し付けてくる美月の焦らしがなかなかにグッときます。
露骨なエロじゃない分、余計に想像力を掻き立てられるシチュではないでしょうか。
癒しを与えつつ来るべきエッチの準備を着々と進めていくわけです。

癒し系サービスのメインとなる耳かきは13分間。
布団に横になった状態で彼女に寄り添われながら
左→右の順にまずは耳舐めで耳の内外を適度に湿らせ
それから耳かき棒のみを使って綺麗にします。
彼女はこの行為を「耳舐めかき」と呼んでいます。

耳かき音は「くち にちゅ」という水分の高い音が使われており
それが左右に小刻みにループしながら鳴り響きます。
「衛生的にどうなのよ?」とかいうのを置いておけば個性的な耳かきですね。
一般的な耳かき音声とは音質がかなり違うと思ってください。
個人的にはこれだと耳かき好きの人は物足りなく感じるんじゃないかなと…。



焦らしまくるからこそ得られる大きな快感
エッチシーンは2パート22分ほど。
プレイはオイルマッサージ、SEX(騎乗位)です。
どちらもややリアルな効果音が鳴ります。

「当亭の温泉が混じった滋養効果の高いオイルです これで全身をハンドマッサージしていきますね」
3つのサービスで主人公を適度なリラックスと興奮状態に導いた美月は
いよいよ裸になって寄り添いながら彼の全身をゆっくりと撫で始めます。

エッチは引き続き彼女が責め続ける形で行われます。
先のサービス同様ここでもソフトな責めに徹しており
彼女にゆっくりと焦らされながらじわじわとイかされる気分が楽しめます。

オイルマッサージは体を上から下へとなぞるように塗り拡げながら
乳首やおちんちんを最初わざと避けてもどかしい気分を高めてくれます。
どの部位も単一の音なのが残念ですが
粘性の高いくちゅ音を手の動きに合わせて鳴らすなど演出面では光るものがあります。

「ふふっ オイルがこすれてチュプチュプいってますわね 卑猥な音は鳴っているのに 肝心な所には触れてもらえない」
今までお淑やかに振る舞っていた美月がちょっぴりSっ気を見せるところもポイント。
プレイの内容と相まってM属性が少しでもあるとより興奮できるでしょう。
雰囲気は引き続き穏やかなのであくまでややMあたりのプレイです。

「せっかくの恋人なのですから お互いの大事な部分がどうなって 今どう感じているのか わかったほうが 面白いと思いませんか?」
最も盛り上がるのはもちろん最後のSEXシーン。
挿入してからまずはじっくりとお互いの性器の感触を確かめ合い
それから最初はゆっくり、射精直前のみややハイペースでピストンします。
テーマであるスローセックスをかなり意識したものです。

音声開始から50分近く時間がたち、なおかつ断続的に性的刺激を受けてきただけに
多くの人が心と体にエッチな火照りを感じているはずです。
ですからここでの責めが比較的ソフトでも抜くにはそんなに困らないでしょう。
物語の主人公になりきって、彼と一緒に射精できる環境がしっかりと整えられています。

このように、ゆっくりまったり愛し合うエッチが繰り広げられます。



物語の雰囲気に浸りやすい作品
諸々のサービスそのものよりも一つの物語としての完成度の高さが耳を惹く作品です。

美月は主人公に癒しと最高の射精感を味わってもらうために
時間をかけて着々と準備を進めながらサービスを行ってくれます。
時間的な短さ故に個々のサービスはそれほど優れているわけでもないのですが
目的を達成するための必要不可欠なパーツとしてきちんと機能しています。
耳かき音声とは対極の位置にあるバランス型の癒し系作品だと思います。

「忘れないでください あなたを一日だけ愛した美月という一人の女性が ここにいたことを」
そして物語の最後まで聴くと、美月がなぜ焦らしを重視したサービスを行うのか
なぜ時折プロらしからぬ反応を見せるのかがわかるようにもなっています。
こういったボイスドラマ的な要素が作品の魅力を一気に高めています。

昨今の癒し系作品はサービスを如何にリアルに演出するかにこだわっており
本作品はそれらと明らかに一線を画す作風を持っています。
ですから癒し系作品を聴き慣れている方でも新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。

しかし個々のサービスにおける演出はやや残念と言わざるを得ません。
効果音のレベルが飛躍的に上昇した現在において
耳かきやマッサージをループ音で演出するのはやはり厳しいです。
他にも湯船に入る音はあるのに入っている最中のお湯が揺れる音が無いなど
主に効果音において「ここをこうすれば」と思える部分がいくつかあります。

エッチはプレイのソフトさをシチュで補う珍しいタイプです。
獣のように貪り合う激しいエッチが好きな人には向きませんが
しっとりとした雰囲気で愛し合う大人のエッチが好きならかなり楽しめます。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

雰囲気を大事にした癒しのストーリーが楽しめる作品です。
年上の女性に癒されたい、一風変わった癒し系作品が聴きたい人にお薦めします。

本作品は現在、通常価格より400円安い700円で販売されています。
購入される場合は値引きが終わる2015年1月上旬より前がお薦めです。

CV:真中ゆきさん
総時間 1:03:56


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
コスパは標準価格の1100円で計算しています。

妹安眠音声なのか!?

※本作品は2015年1月19日現在、販売が終了しています。

サークル「Es_Lab」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

Es_Labさん唯一の全年齢向け作品にあたるこちらは
甘えん坊な妹に様々なおねだりや添い寝をされます。
癒し系作品として極めてオーソドックスな構成、かつ低価格と
手軽に癒しや安眠を求める人にはまさに打ってつけな一品です。



お兄ちゃんが気になって仕方ない妹
妹と軽くやり取りをしてから一緒に寝るお話。

「お兄ちゃん 起きてる? 入るよー」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
オナニー中の突然の来訪に驚くお兄ちゃんの様子を見て
彼が何をおかずに楽しんでたのかを詮索し始めます。

本作品は全部で3つのパートに分かれており
最初の2パートは主に添い寝をされるまでのいきさつを描き
最後の寝息パートは妹の寝息のみが聞こえ続ける極めてシンプルな作りです。
「なのか!?」となっていますが、ちゃんと安眠させてくれる作品と思ってください。

「お兄ちゃんがどんな女が好きか 知りたかっただけなのに…」
妹はお兄ちゃんのおかずの隠し場所を知っていたり
彼の好みを何かにつけて詮索したがる曰くつきの女の子です。
そしてその親しげな姿が自然と心を和らげてくれます。

「ほんとなら 私がベッド使って お兄ちゃんは床に寝てもらうと思ったんだけど 可哀想だから 一緒に寝てあげる…いや?」
可愛い声で甘えるようにこんなセリフを言われたら
断れる人はそうそういないのではないでしょうか。
年下の女の子に甘えられる感覚が味わいやすいキャラですね。



ほっこりさせてから安眠へ
妹が自分のベッドに紅茶をこぼして寝られなくなった事情を話し
お兄ちゃんの了承を得た後いよいよ2人で一緒の布団に潜り込みます。

「真っ暗だと 何も見えなくて怖くない?」
「ね…眠くなるまで 何かお話して?」

妹はいつも豆電球をつけて寝ているらしく
電気を完全に消すと先ほどまでの元気な姿とは打って変わって
女の子らしいか弱さを見せてくれます。
そして自分が安眠できるようにといくつかの簡単なお願いをしてきます。

添い寝シーンのある作品では、女性がそばにいるのを実感させる行為が登場するのですが
その多くは女性が抱きしめてくれたり頭を撫でてくれるといった受動的なものです。
しかし本作品ではそれとは正反対に彼女の側からこちらを頼ってきます。

「女性に寄りかかりたい、頼りたい」という願望を抱く一方で
「女性に寄りかかられたい、頼られたい」と思うのも男性にとってはごく普通の心理です。
このアプローチの方向性が本作品の大きな個性となっています。
お願いの内容も無茶なものは特にないですし、普通に受け入れられるレベルのものです。

「お兄ちゃんの匂い なんか 安心する…かも」
そして諸々のやり取りの末に呟く彼女の安心しきった言葉に
多くの人がきっと心安らぐものを感じるでしょう。
ここまでとはまったく違った、とろんとした眠そうな声が眠気を誘ってくれました。
短時間ながらも聴き手を効果的にリラックスさせて安眠しやすい環境を整えています。



気軽に聴ける安眠音声
甘えん坊な妹のキャラを活かしたシンプルな作品です。

最初は明るく活発な姿を見せていた妹が徐々に安心して眠りにつく。
その感覚を上手に伝播させて聴き手も眠くなるように導いてます。

催眠音声でよく使われるのですが、聴き手に感覚を伝えるためには
まず催眠者自身がいかにもそう感じているように演じて見せるのが効果的です。
催眠音声で有名なサークルさんですからそういう狙いもあるのかもしれません。
何にせよリラックスや安眠に向いた作りをしているのは事実です。

また最初の2パートがやや慌ただしく感じるからこそ
最後の寝息パートの静かさや落ち着いた雰囲気に安らぎを感じます。
大きな落差を設けて安心を感じさせるのも結構有効だと思います。
20分という時間以上のリラックス効果が得られるのではないかなと。

「…お兄ちゃん …だいしゅき」
妹は年齢相応の幼さを持っているとってもマイペースな女の子です。
お兄ちゃんを振り回しているところもちょっぴりあるのですが
彼女なりの好意の表現方法であって悪意は微塵も感じられません。
だから頼られてもそんなに悪い気分はしないはずです。

短時間でコンパクトにまとまっているとっつきやすい作品です。
価格が100円とコスパも申し分ありません。
お手軽にリフレッシュしたい方や年下好きにお薦めします。

おまけは「妹催眠」の予告です。

CV:いちるさん
総時間 本編…22:49 おまけ…1:04


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ささやき庵 添い寝屋本舗 萌菜

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

こちらはささやき庵シリーズの中では珍しく耳かきにかなり力を入れている作品で
ちょっぴり砕けた口調の女の子が時間をかけて丁寧に耳を癒してくれます。
最初に耳をマッサージしたり、器具も耳かき棒と綿棒を使い分けるなど
専門店に近いきめ細かいサービスと多彩な効果音が耳に心地よさを与えてくれるでしょう。

もちろんシリーズの売りである囁き声もちゃんと登場しますから
2種類の癒しをたっぷりと味わうことができます。



妹のような親しみを感じる小町
ささやき庵の小町「萌菜(もな)」に癒してもらうお話。

「いらっしゃいませ ささやき庵 添い寝屋本舗へようこそ」
萌菜は柔らかくて可愛い声の女の子。
夢女(ゆめ)という一番下の位に位置する彼女はまだ夢を見せることができないため
主人公のリクエストに応えて耳かきのサービスをしてあげます。

「あ ちょっと待って 今お洋服たたんじゃうので」
萌菜は基本的には丁寧な言葉遣いをするのですが
時折上のような若干砕けた口調で話しかけてくれます。
彼女のキャラが年下っぽいため妹を相手にしているような感覚が味わえるでしょう。
普通の客商売では失礼にあたる言葉遣いも
ここでは逆にいい癒しの材料になっていると思います。

本作品は大きく耳かきと添い寝の2つのパートに分かれており
耳かきのボリュームが添い寝のおよそ倍とかなり長いのが特徴です。
発売時期が耳かきブームの真っ最中だった昨年の9月ですから
そのへんの流行を考えてサークルさんがこのような作りにされたのでしょう。
ささやき庵シリーズの中ではかなり異色の作品と言えます。

耳かきシーンは左右合わせて28分とかなりの長時間。
最初にウェットティッシュで拭いたり血行をよくするためのマッサージをしてから
耳かき棒→綿棒の順に器具を使って最後に息を吹きかけてくれます。
工程と器具が多い耳かき専門店に近いタイプの耳かきです。

ウェットティッシュは「ササッ ズズー」と若干ざらついた布っぽい音
耳かき棒は「ジュジュジュジュ ズリズリ」とやや尖ったざらついた音
綿棒は耳かき棒より若干柔らかい音とそれぞれ別の音が用意されていますから
耳かきを実際にされている感覚が楽しみやすいでしょう。

「あまり奥まで入れずに カリカリしますね」
耳かき棒と綿棒のシーンでは単にお掃除するだけではなくて
それらで耳を軽くかいて感覚を楽しませてくれているのもいいですね。
耳かき中の萌菜が「よいしょ うんしょ」と小さく掛け声を上げたり
「こしょこしょ」と擬音語を発する程度に留めてくれているおかげで
効果音に集中しながらその場の雰囲気を楽しむことができます。

ただ耳かき音のストロークが一筆書きのように音が途切れないタイプで
ここだけちょっと耳かきっぽくなくなってしまっているような…
耳の中は狭いですし、ある程度区切りながら鳴らしたほうが耳かきらしいと思います。
音についてはどれも比較的リアルと言えます。



明るく落ち着いた雰囲気の添い寝
「はーい それじゃ 萌菜もお隣 失礼しまーす」
お耳を綺麗にした後はお店の名前でもある添い寝です。
時間は20分程度と短めですが、ここでは萌菜がずっと囁き声で語り掛けてくれます。

「ゆーりかごーのうーたーをー かーなりやーがうーたうよー」
内容の方は軽くちゅぱ音を聞かせてくれたり、猫の話をしたり
寝息を聞かせてくれたりと聴き手を寝かせる方向で進めてくれます。
特に一番最後の子守唄のとても穏やかな声に癒しを感じるでしょう。

ささやき庵だからちょっとした寝物語でもするのだろうと思いきや
あまり頭を働かせてしまうと寝付けないと考えたのか
終始身近で何気ない話題に徹していました。
話の内容よりも音や雰囲気を楽しんでほしかったのかもしれません。



王道的な展開の作品
明るいキャラの女の子、耳かき、添い寝と良い方向の癒しで統一された作品です。

今回は癒しの定番である耳かきをメインテーマに
過去作で培った声の動かし方や効果音の技術を駆使して作られています。
本作品より個々の要素で優れた作品はいくつもあるでしょうが
全体的なバランス、つまり総合力で考えるとやはり優れたものを持っています。

また普段は30~40分ほどの時間で収まっている添い寝屋本舗の中で
1時間以上とかなり長めの物語となっており
他のシリーズ作品に比べて癒しのボリュームとコスパの良さが勝っています。
同じ値段なら当然長い方が嬉しいですからね。

耳かきは発売当時だとあまり見られなかった専門店方式で
耳を拭く音なども流れるかなり凝った作りです。
萌菜の声や仕草よりも効果音を楽しむような感じですから
そういったタイプが好きな人の方がより楽しめるでしょう。
バイノーラル録音の耳かき音声をいくつか聴いた後だと物足りなく感じるかもしれません。

添い寝はシリーズ伝統の囁き声で眠りに導いてくれます。
耳元で囁かれるとなぜ眠くなるのかはよくわかりませんが
非常にゆったりとした落ち着いた時間を送ることができました。
最後に彼女の寝息も聞くことができますし、まずもって安定した品質と言えます。

年下の女の子に甘やかされるような心休まるひと時を与えてくれる作品です。
「ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫」のように
物語をして寝かしつける展開ではありませんのでそこだけご注意ください。

CV:ニャルぽむぽむさん
総時間 1:01:35


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

bar“HYPNOSE” homme -催眠音声-

サークル「Lotophagos」さんの催眠音声作品。
主に女性向けの同人・催眠音声を作られているサークルさんです。

本作品はバーテンダーのお姉さんがお酒の代わりに催眠を使って
聴き手に心地よい気分とエッチな気持ちよさを提供します。
舞台であるバーにちなんだお酒をテーマとした催眠をかけてくれるのが特徴で
催眠に入る感覚をお酒に酔う感覚になぞらえながら少しずつ催眠を深めてくれます。

エッチは長時間に渡る彼女の責めでじっくりと性感を高めてから
最後の最後で大きな絶頂を迎えます。
やや意地悪をされるシーンがあるため最中はやきもきするかもしれませんが
それらを覆すほどの大きな快感が脳や股間を襲うでしょう。

今回は総時間が最も長くなるアダルトバージョンを中心にレビューします。



お酒の代わりに催眠でリフレッシュ
バーテンダーから催眠とエッチのサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ また飲みたくなっちゃったんですか?」
バーテンダーは可愛くて穏やかな声の女性。
お酒の代わりに催眠を振る舞う珍しいお店の店員として
常連である主人公をやや砕けた調子で迎えます。

「ちょっと嫌なことがあっても お酒を飲めば気持ちも楽になって すんなりと 眠りにつける そういうこと ありますよね」
本作品は物語の舞台がバー、主人公がお酒好きと
作中の至る所にお酒に関する表現が登場するのが一番の特徴です。
エッチはそうでもないですが、催眠はお酒を作ったり飲んだりしながら進めますので
お酒好きな人が一番楽しみやすいと言えます。

しかし逆にお酒をあまり飲まないから楽しめないわけではありません。
お酒の匂いを嗅いだだけで気持ち悪くなるレベルの酒嫌いでもなければ
普通に催眠に入れるしエッチも楽しめます。
現に普段ほとんどお酒を飲まない私でもがっつり入れました。

催眠は2パート38分間。
軽く脱力する暗示を聴きながら6分ほど深呼吸を行った後
彼女が作ってくれる特性カクテルをイメージし、飲み干します。

最初に登場するのはハーブエキス、トニックウォーター、レモン汁を混ぜた一杯。
それぞれの匂いや味などをわかりやすく説明しながら
小さなショットグラスに順番に投入していきます。

「レモンって 爽快な香りがしますよね それに、口の中がきゅーっと 酸っぱくなる」
中でもレモン汁はイメージがしやすいこともあって
聴いた途端にじゅわっと口の中に唾液が溢れてくるでしょう。
このレモンの味や香りは被暗示性のテストにもよく使われるイメージでして
そういった要素を違和感なく溶け込ませながら上手に催眠を進めています。
出来上がったカクテルを飲んだ時も口の中にスッキリとした清涼感を覚えるでしょう。

「お腹から下半身へ 少しずつあたたかさが広がる あたたかさの広がった部分から 力が抜けていく」
お次はお腹に入ったカクテルが生み出す熱を体全体へと広げていきます。
お腹から始まって腰、お尻、太もも、膝、脹脛、足首、つま先の順にまずは下半身を
その後同様の流れで上半身にも伝えていくのですが
ほんわりとした温かさとピリピリとした痺れの両方が感じられました。

「アルコールが回った体から ますます力が抜けていく 意識は さらにぼーっとしてくる」
そして最後にカウントを交えながら催眠状態をさらに深めます。
ほどよい酩酊感を催眠状態に漂う感覚になぞらえながら
ゆっくりと重みのある声で彼女が何度も「沈む」と言って導いてくれます。
カウントの前後の暗示も緻密で隙が無く、先ほど以上の重さをきっと感じるでしょう。

主に古典催眠の技術をテーマであるお酒と絡めて行う面白味に溢れた催眠です。
バーらしくちゃんとお酒を作るシーンを取り入れながら
カクテルがもたらす諸々の感覚を暗示として入れることで
リラックスと催眠に落ちる感覚の両方を聴き手に伝えています。
ハーブやレモンの匂いや味、液体が体の中で燃焼する際の温かさが味わいやすいです。

「あなたは知っていますよね? お酒を飲んだ時に感じる 脱力感」
終盤の一部でお酒を飲んだ時の感覚を思い起こさせるシーンがあり
そこだけはリアルでどれだけ酒好きかに左右されるのですが
他のシーンについてはそれほど関係するとは思えません。
カクテルを飲むシーンもお酒よりハーブやレモンに焦点を当てています。

ちなみにここまで述べたのはすべて最初のパートの内容で
催眠により深く入るために追加の深化を行ってくれるパートもあります(約10分)。
半覚醒と催眠を往復させる催眠音声ではお馴染みの手法なのですが
こちらは別のお酒を飲みながら行うため、基本的には酒好きな人にだけお薦めします。
最初のパートだけでも十分な深さの催眠状態に入れます。



色っぽい吐息とエッチなちゅぱ音をたっぷり聴きながら
エッチシーンは3パート49分ほど。
プレイはキス、上半身の愛撫、乳首責め、フェラ、手コキ、アナル舐め、耳舐め、SEX(騎乗位)です。

手コキ、乳首責め、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。
(効果音無しも選択できます)
セルフはありません。

「アルコールは 血行を促進して体を温めたり ストレスを抑制してくれる効果があるだけじゃないんです」
催眠によって主人公を心地よく酔わせたバーテンダーは
お酒の効果で高まった彼の性欲を自分の体を使って処理してあげます。

エッチは口移しにお酒を飲ませるシーンを除けばほぼ普通のプレイです。
50分近くの中で絶頂シーンが最後の最後に1回のみと的を絞っており
様々なプレイを行いながらその都度暗示を入れて徐々に性感を高めてくれます。

一番最初の愛撫パートは濃厚なキスや乳首舐め、軽めのフェラなど
彼女が主にお口を使って丹念に全身を愛撫してくれます。

「舌が絡み合うと 気持ちいい 唾液もいっぱい絡まって やらしい音がして この音だけで あなたの体はもっと熱くなる」
この後のパートもそうなのですが
本作品のエッチは他の催眠音声に比べてちゅぱ音が非常に多く
ゆっくり、ねっとりとした上品な唾音を意識的に鳴らしすことで
暗示だけでなく雰囲気によってもエッチな気分を湧きあがらせてくれます。

といっても延々ちゅぱちゅぱして催眠を忘れるようなことを彼女は決してしません。
プレイの内容とそれに付随する感覚を暗示としてしっかり伝えながら
直後にちゅぱ音を鳴らしてその様子を臨場感たっぷりに表現しています。
この暗示とちゅぱ音のバランス感覚は「絶妙」の一言です。

「今度は、舌全体を押し付けて ざらついた舌で ずるっと撫でるように 舌先を押し付けて ほぐすようにぐりぐりつついて キスして」
プレイはキスなどのオーソドックスなプレイを押さえつつ
M字開脚をさせながらのアナル舐めといったアブノーマルなものも登場します。
彼女にお尻の穴を見られ、さらに愛おしそうに舐められるところを聴いていると
恥ずかしさと一緒に心満たされる気分も湧いてくるのではないでしょうか。
プレイはアレですが雰囲気は癒しをとても重視しています。

「理性がはがれるのは あなた自身が望んでいること あなたの本能が望むまま 快感を欲しがればいいんです」
男が最も満たされるプレイと言えばもちろんSEXも外せません。
30分以上もの間愛撫や舐めで散々に焦らした後にようやく彼女と一つになります。
しっとりとした雰囲気の中、ゆっくりと腰を打ち付けながら艶めかしい喘ぎ声を上げる姿や
要所で行われるカウントを交えた感度上昇の暗示が否応なく興奮を高めてくれます。
主に股間を中心にたまらない熱さを感じるに違いありません。

そしてここまで溜めに溜め続けてきたからこそ、最後に訪れる絶頂の瞬間に
風船から空気が一気に抜けるような勢いのある気持ちよさが味わえます。
絶頂時の快感の強さに加えて、その感覚をいつもよりやや長く感じられたのが驚きでした。
作品の雰囲気に十分に浸り、彼女との交わりをリアルに体験できたからこそ
こういった一段階上の快感が得られたのだと思います。

このように、ちょっぴり意地悪ながらも愛情たっぷりなエッチが繰り広げられます。



緻密で繊細な作品
催眠音声ではあまり見かけないテーマを扱ったドライ系の良作です。

作品にしっかりとした世界観を持たせ、それを壊さず丁寧な催眠を施し
エッチも時間をかけてじっくり性感を育ててから絶頂へと導いています。
過去に「クリーニングエステ for Men」を聴いたときもすごく丁寧だなと感じたのですが
本作品ではそれに輪をかけて細かい部分まで考えながら作られています。
聴きやすいし催眠にも入りやすい作品と言えます。

中でも催眠誘導の完成度の高さが非常に印象的でした。
催眠の全体的な進め方、暗示の表現や間、声のペースや抑揚など
どこを見てもこれといった問題点が見当たりません。
文字数や私の方針の関係で記事中に書くことはないのですが
実は細かいレベルの疑問点はどの作品にも必ずあります。
それがこの記事を書いている時点では見つからなかったのが一番の驚きでした。

お酒を扱った部分は人によって長所・短所どちらとも受け取れる要素ですから
それは問題点ではなく個性や特徴と捉えるのが妥当です。
お酒好きなら私とは違った感想を抱くのではないでしょうか。

催眠は一番最初の深呼吸だけはオーソドックスに行って
それ以降は様々な感覚操作を駆使して興味を引きつけながら落としてくれます。
まさに彼女の思うつぼと言いますか、言われた通りの感覚が続々と湧いてきました。
でも最後の落ちる・沈む感覚がやっぱり一番気持ちいいです。
お酒がいけるのなら初心者が聴いても大丈夫。

エッチは「クリーニングエステ for Men」でもそうだったのですが
聴き手に自然な興奮を促すエッチな雰囲気づくりにとても気を遣われています。
催眠音声というとあまりエロくないのが一般的な認識としてあるだけに
こういう催眠もエッチも両方楽しめる作品は貴重と言えます。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

お話が面白い、催眠にがっつり入れる、エッチが良質と様々な美点を持っている作品です。
コスパもこの時間で900円ならまず損はしません。
お酒に抵抗のない人なら誰にでもお薦めします。

CV:柚木桃香さん
総時間 デトックスバージョン…1:11:06 アダルトバージョン…1:44:59

(デトックスバージョンは催眠誘導後に約20分の暗示によるリラクゼーションを行います。非エロ)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【耳かき音声】安眠少女 雫編 【添い寝・ささやき】

サークル「Eryps」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

現時点で24もの作品が登場しているErypsさんの看板シリーズの中の1つであるこちらは
とても落ち着いたお淑やかな妹が耳かきと添い寝をしてくれます。
耳かきシーンでは妹よりも姉っぽい印象を受ける彼女ですが
添い寝の際は甘えてくるなど可愛らしい一面も見せてくれます。

女性に甘やかされたい人と甘えたい人の両方に対応した
癒し系における王道的な作品と言えるでしょう。



言葉遣いが丁寧ないもうと
妹の「雫」に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「こんなところにいらしたのですね あら 月が綺麗」
雫は穏やかで温かい声の女の子。
お疲れの様子な兄を心配して声をかけた彼女は
彼の「癒されたい」という願望を叶えるために耳かきをしてあげます。

雫は兄を「お兄様」と呼ぶなど言葉遣いがとても丁寧な育ちのいいお嬢様っぽいキャラです。
声のトーンが落ち着いて聴けるように低くされているため
おそらくこの声を聴いているだけでもリラックスする感覚を受けるでしょう。
お兄様と呼ぶのも距離を置いているのではなく性格からだと思います。

耳かきは左右合わせて14分ほど。
耳かき棒でお掃除してから梵天、最後に息吹きをするシンプルなものです。

耳かき棒は「ショー ズズズッ」と滑らかな音
梵天は「シャワ ススリ」とややざらつきのある音が使われており
どちらも感覚が程よく耳に伝わってくるリアルな音と言えます。
効果音自体は他のサークルさんの素材を使われているので安心ですね。
耳かき中は基本的に会話無しのため効果音をたっぷりと楽しめます。

「お兄様のお耳 こうやって触れていると 私 すごく癒されますよ」
時折手を休めて雫が話しかけてくるシーンも兄妹の仲の良さが伝わってくるものばかり。
彼女の声に母親のような温かさがあってとても心安らぐものを感じます。
妹よりは年上の女性にお世話してもらっている気分が味わえるでしょう。



心に染み入る言葉の数々
続く添い寝パートでは雫が左に陣取る形で一緒に寝ながら
お互いの好きな異性のタイプなどを語り合います。

「雫は あまりほめられたような性格ではないけど お兄様は そんな私をひっくるめて大事にしてくださってるの よくわかってるので いつも 感謝していますよ」
エッチなボイスドラマのように2人が異性として愛し合っているような描写はないため
純粋に肉親同士の仲睦まじい健全な語らいを楽しめます。
お互いがお互いを大切に思っているのが会話を通じて感じられました。

「私は お兄様と 色んな場所で 色んなものを見て 色んなお兄様の表情を 見たいんです」
ここでは雫が妹らしく軽いお願いをしてくるのがいいですね。
今の兄に対して満足してはいるけどもう少し自分に構ってほしい、一緒の時間を過ごしたい。
彼女の普段の様子がとても大人っぽく感じるため
こういう子供っぽい一面を見せてくれると余計に可愛く思えてきます。

「いつも優しくしてくれて いつもそばにいてくれて 本当に 感謝しています」
「お兄様は 神様が私にくれた 宝物です」

そして最後は雫の心温まる言葉に囲まれながら眠りにつきます。
添い寝パートは囁き声が中心となるため雰囲気がとっても静かですから
ちょっとした幸福感を感じながら寝ることができるでしょう。



安定感のある癒 し系作品
慈愛に溢れた雫のキャラに耳かき・添い寝とすべてが癒し一色の作品です。

雫が年上っぽさの強い妹なので女性に甘やかされる感覚が十分に味わえます。
そして添い寝の最後の方でちょっぴり妹らしさを出すことで
彼女の別の魅力を引き出すことにも成功しています。
雫の演技にはすごく癒されました。

耳かきも添い寝も2人が密着することになりますが
全年齢向けらしくエッチなイメージは一切なく自然なスキンシップに留まっています。
だから勃起することもなく終始落ち着いて聴けるでしょう。

残念なところを挙げるとすれば内容が王道過ぎるところでしょうか。
雫のキャラは立っているのですが彼女の個性を活かしたシーンがあまり無いため
作品として見た場合にやや物足りなさを感じます。
例えばこのキャラなら頭を撫でたり子守唄を唄ってくれると嬉しかったかなと。
「【耳かき音声】安眠少女 愛華編 【添い寝・ささやき】」のような小話でもよかったです。

以上を踏まえて以下の点数とさせていただきました。

CV:白夜あこさん
総時間 29:15


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

らぶらぶえっちな癒され催眠

サークル「サイクロンミント」さんの催眠音声作品。

こちらは女体化を得意とされている同サークルさんとしては珍しく
女体化せずにエッチを楽しむ作品です。
タイトルの通りお姉さんとのあまあまなひと時を通じて
心も体も満たされる気分を得ることができます。

催眠は彼女の言いなりになるよりも雰囲気に浸らせることを目的としており
本当の恋人のように振る舞う彼女の声を体に染み込ませながら
少しずつ距離を縮めて愛せるように心を作り変えていきます。



温かい言葉で心を満たしてくれる
お姉さんの愛情を感じながら一緒に気持ちよくなるお話。

「こんにちは えっ? 私に催眠をかけてもらいたいの?」
お姉さんは優しくて可愛い声の女の子。
催眠をかけてほしいと言う主人公のお願いを聞き届けて
早速催眠に入るための準備を始めます。

本作品は癒しを得ることを目的としているだけあって
催眠を聴いた後にエッチへと進む以外にも
彼女に添い寝をされながら寝るシーンが用意されています。
その日の気分や体調によってエロ/非エロを選択できるのはいいですね。

催眠は2パート28分30秒ほど。
まずはゆっくりと深呼吸をしながらお姉さんの話に耳を傾けます。

「あなたの心のリズムは 毎日の生活で 知らず知らずのうちに 乱れているの」
催眠に入って気持ちよくなるためには心を落ち着けるのが大事。
そのことを考えてお姉さんはこちらを気遣うようなセリフを投げかけながら
非常にゆっくりとした口調と穏やかな声で少しずつリラックスへと誘導してくれます。

一般的な作品よりも意識してゆっくりと話しかけているように感じられました。
単に「心が落ち着く」と言うだけではなく、作品全体に漂う雰囲気によっても
自然と安らげる環境を作ろうとしている
点がとても良いです。

「重力に身を任せて 柔らかい ふかふかした場所に沈んでいく」
心身がほぐれた後はカウントを何度も刻みながら段階的に意識を沈めていきます。
「柔らかい」「気持ちいい」「安心」といった心に平穏をもたらす言葉が多く登場するおかげで
ベッドに寝て聴く場合にはより布団の柔らかさや心地よさが感じられることでしょう。
そうやって意識がぼんやりとしてきて彼女の声に従える体勢が整っていくわけです。

「キス しちゃったよ 気持ちいい感情が溢れてくるでしょ?」
2番目のパートはキスシーン。
彼女の甘い口づけと合間に入れられる暗示を聴きながら
今度は心を幸せな気分で満たしていきます。

何度も何度も投げかけられる「好き」「愛してる」の言葉を聞いていると
自然と心が浮かび上がってくるのを感じるのではないでしょうか。
これから訪れる甘くエッチなひと時を恋人として過ごせるように
心と体を彼女の声で少しずつ染めていきましょう。

エッチをたっぷりと満喫できるようにお姉さんの声に幸せを感じさせるのを目的として
ストレートに進めてくれるとても取り組みやすい催眠です。
彼女の口から紡ぎ出される言葉はどれをとっても甘いものばかり。
さらに声から漂ってくる雰囲気もとても甘く穏やかで
声を聴いているだけでも胸のあたりがほんのり温かくなるのを感じました。

暗示自体は至ってシンプルですがそれ以外の部分でしっかりと補っているため
幸せになる感覚は割と得やすいと思います。
リアルで気が滅入っている人ほどより強く癒しを感じることでしょう。



温もりが伝わるほどの近さで感じ合う
エッチシーンは23分ほど。
プレイはキス、乳首舐め、フェラ、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「キスは 発情のスイッチ 体が だんだん火照ってきちゃうよ」
キスによってお互いの気持ちを確かめた2人は
更に気持ちよくなるために今度は性感を高めるキスを交わし始めます。

エッチはほぼ恋人同士なラブラブな雰囲気の中
お姉さんにリードされる形で進められます。
催眠音声と同人音声の中間あたりの作りになっていて
感覚支配の暗示で感じながら彼女が気持ちよくなっている様子も楽しみます。

「ねぇ わかる? あなたの目の前に 私のおっぱいがあるの」
プレイ中は彼女との距離感を意識させるセリフがかなり多く
物理的な距離のみならず、かすかに感じられる肌の温もりや匂いによって
本当に間近にいるような感覚をこちらに植え付けてきます。
また逆に彼女に至近距離から見られていることをわざと伝えることで
こちらに羞恥心の混じった興奮を呼び起こさせようともしてきます。

「おちんちんを握った手が 上下に しこしこしこしこ 右手が快感を求めて 動き出す」
そうやって一通り準備を整えた後、ようやく彼女からオナニーの許可が下ります。
ここまでずっとおちんちんへの刺激を我慢してきただけに
しごくと普段よりもずっと気持ちよく感じるかもしれません。
それは体が敏感になっていることだけではなく、彼女がすぐそばにいるからです。

好きな人、愛する人が温かく見守ってくれているから気持ちいい。
そんな心に充実感を与えながら気持ちよくしてくれる心満たされるエッチが楽しめます。



雰囲気重視の作品
お姉さんととても甘く幸せなひと時を過ごせる作品です。

一般的な催眠音声のように暗示で操って気持ちよくさせるのではなく
彼女の恋人気分を味わわせることで気持ちよくさせようとしています。
セリフそのものよりも声や雰囲気によって心が動かされるのを感じるでしょう。
現状の催眠音声は洗練された暗示によって導くものが多いので
本作品はちょっと珍しいタイプかもしれません。

全体的に使う単語にかなり気をつけているのがとても印象的でした。
こちらにマイナスのイメージを与える表現を極力避けながら
プラスにはたらく単語を意識的に多く叩きつけることで
心をごく自然に良い方向へと誘導してくれます。

単語から受けるイメージは催眠にとって意外に重要だと私は思っているので
こういうところに心を砕いている作品は聴いていて気分がいいです。
「聴き手のことをしっかりと考えてくれてるな」って。

催眠は初期の作品だからか至ってシンプルです。
ただ単に手順を追うだけではなくきちんと信頼関係を築きながら行っており
それが催眠の威力を若干高めているように思われます。
比較的初心者な方が聴いても大丈夫でしょう。

エッチは雰囲気はいいのですが結局お姉さんとの接触はキスのみだったり
途中で「あなたのすべてを受け入れる」と言っているにも関わらず
おっぱいを見ることすら許してくれなかったりとプレイの内容にやや疑問を感じました。

セルフで〆たかったからこのような展開にされたのでしょうけど
ラブラブなエッチなら最後はやっぱり繋がった方がいいと思うんです。
繋がってドライで〆るパターンとは別にセルフを設けるとかしてくれたほうが
作品として一貫性があると私は考えています。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

総合的に見てエッチに若干納得いかない部分があるものの
テーマや催眠の進め方に十分な個性を感じる作品と言えます。

おまけは「できるできる催眠」です。

CV:紗藤ましろさん
総時間 共通パート…30:53 セルフ…27:12 添い寝…4:31 おまけ…2:25


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

囁き・耳かき・添い寝・隠れ宿 夢見亭 京

サークル「ristorante」さんの同人音声作品。

こちらは人里離れた旅館でちょっぴり不器用な女の子が心を込めて癒してくれる作品です。
今までこういった専門店形式の作品を出されなかったristoranteさんなのですが
ここにきて投入してきたということは今後シリーズ化されるのかもしれません。
内容もマッサージ、耳かき、添い寝と癒しの鉄板要素を押さえつつ
ちゅぱ音や効果音を軸に据えたエッチもあるなどバランスが取れています。

またサービスだけでなく登場人物の感情の推移にもスポットが当てられており
話が進むほどに彼女の優しさも感じることができるでしょう。



隠れ宿での夢のようなおもてなし
夢見亭の小町「京(みやこ)」から様々なサービスを受けるお話。

「本日は 遠路はるばるお越しいただきまして 誠にありがとうございます」
京は落ち着いた冷静な声の女の子。
旅館へやってきたお客にやや淡々とした様子で挨拶を済ませた彼女は
耳かきを始める前にまずは指を使って首や肩の凝りをほぐします。

本作品は「癒し特化音声作品」と銘打っているように
マッサージ、耳かき、添い寝といった王道的な癒し要素を漏れなく取り揃えており
それらを行いながらサービスを担当する京との心温まるやり取りが繰り広げられます。

専門店形式には諸々のサービスを行うだけ、というやや味気ない作品も中にはあるのですが
今回登場する京にはきちんとしたキャラがあり普通に会話をするシーンも多く
癒し系のボイスドラマ的な側面も持っていると言えます。

「あ すみません あまり感情を表に出すのが得意ではなくて…」
京はちょっと特殊な境遇で育ったからか愛想を振りまくのが得意ではないため
最初のシーンを聴いたらやや事務的に感じるかもしれません。
しかしサービスを行うにつれてだんだんと彼女の声が変化していくのがわかります。
聴き終える頃にはきっとそんな彼女を逆に可愛いと思うようになるでしょう。

最初に行うマッサージは肩や首に蒸しタオルを当てて血行を良くしてから
指で疲労回復に効果的なツボをいくつか押していきます。
擦るのではなく指圧するため効果音はありません。

「それではまず 眼精疲労に効くツボを 小指の第一関節 こちらの真ん中あたりを 人差指と親指で挟むように 3秒くらい押していきます」
しかし京はどこをどういった感じで押すのかを本当に丁寧に教えてくれます。
自分で実際にツボを押しながら聴くのもいいでしょう。
合間にちょっとした健康知識も披露してくれるあたりにも専門的らしさを感じます。

続く耳かきは13分ほど。
器具は不明ですがおそらく耳かき棒か綿棒を使って
右→左の順に耳の外側、穴の入り口、穴の奥をお掃除します。
息吹きはありません。

外側は「ズズー ショリッ」と若干ざらつきのある乾いた音
入り口は「ジョリ ズジョー」と外側に比べてよりざらつきのある音
奥は「ゴリュッ ズリッ」とさらに低く重みのある音が使われており
いくつかのパターンの音を10~30秒程度の間隔で切り替えながら流しています。

音は比較的リアルなのですが、動かし方や鳴らし方がループっぽく感じられるため
JONさんやシロクマの嫁さんといった一線級の作品を聴き慣れているような方だと
いささか物足りなく感じるかもしれません。

「普段は あまり他の人に耳を掃除してもらう機会って ないですよね?」
また耳かき中には京が割と頻繁に語り掛けてきます。
お客のセリフに彼女がドキッとして手を止めるシーンもあったりと
2人のやり取りに力が入れられているところが珍しいですね。
音だけでなく雰囲気にも配慮したバランスの良い耳かきと言えます。



シチュと音を巧みに利用したエッチ
エッチシーンは3パート21分間。
プレイは耳舐め、手コキ、キス、フェラ、SEX、パイズリです。
手コキ、SEX、パイズリの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「あら こんなに大きくされてたんですね スッキリさせてあげないと ですね」
耳かき後の追加サービスとして耳舐めを行っている最中
お客のおちんちんが勃起しているのを見て取った京は
そちらも鎮めてあげようと手を使って慰め始めます。

エッチは専門店らしく終始京がご奉仕してくれるスタイル。
パートごとのフィニッシュが手コキ、手コキ、パイズリフェラとくちゅ音を鳴らすプレイが中心で
普段の様子とはちょっとかけ離れた京の激しい責めが興奮を掻き立ててくれます。

「すごいです お客様のが大きくて 私の胸で挟んでも 先っぽが 出てる」
耳舐め+手コキ、パイズリ+フェラなど2つのプレイを同時に行うシーンが多いのもポイント。
ちゅぱ音も全体的にペースの速いものばかりですから
2つの異なるエッチな音の相乗効果で一気に射精感が高まることでしょう。

先日聴いた「あまあま×お姉さん~帰ってきた篝3姉妹 side文~」でもありましたし
サークルさんが好んでそういったプレイを取り入れているのかもしれません。

また5番目の「目隠しされたままご奉仕」というパートでは
お客が目隠しをして視界を塞がれているシチュを利用したプレイも登場します。

「見えないので 何をしてるかわからないですよね? ですので ちょっと こんなこともしてみます」
京は何をしているかを敢えて言わずに、効果音や吐息だけでプレイの様子を表現します。
中でも特別サービスと銘打ったプレイを行うシーンでは
直前の手コキとは明らかに違った肉感的な音と彼女の喘ぎ声が流れ
それが明らかにSEXであることが伝わってきます。

聴覚限定ですがお客と同じ立場でプレイを楽しめるところに個性を感じました。
目隠しプレイと言っても意地悪な行為は一切してきませんし
癒しを維持したまま快感を高めてくれるテーマに沿ったプレイと言えます。
ちなみにこのシーンは途中でSEXから手コキに切り替えてから射精させます。

このように、音や雰囲気を活用した激しくも温かいエッチが繰り広げられます。



物語の世界に入り込める作品
耳かき音などの効果音だけでなくキャラやストーリーも合わせた
総合的な要素によって癒しを与えてくれる作品です。

実際のお店で行うサービスに近い雰囲気を持たせ
それらを丁寧に行いながら2人の心の距離が近づいていく様子も描いています。
耳かきが入っている作品だとどうしてもそこに注目してしまうのですが
この作品はそこまで尖らせずサービスの1つ程度の位置づけに留めてあります。
だから耳かき音声というよりは耳かきを取り入れた癒し系音声と呼ぶのが妥当です。

「はい 遠慮せず 私の胸に 私の体に包まれたまま お休みください」
サービスと並ぶもう一つの柱である京については
最初の段階では少し緊張しているようにも思えたのですが
体を重ねた後、添い寝をしながら眠るシーンに来るころにはすっかりほぐれ
まるで母親のような温かみにあふれた姿を見せてくれます。

ここでは彼女の生い立ちや今に至るまでの境遇も語られており
それによってより彼女を愛おしく感じるに違いありません。
お客が彼女に安心感を覚えているのと同じくらい
彼女も彼に頼られていることに幸せを感じているのが伝わってきました。

エッチは癒しをコンセプトとした作品なのでボリュームは控えめですが
一切手を抜かずきっちり射精させてくれるプレイを行っています。
個人的にはやはり目隠しプレイが一番興奮できました。
見えないことをいいことに、より積極的になる彼女にもグッとくるものがあります。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

実際に夢見亭にいるかのような感覚を味わわせてくれる作品です。
今年に入ってから癒し系作品はリアルな音を追求する傾向が強いだけに
こういう背景の作り込みに力を入れている作品は貴重に思えます。

おまけは「お口で目覚まし」と寝息です。

CV:西浦のどかさん
総時間 本編…1:20:34 おまけ…10:32


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品はバイノーラル録音ではなくバイノーラル編集の作品なため
当サイトでは「バイノーラル」タグをつけておりません。
これらはまったくの別物ですのでご注意ください。

おひるねびより

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

こちらは優しい彼女に耳かきや添い寝をされながら
のんびりと休日を過ごす気分が味わえる作品です。
毎回リアルな環境音を聴かせてくれるサークルさんの今回のテーマは「住宅街の音」。
閑静な住宅街ならではの様々な音が自然な雰囲気を形成し、癒しを与えてくれます。



休日は彼女とのんびり
家で彼女とごろごろするお話。

「読み終わっちゃった この本結構面白かったよ」
彼女は明るく穏やかな声のお姉さん。
主人公の恋人として一緒に本を読みながら折角の休日を2人きりでのんびり過ごしています。

本作品は2人が家で過ごしている様子を主に環境音を使って演出しており
音声が始まると早速様々な音が聞こえてきます。
具体的には風の吹く音、車・バイク・飛行機の通り過ぎる音、犬や鳥の鳴き声などです。
そして住宅街らしさを出すために、それらをいくつか重ねるようにして鳴らしています。

実録したとしか思えないほどリアルな音に加えて
現実に即した違和感のない鳴らし方も物語の舞台に臨場感を与えています。
環境音を鳴らす作品自体は最近増えてきているのですが
こういう複合的に鳴らすタイプの作品はまだまだ少なく、強烈な個性にもなっています。

またシーンは少な目なのですが家の中での効果音にも非常にこだわっています。
例えば冒頭で彼女がお茶を淹れてくれるシーンがあるのですが
ぺたぺたと足音を鳴らしてまず冷蔵庫からお茶を取り出し
それからコップを2個持ってきて今度は冷凍庫を開け、氷を入れた後にお茶を淹れる。
これらの動作をすべて効果音のみで表現しています。

今回はバイノーラル録音なだけあって音の位置や距離感もバッチリ。
体験版でも確認できるシーンですので気になった方は是非聴いてみてください。
とんでもなくリアルです。

「今日はお家でまったりプランだから ごろごろするの」
一緒に過ごす彼女も恋人と家で休日を過ごしているのがわかるように
声が常にリラックスしていて聴いていると自然とこちらもほぐれてきます。
どちらかというと音フェチ寄りの作品なので彼女の出番は控えめなのですが
それでも柔らかで温かい物腰が一定以上の癒しを与えてくれます。



移り変わる環境音を聴きながら
最初に行う耳かきは14分間。
右耳→左耳の順にまずは耳かき棒を使って大きな汚れを落とし
しばらくしたら綿棒に切り替えて細かくお掃除するシンプルなものです。
ちなみにここでもバックで常に環境音が流れます。

耳かき棒は「ソリ ズッ」と乾いた軽い音
綿棒は「ショリ ズズッ」と耳かき棒より重く籠った音が使われており
前者は下から上へかき出すように、後者は撫でる感じに動きます。
音も動かし方もリアルな方と言えるでしょう。

家庭的な耳かきらしくそこまで凝ったことを行ってはいませんし
時間についても主人公が定期的に自分で耳かきをしている設定があるため
長すぎず短すぎずで丁度いいくらいだと思います。

「ん? 耳冷たかったから気持ちよくって 嘘だよ 温めてあげようと思ったの」
耳かき中の彼女はあまりしゃべらず主に吐息を漏らし続けます。
こちらも耳かき音や環境音をメインに楽しむような作りですね。
耳かきを終える頃に彼女がおそらく手を使って耳を塞ぐシーンがあり
そこでは実際に塞がれたかのように急に音が聞こえにくくなる面白い感覚が味わえます。

「なんか眠くなってきちゃったなぁ ちょっとお昼寝しよ?」
そして耳かきが終わったところで2人一緒にお昼寝をします。
時間が約40分ありますからここがメインのパートと言えるでしょう。
過去作同様彼女のセリフはかなり少なく、主に寝息や環境音を楽しみます。

リアルタイムに変化する風の強さ、通り過ぎる人や車両、鳥・犬・虫の鳴き声など
本当にその場にいるかのような音の数々が耳に心地よさを与えてくれます。
ここまで多彩な環境音が登場する作品は他に聴いたことがありません。
音声の時間が進むにつれて物語の場面も本当に目まぐるしい変化を見せます。
住宅街らしいというより住宅街そのものです。

そんな中彼女だけはすぐ近くで動かずリズミカルに寝息を立てている。
この静と動の対比が非常に印象的でした。
周りがそれなりに騒がしいからこそ、部屋の中はより落ち着いて感じられるのだと思います。

諸々の音を使って作品の世界を見事に作り上げていると言えます。



多種多様な音を楽しめる作品
環境音や効果音の質や鳴らし方にとことんこだわり
その結果現実世界に近い雰囲気を出すのに成功している作品です。

環境音自体は元々癒しを与える要素として割と昔から使われていたのですが
それらは例えば風の音とか波の音といったように
単一の要素をループさせて使う場合がほとんどでした。
唯一の例外と言えば「立体音響娘2-先輩と図書館に行こう!-」くらいです。

今年に入って桃色CODEさんや藤和工場さんなど一部のサークルさんが
かなりリアルな音を取り入れた作品を出して好評を博していますが
それでもキャラやシーンを引き立てるための脇役に留まっています。
しかし本作品では主役に近いほどの存在感を持っています。
これが一番の驚きでした。

さらに音の位置や距離感までしっかりと表現されているのが素晴らしいです。
車や人の通り過ぎるシーンでそれを強く実感するでしょう。
10秒後にはまったく違った音が聞こえてくるから飽きが来ません。
むしろ「次はどんな音が来るのかな?」とちょっぴりワクワクしてきます。

それ以外の要素(彼女、耳かき、お昼寝)については
あまり過度な演出を行わず環境音に自然に溶け込めるようにしています。
普通は主役になる要素を脇役っぽくしているところもやや特殊です。

注意点は環境音の関係で主にバイクのエンジン音が結構流れることです。
この手の音が苦手な人にはあまりお薦めできません。
リアルさを追求するあまり、肝心の癒しから若干離れてしまっているようにも思えます。

著しく環境音に傾倒した個性的な作品です。
「バックが無音の耳かき音声だと逆に落ち着かない」とか
音声作品にちょっとした騒がしさを求めている人にお薦めします。

おまけは「休憩したら?」「15分仮眠」「目覚まし」の3つです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 本編…58:29 おまけ…17:26


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ベタあまねーちゃんの寝る前セックス予行練習

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。

本作品はあまあまなお姉ちゃんが布団で一緒に寝ながら気持ちよくしてくれます。
「ベタあまねーちゃんの寝る前オナニーサポート」という作品の続編になるのですが
元々ストーリー重視の作品ではありませんのでこちらから聴いても問題ありません。

実の姉らしく常に愛情を持って接してくれる彼女の声がとても温かく
聴いていると心がぽかぽかしてくるような安らぎを感じるでしょう。



今日の抱き枕はお姉ちゃん
お姉ちゃんと布団の中でエッチな事をするお話。

「はい どうぞ 起きてるわよ」
お姉ちゃんは甘く優しい声の女性。
彼女と一緒に寝たくて部屋にやってきた弟を温かく迎えると
安心して眠れるように自分が彼の抱き枕になってあげることにします。

「好きなように抱きしめてくれて いいのよ お姉ちゃんのこと ぎゅってして いいよ」
彼女は相手が血の繋がった弟なこともあってか
普通に抱きしめることはもちろん、そのまま胸を揉ませてあげるなど
行き過ぎた内容でなければ基本どんなお願いもきいてくれます。

声や雰囲気も終始とってもあまあまですから
年上の女性に徹底的に甘やかしてもらう気分が味わいやすいでしょう。
さらに総時間に対してエッチシーンがかなり長く取られています。
心も体も満たされる、おねショタ系が好きな方にはもってこいの作品です。



今日の抱き枕はお姉ちゃん
エッチシーンは2パート37分30秒ほど。
プレイはお姉ちゃんへの乳揉み/乳首責め、手コキ、素股、お掃除フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ほら 触ってごらん? お姉ちゃんの おっぱい 遠慮しなくていいよ?」
後ろから抱き着いてすかさずおっぱいを揉み始めた弟を軽くたしなめると
お姉ちゃんは向かい合う形になってから改めて好きなように揉ませてあげます。

エッチはおねショタらしく彼女がリードする形で進められるのですが
最初のパートは弟、次はお姉ちゃんとパートごとに攻守が入れ替わります。

「いいよ 色々いたずらしてごらん? 指でつまんで こりこり くりくり」
最初のパートは女性の体をよく知らない弟が困らないように
お姉ちゃんがおっぱいや乳首のいじり方を優しく教えてあげます。
責めが上手いときはきちんと褒めたり、気持ちいいときは可愛い喘ぎ声を漏らしたりと
彼の男を立てながらプレイを進めているところがいいですね。

「ここよ このとろとろ濡れ濡れのエッチな隙間に 勃起おちんちん差し込んで」
プレイは最後に行う素股が一番のポイント。
彼女が仰向けの体勢になり弟が上からお股へ挿入します。
ここでは興奮して余裕のなくなった彼女がリードではなくおねだりをするシーンが多く
気持ちよさで言葉を詰まらせたり言葉の端々から荒い息が漏らす様子も相まって
一気に淫靡な雰囲気が広がり自然な興奮が得られます。

元々が清楚系と言いますか、あまりエッチに堪能そうに見えないキャラだけに
自分からおねだりするようなセリフを言われると一層ドキッとします。
おねショタなのに彼女がきっちり乱れてくれるところにも個性を感じました。

「お礼として 優しく 優しく お口で おちんちんをお掃除してあげる」
対する後半は彼女が主にお口を使っておちんちんを刺激します。
彼女的にフェラチオはNGとのことで名目上はお掃除フェラなのですが
「ききゅー っぶぶっ」とやや下品な唾音を鳴らしながらゆっくりと執拗に舐める様子には
明らかにおちんちんを手放したくないという意思を感じます。

「精液出したら フェラチオになっちゃうでしょ? お姉ちゃんのお口 おまんこの代わりにしちゃ ダメよ」
特に上のセリフを言った直後に一気に責めが激しくなるのが印象的でした。
彼女も理性ではこれ以上やってはいけないとわかっているのでしょうが
男性を強く求める女性としての本能には勝てなかったようです。
結果的にフェラチオは成立し、近親相姦特有のややブラックな雰囲気が湧きあがります。

このように、一般的なおねショタとはちょっと違ったプレイが繰り広げられます。



あまあま+αな作品
正統派のおねショタ展開を押さえつつ、それにちょっとした要素を加えることで
純粋なエロさをパワーアップさせている作品です。

お姉ちゃんは今回の行為を家族同士のスキンシップと捉えており
胸を直に触る程度のプレイに対しては「好きに触っていいのよ」と積極的に応じます。
しかし弟にとっては性行為としての意味合いが強く
後半になるほどエスカレートしていく彼の要求に彼女が戸惑う様子も見られます。
そして最終的にはやってはいけないことをやってしまう、と。
こういったイレギュラーな要素が興奮を絶妙に高めてくれました。

「いい? 仕方なくしてあげるんだからね? 自分でオナニーできるようになるまでの間だけよ? 分かった?」
しかし、お姉ちゃんはそんなことで弟を嫌いになることは一切なく
今回の行為を許したうえですべてを受け入れてくれます。
最後の最後であまあまなハッピーエンドを迎えていることによって
上で述べたブラックな要素が上手い具合に中和されています。
ですから基本はあまあま、ちょっぴりブラックと表現するのが妥当でしょう。

プレイについては前半が喘ぎ声、後半がちゅぱ音とメインの要素を切り替えています。
プレイ中の会話量が割と多いため、それらだけを集中して聴くのは難しいのですが
プレイの様子やお姉ちゃんの心理がわかりやすくイメージしやすいです。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

前作に比べるとあまあま度は若干落ちたようにも思えますが
それでもなお十分な甘さを持っている作品です。

おまけはお姉ちゃんの寝息とふぁんさんのフリートークです。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…46:21 おまけ…17:51


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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