サークル「妄想解放戦線」さんの催眠?音声作品。

今回紹介する作品は、名前も素性もわからない優しいお姉さんが
音と言葉を駆使してドライオーガズムへ導きます。

エネマグラなどのアナルグッズを挿入しながら聴くのが特徴で
深呼吸、耳のマッサージ、環境音を使って心身をリラックスさせてから
カウントを数えてストレートに絶頂へ追い込みます。
催眠の要素は非常に薄いので、アナル系の同人音声と思ったほうが楽しめるでしょう。
短い時間でアナル絶頂に
お姉さんが会話や耳マッサージしてドライオーガズムさせるお話。

「こんばんは 私の声が聞こえているということは あなたは普通の快楽では満足できなくなった ド変態さんということになりますが 相違ありませんね?」
お姉さんは明るくて清楚な声の女性。
主人公の嗜好を確認した後に究極の快楽を与えると言うと
その内容を説明してから視聴環境を確認します。

本作品は声も態度も穏やかな彼女が、30分程度の短い時間を使ってドライ系のサービスをします。
冒頭の説明を終えた後にエネマグラの挿入を指示するシーンがありまして
その後は深呼吸やPC筋トレーニングしながら性感を徐々に高めます。
(PC筋トレーニングはおしっこを止める筋肉を収縮させる運動)

販売ページの説明文に「コンパクトな構成のドライオーガズム催眠音声です」と書いてあるので
たぶん多くの人が本作品を催眠音声だと認識するでしょう。
しかし少なくとも私は催眠音声と呼ぶのは厳しいと見てます。
催眠音声側に分類してるのもサークルさんの意向を尊重しただけです。

そう言える一番の理由は催眠の技術と呼べる要素がほとんどないからです。
2番目のパート序盤で催眠に関する小話があるものの
その後に古典あるいは現代催眠の技術を使って誘導するシーンはありません。
深呼吸しながらテーマに沿った会話をしたり、耳マッサージする時も効果音だけを鳴らします。
全体を10とするなら催眠の要素は0.5~1くらいです。

催眠は色んな手段を使って聴き手の無意識に働きかける行為ですから
それがされてない時点で催眠音声の条件を満たしてないと言えます。
セリフの内容や表現方法も確認しましたが、同人音声とほぼ一緒で催眠の効果は見込めません。
厳しい言い方になりますけど、サークルさんが何を根拠に催眠音声と呼んでるのか理解できませんでした。
音を使ってリラックス
サークルさんが催眠と呼んでるシーンはおよそ11分間。
横になって目を瞑り、自分のペースで深呼吸しながらお姉さんの話を聞きます。

「ドライオーガズムは エンドルフィンに比べて オキシトシン セロトニン ドーパミンといった いわゆる幸せホルモンの過剰分泌によって引き起こされるものと考えられていて 快感値で言えば 男性の射精の10倍以上だと言われています」
そして彼女は深呼吸が快感を得るのに役立つことを説明したり
ドライオーガズムの原理や気持ちよさを専門用語を交えて丁寧に語ります。
R-18作品でこういう堅苦しい話はしないほうがいいと思いますが
深く理解してることをアピールして信頼関係を高めたかったのかもしれません。
その後には前立腺の話も出てきますし、テーマに合った話題なのは間違いないです。

でもこの後まったく催眠をかけないんですよね…。
事前の準備だけ頑張って本番を放棄する奇妙な状況ができてます。
11分で完結させるなら説明を全部捨てていきなり誘導するほうが入りやすくなります。

後半の6分間は耳のマッサージ。
「しゅるー」という滑らかな摩擦音を左右同時に鳴らします。
そして時折タッピングのような別の音に切り替えます。

「どうですか? 気持ちいいですか? 何も考えなくて結構ですよ そのまま楽にしててください」
ここも彼の様子を確認しながら音だけを流す催眠とは無関係のサービスです。
例えば「この音を聴くと耳や脳がゾクゾクする」と暗示を入れてたら随分違ったでしょう。
暗示にあたるセリフがとにかく少ないから催眠に入りたくても入りようがありません。
効果音は割とリアルなので、それと技術を組み合わせれば良い催眠になったと思います。

…という感じでボロクソに叩きました。
この後のシーンも含めて催眠や催眠音声に対する理解度が不足してます。
ちゃんと勉強して、大手さんの作品をいくつか聴いて研究したらこういう作品は生まれません。
随分昔に深呼吸するだけで催眠音声と呼んでる作品がありましたが、それと同じ特徴を持ってます。
刺激をできるだけ与えずにドライへ
エッチシーンは2パート11分間。
プレイはPC筋トレーニング、カウントによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「息を吸うのに合わせて 肛門に力を入れてみてください」
深呼吸、マッサージ、小話で主人公の心身をほぐしたお姉さんは
PC筋トレーニングをする指示を出して少しずつドライへ追い込みます。

エッチは体に直接触れず彼女に言われた通り動きます。
最初の「02_ドライオーガズムについてと聴覚刺激による催眠誘導(約7分)」は準備。
催眠に引き続き深呼吸に合わせて4分ほど筋肉を収縮させます。
そして残りの3分間は休憩も兼ねて緑豊かな場所で寛いだり小川に入るイメージをします。
02パートは最初の11分間が催眠、続く7分間はエッチの構成です。

「吸ってー 締めて 吐いてー 緩めて」
ここも深呼吸の合図を出したりドライするための簡単なアドバイスをします。
プレイ時間が短いことを考えればエネマグラが必須になるでしょうね。
暗示で快感を高めるシーンは特にないので催眠から脱線してます。

「0 0 0 0 0 0! ほら 落ちていけ 変態 もう二度と 戻ってこれない場所でイキ狂ってろ」
次の「03_カウントダウン(約4分)」は絶頂シーン。
10カウントをストレートに数えてから上のような追い込むセリフを言います。
ここだけは暗示っぽいセリフが少しだけ出てきました。

このように、やることを絞り込んで一直線に進めるシンプルなエッチが繰り広げられてます。
テーマは面白いのだが
やってることは個性的だけど催眠音声として評価するのは難しいM向け作品です。

お姉さんは主人公に射精よりもずっと気持ちいい快感をプレゼントしようと
まずは深呼吸、催眠に関する小話、耳マッサージでリラックスさせます。
そしてその後はPC筋トレーニングやカウントを使って一気にドライへ追い込みます。

穏やかなお姉さんがアナルグッズを使ってドライへ誘導するシチュ
乳首やおちんちんには一切触れずアナルだけを責めてイかせる独特なエッチ。
Mな人なら興味を持つアブノーマルな作品に仕上がってます。

思いっきり酷評しましたけど全体の流れは割と良いです。
これらの中に催眠の技術や暗示をきちんと込めたらなかなか良い作品になったと思います。
素材はいいのにサークルさんがそれを自分の手でダメにしてるから厳しく言うわけです。
催眠音声はこれが1作目のようですし、今後良い方向へ変わってくれることを期待してます。

絶頂シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:川乃瀬由羽さん
総時間 29:26

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


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