サークル「女神Qlove」さんの催眠音声作品。
今回紹介するサークルさんの処女作は、優しくて清楚なお姉ちゃんが
すっかり成長した知り合いの男性にエッチな催眠をかけて新しい関係を築きます。
催眠はリラックス&イメージ重視の癒し系、エッチはセルフとドライを両方やる調教っぽいプレイといった具合に
甘さと厳しさを混在させながらいずれも丁寧にリードするのが特徴です。
匂いを伝えるアプローチが多いですから、視聴中に何らかの匂いを感じる人がいるでしょう。
憧れのお姉ちゃんと再び
「あら 珍しいね おかえりなさい」
お姉ちゃんは明るくて清楚な声の女性。
久しぶりに再会した主人公へ懐かしそうに挨拶すると
昔のことを語ってからプレゼントをもらい喜びます。
本作品は声や容姿は清楚だけど性格は結構淫乱な彼女が
再び自分に会いに来てくれた彼をおよそ90分に渡りもてなします。
催眠43分、エッチ37分と両者のバランスをほぼ同じに設定し
いずれもゆっくりじっくり進めて癒しの感覚や絶頂感を少しずつ膨らませます。
新規さんの場合、まず催眠にきちんとかかれるかどうかを気にする人は多いと思います。
私も期待半分不安半分の心境で聴いてたのですが
事前にかなり勉強されたのか催眠部分については既に比較的高い品質を持ってます。
全体の構成がきちんとしてますし、暗示の入れ方も丁寧で安定感があります。
また単に催眠をかけるのではなく流れやテーマ性を持たせた誘導をします。
エッチの内容も催眠重視ですからきちんと入れてれば気持ちよくなれると思います。
具体的にどう良いのかは次項で詳しく説明します。
「今から君の思惑とお姉ちゃんの思惑をピッタリ合わせるよ」
もうひとつの特徴は彼女の二面性をサービスに盛り込んでること。
彼は恋人になりたいと思ってるのに対し、彼女は主従関係になることを望んでます。
そのため催眠パートはあまあまだったのが、エッチに入ると調教色が強くなります。
彼女に隷属したくなる暗示を入れたり、責める際に焦らしや寸止めをするのが良い例です。
ただし、キャンドルマンさんやモルモットストリップさんのような変態プレイは特にやりませんから
私はこの内容ならややMあたりがメインターゲットだと思います。
感度の強化や上下関係の構築に力を入れてるおかげで
純粋に気持ちよくする時間がそれほど長くないのが影響してます。
軽く意地悪してから絶頂させる感じですから甘めの部類に属します。
ファンタジー世界を冒険する催眠
横になって目を瞑り、まずは深呼吸や体の脱力で心身をリラックスさせます。
「ポイントは 吸った息や吐いた息が どこに向かっているのかを意識してみてね」
「膝に意識を向けると そこから力が抜けていくぅ 膝から力がすーっと抜けていく」
深呼吸は息を吸う、軽く止める、吐く合図を出しながら簡単なコツを教える
脱力は右脚、左脚、股間、胴体、頭部の順にパーツを細かく分け
そのひとつひとつに「力が抜ける」と暗示を入れる親切丁寧なリードをします。
ここだけで17分くらいかけますから、後になるほど重さやだらーんとする感覚が強くなります。
腕だけ脱力を省いてるのはたぶんエッチでオナニーするからでしょう。
暗示も小まめに入れてきますし、技術を闇雲に行使するのではなく目的を見据えて組み立ててます。
催眠に個性が出てくるのはその後から。
広い原っぱに自分たちが立ってる様子をイメージし
そこから気球に乗ったり船で川下りして挿し絵にも描かれてるお城を目指します。
「ぷかぷかと気球が上にのぼるごとに 君の体も一緒にふわふわと軽くなっていく」
そしてここからはアプローチの方向性もガラリと変わります。
「ふわふわ」「ぷかぷか」といった擬声語を多めに挟んで浮遊感を直感的に伝え
川下りする時はバックで環境音を流して実際にしてる気分を与えます。
途中で急流や滝に出くわした時はカウントを数えて「流れる」「落ちる」と暗示を入れるなど
シーンごとにメインとなる暗示を切り替えながらそれを厚めに言って感覚を徐々に膨らませます。
脱力する時は「重い」、気球に乗る時は「浮かぶ」、空の散歩から川下りに切り替える時は「沈む」など
入れる暗示を絞り込んでくどくない程度に投げかける工夫がされてます。
そしてこれらを繋ぎ合わせて後になるほど催眠が深くなるように持っていきます。
処女作でこういうことができるサークルさんはなかなかいないので驚きました。
「ほら 君の脳は考えることができなくて 感じることしかできないの」
そして最後はお城の中にある階段を下りたり、その途中で見つけた香り玉の匂いを嗅いで心をトロトロにします。
階段を下りるイメージは催眠音声だと定番ですが
そこに作品独自の要素を盛り込みストーリーに合わせてます。
香り玉が出てくるのはエッチで匂いに関するアプローチを使うからでしょうね。
しっかりリラックスしてから冒険する形で深化する面白いタイプの催眠です。
聴き手をエッチの舞台となるお城の中へ案内することを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法、気球で空を上ったり下りたりするイメージ
川下りするイメージ、お城の階段を下りるイメージと流れを持たせて進めます。
脱力までを聴いた時点では「丁寧だけどあまり個性がないなぁ」と感じたのですが
その後から展開が一気に変わって考えを改めました。
移動する様子に合わせて暗示を変えたり音を使うきめ細かなリードがされてます。
私が聴いた時も中程度くらいの深さまで入れました。
新規さんは大手さんのような信頼関係や威光がない状態で聴くことになるので
(「この人の作品なら催眠にかかれるだろう」という気持ちを持てるかどうかという意味)
作品の品質が同じくらいだったとしてもかかり具合は多少浅くなることが多いです。
そのことを考えれば上々の結果じゃないかと思います。
自分から従いたくなるエッチ
プレイは感度上昇、香りを嗅ぐ、乳首オナニー、オナニー、お姉ちゃんのストリップ鑑賞、SEX(体位不明)です。
香りを嗅ぐ際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。
「お姉ちゃんの裏垢 見たことなかったの?」
催眠を使って主人公を2人だけの世界へ案内したお姉ちゃんは
自分が清楚ビッチなことを教えてから彼を従順な奴隷に変えます。
エッチは終始彼女がリードします。
最初の「性感を高める(約17分)」は本格的なプレイを始める前の準備
前半は体の感度を上げ、後半は彼女を好きになったり声を聞くと気持ちよくなる暗示を入れます。
「とってもいい香り ずっと嗅いでいたくなる そんないい香りを嗅いでいると 君の右腕の感度がだんだんと上がってきて 右腕を触ると気持ちよくなる」
対等な恋人になる気がなくても彼女が彼を好きなことは間違いありません。
だから無理矢理従わせるのではなく、引き続き暗示を駆使して自分からそうなるように導きます。
感度上昇は催眠の終盤に登場した香り玉を起点に腕、乳首、おちんちんの順に行います。
隷属化も柔らかい言葉を選んでやるためハードな印象はまったくありません。
彼女なりに愛情を持って彼に接してるのがわかります。
続く2パート20分間は絶頂シーン。
「エッチな遊び1(約12分)」は乳首オナニーとオナニー
「エッチな遊び2(約8分)」は彼女とのSEXで合計3回イキます。
右「甘ったるい刺激が津波のように押し寄せる」
左「乳首が取れそうなほど擦り続けてしまう」
そしてここでは彼女の声が最大3つにまで増え
左右中央からテンポよく語り掛ける双子っぽいスタイルに変わります。
ひとつのセリフを2人が分担したり、カウントと暗示を同時に投げかけてるところを見ると
サークルさんが本家をはじめとする双子催眠をある程度勉強されてるように見て取れます。
純粋なエロ要素は控えめで暗示をガンガン入れる催眠色の強い内容です。
オナニーに関する指示も特に出しませんから自由にやっていいのでしょう。
乳首はドライ、おちんちんは射精と2種類の絶頂を順番に味わわせます。
「おまんこにいやらしいヨーグルト臭が鼻の奥に届く とても甘美な匂いに理性が一気に崩壊する」
エッチな遊び2は彼の願望を叶えることも見据えたプレイ。
目の前で服をゆっくり脱いで見せてから生ハメ&中出しします。
ピストン音や喘ぎ声は鳴らさない代わりにプレイの様子を聴き手視点で実況してました。
射精表現はありますけどセルフじゃないのでドライのほうが迎えやすいと思います。
このように、ご主人様と奴隷の関係になってちょっぴり意地悪なプレイをするややM向けのエッチが繰り広げられてます。
正反対の要素を合わせ持つ作品
お姉ちゃんは大人になっても自分を覚えてくれてる主人公に幸せな時間を提供しようと
まずは長めの催眠を通じて冒険しながらお城へ案内します。
そしてエッチは上下関係を持たせて焦らしや寸止めを交えたオナニーをさせたり(鞭)
おまんこで直接相手して(飴)彼の心をガッチリ掴みます。
清楚でビッチなお姉ちゃんが変わった催眠とエッチでもてなす甘めのシチュ
古典催眠の技術と作品独自のイメージを組み合わせた割と質の高い催眠
押しつけがましくないやり方で隷属させてからオナニー→SEXと繋ぐ調教っぽいエッチ。
処女作でありながら個性と安定感を持つ作品に仕上がってます。
催眠音声の新規さんはこのところレベルの高い方が多いです。
女神Qloveさんも個人的に期待してたので、その予想が当たって良かったなぁと思います。
とにかく催眠のかけ方が上手ですね。
1作目でここまで練り込まれてるのなら今後もっとすごい作品が出ることも期待できます。
「快楽の残留物が体に残る 放心状態のまどろみの中 すべてを開放した君の抜け殻だけが残る」
あとこれは私の勝手な思い込みですけどセリフの表現が独特です。
詩や官能小説のような言い回しがちょくちょく出てきます。
「官能小説が大好物」と作者さんがおっしゃられてるのでそのへんが影響してるのでしょう。
これも他のサークルさんにはない要素ですから、今後武器になる可能性があると思います。
エッチは事前の準備に時間をかけすぎて肝心のプレイタイムが短くなってるのが気になりました。
特にオナニーはしごく時間がある程度確保されてるほうが射精もしやすくなります。
これについては今後経験を積むことで自然とバランス感覚が掴めるのではないかなと。
絶頂シーンはドライ1回、射精2回。
淫語そこそこ、効果音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:そらまめ。さん
総時間 1:33:02
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
追記
2021年12月26日まで20%OFFの968円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。