同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:喫茶綴

   ● 蠱惑
   ● 珈琲店 喫茶綴




サークル「喫茶綴」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段はお淑やかだけど特定の状況で淫乱になる妻が
旦那と耳かきやエッチをして親密度をさらに深めます。

パートによって彼女のキャラが大きく変わるのが最大の特徴で
昼間は穏やかで恥ずかしがり屋、夜は淫乱で積極的とほぼ正反対の属性を持たせ
それぞれに合ったプレイをして自分のすべてを曝け出します。
愛らしい嫁が持つもうひとつの顔
妻と耳かきやエッチをするお話。

「あ、おはようございます お体は 大丈夫ですか?」
妻はのんびり話す上品な声の女性。
縁側で膝枕されながら寝てた主人公が目覚めたので挨拶すると
以前話した時に彼が言ってた耳かきを志願します。

本作品は夫にひたすら尽くすことに喜びを感じる献身的な奥さんが
自宅の縁側や室内で140分に渡る癒しとエッチなサービスをします。
彼女は肌の色や髪の色がこの世界の普通の人と違うことにコンプレックスを抱いており
そんな自分を嫁に迎え優しくしてくれる彼に心から感謝してます。
だから愛情をたっぷり詰め込んだサービスをしてその恩に報います。

「私 嬉しいんですよ 無防備なお姿を見せてくださるのは 私に気を許してくださっている証拠だと 思っていますから」
厳しく躾けられたのか夫に対しても丁寧語で話しながら
自分の気持ちを素直に伝えて幸せな時間を過ごします。
初めて耳かきをする時に真剣そうな表情を見せたりと
大事にされてる気分が強く伝わってきて胸のあたりがぽかぽかしました。
少なくとも冒頭の彼女は優しくて、貞淑で、初々しい理想的な新妻です。

しかし彼女にはもうひとつの顔が存在します。
夜になると普段とはまるで違う淫乱で積極的な姿を見せてくれます。

「私はあなたの妻なんだから 私はあなたの望むこと 全部 全部叶えてあげたい」
口調が丁寧語からタメ口へと変わり、声のトーンもやや落ちて色っぽくなります。
他にもキスや耳舐めする時のちゅぱ音が激しくやや下品になるなど
男の興奮をくすぐる要素がいくつもあってエロさがパワーアップしてます。
(人格の違いを分かりやすくするために表は青、裏はピンクでセリフを表記します)

この二面性こそが本作品最大の魅力です。
表→裏→表とパートごとにキャラが変わるので
同じ女性とエッチしてるのに聴いた時の印象が結構変わります。
しかし彼を愛する気持ちだけは一切変わらず、それが2人の仲をより深くすることへと繋がります。
表現方法は独特ですけど新婚夫婦らしいイチャラブ全開なお話になってます。

一番最初の「01.蠱惑の癒」でするのは耳かき(約26分)。
縁側で彼女に膝枕されながら耳かき棒で左→右の順にお掃除します。
そしてどちらも終了時に弱めの風圧で3~5回息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずすーっ」という滑らかで丸みを帯びた音が使われており
奥から手前へ掻き出したり壁をなぞるように長めのストロークで動きます。
器具は1種類ですけど位置、動き、ストロークの長さが小まめに変わるので単調さはありません。
適度な間隔で音が途切れるなど現実の耳かきに近い表現がされててレベルが高いです。

「やっぱり 緊張…しますね」
「少しだけですけど 勝手がわかってきた気がします」

そして最中の彼女(表)も色んな表情を見せてくれます。
やりたかった耳かきが実現して嬉しいのと同時に緊張して深呼吸を繰り返し
左耳に取り掛かった直後は息を飲む音を挟みながら真剣に手を動かします。
そして右耳に移ったあたりから気持ちに余裕ができて会話も少し増えます。

本作品は彼女のキャラが一番の魅力ですから
このパートでは耳かきしながら普段どんなふうに接してるかを表現します。
初めてだからといってわざとミスすることもないですし、音とセリフの両方に癒しを感じました。
お互いのすべてを曝け出すエッチ
エッチシーンは4パート82分間。
プレイは耳舐め、キス、素股、手コキ、SEX(騎乗位)、アナルSEX、お掃除フェラです。
素股、手コキ、SEX、アナルSEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「そろそろ エッチな事 したいよね?」
耳かきをした日の夜、そのまま寝入った主人公を耳舐めで起こすと
妻は「気持ちが高ぶってるからSEXしたい」とストレートに伝えます。

エッチは最終パートを除き彼女が責め続けます。
最初の「02.蠱惑の夜」は裏の彼女が初めて登場するパート(約24分)。
突然の展開に戸惑う彼へ積極的に迫り、結局彼の気持ちを汲み取って素股に切り替えます。

「あなたに耳かきをしながら 興奮していたのかも ねぇ 私 変態だね」
こちらの彼女はタイトルの「蠱惑(こわく)」にピッタリな妖艶な女性。
この時を待ちわびてたことを言葉と行為の両方から伝え
序盤にするキスはじゅるじゅるといやらしい音を立てながら吸い付くように責めてきます。
表の彼女がまずやらなそうなことをガンガンするのでギャップが本当に大きいです。

作品の販売ページを見ると耳舐めもそれなりにやりそうな雰囲気ですけど
確認した限りでは4パート合わせて約17分と少なめでした。
耳舐めよりもキスのほうが量は多いので耳舐め特化じゃないことをご了承ください。

パート後半から始まる素股は「ぱんっ」という肉がぶつかり合うような音を
後になるほどペースを上げる形で鳴らし続けます。
お互いに生で接してるからでしょうけど彼女の吐息も結構熱っぽかったです。

そして勢いで挿入できそうな状況なのにそれをやらないところに優しさを感じました。
彼女が彼とSEXしたいのは間違いないですけど無理矢理する気はありません。
一時の快楽を得るためではなく、夫婦の仲をより親密にするためにしたいと思ってます。
淫乱になっても彼への愛はしっかり維持されてて甘くエロい空気が漂ってます。

2番目の「03.蠱惑の愛」は表の彼女と初めてエッチするパート(約25分)。
昨夜のことをきちんと謝ってからその埋め合わせに耳舐め、キス、手コキをします。

「あなた 好きです 愛しています 大好きなんです」
前のパートよりも恥ずかしそうな表情で愛の言葉を投げかけ
手コキもゆっくりペースで控えめな摩擦音を鳴らすキャラに合った責めっぷりです。
純粋なエロさはやや落ちてるので、女性に尽くされてるシチュが一番の抜きどころになるでしょう。
射精した後に彼の耳元で精液を飲み干すなど、普段より大胆なところも見せてくれます。

後半の2パート33分間はより深いプレイに挑戦するシーン。
「04.蠱惑の刻」は裏の彼女と騎乗位SEX(約16分)
「05.蠱惑の罰」は表の彼女とアナルSEXをします(約17分)。

「ねぇ 私のおまんこに あなたのおちんぽ 入れて?」
04パートは彼女が上に乗って彼が抵抗しないことを確認し
それからストレートなおねだりを経て挿入にこぎつけます。
うっとりした声、熱い息遣い、弾力のあるピストン音、そして同時にやる耳舐めやキスのちゅぱ音。
エッチな声や音を複数組み合わせて濃厚なプレイに仕上げてます。

彼女が処女だからでしょうけど捻ったことは特にやりません。
表の彼女にはできないことを裏の彼女が見事にやってのけてます。
前の2パートで雰囲気を作った後に挿入するので聴いた時の満足感も大きかったです。

それに対して05パートは彼女の健気さを面白い方向から描いてます。
裏の自分がしたことを罰するために自らアナルSEXを志願し
挿入後は彼が射精を迎えるまでピストンを受け止め続けます。
事前に洗浄を済ませてあるので衛生面は問題なさそうです。

「なぜこんなに気持ちよく んぐぅっ」
彼女の予想ではもっと痛みや苦しみを味わうと思ってたようですが
実際は気持ちよくて吐息交じりの喘ぎ声を多めに漏らします。
彼より先に絶頂しますし、なんだかんだで楽しんでるのが微笑ましいです。

耳かきをすることすら恥ずかしがってた表の彼女が
最終的にアナルSEXまでするようになったところに成長を感じました。

彼女にふたつの顔があることを知ったうえで両方愛そうとする彼の器も大きいです。

このように、お互いのすべてを曝け出してより親密になる夫婦愛を感じるエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の純愛作品
妻が持つふたつの顔を引き立てながらたっぷりイチャイチャする作品です。

妻は結婚したけどまだ肉体関係はない主人公とより親密になろうと
まずは耳かきで体が触れ合っても緊張しないように練習します。
そしてエッチはパートごとに表と裏を切り替えながら後になるほど大胆なプレイをします。

普段は貞淑だけど夜になると淫乱さを発揮する妻と耳かきやエッチをするノーマル向けのシチュ
彼のことを大事にしながら恥ずかしそうにお世話したり責められる表のキャラ
ストレートなおねだりや下品なちゅぱ音で誘惑する裏のキャラ。
彼女がどんな人物で、何を思いながら彼と接してるかを中心に描いてます。

最初は控えめだった表の彼女がだんだん積極的になっていくところが特に印象的でした。
裏の彼女も彼の気持ちを尊重しますし、両者が影響し合って良い方向に進んでます。
どんな時も彼女を信じ愛し続ける主人公にも十分な魅力を感じました。
サークルさんなりのやり方で夫婦の愛情模様を表現してます。

時間、内容ともにエッチメインですけど耳かきの品質も高いです。
30分を切る手頃な時間に設定されてますし
就寝前にここだけ聴いておくと心が穏やかになって寝つきがよくなると思います。

エッチは02と03パートの会話量が多めでややテンポが悪く感じましたが
04と05できっちり盛り返してて上手くまとまってます。
キャラ重視の作品だとどうしても内面描写が厚くなるので
女性に尽くされる充足感や幸福感を味わいながら抜きたい人に最も向いてます。

射精シーンは4回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

おまけは「蠱惑の夢」とフリートークです。

CV:かの仔さん
総時間 3:04:20(本編…2:22:19 おまけ…42:01)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年7月15日まで20%OFFの1056円で販売されてます。

珈琲店 喫茶綴

サークル「喫茶綴」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介するサークルさんの処女作は、完全予約制の変わった喫茶店を舞台に
女の子の店員が様々なコーヒーやケーキを振舞います。

コーヒー製作の一部始終をリアルな音で表現したり、その合間に彼女が新人らしい仕草や反応を見せるなど
音フェチ(ASMR)要素とキャラの両方を大事にした癒しのサービスが味わえます。
二人きりの喫茶店で
喫茶綴の店員「綴このか(つづり このか)」にコーヒーを淹れてもらうお話。

「いらっしゃいませ 喫茶綴へようこそ」
このかは柔らかくて落ち着いた声のお姉さん。
喫茶綴を訪れた主人公に水を出してから挨拶すると
本当に自分が担当でいいのか再度確認します。

本作品は完全予約制、しかも一度の来店で入れるのは一人というこだわりの喫茶店を舞台に
彼女がおよそ1時間に渡ってコーヒーを作ったり色んな会話をします。

音声作品はこのところ全年齢向けを中心に音フェチ系の作品が増えてますが
その多くは耳かきやマッサージといったお客を直接癒すサービスを行います。
しかし本作品ではそういったものを敢えて避け、コーヒー製作の途中で生まれる音を通じて癒しを与えます。
似たことをする作品は私の知る限り今のところ「道草屋 はこべら-移動珈琲店/よるの動物さん」のみです。

あまり聴かないタイプの音が中心になってますから新鮮な気持ちで音声を楽しめるでしょう。
声は通常録音ですが効果音はバイノーラル録音ということで質感もかなりリアルです。
また3杯作る中で使用する器具を一部変え、音の違いを楽しんでもらう試みもされてます。

「早速ですが ご注文はいかがなさいますか? …そうだった メニューを説明しないと」
もうひとつのポイントはこのかのキャラ。
お店に立ってお客の相手をするのは初めてなこともあり
サービスの最中に軽いミスをしたり慌てふためくシーンがいくつかあります。

知識や技術は十分あるのだけどメンタル面で多少不安な部分を見せる感じです。
落ち着いた声とはやや違う子供っぽい表情も彼女の魅力を引き立ててます。
音と会話が織り成す癒しのひと時
お店のシステムやメニューの説明を終えた後に始まる「珈琲の時間」は1杯目のコーヒー作り(約17分間)。
金属製の容器に水を入れて火をつけ、沸騰するまでの間にコーヒー豆の種類や分量を決め
手動のコーヒーミルで豆を挽き、お湯をポットに数回注いで温度を下げてから
粉状になったコーヒーをフィルターに置き、軽く蒸らした後にお湯を注ぎます。

水やお湯を注ぐ音はもちろん、コーヒー豆を瓶から取り出す時に蓋を回す音
豆を取り出す音やミルで挽く音などすべての動作を音でリアルに表現します。
今回はブレンドコーヒーということで豆を取り出す動作は3回あります。

「ハンドル越しにコーヒー豆の感触が伝わりますから コーヒー豆の状態を把握しやすいですし」
最も特徴的なのはやはり豆を挽く音でしょうね。
ざりざりと粗さのある小気味良い音が比較的ゆっくりペースで流れます。
そして音だけだとわかりにくい部分はこのかがセリフでフォローしてくれます。

「それでは コーヒーをちゅうしゅちゅ… んんっ コーヒーを淹れますので 今しばらくお待ちください」
最中に見せる彼女の仕草や表情もポイント。
初めての接客に緊張してる心を深呼吸で鎮めたり
一番最後のお湯を注ぐシーンはほとんど話さず微かな吐息だけを漏らします。
言いにくい言葉を噛むところも可愛いです。

簡単に言うと彼女の言動や心情を多めに交えながらコーヒーの音を楽しませるサービスです。
喫茶綴は一対一で接客しますから一般的な喫茶店に比べて店員さんの存在感が大きくなります。
音を垂れ流すだけではお店にいる雰囲気があまり出ませんし、その部分を彼女のセリフや反応で補完してます。
耳かきやマッサージとは違うタイプの音が多く、無言の時間も適度にあって静かな印象を受けました。

続く「おかわりはいかが?」は2杯目と3杯目のコーヒー作り(約31分)。
2杯目はチーズケーキに合うもの、3杯目は食後の口直しに向いたものと別のテーマを掲げ
このかが1杯目とほぼ同じ要領で丁寧に淹れます。

「コーヒーミルによる音の違いを 是非体感してください」
「いいコーヒーっていうのは 飲んだ人が幸せを感じてくれるコーヒーなんじゃないかな なんて考えています」

そしてここでも作品の長所である音とキャラの両方を工夫してます。
前者は別のコーヒーミルを使って先ほどよりも密度が低く平べったい感じの音を出し
後者は気持ちがほぐれてきたのかコーヒーの豆知識を語ったり、一部で店員らしからぬ砕けた態度に変化します。
1杯目に比べるとややキャラを重視してるように映りました。

このように、コーヒーの音とそれを作る女性の仕草で癒す変わったサービスが繰り広げられてます。
こだわりを感じる作品
音フェチ系でありながらある程度のキャラ萌え要素も含んでる不思議な作品です。

このかは喫茶綴に初めて来店した主人公が心安らぐひと時を送れるように
美味しいコーヒーとそれに関するトークをプレゼントします。

コーヒー製作に関する音をできるだけ多く取り入れたテーマに沿った作り
その前後最中に見せる彼女の初々しさや子供っぽさを感じる仕草。
喫茶店から連想される落ち着いた雰囲気に店員の存在感を加えて個性を生み出してます。

私は以前コーヒーを使った音フェチ作品を聴いたことがあったので
この作品も似た路線で攻めてくるのだろうと予想してました。
ですが実際は音と同じくらい彼女のキャラを大事にしてます。
一対一の喫茶店だから敢えてこういう作りにしたのでしょう。

「あなたが初めてだから とても緊張してるんです」
ただ個人的には彼女の反応がやりすぎかなぁと。
お店でこんなセリフを面と向かって言われたらお客も困惑するでしょう。
彼女があまりに慌てふためいてたらせっかくの落ち着いた空気が乱れてしまいますし
初々しさを出すシーンをもっと減らすか、不安や緊張に関するセリフをモノローグにしたほうが良いと思います。
思ったことをすべて口に出してるところが引っかかりました。

気になる部分が少しあるものの、コンセプトは個性的ですし表現力にも優れた作品です。
おまけは4つの音声です。

CV:かの仔さん
総時間 1:08:37(本編…58:54 おまけ…9:43)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
68分で500円とコスパがいいので+1してあります。

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