同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:効果音

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   ● 声付き耳かき音を作ってみた26
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スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラム

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、母性豊かな声と態度のスライムが
人間には決してできない独特な方法で癒しと性的快感をプレゼントします。

彼女が脳内に直接侵入しサービスする催眠とエッチが魅力で
催眠パートでは脳を直接洗うイメージに効果音と暗示を絡めて心地いい気分を与え
エッチではMな主人公の好みに合わせた2つの快感で射精へと導きます。
スライムの柔らかな体に脳を包まれて
マザースライムのご奉仕を受けて心身をリフレッシュするお話。

「初めまして 今回 スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラムにご参加いただき 誠にありがとうございます」
マザースライムはお淑やかで温かい声の女性。
主人公に今回行うプラグラムの目的や内容を簡単に説明すると
彼がより催眠に入りやすくなるように周りの環境を確認します。

本作品は「スライムだからこそできる癒し」をテーマに
彼女が催眠をかけながら彼の脳内に侵入し、心と体のコントロールを奪った上でセルフスタイルのエッチをします。
平たく言えば脳姦にあたるわけですが、できるだけ多くの人がこのサービスを受け入れられるように
催眠・エッチいずれも聴き手のことを第一に考え、願望を叶える形でリードします。

「難しく考える必要はありません 眠る時と同じように 体の力を抜いていきましょう」
そう言い切れる理由の第一は彼女のキャラ。
マザースライムの名に相応しい母性を感じる柔らかな声で語りかけるシーンが非常に多く
聴けば聴くほど母親に抱かれてる時のような心地いい感覚が湧いてきます。

サービスについても冒頭で「このプログラムに危険性は無い」とはっきり伝え
その上でシンプルな技法を作品のテーマに合わせてアレンジしながら進めます。
キーとなる脳姦も他のイメージに置き換えることで取り組みやすくしています。
初心者向けとまでは言いませんが聴き手に配慮してる部分が数多く見られます。

催眠は3パート27分30秒間。
ゆったりした服装で仰向けに横になって目を瞑り
まずは彼女に言われた部位に力を入れる→脱力するのを繰り返します。

「力が抜ける さっき入っていた力が すべて抜けてしまう」
「まるで指先から水が出て行くように 少しずつ力が抜け切っていく」

右腕、左腕、右足、左足と順に進めながら彼女はその都度厚めの暗示を入れます。
ストレートに「力が抜ける」と言ったり比喩を用いたりと時間をかけて丁寧に行います。

力を入れる時と抜いた時で彼女の口調が大きく切り替わるのがいいですね。
前者は力強くやや速いペースで、後者はゆったりのんびりしたペースで語りかけることで
言葉だけでなく雰囲気によっても脱力を効果的に促します。

体が適度にリラックスできた後は心のリラックス。
水中に漂ってる自分をイメージし、カウントに合わせて水底に少しずつ沈んでいきます。

「あなたの意識が どんどん 心の深くに沈んでいって まどろんでいきます」
ここも数カウントごとに「深い」「沈む」といった言葉を多めに盛り込んだセリフを投げかけ
およそ4分30秒をかけてじっくりと意識の力を弱めます。
彼女の大らかな口調も相まって後になるほど眠気を感じる人がきっといるでしょう。

またこのパートでは終盤に彼女が彼の脳内に侵入する様子も描かれています。
耳舐めのようなちゅぱ音を軽く鳴らすだけですから、余程苦手な人でもなければ受け入れられると思います。

そして最後の「理性、記憶の洗浄」パートはエッチを存分に楽しんでもらうために
理性や記憶といった頭の中に残ってる余計なものを彼女が直接取り除きます。

「私が頭の中を洗うと 少しずつ暗闇が晴れて あなたの周りが明るくなっていきます」
彼女の体が脳を包み込む様子を「ごぽごぽ」という泡が弾ける音
磨き上げる様子を「ぽりぽり しゅりっ」という泡交じりの水音で表現します。
前者は水中に潜ってる音、後者はスポンジで体を洗う音にとても近いです。
直接的な描写をできるだけ避け、癒しを感じる声や音を使ってイメージさせます。

パートの後半で記憶を消す=記憶支配の暗示を入れてきますが
残念ながら私の場合は一時的にせよ忘れた感覚は特にしませんでした。
この暗示はかなり深い催眠状態でないと通りにくいものですから
本気でそうさせたいのならもっと入念に施す必要があります。
この部分だけは引っ掛かりました。

十分にリラックスと深化をさせてからメインの暗示を入れるオーソドックスな催眠です。
マザースライムが頭の中に入り込み心身を操作されてる感覚を味わわせることを目的に
漸進的弛緩法、カウントとイメージを交えた深化、脳姦を別のイメージに置き換えた暗示といったように
古典系の技術を中心にそれぞれを慎重に行っています。

あめいじんぐさんは以前の作品だとセリフの表現方法に難のあるサークルさんでしたが
今作ではその部分が大幅に改善され、受け入れにくいプレイを癒しの要素で上手く包み込んでいます。
脳を犯す様子をお風呂で体を洗浄するイメージに例え、効果音を鳴らす工夫が特に印象的でした。
体の重さはいまいちですが、意識のぼやけや眠気はそれなりに感じるでしょう。
操られる快感と見られる快感
エッチシーンはおよそ14分間。
プレイはオナニー、痴態を観察されるです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今度は頭の中だけでなく 体も気持ちよくしてあげるね」
癒しの催眠で主人公の脳をとろとろにしたマザースライムは
彼にもっと気持ちよくなってもらおうと様々な指示を出してオナニーをコントロールします。

エッチは彼女に言われた通りに手を動かしおちんちんを慰めます。
前半シーンは体よりも心の興奮に重点を置いたプレイ。
手をおちんちんに触れさせるだけで敢えて動かさず、そのまま亀頭を見せつける指示を出したり
「変態」など軽い言葉責めをして彼のM心をくすぐります。

「私の指示に従って あなたの恥ずかしいところを 私に見せつけて とっても変態さんですね うふふっ」
エッチに入ると彼女は打って変わって嗜虐的な声と口調に変化し
オナニーをわざと停止させる(寸止め)をしたり、自分にすべてを見られてることを強く意識させます。

催眠音声のエッチと言えば感度を上昇させる暗示を入れるのが定番なのですが
本作品の場合は手の動きを制御する暗示を中心に据え、言葉責めや視線で気持ちを高ぶらせます。
セルフ系の中でもあまり見かけないタイプのエッチです。

「もしイきたくなっても 手が勝手に遅くなっていきます」
後半に入っても彼女は腕が思い通りに動かなくなる暗示を入れたり
セリフを頻繁に挟みながらカウントをゆっくり数えて射精を限界まで遅らせます。
オナニーの純粋なプレイ時間が約7分と短いので1日くらいは溜めてから挑むのがいいでしょう。
うまく催眠に入っていれば暗示の効果でもどかしい思いを味わうことになります。

このように、心身をバランスよく責めるエッチが繰り広げられています。
癒し系人外作品
脳姦を極限までソフトに描いた個性的な作品です。

マザースライムはプログラムを受けてくれた主人公が充実した時間を送れるように
最初からどうやってサービスするかをはっきり告げ、その上で催眠を通じて自分の体を脳に滑り込ませます。
そしてエッチに入るとキャラを大きく切り替え羞恥を与えながらおちんちんを自由にいじらせます。

「あなたの好みや どうされたいかを分析した結果から あなたの気持ちよくなれる構成にしてみました」
彼女自身が最終パートでこう言ってるように、エッチで意地悪をするのもすべて彼を思ってのことです。
脳を掌握してる状況を利用して脅したり記憶を書き換えるといったシーンは一切ありません。
人間にとって最も大事な部分を気分良く預けてもらえるように言葉を選んで進めます。
隅から隅まで癒しの要素一色な作品です。

催眠はサークルさんの努力の跡が窺えます。
術者本位だったセリフを聴き手本位に大きく切り替え、難しいプレイに果敢に挑戦しています。
私個人はそこまで深いところまで入れませんでしたが、脳姦に対して嫌な気分をまったく抱かなかったのも事実です。
今後の作品に期待が持てる内容でした。

エッチは同人と催眠のハイブリッドと呼ぶのが妥当なプレイです。
暗示で手を制御し寸止めさせるアプローチはそのままに
視姦にも「彼女の視線を感じるほど体が熱くなる」などの暗示を絡めればより良くなったと思います。
脳を犯してるシチュならばやはり心に対する責めにも工夫がほしいです。

射精シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

液体状の体を持つスライムならではのプレイが味わえる作品です。
脳姦好き、変わった癒し系作品を聴きたい人におすすめします。

CV:白夜あこさん
総時間 53:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

nitive waves 02

※この作品は2016年9月26日に販売を終了しました。

2018年5月24日追記
販売が再開され現在は購入できます。


サークル「Bellso」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は耳かき、シャンプー、ドライヤーなど
様々な癒しのサービスをリアルな効果音を駆使してお届けします。

すべての行為を効果音だけで表現しているのが大きな特徴で
音声開始1秒からサービスの内容に沿った効果音が鳴り始め
セリフ無しでも十分イメージできるように音質や動きを小まめに切り替えながら進めます。
音だけで作り出された癒しの空間
5種類のサービスを音だけで楽しむお話。

本作品は「音フェチの音フェチによる音声作品」とサークルさんが銘打ってるように
耳かき、布団、シャンプー、ドライヤー、炭酸の5つのパートに渡って
誰かにお世話してもらっている様子を効果音だけで楽しみます。

「さすさす すすっ」
最中にセリフと呼べるものは一切ありません。
音声を再生すると挨拶などの前置きをすべて飛ばし早速耳かき音が鳴り始めます。
最近の癒し系音声作品は効果音の質や量にこだわったものが多いですが
それでも本作品のように女性の声をまったく入れないケースは珍しいです。

パートごとの音の方向性には大きな違いがあるものの
どれも聴いてて自然と落ち着く、癒される気分がする点は共通しています。
寝ながら聴いて安眠を得るのはもちろん
勉強や読書をする時に聴いて集中力を高めるのにも役立つでしょう。

音フェチ向け作品の最重要ポイントと言えばもちろん音質です。
セリフがなくても何をされてるかがイメージできるように
使用する器具や動かし方に至るまで練りに練られたサービスが行われています。


体験版の耳かきを聴いていただくのが一番わかりやすいと思うのですが
シーンごとに使用する器具を切り替え、それに合わせて手の動きや力加減もちゃんと変化します。
左右中央の位置取りもしっかりしていて実際の耳かきにとても近いです。
今回が2作目とは思えないほど音のレベルが高いです。

また他の癒し系作品との違いを出すために一部で特徴的な音も登場します。
わかりやすいところだと最後の炭酸水で耳を洗浄するパートでしょうか。
「しゅわしゅわ ぱちぱち」という爽やかな音が左右別々に鳴り響き、時間が経つと徐々に弱まります。
現時点でこれを取り入れてるサークルさんはごく僅かですし
実際に聴いてみると不思議な感覚がすると思います。
リアルな音を組み合わせたサービス
ここからは各サービスの内容を紹介します。

一番最初に登場する耳かきは22分間。
右耳→左耳の順に複数の器具を使ってお掃除してから最後に軽く息吹きをします。

本作に登場する器具は綿棒、耳かき棒、耳垢水。
綿棒を使って汚れを軽く落としてから耳垢水を垂らし、耳かき棒→綿棒の順で追加のお掃除をします。
(音を聴いた感じでの予想です。実際は違う可能性があることをご了承ください)

綿棒は「くしゅっ さすさす」と面積が広く滑らかな音
耳かき棒は「ずりずり じじっ」とやや硬く尖りのある音
耳垢水は「ちゃぷ くちゅっ」と若干粘性のある水音が使われており
前の2つは音だけで耳かきとわかるレベルの十分なクオリティを持っています。

さらに素晴らしいのが音の動きです。
綿棒は耳の壁を大きくなぞる、小刻みに引っかく、軸を持ってゆっくり回転させる
耳かき棒は奥から手前にやや力を入れて掻き出す、といったように
器具ごとに汚れを取りやすい動きにきちんと変化します。
数十秒ごとに動きが自然に変化するので実際にやりながら録音されたのでしょう。

力加減にも明らかな違いがありますから耳に伝わる感覚が異なると思います。
綿棒は引っかかりながら優しく撫でられる感覚、耳かき棒はちょっぴりゴリゴリした強めの刺激です。
どちらも頭が痛くなるほどではなく適度な心地よさを与えてくれます。

次に登場するサービスは布団。
主人公が寝ようとしてるのか、あるいは誰かに添い寝してもらうのかはわかりませんが
およそ12分に渡って布団の動く音だけが間を開けながら鳴り続けます。
布団の音を集中的に聞かせるサービスは珍しいですね。

「ぱんぱん すすーっ ぱすっ」
表面を撫でる、持ち上げる、軽く叩く、中に入って寝返りを打つなどこちらもバリエーション豊富です。
聴いた限りだと使用されてるのは羽毛布団なのでしょう。
どの音にも軽さがあり質感がつるつるしています。

さらに5分程度経つと効果音のトーンがやや下がり
1回ごとに音の位置が左右に動く感じで鳴り始めます。
寝返りしている様子を表現したかったのかなと。
音を出すために結構頻繁に動いてるところが引っかかりますが音質や動き自体はリアルです。

3番目のシャンプーはおよそ17分間。
シャワーで髪を濡らしてシャンプーで洗い、一旦流してからトリートメントをつけて再度流します。
お風呂場で録音されたのか音に若干の反響があります。

「じょじょーーー ばしゃばしゃ」
シャワーをかける時に当たってる部分だけ音が若干鈍くなり、ほんのり圧力が感じられる点や
シャンプーの時に左右の手を別々に使って多彩な動きを見せるところなど
これまでのサービスと同じく小さな音や動きに至るまで臨場感があります。

髪を擦ってる時のザラザラした質感もちゃんと出てますし
サークルさんの音に対するこだわりがとてもよく表れてるパートだと思います。
サービス自体はシンプルにしてリアリティで勝負する感じですね。

最も特徴的なサービスは前項でも説明した炭酸水による洗浄(約6分)。
左右の耳に炭酸水をかけ、しばらくすると継ぎ足すのを繰り返します。
こちらも当然左右で別々の音が鳴ります。

「ぷしゅーー ぱちちちち」
炭酸飲料に耳を近づけたときに聞こえるしゅわしゅわした音が
耳の至近距離から鳴るひと時は何とも言えない爽快感があります。
このパートだけはバックで時計の音が鳴るのもポイント。
炭酸の音が次第に消え、静かになるにつれてよく聞こえるようになります。
賑やかさと静けさが混在している独特なサービスです。

このように、多種多様かつリアルな音を組み合わせた癒しサービスが繰り広げられています。
音フェチにはたまらない作品
音の質、量、運用面のすべてで優れたものを持っている作品です。

音声作品では定番の耳かきから始まり炭酸水のサービスに至るまで
すべての行為をリアルな効果音だけで見事に表現しています。

バイノーラルの普及によりここ数年で効果音の質は劇的に進化しました。
ですが細かい部分を見るとサービスの流れや音の扱いに違和感のあるものは結構存在します。
そういったところにまできちんと気を配り、尚且つイメージしやすい形でお届けする。
聴き手が楽しめるように流れを持たせてそれぞれを行っています。

耳かきの一部で音だけだと判断しにくい部分があるものの
それ以外については何をされてるかがだいたいわかります。
セリフが無いからこそ全編に渡り静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
音楽を聴くのと似た感覚で楽しめる癒し系作品です。

個人的には3番目のシャンプーが最も印象的でした。
シャワーの当て方や動かし方、シャンプーとトリートメントでの動きの違いなど
頭のあたりに何かが触れ、動いてる様子がとてもわかりやすいです。
ヘッドスパ要素も若干含んでいて手の動きが本当に多彩です。

それに対し炭酸水は純粋に音で勝負しています。
同じ音フェチ向けサービスでもパートごとに方向性の違いがあって面白いです。

敢えて声をまったくかけずにお世話してくれる個性的な作品です。
効果音重視の作品が好きな人には強くおすすめします。

CV:なし
総時間 1:07:40

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの無料の同人音声作品。

今回紹介する作品は、新開発された搾精機のテスターに選ばれた少年が
胸や股間を中心に様々な機械で徹底的に責められます。

多種多様な効果音を駆使したリアルな機械姦が行われており
振動、圧迫、電気など現実世界で行われるエッチとは違う刺激を与えながら
彼の心身がぶっ壊れないギリギリのラインで何度も射精させます。
男をイかせ続ける夢の機械
搾精チェンバー2の実験台になり何度もイかされるお話。

「お目覚めになりましたでしょうか」
A.I.1919は淡々と話す明るい声のお姉さん。
搾精チェンバー2の第一号テスターに選ばれた主人公の体を拘束すると
今回行うテストの内容を簡単に説明します。

本作品は2010年8月に発売されたサークルAshさんの名作「搾精チェンバー」を聴いて
感銘を受けたHypnotic_Yanhさんが原作を元に独自に製作されました。
催眠音声で有名な同サークルさん唯一の同人音声です。
お話が独立してますから原作を無理に聴く必要はありません。

内容は原作と同じくとある企業で開発された搾精チェンバーの改良版を
A.I.1919のナビゲーションに従い思春期くらいの少年が体を張ってテストするというもの。
その一部始終を様々な効果音を使ってリアルに表現しています。
ちなみにA.I.1919の声は声優さんではなくボイスロイドが担当しています。

テストに登場する機械ごとに質感の異なる音が鳴るのはもちろん
彼の体を拘束したり体調をチェックするといった細かなシーンにも固有の音が入ってます。
効果音にこだわっていた原作の作風を忠実に継承してます。

もちろん肝心のテストも個性的なものばかり。
大型の電マでおちんちん全体に振動を与えるプレイから始まり
吸引機とバイブで乳首とアナルを同時に責めたり、性感帯に電流を流すぶっ飛んだものまで登場します。
そして最中は彼が喘ぎ声を上げながら何度も何度も射精します。

「血圧、脈拍、体温、ペニスの膨張率、射精回数のいずれかが、規定数値をオーバーした際には、自動的に停止いたしますので、ご安心下さい」
ただし今回行うのはあくまで動作テストですから
被験者の心身をとことん痛めつけ、壊してしまうほどに過酷な展開にはなりません。
開始前にはA.I.1919がテストを受けられる状態かどうかを細かくチェックし
最中も彼の様子がおかしくなった時は安全装置が作動しプレイを中断させます。

一言で言えば思いやりのある機械姦をしてくれます。
責め方は確かにハードなんだけど彼女の態度のおかげで雰囲気は意外に和やかです。
エンディングも至って明るいですし、ブラックな作品が苦手な人でも普通に聴けます。
これも原作にあった非常に面白い要素です。
股間の内外を集中攻撃
エッチシーンは4パート26分30秒ほど。
プレイは電マ責め、乳首&アナル同時責め、電流責め、尿道責めです。
すべてのプレイに極めてリアルな効果音が鳴ります。

「それでは、最初のテストを開始いたします」
説明を終え主人公を第一テストのステージに移動させると
A.I.1919は彼の体に異常がないのを確認し、電マを股間から10cmの位置に近づけます。

エッチはどのパートも機械に責められる形で進みます。
最初の「chamber02」パートで行われるのは電マ責め。
AVで使うものよりずっと大きいサイズのそれをおちんちんに少しずつ近づけ
おちんちんの膨張率、脈拍、彼の反応などを逐一チェックします。

電マが近づくにつれて「ブブブブブ」という効果音が徐々に重く鈍くなり
おちんちんに接触するようになると微かな摩擦音が入り、音のリズムも若干不規則になります。
このパートだけでも本作品の音の素晴らしさがきっとわかっていただけるはずです。
射精の際も心臓の鼓動音と吸引音が同時に鳴って精液採取の様子をリアルに表現しています。

主人公「ひゃんっ」
A.I.1919「ペニスへの充血を確認。被験者に、空気振動と音による興奮が認められます」
そしてプレイ中はシーンに応じて主人公が女性とほぼ同じな可愛い喘ぎ声を漏らします。
(喘ぎ声が入ってないバージョンもあります)
悲鳴に近い声を漏らすシーンも一部ありますが凄惨さはそれほど感じません。

最も個性的なプレイが登場するのは「chamber04」パート。
2つの睾丸、亀頭、アナル(前立腺)に電極を装着し
少しずつ慣らしながら電流を流す部位を増やしパワーも上げていきます。

敏感な部分に伝わる初めての刺激が余程気持ちいいのか
主人公は僅か6分間に3回連続で射精するほどの激しい反応を見せます。
バックで流れる「ジジジジジジ」という小刻みな効果音や彼の喘ぎ声からも責めのハードさが伝わってきます。

「射精を確認しました。精液を採取中です。安全装置解除中のため、このまま、テストを続けます」
パート終盤にA.I.1919が彼の同意を得た上で安全装置を解除し責め続けるシーンがあったりと
機械に無慈悲に犯され、イかされるドM向けのプレイが楽しめます。
音声作品では滅多に登場しない電流責めも魅力です。

このように、限界ギリギリまで男性を追い込むハードなプレイが繰り広げられています。
独特な機械姦が楽しめる作品
機械姦の醍醐味が数多く詰まっている作品です。

感情を表に出さないA.I.1919がテストでより良い結果を出すために
心身を壊さないよう気をつけながら主人公の性感帯をとことんまで責め抜きます。

機械姦からイメージされる激しさと無慈悲さ、それに付随する射精回数の多さに加え
前立腺や尿道責めといった人間相手では難しいプレイもきっちり登場します。
そしてそのすべてをリアルな効果音によって臨場感を出しながら進めています。

普段とは違うエッチだからこそ、聴き手がイメージしやすく感じる演出が重要になります。
その点において本作品は非の打ち所がないほど優れてます。

「よくここまでプレイにマッチした音をタイミング良く鳴らせるなぁ」と本当に感心しました。
喘ぎ声無しバージョンなら自分が実際に責められてる気分がより強く味わえます。

「まだ射精を迎えていないため、体が疼いているようですね? では、少し落ち着かれてから、テストを再開します」
そしてテスト中にA.I.1919が適度に見せる優しさも
機械姦につきまといがちな暗さや凄惨さをうまく中和しています。
彼女はテストの妨げにならない限りは彼をできるだけ楽しませます。
責め方も過度な負担をかけないよう段階的に強くしていて思いやりがあります。
これらのおかげで嫌な気分を抱くことなくプレイに熱中できます。

エッチはプレイの内容がどれも個性的で力加減も絶妙です。
紹介できなかった2つのパートもこの手の嗜好を持つ人ならきっと楽しめるでしょう。
処女作の段階で今のサークルさんの魅力が垣間見えます。

射精シーンは全部で10回。
くちゅ音(機械音含む)多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

激しいながらも制御された機械姦が楽しめる作品です。
機械姦好きはもちろん、そうでない人も興味を持ったのなら是非お試しください。

CV:Voiceroid+民安ともえさん、涼貴涼さん(使用している素材の喘ぎ声を担当)
総時間 36:18

催眠オナニー・同人音声の日記
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/archives/2249853.html

【期間限定価格】Cure Face2-美菜

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、顔や頭部を専門にケアするお店を舞台に
新人店員さんが長時間に渡るきめ細かなサービスをします。

顔を綺麗にする、髭を剃る、顔のツボを押すなど
すべてのサービスを臨場感抜群の効果音を使ってリアルに表現しています。
セリフよりも音をたっぷり聴かせる音フェチ向けの作りになってますから
普通に聴くのはもちろん、寝ながら聴いて安眠するのにも大いに役立ちます。
初々しい店員さんの丁寧なおもてなし
メンズフェイシャルケア専門店Cure Faceの店員「美菜(みな)」にお世話してもらうお話。

「いらっしゃいませ、Cure Faceへようこそ」
美菜は明るくて清らかな声のお姉さん。
来店したお客に今回行うサービスの希望を確認すると
最近の体調に関するチェックシートへの記入をお願いします。

本作品は4パート2時間近くにも渡り肌の洗浄、髭剃り、ツボ押しによる症状改善など
顔や頭部にターゲットを絞った癒しのサービスを行います。
時間に余裕があるからといって途中に耳かきを挟んだりすることは一切ありません。
内容も専用の器具が登場したり専門知識に基づいた施術をする本格的なものです。

フェイシャルケアだけをする音声作品が今のところCure Faceシリーズしかありませんし
現在多様化が進んでいる癒し系作品の中でも一際個性的と言えます。
前作「Cure Face」にあったエッチシーンを完全に取り除いてるのも
サークルさんが本作品の品質に十分な自信を持たれている証拠です。

もちろん本作品の凄さはサービスの珍しさだけではありません。
器具を使ったり指で肌を擦るシーンでは施術内容に沿ったリアルな効果音が必ず鳴ります。
顔のマッサージひとつを取っても部位ごとに音の位置が小まめに移動し
指の動かし方やストロークの大きさがちゃんと変化するほど細かく作られています。

そして音だけを存分に楽しんでもらえるように美菜のセリフは最小限に留めています。
どこをどうお世話するかを説明するとか、健康に関するちょっとした知識を披露する以外は
諸々の効果音とバックで流れる様々な鳥の鳴き声だけが聞こえる静かなひと時が味わえます。
環境音についても効果音に負けないリアリティを持っています。

彼女にまったく特徴が無いわけではありませんが、音に特化した作りなのは間違いないです。
リアルな音を組み合わせてサービスの雰囲気を出し、癒す。
これまで多種多様な癒し系作品を作られてきたサークルさんの持ち味がとても良く出ている作品と言えます。
音の力を最大限に活かしたサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

手続きを終え部屋に移動した後、最初に行うサービスは肌の洗浄。
蒸しタオルをかけて毛穴を広げ、クレンジングオイルを汚れの溜まりやすい場所を中心に塗り
ティッシュで軽く拭き取ってから2種類の器具で仕上げる専門的な内容です。

オイルクレンジングの時に鳴る「すりゅっ さすさす」というかなり滑らかな水音
ティッシュの「さっ ぽん」という布を優しく押し付ける音
吸引機の「ぶぅぅぅん」という弱めのモーター音
スチーマーの「ことこと ぷしゅしゅ」という霧が吹き出るような音、などなど
どのサービスも専用の効果音が登場し、現実さながらの動きを見せます。

本作品で特に注目して欲しいのが音の動きです。
顔のケアは場所がそんな広くないので音そのものの違いが出しにくいという弱点があります。
だからこそケアする部位の位置や凹凸を考えて音を動かしています。

「仕上げにこの吸引機を使って、毛穴の汚れを取っていきますね」
このパートでその長所が特に出ているのが吸引機を使うシーン。
音を左右にゆっくりスライドさせるだけでなく
器具が肌に触れた時と離れた時で音の質感が微妙に変化します。
音声だと伝わりにくい前後の動きも表現しているわけです。

2番目に登場するのは髭剃り。
シェービングクリームをつけてもみ上げ、顎、鼻の下、唇の下など
男性の髭の生えやすい部分をゆっくり丁寧にケアします。

「ゆっくりと…優しく… 泡と一緒に髭を剃り落とすようにして…」
しゅわしゅわと弾ける泡の音、「じょりっ しゅっ」と泡交じりの効果音を鳴らす剃刀
そしていつも以上に真剣な表情で剃刀を扱う美菜の姿。
他のパートよりも静けさを感じる演出に癒しを感じます。

彼女は新人ですがわざとミスをするシーンは一切無く
施術中はプロらしい流れるような手つきでそれぞれを行います。
声の担当が癒し系作品では大人気の浅見ゆいさんなので
彼女の声が与えてくれる癒しも相当に大きいと言えます。

メインのサービスにあたるのは3番目のフェイシャルケア。
このパートだけで65分もの時間を取り
先ほどのチェックシートにお客が書いた3つの悩みを順に解消していきます。

「最初は瞳孔の真上にありますツボ「陽白」…この辺りですね。こちらから2センチほど上の額の所に指を当てて…」
ここではツボを指で擦ったり押すシーンが非常に多く
事前に美菜がどこをどういう風に押すのか、そうするとどんな効果が得られるのかを教えてくれます。
実際にやる指示は出ませんが一緒に押してみると多少は効果があるかもしれません。

部位ごとに長めの時間を割いて目、顎、鼻、頬、側頭部、頭頂部を満遍なくケアします。
ここも指だけを使ってのマッサージなので音の動きにこだわって進めてます。

そして最後は仕上げに肩の周りを拳や手のひらで優しく叩きます。
家庭でよくやる肩叩きに比べてどちらもペースが緩くしてあり
お客の筋肉を痛めないよう美菜が気をつけてお世話してるのがよくわかります。
効果音から伝わってくる微かな刺激が耳に心地よい感覚を与えてくれます。

このように、多種多様な音を駆使したハイレベルな癒しのサービスが繰り広げられています。
リアリティを追求した作品
現実世界で行うフェイシャルケアに近いサービスが楽しめる作品です。

美菜は心や体にストレスを抱えているお客を癒すために
ひとつひとつ手順を踏む形でじっくりとお顔をケアします。
そもそもの時間がとても長いこと、個々の内容が個性的かつ本格的なことなど
耳かきに負けない質と量を持ったサービスが繰り広げられています。

フェイシャルケアと一言で言っても純粋に肌を綺麗にするものから
血流を良くしたり疲労を回復させるものまで様々な目的を持っています。
それらをできるだけ幅広く抑え、しかも臨場感を持たせながら行う本作品は
まさしくフェイシャルケアを扱う音声作品の最高峰と言えます。

何度も言ってますがとにかく動きが素晴らしいです。
同じ指を使ったマッサージでも部位ごとに違いがちゃんと出てます。
そしてどの音も音量をやや抑えて静かな印象を持たせてます。
大人しい音に感じる人もいるでしょうが、サークルさんがリアルさを重視した結果だと思います。

「首の側面の筋肉も凝っているようですね。デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける事が多いと、こういった部分が凝りやすくなってしまいます」
美菜については最初のパートでちょっぴり初々しいことを言う以外は
他の店員と同じく自信を持ってサービスに取り組んでいます。
内容を説明する合間合間にちょっとした心遣いを見せてくれますし
事務的な女性に感じる人はほとんどいないでしょう。

耳かきとは違う方向から癒してくれる良作です。
これだけ時間が長いにも関わらず価格が700円とコスパも抜群。
以上のことから本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 本編…2:10:36 おまけ…6:07

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年6月8日頃まで200円引きの500円で販売されています。

極上の癒し~夢見月の湯宿一泊二日専属仲居付きスイートプラン

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、雨が降りしきる静かな旅館を舞台に
仲居のお姉さんが大ボリュームの癒しとほんの少しのエッチなサービスを提供します。

耳かき、マッサージ、ヘッドスパなど彼女がおもてなしする様子を
多種多様な効果音だけで表現している音フェチ要素の強い内容となっています。
サークルさんが実際に旅館で収録されたとのことで音のクオリティも極めて高く
バックで流れ続ける雨音も手伝って癒しに満ちたひと時が送れます。

今回は本編にあたる本館シーンを中心にレビューをお送りします。
実録ならではのリアルな音に包まれながら
夢見月の湯宿の仲居「れん」から様々なおもてなしを受けるお話。

「本日は遠いところお越しいただきまして ありがとうございました」
れんは上品で落ち着いた声のお姉さん。
主人公が宿泊している部屋に行き丁寧な挨拶をすると
まずは喉を潤すお茶をその場で淹れて差し出します。

本作品は総時間2時間30分を大きく3つのシーンに分け
癒しのサービスを多彩な音で表現した「本館」、温泉に入浴するシーンをメインとした「離れ」
夢見月の湯宿とは別のエッチなお話が収録されている「おまけ」と
それぞれに別の特徴や魅力を持ったお話が登場します。

シロクマの嫁さんは癒しもエロも満遍なくこなすサークルさんなのですが
今回は癒しの要素に著しく特化した作りになっており
耳かき、指圧マッサージ、上品な耳舐め、お風呂での洗浄&ヘッドスパなど
ありとあらゆるサービスが専門店らしい本格的なスタイルで行われています。

本作品が持つ魅力としてまず挙げられるのが「音」。
どのサービスも実録したとしか思えないほど音の質感や動きがリアルです。
中の人が「実際に旅館で収録した」とおっしゃられているように
他の癒し系作品に比べて声に奥行きがあり、そこがやや広い場所であるのが感覚的にわかります。
また当日は雨だったらしく、バックで常に流れる静かな雨音が別の癒しを与えてくれます。

主役となる各サービスも使用する器具から動きに至るまでが考え抜かれており
私も最中は時間を忘れるほどに集中して聴くことができました。
サービスが始まるとれんのセリフが極端に減り、音だけが流れ続ける時間が長く取られています。
音フェチ要素が強い作品と思ってください。

ちなみに各サービスは独立した内容になってますので
無理に通しで聴こうとせず気に入ったものだけ選ぶこともできます。
特に耳かきは30分もありますし、これだけでも十分な癒しが得られます。
リアルな音を駆使した癒しのサービス
最初に登場するサービスは耳かき。
膝枕の状態で左耳→右耳の順にまずはタオルで拭いたりツボを押して適度に温め
耳かき棒・綿棒・耳垢水に浸した綿棒で中を掃除し
最後に梵天をかけながら息を吹きかけます。

耳かき棒は「くしゅっ ずりゅっ」と乾いた軽い音
綿棒は「ずりずり じじっ」と面積が広く柔らかな音
耳垢水に浸した綿棒はそれよりも若干湿り気を帯びた音
梵天は「ぷしゅっ ちりちり」と綿棒以上に柔らかさのある音、といったように
どの器具にもきちんと別の音が用意されています。

さらに素晴らしいのが音の動かし方。
耳かき棒は手前に掻き出すように、綿棒は耳の壁を優しくなぞるように
梵天は軸を持って回転させるような動きを個別にします。

このところ耳かき音声は再び大流行の兆しを見せており
以前から製作されてるサークルさんに加えて新規参入の方々も数多く見かけます。
そんな中、本作品の耳かきは現時点において上位5本の指に入るほどのクオリティを持っています。
音の質感、器具の動かし方いずれも文句のつけようがありません。
耳かき音声を聴き始めたばかりの方から玄人まで、誰が聴いても満足できる耳かきと言えます。

特に印象的だったのが器具ごとに動きをきちんと切り替えていることです。
最近の作品でも耳かき棒と綿棒でほぼ同じ動かし方をしているものがありますし
こういった細かな部分にまでこだわっているところにシロクマさんの底力を感じます。
力加減も頭に響かず耳に丁度いい刺激を感じるレベルに抑えられています。

2番目の指圧マッサージは15分ほど。
うつ伏せになった主人公の背中にタオルをかけ
その上から肩と背中を擦ったり優しく叩いたりしてほぐします。

こちらも手のひらで撫でる際は「しゅるー さすさす」という若干ざらつきのある摩擦音
拳や手の甲で叩くときはとんとん、ぱんぱんと実際の動きに近い音を上手に鳴らします。
耳かきの時よりもケアする部位が広いのを考えて
全体的に音のストロークや位置を大きく変える形でサービスの様子を表現しています。

拳で叩く時の程よい振動が耳に心地よい刺激を与えてくれるでしょう。
耳かきと同じく大変レベルの高いマッサージを行っています。

3番目の耳舐めは名前の通り右耳→左耳の順に耳を舐めるサービス。
場合によってはエロくできるシーンですが、今回は意識的に舐めるペースを緩め
ちゅぱ音も水分を控えめにした癒しを感じる責めをしています。
伊ヶ崎さんが得意とされてるプレイですので時間は短めですが内容は結構濃厚です。
性欲発散も立派な癒し
本館唯一のエッチシーンは約5分間。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に泡交じりのリアルな効果音が鳴ります。

「最後に おちんちんを洗いますね 敏感な部分なので 丁寧に優しく マッサージしながら洗っていきます」
耳舐めの後でお風呂場へと移動し、主人公の上半身をボディソープで洗い終えると
れんはそのままおちんちんへと手を伸ばして包皮や竿をゆっくり愛撫します。

エッチはお風呂でするサービスのついでにほんの少しだけやる感じです。
おまけパートに別のエッチシーンが一応入ってますが
夢見月の湯宿としてエッチするのは本当にここだけです。

「いいですよ おちんちんから精液 たくさん出してっ」
時間が相当に短いため単品で抜けるかと言われると首を捻ります。
しかし時間分以上の密度を持ったプレイをしているのも事実です。
そう感じられるのは彼女が手コキと耳舐めを同時に行っているからです。

石鹸で濡れた手でおちんちんをしごく音、先ほどよりも荒々しさのあるちゅぱ音
そして合間に漏れる色っぽい吐息。
時間内に聴き手を興奮させ、射精させようとする要素がいくつも折り重なっています。
ですから音声を聴いて勃起する人は続出するはずです。
それくらいのエロさは十分に持ってます。

このように、短時間ながらも濃厚なプレイが繰り広げられています。
旅館気分を満喫できる作品
リアルな効果音や環境音を駆使して夢見月の湯宿にいる雰囲気を出している音特化の作品です。

れんは癒しを求めて旅館にやってきた主人公に対する精一杯のおもてなしとして
専門店スタイルの多種多様なサービスを手際よく行います。
5分~30分と時間は随分とまちまちですが、どのサービスも全体的な流れに始まり
手や器具の細かな動きに至るまで練りに練られています。
通しで聴くのはもちろん、気になったものをピックアップして聴くだけでも時間分以上の癒しが得られます。

「力加減はいかがですか? 丁度いいですか? ふふっ 気持ちいいんですね」
中でも際立って優れているのはやはり耳かきです。
他のサービスの倍近くにあたる時間を取り、器具を変えていくスタイルで心の行き届いたケアをします。
伊ヶ崎さんご自身が耳かきに対して相当なこだわりを持たれているだけあって
特に器具の動きに他のサークルさんには無い冴えが見られます。

新規に参入されたサークルさんでも音質の良い作品は割とよく見かけます。
でも動きがリアルな作品は本当に少ないんです。
この緻密で繊細な動きこそがずっと前から耳かき音声を作られている大手の実力です。
彼女の流れるような手つきは「素晴らしい」の一言に尽きます。

それ以外のサービスもリアリティを強く意識した丁寧な動きを心がけています。
バックで流れ続ける雨音も現実世界の雑音を遮断するのに役立っています。
癒しにとって大事な「作品世界への没入感」が得やすい作品です。

エッチは先ほども書いたようにほんのおまけです。
あくまで癒し目当てで聴く作品と思ってください。
2時間30分で700円とコスパも良く、内容を理解した上で聴くなら絶対に損はしません。

本館の射精シーンは1回。
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもごく僅かです。

タイトル通り極上の癒しが得られる作品です。
その質と完成度の高さを踏まえて本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 2:30:17(本館…1:31:38 離れ…23:19 おまけ…35:20)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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癒しの旅館 風鈴館 -ゆずの部屋-

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人里離れた古い宿を舞台に
上品な店員さんが心のこもった癒しとエッチなサービスをします。

バイノーラル録音&ハイレゾ音源によるリアルな効果音と環境音
多くのシーンで彼女が密着してお世話する演出など
聴き手が旅館にいる気分に浸れる雰囲気作りに力が入れられています。
上品で落ち着いた佇まいの宿と店員
風鈴館の店員「ゆず」に癒してもらうお話。

「いらっしゃいませ こんな夜分遅くにお客さんだなんて珍しい」
ゆずは明るくて上品な声のお姉さん。
とある噂を聞きつけて風鈴館にやって来たお客を迎えると
記帳の手続きを済ませてから部屋へと案内します。

風鈴館は普通のリラクゼーションスポットとは違い
「少女たちが特別な癒しを提供してくれる」という噂が立っています。
それを反映して本作品は一般的な癒しのみならず
恋人同士に近いスタイルのエッチも行って彼の性的欲求や女性への依存心を満たします。

「虫の鳴く音 やさしい風の音 よーく耳を澄ませば小さいカエルさんの鳴き声なんかも…多くの音色が自然と聞こえてきます」
どちらかというとエッチの方が充実してますが
開幕からバックで流れる涼やかな虫の鳴き声、彼女の落ち着いた態度
サービスの最中に鳴るリアルな効果音のおかげで癒しの気分も十分に得られます。
ハイレゾ対応の機器で聴いたら音のリアルさにびっくりするでしょうね。
都会とは違う静かな夜を過ごす雰囲気が良い形で表現されています。

今回ゆずが行うサービスのテーマは「肌の触れ合い」。
暗い廊下を手を繋いで部屋に移動する冒頭シーンから始まり
彼女は至るところで彼とできるだけ肌を合わせながらお世話をします。

胸を押し付けるなどの露骨なスキンシップではなく
膝枕をするとか、体を拭く際に全身に手を触れるといった自然なものが多いです。
彼女の落ち着いた佇まいにもなんとなく体を預けたくなる安らぎを感じます。
専門店にありがちな心の距離を極力なくして彼女は接してくれます。
リアルな音を中心とした癒しのサービス
部屋に移動してから最初に行うサービスは耳かき(約7分30秒)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒で汚れを取り
仕上げに軽く梵天と息吹きをする家庭的なものです。

耳かき棒は「すり じり」と若干尖りのある乾いた音
梵天は「ささっ すっ」と柔らかい布の擦れる音が使われており
前者は耳の壁を奥から手前になぞるようにゆっくりと、後者は素早く掻き出す感じに動きます。

はーべすとさんはたぶん耳かき音声を作られるのは初めてだと思うのですが
それを感じさせないほどに音質・動かし方共に優れています。
序盤は耳の浅いところ、しばらくすると奥のほうをお掃除する流れになっていて
音の質感や鳴り方がそれぞれで微妙に変化するところも実に良いです。

欲を言うならもう少し長くやって欲しいのと
最中に鳴る環境音を反対側だけ聞こえにくくして欲しかったです。
膝枕だと耳かきしてない側の耳は当然塞がれますから
ゆずが和服を着ているのなら虫の声が聞こえなくなるのが自然です。

「耳かきなんですが 実は耳の奥の方が皮膚が薄くなっていてるみたいですね」
最中のゆずは耳かきの豆知識を披露するシーンがあるものの
基本的にはしゃべらず黙々と耳かきに取り組みます。
効果音と環境音だけが流れ続けるひと時はとても静かで落ち着きます。
持ち味であるリアルな音を上手に使った妥当な演出と言えます。

続く体のお掃除は12分ほど。
最初はうつ伏せ、その後は仰向けになり彼女が体の隅々まで濡れた手とタオルで拭います。

「足の指の間に指を通して…ぐにぐにーっと 足の裏 かかとから足首 ふくらはぎを優しく 優しく…」
背中、腕、肩、胸、脇と全身を細かいパーツで分け
その都度肌の擦れ合う音や水で濡らす音が鳴ります。
耳かきと同じく部位ごとの時間が短いのが残念ですが
音の質感や手を動かす様子は実際のサービスにかなり近いです。

「親指と人差し指でわっかを作って 少しずつゆっくりと亀頭の皮を剥いていってます そしておちんちんの根元から先端までを…ふふ すごく硬い」
ちなみにパート後半に入るとお尻やおちんちんを洗うシーンも登場します。
女性に素手で大事な部分をいじられるエッチなサービスですが
この時点では綺麗にするだけに留まっています。
上のセリフのように描写が生々しいのでちょっぴり興奮する人もいるでしょうね。
ほぼ対等な立場で行う愛のあるエッチ
エッチシーンは3パート23分間。
プレイは手コキ、フェラ、耳舐め、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキ、SEX、射精の際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「ふふふ あなたのおちんちんも期待しているようですし 私が慰めてさしあげます」
手でいじられてすっかり勃起したお客のおちんちんを見たゆずは
彼の興奮を鎮めようと自らそれを握り上下にゆっくりしごき始めます。

エッチは彼女にリードされる形で行います。
最初の「私が慰めてさしあげます」パートは手コキとフェラをするシーン。
2分ほど「こしゅこしゅ」という滑らかな摩擦音を鳴らした後
初めはゆっくり、後になるほどハードかつ下品におちんちんを舐め回します。

「ビクビクって私の口の中でも動いちゃってて その…あなたを 気持ちよく出来ているのが分かって すごく嬉しい」
エッチに入ってもゆずの態度はとってもあまあま。
初めて会ったばかりの彼のおちんちんを心を込めて愛します。
そして吐き出された精液を口でしっかり受け止め、飲み干します。

本作品のエッチは彼女が彼の体を舐めるシーンが多く
おちんちん、耳、唇、首筋など色んなところを責めつつちゅぱ音を鳴らします。
特に中盤以降は2人がキスをする頻度が増え、まるで恋人同士のような雰囲気が漂っています。
良い意味で専門店らしさを感じないエッチです。

最も盛り上がるのは次の「ふふふ、まだ足りない感じですか?」パート。
1回射精してもまだまだ元気な彼のおちんちんを見て
彼女が耳舐めやキスをした後、彼に跨る形でひとつになります。

「あぁぁっ! わらし(私)の中で… ひもちよく(気持ちよく)なって… あんっ せーし ぜんぶ…らしてぇぇ(出してぇぇ)!」
彼女は感じやすい体質らしく、挿入直後から熱っぽい息遣いで艶やかな喘ぎ声を漏らします。
さらに面白いのが気持ちが高まるとややアヘった声を上げるようになります。
「おほぉ」とかの大げさなものじゃありませんから引く人はさすがにいないでしょう。
むしろ普段が上品だからこそ、こういう風に乱れてくれるギャップにそそります。

このように、店員よりも恋人に近いラブラブなエッチが繰り広げられています。
上品なエロスを感じる作品
リアルな効果音や環境音を中心に据え、諸々のサービスを丁寧に行っている安定感のある作品です。

上品で献身的な女性が終始寄り添いながら
耳だけでなくおちんちんまで一生懸命お世話します。
全編を通じて流れ続ける虫の声、耳かきや体を洗う音など
音声作品の要とも言える「音」にこだわりながらサービスを行っています。

現在の癒し系作品は音声作品の中でも極めてレベルが高く
一部のサークルさんがあまりに抜きん出ていて参入しにくいジャンルです。
はーべすとさんは主にボイスドラマを作られてるサークルさんですから
聴く前は「さすがに厳しいかなぁ」と不安交じりでした。

ですが蓋を開けると一線級のサークルさんに準ずるレベルの耳かきをされています。
日頃耳かき音声を聴いてる人でも満足できるのではないかなと。
器具の動かし方や力加減、位置による音質の違いなど細かいところまで考えられた耳かきです。
正直びっくりしました。

しかし時間に対してサービスの種類が多く
その結果どれも物足りなく感じるといった弱点もあります。
耳かきはかなり良いのにたった7分で済ませてますし
SEX以外のエッチもプレイと呼ぶには密度が薄くなっています。

例えば4番目のフェラパートはフェラ開始から射精までの時間が4分しかないのに
最中のセリフが多く、純粋に舐めてる時間が本当に短いです。
これについてはサークルさんが普段30分くらいの作品を作られてるため
時間配分の面で戸惑われた結果なのかなと思ってます。
風鈴館がシリーズ化する可能性もありますし、今後改善されることを期待したいです。

エッチは初回から本番、しかも中出しまで決めている濃厚な内容です。
ファン向けに過去作で時々使われていたアヘ声を若干取り入れたり
「音」が魅力の作品であるのを考えてちゅぱ音を多めに鳴らしているのも良いです。

射精シーンは全部で3回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

静かで上品な大人の癒し&エロが楽しめる作品です。
リアルな音が好きな人におすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:07:45

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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追記
作品自体の点数は8点。
1時間で1200円とやや割高なので-1してあります。

本作品は2016年3月5日頃まで900円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

製品版トラック01の6分40秒頃から終了までの音声(約11分間)は
トラック02の内容とまったく一緒です。
サークルさんの編集ミスと思われます。

2016年3月2日追記
修正を確認しました。
現在は正常に視聴できます。

休日屋 ━真家━

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、人里離れた場所にある癒し系専門店で
素朴な店員さんとのんびりまったり休日を過ごします。

一緒にご飯を食べる、散歩するといった家庭らしさを重視したサービス
シリーズ3作目に相応しい登場人物の心情もわかりやすく描いたセリフなど
従来の専門店系作品とは違った切り口で癒しを与えてくれます。
休日屋で過ごす最後の一日
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と一日を過ごすお話。

「お久しぶりです 安土日向です 首をながーくしてお待ちしてました」
日向は明るくて可愛い声の女の子。
再び休日屋にやって来たお客を最寄りの駅まで迎えに行くと
世間話をしながらお店まで徒歩で一緒に向かいます。

本作品は昨年4月に発売された「休日屋」、同8月の「休日屋 ━丹の家━」に引き続き
彼女がほぼ一日中つきっきりで多種多様なサービスを提供します。

耳かきやマッサージといった専門店ではお馴染みのサービスに加えて
お店の中を探検する、風呂上りにアイスを食べるといったあまり見かけないシーンも登場したりと
店名通り彼女と休日を過ごす様子をありのままに描いているのが特徴です。
家庭らしさを感じる要素がとても多いので聴いてると自然にほっこりします。

とみみ庵さんと言えば効果音のクオリティが極めて高いことで有名なサークルさんです。
本作品もその例に漏れず、日向やお客のありとあらゆる動作に専用の効果音を用意し
それらを組み合わせることで休日屋の雰囲気をリアルに表現しています。
同じ足音でも外と中では当然違いますし、登場人物の心情を音だけで演出する面白いシーンもあります。

「手…繋いで えへへ ぎゅっ」
お相手を務める日向のキャラも大きなポイント。
3回目ということで最初からお客ともすっかり打ち解けており
店員よりも友達や恋人に近いスタンスで終始親しげに接します。
最中に2人が何度も手を繋いでいることからも仲の良さが伝わってきます。

「都会の喧騒を忘れて「私の最後のお休み」を一緒に過ごしていただけませんか?」
しかし彼女はサービスの最中しきりに今回が最後のおもてなしであることを告げます。
彼を嫌いになったようにはとても見えないだけに
彼女がどういった事情でこの決断をしたのか、そして最終的に2人はどうなるのか
物語が進むにつれて事の真相が少しずつ明らかになります。

終盤にはほろりと泣けるシーンもありますし
癒しだけでなく心の汗を洗い流すのにも役立ってくれます。
キャラ、ストーリー、サービスと様々な部分が優れている総合力の高い作品です。
効果音を中心に据えたリアルなサービス
ここからは各サービスについて説明していきます。
総時間が2時間30分と長くサービスの種類も豊富なため
個人的に気になったパートをいくつかピックアップする形で紹介します。

お店に着いて軽い挨拶を済ませた後、最初に登場するのはマッサージ。
肩や背中を手で揉みほぐす至って普通のサービスなのですが
最初はお客が日向に、その後でお返しに彼女が彼にしてあげます。
専門店でお客が店員にサービスをするというのは初めて聴きました。

「覚えててくださったんですね 私にマッサージしてくれるって」
そしてこれは1作目で彼が言った約束を果たす結果に繋がります。
彼女も多少戸惑いつつ受け入れ、最中は気持ちよさそうな表情を見せます。
音声作品ではお馴染みのサービスを別の形で行い2人の親密な様子を描いています。
お金をいただかないお店だからこそできる面白いシーンです。

マッサージに必要不可欠な効果音もハイレベル。
「すりゅっ すすー」と滑らかな摩擦音が鳴り
擦ったり、揉んだり、叩いたりと動きが小まめに変化します。
しかも日向にする時はやや遠くで、お客にする時はかなりの至近距離で音が鳴ります。
マッサージをする感覚とされる感覚の両方を味わわせてくれるのが実に見事です。

ストーリーが大きく進展するのが6番目の「いつもの道をお散歩」パート。
昼食で膨れたお腹をへこませようと近くを散歩する最中
彼女が自分のことや今回を最後に決めたいきさつを思いつめた様子で語ります。
詳しい内容は伏せますが、物語の中盤でこれを語ることにより
その後のサービスの雰囲気や2人の心情がやや変化しているのがわかります。

このパートのもうひとつの魅力は環境音。
2人が歩くにつれて小川の流れる音が徐々に大きくなり、その後遠ざかっていきます。
移動する様子を音だけでここまでリアルに表現している作品はまだまだ少なく
サークルさんの音へのこだわりが強く表れています。
盛り上がるシーンだからこそ、バックの演出にもこだわっているのがわかります。

特徴的な音が楽しめるのはその次の「すっかり冷えちゃいましたね」パート。
冷えた体を温めようとお風呂に入り、日向が背中を流したりシャンプーをかけてくれます。
全年齢向け作品なのでエッチな描写はありません。

「気づきました? そうなんですよ シャワーがついたんですよ」
今までは桶でお湯を掬って流していたのが今回からシャワーへと変化し
わしゃわしゃという小気味良いボディソープやシャンプーの音と一緒に耳を楽しませてくれます。
音の位置や動かし方も実際のサービスさながらでとてもリアルです。

そして最後を飾るのはサークルさんが最も得意とされている耳かき(約25分間)。
膝枕の状態でまずは両耳を温かいタオルで拭き
右耳→左耳の順に綿棒で汚れを取り、仕上げに梵天と軽い息吹きをする家庭的なものです。

綿棒は「しゅりっ ずずっ」と若干ざらつきのある柔らかな音
梵天は「すりゅっ じりじり」と面積が広くふわふわした音が使われており
前者は耳の壁をなぞるようにゆっくり優しく
後者は軸を回転させたり優しく掻き出す動きをします。

耳かき棒に比べて幅広い音なので刺激が耳全体に届きやすく
最初は手前、次に奥と掃除する位置の変化に応じて音の質も微妙に変わります。
どちらも力加減が弱めに設定されており長時間聴いても耳が痛くなりません。
梵天も柔らかさが音によく出ていてこそばゆく感じます。
いつも通り安心して聴けるハイレベルな耳かきです。

「ずっと こうしていれたら いいのにな…」
最中の日向は微かな吐息を漏らしながら真剣にやるシーンが多くあまりしゃべりません。
ですが最後の一日が間もなく終わることを名残惜しく思うセリフを時々呟きます。
このほんのり感じられるもの悲しさがシーン全体に静かな雰囲気を与えています。

このように、様々な音と2人の心情を織り交ぜたサービスが繰り広げられています。
何気ない日常を切り取った作品
温かい女性が温かいサービスを提供してくれる癒しに満ちた作品です。

日向は大好きな人と過ごす最後の日に悔いを残さないように
最初から自分ができる限りの技術と思いやりをもってお客をもてなします。
途中で立場が逆転するシーンもありますが、基本的には彼女が終始尽くしてくれます。
その飾らない姿や一生懸命な様子が自然と心を温めてくれます。

そして最中に時折見せるちょっぴり寂しそうな顔が彼女の魅力を引き出しています。
普段が明るいキャラだからこそ余計に儚く感じるでしょうね。
彼女の複雑な心境がセリフや動作から伝わってきます。

…といった感じのお話なのですが、最終的にはハッピーエンドを迎えます。
ですから聴き終えた段階で気落ちする人はまずいないはずです。
ただこの終わり方だと休日屋シリーズは今作がひとつの区切りになるのだと思います。
今後引き続き彼女が活躍するのか、はたまた姉の日登魅の出番が増えるのかが気になるところです。

サービスは専門店の要素を押さえつつ家庭的なものも取り入れています。
レビューでは紹介できなかった昼食を作るシーンなどは
その一部始終を音だけで表現する凝った作りをしています。
耳かきも休日屋の特性を踏まえてわざと家庭っぽさを出しながら行っています。

ストーリーは終盤が割と泣けるシーンですね。
今まで我慢してきた日向の想いが一気に爆発します。
その後の展開も面白いですし最後まで楽しく聴けるでしょう。

田舎の家庭にいる雰囲気を大事にした質の高い癒し系作品です。
このクオリティとボリュームで200円とコスパも驚異的。
以上を踏まえてシリーズ3作すべてを満点とさせていただきました。

おまけは後日のお話です。

CV:安土日向…浅見ゆいさん 安土日登魅…藤堂れんげさん(終盤とおまけにのみ登場)
総時間 本編…2:24:18 おまけ…6:00

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【骨伝導風】道草屋 たびらこ-一緒にはみがき【耳かき&はみがき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、誰かのお世話をするのが好きな優しい店員さんが
歯・耳・下半身を中心に心の行き届いたケアをします。

彼女のキャラを活かした甘やかし成分の非常に強いサービスが行われており
リアルな効果音や環境音を使って実際にお店にいる雰囲気を出しながら
まるで母親のような温かい言葉を投げかけて心をたっぷりと温めてくれます。
世話好きな店員さんに甘やかされるひと時
道草屋の店員「たびらこ」に歯磨きや耳かきをしてもらうお話。

「よろしいですか? 食後のお茶を お持ちしました」
たびらこは素朴で穏やかな声のお姉さん。
夕食後に部屋で寛いでいたお客のもとにやって来ると
お茶を淹れてから歯磨きのお手伝いをします。

本作品は大きく2つのシーンで構成されており
前半は彼女に歯磨きとおちんちんのお世話をしてもらう18禁要素を含んだサービス
後半はじっくり時間をかけて耳かきと耳のマッサージをする全年齢向けのサービスを行います。

たびらこは現在のところ道草屋シリーズでは最も後に登場した店員さんで
エッチなサービスをするのは今回が初めてです。
今回は普段の非エロ→エロではなくお話の流れに沿った形で紹介していきます。

全編を通じて言える最も大きな特徴は彼女のお客への接し方。
専門店ではお馴染みの他人行儀な態度を一切取らず
彼を実の子供のように扱いながらそれぞれを丁寧に行います。

「いけませんよ? 寝る前には 歯を磨かないと 虫歯になってからじゃ遅いんですから」
こんな感じで彼女は何をするにしてもまず彼のことを第一に考え
心配したり生活に関する簡単なアドバイスをします。
お世話の仕方も心が行き届いたものばかりで甘やかされてる気分がとても強く味わえます。

通しで聴くと多少おせっかいに感じる人もいるかもしれません。
でも彼女の口調が終始柔らかなおかげで押し付けがましさは薄いです。
こちらのすべてを受け入れてくれる母性溢れる女性です。

またシリーズの大きな魅力であるリアルな音も耳を楽しませてくれます。
環境音は鉄瓶と柱時計の音くらいで割と大人しいのですが
前半に登場する歯磨きは音声作品でもかなりレアなサービスです。
サークルさんが機材にこだわって録音されたらしく、その成果が音にしっかり現れています。
音と振動が織り成すリアルな歯磨き
ここからは前半→後半の順に各サービスの内容を紹介していきます。
前半の最初に登場するのは非エロの目玉となる歯磨き(約10分)。
仰向けの状態でたびらこの膝の上に頭を乗せ、彼女に歯ブラシでお掃除してもらいます。

歯ブラシは「シュコシュコ」とざらつきのある軽い音が使われており
下の奥歯→上の奥歯→前歯の順に左右に細かくスライドします。
今回は骨格模型に直接マイクを埋め込んで録ったとのことで
ストロークの長さや力の入れ具合が数秒単位で小まめに切り替わります。
実録としか思えないほどの極めてリアルな歯磨きです。

特に面白いのが上の歯をお掃除するシーン。
下の歯に比べて耳に近いからか、耳の下あたりに心地よい振動が伝わってきます。
動きはそんなに変わらないので録音環境が影響しているのでしょう。
前歯に差しかかると効果音がクリアになるなど細かな部分にこだわって作られています。
実に素晴らしいですね。

「はーい ベロさん ちょっと右に避けてくれますか?」
「苦しく…ない? うふふっ ちょっと疲れるかもですけど そのまま お口開けててくださいね」

それらを行ってくれるたびらこの態度や言葉も心を温めてくれます。
大人になって誰かに歯磨きをしてもらうなんてそうそうないですし
子供っぽい言葉も相まって童心に返った気分に浸ることができます。
優しい女性がすべてお世話してくれる至れり尽くせりなひと時です。

続く本作品唯一の18禁要素にあたるエッチシーンは13分ほど。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に粘液質のリアルな効果音が鳴ります。

「私が言い出したんですから 今夜はちゃーんと お世話させていただきますので」
歯磨きの際、体を密着されて勃起したお客のおちんちんを見て
たびらこはちょっぴり戸惑いながらもあんま用のローションを手にまぶし、しごき始めます。

エッチは無事歯磨きを我慢できたご褒美に彼女がお世話してくれます。
道草屋シリーズは全年齢向けの成分が強いこともあり
過去作から一貫してエッチはソフトな描写に留めています。

本作もその例に漏れず「おちんちん」などの淫語は一切登場しません。
その代わりに手コキの効果音と彼女の息遣いでエッチな雰囲気を作り上げています。
手コキ音はローションのおかげでにちゃにちゃしたやや下品な音が鳴ります。

「この子 とっても温かいんですね 気持ちいい?」
プレイの最中に彼女が男性に不慣れな様子を見せるのもポイント。
普段通りの落ち着いた態度で責めるのですが
その息遣いは明らかに荒く、彼女がこの行為に興奮しているのが伝わってきます。
他にも射精シーンでちょっぴり驚くなど年齢相応の可愛い部分を見せてくれます。
あからさまに見せるのではなく合間合間にひょっこり出てきます。

プレイそのもののエロさだけで見ると抜くには弱いのだけど
彼女に感情移入できるぶん興奮できる感じです。
彼女に見られる、いじられるシチュがあってこそのプレイだと思います。
安眠重視の落ち着いた耳かき
後半シーンはエッチが終わりたびらこが退室した1時間後のお話。
再び部屋に戻ってきた彼女が落ち着いた様子で今度は耳かきをします。
耳かきは膝枕の体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒を使ってお掃除します。
梵天や息吹きをするシーンはありません。

耳かき棒は「かりっ ずずっ」と細く乾いた音
綿棒は「ぷしゅっ ずりっ」と広くふわふわした音が使われており
どちらも耳の壁を優しくなぞり、ゆっくりと掻き出す動きをします。

たびらこの声に比べて効果音のボリュームが小さいのは不自然に思えますが
これから眠りにつくお客にスッキリしてもらおうと
意識して力を抑えながら緩やかに器具を動かしています。
耳への刺激が弱めなので寝ながら聴くには丁度いい音かなと。

「早寝 早起き お日様を ちゃーんと浴びて 夜更かしは ほどほどに 不摂生は だーめ、ですよ?」
そして耳かきの最中は彼女が季節や自分のことをのんびり話します。
道草屋における耳かきは効果音よりもこの会話に重点が置かれているのが特徴です。
優しさに溢れた他愛も無い言葉の数々に多くの人が癒しを感じるでしょう。
彼女がすぐそばにいて、お世話してくれる雰囲気を臨場感を出しながら表現しています。

このように、寒い時期にぴったりな温かいサービスが繰り広げられています。
人の温もりを再確認できる作品
たびらこの母性に満ちたキャラを前面に押し出した癒し特化の作品です。

何をするにしても飾らず親身になって接してくれる彼女の様子は
良い意味で店員らしくなく自然と安らぎを覚えます。
「歯はちゃんと磨いた?」「寝るときは体を暖かくしないとダメだよ?」
子供の頃に母親から何度も言われたセリフも大人になって聴くと嬉しいものです。

そして彼女は様々な言葉やサービスを通じて人の温もりを教えてくれます。
誰かがそばにいて、何かをしてくれる。
家族と一緒に暮らしている時には当たり前だったものが
社会に出て一人暮らしをするようになるととても貴重に思えます。
その成分を音声だけで埋め合わせてくれる作品です。

「無理をして お体壊すくらいなら 誰かに甘えちゃったほうが いいですよ」
たびらこは色々なことをしながら辛くなったら自分にいつでも甘えていいよと言います。
女性に甘えるのに抵抗を感じる男性もそれなりにいるでしょう。
でも彼女は自然と甘えたくなる、よりかかりたくなる雰囲気を持っています。

彼女の存在なくしてこの作品の良さは語れません。
魅力的なキャラが登場する道草屋シリーズの中でも一際キャラに寄った作品と言えます。

対するサービスについては歯磨きが画期的なものの時間が短く
他は過去作との大きな違いが見られないなどやや物足りなく感じます。
特に後半の耳かきが音も動きもパワーダウンしているので
シリーズをずっと聴いている人だと「うーん…」と思うかもしれません。
キャラが立っているから余計にそう映ります。

エッチは他の店員の18禁バージョンと同じく音や雰囲気でプレイの様子を伝えています。
初めておちんちんをいじるにしては彼女の反応が淡白かなと。
普段と違う彼女の一面をもっと見たかったです。
射精シーンは1回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

大人になるほど味わいにくい女性に甘える気分が楽しめる作品です。
一部で厳しいことも言いましたが、それはあくまで道草屋シリーズの他作品と比べてのことで
他のサークルさんの癒し系作品に比べればずば抜けて優れています。
一人暮らしで寂しい思いをしている人には特におすすめします。

CV:愛枝今日子さん
総時間 1:16:00

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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声付き耳かき音を作ってみた26

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、丁寧な言葉使いをするマイペースな女の子が
耳に関するちょっとした実験と耳かきのサービスをします。

シリーズを通じて培ってきた質の高い耳かきを継承しつつ
今までになかった効果音も取り入れられており
実際の耳かきとほぼ同じのリアルな音と動きが耳に心地よい刺激を与えてくれます。
特殊なジェルを耳に塗り塗り
女の子に耳のケアをしてもらうお話。

「こんばんは 今日は何か用事があって来たんですか?」
女の子は素朴で優しい声の女の子。
部屋にやって来た主人公に親しげな挨拶をすると
この前買ったとあるアイテムを試したいので耳を貸して欲しいと言います。

本作品は序盤に彼女が耳に特殊なジェルを塗って皮脂を綺麗にし
その後綿棒と梵天を使って丁寧な耳かきをします。

サークルさんが「今回ははじめて収録した音もあります」とおっしゃられていたのは
おそらくこのジェルの音なのだと思います。
といっても最初に2分程度かけて軽くやる感じですからメインはあくまで耳かきです。

「何ですか? 梵天って あぁ これ梵天って言うんですね」
やり取りを聴く限り2人は高校の先輩と後輩あたりの関係なのでしょう。
恋人よりはやや距離を出しつつ和やかな雰囲気でサービスを行っています。
従来通り効果音重視ですがキャラも意外と立ってる作品です。

耳のケアはほぼ全編にあたる19分30秒ほど。
最初は膝枕の体勢で先ほど説明した特殊なジェルを左→右の順に耳の外側に塗ります。

「すりゅりゅっ」という滑らかな水音を鳴らしてジェルを塗った後
耳全体を覆うように「ぽりゅっ」とやや低い篭った音が鳴ります。
後の音は今までの耳かき音声ではちょっと聴き覚えのないものでした。
耳の中にポップコーンくらいの軽いものを詰め込まれるような微妙な重さと圧迫感があります。
適度な刺激を与えてくれる独特な音ですね。

その後に始まる耳かきはおよそ16分30秒間。
右耳→左耳の順に綿棒と梵天を使って汚れを取り、左耳だけ最後に軽く息を吹きかけます。

綿棒は「ずずっ しゅりっ」と若干のざらつきが混じった滑らかな音
梵天は「すりすり ぷしゅっ」と面積が広く柔らかい音が使われており
前者は短めのストロークでゆっくりと擦る動きを
後者は軸を持って小刻みに回転させたり細かく掻き出す動きをします。

サークルさんらしい音も動きもパーフェクトな耳かきです。
綿棒は多少の引っ掛かりがあるので耳に心地よい刺激が伝わりやすく
梵天も綿棒とは明らかに違うふわふわ感と適度な圧迫感があります。
今回は梵天が左右合わせて6分近くと長めに取られてますから、梵天好きな人は聴いて損は無いです。

「やっぱりこっちもジェルが残ってますね こうして…綿棒を少し押し付けて 取って…」
他に気づいた点といえば、左耳を掃除するシーンで綿棒の音に若干の湿り気を感じたことです。
直前に塗ったジェルが耳に残っていて、それを掻き出す際に鳴ったのでしょう。
従来の綿棒とは明らかに違った要素が混じっています。
乾き・湿り気の両方が感じられる不思議な音です。

「あーはいはい 太もも触っちゃいやーん …満足ですか?」
「ははぁん 耳の奥が弱点みたいですねぇ 痛くない程度に くりくりしちゃいましょうか?」

最中の彼女はというと、基本的には微かな吐息を漏らして黙々と行います。
しかし器具や体勢を切り替える際に入るやり取りでは
甘えたりちょっかいを出す彼を彼女が上手にあしらう様子が楽しめます。

友達以上恋人未満の関係とでも言えばいいのでしょうか。
口調はクールなんだけど冷たさや事務的っぽさはほとんどありません。
年下に弄ばれてる感じを出したセリフが多くほのぼのします。

このように、新要素を交えたリアルな耳かきが繰り広げられています。
安心して聴ける作品
家庭的な耳かきを極めて高い水準で表現している作品です。

好奇心旺盛で感情を表に出すのがちょっぴり苦手な女の子が
主人公を相手にあれこれ試したり、お礼に耳かきをしてあげます。
タイトルにもなっている耳かきは言うまでもなく優れてますし
追加のサービスであるジェルを塗るシーンも個性的な音を出しています。

サークルさんの過去作を聴いてきた方なら間違いなく満足できるでしょう。
そうでない方は聴いてみれば耳かき音声の素晴らしさを知る良いきっかけになります。
ここまでのものを無料で公開してくれている点も素晴らしいです。

「そんな顔されると悪い気はしませんね ほーら ふわふわー ふわっふわー」
サービスをしてくれる女の子も十分に個性的です。
主人公に他人行儀な言葉使いをし、軽く突き放す態度を取りながらも
結局は彼の言う通りにしっかりお世話してあげる愛らしいキャラです。
彼女の存在も本作品における重要ポイントと言えます。

シンプルで遊び心もある耳かき音声です。
無料ですので興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:藍月なくるさん
総時間 21:31

声付き耳かき音を作ってみた26
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28012402

気になるあの子

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、小さい頃はよく遊んでたけど近頃すっかり疎遠になった幼馴染が
一緒の部屋で勉強したり耳かきをしながら再び心を通わせます。

サークルさん最大の特徴とも言える効果音だけですべてを表現する静かな作りや
少ないながらも心を打つセリフの数々が心をたっぷり癒します。
久しぶりに先輩の部屋で
後輩と一緒に勉強したり耳かきをしてもらうお話。

「あっ! 先輩 よかった 今LINEしようかと思ってたんです」
後輩は明るくて可愛い声の女の子。
試験を間近に控えたある日、先輩を呼び止めると
彼の家で一緒に勉強させて欲しいとお願いします。

2人は小学生くらいの頃からの幼馴染で
その頃は実の兄妹のようによく遊んでいました。
しかし先輩が中学に上がったのをきっかけに出会う機会が一気に減り
最近は同じ高校に通ってるのにほとんど会話をしない関係になっています。
成長するにつれて性の違いを意識するようになったのかもしれません。

「先輩って普段どれくらい勉強するんですか? 課題やるだけ?」
そこで彼女が昔の関係を取り戻そうと彼に声をかけ
試験勉強を名目に彼の家でお話したり耳のお世話をしてあげます。
恋人や友達のような親しい間柄ではないため、彼女は基本的には丁寧語を使い
彼に自分の気持ちを悟られないようやや遠回りをしながら様々なやり取りをします。

男女が過ごすごくごく普通の日常なのですが
2人が数年ぶりに同じ時間を過ごすことになった背景や
時折見せる彼女のとても嬉しそうな様子が心を潤します。
年齢相応のピュアで献身的な女の子ですね。

そして2人が部屋で過ごす様子を多種多様な効果音を使ってリアルに表現しています。
耳かき棒や勉強の際に鳴るペンの音はもちろん、物を置いたり体を動かす時の小さな物音
鳥の鳴き声、車やバイクの通る音、付近の子供の話し声など
一般的な癒し系音声作品以上に音を重ねて臨場感を出しています。

しかも勉強や耳かきの最中は後輩のセリフが一気に減ります。
音だけが流れ続ける空間に多くの人が心落ち着くものを感じるでしょう。
効果音をただループさせるのではなく、状況に応じて変化させているおかげで
実際にその場にいるかのような自然さがあります。

彼女のキャラと効果音、この2つの要素が本作品の癒しの大きな源です。
音をメインに据えつつキャラも立たせているサービス
先輩の部屋に移って最初に行うのは試験勉強。
後輩が数学の問題を解きながら先輩にあれこれ質問する様子が描かれています。

ノートに書き込む際に鳴る「コツ コツ」というリズミカルなペンの音が耳に心地よく
他の環境音もそれを邪魔しないレベルで適度に鳴ります。
ページをめくったり消しゴムで消す音が入るのもリアルでいいですね。
勉強ですから彼女も用がない限りは黙々と手を動かしています。

「でも 先輩と一緒に勉強するなら 楽しい気がするな…」
数分ごとに彼女が投げかけるセリフも大きなポイント。
この時点では2人は他人同士に近く、彼女も彼にかなり遠慮している様子が伺えます。
そこを改善しようと自分の気持ちをほんのり伝えたり
勉強に付き合ってくれたお礼に耳かきの約束を取り付ける積極的なアプローチを見せます。

このなんとかして彼に振り向いてもらおうと頑張る彼女の健気な姿が胸を打ちます。
登場するセリフが少ないからこそ、ひとつひとつの言葉を選んでいるようにも思えます。
音重視なんだけど2人の心情や心の距離の近づき具合もしっかり描かれています。

「ほんと? じゃあ勉強が終わったら(耳かき)してあげますね」
個人的には彼女が丁寧語の中にちょっぴり友達らしい言葉使いもしているところが印象的でした。
年上、しかも仲が冷え切っている状況だから馴れ馴れしく話すのはあまりよくない。
でも相手に親しくしたい、そう思われたいという仄かな想いが言葉に表れています。

次の「うたた寝」パートは勉強で疲れた彼女が昼寝をするシーン。
彼女の寝息と周りの環境音だけが流れ続ける前パート以上に音特化な作りですが
寝ぼけた彼女が踏み込んだことを言うドキッとする場面も登場します。
重要パートなので詳しい内容は伏せさせてください。

そして最後は勉強が終わった後、少し空いた時間を利用し彼女が耳かきをします。
膝枕の体勢で左→右の順に耳かき棒を使ってお掃除し、最後に1回ずつ息を吹きかける家庭的なものです。

耳かき棒は「そりそり ずずっ」と面積広めのざらついた音が使われており
ゆっくりペースで前後に擦ったり掻き出したりを繰り返します。
そして奥に入るとパチパチとした綿棒っぽい音へと変化します。
力加減がかなり抑えられているため耳への刺激は弱めですが
寝ながら聴いても邪魔にならない優しさがあります。

ちなみに使用器具は作中で明確な表現がされていません。
彼女のセリフや動きから耳かき棒だろうと判断しました。
耳かき棒にしては音が幅広いし粗すぎるように思えます。
まとめると、動きはいいのだけど音の質感がややリアルさに欠ける耳かきです。

「やっぱり 先輩が先に中学に上がって 学校で会わなくなった一年間が大きいんだろうなぁ」
最中の後輩は微かな吐息を漏らして耳かきに集中するシーンが多いです。
そして時折これからのことや昔のことをぽつりぽつりと語ります。
昔のような楽しいひと時は送れなくても好きな人とできるだけ長く近くにいたい。
はっきりとは言いませんがそんな気持ちが言葉の端々から滲み出ています。

このように、リアルな音をふんだんに使った心温まるサービスが繰り広げられています。
心を綺麗にしてくれる作品
サークルさんの過去作にあった強い音フェチ要素を維持しつつ
後輩の魅力もしっかりと表現されている総合的な癒し系作品です。

開幕の後輩が駆け寄ってくる足音から始まり、荷物を置く音、飴の袋を開ける音など
ありとあらゆる動作に効果音を用意し、それを組み合わせて現実世界さながらの空間を作り上げています。
そして後輩のセリフを意識して減らし、効果音だけを聴ける時間を長く用意しています。
音声作品は声優さんがしゃべってこそ成り立つ印象が強いからこそ
こういう極端なまでに音に寄せた作りはむしろ新鮮味を感じます。

またすべてを音だけで表現できるおかげで
後輩のセリフに説明的なものがほとんどなく自然な会話が成立しています。
これも作品の臨場感を高めるのに大いに役立っています。

「あの 迷惑じゃなかったら また一緒に勉強してもらってもいいですか?」
そしてここまで音に傾倒しているのにも関わらず
後輩に十分以上の存在感があり、音とは違う癒しも与えてくれるのが素晴らしいです。
彼女は彼のことを異性として相当に好きなのでしょう。
勉強や耳かきをしている最中、次回以降も会えるように約束を取り付けようとします。

この控えめであり積極的でもある彼女の態度がとても愛らしいです。
とにかくまずは失った時を取り戻したい、そして自分の良さを改めて知ってもらいたい。
「こんな女性が近くにいたらすぐさま告白するのになぁ」と思わせる健気さに溢れています。

その一方で最後まで彼女の気持ちに気づかなかった彼にやきもきする人もいるでしょう。
彼女がここまで頑張ってるのだから彼も多少は男気を見せて欲しかったです。
ここだけがどうしても気になりました。

一途な女性の溢れんばかりの愛が感じられる良作です。
総時間80分に対し500円とコスパも抜群。
以上踏まえて条件付きではありますがサークルさん初の満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:22:15

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
コスパがいいので+1してあります。

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