サークル「劇團近未来」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、天界に住んでる上品なお姉さんが
下界で頑張ってる男性を変わった催眠でたっぷり癒します。

効果音、環境音、暗示を組み合わせてじっくり癒すのが特徴で
水、風、火、大地とパートごとに属性を変え
それぞれに合った音を流しながら癒し、安らぎ、リフレッシュが得られる暗示を入れます。
魔法の言葉で安眠をサポート
魔導師ラダが安眠できる催眠をかけるお話。

「さぁ 我が君 私が ずーっとおそばで見守って 悠久の魔法を捧げましょう」
ラダは上品で穏やかな声のお姉さん。
タイトルコールしてから主人公に声をかけると
ベッドへ案内しお帰りなさいのハグをします。

本作品は数千年の時を渡り魔法を極めた上位存在にあたる彼女が
少し変わった人間の彼におよそ110分間の健全な催眠をかけます。
開始時点で彼のことを「我が君」と呼んだり、催眠中は尽くす姿勢でお世話するなど
上下関係を逆転させてゆっくりじっくり癒します。

「私は 既に 優しい魔法を 受け入れています 私は 安全に休みます」
最大の特徴は復唱する形で自己暗示を入れること。
通常の音量→小さい音量で「私は~します」というセリフを2度言うことが多く
聴き手は2回目の時に口に出すか心の中でそれを呟きます。

それと同時にバックで効果音や環境音を流して別の癒しを与えます。

自己暗示は他の催眠音声でも割と見かける要素です。
しかしここまで特化してる作品は珍しく、十分な個性があると言えます。
深呼吸もそれなりの時間やりますし、全年齢向けなだけあって癒しのパワーが強いです。

基本的にはほぼこれだけで、体を脱力したりカウントを数えることはありません。
深化にあたるシーンがないことも含めて一般的な催眠音声とは構造が違います。
ただ暗示の量は非常に多いから催眠音声の一種だとは思います。
様々な元素で癒す催眠
催眠は4パート69分間。
前半は水と風に関する魔法を使って主人公の心と体を浄化します。

「心の中の不安も 水が 運んでゆきます 私は 流れに浮かびながら 水と混じり合います」
水滴が落ちる音、川が流れる音、波が打ち寄せる音など
水に関する色んな音を鳴らしながら神秘的な音楽も流して癒しの空間を作ります。
そして暗示は水の時は悪いものを洗い流して浄化する
風の時は悪いものを吐き出して新鮮な空気を吸い込むイメージをします。

復唱以外で同じセリフを繰り返すことはほとんどなく、表現を変えながら幅広くアプローチします。
また水のパートは水滴が川を通って海に到着するストーリー形式の誘導になってます。
各元素と暗示の親和性に気を配っておりパートごとに明確な違いがあります。
音と言葉の両方を楽しむASMRっぽい催眠です。

「ゆっくりと 息を吐きます ふーーっと 息を吐くたびに 古いエネルギーを手放します 息を深く吐いて よどみをすべて手放します」
風のパートは通常の催眠音声に最も近い内容。
「吸ってー」「吐いてー」の合図を出したり呼吸音を鳴らしてリズムを取り
深呼吸をするほど心や体が清涼感で包まれる暗示を入れます。
風が吹き抜ける音もバックで流れますし、高原にいるような気分を与えてリフレッシュさせます。

次の2パート30分間は別の元素が登場します。
「05炎、魂の灯火(約12分)」は焚火の音を流しながら温かさと安心感
「06大地、悠久の恵み(約18分)」は洞窟のような場所で活力を与えます。

「美しい 浄化の炎に 癒されます 強い熱を浴びて 体が浄化されます」
ここもそれぞれに合った音、音楽、暗示を組み合わせて進めます。
火は優しい炎に包まれて生まれ変わるフェニックスのようなイメージ
大地は土や岩からエネルギーを受け取って元気になるイメージをします。
ここも自己暗示を入れるシーンが数多くありますから、実際にやればより効果を実感できます。
やることはシンプルだけど丁寧に進めるおかげで癒しのパワーが強いです。

このように、自然に関する音とイメージを駆使して様々な癒しを与える催眠が繰り広げられてます。
自己暗示特化の変わった作品
自己暗示をたっぷり入れながら音や音楽も使って心身をほぐすなかなか良い作品です。

ラダは人間の中でも特別な存在にあたる主人公をたっぷり癒そうと
天界から下界へやって来て同じベッドで添い寝しながら言葉の魔法をかけます。
そして水、風、火、大地と様々な元素を用意し
異なる自己暗示を入れながら効果音、環境音、音楽も流してそれぞれの世界に浸らせます。

声も性格も穏やかな上位存在のお姉さんが癒しの催眠をかけるシチュ
一般的な技法は使わず自己暗示に専念し、音や音楽と組み合わせる独特な催眠
パートごとに異なる自然物を用意して暗示や音を切り替える作り。
催眠暗示と純粋な癒し要素を融合させた効果的な作品に仕上がってます。

中でも催眠は自己暗示に寄せてる構造が珍しいし
音や音楽との連携も取れててよくできてると思います。
深化にあたるシーンがなく催眠状態がそれほど深くならないところは残念ですが
癒しは十分に得られるので安眠に役立つと思います。

ちなみに安眠は最後の「07添い寝、天の求愛(約17分)」で行っており
道中で眠くなる暗示はほとんど入れません。
十分に癒してから技術を使わずに寝かしつける流れになってます。

ひとつだけ注意点があります。
本作品は視聴後にそのまま寝る流れになっており、解除音声は入ってません。
だから視聴後も起きてたり出かける場合は、無料でいいから必ず解除音声をお聴きください。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
ボーナストラックは2つの音声です。

CV:分倍河原シホさん
総時間 2:10:25(本編…1:49:22 ボーナストラック…21:03)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2026年5月26日まで40%OFFの858円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。