サークル「バイノーラルサンド」さんの(ぎりぎり)催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠の勉強をしてる穏やかな女の子が
友達あたりの関係にある男性に気持ちいいひと時を提供します。

催眠はほぼかけずに乳首とクリチンポをいじるセルフ系のエッチが魅力で
催眠はカウントを1セット数える間に誘導と女体化まで全部済ませ
それからカリカリ、シコシコといった掛け声を小まめに出しながら
暗示を軽く入れたり耳舐めして2回の絶頂に導きます。
女の子になってメスイキ&潮吹き
みつきに催眠をかけられドライ絶頂するお話。

「催眠術の練習に付き合ってもらうのに、こんな場所連れてきてごめんね」
みつきは明るくて穏やかな声の女の子。
主人公と一緒にラブホへ行って事情を話すと
彼を寝かせて催眠術をかけます。

本作品は何らかの理由で催眠を独自に勉強してる彼女が
協力してくれた彼におよそ40分間のエッチな催眠をかけます。
催眠5分、エッチ31分と後者の時間をずっと長く取り
耳、乳首、クリトリスを同時に責めて2回の絶頂に導きます。

一番最初に「ぎりぎり」と書いてることからもわかるように
この作品、催眠の質が非常に低いです。
サークルさんが催眠音声だとおっしゃってるからこちら側に分類してますけど
技術が滅茶苦茶でどう頑張っても催眠に入れる作りになってません。
当然点数も低いので、そういう作品だと理解したうえでこの先をお読みください。
解除音声があるから一応催眠音声の形にはなってます。

「クリちんぽの先っぽだけシコシコ、コリコリ、シコシコシコ」
テーマは女体化。
催眠パートでごくごく軽い誘導をした後、乳首オナニーしながら耳舐めやクリ責めをされます。
元々同人音声側で活動されてるサークルさんだから
暗示の量はほんの僅かで、それよりもカリカリなどの掛け声を多く言ってました。
彼女も服を脱いでおっぱいやおまんこを見せてくれますしM度は低めです。
カウントを数えるだけのシンプルな催眠
催眠はおよそ5分間。
横になって目を瞑り、自由に深呼吸しながらみつきのカウントや言葉に耳を傾けます。

「体がきれいになるとぽかぽかとしてきて、なんだか全身が気持ちよーくなってくる」
「ムズムズしてたおちんちんは逆に小さくなって、女の人のあそこについてるお豆くらいのサイズになっちゃうよ」

最初は体が温かくなったり心地よくなる暗示を入れ
カウントの途中から胸→股間の順で体が女性になる様子を実況します。
たった1回のカウントでリラックスから女体化まで完了させる超コンパクトな作りです。

暗示の量は少なく、深化にあたる要素もありません。
それなのにいきなり女体化しようとする強引な誘導をします。
私も聴く前は期待半分、不安半分くらいの心持ちでしたが
このシーンで後者だとわかってがっかりしました。

古典、現代どちらの技術も特に使われておらず
カウントと軽い暗示だけで催眠をかけようとします。
大手さんの中にはこれに近い構造の作品を出してる方もいらっしゃいますけど
それらは暗示をものすごく厚く入れてリラックスや深化できるように組み立ててます。

型にはまった技術を使わないというスタイルは
それが無くても催眠を成立させられるほどの実力を持ってる人だからできるんです。
他の人は深呼吸→脱力→深化→女体化と繋いだほうがずっと安定します。
何をどう考えたらこれを催眠と呼べるのか本気で理解に苦しみます。
乳首をたっぷりいじるセルフ系のエッチ
エッチシーンは31分間。
プレイは乳首オナニー、クリ責め、耳舐め、カウントによる絶頂です。

潮吹きの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありです。

「わたしが、もっと気持ちよくなれるように、色々教えてあげるね」
短時間の催眠で主人公を立派な女の子に変えたみつきは
乳首オナニーの指示を出しながら耳とクリトリスを刺激します。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の21分間はドライオーガズムを目指すシーン。
乳輪を撫でるところから始まり、少し経つと乳首カリカリに変化します。
そして彼女はクリ責め、耳舐めとやることを徐々に増やして応援します。

「次は左の乳首も、爪でカリカリしてみよっか 勃起した左の乳頭に、爪をかけて、カリカリ、カリ」
暗示もたまに入れることがありますけど
大部分は何をするかの指示、プレイに応じた掛け声、実況に費やします。
同人音声メインのサークルさんだからオナサポに近い構造をしてます。
乳首は最初から最後までほぼ時間いっぱいいじります。

でもこの作品って女体化がテーマなんですよね…。
女体化した後に体をいじったら男のままだとわかって催眠が解けてしまいます。
だからほとんどの女体化催眠音声にはセルフ要素がありません。
作者が自ら進んでそういう状況を作ろうとするのはさすがにどうかと思います。

「ほら、わたしがクリちゃん触ると、キミのクリちゃんも反応しちゃう」
唐突に新要素をぶち込んでくるところも首を捻ります。
2人の感覚がリンクしてるとか、彼の乳首とクリトリスの感覚が繋がってるなどです。
一度言っただけで聴き手がそうなったとみなす超ご都合主義な展開です。
一般的な催眠音声はそういう感覚をリアルに味わえるように技術を使って仕込んだ後にやります。

絶頂シーンはカウントを使って制御します。
詳細は伏せますが、多少のフェイントをかけて心を揺さぶってきます。
多少焦らして性感を溜めてから一気に解放する感じです。
マルチプルオーガズム(イキながらイク)の要素は特に見当たりませんでした。

次の10分間は潮吹きを目指すシーン。
乳首オナニーしながら耳舐めやクリ責めをする、先ほどとほぼ同じスタイルで進めます。
カウントを数えて絶頂させるところも一緒で両者の違いはほとんどありません。
ここだけ音が鳴るから1回目とはイキ方が異なるのでしょう。

このように、乳首オナニーをがっつりやりながら他の性感帯も責めるややM向けのエッチが繰り広げられてます。
流れは良いのだが…
基本的な枠組みは確かに催眠音声なのですが、内部はボロボロという困った作品です。

みつきは自分に協力してくれた主人公に不思議で気持ちいいひと時を提供しようと
まずは超コンパクトな催眠をかけて女の子の姿に変えます。
そしてエッチは乳首オナニーの指示を出しながら耳舐めとクリ責めでメスイキに追い込みます。

穏やかな女の子がエッチな催眠で女の子の快感を味わわせるシチュ
時間、暗示、内容すべてが不足してるお粗末な催眠
女体化なのになぜか自分で乳首をいじり、ほぼ同じやり方でドライと潮吹きに導くエッチ。
催眠っぽいことをやってるだけのなんちゃって作品に仕上がってます。

中でも催眠は最初の10分間を聴いた時点で
「この人は催眠音声を軽く聴いて、見よう見まねでやってる」と判断しました。
残念ながら技術力が必要最低限の水準にすら達してません。
催眠は技術ですから、それがない時点でほぼ確実に駄作が生まれます。
ここ1~2年で参入してきた新規さんのほうが遥かに優れた作品を制作されてます。

たぶん中の人は催眠音声の視聴経験はあるのでしょうけど
催眠そのものの勉強はほとんどしてないと思います。
だからこういうガワだけそれっぽくて中身が滅茶苦茶な作品になるわけです。

催眠音声を聴いてない人なら騙されるのかもしません。
でもまともな作品をある程度聴いてる人ならたぶん「何これ?」ってなります。
ダメ出しする部分が多すぎて私もいちいちやる気になれません。
催眠と催眠音声を1から勉強して、もっと真面目に作ってみてはいかがでしょうか。

絶頂シーンは2回。
淫語(掛け声含む)それなり、ちゅぱ音そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回は大変厳しい点数とさせていただきました。
私は基本的に甘口のレビュアーですが、それは催眠音声を真面目に作ってるのが大前提です。
だからこういういい加減な作品は容赦なく酷評します。

CV:こやまはるさん
総時間 39:37

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


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追記
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