サークル「ヒプノシカ」さんの(一応)催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ正反対の属性を持つ2人の幼馴染が
催眠を交えた複数人プレイで気持ちいい射精をプレゼントします。

最初から最後まで2人が協力してリードするのが特徴で
催眠は深呼吸を多めにやりながら軽い暗示を入れたりカウントを数え
エッチは暗示をほとんど使わずちゅぱ音や効果音を鳴らす同人音声のプレイをします。
幼馴染JKがする甘い誘惑
黛 詩乃(挿し絵左)、藤木 杏莉(挿し絵右)が催眠をかけたりエッチするお話。

「ねぇ これ見て? すっごい面白いから 早く ここ座って」
杏莉は砕けた口調で話す甘い声の女の子。
「やっ いやっ ちょっ 待って」
詩乃は明るくてお淑やかな声の女の子。
部屋に入ってきた主人公に何をしてるか説明すると
彼が催眠を信じてないようなので実際にかけてあげます。

本作品は彼の幼馴染で強い好意を持ってる2人が
およそ90分間の催眠とエッチを通じて自分たちの想いを伝えます。
詩乃は左、杏莉は右に陣取って交互に話すことが多く
連携を取りながら複数のことを同時にやって濃厚な空間を作ります。

催眠音声で2人と聞くと双子を連想する人がいるかもしれません。
しかし本作品を技術的に見た場合、双子催眠と呼ぶのは難しいです。
エッチで同時責めをすることが多いので無意味と言う気はありません。
詳細は後で説明しますが催眠の質が低くてかかりにくく、維持しにくくなってます。

エッチについては求愛をテーマに掲げてる関係で
耳舐め、フェラ、SEXといったノーマル向けのプレイを中心にやります。
カウントを数えることは多少ありますが、それ以外で催眠と呼べる要素は特にありません。
同人音声とほぼ同じ構成になっており催眠音声のエッチとは根本的に違います。
深呼吸を多めにやる催眠
催眠は2パート15分間。
横になって軽く深呼吸した後カウントダウンに合わせて目を瞑り
引き続き深呼吸しながら彼女たちの言葉に耳を傾けます。

詩乃「息を吸うほど 胸の中がすーっとして とっても気持ちよくなって 息を吐くほどに 体に溜まった疲れが抜けていって 楽になってくる」
片方が「吸ってー」「吐いてー」と合図を出しながらもう片方が呼吸音を漏らしたり
吸う/吐く両方に簡単なイメージを絡めてリラックスを後押しするなど
多少の連携を取って心身が脱力できるように進めます。
この後のシーンも含めて本作品の催眠は深呼吸することが多いです。

また催眠が始まるのに合わせて2人の声にエフェクトがかかります。
強めに反響するせいでセリフを聞き取りにくく感じました。
キーワードを言う時など何らかの目的があるなら別にいいですが
催眠開始からエッチ終了までほぼずっとエフェクトをかけるのは止めたほうがいいです。

ある程度リラックスできた後は深化。
カウントに合わせて階段を上るイメージをしたり
その先にある別の部屋で再び深呼吸して内側からリフレッシュします。

杏莉「指の1本1本 爪の先まで全部 あぁ 気持ちいいので いっぱいになったね」
ここは左右の腕、脚、首から上の順で心地いい感覚を与えます。
花の匂いを嗅ぐイメージをするなど、深呼吸と組み合わせて癒しのパワーを上げます。
また2番目のパート終盤では耳舐めして軽く興奮を煽ります。

深呼吸を小まめにやりながら古典系の技術を行使する割とシンプルな催眠です。
心身をリラックスしてエッチに没頭できるようにすることを目的に
深呼吸から入ってカウントを交えた軽い揺さぶり、階段のイメージを使った深化
腕や脚に重点を置いた弛緩法と緊張をほぐしやすいものを中心に行います。

使ってる技法は定番のものばかりなのでそれほどおかしいとは思いません
しかし前作「ようこそ催眠乳首責めの館へ」と同じで暗示の量が少なく
癒しは感じるんだけど催眠に入りにくい状況ができてます。


15分で完結させるなら少なくとも今の倍は暗示を入れたほうがいいでしょう。
声のエフェクトも正直いらないので無いバージョンが欲しいです。
私には技術のしょぼさをエフェクトで誤魔化してるように映りました。
愛を込めて責める甘いエッチ
エッチシーンは3パート49分間。
プレイは耳舐め、体を擦り合わせる、乳首責め、クリ責め、キス、SEX(正常位、バック)、フェラです。

クリ責め、SEX、射精、潮吹きの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

詩乃「じゃあ 今だけ 女の子になってみる? それなら 恥ずかしくないよね」
催眠を使って主人公を無防備な状態にした2人は
恥ずかしがってる彼へ女の子になる提案をします。

エッチはSEXは彼が、それ以外は彼女たちが責めます。
最初の「トラック4 女体化催○でメスイキ射精(約18分)」は女の子になりきってイチャイチャするパート。
カウントを数えて女の子になる暗示を入れ
体を密着させる→乳首責め→クリ責めと後になるほど刺激を上げます。

詩乃「乳首の勃起してるところ 指先でカリカリしてあげるね カリカリ カリ カリ」
そしてここからはほぼ同人音声と同じ表現方法に変わります。
乳首責めは何をしてるか教えた後にカリカリボイスを流すし
他のプレイも彼女たちから見てどうなってるかを語る形で進めます。
クリ責めも音を鳴らすだけで、それがどう気持ちいいかは教えてくれません。

催眠音声のエッチは技術を駆使して自分が体験してるような感覚を与えるので
最中のセリフも基本的には主観視点の表現を徹底します。
しかし本作品はそれ以外の視点ばかりでなりきらせようとする意志がありません。
その結果彼らのエッチを近くで見てるような状況になります。

暗示と呼べるセリフもごく僅かですし
厳しい言い方になりますが催眠音声のエッチになってないです。
私が聴いた時も催眠音声特有の感覚はまったくしませんでした。

詩乃「今から 5つ数えたら あなたの体は 女の子になるよ」
ここの序盤でする女体化もカウントを数える前に上のセリフを言うだけです。
10年前の作品ならまだわかりますけど、2024年発売でこれは勉強不足と言うしかありません。
女体化誘導とは何か、どうすればできるのかある程度理解してから作りましょう。

続く2パート31分間はSEX中心。
「トラック5 妄想オマ●コでベロチューセックス(約13分)」は好きな子を思い浮かべながら
「トラック6 3Pしちゃおう(約18分)」は彼女たちへ順番にハメて中出しします。

詩乃「あっ おちんちん 動いてる 抜けて また奥まで いっぱい ずぽずぽ」
ここも彼女たち視点の実況を挟みながらちゅぱ音を鳴らしたり
SEX中はピストン音、吐息、喘ぎ声を漏らす感じです。
催眠と呼べる要素はごく僅かなので、もし催眠にかかったとしても途中で解けると思います。
エロいんだけど催眠から脱線してるので正直イマイチでした。

このように、技術よりもエッチな声や音を重視してるイチャラブ系のエッチが繰り広げられてます。
甘めの複数人作品
催眠音声よりも催眠を題材にした同人音声と呼ぶほうがしっくりくる作品です。

詩乃と杏莉は強い好意を持ってる主人公と恋人になるために
まずは短めの時間を使ってリラックス重視の軽い催眠をかけます。
そしてエッチは耳舐め、フェラ、キスの時はちゅぱ音をガンガン鳴らし
SEX中はピストン音と喘ぎ声を流すほぼ同人音声と一緒のプレイをします。

タイプは違うけど愛情深い幼馴染が催眠を交えたエッチをするシチュ
深呼吸を多めにやりながら他の技術を行使する割とシンプルな催眠
暗示はごく僅かにしてエロ要素をガンガン繰り出すエッチ。
前作とほぼ同じ特徴を持たせながら2人体制にして変化をつけます。

前作のレビューを読めばわかりますけど、私はヒプノシカさんに対してかなり厳しい目を向けてます。
それは催眠音声サークルなのにシナリオを自分で書かない=低品質だからです。
催眠音声のサークル主以外にシナリオを依頼した場合、良い作品が生まれる可能性はほぼ0です。
だから本作品のシナリオ担当を見た瞬間に地雷だとわかりました。
それなのに聴いたのは自分の予想がちゃんと当たってるか確認するためです。

大事なことなので前作に引き続きもう一度言います
販売ページの説明文に「納得のいく作品を作り上げています!」なんて書いてますけど
それを言う前にまずは自分の力でシナリオを書けるようになりましょう。
それができない限りヒプノシカさんは今後もずっと地雷作品を作り続けることになります。

杏莉「やば 精子出ちゃってる うどんみたいにぶっといの びゅるっ びゅるっ メスイキなのに 射精してるぅ」
前作はエッチが一応乳首オナサポとして楽しめるからその点を評価しましたが
今作はそれすらなくなり、エフェクトという余計なものまで追加されてて擁護のしようがありません。
私は応援したいと思ってるんですけど、内容があまりに悪くて叩かざるを得ない状況です。
とりあえずこういう矛盾したセリフを言うのは止めましょう(射精してる時点でメスイキじゃない)。

絶頂シーンは射精3回、潮吹き3回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回は大変厳しい点数とさせていただきました。

CV:黛 詩乃…柚木つばめさん 藤木 杏莉…秋野かえでさん
総時間 1:25:19

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


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追記
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