サークル「空心菜館」さんの催眠?音声作品。
今回紹介する作品は、催眠術師をやってる姉妹が
左右に陣取り連携を取って音重視の独特なエッチをします。
全編の至るところで耳舐めしながら吐息や囁き声も流す密着感の高い作りが魅力で
序盤に深呼吸や軽いイメージをしてリラックスと集中力を高めてから
左右の耳を個別に、あるいは同時に舐めたりオナニーやSEXして何度も射精に追い込みます。
催眠の要素は非常に薄いので、一風変わった同人音声と思って聴いたほうが満足できるでしょう。
色んな音で心地いいひと時を
「あら? やっと来た 随分遅かったのね」
ミユはトーンが低く色っぽい声のお姉さん。
「どこ行ってたの? 遅刻だよ」
リイ軽くて穏やかな声の女の子。
遅刻してやって来た主人公の左右に密着すると
「罰を与える」と告げてから催眠をかけ始めます。
本作品は2023年3月に発売した「誰でもできる!決定版「はじめての」催眠オナニー入門編!」の続編。
姉妹だけど口調が随分違う催眠術師たちがおよそ70分間のエッチなサービスをします。
前作は入門編、今作は中級編となってますがキャラやストーリーに明確な繋がりはなく
それぞれの内容も大幅に違うので未視聴でも普通に楽しめます。
ミユ「この秒針の音に 耳を傾けなさい」
リイ「この時計は 合図だよ」
最大の特徴は色んな音を鳴らすこと。
音声の開始直後にバックで時計の音が流れ始め
それから2分くらい経つと「ぶぅぅぅん」という低周波の音が加わります。
エッチシーンは片方、あるいは両方の耳を積極的に舐めますし
彼女たちのセリフよりも音のほうが存在感は大きいです。
サークルさんは「さらに強めの催眠を心がけました」とおっしゃられてますが
全体を10とするなら催眠と呼べる要素は0.5くらいです。
詳細はこれから説明しますが催眠音声と思って聴いたらたぶんガッカリします。
私はこの音声を聴いて催眠にまったく入れませんでした。
解除音声が入ってないところを見ると
サークルさんご自身も本作品は催眠音声じゃないと認識されてるようです。
特別な事情でもない限り催眠音声で最後に解除をしないことはあり得ませんからね。
そんなわけで「催眠には期待しないでください」と最初にはっきり言っておきます。
音を使ってリラックスする催眠
楽な姿勢で時計の音、低周波の音、彼女たちの言葉に耳を傾けます。
「目の前は もう真っ暗 視覚はもう必要ない 少しの不安と 膨らむ期待 感覚が 徐々に研ぎ澄まされていく」
催眠はもう始まってると告げてからカウントに合わせて鐘の音を鳴らし
それと同時に聴き手は目を閉じ、彼女たちは暗示っぽいセリフを投げかけます。
そしてその後は好きな食べ物をイメージしながら深呼吸を続けます。
一見すると催眠っぽいですけど暗示がとにかく少ないです。
直前に挙げたセリフ以外には数える程度で
開始したら終了まで無意識に働きかけ続けるのが大前提な催眠とは作りが大きく違います。
暗示をたまに入れる程度で催眠に入れる人はそうそういません。
仮に入れたとしても途中で解ける可能性が高い構造なので、正直よろしくないと私は見てます。
あと2人の設定が双子だから双子催眠をかけると思う人がいるでしょう。
これについては前作と同じく1人でできる催眠を2人が手分けしてやってるだけです。
例えばひとつのセリフを文節ごとに分けて左右交互に言うとかですね。
本物の双子催眠はそれぞれの役割が独立してて別のことを同時にやるように組み立ててます。
終盤の5分間はエッチに向けた準備。
先ほどイメージしたご馳走に聴き手自身がなり、2人が左右同時に耳を舐めてそれを味わいます。
「何も考えずに ただ気持ちよくなれるのなら そのほうがいいに決まってる 君は 私たちの ご馳走」
ここもちゅぱ音を聴くほど気持ちよくなる暗示を入れるわけではなく
ちゅぱ音をひたすら鳴らしながらその合間に軽く状況説明する同人音声に近い内容です。
それぞれの音に感覚を操作する暗示を入れてから鳴らしたら随分違ったでしょう。
「催眠っぽいことをしてる何か」としか表現できない行為です。
古典催眠、現代催眠どちらにも属さないことをやってますし
聴き手をリラックスさせたり深化させる要素にも乏しいです。
深呼吸を3分くらい続けただけで催眠と呼ぶのはさすがに無理があります。
時間が15分しかないなら王道の技法を駆使して誘導したほうが今よりもずっと深く入れます。
販売ページの説明文には「古典催眠と現代催眠を組み合わせてる」と書いてあります。
ですがセリフの言い回しは大部分が普通の会話でそう言える根拠が見つかりません。
あと勘違いされると困るので言っておくと、そもそも古典催眠の暗示で命令形は使いません。
命令口調だと大抵の人は抵抗を感じるので、そうならないように配慮した表現で暗示を入れます。
命令系で話してる時点でそれは暗示じゃないから「本作品の暗示は少ない」と言ってるわけです。
そして暗示が少なければ少ないほど聴き手を催眠状態に持っていくのは難しくなります。
なんでわざわざ催眠にかかりにくい作りにしてるんですかねぇ…。
他にも指摘しないといけないところが多すぎて
全体を抜本的に見直さない限り催眠にはなれないと思います。
ちゅぱ音まみれの高密度なエッチ
プレイは耳舐め、キス、乳首舐め、乳首オナニー、吐息責め、オナニー、SEX(正常位?)です。
オナニー、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
リイ「大丈夫 息を整えて 今は舐められる喜びだけ 感じるの」
耳舐めを交えた催眠で主人公の心と体をとろとろにした姉妹は
引き続き両耳舐めしながら今度は乳首とおちんちんも気持ちよくします。
エッチはSEXは彼が、それ以外は彼女たちが責めます。
最初の「【2】催眠乳首舐め&手コキ地獄(約20分)」はセルフ形式。
両耳舐めから入り5分ほど経つと乳首舐めや乳首オナニーを加えます。
そしてさらに10分後にはオナニーもやって心身の興奮を高めます。
時計の音や低周波音は引き続き流れます。
「まるで 活き造りのお魚みたいに ビクビク ビクビク 痙攣が収まらなくなってきた」
パート名に「催眠」が入ってるからようやく催眠をかけ始めるのかと思いきや
実際は先ほどと同じく暗示をたまに入れながら耳舐めのちゅぱ音をたっぷり鳴らします。
プレイ中は囁き声で話すからそれぞれの音を聴きやすいです。
片方が耳舐め、もう片方が吐息責めをやるなど2人の連携が取れてます。
オナニーについては耳舐めや吐息責めの合間に乳首は「くりくり」
おちんちんは「シコシコ」の掛け声を出します。
後者は効果音も鳴るのでオナサポとして使うぶんには割と良いです。
続く2パート28分間は射精シーン。
「【3】ドロドロトリップ3P(前編)(約15分)」は両耳舐め、オナニー、SEXで1回
「【4】ドロドロトリップ3P(後編)(約13分)」は両耳舐めとSEXで3回出します。
「今から入るのが どちらのおまんこか 当ててごらん?」
ここでのSEXは2人が中央から同時に吐息メインの喘ぎ声を漏らします。
姉妹のどちらと繋がってるのかを曖昧にしてどちらでも楽しめるようにする演出です。
声の担当は大山チロルさんですが、オホ声は一切漏らさず吐息をかなり多く漏らしてました。
同時にやる耳舐めも聴きやすくするためにわざと抑えたのかなと。
射精は毎回カウントを数えてタイミングを教えてくれます。
片方は数える役、もう片方は吐息責めと「イク」の連呼をする役を分担してました。
催眠音声のカウントとは使い方がまったく違うので、同人音声のエッチと見るのが妥当です。
このように、耳舐めを至るところでやりながらオナニーやSEXをする密度の高いエッチが繰り広げられてます。
耳舐め好きなら
ミユとリイは予定の時間より遅れてやって来た主人公に罰を与えようと
まずは深呼吸や両耳舐めと同時に時計の音や低周波音を流してリラックスさせます。
そしてその後は耳舐め+オナニー→耳舐め+SEXと繋いで何度も射精へ追い込みます。
姉妹の催眠術師が協力して耳とおちんちんを気持ちよくするシチュ
ほぼ全編で時計や低周波の音を流す変わった作り
多くのシーンで片耳舐めや両耳舐めをする音重視のエッチ。
前作とは内容を大幅に変えた催眠軽視の作品に仕上がってます。
本作品を聴き終えた直後の感想は「どうしてこうなった?」です。
前作は気になるところもありましたが一応催眠音声と呼べるものになってました。
しかし今作はそもそも催眠音声にすらなっておらず大幅にパワーダウンしてます。
シリーズの続編なら前作の特徴を受け継いだうえで品質を上げるのが望ましいですから
それと真逆の路線を歩んでることが残念でなりません。
耳舐めを結構やるから耳舐め音声として楽しめるところはあります。
でもサークルさんが催眠音声として売り出してる以上、そこを見て私は評価します。
解除音声すら入ってませんし、何を根拠にこれを催眠音声と呼んでるのか本気で理解に苦しみます。
射精シーンは4回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音と吐息それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。
以上を踏まえて今回は大変厳しい点数とさせていただきました。
CV:大山チロルさん
総時間 1:10:03
オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点

体験版はこちらにあります
追記
2023年8月6日まで20%OFFの1056円で販売されてます。
コメント
コメント一覧 (6)
レビューのリクエストは受け付けてません。
コメありがとうございます。
どちらのサークルさんも単純に質が悪いんですよね。
そして活動歴が長いのに品質が向上する気配もまったくないです。
頑張った結果ダメだったのなら私も多少は優しい表現で書くんですけど
こういう頑張る気すらない作品に対しては容赦なく叩きます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
あとシロイルカさんも結構催眠擬きが多い印象。
コメありがとうございます。
催眠を真面目にかけることよりも販売ページの説明文で騙すことを狙ってるケースが多いです。
古典催眠と現代催眠を組み合わせるとか大手さんなら当たり前にやってることなので。
わざわざ「双子の」催眠術師にしてるのも双子催眠だと勘違いさせたいのでしょう。
私は空心菜館さんがまともな催眠音声を作れないことを昔から知ってるので
新作が出たとしても聴きたいとは思いません。
でも未だに騙される人が結構いるから注意喚起するために時々レビューを書いてます。
放置すると催眠音声を真面目に作ってる人たちに悪影響が出ますからね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
今までも催眠の名を付けた作品は多く出しているようですが・・・
入門編も現時点で9000本と催眠音声の中でも上位に入る売れ行きをしていますが、これでは催眠音声の事が勘違いされてしまうのではと危惧しています