サークル「TAE」さんの催眠音声作品。
開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第95回目は声も態度も穏やかなお姉さんが
催眠をかけてからセルフ系のエッチをして初射精を再体験させます。
時間、内容いずれも催眠重視のサービスをするのが特徴で
総時間の半分以上をかけて深化や退行をじっくり行い
エッチは性教育っぽいセリフを挟みながらふたつの性感帯を優しくいじります。
M向けの要素は特にありませんから幸福感に包まれながら抜けるでしょう。
人生に一度の体験をもう一度
「小さい頃お母さんが あなたが眠りにつくまでお話してくれたことを 覚えてますか?」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
子供の時母親に寝かしつけてもらったことがあるか尋ねます。
本作品は人生で一度しか味わえない精通を再体験することを目的に
彼女がおよそ70分に渡って独特な催眠やセルフ系のエッチをします。
中学生くらいの年齢に戻ってオナニーすることになるため
催眠誘導した後は退行の暗示を入れて心と体を当時の自分に戻します。
催眠36分、エッチ18分と前者の割合が高くなってることや
焦らし気味にオナニーすることから、どちらかと言えば催眠そのものを楽しむ作品だと思います。
かの有名な「双子のい・い・な・り」の作者さんだけあって催眠のレベルが高いです。
イメージ重視の柔らかい催眠
楽な姿勢で目を瞑り、まずは夢の中にある森を歩くイメージをします。
「あなたが進む あなたの小道は どのような姿でしょうか 平坦ですか? でこぼこしてますか?」
「深い ふかーい森の奥に 奥に進むたびに あなたの心がどーんどん昔に戻っていくような気持ちになっていきます」
情景をやや曖昧にする代わりにどんな道か聴き手に尋ねて想像力を膨らませ
さらに「深い」を多めに言って催眠状態を少しずつ深めます。
深呼吸や脱力はやらずいきなりイメージを投げかけるやや珍しい展開です。
現代催眠の技術が盛り込まれてるおかげで後になるほど意識のぼやけが強くなります。
お姉さん役を務める誠樹ふぁんさんの演技も良いです。
囁きに近い穏やかな声で語りかけて安らぐ空間を作りながら
暗示の内容に応じて声の情弱やしゃべる速度を変えて直感的に伝えます。
シナリオがいかに良くても演技がイマイチなら品質は下がるので結構大事な要素です。
続くChapter2はさらなる深化とエッチに向けた準備。
森の奥で待ってた彼女が全身を優しく撫でてくれます。
「ほら こうやって お腹を優しく撫でられていると お姉さんの手が触れてるところが ほーんのり あったかくなってくるの」
「揺られてー 揺られて どんどん小さくなる 年上のお姉さんに優しく撫でられて 気持ちよさに沈んでいくの」
お腹、胸、左右の腕、脚、首、おでこと触れる位置を変えながら
体が温まったり心地よさを感じる暗示を丁寧に入れます。
そしてある程度経ったら体が小さくなって彼女が大きく見えるように働きかけます。
深化、退行、感度強化をほぼ同時にやるなかなか凝ったシーンです。
前半は森の中を歩くイメージ、後半は彼女に撫でられるイメージを絡めた癒し系の催眠です。
聴き手を精通する前の少年へ戻すことを目的に
現代催眠の技術を絡めながらイメージや深化の暗示を小まめに投げかけます。
そして性感帯以外の部位を撫でるのに合わせて温感や心地よさを与え
さらに退行も進める割と高度な誘導をします。
どちらのパートも深化を意図した暗示が多いので
聴けば聴くほど体が動かなくなったり頭の中がぽわぽわする感覚が強くなります。
退行も仕掛けるタイミングや言葉を選んでて繊細さを感じました。
イメージが得意かどうかでかかりやすさに多少の差は出るでしょうけど
初心者から玄人まで誰もが楽しめる催眠と言えます。
年上の魅力が詰まったエッチ
プレイは体の愛撫、乳首オナニー、オナニー(疑似手コキ)、疑似授乳です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
「男の子も 女の子も 興奮しているとね 色んなところが感じる 気持ちよくなるの」
催眠を使って主人公を性に目覚めた頃の少年に戻したお姉さんは
オナニーのやり方を少しずつ教えてゆっくり射精に導きます。
エッチは彼女に言われた通りに体をいじります。
最初の7分間は性感帯以外の部位を優しく撫でる前戯に近いプレイ。
脇腹→お尻→顔の順に触れさせて彼女は言葉で応援します。
「そのまま自分を抱きしめるみたいにぎゅーっとすると 心の奥に ずーんと気持ちよさが伝わるでしょ?」
そしてここも年上の女性らしい優しさと温かさを込めたリードをします。
彼がエッチに関して何も知らないから性教育っぽいセリフを適度に挟み
さらに肌が敏感になったり触れた部位が気持ちよくなる暗示を入れて場を温めます。
焦らしにあたりますが意地悪な要素は特にありません。
手取り足取り教えるから展開がスローになってるだけです。
続く11分間はお待ちかねのオナニー。
乳首→おちんちんの順でほぼ自由にいじらせながら
彼女にしごかれたりおっぱいに吸い付いてるイメージを加えて一体感と幸福感を与えます。
「初めての精通の感覚を思い出して 頭空っぽにしていっていいからね」
目の前でおちんちんを晒したまま気持ちよくなってても
まったく引かずむしろ優しく見守るところに甘さを感じました。
現実世界で精通を誰かに見られながら迎えた人は少ないでしょうけど
「こういう精通も悪くないなぁ」と思えるものを持ってます。
乳首オナニー4分、おちんちんオナニー7分と時間が短いので
2日くらい溜めた後に聴いたほうが抜きやすいと思います。
純粋なエロさは控えめにする代わりシチュと技術で盛り上げます。
実際に聴いた感想ですが、まず催眠は構成が独特だし入りやすくて質が高いです。
森の中に行って彼女とイチャイチャするボイスドラマっぽい設定にしたうえで
彼が移動する様子を主観視点で実況しながら暗示を小まめに入れて徐々に深めます。
そして後半は同じスタイルで今度は退行や感度上昇を盛り込みます。
精通をテーマにしてる時点でシチュが一番重要になりますから
雰囲気作りに最も力を入れて少年気分に浸らせてくれます。
癒しや幸福感も味わえてスッキリした気分で聴き終えられました。
催眠重視のあまあまな作品
お姉さんは主人公に精通の感覚を改めて体験させようと
まずは催眠を通じて森の深いところまで案内し少年の姿へ戻します。
そしてエッチは感度強化、乳首オナニー、おちんちんオナニーと少しずつ前進させ
そこに優しい言葉や彼女にお世話されてるイメージを加えて満たされた射精に導きます。
穏やかなお姉さんが初射精をテーマにした催眠をかけるシチュ
長めの時間を割いてリラックス、深化、退行、感度強化を行う充実した催眠
体への刺激はあまり強くせず心の快感でカバーする焦らし系の甘いエッチ。
刹那的な快楽ではなく、記憶に残るひと時を提供できるように作品を組み立ててます。
中でも催眠は作者さんが得意とする部分なだけあってかなり優れてます。
暗示を散りばめて入れるのであまり催眠っぽく感じないかもしれません。
でも技術的にしっかりしてるしちゃんと入れるようになってます。
解除も含めて66分と丁度いい長さに収まってるのも良いです。
射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。
CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:06:40
オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点
体験版はこちらにあります
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