サークル「ボトムズ」さんの催眠?音声作品。

今回紹介する作品は、エッチ大好きでSっ気もある妖艶なサキュバスが
M男の夢の中に現れて人間の女性にはできないプレイをします。

本編のほぼ全部でヘミシンクが流れ続けるのが大きな特徴で
音の高さや振動の度合いを変えながら、言葉責めしたり艶めかしい喘ぎ声を漏らして興奮を誘います。

今回は初回用(初夜)を聴いてのレビューをお送りします。
サキュバスと過ごす不思議で気持ちいいひと時
サキュバスに魔法をかけられSEXするお話。

「私の声、聞こえてる? 聞こえないフリをしても無駄よ オマエはずっと私に監視されているんだから」
サキュバスは明るくて色っぽい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公の夢の中に現れ自己紹介してから特殊な音を流します。

本作品は男たちにエッチな夢を見せて弄ぶのが得意な彼女が
精力旺盛な彼とおよそ70分間の独特なプレイをします。
彼女の魔法はかけた相手に特殊な音が聞こえる効果があり
音声開始から1分後には「ぷぅぅぅぅん」という小刻みに振動する音が鳴り始めます。

これは催眠音声で割と使われてるヘミシンクというもので
しばらく聴いてると頭の中を軽く揺さぶられる感覚や意識のぼやけが生まれます。
同じ音をずっと鳴らし続けるのではなく状況に応じてトーン、リズム、振動の大きさが変わります。
現実世界の雑音を遮断する効果もあって音声に集中しやすいです。
ヘミシンクを使ってる作品で有名なものはエロトランスさんの「まどろみ世界」などです。

ただし、これ以外で催眠に類する要素はほとんどありません。
序盤で深呼吸するシーンが少しあるものの、それ以降はほぼ同人音声と同じ作りになってます。
音声と製品版についてる台本の両方をチェックしましたが
残念ながらセリフの言い回しが暗示ではなく普通に会話する感じでした。

サークルさんも「ボトムズ仕様の催眠路線を打ち出してみました」とおっしゃってますし
既存の催眠音声とは大きく違うことをご了承ください。
ぶっちゃけ私はこの音声を聴いて催眠にまったく入れなかったのですが
もしかしたら入れるかもしれない可能性があるので一応催眠音声側に分類してます。

「今の私の獲物はオマエ 逃げたり逆らったりしてくれてもいいんだよ? 捻じ伏せて力の差を思い知らせるのは、狩りの一番の楽しみだからね」
今回のお相手を務めるサキュバスはイメージ通りの妖艶なお姉さん。
主人公を獲物に見立てて見下したり、中盤ではややハードな言葉責めもして興奮させます。
その一方で気持ちよさそうな喘ぎ声を漏らしながら彼を褒める優しいところも見せます。

パートによって態度が結構変わるので、厳しさと優しさを兼ね備えてる女性に映りました。
エッチでやることはキスとSEXに絞り込んでじっくり進めます。
この内容なら属性はややM~Mがメインターゲットになるかなと。

また冒頭で触れたように本作品には初回用(初夜)と2回目以降用(堕眠)が存在します。
両者の違いは冒頭部分で2回目以降用は15分ほど短くなってます。
音とプレイを組み合わせたエッチ
エッチシーンは4パート48分間。
プレイはSEX(騎乗位?、正常位?)、キスです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「きて きて 私を滅茶苦茶に凌辱して 上手に出来たらご褒美に滅茶苦茶にしてあげる」
ヘミシンクを流しながら深呼吸させて主人公を落ち着けたサキュバスは
おちんちんをおまんこに迎え入れてその具合を確認します。

エッチは彼女がリードしながら責め手を切り替えます。
前半の2パート26分間は彼女のSなところが引き立ってるシーン。
「01.捕食開始(約7分)」はキスを交えた軽めのSEX
「03.征服侵食セックス(約19分)」は言葉責めを多めにするM向けのSEXをします。

「こっちは軽く体重掛けてるだけなのに、虫みたいにピクピクしちゃって 顔がブサイクな上に、オスとして最低限の力もない、か」
彼女はサキュバスですから男の扱い方をよく心得てます。
彼がMだと見抜くと見下したり貶すセリフを多めに盛り込んで女性に弄ばれる快感をくすぐります。
SEXと同時にやりますがピストン音が入ってませんし
この2パートは喘ぎ声をほとんど漏らさないので言葉責めがメインの抜き要素になります。

催眠音声なのに「死ね」と言うのはどうかと思いますけど
M向けの同人音声を数多く制作されてるサークルさんなだけあって
そちらの感覚で聴く分には楽しめる内容と言えます。
ヘミシンクも数分単位で変化させてて音に対するこだわりを感じました。

後半の2パート22分間はエロさと甘さを引き立ててるプレイ。
「04.発情淫魔セックス(約12分)」は彼女が喘ぎ声をたっぷり漏らし
「05.一夜睦言(約10分)」はそこに彼を褒めるセリフが加わります。

「おっ、おああっ、おああああっ あ、あひあうう、あうううう、あんっ」
04パートの喘ぎ声は通常のやつと野太いやつを組み合わせてました。
オホ声と言うほど露骨なものではありませんが、可愛さよりも下品さを感じる乱れっぷりです。
セリフや言葉責めの割合が一気に落ちて喘ぎ声メインに変わるので
同じ女性とSEXしてるのに聴いた時の印象が随分違います。

個人的にはここが一番抜けるんじゃないかなと。
喘ぎ声のリズムを変えてピストンの様子を表現するあたりも上手です。
内容がシンプルだからこそ声優さんの演技力が光ってます。

「好きよ♪ ずっとオマエのことを考えていた 私のスキを焼き付けてあげるね」
05はベタ惚れと言っていいくらい彼女が優しい態度を取ります。
「好き」とストレートに言う、キスを適度に挟む、パート終盤には潮吹きまでするなど
彼を喜ばせながら興奮させることを意図した要素が多いです。
厳しいばかりだと彼に逃げられちゃいますからここで飴を与えてるのかもしれません。

このように、前半と後半でスタイルを大きく変える独特なエッチが繰り広げられてます。
エロボイスとしてなら
催眠音声よりも同人音声の色合いが強い作品です。

サキュバスは普通の男性よりも強い精力を持つ主人公を手懐けようと
軽く深呼吸させてから前半は言葉責め重視のSEXをしてM心をくすぐります。
そして後半は喘ぎ声を重点的に漏らしたり、彼を甘やかして心をがっちり掴みます。

エロさとSっ気を兼ね備えたサキュバスがM男を夢の中でもてなすややM~M向けのシチュ
ほぼ全編を通じて流れ続けるヘミシンク、パートによって随分違う態度や反応を見せる彼女のキャラ。
やることはシンプルにしてそれ以外の部分で個性を出します。

中でもヘミシンクは単一の音を垂れ流すのではなく
シーンによって音の高低や強弱を変える凝ったものです。
催眠音声におけるヘミシンクは技術と組み合わせるのが定番ですけど
本作品では敢えて音とそれ以外をあまり関連付けずに進めます。

「この音を聴けば聴くほど意識がとろとろになる」とか
音に対して暗示を入れてれば少なくとも今よりは催眠に入りやすくなったでしょう。
解除音声が解除になってないことも含めて首を捻る部分が色々あります。

私がレビューの序盤で「もしかしたら入れるかもしれない可能性がある」と書いたのは
ヘミシンクを流す他の催眠音声を過去に聴いてる人が
この作品を聴いてその時の記憶や感覚を思い出すかもしれないからです。
それ以外で催眠に入れるケースがちょっと思いつきません。
催眠は結局のところ技術なので、それをいかに上手く使ってるかで作品の質もだいたい決まります。

絶頂シーンは2回くらい。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

CV:野上菜月さん
総時間 1:18:40(初夜…1:06:35 堕眠…51:57)

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります