同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2016年10月



ささやき魔 紅葉【超リアル仕様】

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、リラクゼーションスポットで働く従姉妹のお姉さんが
帰省したついでに様々なプロの技を実演形式で披露します。

サービスの最中に鳴るリアルな効果音、夏を感じさせる環境音など
音を中心に据えて癒しを提供するのが大きな特徴です。
音声作品ではまだあまり見かけない音も登場しますから
彼女の親しげな声と態度も相まって聴けば聴くほど心がほぐれるのを感じるでしょう。
癒しのスペシャリストがお家でご奉仕
従姉妹の紅葉から3つのサービスを受けるお話。

「んーっ 重かったぁ あ、来てたんだ」
紅葉は明るくて元気な声のお姉さん。
夏休みを利用しておばあちゃんの家に遊びに来た彼女が
偶然家にいた主人公と再会し、お互いの近況を話すところから物語は始まります。

本作品はサークルさんの代表シリーズ「ささやき庵」に登場している彼女が
お店ではなく田舎で身内の男性に耳かき、音叉ヒーリング、耳舐めをします。
ささやき庵のほうではお客だった男性と恋人の関係になってるようですが
今作ではそういった背景にはほとんど触れず、2人が仲良く過ごす様子だけを描いてます。

タイトルの「ささやき魔」から囁き声が売りの作品と思われる方がきっといるでしょう。
しかしこの作品における最大の魅力は「音」です。
今年に入って俄かに作品数が増えてるASMR(音フェチ)成分が非常に強くなってます。

例えば2人が出会い会話する最初のパートでは音声開始直後からセミの鳴き声が流れ
それが後のパートになるとスズムシの声へと変化します。
時間の流れを音で表現し、賑やかな雰囲気と静かな雰囲気の両方を感じさせてくれます。

もちろん各サービスの主役を務める効果音もハイレベル。
耳かきの繊細な音と動きは耳に微かな刺激が伝わってくるほどに近く
耳舐めも舌が耳のどこをどのように責めてるかが音だけでなんとなくイメージできます。

そしてこの作品で最も聴いて欲しいのは音叉の音です。
挿し絵にも描いてある独特な形状の金属を彼女が何度も鳴らし
左右の耳に近づけて美しい音や振動を至近距離から味わわせてくれます。
体験版の1分40秒あたりで聴けますから興味の湧いた方は是非お試しください。

「お、いいこと言うねぇ そう 癒しのスペシャリスト それなんだな 紅葉は」
紅葉については相手が従兄弟なこともあり終始親しげな態度で接します。
年齢は同じらしいのですが彼女がお姉さん、彼が弟に近い立場でやり取りすることが多いです。
お店と違って堅苦しい部分が一切ないところにも別の癒しを感じます。
特徴的な音を上手に組み合わせたサービス
紅葉が一番最初にするサービスは耳かき(約17分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずはウェットティッシュで汚れを取り
軽く揉んで温めてから耳かき棒を使ってお掃除します。
息吹きはここではやらず最終パートの耳舐めでほんの少し行います。

ウェットティッシュは「すりすり じょじょっ」という若干ざらつきのある摩擦音
耳マッサージはそれよりも弾力のある摩擦音
耳かき棒は「じりじり ずずっ」という細く硬めの音が使われており
どのシーンも実際のサービスさながらの繊細な動きをします。

「耳かきっていうのは すっごいリラックス効果があるんだよ 特に男の人が好きだよね」
中でもメインにあたる耳かき棒は主人公が前日に耳掃除していることを踏まえて
耳垢を掻き出すよりはマッサージを兼ねて耳の中全体を丁寧になぞるような動きをよくします。
闇雲に効果音を鳴らすのではなく目的に合わせた動きをしてるところが素晴らしいですね。
バックで流れるセミの声もシーンによって音量を微妙に変化させ、2人との距離の違いを表現しています。

夕食やお風呂を終えた後に始まる2番目のサービスは音叉ヒーリング(約17分)。
3種類の音叉を片方の耳近くで鳴らしたり、左右にスライドさせたりして音の違いを楽しんでもらいます。

「きんっ ふぉぉぉん」という澄んだ響く音が間を置いて流れ続けるひと時は静かで心地よく
音自体の臨場感の高さや、振動が耳にもたらす微かな刺激にも癒しを感じます。
実際に聴いてみると音に明確な強弱があります。
鳴らした直後は大きかったのが徐々に小さくなっていくのでとてもリアルです。

さらに紅葉はパート中盤に差し掛かるとトーンの低い音叉を
またしばらくすると今度は逆にトーンの高い音叉を鳴らします。
位置や距離だけでなく音の種類にも変化をつけてくるわけです。
特徴的な音に決して甘えず、演出面にも目を見張るものを持ってるサービスです。

そして最後は彼女が舌を使って彼の耳に直接ご奉仕します(約11分)。
R-15なので18禁ほどにエロさを感じる音は出てきませんが
普通の舐め→耳の内側を舌で力強く舐めるといったようにここも変化をつけて責めます。
最中に漏れる吐息も熱っぽく、彼女の存在を近くに感じます。

このように、リアルかつ多彩な音で癒す個性的なサービスが繰り広げられています。
音で癒してくれる作品
最中に鳴る効果音や環境音が一際耳を惹く作品です。

紅葉は久しぶりに再会した恋人のいない主人公に幸せな気分を味わってもらうと
多くのシーンで体を密着させながらお店でするのとほぼ同じサービスを提供します。

的確で程よい力加減の耳かき、幻想的でスッキリする音叉、女性の温もりが感じられる耳舐め。
「音で癒す」というテーマは同じですが、そのやり方はパートによって大きな違いがあります。
それでいてちゃんとひとつのお話になってるのが実に見事です。

VOICE LOVERさんはこのところより良い音を出すことに力を入れてるサークルさんです。
他の作品で培ってきたノウハウを結集させたのがこの作品なのだと思います。
音の質だけでなく鳴らし方とタイミングにこだわってそれぞれを進めてます。
癒し系作品が非常に多い現在においてもなかなかできないことです。

特に音叉は作品を象徴するサービスなだけあって相当に練られてます。
複数の音叉を鳴らすのに加えて音の位置取りを変化させてきます。
このパートだけは窓を閉め切って環境音を鳴らさないようにもしています。
こういった細かな気配りがサービスの質をさらに高めてます。

「今日は特別に 彼女のいないあんたのために 紅葉が気持ちいいことしてあげる」
これらを行う紅葉については世話好きなキャラに描かれてます。
小さい頃から知ってる相手なので異性でも意識してる部分はまったくありません。
ささやき庵で元々インパクトの強かったキャラをそのまま登場させてます。
音重視といってもやり取りはちゃんとしてますし、彼女の存在感も十分に出ています。

高品質な音フェチ向け作品です。
リアルな音を楽しみたい人には強くおすすめします。
おまけは耳舐め3種です。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:05:49(本編…56:38 おまけ…9:11)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

援交JKアイリちゃん様のバイノーラル搾取!

サークル「アイロンウェアー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るくてお金大好きなJkが
奴隷になった男性とエッチなゲームをしてお金を毟り取ります。

バイノーラル録音の長所を活かしたドM向けのプレイが行われており
彼女は多くのシーンで至近距離に寄り添い囁きかけながら
息を吹きかけたり耳を舐めたりしてしきりに興奮を煽り、女性に貢ぐ快感を骨の髄まで教え込みます。
Jkと過ごすとっても濃厚な30分
藤村アイリの音声を聴きながらオナニーするお話。

「…はーいっ。こんばんわー、おにーいさんっ」
アイリは甲高くて可愛い声の女の子。
最近自分の奴隷からプレゼントされたバイノーラルマイクで音声を収録すると
同じく奴隷として貢ぎ続けてる主人公に送りつけ、その中でとあるゲームを持ちかけます。

本作品はサークルさんが今年4月に発売された
「DTコンプレックス~非モテ系男子必殺女子~援交JK藤村アイリ」の続編。
度重なる手コキでJKに弄ばれる喜びと貢ぐ喜びにすっかりハマってしまった彼が
再び彼女の音声で同様の快感を味わい、それなりのお金を貢ぐことになります。

音声作品におけるシリーズものはお話が独立してる場合が多いのですが
この作品に限って言えば前作から通しで聴くことを強くおすすめします。
というのも作中で2人の関係やそうなった経緯が一切語られておらず
今作から聴いた人だと展開についていけない可能性があるからです。

サークルさんもその事情を踏まえて2作品をセットにしたものを別途販売されてます。
個別に買うより600円安いです。
「援交JK藤村アイリ~DTコンプレックス&バイノーラル搾取~お得セット版!」

「…うーん、超リアル。まるで本当に、お兄さんたちのお耳がここにあるみたい」
本作品の特徴としてまず挙げられるのが音質。
サークルさんでは初のバイノーラル録音を採用し、プレイ中はアイリが至近距離から囁き声で語りかけます。
実際に聴いてみた感じでは音だけでなく位置や距離にも気を遣われていてとてもリアルです。
他にも彼女が音声でご奉仕するシチュを利用した面白い演出も登場します。

前作から受け継いでる部分ももちろん数多くあります。
例えば彼女はプレイの際にこちらを見下す言葉責めを数多くぶつける一方で
そんなダメな男に構ってあげる自分を称え、見返りとしてお金を捧げるように要求します。
約30分の音声を聴いて射精を我慢できたら勝ち、できなかったら罰金というのがこのゲームのルールです。

「お兄さんはぁ、女の子に。それもずーっと年下のJKに敗北してぇ、頑張って稼いだお金を奪われるのがキモチイイ、貢ぎマゾ」
エッチにお金を絡めてくる作品はそこそこありますが
本作品のように貢ぐことそのものに快感を覚えさせようとするケースは珍しいです。
現実世界ではまずできないプレイだからこそ、好きな人ならとことんハマる魅力を秘めています。
生半可なMが聴いてもおそらく呆れるだけでしょうから基本的にはドMな人にのみ聴いてほしいです。
音声だからこそできる臨場感のあるプレイ
エッチシーンはほぼ全編にあたる25分間。
プレイはオナニー、擬似息吹き/耳舐めです。
エッチな効果音はありません。

右「あは…お耳をふーふー。どうお兄さん? けっこうリアルでしょ~? ふぅーっ…」
左「まるでアイリちゃんが隣にいてぇ、本当にお耳をふーふーされてるみたいだね? ふぅーっ…」

これから行うゲームのルールを手短に説明すると
アイリは声を左右に分けて密着し交互に、あるいは同時に囁きながら耳に息を吹きかけます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
一番最初に登場するプレイはダブル息吹き。
バイノーラル録音ならではの至近距離から弱めの風圧で何度もふーふーします。
ちなみにエッチの最中は彼女が複数人いるシチュでプレイを進めます。

音声を聴きながらオナニーするスタイルからオナサポ系のエッチを連想する人がいるかもしれません。
ですが本作品ではオナニー開始と射精の合図を出す以外は完全フリースタイルです。
シコシコボイスでペースやしごく回数を指定することはなく、エッチな音や言葉責めを使って興奮を煽ります。

右「そんなに弱いちんちんじゃ、ガマンしたって仕方がないね」
左「ムダな抵抗、時間のムダ。意地なんて張らないでぇ~…ちんちんシコっちゃお?」
左右「さっさとシコれ、この童貞マゾ」

彼女は既に彼のご主人様ですから言葉責めも容赦がありません。
左右で連携を取りながらおちんちんの弱さやJKにいいようにされる情けなさを指摘し
女性にいじめられるほど喜ぶMの心を刺激します。

ストレートに「変態」と言うことはほとんどなく、声や口調も普段通り明るいです。
ですがセリフにはこちらを明らかに見下す思いが込められています。
要所でトーンを落とし、「~しろ」など命令口調で言う姿にはMでなくてもちょっぴりゾクっとします。

「アイリちゃんを退屈させたバツとして、罰金一万円追加ねっ」
もうひとつの特徴は後になるほど支払う金額が増えていくこと。
彼のアヘ顔が気持ち悪い、すぐ降参するのはルール違反など様々な理由をつけて罰金を釣り上げます。
それと並行して彼女にお金を支払うことこそが自分の存在意義なのだと徹底的に教え込みます。

このへんは前作を聴いてないといまいちピンとこないと思います。
調教済みだからこそできるプレイですね。
破滅するほどではないにせよ最終的には結構な額まで上がります。

言葉責め以外の要素で面白いのは終盤に登場するダブル耳舐め(約5分30秒間)。
アイリがもう1人加わり左右は耳舐め、中央からは追加の言葉責めをして射精へと追い込みます。

「はぁ~いっ、ぴゅっぴゅー、どぴゅどぴゅ~。ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~うっ」
息吹きに関しては音質が良い反面、耳に風圧がほとんど感じられず残念でしたが
耳舐めはねっとりしたちゅぱ音がゆっくり鳴り響く濃厚なひと時が味わえます。
サークルさんではお馴染みの射精をセリフで表現する演出もありますし
貢いだお金に見合う快感を与えようと彼女も頑張ってくれます。

このように、録音環境やテーマを強く反映させたドM向けのプレイが繰り広げられています。
クセも個性も強い作品
JKにとことん見下され、お金を搾取される様子を臨場感を出して描いてる作品です。

アイリは自分のために日々お金を貢ぐ奴隷たちからさらなるお金を得るために
偶然手に入れた録音器具を使って音声だからこそできる調教プレイを行います。

本来1人であるはずの彼女が最大3人登場し、左右中央から間を置かずに語りかけてくるシチュ
耳元至近距離からちゅぱ音を同時に鳴らしてダブル耳舐め気分を味わわせるなどがいい例です。
音質が良く位置取りもしっかりしていて実際に寄り添われてる感覚が味わいやすいです。

もうひとつの「貢ぐ快感」については人によって大きく好みが分かれるところです。
私はM性がほとんどないので正直ピンとこなかったのですが
やり方は相当に本格的ですし、適正のある人が聴いたら楽しめるんじゃないかと思える要素を持ってます。
1万円から始めて徐々に金額を上げていく流れも面白いです。

しかし、アイリが複数人いるのにほぼ同じプレイを同時にさせてる点は首を捻ります。
女性が複数人いるなら別のプレイを手分けしてやったり
同じ内容でも表現が大きく違う、あるいは正反対のことを言って混乱させるなど
1人の時よりもずっと幅広く個性的な責めができます。
主人公がオナニーしてるのだから片方がそれを直接リードするのもいいでしょう。

彼女からしてみればお金さえもらえればどうでもいいと思ってるのかもしれませんが
聴き手としてはプレイにもう一工夫が欲しいです。
数々の名作を生み出されているアイロンウェアーさんの作品なら尚更です。
終盤は耳舐めと言葉責めの複合攻撃をしてくれましたらから、それより前のシーンが該当します。

射精シーンは最後に1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ハードかつ破滅的な援交プレイが味わえる作品です。
前作の視聴が前提になってることやサービスの品質を踏まえて以下の点数とさせていただきました。

CV:逢坂成美さん
総時間 30:28

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
前作から通しで聴く必要があるとっつきにくさを考え-1してあります。

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