同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2015年12月

   ● ヤンデレ催眠


(欝絶頂催眠)催眠STS(性転換)バーチャルレズ体験催眠被レイプ「リリーフレンズ」(女性化+バーチャルレズ+強欝系穢され洗脳精神レイプ)

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、恋人の友達にあたる人懐っこい女の子が
女体化催眠を使って主人公の恋のお手伝いをしてあげます。

「恋人が他の女性に寝取られる」気分を恋人自身の立場で楽む珍しいプレイが繰り広げられており
女の子は巧みな催眠で彼女と彼の心と体を上手に繋ぎ合わせ
その状態をしっかり保ちながら得られる快感を暗示で的確に伝えてくれます。
恋人ともっと親密な関係になってもらいたいから
恋人の友人「亜美」に女体化催眠をかけられるお話。

「こんにちはー 私のこと覚えてます?」
亜美は明るくて爽やかな声の女の子。
友人「さやか」の恋人にあたる主人公に偶然出会ったので声をかけると
彼女たちが通っている学校のことなど世間話を始めます。

本作品はさやかから彼との関係がかなり淡白なことを聞いていた亜美が
なかなか手を出せない彼の勇気を奮い立たせるために
催眠の技術を使って女心と女性の体の気持ちよさを教えてあげます。
ちなみにさやかと亜美が通っているのは女子校で、彼とは入学前に付き合い始めました。

原作が女体化音声で有名なKUKURIさん、監修等をキャットハウスさんが務められているだけあって
登場人物たちの複雑な人間関係やキャラ作りやストーリーもしっかりしており
聴いているうちに自然と作品の世界に引き込まれていくような魅力を秘めています。

お話に熱中できる=集中力を高めやすいおかげで催眠状態を維持しやすくなっているのも魅力です。
最初から言ってしまうと相当にレベルの高いボイスドラマ風催眠音声です。

聴いた限りでは催眠はキャットハウスさん、エッチはKUKURIさんの作風を色濃く感じました。
ですからどちらのサークルさんが好きな方でも普通に楽しめるでしょう。

本作品のレベルの高さを窺わせる要素としてまず挙げられるのが亜美のキャラ設定。
彼女自身が終始親しげに語りかけてくるのに加えて
さやかの友達であること、相談に親身になって乗ってくれること、女性だから女心を知っていることなど
これから行う彼女の催眠を聴き手が受け入れやすく感じる部分を数多く持っています。

「ちゃんとした宣誓は 自分の心に聞かせるために とっても大事なんです」
さらには催眠を始めるにあたって3つの約束を提示し
そのすべてを声に出して復唱させ、聴き手の心にしっかりと焼き付けていたりもします。
そしてこれらを普通に会話をするような和やかな雰囲気で行っています。

音声開始からおよそ10分間をこれらの準備にあてていることからも
サークルさんが聴き手との信頼関係(ラポール)の構築に力を入れているのがよくわかります。
ドラマ性を持ちながら催眠自体もハイレベルなところが素晴らしいですね。
流れるような催眠
催眠はおよそ18分間。
まずは会話の最中、さやかに熱中している人物として登場した
生徒会長「宮永理恵」の画像を見つめるイメージをします。

「その髪 あでやかな瞳 とても綺麗な女性ですよね? 思わず見とれて ぼーっとしてしまうね」
「すべての男性も女性も 思考も体も 完全に痺れさせてしまう 甘美な匂いがする女性」

そして理恵の容姿を描きながら、亜美はセリフの中に意識がぼやける暗示を適度に散りばめます。
特に瞼に重さを感じさせる暗示が多いですから
ここまでの入念な準備も手伝って一気に重くなるのを感じるでしょう。
KUKURIさんが好んで使われている凝視法をキャットハウスさんがアレンジしています。

「そう だんだんと 目が疲れてきますね」
「さぁ 次の数字で あなたの体がどうなるのか もうわかっています」

個人的にすごく面白いと思ったのが瞼を実際に閉じさせるシーン。
20カウントを数えて合間に暗示を入れていくオーソドックスなものなのですが
敢えて「目が閉じる」とは言わず、後になるほど数を重くゆっくりと数えていくんです。

要は聴き手が自分から目を閉じたくなる雰囲気を作り上げているわけです。
相手にしっかり主導権を与えながら催眠を進めているところが素晴らしいですね。
「彼女の催眠をもっと聴きたい」という気分に自然にさせてくれます。
亜美がかける言葉の的確さ、美しさも本作品の大きな魅力の一つです。

軽く催眠に入った後は深化と今回の催眠の目的となる女体化です。
生まれたままの姿のさやかをイメージし
彼女と自分が触れ合う様子を思い描きながら心身を一体化させていきます。
さやかの容姿は自分の理想の女性をイメージしていいそうです。

「彼女(の鼓動)は あなたより ゆっくりみたい そのまま あなたもゆっくりになる 当たり前」
「眠る 落ちる 落ちた もう 落ちている まっくーら」

主人公とさやかが合わさり、ひとつになる様子を描写しながら
亜美は安心感を与えたりさらに意識が薄れる暗示を巧みに入れていきます。

多くの女体化作品のように自分の体が変化するのではなく
元々存在する女性の体にこちらの精神だけが移る描写がされているおかげで
女体化を受け入れやすく、さらにはこの後始まるエッチへの布石にもなっています。
催眠パートで行うのは取っ掛かりで、エッチを通じて女体化を定着させる変わったスタンスが取られています。

暗示を受け入れやすい精神状態にしてからイメージで女体化させる割とシンプルな催眠です。
主人公の心をさやかの体に移すことを目的に
古典と現代の技術を織り交ぜながら少しずつ着実に催眠を深めてくれます。
キャラや人間関係がしっかりしているから主人公自身になりきりやすく
亜美の誘導の的確さも相まって多くの人が催眠特有の心地よい感覚を得るでしょう。

「声を聞いていると 体の力が すーっと 抜けていきます」
中でも最も感銘を受けたのは亜美の演技です。
例えば上のセリフ、催眠音声だと割とよく聞くフレーズなんですが
一語一語の口調や間が微妙に変えられていてあっさり力が抜けてしまいます。

キーとなる暗示の言い方がかなり細かく練られてますし
ひとつひとつの言葉に細心の注意を払いながら催眠を進めているのがわかります。
それらがしっかりと心に響き、残り続けるからこそすんなり催眠に入れるのです。

まとめると、様々な美点を兼ね備えている極めてレベルの高い催眠です。
男の心のまま女に犯される快感
エッチシーンは37分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、理恵とのキス/乳首舐め/手マン/ディルドSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありますが射精表現はありません。

「女の子の体験 させてあげる」
主人公の心とさやかの体と同化させた亜美は
女の子の気持ちをより深く理解してもらおうとオナニーの指示を出します。

エッチは彼が催眠を受けている同じ時間に学校にいるさやかをイメージし
前半はオナニー、後半は理恵とのエッチを楽しみます。
ちなみにここからは亜美が彼のことを「さやか」と呼ぶようになります。

男性が一切登場しないレズプレイなのですが
彼とキスすらしたことのないさやかが他の女性からハードに責められる寝取られ展開が
女性の快感と背徳感の両方を執拗に高めてくれます。
これがタイトルについている「欝絶頂催眠」の正体です。

「乳房を大きく掴み 何度か揉んでみる その瞬間 背筋がゾクゾクして 気持ちよくなる」
「1、0 はいっ! 全身の感度が 今までより高くなるよ?」

前半のオナニーシーンは女体化のさらなる安定化と感度の強化がメイン。
さやかが自分のおっぱいやおまんこを慰める様子を描きながら
運動支配と感覚支配の暗示を絡めて聴き手にも主観的に楽しませ
さらにはカウントを数えて段階的に快感が大きくなるよう導きます。

女体化作品でセルフが登場する作品というのも珍しいですね。
イメージの中のさやかがエッチしているような描写ですし、頭の中で楽しむものなのでしょう。
ですが催眠の入り具合によっては手が勝手に動く可能性もあると思います。
私の場合は股間にオナニーしている時のような快感が継続的に感じられました。

「ほら 全部溶けるよ? 思考が とろっとろになってくる …あれ? ボクって誰だっけ? 俺って誰だっけ?」
また亜美はプレイの様子を語りながら適度に催眠が深まる暗示も入れてきます。
女体化催眠はまず催眠に入り続けていることが重要ですから
そのための気配りをしてくれているのは非常にありがたいです。
催眠に漂い続ける心地よさも感じながら気持ちよくなれます。

そうやって十分すぎるほどの準備を整えたところでいよいよ理恵が登場し
彼女が責める形でさやかと濃厚なレズプレイを繰り広げます。
熱いキスをしてから乳房を舐め、横になったさやかのおまんこを指でかき回し
さらにはディルドで貫く男女のものに近いプレイを
主に感覚支配の暗示を使って自分自身のことのように伝えてくれます。

「彼氏であるあなたが触ったことがない おまんこ そんなさやかのおまんこを お姉様の指が 念入りにかき回し始めたよ」
「これが さやかの処女を奪ったのよ? 今から それであなたを気持ちよくしてあげるよ」

そしてここでは亜美が事あるごとにこれが寝取られプレイであることを意識させるセリフを投げかけます。
女体化催眠ですので当然体は結構気持ちいいです。
でも心は男のままだからこのプレイを素直に受け入れられない。
この2つの相反する要素があるから余計に燃えるんです。
女体化音声でしか味わえない独創的なシチュが光っています。

ここまで何度も何度も感度を上昇させていたこともあって
最後の瞬間は股間や脳に突き抜けるような激しい快感がありました。
そして事後にちょっぴり後味が悪くも感じました。
寝取られ要素を精神的なスパイスとして上手に活用しています。

このように、女性同士のエッチに寝取られを織り交ぜた質の高いエッチが繰り広げられています。
複雑な気分を抱きながら気持ちよくなれる作品
キャラや人間関係、ストーリーが生み出すしっかりした世界観
恋人が寝取られる様子を主観的に味わうエッチなど、他には無いものをいくつも持っている名作です。

亜美は友人の彼氏の相談に乗ることを名目に彼をさやか自身になりきらせ
彼女の心が既に自分から離れていることをエッチをしながら思い知らせます。
プレイだけをみれば愛し合う女性同士のあまあまなエッチです。
しかしそれに恋人として参加するとそれなりに心が打ちのめされます。
この見事な着眼点が作品の個性を最大限に引き出しています。

そして複雑な人間関係に基づくエッチを催眠の技術を駆使してしっかりと表現しています。
どんなに素晴らしいアイデアでも形にできなければ意味がありません。
完成度の点でもここまでのものはなかなかないでしょう。
聴いてる間は時間を忘れるほどのめりこめましたし、十分すぎるほど気持ちよくもなれました。
「非の打ち所が無い作品」というのが私の正直な感想です。

催眠はここまで色々書いてきましたけど唸りっぱなしでした。
全体的な流れから細かい言葉の表現やかけ方に至るまでが練りに練られています。
特に冒頭の掴みと開始直後の瞼を閉じさせるまでが秀逸です。
最近の作品にもまったく引けを取らないクオリティを持っています。

エッチは最後に行う1回の絶頂に向けてひたすら気持ちを高めていきます。
暗示による快感や感度の上昇に加えて背徳的な気分がそれを後押ししています。
といっても寝取られる相手が女性ですからそこまでブラックではありません。
精神が余程弱い人でもなければ引きずることはないでしょう。
淫語それなり、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

…といった感じにベタ褒めしてきた本作品にも一つだけ残念なところがあります。
それは値段の高さ。
76分に対し2400円と最近の作品に比べてかなり割高です。
このクオリティなら仕方ないとも思うんですけどね…
発売からもう5年以上経ちますし、いつの日か廉価版が出てくれることを願っています。

コスパの面でやや難点があるものの、独創的なテーマや完成度の高さに敬意を表し
本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:川瀬ゆづきさん、紅月ことねさん(冒頭の諸注意のみ登場)
総時間 1:16:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

田舎の無感情保健委員長と早漏の特訓。

サークル「にこみどり」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、口調は事務的なんだけど態度はとっても献身的な女の子が
早漏改善をテーマに様々なプレイを行います。

主人公の早漏特性を踏まえて射精シーンを数多く用意し
処女な彼女が一生懸命ご奉仕する姿を効果音を微妙に変化させながらリアルに描いています。
途方もない早漏少年へのハードなトレーニング
保健委員長の「七草楓(ななくさかえで)」に早漏改善のトレーニングをしてもらうお話。

「…いる? 同じクラスの 七草」
楓は淡々と話す整った声の女の子。
寮内にある主人公の部屋にやってくると
彼の早漏を改善するためのトレーニングをすると言います。

本作品の大まかなストーリーを説明しますと
2人の通っている学校にはおちんちんの耐久度が成績に影響する変わったシステムがあり
彼は先日のテストでクラスでたった一人の赤点を取ってしまいました。
そのあまりの早漏っぷりに困り果てた保健の先生が彼女にトレーニングを依頼し
用意されたカリキュラムに沿って段階的に耐久度を上げていきます。

そして作中では彼の早漏具合がよくわかるように
およそ50分の実プレイ時間の中で14回もの射精シーンが登場します。
単純計算すると3分30秒ごとに1回射精する感じです。
しかもすべての射精に効果音が入っているだけでなく
プレイの内容=快感の大きさによって律動回数や時間まで微妙に変化します。

射精という最重要シーンの質・量どちらにもこだわっているのがいいですね。
他にもバックに木枯らしの環境音を流して季節感を出すなど
「音」に関する様々な演出が作品にリアリティを与えています。

「勃起してる 何か…いやらしいことでも考えた? 別にいいけど」
もう一つの大きな特徴は楓のキャラ。
彼のおちんちんや射精を見てもあまり感情を表に出さず
「無機質」と呼ぶのがぴったりな口調ですべてのプレイを行います。

こうやって書くと事務的系の作品に思われがちですが
彼女の場合は単に不器用なだけで冷たい印象はそれほど感じません。
彼が追試に合格したら彼女の内申点が上がる背景があったとしても
本当に冷たかったら彼のためにわざわざエッチのお手伝いをすることはないでしょう。

プレイ自体も一部で手厳しく思える部分があるものの、基本的には彼に合わせて行っています。
特に後半では自分の処女を犠牲にしてまで彼を育てようとする健気な姿も見せてくれます。
性に不慣れな女性が一生懸命尽くしてくれる姿には心温まるものを感じます。
テーマに沿ったややハードなエッチ
エッチシーンは5パート51分ほど。
プレイは手コキ、オナホコキ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、オナホコキ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「この程度の散らかり具合 私の部屋と変わらない …下 脱いで」
主人公に事情を説明し今からトレーニングを開始することを告げた楓は
彼にズボンとパンツを脱いでもらい、既に勃起しているおちんちんを優しく握ります。

エッチはパートごとにメインのプレイを切り替えながら彼女がリードする形で行います。
エッチ全体を通じて挙げられる大きな特徴は3つ。
1つ目は彼女の責めに応じて効果音が鳴ること
2つ目は責めのペースが比較的緩くなっていること
3つ目はプレイをしている最中は彼女がセリフをほとんど言わなくなることです。

1つ目は一般的な音声作品だとバックで効果音を垂れ流す場合が多いのに対し
本作品は手コキ音やピストン音が彼女の息遣い=動きに合わせて鳴ります。
声と音の連携が取れているから実際のプレイにより近く感じられます。

2つ目は彼があまりに早漏なため、普通の刺激を与えたらすぐ達してしまうからです。
パート終盤の射精シーンでも他の作品での標準くらいのペースなのですが
射精シーンが多いおかげでだらだらとやっている印象は薄いです。
これも作品のテーマやキャラに合わせた細かな演出と言えるでしょう。

3つ目はそれぞれのプレイが本格的に始まった後は
彼が射精するまで彼女の息遣い・効果音・環境音だけが流れるようになります。
エッチな音に集中できる分、抜きやすく感じるでしょうね。
1回ごとの射精間隔が短いのを考慮してエロさを出すためにこうされたのだと思います。

一番最初の「特訓その1 手こき」パートはもちろん手コキがメイン。
とりあえずどれくらい早漏なのかを確認しようと楓がおちんちんに触れたところ
主人公は30秒も経たずにすぐさま射精し、少し休憩を挟んだ2回戦も2分でイク醜態を晒します。
普通の女性だったら「早すぎ」と呆れるのではないでしょうか。

「いい 握っただけで射精したさっきに比べれば 頑張ったほう」
しかし彼女は彼を貶すどころかあまり気にしてないと言い
さらには2回目の射精の後に褒めるほどの優しさを見せます。
「精液が制服にかかるから」と自ら下着姿になりサービスするなど
無機質な口調とは正反対に態度はとても温かいです。

それに対して2番目の「特訓その2 オナホール」パートはトレーニング色が強い内容。
手コキで1回射精させ、彼の精液を潤滑油代わりに使いながら
およそ8分間に渡ってオナホで責め続け彼を5回連続の射精へと追い込みます。
本作品の中で最も射精間隔の短いシーンです。

「苦しそうだったけど 大丈夫?」
彼女も後のほうになるとさすがに気遣う言葉をかけるのですが
彼の早漏を改善するために比較的緩いペースで責め続けます。
おかげでプレイのハードさに比べると雰囲気は和やかに感じました。
彼女の責任感の強さが良く出ているプレイだと思います。

トレーニングの甲斐もあって3番目のフェラは2回にまで射精を減らすことに成功した後
彼女は最後の仕上げに自らの処女を捧げて彼の奮起を促します。

「中に出したら妊娠する それは取り返しがつかない だから 絶対に出さないで …入れるから」
自分が処女であること、生理が来ているので中に出したら妊娠する可能性があることを告げつつ
自ら進んで生で彼と繋がる彼女の姿はとても美しく
初めての痛みに耐えながら腰を振る様子も生々しくてエロスがあります。

この彼女の決意に対して彼がどういう形で応えるのか。
SEXシーンとその後のやり取りは本作品の大きな聴きどころと言えます。

このように、無機質な彼女のキャラとはまるで違う熱いエッチが繰り広げられています。
濃いエッチが楽しめる作品
学校教育に早漏を絡めた珍しいテーマや楓の無機質なキャラ
射精回数や細かな動きにまでこだわったエッチなど様々な魅力を持っている作品です。

気持ちを伝えるのは苦手だけど責任感は人一倍強い女の子が
自分の体を使い精液まみれになりながら少しずつ彼の耐久度を上げていきます。
冒頭のやり取りを聴いた段階では彼女に無慈悲に射精させられるのだろうと思っていただけに
プレイの際に見せる健気さや細かな気配りが余計に温かく感じられました。

最後に処女を捧げ、中出しまで許してしまうところにもグッとくるものがあります。
相反する要素を併せ持つ彼女の存在なくしてこの作品の良さは決して語れません。
異性と接するのにあまり慣れていない可愛い女性に映りました。

そしてトレーニングの一部始終を変化に富んだ効果音を駆使してリアルに演出しています。
中でも動きに合わせて音を鳴らすのはGarden of pleasureさんの作品を初めごく僅かです。
無駄なセリフを挟まないのは音に自信があるからできることです。
我慢した後に来る射精はたくさん出ているように音を鳴らしているのも実に見事です。

エッチは各パートの時間を15分程度で揃え
後になるほど射精回数を減らすことで特訓の成果を表現しています。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ストーリー・キャラ・エッチのすべてに個性を持たせ、尚且つバランスも取れている総合力の高い作品です。
本レビューを読んでピンと来た方は是非ともお試しください。

CV:蝉サブレさん
総時間 1:28:46

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
最終パートの耳かきはエッチのおまけに近い内容です。
効果音が硬くリアルさに欠けるため、これ目当てで聴くのはおすすめできません。

マインドコントロール射精モニター

サークル「カステラ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男性に関する変わった研究をしているミステリアスな女性が
ドMな主人公の心にかかっているリミッターを外すエッチな実験をします。

オナサポにマインドコントロールの要素を交えた珍しいエッチが行われており
彼女は片方で「シコシコ」とオナニーの合図を出しながら
もう片方からこちらの心を突き崩し、背徳感を膨らませる様々なセリフを投げかけます。
オナニーに没頭できる心と体を作るために
MKKR社の主任研究員メレンゲの指示を受けながらオナニーするお話。

「マインドコントロール 射精モニターへ ご応募ありがとうございます」
メレンゲは淡々と話す穏やかな声の女性。
「毎日オナニーできる健康な男性求む」という変わった治験のモニターに応募した主人公に
今回行う実験の内容を手短に説明し、同意を得たところで簡単な契約を結びます。

本作品は被験者の心のリミッターを解除し四六時中オナニーに没頭させることを目的に
彼女の指示に従って簡単なリラックスやマッサージをした後
35分近くに渡る寸止めを絡めたオナニーをします。

作品説明文にも書いてある通りテーマが洗脳や精神崩壊といったやや危ないものですので
精神があまり強くない人は正直聴かないほうがいいと私は考えています。
一部で残酷といいますか、胸が締め付けられるシーンが登場します。
背徳感を抱きながら射精させてくれるところがこの作品の大きな魅力です。

ちなみに彼女の声には終始軽いエフェクトがかかり
実際にオナニーをするシーン以外は控えめな音量の癒し系BGMが流れ続けます。
これらのおかげで特に序盤は癒しを強く感じる人がそれなりにいるでしょう。

最初の5パート26分間はオナニーを始めるまでの準備的なシーン。
今回行う実験の内容や目的に関する説明と2人が契約を結ぶ様子
そしてマインドコントロールを受けやすくするためのリラックス&マッサージと続きます。

「吐き出すときは お腹がゆっくりへこんでいくのを意識してください」
実験の最初に行うリラックスは腹式呼吸。
吸う時は5秒、吐く時は10~15秒と長めの時間を用意し
それらを彼女のカウントに合わせてゆっくりと行います。

最中の説明が非常に丁寧なおかげでとてもやりやすく
深呼吸やBGMの効果も相まっていい具合に力が抜けるのを感じるでしょう。
そして彼女の声に従う心構えを身につけることも狙っているものと思われます。
ぶっ飛んだ内容だからこそ慎重かつ丁寧に彼女は実験を進めています。

「腕をだらんと伸ばし 両手の中指の先で タマタマの裏の付け根に触れましょう」
続くマッサージはこの後行うオナニーでより気持ちよくなれるように
鼠径部(太ももの付け根部分)を10分ほど指でゆっくりと揉んでいきます。

裸になって彼女におちんちんを見られるちょっぴり恥ずかしいシーンですが
彼女がそれを告げて興奮を煽ったりすることはなく割と淡々と指示を出してくれます。
揉む部分も睾丸の裏や周辺といった性感帯からやや離れた部位ですし
実際にやってみたところ性的快感よりも指圧による純粋な心地よさを強く感じました。
この段階ではマインドコントロールの要素は控えめになっています。
射精への欲求と巧みな話術で堕とすエッチ
エッチシーンは1パート35分ほど。
プレイはオナニー、輪姦の実況です。
エッチな効果音はありません。

「今から ナビゲーターの指示に従って 性器をしごいてもらいます」
本格的な実験をするための準備をしっかりとした後
メレンゲはいよいよ主人公におちんちんを握らせ
「シコシコ」の掛け声を上げてオナニーのペースや強さを細かくリードします。

エッチは開始、停止、終了、ペースなどすべてを彼女の指示に従いながら行います。
最初は「シコシコ」を中央から一人で言い続けるのですが
しばらくすると左手に移動し、右からは別の指示や言葉責めを投げかけてくるようになります。
しごくペースも30秒くらいの短い間隔で小まめに変化するなど
かなりきめ細かなオナサポをしてくれています。

プレイの序盤はよりオナニーに没頭できる環境作りを目的に
彼女がいくつかのセリフを復唱させたり軽い寸止めを仕掛けてきます。

「ボクはずっとチンポをしごいていていたいです」
「永遠にSEXできないようにしてください」

オナニーに浸りきるには他の快楽、具体的にはSEXへの欲求を断ち切らなければなりません。
だからこそ彼女はわざとオナニーに良い印象を、SEXに悪い印象を抱くセリフを言わせます。
そして射精の指示を出し、直後にストップさせてオナニーへのさらなる欲求を膨らませます。

こんな感じで心への働きかけに力を入れながらオナニーをするところが
本作品のエッチにおける大きな特徴と言えます。
まさにテーマのマインドコントロールにぴったりなプレイですね。
ドM向けの手厳しい言葉責めももちろん登場します。

その色がさらに強くなるのが中盤以降のプレイ。
自分にとって理想の女性を事細かにイメージした後
これからメレンゲが投げかけるすべての問いに「そうです」と答えるように言われます。
理想の女性と「そうです」に関連性がないと思われるでしょうが
実はその女性は彼の隣の部屋に既にいるという設定がされています。

「寸止めされてるときの男性って 苦しくて切なくて 誰でもいいから女性を道具代わりに使って 射精したいって気持ちが 頭の中で一杯になりますよね?」
「そういうことであれば ここはひとつ あなたの事が大好きな彼女には 涙をのんでもらって 軽く輪姦されちゃってもらうのが一番なんじゃないかって思うんですが 当然あなたもそう思いますよね?」

この2つの道具を使ってメレンゲが彼の心をどう突き崩していくのか。
ここが本作品のエッチにおける要となります。
あまりネタバレするとつまらないでしょうから今回は上のセリフだけとさせてください。

これだけでもなんとなくわかる部分があると思います。
もうひとつだけヒントを言うと、この実験は彼以外にも28人の被験者がおり
彼と同じく長時間に及ぶ寸止めを受け続けている、といった背景があります。

このように、心への責めを重視した珍しいオナサポが繰り広げられています。
心を痛めつけながら抜ける作品
一般的なオナサポにブラックな要素を織り交ぜ
聴き手に背徳感を植え付けながら射精へと導く異色品です。

メレンゲは主人公がオナニーに没頭するには
人の心の中に潜む罪悪感に慣れさせることが重要と考え
そのためにわざと彼に後ろめたい気分を抱かせ、その後に射精へと追い込みます。

プレイの一覧を見ていただければわかるようにかなり人を選ぶ部分を持っています。
私はこういう性癖を持っていないので正直いまいちだったのですが
逆に興奮を覚える人なら大きな快感が得られる可能性を秘めています。
元々罪悪感を抱かせるのを目的に掲げているプレイですのでスタイル自体はしっかりしています。

作品のキーとも言えるマインドコントロールについては
私個人はやや強引といいますか、それほど効果的でないと考えています。
私が催眠を多少勉強しているのもあるのでしょうけど
彼女の口調やセリフの言い回しから何を狙っているのかがすぐわかりました。

もう少し意図や目的をぼかす工夫をしながら進めてほしかったなと。
理想の女性を使って心を堕とすシーンは特にゴリ押しに思えます。
エッチに入る前の準備がとても丁寧だっただけに余計そう映りました。
ですが聴き終えた後に多少の罪悪感があったのも事実です。
そういう意味では成功している部分もあると言えます。

エッチはオナニーの時間が30分近く取られてますので抜くのは容易です。
このシチュにどれだけ惹かれるか、耐えられるかで射精感が大きく変わるでしょう。
射精は最後の最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんならではの独特な切り口が光る作品です。
テーマやシチュは個性的で面白いのですが、マインドコントロールのクオリティを考慮し
今回はやや低めの点数とさせていただきました。

CV:佐藤かなさん
総時間 1:06:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

ヤンデレ催眠

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、主人公と幸せな家庭を築きたいと願っているヤンデレな女の子が
催眠を交えたエッチで彼の心を少しずつ自分の元に引き寄せます。

ヤンデレ作品の中では比較的ソフトなタッチで催眠やエッチを進めており
彼女は強引にエッチをしようとはせずとことんまで焦らし続け
それによって聴き手が自分からエッチを求める心境へと巧みに誘導します。
あなたの赤ちゃんが欲しいの
ヤンデレな女の子にエッチな催眠をかけられるお話。

「うふふふっ どう? 気持ちよく眠れたかな?」
女の子は可愛いけどやや無機質さも感じる声の女の子。
眠り薬の入ったコーヒーを主人公に飲ませ、ベッドに手錠で拘束すると
彼が自分以外のことを考えられなくなるように催眠をかけます。

本作品は音声作品ではお馴染みとなっているヤンデレをテーマに
彼女が飴と鞭を上手に使い分けて彼の性的欲求を限界まで膨らませ
そこにすかさず自分の体を差し出し満たしてあげます。

物語の冒頭でベッドに拘束するシーンがあるものの
しばらくすればあっさり解除してくれますし
その後についても基本的に彼女が強制をしてくることはほとんどありません。
ですからヤンデレモノとして考えれば相当にソフトな部類に属すると思います。

催眠はおよそ25分30秒間。
最初は深呼吸をしながら彼女の合図で目を開閉したり
200もの長いカウントを聞きながら同じくタイミングに合わせて目を開けたり閉じたりします。

「目を開けて…閉じていく どんどん閉じていく 瞼が重く閉じる 閉じて開かなくなる」
深呼吸は純粋なリラックス、目の開閉は視神経の疲労を誘っているのでしょう。
しばらくカウントを数えていると彼女が突然目が開かなくなる暗示を入れてきますので
それに合わせて瞼が急に重くなるのを感じるかもしれません。
生理現象を利用して催眠にかかったと錯覚させるのが狙いだと思われます。

「柔らかくて 表面がざらっとした舌が おしっこの穴をちろちろと舐めたら たまたまがキキュンってして どんどんおちんちんが熱くなって 大きくなっていくの」
お次は拘束を解いてからズボンとパンツを脱がし
彼女がおちんちんを観察したりフェラしているイメージを語って勃起を促します。
彼女は自分で勃起してくれた=自分に気があると思っているらしく
この後も催眠の最中に勃起を後押しする描写がいくつも登場します。
催眠を深めるのと同時にエッチの準備も進めていくようなスタイルです。

「興奮剤を飲まされて熱くなる 体が熱い 熱くて熱くてたまらない」
「体と一緒におちんちんも熱くなる それでもおちんちんは 勃起してはダメ 熱くても我慢 我慢です」

そして最後は彼女が口移しで興奮する薬を飲ませるイメージに合わせて
体全体やおちんちんがさらに熱くなる暗示を入れてきます。
ここでは彼女がそれらを行いながらわざと勃起を抑制させるセリフを投げかけているのがいいですね。
衝動を押さえ込むことで聴き手が自分から開放したいと思わせようとしています。

ほぼすべてを古典系の技術で固めた割とシンプルな催眠です。
聴き手を自分のいいなりにするのを目的に、まずはリラックスしながら瞼や体の重さを感じさせ
それからおちんちんを優しく刺激する形で性的興奮を適度にくすぐります。
催眠音声と言えば導入や深化は非エロの場合がほとんどですし
こういうエロを交えた催眠は珍しく感じます。

ですが、最中の暗示が全体的にボリューム不足なこと
さらに暗示の内容が「瞼が重くなる」くらいしかないことから
この音声を聴いて深い催眠状態に入れる人はあまりいないでしょう。

序盤から中盤の目を開閉させるシーンで意識がぼんやりしてくる人がおそらくいると思います。
ですがそれは目に負荷をかけた疲労からくる感覚であって
彼女に催眠をかけられたからではありません。
現に私はその後の彼女の暗示に対し、言われた通りの反応がまったく起きませんでした。
リラックスさせるべき導入部分でここまで目を酷使する展開にも疑問を感じます。

以上のことからやや残念な催眠と私は考えています。
とことんまで焦らすちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは2パート38分ほど。
プレイはキス、女の子への乳首舐め、女の子のオナニー、シックスナイン、手コキ、玉揉み、素股、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃあ これから 寂しそうでたまらなくなってる この元気なおちんちんさんを 私の体でたっぷりと癒して お漏らしミルクをいーっぱいぴゅっぴゅさせてあげるからね」
催眠を使って彼の心をある程度解きほぐした女の子は
さらに気持ちよくなってもらうために優しくキスをします。

エッチは彼女が終始リードする形で進みます。
前半のパートはおちんちんをさらに勃起させたからシックスナインで一度射精するシーン。
催眠音声らしく短いカウントと追い込み暗示を使って
主人公がどういう快感を味わっているかを彼女が伝えてくれます。

「綺麗な縦筋一本おまんこが見える おまんこを見ているとゾクゾクする おまんこで興奮する おまんこが おちんちんを硬くする」
本作品のエッチにおける大きな特徴はとにかく焦らしまくること。
彼女と肉体的に接触するシーンがそれなりにあるにも関わらず
彼女が彼のおちんちんに触れることはほとんどありません。
そしてプレイの最中はしきりにおちんちんに熱が集まる、心地よい痺れが走ると暗示を入れてきます。

要は生殺しにして彼の心を折ろうとしているのです。
最終的に彼女が彼をモノにするのだからヤンデレなのは間違いないのですが
その手段が極めてソフトであり個性的でもあります。

「大丈夫 愛している男の子の精液が汚いはずなんてないんだから」
最中に時折投げかけてくる彼女の愛の言葉も雰囲気を温めてくれてます。
彼女も彼に対して意地悪するのは心苦しく感じているはずです。
そこを敢えて心を鬼にしているのはそれだけ彼のことをモノにしたいからです。
この「愛のある意地悪っぷり」がいかにもヤンデレらしいなと。

後半のパートに入っても彼女の焦らすスタイルは変わりません。
手コキ・玉揉み・素股とおちんちんへの責めがメインに切り替わってはいますが
できるだけ刺激を弱くして射精したい欲求をとことん膨らませようとします。

「ここで私が強引にしたら あなたの気持ちがわからないから あなたに選ばせてあげる」
特に素股のシーンは彼女が彼の上に跨り
おまんこの割れ目を亀頭に擦りつけるギリギリのプレイです。
腰を突き上げればすぐにでも挿入できる状態を維持しながら
上のようなセリフを言われたら男性ならきっと心が揺らぐはずです。
ヤンデレモノでは珍しい「引き寄せる責め」で彼の心を上手に突き崩しています。

射精シーンはシックスナインとSEXで合計2回。
ただし一般的な催眠音声にあるセルフ・ドライのどちらにも分類できません。
射精表現はありますがノーハンドという同人音声のエッチに近い絶頂スタイルです。
この内容なら普通にしごいて射精する方が楽しめるでしょう。

このように、ヤンデレらしさを持つ意地悪なエッチが繰り広げられています。
展開は面白いのだが
良い意味でヤンデレらしからぬ独特なアプローチが光る作品です。

女の子は主人公を強引に襲って精液を搾り取るようなことはせず
彼の心をガッチリ掴み、自ら進んで子作りしたいと思うように誘導します。
自分の体を預けて興奮を促す一方でおちんちんをスルーするあたりはえげつないとも言えますが
彼の心と体をどちらも傷つけずに目的を達成しているのですからソフトと表現するのが妥当です。

しかし本作品を主人公の視点で楽しめるかと言われると
先に説明した催眠の弱さや、エッチの描写が全体的に硬いことから難しいと思います。

「私は そんなあなたの頭をぎゅっと抱きしめて 手のひらでぽんぽんと 頭を軽く叩きながら 優しくなでなでしていきます」
「あぁ お口の中に出ています 真っ白でねばねばの濃いザーメンミルクが溢れています」

特に後者は話し言葉で綴るべき会話シーンで
官能小説のような第三者的な視点でプレイを描写しているのが痛いです。
下のセリフなどはシックスナインの体勢で射精を口で受け止めているシーンですし
もう少し彼女の視点でセリフを表現しないとプレイをしている感覚に浸りにくいです。

他にも多くの暗示を「~になる」とガチガチな言い回しにしているのも引っかかります。
大手のサークルさんはセリフとして暗示を入れる場合
普通の会話に極力近い表現を意識しながら語りかけてきます。
この表現自体がまずいわけではないのですが、エッチシーンで多用されるとエロさが削られてしまうのです。

エッチな催眠音声は催眠に浸りながら性的快感を味わうのが目的ですから
当然のようにある程度のエロさは求められます。
残念ながら本作品は一般的な催眠音声と比べてもエロさが足りないと私は考えています。
聴き手がもっと興奮できる言葉使いをされたほうがいいです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごくごく僅か、喘ぎ声はありません。

そしてもう一つ致命的なのが解除音声が入っていないことです。
催眠音声はほぼすべての作品に解除音声が入っています。
それはかけた暗示を最後に解くのが催眠者として当然の義務だからです(後催眠暗示は除きます)。
どういう理由かはわかりませんが、それを放棄しているのは甚だ疑問です。

以上のことから今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。
当サイトは解除音声を入れていない作品に対して非常に厳しい姿勢を取っております。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:15:09

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
解除音声が入っていないので-2してあります。

補足しておきますと最後に聴き手を寝かせるタイプの作品は
その間に自然と解けるので無しでも問題ないと考えています。

体感音声シリーズ「カノジョの囁きこれくしょん」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るく人懐っこい彼女が至近距離で語りかけながら
主人公にエッチな悪戯をする4つのお話が収録されています。

バイノーラル録音の長所を活かした臨場感抜群の声
シーンに応じて変化するリアルな効果音と環境音など
雰囲気作りに力を入れて彼女が実際に目の前にいる気分にさせてくれます。
恋人と過ごす甘くエッチなひと時
カノジョと4つのシーンでイチャイチャするお話。

「窓を開けてたら 海の匂いがするね」
カノジョは甘く明るい声の女の子。
主人公と一緒に夜の海へドライブにやってくると
彼に差し出された大好物のココアを美味しそうに飲みます。

本作品は海辺でのドライブ、遊園地の観覧車、カノジョの家のお風呂、昔2人が通っていた学校の教室と
パートごとにまったく別の場所で2人が話をしたりエッチする短編集。
長いもので10分、短いものだと6分とそれぞれのお話をコンパクトにまとめ
その中で2人がとても仲良く付き合っている様子がリアルに描かれています。
ちなみにすべてのパートにエッチシーンがあります。

彼らのやり取りをリアルに感じる大きな要因は声や音の臨場感が非常に高いこと。
バイノーラル録音による声のリアルさに加えて
どのパートも彼女が小まめに位置を変えながら至近距離で語りかけてくれます。
特に囁き声やエッチの時に漏れる息遣いが生々しく、彼女の存在を近くに感じることができます。

効果音や環境音の存在も2人のいる場を大いに盛り上げてくれます。
ドライブ中は車のエンジン音、遊園地ではガヤ音が鳴り
それらがシーンに合わせて切り替わったり遠ざかったりします。
Brain Junctionさんは活動開始初期からこれらの音に定評のあるサークルさんですから
一般的な作品よりもその場にいる気分が味わいやすいです。

「大好き …ココアのことだよ? 勘違い…した?」
「あんまりこっち見ないでよ そんなに見られたら…ドキドキしちゃう」

今回一緒に過ごす彼女はどこにでもいる普通の女の子に近いキャラ。
主人公にちょっかいを出して反応を楽しむちょっぴり意地悪な顔を見せたかと思えば
彼に裸を見られて恥ずかしがる乙女なところも持ち合わせています。

どのパートもいきりなエッチをするのではなく
多少会話をしてお互いの気持ちが盛り上がった後にする展開も自然で良いです。
恋人の関係にある一組の男女の他愛もないひと時を違和感なく描いています。
ソフトだけど温かみのあるエッチ
エッチシーンは4パート合わせて19分30秒ほど。
プレイはハグ、乳揉み、性器の相互愛撫、キス、フェラ、手コキ、SEX?です。
乳揉み、性器の相互愛撫、フェラ、手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「なんか暑くなって来ちゃった 服邪魔だね 脱がせてあげる」
車のシートを倒し、ココアを飲みながら休憩していると
体が火照ったカノジョは主人公の衣服を脱がし、自分も脱いで抱き合います。

エッチは基本的には彼女がリードし、お互いの性器を責め合うプレイが時折入ります。
最初の「海辺のドライブデート。」パートは抱き合ってから彼が彼女のおっぱいを揉み
気分が高まったところで彼女は直に、彼はパンツ越しに相手の性器を刺激します。

ちなみに本作品のエッチは各パートとも2~3種類のプレイがあるため
個々のプレイ時間は短く、プレイ自体も比較的ソフトな描写に抑えられています。
エッチそのものよりも彼女と触れ合っている雰囲気を重視している感じです。

「激しく …そう もっと はぁ はぁ すごく感じてきちゃった」
しかし様々な演出によってプレイの臨場感はかなり高いと言えます。
例えばこのパートでは彼女が手コキをした際に最初は「こすこす」と微かな摩擦音だったのが
少し経つとカウパーが出てきたのか「にちゅっ」と粘液質の水音が混じります。
またおまんこをいじられた時に漏らす彼女の荒い息遣いも温もりが感じられるほどに生々しいです。

続く「観覧車の中」パートも舞台は家の外。
夕方に観覧車に乗り込み、夕日をのんびり眺めてからキスやフェラをします。
こういう場合、他人に見られるスリルを意識させながらエッチする作品もありますが
本作品ではそういった要素は特にありません。

「ねぇ 目 閉じて 約束の…キス」
「ゴンドラが頂点に達したらキスをする」と約束し
しばらく語り合ってからキスを合図にエッチに突入する展開がいいですね。
抜き場のフェラがセリフ多めでちゅぱ音をほとんど鳴らしてないのが残念ですが
2人が思い出作りにエッチをするシチュは恋人らしさに溢れています。

このように、恋人らしいあまあまな雰囲気漂うソフトなエッチが繰り広げられています。
恋人気分が味わえる作品
全編を通じて感じられるカノジョの親しげな態度や
場を引き立てる様々な音によって上手に物語の世界に引き込んでくれる作品です。

パートごとに場所やシチュを小まめに切り替え
その中で場に応じた話題やセリフ、音を駆使して世界観を作り上げています。
音声作品の場合どうしてもプレイを重視したくなるものなのですが
本作品ではキャラや背景といったストーリー部分に力を入れながらエッチを進めています。
おかげで彼女に語りかけられている、寄り添われている幸せな気分を味わうことができました。

しかしその一方で18禁音声の要とも言えるエロがかなり弱くなっています。
各パート3~5分とエッチの時間が短いこと、プレイ自体がソフトなこと
淫語や喘ぎ声といったエロの要素が少なく表現もマイルドなことが主な要因です。
そんなわけでどちらかと言うと抜きよりも癒しを目的に聴く作品だと私は考えています。

個人的にはこの作りなら各パートのプレイを1つに絞りこみ
それぞれで別のプレイをしたほうがエロボイスとして形になったように思えます。

シチュの関係で仕方ないところもあるのですが、4パートすべてで手コキが登場し
さらにその中の3パートで射精に結びつくプレイにしているのも気になりました。
あと恋人同士なのにキスシーンがほとんど無いのも残念です。

ちなみにプレイ一覧に「SEX?」と書いたのは
「誰もいない教室で・・・。」パートの終盤にそれっぽい表現があったからです。
少なくとも私には手コキかSEXかの判別がつきませんでした。
射精シーンは全部で3回。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

恋人と一緒にいる雰囲気を非常に重視している作品です。
人の優しさや温もりに飢えている人におすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 34:44

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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