同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2015年08月



お姉さんに寄生虫を入れられて虜になる催眠音声

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、いつもとは少し違う様子の幼馴染が
催眠を使って主人公に謎の触手生物を植え付け、そのしもべへと作り変えます。

「触手による洗脳」という催眠音声ではあまり見かけないテーマ
最初は優しかった彼女が次第に本性を現すホラーテイストな展開など
ちょっぴりブラックな要素を数多く交えて屈服させられる背徳感を味わわせてくれます。
突然現れた幼馴染の正体とは
幼馴染のお姉さんに催眠をかけられ寄生虫の宿主へと変えられるお話。

「ごめんねー 急に声かけちゃって」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
主人公に急に会いたくなりやってきたことを申し訳なさそうに告げると
寝ようとしている彼にそのまま自分の話を聞くよう言います。

本作品はタイトル通り謎生物に寄生される快感を
催眠の技術によって聴き手に主観的に楽しませることを目的としています。
途中の展開はもちろん、結末もややバッドな感じになっているため
人を選ぶところもありますが好きならのめり込める魅力も持っています。
プレイをハードにするのではなく自分の行く末に絶望させることで背徳感を煽ってくれます。

催眠は2パート12分30秒間。
まずは仰向けに横になり、目を瞑って深呼吸をしながら
彼女の声に合わせて目を上下左右に動かします。

「なんだか頭が疲れてきたね 少しずつ 考えることもできなくなってきたかな?」
およそ4分30秒間断続的に目を動かし続けるため
後になるほど目の周辺に軽い痛みや疲労を感じるようになるでしょう。
そこへすかさず彼女はこちらの思考や体の自由を奪う暗示を入れてきます。

さすがにこれだけで彼女の言うとおりになる可能性はそんなに高くないのですが
催眠の序盤に用いる技法としては割と効果的だと思います。

お次は長めのカウントを聞きながら腕、胴体、脚、おちんちん、脳の脱力を行います。

「時間が進むほど あなたの肩 腕 手が動かなくなっていく」
ここでは先ほどまで明るかった彼女が本性を現し
意思の無い人形のような無機質な声で心身のコントロールを奪いにかかります。
技法自体は分割弛緩法という催眠音声では非常にメジャーなものなのですが
この演出があるおかげでひんやりとした緊張感が漂っています。

古典系の技法(おそらくは眼球運動法と分割弛緩法)を用いた極めてシンプルな催眠です。
寄生虫に心と体を乗っ取られた気分を味わわせることを目的に
まずは目の運動によって神経の適度な疲労を誘い
それからカウントを交える形で体の主要なパーツを少しずつ脱力させます。
短い時間の中でやることを絞り込み、それらをストレートに進めているところがいいですね。

しかし流れ自体は結構いいのですが最中の暗示がかなり少なく
結果的に体が言うことをきかない気分が味わえる人はそこまで多くないと私は考えています。

まず前半は「上 下 右 左」の指示を与えるところは頑張っているのですが
思考力を奪う暗示は最後のほうで少し言う程度に留まっています。
聴き手に目を動かしてもらうのは暗示を入れやすくするのが目的ですから
そこで暗示をあまり入れないのはそれこそ本末転倒です。

個人的には凝視法のほうが視神経の疲労も誘えるし、暗示も入れやすいので適していると思います。
目の運動にこだわるのならバックでメトロノームを鳴らし、それに合わせて目をゆっくり動かしてもらいながら
リズミカルに暗示を入れるといった方法もあります。

後半は毎回数えるカウントの前後で暗示をほぼ入れていないところが気になりました。
深化を目的としてカウントを数える場合、特にカウントの直後に追い込み暗示を入れるのが有効です。
例えば「腕の力が抜ける、どんどん抜ける、すーっと抜ける、抜ければ抜けるほど催眠が深くなる」などです。
しかし本作品ではカウント後に「乗っ取り完了」と事実を伝えるだけの場合が多いです。

「あなたのおちんちんが寄生虫のものになる 寄生虫の都合のいいように改造される」
あと深化パートにおけるお姉さんのセリフに彼女や寄生虫本位なものが多く
人によってはそれに対して抵抗感を抱くことがそれなりに予想されます。
催眠はお互いの信頼関係が第一ですから、聴き手に嫌な気分を抱かせないことはとても重要です。
それを深化という重要なシーンで彼女自身が自ら損なっているのは大いに疑問です。

まとめますと、全体の流れはいいのですが細部の作りに疑問が残る催眠です。
射精と共に断たれる「人間としての自分」
エッチシーンは3分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

触手が蠢く際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「宿主が最初にやることは 寄生虫のために生殖器を刺激して 性的快感を捧げること」
主人公の頭の中に触手を埋め込むことに成功したお姉さんは
その完全な下僕となるための儀式としてオナニーするよう命令します。

エッチはオナニー開始の合図が出てからしばらくしごき
終盤カウントに合わせて射精する至ってシンプルなものです。
しかしこのプレイは単なる射精ではなく寄生虫へのご奉仕。
それを反映して最中は服従のセリフを復唱するなどの行為が登場します。
挿し絵のように彼女とSEXするシーンはありません。

「さぁ 右手でおちんちんを触りなさい 脚は触りやすいように開きなさい」
催眠としては運動支配の暗示を入れてくることが多いのですが
「腕が勝手に動き出し、射精が終わるまで止まらない」とかではなく
上のセリフのように「~しなさい」とストレートに命令する言い回しがされています。
そういう意味では催眠ではなく調教・洗脳プレイと呼んだほうが妥当かなと。

このように、屈服させられたことをわからせるエッチが繰り広げられます。
コンセプトは面白いのだが
触手型の謎生物に自分のすべてを乗っ取られる展開が魅力の催眠風ボイスドラマです。

お姉さんは最初は普通の幼馴染、しばらくすると寄生虫の奴隷として
主人公を仲間に取り込むために催眠を絡めた独特なプレイを行います。
催眠音声と言えば良くも悪くも甘い、優しいテーマを扱った作品が多いだけに
こういう突き落とされる展開にはゾクゾクするものを感じます。
その路線を維持した結末もある種の潔さがあります。

ですがこの作品は催眠音声ですから、聴き手を一定以上の催眠状態へと導き
主人公が味わっている諸々の感覚を主観的に楽しませるのが望ましいです。
そのための道筋に技術的な問題があるのが残念でなりません。
全体的に見て暗示の表現方法やボリュームに難があります。

「あなたの快感は寄生虫のもの あなたが気持ちよくなるのはすべて寄生虫のため」
特に表現方法が聴き手のためではなく寄生虫のためであることを全面的に押し出しているので
ここを「寄生虫のために自分を捧げるのは幸せ」とか
聴き手がなんとなく良さそうに思えるような表現にしてみると
同じプレイでもまったく違った印象を抱く可能性があります。
このあたりは次回作以降でどうなっていくのかに期待したいです。

エッチは心身を支配されたことにどれだけ興奮できるかがカギです。
射精後にも心をさらに突き崩す演出があったりと方向性はしっかりしています。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマ性はあるのだけど催眠音声としての機能面に難があることから
今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 26:30

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

敗戦国の王子と静謐な精取官

サークル「恋夢」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、精取官と呼ばれる特殊な任務に就いている女性が
オナホや自分自身の体を使って敵国の王子から精液をたっぷり搾り取ります。

拷問というブラックなシチュからは想像もできないほど甘い雰囲気
相手をきっちり楽しませながら射精させる責め、プレイだけでなくオナホごとに違うリアルな効果音など
王子が彼女に堕とされ、快楽に溺れる様子をとってもエッチに描いているのが特徴です。
戦に負けた王子へのエッチな拷問
精取官のアーリエルに何度も何度も射精させられるお話。

「あら ようやくお目覚めですか? おはようございます 王子様」
アーリエルは上品で落ち着いた声の女性。
囚われの身となっているイリアム王国の王子が目覚めたのを確認すると
ここが彼の敵国であるニルヴァ帝国の精取部屋であることを告げます。

本作品は帝国との戦争に敗れ地下室に幽閉された彼を
彼女が様々なエッチをしながら骨抜きにしていく様子が描かれています。
2人の関係や彼が置かれている立場から拷問、つまりどぎついプレイを予想される方もいるでしょうが
実際はエッチシーンの中で連続射精があるのは1パートのみと意外に少なく
言葉責めも羞恥心を煽ることを目的とした比較的マイルドなもので統一されています。

この手のシチュにありがちな事務的・無機質といった要素からもほど遠く
彼女は1回ごとに違った器具や部位を使いながら心と体をバランスよく責め立てます。
女性にちょっぴり意地悪に責められるプレイと表現するのが妥当でしょう。

「あなたが信頼を置いた者たちが次々と陥落した快楽責め どうぞ余すところなく ご堪能くださいませ」
アーリエルは精取官の名の通り男性から精液を搾り取るのを仕事としており
王子に対して表面上は礼儀正しく接しながら、それぞれにかなりパワフルな責めを繰り出します。
中でも「搾り取る」ことを強く印象付けたかったのかオナホを扱ったプレイをするシーンが多く
専用の効果音を鳴らしながら耳を舐めたり、授乳をしたりと別のプレイを交えてエッチな気分を一層盛り上げます。

この後のエッチシーンでも説明しますがオナホのクオリティはかなり高いです。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声のボリュームも多く、しかも同時に聴かせてくれるプレイが多いのもいいですね。
1回1回のプレイがとても濃厚でオカズとしての実用性が非常に高いです。
3種のオナホを使い分ける巧みなエッチ
エッチシーンは7パート80分ほど。
プレイは指・腕・肩・首筋舐め、耳舐め、オナホコキ、授乳、パイズリ、SEX、乳首舐め、耳いじり、キスです。
オナホコキ、授乳、パイズリ、SEX、耳いじりの際にリアルな効果音が鳴ります。

「痛かったでしょう? 唾液たっぷりの舌で ひとつずつ…癒していきますね」
この場所や自分のこと、現在の世界情勢などを軽く説明し終えたところで
アーリエルはまず戦闘で傷ついた彼の体を舌で舐め始めます。

エッチはごく一部を除いて身動きが取れない彼を彼女が一方的に責め続けます。
プレイのメインとなるのは傷を舐め終えた後に登場するオナホコキ。
帝国の2人の皇女と皇后のおまんこを象った3つのオナホを使い
3パート37分間という比較的長い時間に渡って彼のおちんちんを刺激し、射精へと追い込みます。

「サリア皇女の窮屈な入り口が 王子様の皮を捕らえて ぬるぅっと めくり倒されちゃいましたね」
「膣内全体が良く締まり さらに入り口は窮屈で これでしごかれると 夢見心地になれるのだとか」

ここで面白いのが3人の女性に合わせて別々のオナホ音が用意されていること。
最初に登場する第一皇女サリアは「ぬちゅっ ぐにゅっ」と粘性が高い吸い付くような音
次の第二皇女プリメイラは弾力が高く締めつけるような音、といった感じで
オナホの具合を音だけで本当にリアルに伝えてくれています。

しごく強さやペースだけでなく、オナホの上下を入れ替えた時にも効果音が変化するのには驚きました。
同じオナホコキでもパートごとにまったく違った責めが楽しめます。

オナホコキをしながらアーリエルが繰り出してくる別の責めも大きな魅力です。
誇り高い王子が自分たちに屈服し、快楽の奴隷に成り下がるようにと
彼女は並行して舌で耳を、言葉で心を責め立てます。

「構造を良く見てください オチンチンの先に見える空洞が 子宮です 精液を取り込み 子と成す場所」
「その精液で孕んでしまったら あなたは敵対国に対して 子孫を残すことになってしまうのですよ?」

例えばサリアのオナホを使うパートでは彼の敵愾心が強いこと、まだ童貞であることを利用し
オナホにおちんちんが飲み込まれていく様子を細かく実況しながら簡単な性教育をしたり
敵国の皇女に精液を捧げてしまうことをわざと言って背徳感を煽ったりします。

ここまで読んで「なんで敵国の皇族たちのオナホを使うんだ?」と思う方もいるでしょうが
これにはきちんとした理由があり、心を盛り上げる有効な材料として働いています。
エッチがメインの作品なのですが登場人物の人間関係など背景もきちんと練られています。

「王子様 とってもいい顔 してます…っ 本当に 赤ちゃん…っ…みたい…っ」
しかし次のプリメイラのオナホを使うパートでは態度を一転させ
自分のおっぱいを飲ませながら子供をあやすような優しい言葉をかけます。
前のパートがちょっぴりきつかったからこそ、余計に心満たされる思いがするでしょうね。
聴き手が飽きないようにとプレイの方向性や雰囲気をまったく違うものにしています。

彼女自身が相手をする終盤のプレイもとっても濃厚。
特に最後に登場するSEXパートは騎乗位で挿入したまま抜かずに3連続で中出しを決めます。

「いいでしょう いくらでも食べて あげます 王子の子種 今あるだけ全部 いただきますね」
口では精取官らしく気丈なセリフを言うアーリエルも
王子の逞しいおちんちんに貫かれると気持ちよさそうな喘ぎ声をたっぷり漏らします。
最中に激しいキスを交わしたり、彼女が2回絶頂するなど
敵よりも恋人同士に近いあまあまラブラブなSEXが繰り広げられています。

一歩間違えばどす黒い展開になりがちなシチュをできるだけ甘く、抜けるテイストで描く。
貶めるのではなく快楽付けにすることを目的とした個性的なエッチが繰り広げられています。
スッキリした気分で抜ける作品
敵同士の一風変わった愛の形が描かれている抜き重視の作品です。

アーリエルはある時は上司からの命令で、またある時は自分の意思で
捕虜となった王子に束の間の天国を味わわせようと様々な責めを繰り出します。
挿し絵やあらすじからブラックなプレイが行われるのだろうと予想していたのですが
それとはまったく違う心のこもったご奉仕を彼女はしてくれています。

そう感じた理由は彼女の言葉遣いや口調が終始穏やかなことに加えて
聴き手の抜きやすさを意識した「心への責め」がしっかりしていることにあります。

男性は基本的におちんちんを刺激し続ければ嫌でも射精するわけですから
何も考えずオナホでしごきまくるプレイをしてもよかったはずです。
でも彼女は彼に痴態を見られる快感や女性に甘える心地よさを教えたり
自分が相手をする場合はしっかり乱れて感じていることを素直に伝えます。

捕虜である彼を明らかに一人の対等な男性と認め、もてなしています。
おかげで聴いている最中はとてもいい気分に浸りながら興奮できました。

もちろん抜きに直結するエッチな要素も満載です。
中でも効果音のレベルが極めて高く、それだけでエッチの様子が手に取るようにわかります。
個々の音の質が高いのに加えてバリエーションがとにかく多彩なんです。

例えば彼女が授乳をさせている最中、思わず母乳が漏れてしまうシーンがあるのですが
効果音がそれ以前に比べて水っぽいものへと変化します。
SEXシーンで1回中出しした後の2回戦は精液が入っているのを踏まえて水分を上げていますし
同じプレイに対する責め方や状況の違いを音でしっかり表現しています。
くちゅ音大量、淫語とちゅぱ音多め、喘ぎ声それなりです。

ひとつだけ注意点を。
主人公が捕虜なこともありエンディングが若干後味の悪いものになっています。
死んだりはしないのですがグッドエンドにはほど遠い内容ですのでご注意ください。

シチュだけでなくプレイ内容も非常に濃厚な作品です。
女性にちょっぴり意地悪されたい人には特にお薦めします。

おまけはちゅぱ音&耳舐め音です。

CV:浅倉ともよさん
総時間 本編…1:55:30 おまけ…16:47

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年8月7日頃まで500円引きの700円で販売されています。
その場合の点数は10点です。

妹催眠3-Little Sister Hypnosis-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

「朝倉催眠診療所」「Wサキュバスの射畜催眠」と並ぶサークルさんの人気シリーズ最終作となるこちらは
お兄ちゃんのことが好きで好きでたまらない妹が
催眠を絡めた2種類のエッチで癒しと幸福感を与えます。

過去2作と同様に妹とのあまあまラブラブなエッチをストレートに描いており
彼女はある時は母親のように、またある時は恋人として振舞いながら
優しい言葉やエッチな声で心と体の両方を少しずつ温めてくれます。

催眠についてもしっかりとストレッチを行い適度にリラックスさせてから
それを用いたイメージによって催眠を深めていくなど
催眠に不慣れな人でも取り組みやすさを感じる親切丁寧なアプローチがされています。
お兄ちゃんを自分だけのものにするために
妹に催眠をかけられてからエッチを楽しむお話。

「こんばんは! お兄ちゃん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
両親が寝静まった深夜、お兄ちゃんの部屋にやってくると
彼のエッチな欲求を満たすために催眠をかけてあげます。

妹催眠シリーズは聴き手に幸せな気分に浸りながらエッチを楽しんでもらうことを目的に
彼女が徹底的に甘やかしながら気持ちよくしてくれます。
Es_Labさんはアナル開発、お漏らしといった変態チックな作品も作られているサークルさんなのですが
今回はそういった要素も一切無く男女が愛し合う様子をあまあまなテイストで描いています。
幼児プレイに強い抵抗感でもなければ誰でも聴ける内容です。

「ほんのちょっとの運動でも 硬かった体がゆっくりほぐれていくのがわかるよね?」
もうひとつの特徴は催眠っぽさをぼかした言い回しが多いこと。
妹は肉親らしく常に砕けた口調で気さくに語りかけながら催眠を進めます。
声や話しぶりがとても人懐っこいキャラですから、聴いていくうちに自然と親しみが湧いてくるのではないでしょうか。
それは催眠にとって必要な信頼関係の構築にもプラスに働いています。

催眠は3パート27分30秒ほど。
最初は体のリラックスを目的に横になったままいくつかのストレッチを行います。
ちなみに作中ではお兄ちゃんが妹に膝枕をされています。

「力が抜けて なんだかふわふわした感じ 太ももに頭預けて? 柔らかくて ふわふわした感じ」
内容は膝を抱えて深呼吸する、腹筋するように上半身を起こすなど
筋肉の緊張をほぐすのに効果的なものばかり。
最中は妹が何をすればいいのか、どのタイミングで力を抜くのかをわかりやすく教えてくれます。

催眠音声だから暗示を適度に入れてくるのだろうと思いきや
中盤以降にちょろっと言うくらいで純粋なストレッチにかなり近いです。
催眠音声の経験に関わらず似たような軽い疲労感を感じるでしょうね。

体がリラックスできた後は心のリラックス。
事前に体をいくつかのパーツに分け、呼吸に合わせて力を入れたり脱力してから
今度はその様子を体を動かさずに頭の中でイメージします。

「ほら 力を入れて ぎゅーってするのをイメージすると 頭の中が少し ジンジンする」
「力を抜いてだらーんとするのをイメージすると 今度は ふわふわーっとした感覚が生まれてくる」

ごくごく簡単なストレッチ、しかもつい先ほどまでやっていたことですから
本当に誰でも簡単にイメージできます。
妹が力を入れる/抜くタイミングをリードし、それに合わせて心地よさを感じる暗示を入れてくれます。
おそらくこのあたりから手足がうまく動かせなくなってくるでしょう。

「意識が後ろに引っ張られるように すーっと落ちていって また深い催眠状態になる」
そして最後は妹の膝の柔らかさ、温かさを感じながら彼女の声に耳を傾けます。
途中で前作「妹催眠2-Little Sister Hypnosis-」に登場したキーワードを言ってくるシーンがありますから
既に聴いている人なら瞬間的に催眠が深まる感覚がするかもしれません。

途中から左右別々に言葉をかけてくるマルチボイス的な演出が登場したりと
より多くの聴き手が催眠に入れるよう様々なギミックが用意されています。
彼女の甘い声や言葉に頭がとろけるような幸せな気分が湧いてきました。

心と体を十分にリラックスさせてから落とすシンプルかつ堅実な催眠です。
お兄ちゃんを自分の声の虜にすることを目的に、まずは催眠要素をあまり交えずストレッチをし
それから精神面のリラックスと声に対する集中力が高まるよう働きかけてきます。
技術・声・言葉の使い方も優れており、聴いているだけで自然に催眠状態が深まっていきます。

催眠初心者を強く意識しているのか、どのシーンにおいてもわかりやすいイメージを用いているのが印象的でした。
テーマが年下の女性に愛されるという大衆性の高いものですし
サークルさんがそれに合わせて催眠をセッティングされたのだと思います。

まとめると、比較的多くの人が催眠の感覚を味わいやすい親切な催眠です。
女性に愛される快感に包まれながら
エッチシーンは2パート38分間。
プレイは授乳、手コキ、69、フェラ、SEX(騎乗位、正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから私がいーっぱい気持ちいいことしてあげる だから お兄ちゃんは赤ちゃんのままでいいんだよ?」
催眠を使ってお兄ちゃんを自分の声に従うお人形へと作り変えた妹は
さらに幼児退行の暗示を入れて彼を赤ちゃんにし、自分のおっぱいを飲ませてあげます。

エッチは最初のパートが赤ちゃんになりきりながらの授乳手コキ
後のパートが元のお兄ちゃんに戻してラブラブなSEXと方向性がまったく違います。
2つを繋げて聴くのがデフォルトですが片方ずつ楽しむこともでき
それ用のファイル構成も付属のテキストで説明されています。

「じゃあ 可愛い可愛い 赤ちゃんに おっぱいあげまちょうねー」
授乳手コキパートは赤ちゃんになったお兄ちゃんにまずはおっぱいを飲ませ
しばらくしてから彼女がおちんちんをしごき始めます。
そして幼児プレイのお約束として最中は妹が赤ちゃん言葉で語りかけてくれます。

「あぁ お兄ちゃんにちゅっちゅされてる 私のおっぱい ちゅっちゅされちゃってる」
本作品のエッチの特徴はプレイ中に妹の様子もきっちり描写していること。
おっぱいを吸われると甘い吐息を漏らしながら喜びますし
手コキを始めると熱いおちんちんや溢れ出すカウパーにうっとりします。

催眠音声と言うとおっぱいを吸う感覚、おちんちんを責められる感覚など
聴き手側の視点でセリフの表現を統一する作品が結構多いのですが
本作品は妹の幸せそうな様子を敢えて描き、聴き手の心を温めるアプローチが適度にされています。
自分だけでなく2人が一緒に気持ちよくなることを目指したエッチです。

「私のおっぱいミルク飲めば飲むほど 体の奥がジンジン痺れるような 甘い疼きが広がっていく」
もちろん催眠音声ですから暗示も合間にしっかり入れてくれます。
すっかり興奮した声でそれらを語る姿は普段とはまるで違う女としての艶かしさがあり
暗示の効果と雰囲気の両方から絶頂感が高まるのを感じるでしょうね。

特にこのパートは終盤にちょっぴり意地悪なことをされますし
イキたいけどイけないもどかしさも味わうことができます。
暗示漬けにするのではなくエッチしていることを実感させるプレイをしています。

対するSEXパートはしばらくフェラをしてから騎乗位→正常位でSEXするオーソドックスな展開。
ここでは催眠音声としては珍しく、妹がちゅぱ音や喘ぎ声をたっぷり聞かせてくれます。

「お兄ちゃんのおちんちんペロペロしてたら あそこ疼いちゃって 欲しくなっちゃった」
「ほーら 妹マンコの肉ヒダが絡み付いてくる」
「妹マンコ 気持ちいいね あったかくて ぬるぬるしてて とーっても気持ちいいね」
もう少し具体的に言うと、中央からは妹自身の声や乱れる姿が流れ
それと同時に左右から囁き声で感覚操作の暗示や状況説明&指示のセリフが入ります。
最大3人が同時に語りかけてくるマルチボイスシステム、とでも言えばいいのでしょうか。
これによって妹の快感とお兄ちゃんの快感の両方を同時に表現することに成功しています。

「お兄ちゃん こんなエッチな妹で ごめんね でもでも お兄ちゃんのこと 大好きなのぉ」
「お兄ちゃんー しゅきぃ らいしゅきなのぉ あぁぁぁぁぁん」

妹がややアヘった甘い声で愛の言葉を投げかけてくる様子もたまりません。
純粋にエロいのもありますが、自分のことをここまで想ってくれていることにすごく心が満たされます。

私の場合はそれに加えて股間の筋肉が自然と引き締まり
じんわりとした快感が継続的に湧いてきました。
ドライによる快感も若干弱かったのですが比較的長い時間楽しめています。

催眠音声でありながらきちんと妹という相手の存在を感じさせ
彼女と一緒に気持ちよくなる気分を味わわせながらエッチを行う。
作品のコンセプトに相応しいあまあまラブラブなエッチが繰り広げられています。
聴いてるだけで幸せになれる作品
妹の声や態度、催眠、エッチに至るまですべてが甘い作品です。

妹はお兄ちゃんを癒したり性的欲求を満足させながら自分の願望も叶えます。
元々の甘い声とざっくばらんな話しっぷり、時折漏らす笑い声がとても可愛く
「彼女の言うことなら多少は受け入れてもいいかな?」という気分に自然にさせてくれます。
単なる催眠者ではなく女性としての魅力も十二分に持ち合わせています。

そして彼女が施す催眠はすべてがとても優しいです。
イメージが容易なこともそうですが、何をするにしても手取り足取り教えてくれます。
おかげで頭を空っぽにし、気を楽にしたまま彼女の声に集中できる
つまり催眠に入りやすい精神状態に知らず知らずのうちに誘導してくれます。

内容も体のリラックス、心のリラックス、深化と至ってシンプルな構造にし
それぞれにほぼ同じ時間をとってじっくりと進めてくれます。
リラックスをしている時点ではそこまで催眠に入った感覚がしなかったのが
深化パートを聴き終える頃には普段との明らかな違いが実感できます。
頭の中がぽわぽわする、あるいはとろける感覚、無気力感、体の硬直などです。

エッチについてもプレイ自体がとことん甘いですし
妹がこちらと一緒にエッチを楽しんでくれている様子が強く伝わってきます。
女の子が自分のために尽くしてくれる、すべてを曝け出してくれることにも心満たされます。
どちらのプレイもいい気分に浸りながら聴き終えることができるでしょう。

個人的には授乳手コキパートの方がドライしやすいように思えます。
カウントを使って絶頂させるスタイルと、何度か寸止めして快感を蓄積させる動作があるからです。
SEXはマルチボイスがメインなのでやや人を選ぶ部分があるかなと。
喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

癒されるしエッチな欲求も満たされる充実した作品です。
甘やかされるシチュが好きな人、催眠に入りにくいと感じている人には特にお薦めします。

CV:いちるさん
総時間 1:21:47

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
シリーズ3作をセットにしたバージョンもあります(単品より300円お得)。
「妹催●1・2・3こんぷりーとぱっく」

上記ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/36419653.html#comments

2026年2月26日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/96770331.html

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