同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2015年06月



「ささやきチクニー講師 美波のの佳」0巻

サークル「東山誠BRAND」さんの同人音声作品。

「寝ながら乳首オナ専用ボイス─ソフトM向け入門編─」など
乳首オナニーに特化した作品を数多く作られている東山誠BRANDさん。
その新シリーズ1作目にあたる本作品は、優しいけどSっ気もたっぷりな先生が
講義のお試しとして乳首オナニーのやり方を細かく指導します。

従来の乳首を非常に重視した責めに普通のオナニーを交えており
乳首だけではどうしても満足できなかった人でも楽しめる作りになっています。
二面性を持つ先生のキャラも大きなポイント。
普段とは正反対なトーンの低い声ときつめの言葉責めがM心をくすぐります。
礼儀正しくとっても怖い先生と過ごすひと時
美波のの佳先生のレクチャーを受けながら乳首オナニーするお話。

「もしもし? はい 家の前にいますよ」
のの佳はハキハキと話す明るい声の女の子。
レッスンの依頼を受けて主人公の家にやってきた彼女が
彼からの電話に出るところから物語は始まります。

本作品は乳首開発を専門にサポートしている学校の講師である彼女が
彼を相手に一緒になって乳首をいじるトレーニングをします。
ごく一部でおちんちんをいじるオナニーをするシーンがあるものの
メインとなるプレイは乳首オナニーです。

こういうコンセプトの作品は現在でも非常に少ないですし、
シリーズのファンも結構いらっしゃるのではないでしょうか。

「さて 私の講座では乳首だけでなく ペニスも積極的に刺激しますが 今回は体験レッスンということで 主に乳首を中心にエクササイズしていくつもりです」
本作では主人公がまったくの未開発、しかも体験レッスンなこともあり
プレイそのものよりも、やり方の説明に焦点を当てたプレイが行われています。
最中に出される指示も指ごとにどう動かすかまで教えてくれる親切なものばかり。
先生も至近距離で吐息を漏らしながら囁いたり、一緒になって喘ぎ声を漏らしたりと
より大きな興奮や快感が得られる環境づくりに努めてくれます。

「もう一度言うわよ 私が レクチャーを始めたら すべての動きを止めて 話を聞く!」
しかしそんな彼女もこちらが言うことに従わない場合は態度を急変させ
トーンの低いドスの効いた声できつめのセリフを叩きつけます。

普段がとても丁寧な物腰だからこそ、そのあまりの変化にびっくりするでしょう。
ですがこれはこれで言葉責めとしての効果を持っているわけで
M属性な人からすれば背筋がゾクゾクする思いがするかもしれません。
この彼女の極端なまでの二面性も作品の大きな特徴と言えます。
きめ細かく手厳しいレッスン
エッチシーンは2パート31分ほど。
プレイは乳首責め、クンニ、乳首オナニー、オナニーです。
エッチな効果音はありません。

「では エクササイズの初めに 乳首の感度を上げておきましょう」
今回行う講義のコンセプトを一通り説明し終えたところで
のの佳は手始めに自分の髪で主人公の乳首を撫でて感度を高めます。

エッチは最初のパートが彼の家で対面しながらの体験レッスン
2番目のパートは別の生徒に電話越しでレクチャーをします。
どちらも彼女が飴と鞭を上手に使い分けながら丁寧なリードをしており
乳首開発だけでなく、女性に軽くいじめられる快感も得られます。

「初めに 人差し指と親指で 乳首をつまんでください 次に 空いている中指 薬指 小指を合わせて 胸の下側から つまんでいる乳首に向かって 肉を寄せるように 揉んでいきまーす」
最初の本編パートはおよそ23分間。
今まで乳首オナニーの経験が一切無い人でも問題なくついてこれるように
上のセリフのような極めてわかりやすい描写でプレイの概要を説明し
それから掛け声を出していじるタイミングを教えてくれます。

実際にやってみたところ、3本の指を寄せたときに乳首が軽く隆起するため
親指と人差し指を擦らなくてもジンジンとした刺激が走りました。
簡単に言えば痛気持ちいい感覚です。

作中で行われる乳首オナニーの全体的な特徴は
つねる、爪で引っかくといった比較的刺激の強い責めが多いことです。
個人的には未開発なら撫でる、擦るとかのソフトな方がいいと思うのですが
過去作でそういったレクチャーが既にされているからか、ハード目なものが多いです。
この内容なら開発済みの人の方が楽しめるのではないかなと。

「まずは 両手の人差し指を 引き金を引くように 軽く曲げます」
「曲げた人差し指の側面と 親指の腹を使って 乳首をつまんでください」

続く2番目のエクササイズもなかなかに個性的。
つまんでひねる強めの刺激が乳首にヒリヒリとした快感をもたらします。
乳首の感度を確かめるのに丁度いいプレイですね。

そうやって乳首の気持ちよさをある程度確かめたところで
最後のエクササイズとして今度は乳首を指の腹で優しく撫でながら
おちんちんをしごいて射精を目指します。

「はぁ はぁ オナニーしている男性が こんなに近くにいる状況で チクニーするの 初めてっ」
頑張って自分についてきてくれた主人公に対し
のの佳もそのご褒美として一緒に乳首オナニーをし、乱れます。
一部で厳しいセリフをぶつけられることもありますが
なんだかんで生徒思いの優しい先生に映りました。

対する2番目の「寝ながらシリーズを聴いてきたリスナー様へ」パートは
他の先生から乗り換えてきた生徒に
彼女がレクチャーをしながら自分の良さを徹底的に教え込みます。
以前のシリーズで講師をしていた最上先生の名前も登場しますし
それらを聴いていた人の方がずっと楽しめるでしょうね。

「私はもう 最上澪の犬として生きることをやめます これからは 美波先生についていきます」
「君は 先輩のスク水を着て チクニーしながら 勃起させちゃう 変態さんなんだもん」

プレイ自体は先ほどとさほど違いがないのですが
レッスンの目的が自分に屈服させる、つまり調教にあるため
彼女は指示の合間に言葉責めをして上下関係を明らかにします。

終盤に行うおちんちんオナニーも
5秒に1コキペースのとってもゆっくりとしたもどかしい責め。
最終的にはお預けを食らいますし、本編よりもM度が強いプレイです。

このように、的確な指示にM要素を交えたプレイが繰り広げられます。
チクニー好きに捧げる作品
乳首をかなり重視しながら射精へと導くプレイスタイルが魅力の作品です。

のの佳は初めて乳首オナニーに取り組む主人公が路頭に迷わないように
常に目的を掲げ、それに向けて噛んで含めるような指示を与えます。
恥ずかしいセリフを復唱させたり突き放すシーンが一部あるものの
それは乳首だけでは興奮を高めにくい彼へのパフォーマンスにも思えます。
その証拠に、彼女は後になるほど喘ぎ声を出してエッチな雰囲気を作ろうとしています。

「飼い主が私に代わった今 私のペースに合わせなさいよ」
時折入る囁き声での言葉責めも非常に印象的でした。
バイノーラルではありませんが、至近距離で言われている雰囲気が十分出てますし
普段とは違った重い声質も迫力があります。

女性にレクチャーを受けるスタイルも考えるとM属性がそれなりにある人向けです。
ややMだと一部のセリフでドン引きするかもしれません。
あと多少は乳首をいじっている人向けの内容とも思えます。
まったくの初心者だと快感よりも痛みの方が残るのではないかなと。

エッチは以前の乳首オンリーからハイブリッドに寄りました。
実際のところ、乳首とおちんちんを同時にいじったほうがずっと気持ちいいですし
以前よりもずっと実用的になったと言えます。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

乳首に対する欲求を満たしてくれる貴重な作品です。
サークルさんは乳首オナニー未経験者に薦められていますが
当サイトでは乳首の快感をある程度知っている人に最もお薦めします。

おまけはのの佳が寝息を立てる音声です。

CV:涼貴涼さん
総時間 本編…28:53 寝ながらシリーズを聴いてきたリスナー様へ…12:26 おまけ…59:52

オススメ度

■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
コスパがいいので+1してあります。

声付き耳かき音を作ってみた16

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

サークルさんがニコニコ動画に公開されているこちらの作品は
ちょっぴりノリの軽いお姉さんが綿棒や梵天を使って耳かきをしてくれます。

現時点で他の追随を許さない、と言っても過言ではない
音質・動かし方・間のすべてが洗礼されている効果音に加えて
今回はお掃除している彼女の声に合わせて音を鳴らす
ちょっぴり変わった試みがされていたりもします。



春のようにぽかぽかなお姉さんの耳かき
お姉さんに耳かきをしてもらうお話。

「こんばんはー 今日は私から耳掃除を提案したいんですけど ダメです?」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女の子。
主人公に自ら耳かきを志願すると
膝枕をして早速耳の縁のお掃除を始めます。

耳かきの時間はほぼ全編にあたる19分間。
膝枕の体勢でまずはタオルを使って両耳を軽く拭き
綿棒で耳の穴の入り口と奥をお掃除
それから梵天で細かい汚れを落とし、仕上げに弱めの風圧で息を吹きかけます。

時間が短いことを考えてコンパクトにまとめた手堅いサービスですね。
しかし内容はどのシーンも極めてリアルに作りこまれており
実時間以上に濃密な癒しのひと時を送ることができます。

私も毎回聴かせていただいてますが、その度に驚かされています。

例えば一番最初のタオルで拭くシーンでは
柔らかくてちょっぴりざらつきのある効果音が耳の上から下へと優しく撫でます。
音声作品はすべての物事を声と音だけで表現する必要があるため
どうしても全体的に音を強めに鳴らしたくなるものなのですが
本作品ではわざと適度に力を抜いた状態で音を鳴らしています。
この音の強弱の加減が絶妙だからこそ、とてもとてもリアルに感じるわけです。

メインのサービスとなる耳かきも同じくこだわり抜かれた音ばかり。
入り口では「ずりっ すすー」と滑らかで乾いた音
奥のほうではそれよりも低く重く、さらには音の位置をより近くしながら
下から上へ楕円を描くように長めに動かしたり
耳の壁をなぞるようにゆっくりと回転させながら動かしています。

耳にもたらされる刺激も強すぎず弱すぎずの丁度いい具合で
特に耳の奥を掃除するシーンでは、ちょっぴりこそばゆい刺激があると思います。

「ふん ふん ふーん ふふん ふん ふーん」
最中のお姉さんは落ち着いた調子で吐息を漏らすことが多いのですが
耳かきしているのが嬉しいのか、時折鼻歌交じりにお掃除するシーンもあります。
そしてこの鼻歌に合わせて効果音を鳴らし
耳かき自体にリズムを持たせるといった面白い演出もされています。


といっても無理に全部を合わせているわけではなく
いけそうな部分だけやってる感じですから、耳かきとしての違和感は特にありません。
ですが彼女の嬉しい気持ちが伝わってくるように思えてなんだか妙に癒されます。
吐息も耳かき音を妨げない程度の控えめなボリュームで
作品全体に静かで落ち着いた雰囲気を与えています。

このように、従来の品質を保ちつつ新しい要素も取り入れた耳かきが行われています。



安心して聴ける作品
無料の中で最高峰の耳かきが味わえる作品です。

過去作で着々と積み上げてきた耳かきのクオリティを維持しつつ
耳かきをしているお姉さんの存在や個性もきちんと表現されています。
音自体が相当な癒しのパワーを持っているのでそれだけでも十分リラックスできますが
彼女の温もりや息遣いも違った方向から癒しを与えてくれます。
以前に比べてこの両者のバランスが良くなったように思えます。

とみみ庵さんは先月発売された「休日屋」にもあるように
効果音偏重なスタイルからキャラも生かすスタイルへと
作風をほんの少し切り替えつつあるのが窺えます。

今後具体的にどうなっていくのかはさすがにわかりませんが
このレベルにあってもなお上を目指そうとするのが素晴らしいです。
これからも癒し系サークルの中では一頭地を抜く存在であり続けるでしょうね。

本作を聴いて最も印象的だったのが声と音のコンビネーションです。
以前に他のサークルさんなどで出された耳かき音声でも
これを多少意識しながらサービスを行っているものがあったのですが
今回はそれら以上にテンポ良く音を鳴らしています。
音のリアルさだけでなく、こういった側面からも癒しを感じることでしょう。

以前の作品と同様に無料とは思えないほどレベルの高い作品です。
短時間でのリフレッシュにどうぞお試しください。

CV:ししゃもさん
総時間 19:53

声付き耳かき音を作ってみた16
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26098032


瞳を覗けば熔かされる

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

前作「おゆうぎのじかん」から実に1年7ヶ月ぶりの新作にあたるこちらは

魅力的な瞳を持つお姉さんを見つめたり、逆に見つめられながら催眠へと入り
その後エッチなゲームをしながらマゾへと堕ちる快感を楽しみます。

スライドショーを見ながら音声を聴く非常に珍しいスタイルが特徴で
彼女はしきりに自分の目を見るよう呼びかけながら巧みな暗示を叩き込むことで
こちらの心と体の両方をぐにゃぐにゃの状態へと導いていきます。

エッチも一見簡単そうなのですがM心をくすぐるものばかり。
自分で自分を貶め、彼女の言いなりになっていく気分がたっぷりと味わえます。
瞳を見れば見るほど催眠に落ちていく
お姉さんの催眠でマゾ心を開花させ、彼女の奴隷になるお話。

「こんにちは お兄さん これが何なのか わかった上で観てるんだよね?」
お姉さんは明るくて可愛い声の女の子。
彼女自身の自己紹介などはせずに準備が整っているかを確認すると
主人公に自分の目を見るよう呼びかけます。
chandleman












本作品は音声作品では珍しくMP4形式のファイルになっており
再生すると上の画像のような彼女の姿が映し出されます。
そしてセリフやシーンに応じて8パターンくらいに仕草が変化します。
催眠をかけてくれる術者と実際に対面しているような気分が味わえるわけです。

またタイトルからもなんとなく連想できると思うのですが
本作品は「見る/見られる」ことを強く意識させるシーンが随所に登場します。
催眠中は彼女が何度も紫色の瞳を見つめるように言いますし
エッチに入ると今度は彼女がこちらの痴態を見ていることを何度も言ってきます。
目を瞑って聴くことが当たり前な催眠音声ではまさに異例の作品です。

催眠は58分30秒とかなりの長時間。
まずは彼女のどちらかの瞳をじっと見つめながら声に耳を傾けます。
ちなみに本作品は座った状態で聴くのがデフォルトです。

「私の瞳の奥を覗き込むように じーっと見ていると 瞬きがだんだんと増えてくる」
「瞬きに揺さぶられるように 今度は頭までゆらゆらと揺れ始める」

瞳の不思議な彩りやぼんやりとした声が何やら妙に心地よく
瞼の重さや意識の揺れが割と早い段階から実感できるようになります。

「落ちこぼれの生徒みたいに 内容を理解するどころか 起きているだけで精一杯」
「ぽわーんてしてて ぼーんやりしてて ねむーくって とーっても気持ちいい」

また彼女はストレートに「頭が揺れる」と言うだけでなく
退屈な授業で眠くなったときのイメージを持ち出したり、擬声語を交えたりと
様々な方向から聴き手に感覚を伝える暗示を入れてきます。

相性が悪くてどうにも催眠に入りにくく感じた経験がある人ほど
やりやすさや入りやすさを感じるのではないでしょうか。
今まで数々の名作を世に送り出してきたキャンドルマンさんの実力が
今作でもあらゆるシーンで十分過ぎるほどに発揮されています。
全編を通じて暗示の入れ方や表現力がずば抜けて優れています。

お次は本格的な催眠状態へと入る動作として
お馴染みのカウントを数えるのに合わせて目を閉じ、再度のカウントでもう一段階催眠を深め
それから別のカウントで目を開ける動作を2度繰り返します。
目を閉じるのに合わせて画面もしっかり暗くなります。

「心地よい眠りにすーっと落ちていくような 心の奥底に すーっと降りていくような とーっても気持ちいい 不思議な感覚に沈んでいく」
催眠音声では色んな作品で使われている結構メジャーな手法なのですが
キャンドルマンさんなだけあって内容はとてもとても濃厚。
最初のカウントを数える前にはおよそ3分間にも渡る入念な前暗示を入れ
その後も1回目は体の脱力や温かさを感じさせるもの
2回目は体にエッチな熱を沸きあがらせる類の暗示を囁き声で入れ続けます。

「私が近くにいて 自分のことを見ながら 言葉をかけてくれている そう思うたびに そう感じるたびに なんだか胸のあたりに 不思議な温かさがこみ上げてくる」
ここで個人的に最も印象的だったのが1回目の体を温かくするシーン。
上の暗示を入れられた瞬間、胸のあたりに温かいお湯をかけられたときのような
生ぬるい温もりがぶわーっと湧き上がってきました。

言われた直後に実感できるレベルで感覚が大きく変化するのがとても面白いです。
彼女の催眠にかかり、操られているのを実感できた瞬間です。
脱力についてもうまく力が入らないふにゃふにゃな感覚が全身を覆います。

「性欲と羞恥心が また激しく葛藤を始める どちらも 普通の人にあって当たり前のもの」
「そう 君がマゾだから 屈辱に 堕落に 敗北に快感を覚える 卑しく浅ましい存在だから」

2回目は先に述べた熱以外にマゾ心の活性化にも力を入れており
その際一旦理性を活性化させ、エッチな欲求とせめぎ合わせるアプローチがされています。

理性を持った状態で堕ちたほうが普通に堕ちるよりもずっと背徳的です。
彼女は聴き手がマゾの扉を開き、その魅力の虜になるように
わざとそういったスパイスを用意してくれているわけです。

古典催眠の技法をベースに、濃厚な暗示で的確に誘導していく極めてレベルの高い催眠です。
聴き手のマゾ心を表面化させることを目的に、まずはしっかりと深い催眠状態へと導き
それから感覚を徐々にシフトさせる形で核心へと近づけていきます。
やってること自体は至ってシンプルなのですが、暗示のクオリティが桁外れに優れており
彼女に言われたとおりの感覚を実感する人が続出するでしょう。
私も催眠が持つ可能性の素晴らしさを改めて思い知らされました。

テーマとして掲げている「見る/見られる」ことについても
序盤は古典催眠では定番の凝視法を取り入れていますし
その後は瞳を見ることによる集中力の強化や
逆に見られる恥ずかしさによる感度の上昇へと繋げています。
イレギュラーなタイプだからこそ、彼女の存在をすごく近くに感じられました。

まとめると、言葉にできないほどの素晴らしさを持っている催眠です。
暗示の内容的に催眠に不慣れな方でも楽しめると思います。
マゾの世界へ少しずつ引きずり込んでいくエッチ
エッチシーンは36分30秒ほど。
プレイは玉揉み、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「私と精気をかけて ゲームをしない?」
催眠を使って主人公のマゾ気質を強化したお姉さんは
とある3つのエッチなゲームを提案し
それに1つでも勝ったらマゾ心を解消してあげるが
負けた場合は生死に影響を与えないレベルで精気をいただくと言います。

エッチは彼女の提案した3つ(厳密には4つ)のゲームをこなします。
催眠誘導の最後で目を開ける指示が出されるため
常に目を開けたままプレイに取り組むところが少し珍しいですが
かなり入念な催眠を施されていること、ゲーム中も暗示を入れ続けてくれることから
途中で催眠状態が解ける人はそこまでいないと思います。

最初に行うのは「握っちゃダメゲーム」。
名前の通り彼女が10カウントを数える間におちんちんを握らなければ勝ちです。
普通の精神状態なら誰でもクリアできる至って簡単な試練ですね。

しかし彼女は当然のようにカウントの合間に暗示を叩き込むことで
こちらがそれを達成できないような心理状態へと追い込みます。
シンプルながらも催眠らしさが非常に濃いプレイと言えます。

「握りたい気持ちが強くなるほど だんだんと指先の感覚が曖昧になっていく」
「舐め溶かすように指が絡みついて 内側にあるかたーい意思が やわらかーく くにゃくにゃとろとろに溶かされていく」

このゲームのポイントは「おちんちんさえ握らなければOK」なこと。
そのルールを見据えて彼女はまず気持ちが高まる暗示を入れ
それから太もも→金玉の順に優しく撫でる指示を与えます。

暗示ですから催眠に入っていればそれを拒むのはなかなかに困難です。
最後の10カウントで握った瞬間、生暖かい快感が全身に広がるのを感じました。

本作品のエッチは彼女が少しずつ上位の快感を与えるシーンが多く
わざと甘美な快楽を少しだけ与え、より多くを求めたくなるよう自然に心を誘導します。
最終的な決定権を聴き手に委ねているからこそ余計に悪辣に思えます。
サークルさんの過去作「Parasite ~寄生概念~」に似た部分を持っています。

彼女のスタイルが最も色濃く出ているのが2番目の「センズリ猿ゲーム」。
10カウント以内にオナニーを始めなければ勝ちの、これまた単純なゲームです。

「頑張るねぇ それじゃ1回だけ見逃してあげる」
彼女はわざと指定した回数だけおちんちんをしごくことを許し
それによってもっとしごきたくなる欲求を嫌と言うほどに刺激します。
ここまでずっと物理的な責めをしてこなかっただけに
1回擦った瞬間、えもいえない幸せな快感が湧き上がるはずです。
彼女は一見簡単そうなゲームをとても難しいものにすることに成功しています。

残り2つのゲームは言うまでも無くより大きな快感を孕んだプレイです。
快楽に溺れ、彼女のペットに成り下がるのを実感しながら射精する。
Mな人ならたまらない魅惑のひと時が味わえるでしょう。

このように、催眠の技術を使って上手に心を折るプレイが繰り広げられます。
Mであるほど楽しめる作品
催眠・エッチいずれもこの上なく洗練されている名作です。

お姉さんによる濃厚できめ細かな催眠で少しずつ心と体を侵され
気づいたときには自分ではどうしようもないほどまでに主導権を握られてしまいます。
催眠の後に続くエッチもその事実を実感させながら行われていくため
自分が調教され、彼女の言いなりに成り下がった気分がたっぷりと味わえます。

この作品の最も恐ろしいところは
彼女が何をしてくるのかがわかりきっているにも関わらず
それを回避したり乗り越えるのが非常に困難
なことです。

彼女は聴き手が絶対にそうならざるを得ない状況になるように
しかも自分からそう願いたくなるように様々な暗示を駆使して誘導し続けます。
そのキーとなる暗示の表現力がまさに芸術レベルとしか言いようがありません。
まるでサークルさん自身がこのプレイを実際に体験し
得られた諸々の感覚をそのまま言葉にしたかのような的確さを持っています。

聴いてる最中はそのあまりの素晴らしさに魂が震える思いがしました。
こんな体験ができる作品なんてそうそうありません。
キャンドルマンさんだからこそ形にできた作品と言えます。

催眠は処女作「催眠メルトダウン」で使われていた技法を一部取り入れながら
作品のテーマである「視線」を強烈に印象付けてきます。
エッチの内容も考えると、サークルさんがこの作品に原点回帰の思いを込めているのかもしれません。
しかし過去作で培われてきた技術をふんだんに用いているだけあって
催眠に入りやすく、感覚を操作される気分がとても味わいやすくなっています。

エッチはM向けではありますが変態と言うほどではありません。
聴き手の中に潜むマゾ心を吊り上げ、それを的確に膨らませていきます。
堕落する精神的な快楽がオナニーの快感を大きく助け
最後に訪れる射精の快感を普段よりもずっと質の高いものへと押し上げています。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

目を開けたまま聴く奇抜なスタイルによる個性のみならず
純粋な催眠音声としても極めて高い領域にある珠玉の作品です。
価格も2時間で1500円なら別段高いと言うほどでもありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:43:01 解除…19:31

オススメ度

■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年1月3日追記
昨年12月に画質を改良したバージョンがサークルさんのサイトに掲載されています。
購入者のみがわかるパスワードが必要となります。
http://candlemanhypnosis.blog16.fc2.com/blog-entry-34.html


2022年1月17日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/87548431.html

雑談です。

2015年5月31日の時点で記事の復旧はほぼ完了しましたが
まだ尚いくつか修正が必要な箇所があるため、そのアナウンスをさせていただきます。

1、タグ
以前の場所では「癒し」「バイノーラル」といった作品ごとの属性を示すタグをつけており
右カラムにあるタグクラウドから検索することができました。
このデータだけは引き継ぎようがなかったため
これから手作業で1つずつ反映させていきます。
早ければ今週末、遅くとも来週の前半までには完了させる予定です。

2、記事内にある他の記事へのリンク
これは以前のブログへのURLがダイレクトに指定されており
今のままではクリックしてもその通りの場所に遷移しません。
これも全記事をチェックし、該当する部分を個別に修正していきます。
数がそんなに多くないはずですから今週中には終わるでしょう。

以上が現時点で判明している不具合です。
どちらも右カラムにある「記事検索」からある程度は絞り込むことができます。
ですから申し訳ございませんが復旧が完了するまではそちらをご利用ください。
これ以外にも閲覧していておかしい部分がありましたら是非ご連絡ください。
調査し、可能な限り修正させていただきます。

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