同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年10月

   ● 尺八姫
   ● あったか催眠
   ● 癒姉妹-絢
   ● [Medication]
   ● ヒプノレイン


いじめた樓 秋羅

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

ささやき庵の別シリーズにあたる「いじめた樓」の3作目は
九州弁を話す小町がドM向けの変態的なプレイを繰り広げます。
プレイの大部分で主人公の目を覆い絶対的に有利な立場を築きながら
彼女は比較的穏やかな雰囲気で意地悪かつ苛烈な命令を数多く出してきます。

一部でやや行き過ぎたプレイが登場しますので人を選ぶ部分もあるのですが
Mな人ならドハマりするくらいの破壊力を持っています。

作品を聴くにあたって以下のアイテムを用意しておくとより楽しめるでしょう。
もちろん無くても問題はありません。

・アイマスク
・女物のパンツ



穏やかだけどちょっぴり厳しいお姉ちゃん
いじめた樓の小町「秋羅(あきら)」からエッチなサービスを受けるお話。

「はーい いらっしゃい 1週間ぶりやんね」
秋羅は穏やかだが少し気の強そうな声の女性。
ささやき庵シリーズではよくある、受付や部屋へ移動する際のやり取りは一切無く
彼女がプレイルームへやってきたところからお話は始まります。

いじめた樓は簡単に言うと女性にいじめてもらいたい願望を持つお客に対して
お姉ちゃんに扮した小町が弟役のお客をやや手厳しいプレイでもてなすお店です。
SMと言うほどではありませんが屈辱的なプレイや恥ずかしいセリフを復唱するシーンがあるため
基本的にはM~ドMを対象とした作品と思ってください。

「ちゃんと時間通りに来て パンツ一丁で正座して 待っとったと? えらかえらか」
そしてもう一つの大きな特徴は秋羅が常に方言で語り掛けてくることです。
イントネーションは標準語に近いのですが語尾が非常に独特で
聴いてみると新鮮で面白い感覚がすると思います。
演者が野上さんですしおそらく熊本弁なのでしょう。

彼女が過去に彼に対してサービスを行っているらしく
顔なじみの関係だからか雰囲気も意外に和やか。
実の姉弟とは言わないまでも近所のお姉さんくらいの親しさを感じます。
そして彼が相当なMだと知っているからこそ彼女も容赦しません。
彼を満足させるために雰囲気とはまったく違う変態的な命令をしてくれるわけです。



心と体をバランスよく責めるプレイ
エッチシーンはほぼ全編に当たる3パート82分間。
プレイはパンツ装着、皮むき、亀頭へのビンタ、亀頭へのデコピン、オナニー、耳舐め、顔面騎乗、パンツ越しのクンニ、乳揉み、パンツ越しの性器擦りあわせ、キス、フェラ、下半身舐め、玉舐め、手コキです。
エッチな効果音はありません。

「そんじゃ まずはご褒美 ちょっと待っとって」
1週間オナ禁をやり遂げたうえで来店した主人公を労うために
秋羅はアイマスクで彼の視界を覆ってから目の前でパンツを脱ぎ
それを頭に被せておまんこの匂いを堪能させます。

エッチは作風通り終始彼女が指示する形で進みます。
事前のやり取りを省いたおかげで28分、21分、33分とそれぞれに十分な時間が取られており
シーンごとにプレイや主役となるエロ要素を切り替えながら濃厚なプレイを行います。

最初のパートで主役となるのは変態的な命令&プレイ。
ここでは彼女は彼にほとんど触れず主に言葉で射精を促します。
ちなみにシーンのほとんどが耳元で囁きながら進められるため
目を瞑ったりアイマスクで視界を覆えば彼女の近さがより強く実感できるでしょう。

「あれ あれあれ? ちょっと待って 弟クン いかんよ ちゃんと全部脱がんぼ 亀さん隠れとるよ」
事前に「お姉ちゃんのパンツ被せてください」と復唱させてから
パンツを頭に被せるプレイだけでも相当変態的なのですが
その後こちらがパンツを脱いでおちんちんを取り出した際もやんわりと包茎を詰るなど
秋羅はMならきっと喜ぶセリフで聴き手の気持ちを高めてくれます。
プレイと同時に羞恥を感じる雰囲気づくりも考えているところが見事です。

「反対側の手の人差指で 亀頭に 往復ビンタ してむっか」
最も特徴的なプレイは中盤で登場する亀頭ビンタと亀頭デコピン。
その名の通り自分の指や手のひらを使って大事な部分を叩きます。
秋羅は「勢いよく叩け」と言ってきますが真面目にやると特にデコピンは結構痛いです。
だから痛気持ちいいくらいの感覚になるようご自分で強さを調節してみてください。

おちんちんが適度にジンジンと暖かくなり
その後行うオナニーでのフィニッシュを上手くサポートしているプレイだと思います。

続く2番目のパートの主役は秋羅の喘ぎ声。
先ほどのパンツを再度穿いて主人公の顔に跨りパンツ越しにおまんこを舐めさせたり
同じくパンツ越しにおちんちんとおまんこを擦りあわせて2人で一緒に絶頂を目指します。
どちらのプレイも敢えてパンツ越しにしているところにこだわりを感じますね。

「パンツの上から はむはむして ほらここ このへん このあたりにクリトリスがあるけん ほら」
前のパートと違って主人公が秋羅に奉仕するスタイルになるため
彼女の可愛くて艶めかしい喘ぎ声を存分に楽しめます。
前半のクリ舐めあたりからだんだんと声が熱を帯び始め
後半の性器を擦りあわせるシーンでは時折声を詰まらせながら快感を露わにします。
「イクっ! イクぅ んんんっ! あはっ あぁぁぁぁ」というイキ声も股間を熱くしてくれるでしょう。

女性上位の変態的なプレイには変わりないのですが
主に彼女の乱れっぷりを楽しむパートと言えます。
このへんは彼女なりのサービスなのかもしれません。

そして最後のパートの主役はちゅぱ音。
ようやくアイマスクを外して主人公にその裸体を晒した秋羅が
およそ25分にも渡る濃厚なフェラで彼に極上の射精をプレゼントします。

といっても本当に25分間おちんちんを咥え続けるわけではなく
最初に2分ほどフェラをしてからお腹→太もも→たまたまと舐める部位を切り替え
それから再びおちんちんへと戻るやや変則的なプレイが行われています。
それぞれの部位を予め言ってから舐め続けるちゅぱ音重視の構成をしており
部位ごとにちゅぱ音が微妙に変化するところもポイントです。

「じゃあ 下から上に向こうて おちんぽ舐めちゃうよ」
肝心のおちんちんについても十分な時間を最大限に利用した濃厚なプレイばかり。
下から上へ舌をゆっくりと長く這わせる竿舐め
舌で小刻みに動かしたりきゅーきゅー吸い付く亀頭舐め
「ぎゅっ ぱっっ ぎゅいぃぃぃ」という軽く破裂するような音をゆっくりと鳴らすバキュームなど
おちんちんを細かい部位に分け、それぞれ2分程度の時間をかけて丹念に責め上げます。

「そんじゃ 土下座して お願いしてみる? ほーら ちゃんと頭ば畳に擦りつけて」
しかしこのサービスを単なるご奉仕で済ませる秋羅ではありません。
ある程度興奮が高まったところで敢えてプレイを中断し
聴き手に屈辱的な姿勢でおねだりするよう要求します。
こういう意地悪な要素が入るところがささやき庵との大きな違いでしょう。

ちなみにここでの射精は最後の最後に1回だけ行います。
溜めに溜めての射精となるため普段より大きな快感が得やすいと思います。

このように、長い時間を最大限に利用した多彩で個性的なプレイが繰り広げられます。



優しくいじめてくれる作品
穏やかな雰囲気ながらも変態的なプレイがたっぷり楽しめる作品です。

アイマスクやパンツといったアイテムを使って羞恥心を煽りながら
ちょっとした痛みや苦しみの混じったプレイで体へも快感を与えていきます。
あくまでお店のサービスなのである程度抑えられている部分もあるのですが
ド変態な作品が少なくなっている昨今において貴重な存在と言えます。
雰囲気はそんなにきつくありませんし、ややMでも頑張ればいけるかなと。

「いじめればいじめるほど感じちゃうダメチンポね」
雰囲気が比較的穏やかに感じる理由は罵声がそれほど多くないことにもあります。
秋羅は一部で語気を強くするシーンがあるものの基本的には穏やかな口調をしており
罵声についても怒鳴らずに詰るタイプのセリフをぶつけてきます。

この手の作品ではお馴染みの「変態」「マゾ」といった単語も時間の割には少ないため
手厳しいセリフを求めている人にとっては不向きかもしれません。
でもプレイはかなりぶっ飛んだものが多いです。

「今日からまた1週間 禁欲して そして1週間後 またこん部屋で全裸待機 よかね?」
秋羅についてはデレることなく終始意地悪なお姉ちゃんで通しています。
以前聴いた同シリーズの「いじめた樓 深雪」のように素に戻るシーンが無いため
彼女の本心を窺い知ることはできませんが
最後にまた来てくれるように念を押して約束しているところを見ると
主人公に対して一定以上の親しみを感じているのだと思います。

お客に満足してもらえるようしっかりとサービスを行う真面目な女性に映りました。
方言も発音に一切淀みが無く作品にうまく溶け込んでいます。

エッチはパートごとに方向性がまったく違うのでどこでも抜けるでしょう。
ドMなら最初のパートが一番刺激を受けやすいでしょうし
最後のパートも野上さんお得意の多彩なちゅぱ音がふんだんに盛り込まれています。
2番目もちょっとした立場逆転要素をはらんでいて面白いですし甲乙つけがたいです。
ちゅぱ音多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

年上の女性に意地悪される気持ちよさが楽しめる作品です。
一定以上のM性を持ち、なおかつ命令に前向きに参加できる人には強くお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 1:28:24


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

尺八姫

サークル「トルネード・フィッシャーマンズ・スープレックス」さんの同人音声作品。

当サイトではおよそ1年半ぶりと久々の登場となる同サークルさん。
その最新作は和風な世界のお姫様がお口を使って少年から精液を搾り取ります。
プレイをフェラのみに絞り、さらにセリフを極端に減らしたちゅぱ音特化の作りが特徴で
プレイ中は責め方を小まめに変えながら多彩で下品な音をたっぷりと聴かせてくれます。



お姫様は尺八が大好き
小姓の少年が尺八姫に激しいフェラをされるお話。

「秋の夜長はなんとやら はぁ 夜は良いのう 実に良い」
尺八姫はややトーンが低く気品を感じる落ち着いた声の女性。
とある秋の夜、エッチの相手に指名されて部屋へやってきた少年を優しく出迎えます。
ちなみに冒頭の会話シーンでのみ虫の鳴き声が流れます。

本作品は和風テイストの世界観を持っており
姫が自分のことを妾(わらわ)と呼び、エッチのことを伽(とぎ)と言うなど
音声作品では聴き慣れない単語が数多く登場し、作品の雰囲気づくりを助けています。

人によっては意味の分からない単語が出てくる可能性もありますが
まとまった会話があるのは冒頭の5分くらいで、それ以外はほとんどちゅぱ音ですから
深く気にせずそのまま聴き続けてもまったく問題ありません。

「妾は そなたのように若く憂い 雄の「精」が好きでのう それこそ三度の飯より好きでのう くっくっくっ」
尺八姫は名前の通りフェラチオをするのが大好きなお姫様。
彼女としてはSEXを思う存分楽しみたいところなのですが
避妊の技術が未発達な時代らしく、身分的に子を孕むわけにもいかないため
下ではなく上のお口で定期的に年下の男性から精液を搾り取っています。

声の雰囲気は確かにお姫様らしく上品なのですが
言葉の端々から大人の女性特有の色気がぷんぷんと漂っています。
体験版を聴けばわかりますが、男を期待させるエッチな雰囲気に溢れた女性です。



野性味溢れる多彩なちゅぱ音
エッチシーンはほぼ全編にあたる3パート42分間。
プレイはフェラチオのみです。
エッチな効果音はありません。

「今宵 そなたのすべては 妾のもの さ 近う寄れ」
少年の年齢不相応な逞しいおちんちんをうっとりした表情で眺めた尺八姫は
辛抱堪らず早速それにむしゃぶりつきます。

エッチは最初の2パートが少年相手にフェラをする様子を
最後のEXパートは設定なしにちゅぱ音のみを聴かせてくれます。
そしてプレイは100%フェラのみとかなり尖った作りをしています。
キスや愛撫などのご挨拶的なプレイすら一切登場しません。

さらに先ほど少し触れたようにフェラの様子をほとんどちゅぱ音のみで表現しています。
フェラ系の作品でよくある「亀頭を舌でぺろぺろするね」といった
舐める部位や舐め方に関する説明的なセリフもありません。
しかし尺八姫は短い間隔で何度もちゅぱ音を変化させることで
十分すぎるほどわかりやすくプレイの様子を教えてくれます。

「精も 然りじゃが 妾は 男子の捻り出す 女子のような嗚咽も ちゅっ 大好物 ちゅっ でのぅ ちゅぱ ちゅぱ ちゅぱ」
実際どんな感じでフェラを行っているかと言うと
最初のパートはまずおちんちんの味を確かめるようにややゆっくりと舌を動かし
しゃぶったまま少ししゃべった後で一気にペースアップ。
「ぶりゅ びっ」と激しい音を鳴らして一心不乱に舐め上げます。
全体的に水分多めでねっとりとしている 貪りつくようなエロいフェラです。

そして射精の直前になるとペースがさらに速くなり
姫が少し苦しそうな吐息を漏らしながら舌を高速で動かしたり啜ってきます。
口で説明するのは難しいのですが、腰ごともっていかれそうなパワフルなちゅぱ音でした。

「舌の上で 精が跳ねおる 喉の奥で 精が絡みよる 腹の中を 精が満たしよる くっくっく 実に美味格別じゃぞ 小僧」
射精中や射精後の姫の様子も重要な聴きどころ。
彼女は少年の精液を残らずいただくために荒い鼻息を漏らしながらバキュームし
さらに「ごくごく」と何度も大きく喉を鳴らして精液を美味しそうに飲み干します。

射精後から30秒ほど断続的に喉を鳴らすのですが
それが吐き出された精液の多さ、少年にもたらされた快感の大きさ
そして姫の精液に対する執着心の強さを如実に表しています。
気持ちよく射精し切れるようにしっかりと刺激を与え続けてくれるのがいいですね。

「さあ また 吸わせて頂くとするかの 小僧 頼むから壊れてくれるなよ 丸呑みに してやろうぞ」
続く2番目のパートは先ほどよりもさらにセリフの量が減り
勃起を促すため比較的優しいフェラをしてからおちんちんを頬張り
今度は口の中から刺激を与え始めます。

少年のおちんちんが相当に大きいらしく、ところどころで苦しそうな声を上げる姫なのですが
それを嫌がるどころかむしろさらに興奮しているかのように
「ずっ きゅー」という短めのちゅぱ音をリズミカルに鳴らしてピストンを行います。
口の端から流れる「じゅるじゅる」という唾音も相まって少しずつ気持ちを高めてくれるでしょう。

「んぱぁぁっ えあっ はぷるっ ぷぷぷぅっ! んぽぉ んぽっンポッンポッンポッンポッんぽっ!」
最も大事な射精直前のシーンになるとちゅぱ音はさらに激しくなり
ほぼノンストップで上のセリフのような下品な音を高速でまき散らします。
フェラ系の作品も色々聴いていますが、その中でもかなり強烈な部類に属する音です。
男の本能に語り掛けてくるような股間に響く音でした。

最後のパートはおよそ17分の間に2回射精する様子をちゅぱ音のみでお届けします。
もちろん単に音を垂れ流すのではなく実際のプレイに即した流れを持っており
おちんちんをちゅぱちゅぱしたり舌を小刻みに動かすところから始まって
少しペースと水分が上がり、小刻みなバキューム、そしてピストンと
聴き手を飽きさせないよう1分くらいの短い間隔で小まめに音を変化させながら行います。

1回目と2回目のプレイも射精までの持って行き方がまったく違いますし
エッチなちゅぱ音だけを集中して楽しむにはもってこいのパートと言えるでしょう。
これ単体でも抜けますが、おかずの画像を見ながらするとより抜きやすいです。

このように、女性の口が生み出す淫靡な音を存分に楽しめるエッチが繰り広げられます。



ちゅぱ音まみれの濃厚な作品
エッチな音を浴びるほど聴ける抜きに適した作品です。

セリフは2人の関係や作品の雰囲気づくりなど必要最小限に留め
それ以外のシーンをすべて意識的にエロく下品にした唾液音のみで表現しています。
最近はセリフよりもちゅぱ音のボリュームを重視したフェラ系作品が増えつつありますが
それでもここまで偏っているものはそうそうありません。
しかもセリフ無しでもプレイの様子がなんとなく伝わってくるのが驚きです。
聴いている最中は射精を我慢しているかのように股間に自然と力が入っていました。

結局のところこの作品はちゅぱ音ありきで成り立っているわけですが
合間に適度に漏れる姫の吐息もエッチな雰囲気をしっかりサポートしています。
序盤は上品で甘い息を漏らしていたのがだんだんと熱くなり
最後の方になるとまるでメスのように荒い息へと変化します。

プレイの進行度や興奮度に合わせてきちんと姫の様子を変化させているからこそ
セリフ無しでもその雰囲気が聴き手に伝わってくるのだと思います。
そういう意味では姫役の涼貴さんの演技力が光る作品とも言えます。

「そう怯えるでない 構わぬ 疲れたじゃろう 今宵はもうこのまま 妾の床で眠るが良い」
今回登場する姫はド淫乱という困った特性を持ったキャラなのですが
一回り以上年下、しかも身分の低い少年に対しても対等な立場で接しています。
さらに彼女の身分なら相手の苦しさなど一切顧みずひたすら精液を搾り取れるはずなのに
彼を適度に休ませながら最初は優しく、後になるほど激しくと
彼自身も気持ちよくなれるように考えながらプレイを進めています。

ハードなプレイに反して雰囲気はとても温かいものをもっています。
これが射精後に訪れる虚無感をある程度和らげてくれるでしょう。

エッチはちゅぱ音がどれだけ好きかによって満足感が大きく変わります。
舐め方だけでなく下品さ、水分、ペース、強さなどを本当に細かく変化させていますから
聴いてて途中でだれることはほぼ無いんじゃないかなと。
特に終盤の射精へと追い込むシーンが非常に強烈です。
ちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

一つのプレイにとことんまでこだわった個性的な作品です。
「手っ取り早く抜きたい」とか「最近の音声作品にはエロさが足りない」とか
ガツンと来るプレイを求めている人に特にお薦めします。

CV:涼貴涼さん
総時間 本編…31:10 EXパート…17:17 合計…48:27


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

洗脳催眠-改造してあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

サークルさんの処女作にあたるこちらは、日頃悩みを抱えている我々を救うために
お姉さんが催眠を使って主に精神面の改善を行ってくれます。
「洗脳催眠」というタイトルから何やらヤバそうな雰囲気を感じる人もいるかもしれませんが
彼女は終始穏やかな声で優しく語り掛けながら
こちらにプラスに働く数々の暗示を入れてくれます。

約30分と短時間ながらも暗示のボリュームが豊富なおかげで
催眠状態特有の頭がとろとろになる感覚を比較的強く味わうことができます。



お姉さんによる優しい精神改造
お姉さんの催眠で心を改善してもらうお話。

「催眠にかけられる前に準備をしましょう」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
事前に左右のイヤホンが正常に装着されているかを確認してから
主人公に催眠に関する3つの質問を投げかけます。

「あなたは催眠にかけられることで 凄いことができると思いますか?」
「催眠にかかった場合でも あなたが元々できる以上の事は 何一つできません」

テレビなどの影響で催眠を一種の魔法のように思われている方もいるでしょうが
催眠はその人の心に眠っている潜在意識を呼び覚ます行為です。
だから過去に一切ピアノをいじったことのない人がいきなり名曲を弾けることなどありません。
催眠に対する正しい認識を持ってもらうことを目的とした効果的な質問と言えます。

催眠はおよそ11分30秒。
まずは深呼吸をしながら1回ごとに1つの体のパーツを脱力していきます。

「あなたはだんだん眠くなる あなたの心が 幸せな気持ちでいっぱいになっていく」
進め方は全体をさらりと流すような比較的軽いものなのですが
お姉さんの慈愛に満ちた声がとても心地よく、自然と心が安らいでいくのを感じます。
少なくともタイトルの洗脳とはほど遠いプラスの印象を声に抱くのではないでしょうか。

「頭の中が真っ白 これですべて私にコントロールされるようになる」
リラックスして暗示を受け入れやすい状態を作ったところで
お次は長めのカウントを刻みながらより深い催眠状態に誘導すると共に
彼女の声を受け入れられるようにと暗示を入れていきます。

この前の段階でも適度に彼女の声が気持ちよくなる暗示を入れられているだけあって
声を聞くほど頭の中がぼんやり、ぽわぽわする気分が膨らんでいくかもしれません。
最後の0カウントを何度も言ってくるシーンで体が勝手にビクンと反応する人もいるでしょう。
そうやって彼女は遠回しに自分が声の虜になりつつあることを自覚させてくれます。

適度にリラックスしてからカウントをする非常にシンプルな催眠です。
しかし短時間の割に暗示のボリュームが比較的多く
特に彼女の声を受け入れるようにと何度も働きかけてくれるため
声を聴いていると気持ちよくなる感覚が自然と湧いてきます。

また催眠を開始する前に催眠に関する小話をして軽い信頼関係を築いたり
こちらに嫌な感じを一切抱かせない柔らかな声で語り掛けてくれたりと
彼女が聴き手に雰囲気でも「私を信じて」と言っているのが伝わってきます。
おかげで催眠に入った時に得られる感覚を十分に味わうことができました。

「私の声が入ってくる 意識が乗っ取られる」
しかし一部でお姉さん本位の表現が使われていることから
神経質だったり被暗示性の低い人だとこれらが気になるかもしれません。
ある程度催眠音声の経験を積んでいる人向けの催眠だと思います。



聴き手のための暗示、お姉さんのための暗示
エッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは暗示責め、声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これからあなたは 私の都合のいい存在に書き換えられていきます」
催眠によって主人公を自分の声の虜に作り変えたお姉さんは
さらに様々な暗示を使って彼がより良く生活できるように導いていきます。

エッチは世間一般的なものとはまったく違い、彼女の暗示を聴いて気持ちよくなります。
18禁作品ですが淫語の類はほとんど出てきません。
ですからどれだけ深い催眠に入り、彼女の声を受け入れられているかによって
プレイで得られる快感にもかなりの差が出るでしょう。

「成功者のあなたは 計画通りに課題を一つずつクリアしていきます 課題を一つクリアするごとに 私の声が頭の中に充満していきます」
最初の暗示は自信をつけるためにまず成功した瞬間の自分をイメージし
そこからカウントを刻みながら今の自分へと遡ります。
いわゆる時間遡行の要素を含んだとても珍しいアプローチです。

「私の声はあなたの中に入り込んで あなた自身の声になります」
個人的には今の自分から成功した自分へと進めたほうがやりやすいなと思っていたのですが
彼女は数カウントごとにその時点での聴き手の様子を描きながら
同時に彼女の声を受け入れるよう再度働きかけてきます。

声に対する服従心をある程度養ったら、その後は何もしてこない作品が多いだけに
「ここまで入念に行ってくれるのか」と正直感心しました。

そうして十分に声を頭に染み込ませてからいよいよ心の改造を始めます。
「集中力が高まる」「記憶力が上がる」「悪い癖や習慣を克服する」といった
こちらにとって都合のいい暗示を復唱しながら心に深く刻み付けます。

「私は集中力がある 集中力がどんどん高まる 私は自分で集中力を上げられる」
「私はカウントダウンに弱い 催眠状態で数を数えられるとイってしまう」

しかし彼女はそれらの暗示と交互にする形で
彼女自身に都合のいい暗示も入れてきます。

「暗示を復唱して心に染み込ませる」というスタイルが既にできあがっている以上
これらだけを受け入れなくするというのはなかなか困難なことです。
彼女は心を改善するのと並行して、この後絶頂するための準備も進めてくれるわけです。
この行われるカウントの最後の最後、0を連呼するシーンで
文字通り彼女に操られながら絶頂を迎える人もきっといるでしょう。

このように、純粋なエロ要素の少ない催眠音声ならではのプレイが繰り広げられます。



声に安らぎを感じる作品
タイトルのイメージとは正反対の思いやりに溢れた催眠を施してくれる作品です。

お姉さんは催眠やエッチを行いながら何らかの形で必ず声に従うよう働きかけてきます。
最初の段階では「いい声だな」程度に思っていたのが
終盤に差し掛かると声を聴いていないと落ち着かなくなる気がするでしょう。
そのうえで精神にプラスに働く数々の暗示を入れて心を軽やかにしてくれます。

結果的には彼女の言う通りになってしまうわけですが
調教したり奴隷にしたりするわけでもなく親切にしてくれるだけですし
暗示の内容に対してそこまで嫌な印象は受けないのではないでしょうか。
催眠に入った時の心地よさも手伝って
少し心が軽くなった気分で聴き終えることができると思います。

エッチはプレイの内容を見ていただければわかるように
ぶっちゃけ全然エロくありません。
でも作品のコンセプトが自己啓発にあるのだから問題ないかなと。
逆に暗示で感覚を操作される気分を重点的に味わえます。

また心を改善するシーンは2回繰り返す形で行うのですが
1回目と2回目で暗示を入れるスタイルがガラリと変わります。
特に2回目は軽く混乱するような、くらくらする心地よさが味わえるでしょう。
バイノーラルの性質を利用しているところも好印象です。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

タイトル通り心をほんのり塗り替えてくれる作品です。
最近どうも気分が乗らないとか心にトラブルを抱えている人にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:41


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は7点。
コスパを考えて-1してあります。


お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~搾精調教編~

サークル「妹すたー」さんの同人音声作品。

こちらはSっ気たっぷりなあどけない妹がオナホを使って何度も射精させてくれる作品です。
以前紹介した「お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~ワンコイン搾精編~」のロングバージョンとして
内容もボリュームも格段にパワーアップしたプレイが繰り広げられます。

オナホコキのやり方だけでなくシチュにもこだわった変態的なプレイの数々に
M属性の強い人ほどより大きな興奮が得られるでしょう。



お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷
妹に4つのシチュでオナホコキをしてもらうお話。

「あっ いらっしゃい お兄ちゃん」
妹は甘く甲高い声の女の子。
普通のオナニーでは満足できない体になったお兄ちゃんを
専用のオナホを使って気持ちよくさせてあげます。

本作品は妹にオナホのみでとことんまで搾り取られるかなり珍しい趣向をしており
お兄ちゃんは全部で8回行われる射精をすべてオナホの中に行います。
ここまでオナホに特化した作品を作られているのは、今のところ妹すたーさんしかいません。
そして音声作品ではなかなか難しいプレイを見事なまでにリアルに表現しています。

普通に挿入してしごくオーソドックスなオナホから始まって
亀頭だけを飲み込み小刻みに動かしたりそのまま回転させる亀頭責めや
挿入したまま手をにぎにぎさせてやんわり刺激を与えるプレイなど
オナホコキでできそうなプレイのほとんどが登場し
さらにそのすべてに別々の効果音が使われています。


オナホコキらしい水分控えめのリアルなくちゅ音を
最初はゆっくり優しく、射精が近づくにつれて速く激しく鳴らしてくれますから
この音を聴いているだけでも自然に勃起してくるでしょう。
プレイの珍しさに甘えることなく効果音にもかなりこだわって作られています。

「お兄ちゃんが望むなら 情けなーく服従させて たーっぷりオナホでいじめてあげるよ?」
また今回登場する妹はプレイをしながら「ド変態」「オナホ奴隷」など
こちらを完全に下に見る単語を織り交ぜながら徹底した責めをしてくれます。
しかし声の雰囲気やセリフを聴く限りではまだまだ幼い女の子の印象が強く
彼女はドMなお兄ちゃんの欲求を満たすためにプレイを行っている節が見られます。

変態的なプレイとは正反対のあまあまな雰囲気が形成されており
それが作品へのとっつきやすさに繋がっています。
おそらく体験版を聴いてもそんなにヤバいと思わないのではないでしょうか。
変わった性癖を持った2人の愛情表現としてプレイが行われているところも
この作品の大きな特徴と言えます。



あまあまなものから屈辱的なものまで
エッチシーンは4パート39分30秒ほど。
プレイはオナホコキ、オナホでの亀頭責め、キス、耳舐め、肉便器のポーズです。
オナホに関するすべてのプレイでリアルな効果音が鳴ります。

「はーい お兄ちゃん オナホの時間ですよ いっぱいヌキヌキしましょーね」
お兄ちゃんに自分がオナホ奴隷であることを再確認させた後
妹はオナホにローションをなじませ亀頭にゆっくりと被せます。

エッチはノーマルなオナホコキ、妹との疑似SEX風オナホコキ
3種のオナホを使ったハードなオナホ搾精、妹の友達の家で見られながらのオナホコキと
パートごとにシチュやプレイをガラリと切り替えながら行われます。
延々と単調なオナホコキをするのではなく細かいプレイを目まぐるしく変えることで
聴き手を飽きさせることなく新鮮な興奮を提供し続けます。

「ぬるぬるのオナホを 亀さんにぬりぬり」
一番最初のパートではまずいやらしい音を鳴らしながらローションをなじませ
それから亀頭だけを挿入して敏感なところを責め続け
ある程度気持ちが高まったところでようやく根元まで挿入、ピストンを開始します。

ピストンも肉感のある効果音をゆっくりと力強く鳴らしながらじっくりと性感を高め
わざと一旦ペースを落としてからストップしてオナホをやんわりとにぎにぎし
それからようやく一気にペースを上げて射精へと持って行きます。

驚くべきことにこれらのプレイをたったの6分間で行っています。
リアルで行うプレイにかなり近いきめ細かい責めを楽しませてくれるわけです。
もしお持ちならプレイに合わせてオナホを動かしてみるとより楽しめるでしょうね。

また2番目以降のパートではプレイに加えてシチュにもこだわりながら進められます。
最もノーマル寄りなプレイが楽しめる2番目のパートでは
実際に妹を犯しているのをイメージしながら
彼女が股に直に挟んで温めたオナホ目がけて挿入します。

「頂戴お兄ちゃん あたしの中に出して お兄ちゃんのエッチなミルク いっぱい注ぎ込んで欲しいの」
ここでは妹が彼女のように振る舞いながらあまあまなサービスをして心を温めてくれます。
オナホにフィニッシュするところが若干虚しく感じるかもしれませんが
彼女としても最後の一線だけは超えたくなかったのでしょう。
他の3パートが変態向けだからこそ、より際立った甘さが感じられます。

反対に最も変態的なプレイが楽しめるのは一番最後のパート。
目隠しをされた状態で妹の友達の家へと連れて行かれ
そこで数人の女の子に見られながらオナホで2回射精させられます。

「ほら お兄ちゃん みんながお兄ちゃんのおちんぽを見てくれてるよ」
「わぁ 飲み込まれてくよ やらしい」

見られていることを強烈に意識させるセリフだけでなく
友達のセリフも合間に登場して興奮を促してくれるのがいいですね。
まったく知らない女の子にあられもない痴態を晒す刺激的なプレイが楽しめます。
罵声もそこまで飛んできませんし、見られる気持ちよさだけを純粋に味わえるでしょう。

このように、様々なタイプの個性的なオナホコキが繰り広げられます。



オナホのすべてが集約された作品
オナホに関するありとあらゆるプレイが網羅されているフェチズム溢れる作品です。

音声作品ではマイナーなプレイにあたるオナホコキを敢えてメインに据え
その条件下で練りに練ったハイレベルで個性的なプレイが行われています。
さらにプレイの様子も細かい効果音を使って臨場感たっぷりに、そしてエロく表現しています。
ここまでオナホコキを楽しめる作品を私は他に知りません。
ワンコイン版では不足していたボリュームやプレイのバリエーションがきっちり補われています。

中でもやはり効果音のこだわりっぷりが凄まじいです。
ピストン以外の音、例えば亀頭責めなどは効果音だとなかなかわかりにくいものなのですが
「くち ぴちゅ」と控えめな音を上下に、あるいは回転させるように鳴らして表現しています。
ピストンも「きゅっ っぽっ」と1回1回力を込めて鳴るリズミカルな音に質の高さを感じます。

効果音と言えば耳かきが今でも人気を博していますが
エッチな音にも大きな変革が訪れつつあることを実感させてくれました。
簡単に言うと抜ける音をたっぷりと聴かせてくれる作品です。

「大丈夫だよ マゾでド変態なお兄ちゃんが誰にも受け入れてもらえなくても あたしだけは愛してあげる」
妹についてはちょっと歪んだところもあるけど純真無垢なキャラに描かれています。
作中では変態と貶しつつも一生添い遂げるようなセリフを何度も言ってきます。

彼女としては敢えて彼をド変態に作り変えることで
他の女性に取られるのを防いでいるのかもしれません。
何にせよ、彼女が一定以上の愛情を抱いてくれているのは確かです。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

難易度の高いプレイに果敢に挑戦し、そして成功を収めている稀有な作品です。
妹に責められるシチュやオナホ好きだけでなく
エッチな効果音を色々聴いてみたい人にも自信をもってお薦めします。

50分で1000円だと割高に感じるようでしたら
とりあえず2つ出ている100円のお手軽バージョンをお試しください。
どちらもレビュー掲載済みです。

「お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~ワンコイン搾精編~」
「お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~カウントダウン寸止め編~」

CV:みる☆くるみさん
総時間 50:27


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

こちらは優しい声のお姉さんが体に温かさを感じる催眠をかけてくれる作品です。
彼女の声やセリフの表現といったすべての要素が温かく
それらによって生み出される温かい雰囲気がリラックスと活力を与えてくれます。



少しずつ広がっていく温かさと脱力感
お姉さんに心身が温かくなる催眠をかけてもらうお話。

「では 今から誘導を始めますね」
お姉さんは穏やかな声の女性。
自己紹介など事前のやり取りは一切行わずに早速催眠誘導を始めます。

催眠はほぼ全編にあたる25分間。
最初に少し深呼吸をしてから手・足・胸・腰などに温かさを感じていきます。

「このあったかーい感覚は あなたが生み出したエネルギーです あったかーいエネルギー ぽかぽかしてきもちいい」
彼女の声に合わせて右手を握ったり開いたりしていると
運動した結果によるほんのりとした温かさを感じるはずです。
それを手から肘、二の腕、肩へと少しずつ広げていきましょう。
私の場合は手のひらと肩に温かさとピリピリした感覚の両方が湧いてきました。

また彼女は温かさと同時に脱力感も暗示として入れてくれます。
「温かくなると気持ちいい だから力を入れたくなくなる」
作品のテーマに即した催眠を施しながらリラックスも促しているところが見事です。

「太もも 膝 ふくらはぎ 足 つま先 あったかいエネルギーが左足全体にひろがって 力をすーって吸い取ってしまうね」
お次は右腕で生まれた温かさを胸→左足へと伸ばします。
この段階ではそこまで意識がぼんやりしていないでしょうから
「体の一部分だけが妙に温かい」といった不思議な感覚がはっきり実感できます。

このシーンで私は左ではなく右足が温かくなったのですが
そういう場合も特に気にする必要はありません。
無意識がそう望んでいるのだから任せればいいのです。
しばらくしたら左足にも同様の温かさを感じることができました。

「あったかーいエネルギーが頭の力をすーっと吸い取っていく 頭のなかがまーっしろになっていっちゃうね」
そうやって全身を程よい温かさで満たしてから最後に頭の中を温かくします。
全身のエネルギーが頭に集まるイメージをしながら何度も行われるカウントを聴いていると
意識が徐々にぼんやりと霞んでいくのがわかるでしょう。

そこまで急激に落とされないからこそ、経験の浅い人でも催眠に入る感覚が掴みやすいです。
体の温かさもおそらく残り続けるでしょうから
ぬるま湯に浸かっているかのような心地よい気分も同時に味わうことができます。

このように、温かさを中心としたシンプルで思いやりに溢れた催眠が繰り広げられます。



寒い季節にぴったりな作品
タイトル通り心と体を温めてくれる作品です。

お姉さんの柔らかく優しい声や
「~していくね」「~になるよ」といったやや親しみを感じる語尾を意識的に使ったセリフが
聴き手をほっこりさせるような穏やかで温かい雰囲気を形成しています。
そして序盤から「温かい」を数多くセリフの中に紛れ込ませ
さらに暗示としても入れながら少しずつ確実にそう感じるよう導いていきます。

作品を聴いていると「なんとなく落ち着くな」とか、「ホッとするな」と感じるでしょう。
そういった根本的な部分が温かいからこそ温かくなれるのです。
お姉さん役のftnrさんの演技も温かくて心安らぐものを感じました。

暗示についても「温かくなる」「力が抜ける」「気持ちいい」あたりに内容を絞り
それらを関連付けながら何度も何度も入れてくれるところがきめ細かくとても良いです。
メインとなる温かさは催眠の初期に現れやすい感覚ですから
経験の浅い人でも割と容易く実感できるのではないでしょうか。
そういう意味では初心者向けの作品でもあります。

短時間で活力補充とリフレッシュの両方ができる作品です。
体が温かくなる=エネルギーが湧いてくるということでやる気も出るでしょうから
自分に軽く喝を入れたい時などにも効果的だと思います。

CV:ftnrさん
総時間 27:44

あでぃくしょん
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/40391672.html


癒姉妹-絢【期間限定価格】

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

「癒姉妹-亜凛-」「癒姉妹-遙花」と同じシリーズの最終作にあたる本作品は
ちょっぴりツンデレな妹が耳かき、マッサージ、そしてエッチをしてくれます。
構いたがりの姉と甘えん坊の妹に挟まれている彼女はしっかりした性格をしており
それぞれで相手を思いやりながらきめ細かいサービスを行います。

しかし年齢相応の女の子らしい一途で可愛い一面もありますから
特に後半シーンでのデレっぷりが心を温めてくれるでしょう。



兄様を癒すのが私の役目
妹の「絢(あや)」から癒しとエッチなサービスを受けるお話。

「こんにちは兄様 久し振りね」
絢は明るく優しい声の女の子。
先日交わした約束通り、半年前に一人暮らしを始めた主人公の家へとやってきた彼女は
そのことをすっかり忘れていた彼を軽く問い詰めた後、愛用の耳かき棒で耳かきを始めます。

「先月大掃除をしたって聞いてたけど 本当に兄様は姉様に甘えてばっかり これくらい一人暮らしをするのなら 最低限出来なきゃダメじゃない」
絢は実の兄を「兄様」と丁寧に呼んだり、彼に対してダメ出しをするなど
序盤を聴く限りではちょっと気難しい子なのかな?と思うかもしれません。

しかし彼女は姉や妹に比べてずっと責任感があり
彼のことを誰よりも心配しているからであって
決して彼のことが嫌いなわけではありません。
その証拠に彼女は物語が進むにつれて徐々に態度を柔らかくしていきます。
自分の気持ちを素直に伝えられなところがいかにもいツンデレらしいですね。

本作品は耳かき40分、マッサージ10分、エッチ20分とかなり癒しに傾倒しており
中でも最も時間の長い耳かきパートでは耳に心地よい効果音をたっぷり楽しめます。
バックで環境音や鳥の鳴き声がするなど雰囲気づくりもバッチリ。
2人の営みがリアルに、そして和やかに描かれています。



リアルで心地よい効果音を駆使した耳かき
最初に行う耳かきはおよそ37分30秒間。
膝枕の体勢になり綿棒で耳の外側の細かい汚れを一通り落としてから
耳かき棒に切り替えて穴の手前→中ほどのお掃除
そして4、5回息を吹きかけ最後に耳たぶのマッサージをします。
耳のマッサージは最初に行うことが多いので逆なのはちょっと珍しいですね。

綿棒は「ゾリゾリ ズズッ」と乾いたざらつきのある音
耳かき棒は「ジョリッ ズリズリ」と綿棒に比べてやや硬く滑らかな音
マッサージは「スリスリ シュシュッ」という滑らかな音と専用のリアルな効果音が用意されており
それらが実際のサービスに近いきめ細かい動きをします。

具体的に言うと耳の外側では楕円を描くような長めのストロークが
上から下、あるいはその逆に適度に切り替わりながら動き
耳の中は汚れをかき出すように耳の手前から後ろへと適度に長さを変えながら動きます。
ペースも外側はサッサッ、穴の中はデリケートだからゆっくり丁寧にと
非常に細かい部分まで考えながら音を鳴らしています。

摩擦感がありながら比較的柔らさも感じる音の数々が
耳に適度に心地よい感覚を与えてくれるでしょう。
簡単に言うとかなりレベルの高い耳かきです。

「今度は耳穴の中間くらいまでほじっていくわよ?」
特に耳の中ほどを掃除するシーンでは耳かき音がより近く重くなり
まるで頭の内側を軽く撫でられているような面白い感覚が味わえます。
といってもそこまで響く音でもないので頭が痛くなるほどではありません。
この音の絶妙な重さ加減も本作品の優れた部分と言えます。

「え? もっと続けて欲しい? もう 仕方ないなぁ」
また冒頭ではご機嫌斜めだった絢も耳かきを始める頃にはすっかり機嫌を直し
主人公のリクエストを訊きながら優しい物腰でお掃除します。
音フェチ系の作品でもあるので耳かき中のセリフは少な目なのですが
合間に交わされるちょっとしたやり取りが心の緊張をほぐしてくれるでしょう。

続くマッサージは体を起こした主人公の肩を絢が手や肘を使って揉んだり叩いたりします。
ここでも専用の「ススッ シー」というかなり滑らかな音が登場し
それが左右別々の強さやペースで鳴り響きます。
右耳と左耳で受ける感覚に違いがあるのが大いに実感できるでしょう。
耳かきとはまた違った面白い体験ができると思います。



兄様を気持ちよくするのも私の役目
エッチシーンは18分ほど。
プレイはキス、性器の擦りあわせ、耳舐め、フェラです。
性器を擦りあわせる際に控えめな効果音が鳴ります。

「うん あのね この前 姉様が遊びに来た時 エッチな事…しちゃった?」
耳かきとマッサージで主人公をたっぷりと癒した絢は
姉の亜凛に彼を取られないようにと自分からエッチを志願します。

エッチは兄妹なこともあってほぼ対等な立場でお互いを責め合います。
体位が騎乗位ですから基本的には彼女が責めにまわるのですが
同時におちんちんでおまんこをスリスリされて逆に乱れるなど
主導権を握ろうとして握りきれていない彼女の可愛い一面も見られます。

「え? このまま兄様の耳を? うんっ 兄様がそうして欲しいのなら 私も応えてあげる」
プレイの中心となるのは絢が覆いかぶさりながら耳を舐めるシーン。
ここではくちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声がほぼ同じバランスで流れ
別々の方向から興奮を高めてくれます。

彼女としては彼に精一杯奉仕をしたいのでしょうが
股間に当たる肉棒の感触によって何度も耳舐めを中断する羽目になります。
その際に漏れる女の子らしい可愛くて切ない喘ぎ声がたまりません。
エッチにそこまで堪能そうに見えないところも愛らしさを感じます。

「こんなの兄様だけだもん 他の男性とだなんてやだ 私が好きなのは兄様だけ」
そしてプレイの最中に彼女が投げかける数々の愛の言葉も重要なポイントです。
今までやや回りくどいセリフで気持ちを伝えてきた彼女なのですが
興奮が高まったからかストレートに「私だけを見て欲しい」と言ってきます。

段階的に態度を和らげた結果放たれる言葉だからこそ
心にじーんと熱いものが伝わってくるのではないでしょうか。
肉体的な快楽だけでなく精神的な幸福感も満たしてくれます。

このように、愛情たっぷりのあまあまなエッチが繰り広げられます。



2人の仲の良さが伝わってくる作品
サークルさんの売りである癒しを前面に押し出した心温まる作品です。

長時間に渡る耳かきやマッサージが大いに心身をリラックスさせてくれます。
特に耳かきは横になって聴いていたらそのまま寝落ちする人が続出するでしょう。
音の質や間、同時に流れてくる環境音など全てが静かで落ち着いた雰囲気を持っており
それらがリアルの悪いことを一時的に忘れさせてくれます。

「兄様 大好き」
また話が進むにつれて柔らかくなっていく絢の雰囲気も癒しを与えてくれます。
彼女は自分の立場や性格上どうしても素直になれない部分があるのですが
実際は兄のことを誰よりも心配している一途で献身的な女の子です。
諸々のサービスを通じて2人の心の距離が近くなっていくストーリーも印象的でした。

しかし癒しに長けている反面、エッチについてはどうしても物足りなく感じます。
時間が短めなのもそうですが、プレイがソフトなところで留まっているのも理由です。

本番まで行ってしまうと作品の趣旨から外れるのでそこはいいとして
射精シーンがもう1本くらい欲しかったところです。
柚木さんならやはりフェラでしょうか。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこ、くちゅ音ごく僅かです。

耳かきについてはあれこれ手を変えずそれぞれの音をがっつり聴かせてくれます。
音そのものも長時間聴いても大丈夫なように柔らかさを持たせてありますし
以前の作品に比べて様々な部分がパワーアップしているように思えました。
家庭形式の中では上位に位置する完成度の高い耳かきと言えます。

妹好き、音フェチ好き、ツンデレ好きいずれも楽しめる作品です。
2014年11月10日頃まで通常より200円安くなってますので
興味のある方は価格が戻る前に聴いてみることをお薦めします。

おまけはPRボイスと柚木さんのフリートークです。

CV:柚木朱莉さん
総時間 本編…1:30:04 おまけ…7:09


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

性癖特化ボイス!~授乳手コキスペシャル~

サークル「USA WORKS」さんの同人音声作品。

今回紹介するのは音声ではかなり珍しい授乳手コキに特化した作品です。
プレイのほぼ全部が授乳手コキと非常に偏った作りをしていて
3人の女性がそれぞれの個性を活かしながら優しく射精へと導いてくれます。



3つのシチュで授乳手コキ
3人の女性に授乳手コキをしてもらうお話。

「いらっしゃいませ 喫茶ミルキーウェイへようこそ」
店員さんは明るく元気な声のお姉さん。
喫茶店らしく普通に注文を取りながら
この店だけの特別メニュー「スペシャルミルク」について説明をします。

本作品はこの他に気さくなお姉ちゃん、不愛想なメイドの2人を加えた合計3名の女性が
お客様、弟、ご主人様を相手にとことん授乳手コキをします。
音声作品だと幼児プレイを扱っている場合に時々登場するプレイなのですが
これ専門の作品はもしかしたら他に無いかもしれません。
音だけだと感じ取りにくいプレイなだけに、どうやって表現するかがカギになります。

作品は一番最初の店員編が30分、他の2つがいずれも20分と適度な長さで
どのパートも最初の3分間は登場人物同士のやり取りに費やされています。
短時間ですがキャラの性質や物語の背景がわかりやすく描かれており
エッチに持ち込むまでの流れをスムーズにして、作品に没入しやすい環境を整えています。

「だから…あれよ 授乳手コキだっけ? してあげるから こっち来なさいって言ってんの」
中でも2番目に登場するお姉ちゃんのキャラが非常に個性的。
嫌々言いながらも結局は弟の言いなりになってしまう世話好きな女性に描かれています。
このパートはプレイ以外にボイスドラマとしての面白さも持ってますので
一番最後に聴いて他2つとの違いを楽しむのをお薦めします。



おっぱいを吸いながらおちんちんをシコシコ
エッチシーンは3パート51分30秒ほど。
プレイは授乳、手コキ、乳揉み、授乳手コキです。
手コキの際にややリアルな効果音が流れます。

「それでは早速 おっぱい お飲みになりますか?」
スペシャルミルク=母乳の注文を受けた店員さんは
お客に膝枕をしてからおっぱいを取り出して早速飲ませ始めます。

エッチはどれも女性たちに膝枕をされた状態で
おちんちんを扱かれながらおっぱいに吸い付きます。
しかしいきなり両方を始めるわけではなく、最初のパートは長めに授乳をしてから授乳手コキへ
2番目は手コキをしてからおっぱいを吸い始めるといったように
授乳手コキに至るまでの流れに若干の違いがあります。
ストーリーを追いながらプレイを切り替えていく感じですね。

ちなみに作中で実際に母乳が出るのは店員さんのみで
他の二人は疑似授乳と言いますか、乳首を吸うプレイに留まっています。
また手コキはすべて最初にローションを垂らし、プレイ中はくちゅ音をたっぷり聴かせてくれます。

「嫌なことも全部忘れて 甘えてしまっていいんです よしよし いいこいいこ」
最初の店員さんパートは時間が一番長くプレイの密度も最も濃いです。
実際に母乳が出るだけあって声や雰囲気に母性が感じられ
おっぱいの揉み方を丁寧に教えてくれたり、ちょっと悪戯をすると優しく叱ってくれたりして
自分が子供に戻ったような気分を味わいやすい空気が漂っています。

授乳を開始してから10分が授乳+乳揉み、その後の10分が授乳手コキと
プレイのバランスが取れているのも特徴です。
前半は刺激を受けないのでソフト目なプレイに思われるかもしれませんが
おっぱいを揉む際に適度に漏れる切ない喘ぎ声がある程度興奮を高めてくれるでしょう。

「おっぱいちゅっちゅしながら たくさんお射精しまーす」
後半の授乳手コキも引き続きあまあまな雰囲気。
ちょっぴり我儘を言うお客を受け入れながら段階的にペースを上げて射精へと追い込みます。
射精が近づいたのを見計らってきっちりペースを上げてくれていますし
心身両方をバランスよく盛り上げてくれるきめ細かいプレイと言えるでしょう。
喫茶店でのエッチというシチュのユニークさでも他2つより一段上のプレイに感じます。

2番目のパートは上で軽く触れたようにお姉ちゃんのキャラが一番のポイント。
親しみやすいざっくばらんな口調に加えて
授乳手コキをして欲しいと突然言い出す弟に最初は呆れていたのに
結局は受け入れてあげる溺愛っぷりがたまらない魅力を生み出しています。

「初めておっぱい触ったんだろうから 仕方ないのかもしれないけど それでも こういう時は ちゃーんと優しくしないと 女の子に嫌われちゃうぞ?」
おっぱいの扱いが不慣れな弟が乱暴にいじっても決して怒らず
自分の身を挺して彼を立派な男に育てようとする姿にも大きな愛を感じました。
肉親相手ですし女性に甘やかされる感覚をダントツで味わえるパートと言えます。

「いくらご自分の性欲を満たすためとはいっても あまり相手に無理を強いてはいけません」
そして最後のパートは雰囲気がガラリと変わって冷徹なメイドが事務的に射精させてくれます。
てっきりこちらの都合を一切顧みずしごきまくるのかと思いきや
自分のおっぱいを見られて恥ずかしがったり、プレイを通じて性愛の行い方を諭したりと
教育係のような割と人間味のあるキャラとして描かれています。

プレイの方も他2つとの違いはそこまでありませんし
普通のメイドものと捉えて聴いても問題ないでしょう。

このように、キャラによって若干視点を変えながら甘やかされるプレイが繰り広げられます。



着眼点の面白い作品
タイトルにもなっている授乳手コキの魅力に溢れた作品です。

音では表現できない授乳部分をわかりやすく、それでいて説明的でないセリフで補いながら
手コキのくちゅ音や甘やかす類の言葉で徐々に快感を高めてくれます。
プレイの終着点は同じですが、パートごとにそこに至るまでの過程を微妙に変化させて
単一のプレイでも聴いていて飽きさせないようにする心配りが見られます。

キャラについても店員さんはお店のシステムと相まって非常に個性的ですし
お姉ちゃんについても気の強そうに見えてダダ甘と面白い部分を持っています。
プレイの内容では店員編、キャラではお姉ちゃん編が最も優れています。

「仕方ありませんね 少しだけですよ」
しかしメイドはこの内容だと事務的と言うには厳しいかもしれません。
口調は確かに無感情なのですが、随所に労わるようなセリフが登場しますし
物扱いされる感覚は得にくいんじゃないかなと。
プレイの方もなりふり構わず精液を搾り取るようなものには程遠いです。

プレイについては授乳および手コキにほぼ的を絞っています。
一番気になっていた授乳の表現方法については
おっぱいの揉み方や吸い方をレクチャーするシーンを多めに配置して
主人公がおっぱいをいじくっている、もしくは舐めている様子を演出しています。

個人的にはもうちょっと喘いでくれた方が抜きやすくなると思うのですが
このへんは人によって違った印象を受けるかもしれません。
でも女性に抱かれている雰囲気は十分に感じられました。
淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

難しいテーマに果敢に挑戦した意欲作です。
いくつか疑問点や形になりきれてない部分があった関係で
点数をやや引かせていただきましたが
個性は十分にありますし、この手のプレイが好きな人もきっといるはずです。
そういった属性をお持ちの方なら普通に楽しめる作品と言えます。

CV:分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん、織田リコさん、みる☆くるみさん
総時間 1:08:11


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

[Medication]

サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。

サークルさんでは2番目の有料作品にあたるこちらは
とある奇病に侵されている患者をナースが優しく治療します。
「匂いに対する感覚変化と錯覚」というあまり見かけないテーマを掲げ
治療をしながら主に匂いに関する暗示を入れて意識の集中を促します。

作品を聴くにあたって以下の2つを用意しておくのがいいでしょう。
1、匂いのつくもの(アロマやルームフレグランス)
2、使い捨てマスク



匂いに対する徹底した意識づけ
ナースから匂いに関する催眠とエッチな治療を受けるお話。

「失礼しまーす うふふ いかがですか? 調子は」
ナースは穏やかで可愛い声のお姉さん。
とある病気にかかって入院している主人公を見舞いにやってきた彼女は
彼の病状を改善させるために4種類の治療を施します。

本作品はできるだけ実際の治療に近い雰囲気を出すために
「催眠」を一度も言わないなど催眠らしさをできるだけ感じさせないよう進めています。
しかしそれぞれの治療において「体がじんじんする」「体が温かくなる」など
催眠に関する明確なテーマを掲げながら行ってくれますから
聴き進めていくうちにだんだんと催眠状態特有の感覚が強くなっていくでしょう。

「あ もしかして匂い 気になってますか? 私もお気に入りなんです この匂い」
また彼女は冒頭のシーンから自分のつけている香水の匂いを話題に出しており
この先でも匂いに対して意識を向けるように何度も呼びかけてきます。

彼女が具体的にどんな匂いなのかを敢えて描写していないのは
聴き手の好きな匂いで楽しんでもらいたかったからなのでしょう。
これが「予め匂い用意しておいた方が良い」と言った理由です。

催眠は4パートあり、合計で41分間。
最初は治療を受ける前の準備として軽く深呼吸をしてから点滴を行います。

「じんじん じんじん エネルギーが広がる じんじん じんじん エネルギーが湧き上がる」
左腕の内側に注射針を刺し、そこから液体を体内に注入する様子を描きながら
暗示を使って体がじんじんとした熱さに包み込まれていくよう誘導します。
内容がややイメージしにくいことを考えて事前の説明がしっかりとされており
彼女がどんな風に点滴を行っているかが手に取るようにわかります。

このじんじんとした温かさは催眠に入る初期で比較的生まれやすい感覚ですし
きちんと催眠に誘導しながら治療を進めているのがいいですね。
「じんじん じんじん」をリズミカルに繰り返しながら効果的に暗示を入れてくれます。

「とろとろのお薬が またあなたの中に入っていく のどの奥が あなたの好きな匂いで溢れる」
塗り薬を全身に塗って体により強い温かさを湧きあがらせた後は
飲み薬を飲んで今度は体内にその感覚を広げていきます。
「とろ とろ」の声を聴きながらとろとろの液体を飲んでいるうちに
自分の意識までもがとろとろになったような気がするかもしれません。

「私の甘く かぐわしいフェロモンが あなたの身体を染めていく」
そして最後の吸入薬パートでマスクを装着し
深呼吸をしながら例の匂いを心身の隅々にまで行き渡らせます。
ここまで何度も繰り返し匂いに対する強烈な印象付けを行ってきたおかげで
匂いにすべてを包み込まれていく感覚がそれなりに味わえると思います。
そうやって匂いの虜にしながら、その匂いを発するナース自身の虜にもするわけです。

最初から最後まで匂いを関連付けた個性的な催眠です。
やってること自体はイメージを絡めた割とシンプルなものなのですが
それらに必ず匂いを絡めてちょっぴり変わった感覚を引き起こさせています。
催眠音声ではごくごく一部の作品でしか使われていない要素を
ここまで前面に押し出して催眠を進めているところに新鮮味を感じました。

私はラベンダーのオイルを垂らしたアロマディフューザーを焚いて聴いたのですが
しばらくするとラベンダーに混じってオレンジのような柑橘系の香りがほのかにしてきました。
何らかの匂いを用意して聴いたほうが楽しめるのは間違いないのですが
案外無臭の場所でも自然に香ってくる場合があるかもしれません。
ただこれについては人によって得られる感覚にかなりの差が出ると思います。

治療についても主に擬態語を繰り返してセリフにリズムを作りながら暗示を入れています。
セリフの内容そっちのけで音感的な心地よさを感じる人もいるかもしれません。
治療風景も何を使ってどういったことを行うかが事細かに語られています。

しかし説明に力を入れすぎるあまり
肝心の暗示のボリュームが時間に対して少ない気もします。
私が標準的なものよりやや浅いくらいの催眠状態に留まったのを考えると
被暗示性の低い人にはあまり向いていないのかもしれません。
内容は面白いのですが若干ハードルの高い催眠にも思えます。



エッチな匂いを直接注入
エッチシーンは3パート35分ほど。
プレイは注射、フェロモンくんくん運動、顔面騎乗、アナルへの注射です。

注射器で液体を注入する際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ほら 注射器になったあなたの右手で お薬 注射しましょう?」
数々の治療の結果、より異常な精神状態へと陥った主人公を見て
ナースは普通の治療では不可能と判断し、今度は注射を使って体内に謎の液体を注入します。

エッチは引き続き治療風景を描きながら行われます。
そのためフェラやSEXといった一般的なプレイはほとんど出てきません。
その代わりに作品のテーマである匂いを使った珍しいプレイが登場します。

「全身の 快感を感じる神経に 私のフェロモンが絡みついて 甘い刺激を与え続ける」
最初の注射は自分の右手人差指を注射針に見立て
それを彼女の合図で左腕の内側へとあてがいます。
彼女の甘い匂いがたっぷり詰まったフェロモンを取り込んで興奮を高めていきましょう。
この後でより気持ちよくなるための感度強化を行うシーンですね。

「器の口は あなたの方を向いているから そこから あなたを幸せにする甘い匂いが どんどん溢れてくる」
その次のフェロモンくんくん運動は両手を水を掬う形にして器を作り
そこにフェロモンがたっぷり詰め込まれているのをイメージしながら呼吸をします。
ここまでどれだけ匂いに気持ちよさや心地よさを感じているかによって
性的快感や幸福感に大きな差が出るプレイと言えます。

しかしこれだけだとさすがにイけないだろうということで
彼女が直接責めてくれるプレイももちろんあります。

「不意に おしりに注射器が刺さる 思わず声が漏れる 顔が緩んじゃう ほら そのままどんどん飲み込んでいくよ」
一番最後に行われるアナルへの注射がそれにあたります。
ここでは彼女が極太の注射器をお尻の穴に突っ込んでフェロモンを注入します。
(彼女は注射器と言っていますが浣腸器に近いもののようです)

プレイ自体もそうですが女性にお尻を犯されているシチュによっても
お尻のあたりがかーっと熱を帯びてくるかもしれません。
極限まで性的な熱さを高め、彼女のカウントに合わせてそれを解放させましょう。
お尻でのドライなので難しいところもあるのですが、進め方はまず妥当だと思います。

このように、治療にちなんだかなり変態的なプレイが繰り広げられます。



匂い漬けにされる作品
聴いているうちに何かが匂って来る不思議な感覚が比較的味わいやすい作品です。

彼女は最初から最後まで必ず匂いに関する話を持ち掛けており
さらに匂い抜きでは絶対に成立しない催眠やエッチを行っています。
作中で匂いを感じさせるシーンのある催眠音声はちょこちょこあるのですが
ここまで匂いを前面に押し出した作品は本当に珍しいです。
かなり強烈な個性を持っていることは間違いありません。

また主人公が患っている病気が何かについても作中で語られています。
敢えて病名は伏せますが一種の精神病ですからそんなに深刻なものではありません。
なぜ彼女がここまで匂いを意識させてくるのか、そしてこのような治療を施すのか。
聴き進めていくうちに彼女の真の狙いがわかるところもストーリー性があって面白いです。
ごくごく稀に本性を見せるシーンがあるくらいで雰囲気は終始あまあまです。

「意識を遠ざければ 感覚は弱まるし 逆に意識を近づければ 感覚は強まるの」
また彼女は作中で何度も意識を集中させることの大切さを説いています。
催眠状態というのは簡単に言うと「何か一つのことに集中している状態」です。
婉曲な形で作品を聴く際の心得を教えてくれるのがありがたいです。

催眠は声と匂いの両方にバランスよく意識を向けてくるやや特殊なタイプです。
基本的に催眠音声は催眠者の声にのみ意識を向けるよう何度も働きかけてくるケースが多く
それらに比べるとやや難易度の高い催眠かもしれません。
しかしそのハンデを跳ね返すために治療の様子を本当にわかりやすく描写しています。
ですから初回でうまくいかなかったとしても、数回聴いてみれば楽しめるようになるかなと。

1回聴いただけですべてがわかるような催眠ではないと思います。
初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは女性に変態的に弄ばれるM向けのプレイばかりです。
正直匂いにどれだけ陶酔できるかで得られる快感が大きく変わります。
しかしうまくはまれば顔面騎乗やアナル責めを大いに楽しめるのではないでしょうか。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんの発想力が如何なく発揮されている興味深い作品です。
催眠・エッチ共やや人を選ぶ部分があることから
今回は以下の点数とさせていただきました。

1時間40分に対してたったの700円とコスパに優れた作品ですから
内容に興味を持った人や変わった作品を聴いてみたい人ならまず損はしないと言い切れます。

CV:三森愛乃さん
総時間 共通パート…1:34:10 覚醒…4:25 睡眠移行…5:14


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
コスパが良いので+1してあります。


囁き・耳かき・添い寝・隠れ宿 夢見亭 京

サークル「ristorante」さんの同人音声作品。

こちらは人里離れた旅館でちょっぴり不器用な女の子が心を込めて癒してくれる作品です。
今までこういった専門店形式の作品を出されなかったristoranteさんなのですが
ここにきて投入してきたということは今後シリーズ化されるのかもしれません。
内容もマッサージ、耳かき、添い寝と癒しの鉄板要素を押さえつつ
ちゅぱ音や効果音を軸に据えたエッチもあるなどバランスが取れています。

またサービスだけでなく登場人物の感情の推移にもスポットが当てられており
話が進むほどに彼女の優しさも感じることができるでしょう。



隠れ宿での夢のようなおもてなし
夢見亭の小町「京(みやこ)」から様々なサービスを受けるお話。

「本日は 遠路はるばるお越しいただきまして 誠にありがとうございます」
京は落ち着いた冷静な声の女の子。
旅館へやってきたお客にやや淡々とした様子で挨拶を済ませた彼女は
耳かきを始める前にまずは指を使って首や肩の凝りをほぐします。

本作品は「癒し特化音声作品」と銘打っているように
マッサージ、耳かき、添い寝といった王道的な癒し要素を漏れなく取り揃えており
それらを行いながらサービスを担当する京との心温まるやり取りが繰り広げられます。

専門店形式には諸々のサービスを行うだけ、というやや味気ない作品も中にはあるのですが
今回登場する京にはきちんとしたキャラがあり普通に会話をするシーンも多く
癒し系のボイスドラマ的な側面も持っていると言えます。

「あ すみません あまり感情を表に出すのが得意ではなくて…」
京はちょっと特殊な境遇で育ったからか愛想を振りまくのが得意ではないため
最初のシーンを聴いたらやや事務的に感じるかもしれません。
しかしサービスを行うにつれてだんだんと彼女の声が変化していくのがわかります。
聴き終える頃にはきっとそんな彼女を逆に可愛いと思うようになるでしょう。

最初に行うマッサージは肩や首に蒸しタオルを当てて血行を良くしてから
指で疲労回復に効果的なツボをいくつか押していきます。
擦るのではなく指圧するため効果音はありません。

「それではまず 眼精疲労に効くツボを 小指の第一関節 こちらの真ん中あたりを 人差指と親指で挟むように 3秒くらい押していきます」
しかし京はどこをどういった感じで押すのかを本当に丁寧に教えてくれます。
自分で実際にツボを押しながら聴くのもいいでしょう。
合間にちょっとした健康知識も披露してくれるあたりにも専門的らしさを感じます。

続く耳かきは13分ほど。
器具は不明ですがおそらく耳かき棒か綿棒を使って
右→左の順に耳の外側、穴の入り口、穴の奥をお掃除します。
息吹きはありません。

外側は「ズズー ショリッ」と若干ざらつきのある乾いた音
入り口は「ジョリ ズジョー」と外側に比べてよりざらつきのある音
奥は「ゴリュッ ズリッ」とさらに低く重みのある音が使われており
いくつかのパターンの音を10~30秒程度の間隔で切り替えながら流しています。

音は比較的リアルなのですが、動かし方や鳴らし方がループっぽく感じられるため
JONさんやシロクマの嫁さんといった一線級の作品を聴き慣れているような方だと
いささか物足りなく感じるかもしれません。

「普段は あまり他の人に耳を掃除してもらう機会って ないですよね?」
また耳かき中には京が割と頻繁に語り掛けてきます。
お客のセリフに彼女がドキッとして手を止めるシーンもあったりと
2人のやり取りに力が入れられているところが珍しいですね。
音だけでなく雰囲気にも配慮したバランスの良い耳かきと言えます。



シチュと音を巧みに利用したエッチ
エッチシーンは3パート21分間。
プレイは耳舐め、手コキ、キス、フェラ、SEX、パイズリです。
手コキ、SEX、パイズリの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「あら こんなに大きくされてたんですね スッキリさせてあげないと ですね」
耳かき後の追加サービスとして耳舐めを行っている最中
お客のおちんちんが勃起しているのを見て取った京は
そちらも鎮めてあげようと手を使って慰め始めます。

エッチは専門店らしく終始京がご奉仕してくれるスタイル。
パートごとのフィニッシュが手コキ、手コキ、パイズリフェラとくちゅ音を鳴らすプレイが中心で
普段の様子とはちょっとかけ離れた京の激しい責めが興奮を掻き立ててくれます。

「すごいです お客様のが大きくて 私の胸で挟んでも 先っぽが 出てる」
耳舐め+手コキ、パイズリ+フェラなど2つのプレイを同時に行うシーンが多いのもポイント。
ちゅぱ音も全体的にペースの速いものばかりですから
2つの異なるエッチな音の相乗効果で一気に射精感が高まることでしょう。

先日聴いた「あまあま×お姉さん~帰ってきた篝3姉妹 side文~」でもありましたし
サークルさんが好んでそういったプレイを取り入れているのかもしれません。

また5番目の「目隠しされたままご奉仕」というパートでは
お客が目隠しをして視界を塞がれているシチュを利用したプレイも登場します。

「見えないので 何をしてるかわからないですよね? ですので ちょっと こんなこともしてみます」
京は何をしているかを敢えて言わずに、効果音や吐息だけでプレイの様子を表現します。
中でも特別サービスと銘打ったプレイを行うシーンでは
直前の手コキとは明らかに違った肉感的な音と彼女の喘ぎ声が流れ
それが明らかにSEXであることが伝わってきます。

聴覚限定ですがお客と同じ立場でプレイを楽しめるところに個性を感じました。
目隠しプレイと言っても意地悪な行為は一切してきませんし
癒しを維持したまま快感を高めてくれるテーマに沿ったプレイと言えます。
ちなみにこのシーンは途中でSEXから手コキに切り替えてから射精させます。

このように、音や雰囲気を活用した激しくも温かいエッチが繰り広げられます。



物語の世界に入り込める作品
耳かき音などの効果音だけでなくキャラやストーリーも合わせた
総合的な要素によって癒しを与えてくれる作品です。

実際のお店で行うサービスに近い雰囲気を持たせ
それらを丁寧に行いながら2人の心の距離が近づいていく様子も描いています。
耳かきが入っている作品だとどうしてもそこに注目してしまうのですが
この作品はそこまで尖らせずサービスの1つ程度の位置づけに留めてあります。
だから耳かき音声というよりは耳かきを取り入れた癒し系音声と呼ぶのが妥当です。

「はい 遠慮せず 私の胸に 私の体に包まれたまま お休みください」
サービスと並ぶもう一つの柱である京については
最初の段階では少し緊張しているようにも思えたのですが
体を重ねた後、添い寝をしながら眠るシーンに来るころにはすっかりほぐれ
まるで母親のような温かみにあふれた姿を見せてくれます。

ここでは彼女の生い立ちや今に至るまでの境遇も語られており
それによってより彼女を愛おしく感じるに違いありません。
お客が彼女に安心感を覚えているのと同じくらい
彼女も彼に頼られていることに幸せを感じているのが伝わってきました。

エッチは癒しをコンセプトとした作品なのでボリュームは控えめですが
一切手を抜かずきっちり射精させてくれるプレイを行っています。
個人的にはやはり目隠しプレイが一番興奮できました。
見えないことをいいことに、より積極的になる彼女にもグッとくるものがあります。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

実際に夢見亭にいるかのような感覚を味わわせてくれる作品です。
今年に入ってから癒し系作品はリアルな音を追求する傾向が強いだけに
こういう背景の作り込みに力を入れている作品は貴重に思えます。

おまけは「お口で目覚まし」と寝息です。

CV:西浦のどかさん
総時間 本編…1:20:34 おまけ…10:32


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品はバイノーラル録音ではなくバイノーラル編集の作品なため
当サイトでは「バイノーラル」タグをつけておりません。
これらはまったくの別物ですのでご注意ください。


ヒプノレイン

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。
サークルさんの有料2作目にあたります。

本作品はタイトルの通り雨音を使った催眠が行われます。
ザーザーと滝のように降るその音を聴いていると
なんだか心が澄み渡っていくのを感じることでしょう。

エッチは幽霊になって女性の快感を得る珍しいプレイです。
心も体も軽いとても自由な存在となった自信を胸に
好きな女の子の痴態を見ながらその感覚を掴み取ってみてください。
ちなみにエッチシーンは「ヒプノレイン2」と「ヒプノレイン自由」の2つあって
いずれか1つを選択して聴きます。



雨に打たれて溶けていく
催眠によって幽霊となり女の子と快感を共有するお話。

「今から 不思議な雨に あなたは包まれます」
お姉さんは落ち着いた声の女性。
進行役であり催眠者でもある彼女の言葉を聞きながら
幽体離脱するための準備を進めていきます。

催眠はおよそ20分間。
開始早々から聞こえてくる雨の降る音と一緒にお姉さんの話にも耳を傾けます。

雨音は「ザー」っと叩きつけるようなやや強めの音が使われており
それが催眠パート終了時までずっと流れ続けます。
ヘミシンク音を意識して作られている効果音らしいのですが
聴いている分には一般的な雨音とほぼ違いはありません。

催眠音声では水の流れる音、波の打ち寄せる音、風の吹きすさぶ音など
環境音を取り入れているものが結構あります。
人間はそれらを聴いているとなぜか心が落ち着き、催眠に入りやすくなるからです。
本作品でもこの雨音を聴いているだけで自然とリラックスしていくのを実感するでしょう。

序盤のお姉さんの話も水たまりやカエルの鳴き声など雨音に関連する内容で
聴き手にイメージをさせることによってリラックス効果のアップを狙っています。

「何を考えるのもめんどくさい でも その状態が 気持ちがいいでしょ?」
10分以上雨音を聴いて十分ほぐれたのを見計らって
お姉さんは体を部分ごとに脱力させて感覚を失わせたり
リアルタイムに声を左右に動かして頭の中を揺さぶったりすることで
聴き手を更に深い催眠状態へと導いていきます。

軽く首や肩のあたりが浮き上がったり
手足の存在を感じないほどに感覚が麻痺する方もいるでしょう。
そして最後の最後でとどめの幽体離脱の暗示をかけてきます。

前半でお姉さんが催眠とはほぼ関係のないお話をしたり
6分ほどに渡って雨音だけを聴くシーンを設けたりと
催眠の大部分を雨音に任せているとても珍しい催眠です。

雨音を聴いていると心が落ち着くのはいわば人間の本能ですから
催眠に対する抵抗心をむき出しにでもしていなければ
勝手に心と体が落ち着いてぼんやりとした気分になるでしょう。
その後の暗示も雨に絡めた表現を使ってイメージを崩さずに行われています。
経験の浅い方が聴いても大丈夫だと思います。



幽霊だからなんでもあり
エッチシーンはヒプノレイン2が10分間、ヒプノレイン自由が13分間。
プレイはヒプノレイン2は女の子と感覚を共有してのオナニー
ヒプノレイン自由は完全フリープレイです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「あなたは今 魂の状態 空中に ぽっかりと浮いています」
幽体離脱に成功してどこにでも行ける体になった主人公は
お姉さんの言葉に導かれながらエッチな覗きを始めます。

本作品ではエッチパートが2つあり、デフォルトは「ヒプノレイン2」パート
何度も作品を聴いて慣れた方は「ヒプノレイン自由」パートを聴くことを
サークルさんが推奨しています。
ちなみにエッチシーンで雨音は一切流れません。

「自分の好みの女の子が いやらしい手つきであそこをまさぐっている」
ヒプノレイン2では街中で好みの女の子を物色する形で軽く興奮を上げた後
お目当ての女の子の家に押し掛けて彼女のオナニーを鑑賞します。
その際幽霊は感覚を共有できるとのことで、彼女の快感をこちらも味わいます。
女体化はしませんからかなり珍しいタイプのエッチですね。

「女の子の快感が 直に流れてくる 体中がじんじんする」
女の子はオナニーが大好き。
誰にも見られていないことに安心しきってるのか
ローターやバイブを使って自分の股間を激しく責め上げます。
その様子を実況するお姉さんの声も合わせて艶めかしく変化しますので
イメージしながら己の快感へと変えていきましょう。
最後は彼女の絶頂と同時にドライオーガズムを迎えます。

一方ヒプノレイン自由ではこれらの描写を聴き手が創作していきます。
相当な妄想力が要求される超高難易度のプレイですから
催眠音声で安定して幻覚を見ることができるくらいのハイレベルな聴き手でもない限りは
まず完遂できないでしょう。
私には無理でした。たぶん一生無理だと思います。



落ち着ける作品
タイトルにもなっている雨音が十分な存在感と役割を持っている作品です。

雨音を邪魔しないようにお姉さんがサポート役に徹しているおかげで
どっぷりとその場の雰囲気に浸ることができます。
そしてたっぷり雨に打たれた後、お姉さんが改めて聴き手に催眠状態を自覚させる。
その瞬間体に何かが湧きあがってくるのを感じるかもしれません。
催眠パートだけ聴いて眠りにつくという使い方もいいでしょう。

エッチは幽霊の特性を利用してスカートの中や女の子の秘め事を覗かせたり
半ば憑依するような形で女性の快感を体験させようとしています。
実際男性と女性で快感を比べることはできないわけですし
やはり自分でどれくらいイメージできるかがカギになるでしょう。
女体化音声の経験があればあるほど楽しめるプレイと言えます。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

ヒプノレイン自由はもっと端的な表現も可能なのですが
ここをネタバレするのはさすがにまずいだろうということでやや伏せました。
聴いてみれば「ああそういうことか」と納得していただけるはず。

エロトランスさんらしいチャレンジ精神に溢れた作品です。
なかなかのヒーリング効果が見込めますから
精神的に疲れている方などが聴くと良い気分転換になると思います。

CV:高山ましろさん
総時間 共通パート…20:00 ヒプノレイン2…13:25 ヒプノレイン自由…18:00


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年6月11日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/83108759.html

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