同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

リアル「ガチ酔い彼女」

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ちょっぴり落ち込んでいる彼女と電話越しに会話をしながら
ついにはエッチな事へと発展していく様子を描いています。

全編アドリブ、素の状態に近い声、実際に飲み物を飲みながらの演技など
物語の一部始終がとことんまでリアルに演出されています。
音声作品としてはちょっぴりイレギュラーなタイプの作品なのですが
彼女の自然な言葉遣いや飾らない仕草が安心や興奮を与えてくれます。



傷心気味の彼女と一緒にお酒を飲みながら
彼女とお酒を飲みながら電話越しに会話するお話。

「出るのがおそいー うん いや 理由って理由はないっていうか…」
彼女は素朴で落ち着いた声の女の子。
仕事で失敗して落ち込んでるのを慰めてもらおうと
主人公に電話して一緒に飲もうと誘います。

物語は彼女が電話をかけてきた時にたまたま入浴中だった彼が
彼女の家に行くのを渋ったため結果的に電話で話しながら飲み合う、といったものです。
そのストーリーに倣ってお話が進めば進むほど彼女の酔っ払い具合が増します。

といっても彼女が元々お酒にあまり強くないことや
炭酸入りの弱いお酒を飲みながら語るおかげで
作中では泥酔するくらいにひどい状況になることはなく
よく笑う、少しハイテンションになる、本音をつい漏らしてしまう、等
比較的静かな酔いっぷりを披露してくれます。

そこまで大げさな展開にしていないのもリアルさを目指していることの表れです。
最中に何度も喉を鳴らしながら飲む様も雰囲気が出ていてとてもいいです。

「お風呂入ってたから外出たくない? まあ わかんなくもないけどさ」
「他のこと考えたくないー とかさ ぼーっとしたいとかあるじゃん?」

もう一つの大きな特徴は彼女が終始砕けた口調で話しかけてくることです。
音声作品では用意された台本に従って声優さんが演技をするわけですが
今回はそれがまったく無いアドリブなため、カッチリした言い回しはほとんど使わず
「うーん」とか「えーっと」など口ごもるセリフを何度も挟みながら
上のセリフのようにとてもリアルに近い調子で語りかけてきます。

彼女役の誠樹ふぁんさんさんはアニメっぽい声で演技をされることが多いので
本作品を聴くとかなり違った印象を受けるでしょう。
ストーリー、セリフ、声など様々な要素をできるだけリアルにすることで
作品全体を現実世界にとても近い雰囲気に仕立て上げています。



少しずつハメを外しエッチになっていく彼女
お酒を飲み始めてからのおよそ21分間は2人が普通に会話をするシーン。
ストレスを発散しようと彼女が様々な話題を振ってきます。

「コーラはさ 飲むと 歯が溶けるって言われてさ あれ未だに信じてるんだよね」
序盤は彼女がほとんど酔っていないこともあって世間話に近い内容が多く
仕事の失敗については特に語らず楽しく会話をしようとする様子が窺えます。
合間に感謝の言葉を述べるところを見ると相当に堪えていたのでしょう。
仲の良い恋人らしいとっても温かい空気が流れています。

ですがしばらくするとだんだんエンジンがかかってきたのか
彼女が自分からエッチな話題を語り始めます。
直接的なプレイはないのでここで抜くのはさすがに無理でしょうが
彼女の酔いっぷりが徐々にエスカレートしているのが伝わってきます。

「射精シーンとか 観ながら 気づいたら口開いちゃってて涎出ちゃうみたいな」
「本格的に酔っ払ってきたね おちんちんとか」

中でも自分の密かな性癖を暴露したり
ついつい淫語を口にしてしまうところがとってもリアルでいいですね。

普段の様子を見る限りそれほどエッチに執着のある女性には思えない分
主人公に動画でオナニーを見せるようせがみ
自分も動画は無理だけど電話越しにオナニーをすると言う姿に興奮してしまいます。
お酒の力を借りてエッチな展開に持っていくところも面白いです。

エッチシーンは24分30秒ほど。
プレイはオナニーの相互実況です。
彼女がオナニーする際にややリアルな効果音が鳴ります。

「動画じゃないから見えないよね でも 脱いであげるね」
すっかり酔っ払って主人公のオナニーを動画越しに観賞することになった彼女は
彼のオカズになってあげようと自分も服を脱ぎオナニーを始めます。

エッチは電話越しということで物理的な接触は一切無く
主人公は電話+動画、彼女は電話のみでオナニーの様子を相手に伝えます。
プレイ自体がソフト、さらには淫語を連発するようなエッチなシーンが無いため
抜きとしての実用度は控えめな一方、雰囲気はとてもリアルに感じます。

「一人で こういうこと してるの聞かれるのはさ 普段絶対ないじゃん? だから 恥ずかしいよね」
ここでもプレイを進めていくにつれて変化していく彼女の態度がポイント。
音だけとはいえ自分のオナニーを他人に見せつけるシチュに
恥ずかしがって声をあまり出さずにゆっくり動かす仕草が可愛いです。

「動画見せてくれるのはいいんだけど やっぱ これだけじゃ我慢できないっていうか」
「すごいね そういう風にするんだ? めっちゃ興奮する」

しかしプレイの後半に差し掛かる頃には恥ずかしさもほとんど消し飛び
激しいくちゅ音を鳴らしながら艶かしい声を上げるようになります。
だんだんと会話量が減って喘ぎ声や吐息のボリュームが増えていきますから
序盤に物足りなさを感じた人でも結構興奮できるのではないかなと。

ラストの絶頂シーンもイキ声はそれほど激しいものでもないのですが
直後に漏らす満足げな荒い息遣いがとても生々しいです。

このように、1組の男女がちょっと変わったスタイルでエッチを楽しむ様を
そのまま音声にしたかのようなリアルなプレイが繰り広げられます。



ありのままを描いている作品
エッチな音声作品にありがちな過激な表現を敢えてせずに
その場の雰囲気を大事にしながら会話やプレイをしている作品です。

冒頭のやり取りやお酒を飲みながら会話するスタイル
そして酔っ払った勢いでエッチに発展し最後はオナニーを晒し合う展開。
現実世界でもあるかもしれない一幕を音声だけで忠実に演出しています。

すべてにおいて飾らない彼女の姿に親近感が湧き
そんな女性が自分のためにオナニーしてくれているシチュに萌えます。
作品としての雰囲気作りがしっかりしてるから感情移入しやすいです。
ストーリーはほとんどないのですがボイスドラマ的な要素がとても強いです。

「飲んで待ってるからさ 会いに来て?」
聴き手にそう感じさせるコアとなっているのはやはり彼女の言葉遣いや演技です。
こういうスタンスで女性が語りかけてくれる作品自体がほとんどありません。

意味のない語句を挟んでいるから会話としてナチュラルになってますし
適度に話題を脱線させながら少しずつプレイへと持っていく展開も
女性側からエッチをせがむ流れとしては自然だと思います。
仲はいいのだけど遠慮や恥じらいもあるところに現実の恋人らしさがあります。

ただ色々な部分をリアルにこだわっているおかげで
18禁音声作品の中ではエロのパワーが控えめという弱点もあります。
かといって妙にエロくすると今度はリアルさが損なわれてしまいますし
この作品にはこのエッチがピッタリだとも思います。
淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

音声作品ではあまり見かけないテーマを扱っていること
その演出方法が優れていることから今回は以下の点数とさせていただきました。
聴いている最中に結構ホッとしたり安心する感覚が得られることから
珍しいスタイルの作品が聴きたい方や人恋しい方に特にお薦めしたいです。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…56:15 コメントボイス…9:31


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

休日屋

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とある田舎にあるお店を舞台に
可愛い女の子が様々なサービスをしながら癒しを与えてくれます。

耳かきやマッサージといった王道ものから食事などのあまり見みかけないものまで
ありとあらゆるシーンをリアルな効果音によって見事に演出しています。
合間に見せる彼女の言葉や仕草も店員よりは恋人に近い人懐っこさがあり
聴き進めていくほど心が落ち着いたり温まる気分が強くなります。



田舎で女の子と過ごす静かな一日
休日屋の店員「安土ひなた」からサービスを受けるお話。

「こんにちはー あれ…お客様ですよね?」
ひなたは明るくて柔らかい声の女の子。
お店の近くにある無人駅まで主人公を迎えに行くと
軽い挨拶をしてから早速案内します。

本作品は2人がとある休日をお店で過ごす様子を
全部で12ものシーンに分けてリアルに描いています。
とみみ庵さんといえば耳かきを中心とした高品質な音で有名なサークルさんなのですが
今回は効果音や環境音に加えてストーリーもしっかりと組み立てられており
作品の世界にどっぷりと浸かりながら癒しを得ることができます。

「手を引いてもらうほどじゃないんですけど でもせっかくなので このまま手を繋いで上がってもらえますか? えへへ」
お相手を務めるひなたも主人公が休日を満喫できるようにと
堅苦しい言葉遣いをせずとても親しい態度で接してくれます。
よくある専門店のように決まりきったサービスを淡々と行うのではなく
主人公のリクエストに応える形で進めていきますから
どちらかというと店員さんより友達とか恋人に近い印象を抱くでしょう。

実際に行うサービスも家庭的なものが多く
田舎のお家で普通に過ごすのんびりとした雰囲気が漂っています。



飾らないサービス、飾らない音、飾らないひなた
休日屋に着いた後に行うサービスは全部で7つ。
登場順に肩や首のマッサージ、昼寝&添い寝、食事、散歩、お風呂、爪切り&顔の保湿、耳かきです。
さすがに全部説明していくのは字数的に難しいので
今回は個人的に気になったサービスを抜粋して紹介します。

「それじゃあまずは… 電車と慣れない田舎道でお疲れでしょうから マッサージなんてどうですか?」
一番最初に行うマッサージはおよそ5分30秒。
主人公にうつぶせになってもらってから
肩のあたりを手のひらで擦ったり、拳で軽く叩いたりします。

擦るときは「サッサッ シュルー」と乾いた滑らかな音
叩くときは「ぺちぺち ぱたぱた」と肉が軽快にぶつかる音など
サークルさんの持ち味とも言えるハイレベルな効果音が序盤から数多く登場し
音だけでマッサージの様子をとてもわかりやすく伝えてくれます。

音の動かし方についても同じ音やリズムがほとんど無いほど変幻自在。
特に拳で叩くシーンでは耳の下あたりに心地よい振動が感じられます。
毎回聴いてる私がその都度「すげぇ」と思うくらいですから
サークルさんの作品を初めて聴く方はそのリアルさにきっと驚くはずです。

「少しずつ ほぐれてきたんじゃないです? せっかくのお休みなんですから 緊張したままじゃ損ですよ?」
合間に交わされるひなたとの会話も重要なポイント。
彼女はいつも都会で過ごしている彼が休日を存分に楽しめるよう
マッサージをしながら少し砕けた調子で語りかけます。
このフレンドリーな態度がいい意味で専門店らしくない雰囲気を出しており
それが自宅で過ごしているかのような寛いだ気分にさせてくれます。

サークルさんのいつもの作品だとサービス中はほんどしゃべることがないだけに
ファンの方はいつも以上に彼女の存在や温もりを強く感じるでしょう。
といっても常にべらべらしゃべるのではなくそれぞれを固めて聴かせてくれますから
従来どおりの音フェチ的な要素もかなり強く残っています。
セリフと効果音のメリハリを持たせながらサービスを行っているところがいいですね。

耳に最も心地よい刺激を与えてくれるのは中盤に登場するお風呂パート(約13分)。
ここでは水着姿になったひなたが背中を流したりシャンプーやトリートメントをかけます。
全年齢向けですのでエッチな描写は一切ありません。

「人に髪を洗ってもらうのって 私も好きなんですよ 気持ちよくって」
シャワーも無い旧式のお風呂なのがわかるように
その都度湯船から盥にお湯をすくって背中や頭にゆっくりとかけながら
背中を洗うときは「ぷすぷす しょわしょわ」とスポンジで泡立てるような音
シャンプーは「しゃくしゃく わしゃわしゃ」と柔らかく弾けるような音を
それぞれの部位に応じた動かし方や距離で鳴らします。

どちらもかなり特徴のある音なので刺激が伝わりやすく
とりわけシャンプーは音が耳に非常に近いことや動かし方がややハードなことから
耳の表面を軽く叩かれているような心地よい感覚がするでしょう。
今までいくつかシャンプーをかけてくれる作品を聴いていますが
これほどまでにパーフェクトなシャンプーは初めてです。

そして最も時間の長いサービスはもちろん耳かき(23分)。
最初に仰向けの状態で左右同時に保湿クリームを塗ってから
右→左耳の順に綿棒を使って耳の入り口や奥のほうを掃除し
仕上げに梵天で細かい汚れを落とします。
息吹きは左耳の時にほんの少しだけ行ってくれます。

綿棒は手前では「すりすり しゅるー」と面積が広く滑らかな音
奥に移ると手前に比べて低く篭った音へと変化し
いずれもやや力を込めてゆっくりと前後に、あるいは回転させるように動きます。
時間が長いこともあってそれぞれの音を十分に楽しめますし
音の質や動かし方も非の打ち所が無いほど優れているので多く人が癒しを感じるでしょう。
仕上げの梵天もふわふわとした質感と適度な圧迫感がありとてもリアルです。

このように、現実さながらのリアルなサービスをたっぷりと楽しむことができます。



心の汗を洗い流してくれる作品
様々な部分から癒しを与えてくれる総合力の極めて高い作品です。

「田舎で過ごす休日」のテーマに沿って専門店らしさを敢えてあまり出さずに
それぞれのサービスを素朴に、かつ心を込めて行っています。
機材の豪華さやサービスの奇抜さなどを見れば他の作品に分があるのですが
サービスそのものの表現力の高さやもたらされる癒しのパワーは
本作のほうが格段に優れています。

そう感じる最も大きな理由はサービス全体に流れがあるからだと私は考えています。

一番最初に行うマッサージは主人公が長旅で疲れているから
次の昼寝は心身が程よくほぐれて眠くなったから
その次のご飯もしばらく寝てお腹が空いたから、といったように
ひなたは常に主人公の心身の状態を観察しながら最適なサービスを提供します。

このおかげでサービス内容がまるで違うものになっても作品の雰囲気が損なわれず
聴き手としても「次はどんな展開が来るのかな?」という楽しみが湧いてきます。
癒し系作品でありながら全体としてのストーリーがきちんと出来上がっています。
これが本作品を聴いた時に感じた一番の驚きでした。

もちろんサービス自体も質の高い効果音や環境音を使ってリアルに表現しています。
中でも食事を用意するシーンはすべてを音だけで表現しているのに
何をやっているのかがきちんとわかるほど細かく描写されています。

そしてほとんどの部分を音だけで表現できるからこそ
ひなたのセリフをストーリーに関係のある自然なものだけにすることができています。
今まで培ってきた技術を活かして作品をより質の高いものへと昇華させています。

「もうちょっとだけ 一緒にお休みしたかったです」
また本作品には癒し以外にほろりと泣けるシーンも用意されています。
詳しいところは伏せますがちょっぴり切ない気分で聴き終えることになるでしょう。
こういう要素があるのも個性的でいいですね。

以上のことから今回も満点とさせていただきました。
良いところを挙げていったらキリがないほど様々な部分が優れています。
これだけの内容とボリュームで200円なのも本当に驚きです。
音声作品を知るすべての人にお薦めします。

おまけはひなたとお姉ちゃんのやり取りです。

CV:浅見ゆいさん、藤堂れんげさん(おまけにのみ登場)
総時間 本編…2:10:38 おまけ…4:40


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

サキュすん!超寸止め催眠V

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

こちらはちょっぴり幼い感じのサキュバスが催眠を使って心を開放し
その後比較的長時間に渡る焦らしプレイを行った末に射精させてくれる作品です。
催眠音声の中ではちゅぱ音や喘ぎ声のボリュームがかなり多く
それらを継続的に鳴らしながら軽めの暗示を入れて徐々に興奮を高めてくれます。
なかなか射精させてもらえない意地悪な展開に多くの人がもどかしさを感じるでしょう。



精液を美味しくするには寸止めが一番
サキュバス「ラリィ」に散々焦らされてから射精させてもらうお話。

「夢の中でー はじめまして」
ラリィは可愛くて無邪気な声の女の子。
サキュバスらしく精液欲しさに主人公の夢へ入り込んだ彼女は
彼の大好きな寸止めオナニーするために、催眠を使って邪魔な理性を取り除きます。

催眠はおよそ15分。
最初はおよそ10分もの時間を使って深呼吸を行いながら彼女の声に耳を傾けます。

「息を吐く度 体が 軽い どんどん 軽くなる どんどん どんどん 軽くなる」
割と長時間深呼吸を続けているだけあって、自然と心がすーっと軽くなるのを感じるでしょう。
さらに彼女はこちらが息を吐いた時のみに
体から悪いものが吐き出され、気持ちが軽くなるといったリフレッシュする暗示を入れてきます。

進め方も最初はあまり意味のあるセリフを言わずに深呼吸だけに専念させ
しばらくしてから徐々に暗示のボリュームを増やしてくる
のがいいですね。
催眠に入る初期に起こる意識がぼやける感覚が強烈に湧いてきます。

「エロに邪魔な理性が ついに出て行くわ 黒い玉になって 出て行くの」
十分にリラックスできたところでいよいよ本題となる理性の除去へと取り掛かります。
先ほどと同様に深呼吸をしながらその声を聴くだけですから誰でもついていけるでしょう。
胸のつかえが取れたような、何やらすっきりした気分がする人もいると思います。

「チンポ ギンギン リビドー ぶつけたくって しょうがない やりたくって ギンギン」
そしてこの先のプレイにより没頭できるように頭の中をエッチな気分で満たします。
目の前でラリィが服を脱ぎ、その発育途上な裸体を晒しているのをイメージさせながら
やや下品な淫語を連発してくるストレートかつ有効な方法です。

しっかり深呼吸をして暗示を受け入れやすい体勢を作ってから
エッチをより楽しみやすくする暗示を入れてくる極めてシンプルな催眠です。

世間一般的な催眠音声に比べると色々な部分が簡略化されており
短い時間の中で目的をしっかりと定め、それに向かって一直線に催眠を進めています。
暗示の入れ方やボリュームについても申し分なく
特に心身がリフレッシュする感覚は得やすいと思います。

しかし、催眠状態をより強くするための深化にあたる部分やや弱いことから
経験や被暗示性の高低によって効果に大きな差が出る催眠とも言えます。
私が浅めの催眠状態止まりだったことを考えると
慣れない人や被暗示性の低い人だとまったくかからない可能性すらあります。

この後のエッチに十分な時間が用意されていますし
終盤の興奮を促すシーンの代わりにきちんと深化を行っていたら
印象はかなり違っていたのではないでしょうか。
コンセプトは良いのに催眠の威力が弱いところが非常に残念です。



じっくり責めてしっかり熟成
エッチシーンは3パート36分ほど。
プレイはフェラと乳首舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「チンポ 体 感じまくり これなら直接…」
催眠を使って主人公の心を解放したラリィは
その効果を確かめるため彼のおちんちんにむしゃぶりつきます。

エッチは彼女におちんちんの根元を掴まれて射精できない状態にしてから
フェラや乳首舐めをされて少しずつ確実に射精したい気持ちを高めていきます。

タイトルの「超寸止め」から何度も絶頂寸前まで追い込まれて
その都度ストップするようなプレイをイメージされるかもしれませんが
そういったシーンは特に無く、彼女は常に何らかの形で責め続けます。
ですから寸止めではなく射精禁止プレイと表現するのが妥当でしょう。

プレイはフェラ14分、乳首舐め19分と十分な時間が取られており
そのどちらもちゅぱ音や喘ぎ声がかなり多く流れます。
催眠音声の中ではかなり珍しいタイプのエッチと言えるでしょう。

「ほら にゅるんって入ってく 尿道の中 にゅるんって入ったわ」
ちゅぱ音をまき散らしながら合間にその様子をセリフを使って表現していくスタイルで
断続的に流れるやや下品かつ水分たっぷりな音が自然な興奮を呼び起こします。
音のバリエーションについても普通の舐めから入って亀頭をちゅぱちゅぱしたり
尿道口を舐めまわしたり、さらには尿道に舌を入れて中から刺激を与えるなど
聴き手を飽きさせないようにかなり頻繁に切り替えてくれます。

催眠パートの最後に感度が高まる系統の暗示を入れているため
エッチの最中はそこまで暗示を入れてこないのですが
それでも体が勝手に火照ってくるのは実感できました。

「あたしが お兄ちゃんの耳元で アンって喘ぐと お兄ちゃんはビクンって感じちゃう」
後半の乳首舐めは途中から登場する喘ぎ声での責めがポイント。
左右に声を振りながら「アン アン」と言って気持ちを高めてくれます。
しかし彼女はこちらがおちんちんに触ることすら許してくれません。
30分以上も生殺しになることから結構意地悪なプレイとも言えます。

「全部 どぴゅどぴゅ 残らず どぴゅどぴゅ どぴゅどぴゅ出しなさい」
そして最後の最後にようやく射精の瞬間が訪れます。
ノーハンドでの射精というかなりハードルの高いフィニッシュになるため
事前にある程度精液を溜めてから聴くことを強くお薦めします。

このように、焦らしに特化したある意味容赦の無いエッチが繰り広げられます。



心も体も熱くしてくれる作品
催眠に対するエッチの時間の長さや進め方、そしてプレイと
すべての要素がこちらを興奮させることに集約しているエッチ重視の作品です。

エッチで楽しめるためだけにチューニングした催眠を施し
そのうえで性感を溜めに溜めさせてから一気に放出させてくれます。
またラリィは幼さの残るやや人懐っこいキャラなのですが
エッチの際はサキュバスらしい性に対するどん欲さを随所に見せてくれます。

ある程度聴き続けていた段階で顔や手足が勝手に熱くなっているのに気づき
それがどんどん全身へと広がっていくのがわかりました。
暗示の効果やプレイの雰囲気による影響もあるのでしょうが
ラリィの声が温もりを感じるほどにとてつもなく近いです。
彼女に至近距離で話しかけられながら責めを受けている感覚がかなり味わえます。

しかし、本作品を純粋な催眠音声として見た場合
催眠部分で挙げた威力の弱さやエッチでの暗示の少なさを考えると
ちょっと厳しいというのが正直な感想です。

ちゅぱ音を鳴らすこと自体は別に悪いことではないのですが
「おちんちんや乳首を舐められるほど気持ちが高まる 射精したくてたまらなくなる」みたいに
暗示を今よりも多く絡めながらプレイを行う方が効果的だと思います。
カジハラさんの実力ならそれが可能だっただけに残念でなりません。
解除音声が無いのも大きな問題です。

以上の理由から今回はやや厳しい点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 58:08


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~寸止め地獄編~

サークル「妹すたー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声はあまあまだけど性格はSっ気たっぷりな妹が
オナホを使った徹底的な寸止めプレイでお兄ちゃんを快感に悶えさせます。

サークルさんが処女作から貫かれている「妹にオナホで責められる」シチュに加えて
今回は5つの寸止めパート、3つのフィニッシュパートを用意し
プレイのバリエーションとカスタマイズ性を向上させているのが特徴です。



マゾ奴隷のお兄ちゃんに寸止めのご褒美
妹にオナホコキを中心とした地獄の寸止めプレイをされるお話。

「あっ お兄ちゃん あたしに何かご用?」
妹は甲高くて可愛い声の女の子。
何かしてほしそうに黙っているお兄ちゃんの気持ちを察すると
オナホを使った寸止めでおちんちんをたっぷり気持ちよくしてあげます。

本作品はサークルさんが過去に出された3作と同様に
オナホを使って徹底的に責め上げるプレイが中心になっています。
オナホコキは音声作品だとごくまれに少しだけ登場する程度のレアなプレイですし
それをメインで楽しませてくれる作品はこのシリーズくらいしかありません。

さらに今回は「寸止め地獄編」の名の通り
妹は最大50分もの間、様々なプレイをしながら延々と寸止めを繰り返します。
完遂を目指す場合かなりの肉体的・精神的負担を覚悟してください。

「お兄ちゃんはそれがいいんだよね お兄ちゃんはあたしの奴隷さんになりたい オナホで躾けられて なんでも言うことを聞いちゃう あたしのオナホ奴隷さん」
しかしプレイが過酷なのに反して雰囲気はとってもあまあま。
妹はお兄ちゃんを変態と罵ったり屈辱的なセリフを復唱させながら
自分自身もお口やおまんこを使って彼にご奉仕してあげます。

簡単に言えば「愛のある調教」ですね。
責めのペースも全体的にゆっくり目にして抑えられていますから
プレイはきつくても途中で投げ出したくなる人はほとんどいないでしょう。
ぶっ飛んでるのに秩序立っているところも大きな特徴です。



5つのプレイでひたすら寸止め
エッチシーンは9パート50分間。
プレイはオナホコキ、亀頭責め、乳首責め、玉揉み、顔面騎乗、アナル責め、耳舐めです。
オナホコキ、亀頭責め、アナル責めの際にリアルな効果音が鳴ります。

「お兄ちゃんのマゾチンポに じっくりゆっくり気持ちよさを叩き込んであげるね」
お兄ちゃんの願いを聞き届けてローションたっぷりなオナホを用意すると
妹はわざと亀頭だけを飲み込んで小刻みに刺激し始めます。

本作品のエッチパートはプレイごとに細かく分けられていて
一番最初のオナホ挿入パートは共通なのですが
その後の亀頭責め、乳首責め、玉揉み、顔面騎乗、アナル責めの5パートを
聴き手が好きな順序と構成で選択し
最後の射精はあまあま、カウントダウン、ハードフィニッシュの3パートから1つを選びます。

つまりサクッと抜きたいときは共通と好きなプレイを一つだけ選ぶ
じっくりいじめてから気持ちよく出したいときは全部ぶっこむ、といったように
その日の気分に合わせてプレイをある程度自由にカスタマイズできるわけです。
ちなみにプレイパートの時間は6~9分、フィニッシュは2~3分と短めです。

共通パートの挿入シーンはおよそ6分間。
事前に手でにぎにぎしてローションをしっかり馴染ませ、空気を抜いてから
最初は亀頭のみ、しばらくすると全体をゆっくりと責め始めます。

オナホコキがメインのプレイとなると効果音のクオリティが重要になるわけですが
妹すたーさんはこの点において他に並ぶ者が無いほどに優れています。

例えば直前に書いたローションを馴染ませる、空気を抜くシーンもしっかり音が鳴りますし
亀頭責めでは「くにゅ にゅるん」と水分控えめな音が鳴っていたかと思えば
竿を飲み込んでからは「こりゅっ にちゅっ」とややコリコリした音へと変化し
さらには数回ごとに「プシュッ」と空気が抜ける生々しい音まで入ります。
実際に聴いてみると時間以上の濃厚なプレイに感じるでしょう。

「もうイっちゃいそう? まったりオナホコキでお射精しちゃいそう? ふふ もちろん…オ・ア・ズ・ケ・だよ」
そして妹はお兄ちゃんが射精しそうになったのを見計らってしっかり寸止めします。
まだ序盤なのでさすがにこの時点で音を上げる人はいないと思いますが
後になるほどあと一歩が欲しくなるもどかしい気持ちがきっと強くなるはずです。

続く選択式のプレイパートはオナホコキを続けながら
パート名に合わせた責めを繰り広げます。

「イっちゃわないように オナホをゆっくり引き抜いて 最初はゆっくり刺激してあげる」
引き続きオナホコキを存分に楽しみたい人は亀頭責めパートが最も楽しめます。
オーソドックスな責め、回転を加えた責め、小刻みに力強く刺激する責めなど
およそ考えられるあらゆるプレイをしながら徹底的に寸止めしてくれます。

「よかったね お兄ちゃん じゃあこれで おーしまい」
妹が適度に見せる意地悪さも大きなポイント。
射精したいお兄ちゃんの懇願を受けて一度だけ根元まで咥えこむと
すぐさま戻って徹底的に亀頭を責めるシーンなどはたまりません。

言葉責めや恥ずかしいセリフの復唱もそれなりに登場しますし
精神面でも結構ハードな責めをしてくれます。
心身をバランスよく責めて気持ちよく射精させてくれるスタイルです。

「慣らしながら奥まで貫いてあげる ふふ すんなり飲み込んじゃって 淫乱なケツマンコだね」
変態的なプレイを楽しみたいならアナル責めパートが一番のお薦め。
お兄ちゃんを四つん這いにしてアナルを差し出させると
妹はディルドーを挿入し、さらにはオナホコキをしながら耳を舐め始めます。

2種類の異なる効果音と耳舐めのちゅぱ音
さらには年下の女の子にお尻の穴を責められるシチュが興奮を高めてくれます。
変態色の強いプレイですからM度が高い人ほど楽しめるでしょうね。

そうやって十分に気持ちを高めた後にようやく射精の瞬間が訪れます。
こちらも3種類あるのですが個人的にはほぼハード一択かなと。
他の2つよりも時間が長く内容もかなりハードなものになっています。

このように、オナホを軸にしたハードかつ変態的なプレイが繰り広げられます。



オナホの魅力が詰まったハードな作品
オナホプレイをメインに据えつつ他のプレイも取り入れることで
オリジナリティととっつきやすさを両立させている作品です。

過去作で好評だったリアルな効果音や多彩な責めによるオナホコキに加えて
今回は言葉責めや意地悪なシチュなど精神的な責めにも力を入れています。
姉弟ではなくすっかり上下関係が成立した奴隷への調教にパワーアップしています。
寸止め自体が意地悪の極地ですし、全体的にハード化している印象を受けました。

他のプレイについても顔面騎乗、アナル責めといったややマイナーなプレイを取り入れて
M度や変態性の強化に努めています。
それでいてプレイを自由に取捨選択できるようにしているのは
サークルさんが以前のオナホ一本で頑張る作品から
総合的なM向け作品へと生まれ変わらせようとしているのかもしれません。
何にせよ幅広い聴き手が楽しめるように作られているのは事実です。

「狂っちゃっても お兄ちゃんがどうしようもないマゾで変態さんでも あたしがお兄ちゃんの全てを愛してあげる」
妹はお兄ちゃんをあらゆる意味でぶち壊そうとしているのと同時に
彼の全てを受け入れる覚悟も持っている健気な女の子です。
声質があどけない女の子そのものなのでブラックな雰囲気はまったくありません。
雰囲気の甘さとプレイの辛さが丁度いい具合に融合してバランスを取っています。

エッチは私個人はもうちょっとオナホプレイを楽しみたかったのですが
プレイにバリエーションがある分、飽きずに聴けるメリットも持っています。
時間的にも内容的にも我慢し続けるおかげで射精感はかなりのものが味わえます。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

オナホを使った比較的幅広いプレイが楽しめる個性的な作品です。
ご自分でオナホを用意しプレイに合わせてしごくのが一番ですが
手で行ったとしても十分にハードですから問題無く楽しめるでしょう。

CV:みる☆くるみさん
総時間 54:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

漫画家少女にオナニーを観察された

サークル「pygmalion」さんの同人音声作品。

サークルさんではおよそ1年ぶりの新作となるこちらの作品は
エッチな漫画を描くのが好きな女の子に資料集めとしてオナニーを見られたり
そのご褒美にエッチなご奉仕を受けたりします。

シチュを活かしてオナニーしながら羞恥心を煽ってくるシーンが非常に多く
男性をまったく知らない初心な彼女におちんちんを見られる恥ずかしさと
逆に見せつけてその反応を楽しむ快感の両方がたっぷりと味わえます。



漫画製作の協力としてオナニーを披露
隣に住む女の子にオナニーを観察されたり一緒に気持よくなるお話。

「男の人がお部屋にいるって 変な感じです なんかちょっと恥ずかしい…ですね」
女の子は大人しそうで可愛い声の女の子。
隣の家に住んでいる主人公を自分の部屋に招待すると
いきなり男性のオナニーを見せて欲しいとお願いします。

彼女は自分でエッチな漫画を書くのを趣味としているのですが
男性とは付き合うどころか話すことすら苦手な超奥手。
しかし主人公の優しい人柄には異性として十分以上の好意を抱いており
無理を承知で彼に資料としてオナニーの写真や映像を撮らせてくれるようお願いします。
成人漫画で時々見かける男性が美術の全裸モデルになるのと似たシチュですね。

そんな背景もあって作中では着衣のままの彼女に観察されながら
彼が全裸になってオナニーするシーンが数多く登場します。

いわゆる「見られる快感」にスポットを絞ったプレイが中心となりますので
女性に痴態を見られたい願望を持つ人にはうってつけと言えます。
彼女もそれを意識させるセリフや演出で羞恥心を徹底的に煽ってくれます。

「私 男の人のオナニーを見たことがなくて というか 裸すら見たことがないんです」
こういうシチュのプレイはどちらかというとM向けの印象が強いのですが
彼女に請われてオナニーをしていることや罵声の類をほとんどぶつけてこないことから
ほとんどノーマルに近い人でも問題なく聴けるくらいの甘い雰囲気が漂っています。

彼女も処女らしく驚いたり荒い息を漏らす初々しい反応を見せてくれますので
男を知らない女性に見せつけ、汚すといった逆方向の快感も味わえます。
プレイはアブノーマルだけど幅広い聴き手が楽しめるとっつきやすさがあります。



視線や温もりを強烈に意識させてくるエッチ
エッチシーンは6パート93分30秒ほど。
プレイはオナニー、写真/動画撮影、耳舐め、手コキ、フェラ、手マン、SEX(正常位)です。
手コキとSEXの際にややリアリティに欠ける効果音が鳴ります。
また手コキの効果音は鳴っているのかがわからないくらいにボリュームが小さいです。

「じゃあ 私のベッドに横になってください」
主人公にお願いをきいてもらえてとっても嬉しそうな反応を見せると
女の子は早速自分のベッドに横になってズボンを脱ぐよう指示します。

エッチは最初の3パートが彼女や彼の家で資料集めのオナニーをする様子
後の3パートは協力してくれたお礼として彼女がエッチなご奉仕をします。
前半と後半でエッチのスタイルが大きく切り替わりますから
それぞれを割と新鮮な気分で楽しめると思います。

前半3パートは寝た状態、座った状態、四つんばいの状態で
いずれも彼女の指示を受けながらオナニーするオナサポ方式。
そして彼女は指示を出しながら様々な方法で見られている気分を煽ってくれます。

「はぁ はぁ お兄さんのパンツ姿 あっ ほんの少しお兄さんの匂いがしてきました」
「わぁ これが男の人の 濃い匂い…」

例えば一番最初の寝ながらオナニーするパートでは
いきなり生でおちんちんを見るのを躊躇った彼女が
パンツ越しにその匂いをたっぷりと堪能するシーンが登場します。
この後も何かにつけて匂いを嗅いでくるのを見ると匂いフェチなのかもしれません。
彼女が異性に対し強烈な執着心を持っているのがひしひしと伝わってきます。

「後で資料にするために しっかり記録しておかないとですからね」
「おちんちんの先っぽから お兄さんの精子が ぴゅーって出るところ いっぱい録画してあげます」

本作を最も象徴するプレイと言えば写真/動画撮影でしょう。
彼女は自分の漫画に役立てるという名目で
彼のおちんちんやオナニーの様子をありとあらゆる角度から何度も激写します。
効果音もきちんと小まめに動くところがいいですね。
作品のテーマをしっかりと活かしながらプレイを進めています。

「お兄さんのオナニーがいやらしくて エッチな気分になっちゃいました」
彼の痴態を見るにつれて興奮していく彼女の様子も大きなポイント。
初めて見る男性器の逞しさに驚きながらもそれに魅了され
時間が経つほどうっとりとした熱い吐息を漏らすようになります。

全裸になり女性から一方的に指示されるM性の強い展開を
彼女の性に対する未熟さやストレートな反応が上手に中和しています。
「恥ずかしいんだけどなんか悪くない気分」とでも言えばいいのでしょうか。
彼女自身もできる範囲でオカズになって抜きやすい環境を整えてくれます。

「いっぱい耳をぺろぺろしますから お兄さんもしこしこって いっぱい気持よくなってくださいね」
2番目と3番目のパートは体位を切り替えて同じくオナニーをするわけですが
彼女がそのお手伝いとして耳舐めをしてくれるシーンが加わります。
バイノーラルと囁き・耳舐めは相性がよくとてもとてもリアル。
不得手ながらも愛おしそうに舐めてくれる彼女の様子も心を満たしてくれます。

全編を通じて耳舐めシーンは合計25分程度ありますから
耳舐め好きな人もかなりの満足感が得られるでしょうね。
S/Mの属性だけでなく性的嗜好の範囲も幅広くなっています。

対する後半の3パートは彼女の頑張る様子を楽しむシーン。
手コキ、フェラ、SEXとこちらもメインのプレイを1つに絞り
その中で耳舐めやキスを交えながらプレイの様子をとってもエッチに描いています。

「うわぁ ここ(亀頭) まだ柔らかいんですね さわさわ さわさわ」
「(金玉を触りながら)すっごく不思議な感触です ふにゃふにゃしてて むにむにしてて」

普段は主人公に対して口ごもったりもじもじすることのある彼女が
興味津々な様子でおちんちんの様々な部分の感触を確かめるところなどは
ちょっぴり恥ずかしい気分を抱きながらも
こういう女性の初めての相手になれたことを誇らしくも思います。

不得手なりに一生懸命愛してくれる姿もたまりません。
前半3パートのように痴態を撮影されるシーンも特にありませんし
彼女と一緒に気持よくなる充実したひと時が楽しめます。

「ちょっとだけ怖いですけど お兄さんと繋がりたいです おちんちん 私のなかに入れてください」
唯一彼女を責める形になる最後のSEXパートもとってもあまあま。
直前に手マンで1回絶頂するほど潤っているおかげで痛みを感じることもなく
喘ぎ声を使って好きな人と1つになれた幸せをたっぷり伝えてくれます。

ここまで彼女が一切肌を見せていなかったこともあって
この乱れっぷりは多くの人の心と体を熱くしてくれるに違いありません。
ちょっと変わったきっかけで関係を持つようになった2人ですが
最後は誰でも聴けるハッピーエンドで締めくくられています。
アブノーマルからノーマルに移り変わるこの展開もある意味珍しいです。

このように、様々な要素を含んだ面白いし抜きやすいエッチが繰り広げられます。



心と体をバランスよく盛り上げてくれる作品
音声作品ではあまり見られないテーマを扱った抜き重視の作品です。

かなりの奥手だけどエッチにはとっても積極的な女の子のキャラ
その彼女が羞恥心を煽りながらオナニーをリードしてくれるプレイ
後半に繰り広げられるご褒美のラブラブなエッチなど
様々な部分が個性的かつ抜きやすいようにセッティングされています。

特に女性が徹底的にリードするシチュでありながら
調教色を一切持たせず誰でも聴ける雰囲気に仕上げているところが実に見事です。
前半を聴いて純粋にオナニーを楽しむのもいいですし
後半を聴いて心を満たしながら抜くのもいいでしょう。
射精シーンも各パート1回ずつと無理なくこなせるあたりに留まっています。

「私は まだ知らないことがいっぱいです これからも 私と いっぱいエッチなことしてくださいね」
本作品を個性的に感じる一番の要因は女の子にあります。
音声作品に登場する女性キャラは一部で例外もいますが
基本的にはエッチに対して慣れてるといいますか、あまり抵抗を感じません。

ですが本作の女の子は淫語をひとつ言うだけでもとっても恥ずかしい仕草を見せますし
エッチでも初めての行為に対して躊躇ったりドキドキする初々しい反応をします。
この「恥じらい」が最近の音声作品にはあまり見られない新鮮な部分に思えました。
そしてこんな女性が勇気を振り絞ってご奉仕してくれるからより満たされるのです。

エッチはプレイ時間が長くバリエーションも豊富
さらにはエッチな要素もたっぷりとかなり充実しています。
どちらかというと前半のほうがフェチズムに溢れているので抜きやすいかなと。
後半は羞恥心を煽らず幸福感や満足感を重視しながらプレイをしています。
ちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声それなり、くちゅ音ごく僅かです。

より多くの人が興奮し、抜けるよう作られている総合力の高い作品です。
オナサポが好きな人、痴態を見られたい人、見せつけたい人など
作品の内容に合致した部分を持つすべての人にお薦めします。

CV:鹿乃仔さん
総時間 1:47:36


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、何らかの事情で幽霊になってしまった女の子が
主人公と一緒にデートをしたりエッチな事をします。

人間の体から幽霊へと変化していく過程や目的地に到着するまでの様子を
わかりやすく描きながら催眠状態を深めていく独特なスタイルの催眠を行っており
作品の世界に浸りながら体の重さや意識のぼやけが強くなるのを感じることができます。



幽霊になって2人だけの世界に
幽霊さんと2人でデートするお話。

「こんばんは …って言っても 聞こえないか」
幽霊さんは素朴で可愛い声の女の子。
普通の人間には感知できない自分の声に反応してくれた主人公に喜ぶと
そのお礼として気持ちよくなれるデートへと誘います。

この作品は以前紹介した「幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版」の姉妹作品で
タイトルの通り彼女が関西弁で語りかけていたあちらに対し
こちらはお馴染みの標準語で語りかけてきます。

方言で話す催眠音声がほんとんど無いのであちらのほうが個性的ではありますが
こちらは聴き慣れているぶん落ち着きやすい印象を受けます。
内容・価格・声優さんが同じですから皆さんのお好みで選ぶといいでしょう。
両方聴いた限りではやはり雰囲気に結構な違いが感じられます。

催眠はおよそ40分間。
最初は深呼吸をしたり体に力を入れてから脱力したり
手足を上下に動かしたりして体をリラックスさせます。

「手足を下げるとき ふぅ…っと力が抜けるのが 気持ちいいんだよ」
よくある言われた部分を意識するタイプの脱力に比べて
本作の脱力は実際に体を動かすぶん筋肉の解れを実感しやすく
合間に入る暗示も手伝って割と序盤から手足の重さが感じられます。

また彼女が「~しようね」みたいに普通の会話に近い口調で語りかけてくるおかげで
やらされている感じがあまりせず、その声に従いやすくなっています。
良い意味で催眠音声っぽさの無いボイスドラマ的な言い回しを終始心がけています。

体の準備ができた後は心の準備。
ここでは彼女が声をかけてくる位置に意識を向けるという
かなり珍しい方法で催眠を深めていきます。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
「意識が ふわふわふわふわ 浮かんでいく 体が ずーんと沈みこんでいく」

左右と中央に小まめに位置を切り替え、スライドさせ、近づいたり遠ざかったりする様子は
さながら追いかけっこをしているように感じられます。
そして声を真面目に追いかけるほど頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態や
頭が妙に重くなる不思議な感覚を覚えるでしょう。
まさに幽体離脱したかのような精神と肉体が分離する感覚です。

そして無事彼女と同じ幽霊になったところで
月明かりの中、彼女に手を引かれながらとあるお花畑へと移動します。

「一歩一歩 足を進めるごとに ふんわりとした心地良さが広がっていく なんだか 開放的な気分 気持ちいい」
「体も 頭も とっても 気持ちいい ムズムズ とろとろ 気持ちいい」

イメージを描きながら「○歩」とカウントを刻んでいくオーソドックスな内容なのですが
セリフに「ぼんやり」「ふんわり」「気持ちいい」などの単語を数多く織り交ぜているため
多くの人が意識のぼやけが強くなるのを感じるでしょうね。

歩いて移動するからか私は追加で足だけが強烈に重くなるのを感じました。
このシーンで自分が催眠にどれだけ深く入れているかを実感できると思います。

幽霊さんと一緒に夜のお花畑に出かけながら催眠を施すレベルの高い催眠です。
古典系の技術を作品に合わせてアレンジし、さらには表現をややぼかすことで
彼女と普通に話しているかのようなボイスドラマに近い雰囲気が出来上がっています。

技術面についても誘導の流れや暗示の質・量共に申し分なく
先ほど説明した声を追いかけるシーンあたりから心と体に大きな変化が感じられます。
そして彼女の表裏の無い優しい声に癒しを感じるでしょう。
時間が長いのでかなりのリフレッシュ効果が得られると思います。
初心者から上級者まで誰が聴いても問題ありません。



幽霊の特性を活かしたエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは乳揉み、キス、幽霊さんによる乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちょっとだけなら 揉んでも いいよ そう 優しく…ね」
無事お花畑に到着し主人公にソフトなキスをすると
幽霊さんは意を決したように自分のおっぱいをいじるようおねだりします。

エッチは恋人同士に近い関係から責め手が適度に切り替わります。
彼女がエッチに関してそこまで貪欲なキャラではないためプレイはややソフトにし
その代わりに暗示を上手に使って得られる感覚をダイレクトに伝えてくれます。

「ほら もっと 揉んで? そしたら ほら 揉んでる手から 快感が 上がっていく」
「全身 さっきまで胸を揉んでいたときのムズムズに 包まれていく ムズムズが 気持ちいい 気持ちいいムズムズが どんどん広がっていく」

序盤の乳揉みや彼女からの乳首舐めは感度上昇の色が強いプレイ。
幽霊さんの声がエッチに入ると一気に熱っぽくなるのもあり
股間を中心に体が妙に熱くなるのを感じるでしょう。
合間に交わされるゆっくりとした濃厚なちゅぱ音によるキスも心をとろかします。
プレイはソフトなのに反して雰囲気は意外にエロいです。

最も個性的なプレイは一番最後に行うオナニー。
ここでは彼女が憑依しておちんちんをしごく変わったスタイルが採られています。

「最初は やさしーく 握ってー ゆーっくり ゆーっくり 上下に 擦る」
もちろん幽霊だからとりあえず憑依するわけではありません。
彼女は主に腕の動きを制御する類の暗示を入れながら
誰かに実際にしごかれているかのような気分を味わわせようとします。
十分な深さの催眠に入っていれば腕が勝手に動くところまではいかなくても
何かに釣り上げられてる感じとか、動かしていたほうが落ち着く気分がするはずです。

「あぁ なんなのコレ すごい気持ちいい 男の人って こんなに気持ちいいんだね」
初めて味わう男性の快感に酔いしれる彼女の仕草もポイント。
憑依しているということは感覚を共有していることになりますから
当然のように彼女も乱れ、より良い射精に必要な精神面への興奮を与えてくれます。

純粋にオナニーする時間が5分程度とやや短いのが残念ですが
ここまで段階的に気持ちを高めてくれているだけあって射精は十分可能です。
そして普段より1段階上の突き抜けるような気持よさが味わえました。
肉体と精神をバランスよく刺激してくれたからからだと思います。

このように、幽霊らしさを持たせたラブラブあまあまなエッチが繰り広げられます。



癒されるし気持よくもなれる作品
催眠重視なのですがエッチがセルフなおかげで性的快感も十分に得られる作品です。

幽霊さんと夜の散歩をしながら深めるストーリー性のある催眠
そして彼女自身の純真さや温かさが心を大いに潤します。
彼女は随分長い間誰にも相手をされなくて寂しい思いをしていたのでしょう。
主人公と一緒にいるこのひと時に幸せを感じているのが伝わってきます。

催眠自体も彼女の性格を反映するかのように柔らかで取り組みやすさを感じます。
一気に落としてくるタイプではないので催眠を実感しにくいところもあるのですが
後半部分の熱を感じさせる暗示やその後のエッチで得られる感覚など
入り具合を認識できるシーンがいくつも用意されています。
中でも意識のぼやけはかなり強烈に味わえるのではないかなと。

エッチは後半のセルフシーンが一番印象的でした。
やってることはオナニーなんだけどいつもと明らかに違う何かがあります。
それは手の軽さだったり熱だったり性的快感だったり色々あるでしょうが
どれにも言えることは「気持ちいい」ということです。
催眠に不慣れな人でもその変化が味わいやすいプレイだと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

しっかり催眠に入れて気持よくもなれる万人向けの作品です。
基本的には標準語版、関西弁版のいずれかをお好みで選ぶのがいいでしょう。
価格が500円と良心的なので本当に誰でも聴けます。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:10:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
関西弁版と書いてる内容にかなりの違いがあるのは
催眠を本格的に勉強する前に書いたレビューだからです。
レビューの精度はこちらのほうがずっと上ですから
関西弁版に興味がある方もこちらを参考にしていただければと思います。

添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』

「添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』 前編」に引き続いての後編です。
今回は桔梗とアリスが独自のサービスを行う指名メニューを紹介します。



爪と顔への丁寧なケア
指名メニューの時間は桔梗が56分、アリスが50分ほど。
手足の爪切りやヤスリがけを行う桔梗に対し
アリスは顔へのパックや保湿とサービス内容が異なります。
ただしいずれもケアを行った後は羊を数えて眠らせてくれます。
葵が登場するシーンはありません。

桔梗バージョンにのみ登場するネイルケアはおよそ20分間。
爪を切り、ヤスリをかけ、オイルを塗る動作を左手→右手→両足の順に行います。

「パチン」という軽快な音をゆっくりスライドさせながら鳴らす爪切り
「シュリシュリ サッサッ」と若干ざらつきのある音を
左右に往復させたり一方向に流すように鳴らすヤスリがけ
いずれも基本メニューと同じく効果音のクオリティは極めて高く
サービスの一部始終をほぼ効果音だけでリアルに演出しています。

中でも素晴らしいのが効果音の位置や距離。
手をケアするときは左右の手に合わせた位置で音を近めに
足では音を中央に据えてやや遠くから音が聞こえてきます。

しかも足より手のほうがヤスリがけのトーンが高いとか
往復させるときのストロークが微妙に狭いとか
本当に細かいところまで効果音が考え抜かれています。

「足の爪は丸く整えると 巻き爪になりやすいので 四角く整えます」
最中の桔梗は軽い健康知識を披露するシーンもありますが
基本メニューと同様に黙々とサービスを行います。
効果音のペースや動かし方が割と小まめに変化しますから
のんびり聴く分にはそれほど飽きることもないでしょう。
全編を通じて効果音をとことん楽しませてくれるように統一されています。

アリスオリジナルのフェイスケアはおよそ10分間。
椅子に座った状態で仰向けになり、蒸しタオルで湿らせてからパックを塗りこみ
乾いたら剥がしミスト状の化粧水をかけ、最後に保湿クリームを塗ります。
時間は短めですが効果音のバリエーションは桔梗よりもこちらのほうが多彩です。

液状のものをメインに使っているため水音が多いのですが
パックを剥がすシーンだけは「ペリペリ」という独特な効果音が鳴り響きます。
音なのに密着感もあるところがとても新鮮に感じられました。
マッサージはほとんどせず美肌に絞ったサービスを行っています。

「羊が1匹… 羊が2匹… 羊が3匹…」
「ひーつーじーがいっぴき ひつじがにひき」

そしてケアが終わった後は2人とも35分程度の時間をかけて羊を数えてくれます。
桔梗が普通に、アリスがリズムを取りながら数える若干の違いはありますが
それ以外のセリフを交えるシーンは特にありません。
寝ながら聴くのを想定したシンプルかつ機能的な内容となっています。

このように、音を巧みに使った癒しのサービスが楽しめます。



様々な音を浴びるほど聴ける作品
長時間にわたるサービスのほぼすべてを効果音だけで見事に表現している作品です。

登場する3名のスタッフが専門店ならではの行き届いたサービスを行う様子を
それぞれで別々のリアルな効果音を鳴らしながら臨場感たっぷりにお届けします。
従来の作品にも見られた音のクオリティの高さに加えて
今回は同じサービスでも人によって微妙に違う音を用意しているのが素晴らしいです。
「同じ作品なんだし同じ音を使い回してもいいのでは?」と思えるところを
敢えてそうしないところにサークルさんの強いこだわりを感じます。

中でも一番強く印象に残ったのは効果音のすべてが自然なことです。

音声作品はシステム的に音をやや大げさに表現したくなるところなのですが
本作はそこを抑えてとにかくリアルな音の質・位置・距離・間を考えながら作られています。
だから長時間聴いても耳や頭が痛くなることはそうそうありませんし
それこそ聴いたまま眠りについてもまったく問題ないほど耳にしっくりきます。
癒し、安眠いずれの目的にも大いに役立ってくれるでしょう。

個人的には桔梗やアリスをもう少ししゃべらせてもよかったと思うのですが
今回は今まで以上に音に寄せている試験的な部分もありますし
このあたりは後々の作品でバランスが取られることを期待しています。
音だけで聴き手にどこまで伝えられるかに挑戦してみたかったのではないかなと。
その現れとして効果音は非の打ち所がないほど優れています。

サークルさんの過去作や最近の癒し系作品とは明らかに違うものを持っている
ある種の魂を感じる作品です。
これだけのボリュームとクオリティを持ちながらたったの900円とコスパも驚異的。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは6本目となる満点とさせていただきました。

おまけはシークレットキャラの耳かき、BGM、フリートーク、NG集です。

CV:桔梗…伊ヶ崎綾香さん アリス…野上菜月さん 葵…柚萌さん
総時間 基本メニュー…2:04:51 指名メニュー…1:52:39 おまけ…20:38 合計…4:18:08

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

サークルさんではおよそ8ヶ月ぶりと久々の全年齢向けになる本作品は
和風な女の子、洋風な女の子、元気な女の子の3人が
専門店ならではのきめ細かい癒しのサービスを行います。

オリジナル部分だけでも合計4時間以上という大ボリュームの中
オーソドックスなサービスからキャラの個性を活かしたものまで
それぞれをハイレベルな効果音を駆使しながらとてもリアルに描いています。

内容的に1つの記事でまとめるのが非常に困難なため
基本メニュー(前編)と指名メニュー(後編)の2回に分けて紹介します。



お客に合った癒しのサービスをその場で提供
『しろくまのしっぽ』の店員「桔梗」「アリス」と桔梗の妹「葵」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 当店のご利用は初めてですか?」
桔梗は明るくお淑やかな声の女の子。
お店に初めてやってきたお客にカタログを見せながら
コンセプトやサービスの内容を説明します。

本作はお店の定番サービスである基本メニューと
店員さんの得意なサービスを行う指名メニューの2部構成。
今回紹介する基本メニューは大まかな内容をある程度揃え
その中で3人がところどころで個性を出しながらサービスを行ってくれます。

基本メニューだけでも124分とかなりのボリュームがありますから
無理に通しで聴かず数回に分けるのがいいでしょう。
1人あたりの時間は桔梗とアリスが50分、葵が20分と丁度いい具合になっています。

基本メニュー全体における大きな特徴は
サービスごとに異なる効果音をたっぷりと聴かせてくれることです。

シロクマの嫁さんは最近の作品ですと割とキャラ重視なものが多いのですが
本作では彼女たちのセリフをできるだけ減らし
サービスの一部始終をほぼ効果音のみで表現する、といった試みがされています。
いわゆる音フェチ向けの要素が非常に強いと思ってください。
安眠目当てで寝ながら聴く、といった使い方も大いに有りです。

効果音の質もサークルさんの過去作に比べて格段にパワーアップしており
特に耳かき関係の効果音に多くの人がびっくりするでしょう。
リアルな音を最大限に活用しながら濃厚なサービスを行う。
まさに音にこだわりを持っているサークルさんならではの作品と言えます。



新要素を交えた丁寧で隙のないサービス
最初に登場する桔梗の基本メニューは2パート50分30秒ほど。
一番目のパートは下着姿になったお客をうつぶせにし
肩や背中を海泥でマッサージしてからタオルで拭きシャワーで洗い流します。

「海泥には新陳代謝を促す効果があるので 体がぽかぽかしますよ」
「ぴちゃ ちゅぴ」という控えめな水音をゆっくりと左右にスライドさせながら
時にはゆっくり、時には速く鳴らしていく様子はとってもリアル。
特に肩口をマッサージする際は音が最も近くなり心地よい気分にさせてくれます。

タオルで拭いた後のシャワー音も水圧が適度に弱められていて
ゆっくりと洗い流している様子が音だけで十分すぎるほどに伝わってきます。
この音の絶妙なさじ加減が「格段にパワーアップした」と言った大きな理由の一つです。

次のパートで行われる耳のケア&頭部マッサージは36分間。
膝枕の体勢で右耳→左耳の順に布のようなもので耳を軽くマッサージしてから
耳かき棒で大きな汚れを、綿棒で小さな汚れを取り
耳垢水で洗浄してから馬の毛を使った耳かきで軽く刺激し
仕上げに梵天を使いながら息を吹きかけたり保湿クリームを塗ります。
この流れだけでも相当に専門店らしいサービスなのがわかっていただけるはずです。

しかもそれぞれに別の効果音をきちんと使っているのだから驚きです。
耳かき棒は「ポリポリ ズリッ」と乾いた軽い音
綿棒は「シャクシャク ジジッ」と耳かき棒に比べると音の面積が広く柔らかい音
耳垢水は「ちゅぴ きゅー」と軽く霧吹きするような音、などなど
どれを取っても音だけで何をしているかがなんとなくわかるくらいに洗練されています。

中でもやはり耳かき棒の音が個人的には最も優れているように思えます。
以前のサークルさんの耳かき音は割とパチパチした摩擦感のある音だったのですが
今作ではそれをかなり抑えたものへと変えられています。
しかし音に適度な引っ掛かりがあるため、耳の中を軽くくすぐられる感覚も味わえます。

…効果音の良さを文字で表現するのはなかなか難しいところなのですが
サークルさんが今まで出された作品の中でベストな耳かき音だと私は考えています。
大げさにせずより自然な音へと進化した、とでも言えばいいのでしょうか。
動かし方も全体的にストロークを短めにして集中攻撃するようにしてますし
様々な部分がよりリアル志向になっているなと。

「乾いた綿棒で 水分を拭き取って 馬の毛の耳かきで 耳の穴を刺激します」
サービスとして珍しいのは馬の毛の耳かきを使うシーン。
「ぷちぷち ぱらぱら」とほうきの毛先で軽く撫でられているかのような
かなり独特な音が使われています。
音のタイプからここが一番耳に刺激を感じやすいでしょうね。

最中の桔梗は前項でも軽く触れたようにほとんどしゃべりません。
サービス内容が切り替わるときに何を使って何をするかを言う程度です。
効果音だけが聞こえ続ける空間はとても静かで落ち着いており
聴いている最中に眠くなる人が続出するでしょう。
耳かきの最中に微かな吐息を漏らす演出があれば尚よかったです。



あまあまなアリスと元気な葵
続くアリスの基本メニューは2パート51分30秒ほど。
桔梗の時と同じく最初に背中のマッサージをしてから耳のケアをします。

「ふーん ふん ふん ふん ふん ふん ふーん」
しっとりしたキャラの桔梗に比べてアリスは明るい感じの女の子。
元々の声がとろけるように甘いのに加えて
サービス中に時折鼻歌を歌い始める可愛いシーンも登場します。

「それでは アロマオイルを背中全体に塗りながら マッサージをしていきまぁす」
サービスにおける大きな違いはマッサージパートでアロマオイルを使うこと。
海泥よりも水分控えめな効果音を同じようにスライドさせています。

それ以降、シャワーで洗い流すところから耳かきを終えるまでの部分は
基本的に桔梗との差はほとんどありません。
先ほど説明した内容のサービスを同じ手順で丁寧に行ってくれます。
ですからアリスのほうがよさそうに思う人はこちらから先に聴くのもいいでしょう。

ただし諸々の効果音まで同じものを使用しているわけではありません。
桔梗のものとは明らかに違う、全体的に若干トーンの高いものが使われています。
シロクマさんは以前の作品で耳かきの音をいくつか用意して
聴き手に自由に選んでもらうなんてこともやられてましたし
それと似たような狙いがあるように思われます。

「丁度いいから私の練習に付き合ってくれない? 何のって 耳かきに決まってるじゃない?」
最後に登場する葵のサービスは1パート20分。
右→左の順に耳かき棒と綿棒を使ってお掃除し、仕上げに梵天と息吹きをします。
前の2人の簡易バージョンみたいな内容です。

「私の耳かきの腕は一流だからねー」
「随分素直じゃない 私の耳かきの腕を ようやく認めたのね」

しかしサービスが簡素になったからといって2人に劣っているわけではありません。
彼女もセラピストを目指しているだけあってサービスの質は非常に高く
それに加えてトークを交えるシーンが増えています。
女性にサービスされている気分を味わいたいのならここが一番です。

このように、高品質な音をふんだんに使ったきめ細かいサービスが繰り広げられます。

後編へ続く…
「添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』 後編」

CV:桔梗…伊ヶ崎綾香さん アリス…野上菜月さん 葵…柚萌さん
総時間 基本メニュー…2:04:51 指名メニュー…1:52:39 おまけ…20:38 合計…4:18:08



体験版はこちらにあります


シストラ!

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お兄ちゃんに密かな恋心を抱いている妹が
催眠を使って彼を癒しながら自分の想いをぶつけます。

「今までとは違った催眠音声」をテーマに、2人の共感覚性を重視しながら
彼女はこちらにも積極的な協力を求める形で催眠をかけてくれます。
また初心者でも催眠をより楽しめるようにと
冒頭に十分な時間を取って催眠のレクチャーをする、といった特徴も持っています。



大好きなお兄ちゃんを癒すために
妹に催眠をかけられてからラブラブなSEXをするお話。

「こんばんは お兄ちゃん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
日々の生活を頑張っているお兄ちゃんに優しい言葉をかけると
彼の心身を癒すために催眠をかけ始めます。

フラワー症候群さんは様々なテーマや催眠の手段を持つサークルさんなのですが
その作品の多くは女性主導で催眠やエッチをするスタイルで統一されています。
しかし本作品は彼女とのSEXをよりリアルに味わってもらうために
彼女と様々な部分を共有しながら一緒に絶頂を目指すよう作られています。

具体的には彼女の気持ちを暗示を使ってこちらへそのまま伝えてきたり
主にエッチシーンで一緒に声を上げる、といった感じです。
いわゆるシチュへの没入感を重視している作品ですから
多少の声を出しても大丈夫な環境で聴くのが最も望ましいです。

本作品のもう一つの大きな特徴は初心者を非常に強く意識していること。
それを反映するかのように、妹は本格的な催眠を始める前のおよそ10分間を
催眠そのものの説明や音声を聴く際の心得にあてています。


「ダイエットしようって心に決めた でも 三日坊主で終わっちゃう それは 無意識である潜在意識が『別にダイエットなんてしなくていいじゃない』って思ってるからなんだよ」
今回のお話のテーマは「意識と無意識」。
人間の心の9割を占めると言われている無意識の強さを
具体的な例を挙げながら説明するとともに
それを改善する一つの手段として催眠が存在することを教えてくれます。

催眠の入門書に書かれているような割と真面目な内容ですので
催眠自体に興味の無い人にはちょっと難しく感じるかもしれません。
しかし催眠を知ることで催眠に入りやすくなる、といったメリットがあるのも事実です。
聴き手が催眠を受け入れる心の準備をするのにも役立っています。

その後に行われる本格的な催眠はおよそ23分間。
3分程度深呼吸をした後、自分が森の中にある湖に浮かんでいるのをイメージし
彼女が数えるカウントに合わせて少しずつ湖底へと沈んでいきます。

「数を数えれば数えるほど お兄ちゃんの意識は沈んでいく 力が抜けていく」
だいたい5カウントごとに軽めの暗示を入れてくるのですが
事前のお話と適度な深呼吸によってある程度リラックスしていることもあり
なんだか眠くなるような気分が湧いてくるかもしれません。

催眠音声では「沈む」「力が抜ける」「体が重い」みたいな暗示を
催眠法に合わせて意識的に繰り返しながら入れてくるケースが多い中
本作品は全編を通じて様々な暗示を散発的に入れてくる傾向が見られます。
ですから聴いた結果得られる感覚に結構な差が出るでしょう。
私の場合は主に眠気で体の脱力感はそれほどありませんでした。

「私はお兄ちゃんが好き お兄ちゃんは 私が好き 私はお兄ちゃんを愛してる お兄ちゃんは私を愛してる」
そして適度な深さの催眠に入ったところで
彼女は自分の心の内に秘めていた彼への想いをストレートに伝えながら
聴き手にもそう感じてもらえるよう同意を求める形で語りかけてきます。

「好き」「愛してる」などの心が浮かぶ言葉を浴びるほど言ってくれますから
それだけでも自然にいい気分になるのを実感するに違いありません。
彼女に従って小さくでもいいから口ずさんでみるとより強く実感できるでしょう。

彼女の言いなりになるのではなく、より多くの感覚を2人で共有する。
作品のテーマに沿った催眠が繰り広げられています。

冒頭でのラポール(信頼関係)の構築にかなり力を入れ
そこから先は古典的な催眠法を中心に使用しながら催眠状態を深めてくれます。
深呼吸を適度に挟んでリラックスしやすい環境を作り上げたり
湖に沈むイメージに物理的な深さを絡めたカウントを刻むなど
聴き手が催眠に入りやすくなるよう考えられているところが非常に印象的でした。

ですが例えば序盤に行う深呼吸のシーンでは
聴き手が息を吐くのに合わせて暗示を入れたほうが効果的なのに
なぜか吸う時にのみ入れていたり
シーンごとのカウントの数え方に違いが見られなかったりと
技術的に改善したほうが良いと思われる部分もちらほらあります。

先ほど述べた「暗示の入れ方が散発的」という点も合わせると
人によってかかり具合にそれなりの差が出るものと思われます。
どちらかというと催眠慣れしている人のほうが楽しみやすいでしょう。
それでも深い催眠状態まで入れる人はあまりいないと思います。



手を動かさない珍しいスタイルで行うエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは全身舐め、キス、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りになります。

「じゃあ 私が言葉の前戯してあげるね」
催眠を使ってお兄ちゃんを自分の虜にした妹は
もっと幸せになってもらおうと彼の全身を舐め始めます。

エッチは最初の7分ほどを全身舐めのイメージによる感度強化に費やし
その後彼女とのSEXへと移ります。
ここでも2人の幸福感や快感を一緒に味わうシーンが多いですから
一方的に指示されるM向けのシチュに抵抗を感じていた人でも無理なく楽しめます。

「お兄ちゃんの乳首が勃起して硬くなっている 興奮している証拠 舌の先で突くと 背筋がゾクゾクしてくる」
全身舐めは乳首、首筋、脇の下、唇など比較的敏感な部位を
敢えてちゅぱ音を鳴らさず声だけで感じさせようとしてきます。
そんなわけであんまりエロくはないのですが
甘い声やあまあまな雰囲気でなんとなく体が火照る人もいるでしょう。

「好きが唇から伝わってくる 好きが体を震え上がらせる 好きが体を興奮させる キスは唇から 好きは全身に」
そして彼女はここでも自分の好意をストレートな言葉で伝えてきます。
可愛い声で何度も「好き」と言われて悪い気がする人はいません。
その気持ちが知らず知らずのうちに伝わり、心に温かさをもたらします。

メインのプレイとなるSEXは事前におちんちんを手で握り
彼女の「1、2」の掛け声に合わせて腰を突き上げる
珍しいスタイルです。
そんなに激しく動かしませんが多少は体力を消耗するでしょうね。

「お兄ちゃんは 私を犯す喜びに全身が火照っていく セックスの気持ちよさに 病みつきになってくる」
もちろん妹も主に声を使って射精を応援してくれます。
物理的な刺激、暗示による気持ちの高まり、そして実の妹を犯しているシチュ。
様々な要素が絡み合って射精しやすい環境を作り上げています。

催眠音声なので無意味に喘ぎまくったりはしないのですが
腰の動かし方に気をつければ射精するのはそんなに難しくはありません。
快感の度合いについても普段よりは多少気持ちいいくらいに感じられました。

このように、妹との一体感を重視したエッチが繰り広げられます。



幸せを感じながら気持よくなれる作品
妹に犯されるのではなく一緒に気持よくなるシチュと
彼女が放つ様々な愛の言葉が心と体を幸せにしてくれる作品です。

彼女は元々自分が持っていた「好き」という感情を
催眠を使って聴き手にも伝播するよう働きかけてきます。
おかげで最初は赤の他人だった彼女に対して
エッチシーンに入るころにはそれなりに良い印象を抱いているでしょう。
そして好きな相手だからこそエッチでより盛り上がりやすくなります。

「好き好き 大好き 本当に好き 誰よりも好き 世界で誰よりも好き」
作中で彼女自身の気持ちや感覚を描写しているシーンが比較的多いのも
この共感覚性を楽しんでもらうための配慮なのでしょう。
催眠音声は聴き手視点で描写したほうが楽しみやすかったりもするのですが
この作品は奉仕や調教ではなく愛し合うことをコンセプトとしていますし
彼女側の視点に立つことも重要だと思います。

そんな色々と考えられている作品なのですが、催眠が・・・うーん。
先ほど挙げた箇所以外にも改善したほうが良いと思われる部分がいくつもあります。
骨組みはいいんだけど細かい気遣いが及ばなくて入りにくくなってる感じです。
私がそこそこの深さだったので、皆さんだともう少し浅くなるかもしれません。
他の催眠音声以上にかかり具合にムラがありそうです。

エッチはプレイをほぼSEXに絞込み濃度を上げています。
近親相姦モノなのですが愛情や気持よさを前面に押し出しているため
ブラックな気分や背徳感はそんなに湧いてこないでしょう。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

テーマの奇抜さ・面白さと催眠音声としての実用性を考えた結果
今回は以下の点数とさせていただきました。
兄妹愛を描いた誰でも聴ける雰囲気の作品ですので
癒しを得たい人やハードなプレイに疲れた人にお薦めします。

CV:東雲沙紗さん
総時間 1:00:38


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

【バイノーラルマイク収録】囁き・耳かき・添い寝・隠れ宿 夢見亭 葵

サークル「ristorante」さんの同人音声作品。

エロよりも癒しに特化したサービスを楽しませてくれる専門店「夢見亭」。
その第3作目は上品で献身的な小町がおよそ2時間に渡り
耳かき、添い寝、エッチなどの様々なサービスをお届けします。

作風通り非エロのサービスに1時間以上もの時間が割かれており
その中で王道的なものからあまり見かけないものまで
それぞれに十分な時間を取りながらゆっくりと丁寧に行い癒しを与えます。



礼儀正しいけど積極的な小町
夢見亭の小町「葵(あおい)」から様々なサービスを受けるお話。

「本日は 遠路はるばるお越しいただきいたしまして 誠にありがとうございます」
葵は上品で優しい声の女の子。
お店にやってきた主人公に丁寧な言葉遣いで挨拶すると
緊張気味の彼を解きほぐすために近づいて優しい言葉を囁きます。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半はこういうお店に慣れていない主人公との親密度を上げようと
葵がエッチなサービスや耳かきをする様子
後半はすっかり打ち解けた2人がお風呂でのんびり過ごした後
より濃厚なエッチをしてから一緒に眠りにつく様子が描かれています。

エロと非エロのパートが混在している珍しい作りをしているため
当サイトでも作品の流れに従いながら紹介をしていきます。

内容の方は41分程度のエロに対し、非エロが64分といった感じに
癒しのウェイトをやや重くしています。
エッチについてもハードに抜くのではなく少しずつ気持よくなるプレイが多いため
女性に奉仕される幸せに浸るリフレッシュ的な色が強いです。
ですので基本的には癒しを求める人にかなり向いている作品と言えます。

「心も体も 硬くなってる部分は 私が 優しくほぐして差し上げますから」
今回お相手を務める葵はお嬢様のような気品を感じる女性。
全編を通じて非常に丁寧な言葉遣いを心がけながら
主人公のリクエストに応える形で誠心誠意尽くそうとします。

声や言い回しが上品なので最初のうちはよそよそしさを感じるかもしれません。
ですがお話が進むにつれてだんだんと彼女自身も肩の力が抜け
悪乗りしたりつい本音を漏らす女の子らしい部分も見せるようになります。
この物語の進行に伴う2人の親密度の変化も癒しを与えてくれます。



耳かきを中心に心身を解きほぐしてくれる前半
前半部分は3パート44分ほど。
最初に手コキからのフェラで1回射精してから耳かきに移り
仕上げに耳を舐めながらもう一度手コキで抜きます。
エッチ単体での時間は約17分。
手コキの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「どうでしょう? この後私に何をされても もう あまり恥ずかしいことはないでしょう?」
いきなりエッチが来るのはかなり珍しいと思われるでしょうが
葵としては主人公がここまで緊張している状態だと
この先のサービスを行ったとしても十分に癒されないだろうと判断してのことです。
その証拠に彼女はプレイをしながら自分にすべてを委ねるよう呼びかけてきます。
お淑やかだけど積極的な彼女らしさが窺えるパートと言えるでしょう。

プレイについては掴みなこともあってあまりエロエロには振舞わず
比較的ゆっくりとした音を鳴らしながら責めてくれます。
耳かき後に行う手コキパートも抜きに使うにはパワー不足に感じますし
あくまで親密になるための手段あたりに留まっています。

メインのサービスである耳かきは16分ほど。
膝枕の体勢で右→左耳の順に耳かき棒のみを使って
耳の外、穴の入り口、穴の奥をお掃除します。
仕上げに息を吹きかけることはありません。

耳かき棒は耳の外では「ずりー ぞぞっ」と乾いた軽い音
穴の中では「ぞりっ ずずっ」と入り口に比べて低く力強い音
穴の奥になると「すりすり くしゅ」と再び軽めの音になる、といったように
お掃除する部位に応じて効果音がきっちりと変化します。

他のサークルさんの素材を使用しているおかげで効果音の質も高く
中でも穴の中を掃除するときは耳のあたりにこそばゆい刺激が感じられます。
動かし方についても奥に行くほど小さくゆっくりと掻き出すようになりますし
様々な部分がリアルな質の高い耳かきと言えます。

「お客様の大きいの 私が抜いて差し上げますから… 気持ちよく抜いてしまいましょうね」
耳かき中の葵は手を動かしながら語りかけてくることが多く
その声の近さから彼女に実際にされているような温もりが感じられます。
上のセリフのようにちょっぴりエッチな言い回しをしてくるシーンもあったりと
2人の心の距離が少しずつ近づきつつあるのもわかります。

よく話すといっても囁くような弱めの声がほとんどですから
聴いててそこまでうるさく感じることはないでしょう。
私も聴いてる最中このパートは特に眠くなるのを感じました。
彼女なりのやり方できちんとリフレッシュを促してくれています。



葵が安らげる存在に感じられる後半
後半部分は4パート67分間。
露天風呂に入って寛いだ後部屋に戻ってSEXをし、最後に眠りにつきます。
エッチ単体での時間は約24分。
SEXの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「うふふっ どうでしょうか? 部屋に常設されている 個室露天風呂にしては なかなかいいものでしょう?」
露天風呂での最初のサービスはシャンプー。
「ぱちぱち ぷすぷす」と泡を撫でるような音を左右別々に鳴らしながら
およそ6分間に渡って洗った後、水で流します。
2人とも裸になっているようですがエッチな表現は特にありません。
ちなみにお風呂のシーンはバックで常にお湯の流れる音が鳴り続けます。

音自体は比較的リアルかな?とも思えるのですが
時間が短いのに加えて結構ノイズが入っているため
耳かきに比べると品質はイマイチというのが正直な感想です。
効果音もループで位置が大きく移動することもありません。

どちらかというと露天風呂のメインはその後の晩酌パートでしょう。
ここではすっかり打ち解けた2人が月を見ながらのんびり語らいます。

「こうして ぴったりと肩を寄せ合いながら 心も委ねあって なんて心地のいい時間なのでしょう」
2人で一緒の湯船に入りお互いの杯にお酒を注ぐ様子は
冒頭の緊張しきっていた2人とはまったく異なり親密そのもの。
お話の内容も他愛も無いものが多く落ち着ける雰囲気が漂っています。
最初は自分がリードしようと頑張っていた葵が
主人公を信頼し、逆に寄りかかるように変化していくところも面白いです。

そして様々な準備が整ったところでようやく2人は結ばれます。
プレイ自体は最初から騎乗位で繋がるオーソドックスなものなのですが
最中は葵がずっとキスをしながら腰を打ち付けるおかげで雰囲気がとても甘く
まるで恋人同士になったかのような幸せな気分が味わえます。

「今度は こうして ぎゅーっと お互いの体の温もりを感じながらいたしましょうか」
今までは割と控えめだった彼女もここだけはとっても積極的。
「ぱん ぱん」と肉のぶつかり合うような音をリズミカルに鳴らしながら
甘い言葉を囁いたり何度も唇を重ねてくるのに加えて
主人公が一度射精を迎えた後もそのままプレイを続行し、再度の射精を促します。

連続射精を目指す比較的ハードなプレイなのですが
彼女が強引に追い込むのではなく彼の求めに応じてやっているだけですから
本作の癒しの雰囲気を損なうものではありません。
2回戦は彼女の喘ぎ声が多くなって1回戦よりずっと興奮できます。

このように、親密度に応じて内容が変化するきめ細かいサービスが繰り広げられます。



癒しのパワーに満ちた作品
ここまで何度も書いてきたようにかなりの癒し効果が見込める作品です。

落ち着いた上品な言葉遣いや佇まいの葵、十分な時間を取った様々なサービスなど
作品を構成する主要な要素がどれも癒しやリフレッシュに収束しています。
耳かきや一番最後に登場する添い寝はいずれも長い時間が取られていますし
癒し系の王道的なサービスを好む人ならまず満足できるクオリティを持っています。
シャンプーや露天風呂については効果音の関係で難しいところもあるのですが
泊り込みの専門店ならではの個性に繋がっているとは思います。

「よしよし いいこいいこ うふふっ 可愛いですわね」
ちなみに前項で説明できなかった添い寝パートは
葵が左手に寄り添って抱き寄せながら頭を撫でてくれます。
ここだけは他に比べて彼女の態度が一気に砕けたものになりますから
彼女の女性としての魅力を感じながら眠ることができるでしょう。
眠りを妨げない囁き声も耳に心地いいです。

対するエッチに関しては全体的にプレイ内容がソフトなことや
淫語と喘ぎ声のボリュームが少ないことからやや押しに欠けます。
一応効果音+ちゅぱ音など複数のエッチな音を鳴らして頑張られてはいるのですが
雰囲気的なエロスが足りなく感じるため
サークルさんの他の系列作品のようなエロさを期待すると肩透かしを食らうでしょう。

中でも最も盛り上がるSEXシーンで前戯一切無しに挿入していること
挿入シーンが短い&ループ音なこと、1回戦の最中葵がほとんど乱れないことなど
純粋な抜きを意識した場合に首を捻る部分がいくつかあります。
ここに持っていくまでのストーリーがしっかりしていただけに
ちょっともったいないと言いますか、消化不良な印象を受けました。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

専門店ならではの静かで落ち着ける雰囲気が漂っている作品です。
約2時間で1000円とコスパに優れていますし
耳かきなどの癒し系作品を好む方なら十分な満足度が得られると思います。

CV:小粋さん
総時間 本編…1:56:27 おまけの寝息ループ…12:27


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパで+1してあります。

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