同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかだけどちょっぴり嗜虐的なところもあるセラピストが
ふたつの「頭」をマッサージして癒しと性的快感を与えます。

マッサージしながらその音に暗示を込めてリラックスや深化を促す催眠
二人目のセラピストが登場し二箇所を同時に責めるエッチなど
短時間ながらもテーマ性を持った濃密なサービスが味わえます。

今回は性感ルートのレビューをお送りします。
声と音による癒しのマッサージ
ヘッドマッサージ店のスペシャルコースを楽しむお話。

「ようこそ お待ちしておりました どうぞ中へお入りください」
セラピストは甘く優しい声のお姉さん。
来店したお客を施術室へ案内しベッドに仰向けに寝かせると
今回行うサービスの内容を簡単に説明します。

本作品はリラクゼーションスポットでの施術をリアルに体験してもらうことを目的に
最初は彼女が一人で、しばらくするともう一人のセラピストと二人同時にマッサージを行います。
双子系サークルとして有名なftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんとのコラボ作品ということで
総時間おそよ37分の中に両サークルさんの持ち味がいくつも込められています。

ちなみに今回レビューする性感ルート以外に安眠ルートも存在します。
そちらはさらに時間が短いですから、寝る前のリラックスに軽く聴くといった使い方もできます。

本作品の特徴は大きくふたつ。
ひとつはマッサージ音をトリガーに暗示を入れて深化や感度強化をすること。
もうひとつは催眠とエッチで施術スタイルが変化することです。

「ほら 頭を撫でられるたびに 意識がほぐされていく 固まっていた意識が 解きほぐされて 広がる」
前者はヘッドマッサージをする際、頭を撫でるのに合わせて摩擦音を鳴らしたり
「この音を聴けば聴くほど心地よくなる、特定の部位が気持ちよくなる」と暗示を丁寧に入れます。
声と音を組み合わせることで彼女たちに撫でられてる感覚を味わわせるわけです。

後者は先ほど軽く触れましたが催眠パートとエッチでセラピストの人数が変わり
それに合わせて施術の方法やマッサージ音の量、さらに言葉のかけ方や暗示の入れ方も変化します。

セラピスト1「頭は優しい指の感覚に 逆らえないくらいに蕩けていて」
セラピスト2「乳首は感覚が異常に集まっていて きゅっきゅっとしている」
特にエッチは双子形式の持ち味を活かして頭と乳首(乳頭)を同時に責めてくれますから
その部分だけ妙にムズムズするとか、熱いといった気持ちいい感覚が味わえます。
タイトルの「Caresses(愛撫)」に即したプレイでドライオーガズムへと導きます。
マッサージと音を組み合わせた催眠
催眠は2パート16分間。
最初のパートは彼女のヘッドマッサージを受けながら深呼吸して心身を軽くリラックスさせます。

「息を吸ってー 私の手で こめかみのあたりが ぐーっと持ち上がることで 圧迫感を感じる」
「すーっと 刺激が発散されて 落ち着いていく 指がふわりと 頭を撫でると さらに安らぎを覚える」

こめかみ、耳の裏、後頭部と位置を変えながら、彼女の指に撫でられる感覚を言葉で丁寧に伝えます。
パート後半に差し掛かるとキーとなるマッサージ音も登場し、「撫でる」に合わせてタイミングよく鳴ります。

セラピストの声がかなりぼんやりしてるのも相まって
比較的早い段階から頭の中がぼんやり、ぽわぽわしてきます。
専門店らしく実際にマッサージしながら催眠をかけてくれます。

次のパートはマッサージ音にもっと敏感に反応する暗示を丁寧に入れてから
この後始まるエッチシーンで行うスペシャルコースの内容を説明し、その準備を整えます。

「ほら 頭を撫でられるたびに 意識がほぐされていく 固まっていた意識が 解きほぐされて 広がる」
頭を撫でられる気持ちよさに音を上手くリンクさせて入れてくれますから
エッチシーンで効果音が鳴った際にビクッと反応する人がきっといるでしょう。
より多くの人がそうなるように彼女も短いカウントを何度も数えながら暗示を入れます。

エッチに移るまでの様子に技術を交えたテーマ性の強い催眠です。
セラピストが鳴らすマッサージ音に心地よさを覚えるようにすることを目的に
前半は深呼吸しながら頭を撫でられる感覚を味わわせ
後半はマッサージ音を適度に鳴らしつつ彼女の声や音が気持ちよくなる暗示を入れます。

時間が短いことを踏まえてやることをできるだけ絞り込み
余計な説明をする必要がなくなったぶん暗示のボリュームを増してます。
演技もしっかりしてますから催眠慣れしてる人なら普通に入れます。
ふたつの頭を同時に撫でられる快感
エッチシーンは2パート13分30秒ほど。
プレイは頭を撫でる、乳首責め、乳首オナニーです。

乳首責めの際に滑らかな摩擦音が鳴ります。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「あらあら 気持ち良さそうな顔 随分丹念にマッサージしたんですね」
もう一人のセラピストはややトーンが低く色っぽい声の女性。
マッサージと催眠の効果で骨抜きになったお客の顔を嬉しそうに眺めると
二人同時のマッサージでさらに気持ちいい世界へ導いてあげます。

エッチは彼女たちに責められる形で進みます。
前半はドライオーガズムへの準備として乳首の感度を高めるプレイ。
交互に、あるいは同時に語りかける双子形式で暗示を入れながら効果音をタイミングよく鳴らします。

セラピスト2「指から伝わるビリビリとした刺激を頭で敏感に感じ取って くらくらしてしまう」
セラピスト1「もう まともに物事を考えられないようですね」
これまでが一人だったからこそ、二人同時の施術は密度の高さを感じます。
一人目は頭、二人目は乳首とマッサージする部位を分担し
今まで以上にマッサージ音を鳴らして少しずつ確実に心身の熱を高めます。
ストレートなエロ要素は極力使わず、技術によって気持ちよくする催眠音声ならではのサービスです。

そうやって万全の体勢を整えた後、いよいよ乳首を自分でいじってドライを目指します。
プレイ自体は乳首に指を乗せて軽くこねる程度のソフトなものですが
今まで積み上げてきた催眠の効果で普段よりもずっと強い快楽が味わえます。

「手を止めても 乳首に今まで以上の快感がビリビリと流れ続ける」
セラピスト自身もこう言ってるように、実際にやってみると快感の余韻が大きいといいますか
軽くいじっただけでもピリッとした痺れが走り、それが少しの間残り続けます。

終盤の絶頂シーンもゆっくりカウントを数えて期待を高めてから長めの時間を取ってイかせてくれますし
乳首をある程度開発してる人ならドライに近い感覚が味わいやすいと思います。
絶頂に近づけば近づくほど彼女たちが畳み掛けるように語りかけてくるのも印象的でした。
言葉だけでなく雰囲気でも聴き手を絶頂へ追いこもうとします。

このように、頭と乳首の愛撫でイかせる独特なエッチが繰り広げられています。
リラックス重視の音系作品
音を上手に使って癒しと性的快感を与えてくれる作品です。

セラピストはお客にスペシャルコースを存分に楽しんでもらおうと
前半は本来のサービスであるヘッドマッサージを行いながら催眠を施し
準備が整ったところで別の頭を同時にケアしイかせます。
そして催眠パートの中盤あたりからマッサージの効果音を鳴らし始め
後になるほどそれに合わせて心地いい感覚が湧くように誘導します。

効果音をガンガン鳴らすのではなく要所で使うタイプの作品なので
音モノと呼ぶのは多少抵抗を感じるのですが、催眠やエッチで重要な役割を果たしてるのは事実です。
マッサージの臨場感を出す意味でも音を鳴らすのは効果的と言えます。
特にエッチシーンで乳首を中心にジンジンした快感を味わうことができました。

もう一押ししてくれたほうがドライしやすいようにも思えますが、総時間を考えれば十分かなと。
元々が癒し目的のサービスですし、心身にできるだけ負担をかけずに気持ちよくさせたかったのでしょう。

催眠は術者が途中から加わるところが面白いですね。
こういう変則的なスタイルは前後を整合させるのが難しいはずなのに
聴いてて特に違和感を覚えないのが素晴らしいです。
実力のあるサークルさんだからこそ形にできた作品だと思います。
エッチも前半と後半でセリフの重ね方や間の取り方が微妙に変化します。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エッチでは脇役になりがちな「愛撫」に敢えてスポットを当てた大変面白い作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:kuroko.さん、ftnrさん
総時間 44:30(安眠ルート16:35 性感ルート37:12)

.␣(Dot-Space)
https://ci-en.dlsite.com/creator/1316/article/409832

2025年12月22日追記
以前のリンクが切れていたので修正しました。

domination

domination(前編)に引き続いての後編です。
今回は2日目に行われる催眠とエッチの模様を紹介します。
1日目の経験を引き出す催眠
2日目はいよいよ気持ちいい射精に向けて2人のお姉さんが大胆なアプローチを仕掛けてきます。
その手始めとなるのが最初に行う準備。
1日目に2枚使用したものに加えてもう一枚、ある場所に絆創膏を貼ります。

先日は乳首特化のエッチ、本日は乳首とおちんちんの両方を責めるエッチをするので
この時点である程度の予想はつくと思います。
粘着力の強いものを使用すると剥がす時に大変苦労しますから(結構痛い)
そういう場合は予め腕に数回貼り付けて剥がしやすくしておくといいでしょう。

その後に始まる催眠はおよそ8分30秒間。
片方の腕だけ感覚を変化させた1日目に対し、2日目は両腕同時に重感と温感を与えます。

左「             圧迫感を感じるのも当たり前」
右「重く感じられるのは当たり前             」
左「            私達に感覚を操作されているから」
右「だって、あなたは昨日から               」
そして彼女たちが左右にいる状況を利用し、今回も腕に指を乗せられてる様子をイメージしながら行います。
「前日とほぼ同じじゃない?」と思う人がきっといるでしょう。
まったくもってその通り、彼女たちはわざと前日と同じスタイルで催眠を施します。

これは前日に催眠に入った経験や感覚をそのまま活性化させるためにそうしてるのだと思います。
2日目のメインはエッチですから、催眠に多くの時間を割くと楽しみが減ってしまいます。
双子スタイルなら同じ時間で倍近くの暗示を入れることも可能ですから
時間が短いからといって催眠に入れないわけではありません。
現に私が聴いたときも前日と同じ精神状態にあっさり移行できました。

ただし、両腕を同時に脱力したり温かくすることから
前日それらを行った腕のほうにより強い変化を感じるかもしれません。
パート後半に行われる深化のアプローチも若干違いますし、2日目独自の要素もちゃんとあります。
剥がされる軽い痛みを快感に
2日目のエッチシーンは2パート20分30秒ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、絆創膏への書き込み、絆創膏を剥がすです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろんあります(ドライもあります)。

右「絆創膏はそのままで、まずは乳首を触る所から始めましょう」
コンパクトな催眠で主人公を手早く催眠の世界に誘導した2人は
今度は両方の手を同時に使ってまずは乳首だけをいじらせます。

エッチはパートごとにいじる部位を切り替えながら行います。
前半の「感覚操作」パートは1日目と同じく乳首に的を絞ったプレイ(約10分)。
前日に貼った絆創膏をそのままにフリースタイルでいじり、ある程度経ったところで剥がす合図を出します。

左「あなたが 刺激を 感じる度に その快感は」
右「あなたが 動作を 繰り返す度 その快感は」
左「より強くなる       昨日と同じ」
右「      強くなっていく     」
こちらも1日目と似通った部分のあるプレイなのですが、あちらに比べて感度を強化する暗示の量が多く
既に2人の声に支配されてる状況も利用して乳首の気持ちよさを高めます。
両方の乳首を同時にいじるのも手伝って1日目よりは気持ちいい感覚が味わえました。

左「ただし、取ってしまったら」
右「    取ってしまったら」
左「あなたはイってしまうかもしれない」
右「あなたはイってしまうかもしれない」
さらに面白いのがパート終盤の絶頂シーン。
1日目に貼っておいた絆創膏を剥がすのに合わせてイきます。
これが粘着性の低いものを利用したほうがいい理由です。

ごくごく軽い痛みと言葉を組み合わせて絶頂させる珍しいアプローチです。
ですが、暗示を入れてるとはいえ乳首をいじっただけでイける男性がそれほど多いとも言えませんし
このタイミングで実際にイけるかどうかは人によると思います。

後半の「おしおき」パートは待ちに待ったおちんちんオナニーをするシーン(約10分30秒)。
2日目の冒頭に貼った絆創膏を一旦剥がし、最後の絆創膏にちょっとした手を加えて同じ場所に貼り直します。
そして自分が性的に興奮するワードを言いながらおちんちんをしごきます。

左「あなたは自分の言葉で     狂っていく」
右「          自分の声で     」
ここでも彼女たちは決して自分たちの意思を押しつけようとはしません。
「変態」とか「ドM」など聴き手が潜在的に好むエッチな言葉を自分自身に選ばせ
それの効果を増幅させるように暗示を投げかけます。

1日目からおちんちんにずっとお預けを食らってたこともあり
やはりしごき始めた瞬間はすごく気持ちいい感覚が沸いてきました。
純粋にしごく時間が5分程度とかなり短いのは残念ですが
パート終盤に差し掛かるとカウントや追加の暗示を使って射精へと導いてくれます。

このように、絆創膏と催眠の技術を組み合わせた特殊なエッチが繰り広げられています。
感覚の変化を楽しませてくれる作品
お姉さん達に支配されて気持ちよくなる感覚をじっくり時間をかけて教えてくれる作品です。

2人は主人公が自分たちに操られながら性的欲求を発散できるように
1日目はテーマの「支配」に力を入れた催眠重視、エッチはほどほどなサービスを
2日目は一転して導入を手短に済ませエッチに比重を置いたサービスを行います。

2日に分けたのはまとめて聴くと時間が結構長くなるからではなく
日を跨いでこそできるプレイを形にしたかったからです。
特に絆創膏を体に貼り、それを意識させて暗示の効果を持続させるアプローチは
他の作品ではまず見られない独特で有効な方法と言えます。
1日目の記事で「指先はいまいち」と書きましたが、乳首の方は実感できるレベルで気持ちよくなれました。

またこれらのエッチを成功させるカギとなる催眠についても卓越したものを持っています。
特に今作では序盤に行う腕の重感や温感、エッチにおける感覚の移動など
「感覚の操作」を催眠のひとつのテーマに掲げてる節があります。

双子による珍しさだけでなく、双子形式だからこそできることを高いレベルで成し遂げています。
現在様々なサークルさんが双子系作品に挑戦されてますが
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんの双子は本家とは違う方向性を持ち、それでいて完成しています。
催眠に入る感覚、漂う感覚を味わいやすい作品と言えます。

しかしエッチについては癖が強いと言いますか、男からしてみると物足りなく感じます。
総時間に対しておちんちんをいじる時間がかなり短いこと
乳首オナニーの比重が高く、開発具合による差が出やすいことなどが挙げられます。

特におちんちんオナニーは2日間に渡って行うからこそ
もっとがっつりしごかせてあげたほうが聴き手を満足させやすいと思います。
(射精後に無音の時間が長めに取ってあるので、そこで思う存分しごけということなのかもしれません)
またプレイ中にもう少しオナニーの指示を出していくスタイルにしたほうが
テーマの「支配」に合ったエッチになるのではないでしょうか。
絆創膏を使ったプレイが斬新で面白かっただけに、それ以外のプレイが気になります。

絶頂シーンはドライ1回、射精1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠独自の感覚や体験が味わいやすい作品です。
双子系の作品が好きな人におすすめします。

CV:左…ftnrさん 右…kuroko.さん
総時間 1:49:31(Day 1…57:35 Day 2…45:34 NG集…6:22)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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domination

※2022年11月1日追記
本作品は2022年10月29日に販売を終了しました。


サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声質の違うちょっぴり意地悪な2人のお姉さんが
左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけながらエッチな催眠を施します。

彼女たちの声や言葉に支配(domination)される快感をテーマにした独特なサービスが行われており
サークルさんの持ち味である双子形式はもちろん、誰にでも親しめるアプローチを使って確実に催眠を深め
エッチでも性的快感を餌にした焦らし系の責めで従う喜びを教えてくれます。

また2日間に分けて聴く作りになっているため
本レビューも前編、後編の2回に分けてお送りします。

音声を聴く前に以下のアイテムをご用意ください(必須)。
粘着力の弱い絆創膏 4枚(2枚ずつ使用)
油性マジック 1本(2日目のみ使用)
日を跨いで施される支配の催眠
2人のお姉さんに支配され気持ちよくなるお話。

「催眠オナニーを始める前に、あなたは催眠オナニーをしたことがありますか?」
左のお姉さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「こんな風に、左右から話しかけられる物だったり」
右のお姉さんは素朴で穏やかな声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
早速主人公に催眠オナニーの経験があるかを訊ねます。

本作品は女性の声や言葉に支配されながら射精する快感を味わってもらうことを目的に
2人が2日間をかけて100分以上にもわたる重厚な催眠とエッチを提供します。
1日目が57分、2日目が45分と手頃な時間に収められており
忙しい人でも無理なく聴けることに加え、その状況を活かした独特なプレイも登場します。

左「何倍も     満足感を得られる、新しいオナニーの方法」
右「    何十倍も満足感を得られる           」
本作品、というよりはftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんが持つ最大の特徴は双子形式。
上のセリフのようにひとつのセリフを2人で分け合い、コンビネーションを取りながら語りかけてきます。
そして重要なワード(この場合は「満足感を得られる」)を2人同時に言って聴き手に強く印象づけます。

表示形式の関係でセリフのスペースの位置がおかしくなってると思いますが
音声ではそれこそコンマ単位で2人の話すタイミングを緻密に計算しながらお話を進めます。
そして術者が2人いるおかげでセリフの途切れる時間がかなり短く
最中は声に包まれてるような感覚を抱きながら聴くことができます。
実際にどんな感じなのかは体験版を聴いていただくのが一番わかりやすいです。

1日目に行われるのは作品の要となる「支配される感覚」の仕込みと2日目への準備。
比較的短い時間を使って導入と深化を行い、その後焦らしを意識したプレイで服従心を養います。
最初から言ってしまうと1日目に絶頂シーンはありません。
催眠に浸る感覚を楽しんだり、彼女たちに感覚を操作される不思議な体験をすることがメインです。
イメージを上手に使ったシンプルかつ巧みな催眠
1日目の催眠は2パート15分30秒ほど。
前半の「催眠導入重感」パートは聴き手が選んだほうの腕(左右どちらでも可)に重さを感じるアプローチをします。

右「腕の付け根…      軽く押しつける」
左「      ぎゅって私が軽く押しつける」
右「肩が床に押し付けられる   更に私が力を加える」
左「           二の腕    力を加える」
ここでは2人が指を主人公の腕に押しつけるイメージを使って重さを伝えます。
直感的に状況が掴めるおかげで単に「腕が重い」と何度も言われるよりも重さを感じやすいです。
しかも今回2人は片方の腕しか脱力させません。
これによって彼女たちの暗示が自分に伝わってるかがとてもわかりやすくなっています。

私が聴いたときはまず二の腕あたりを押さえつけられてる感覚が生まれ
それが次第に指先のほうへと伝播していくように感じました。
当然のように反対側の腕にはそんな感覚はまったくしません。
重感自体が得やすいですし、割と多くの人が同様の体験をすると思います。

右「関節があるおかげで腕が曲がっている           」
左「         腕が曲がっている感覚になるかもしれない」
また2人は多くのシーンで「~かもしれない」と若干遠まわしな表現で言葉を投げかけます。
会話に近い口調で催眠を施してくれますから、催眠に堅苦しさを感じてる人でも聴きやすく感じるでしょう。
聴き手のことを第一に考えた丁寧かつ取り組みやすい催眠と言えます。

後半の「催眠誘導温感」はこちらも催眠音声ではお馴染みの熱を操作するシーン。
重くしてないほうの手を胸の上に置き、今度はお姉さんに手を添えられてる様子をイメージします。

右「手のひらが温かい            」
左「        そう、温かいのは当たり前」
右「実際に触れているのだから            」
左「            体温を感じるのは当たり前」
心臓の近くに手を置いてるのですから手の平にすぐさま温かさを感じます。
でもしばらくすると手の甲にも同様の熱を感じるようになります。
ここでも元々ある熱をそのまま伝播させる、やりやすさを重視したアプローチです。

そしてパート後半に入ると2人が言葉を使って一気に催眠を深めてくれます。
具体的な内容は聴いてのお楽しみとさせてください。
まるで全身を見えない力で押さえつけられてるような不思議な感覚が瞬間的に襲ってきます。

催眠における基本的な技法を作品独自のスタイルにアレンジした質の高い催眠です。
この時点ではテーマの支配にほとんど触れず
誰にでも通用しやすい2つの感覚をイメージと組み合わせて上手に伝えます。

体の一部だけ別の感覚を与える方針でそれぞれを進めてくれるため、そうでない部分との違いが自覚しやすく
催眠に不慣れな人でも催眠の世界に誘導されつつあるのがなんとなくわかります。
2人が冒頭のパートで「気持ちいいオナニーをするにはまず催眠にかかるのが大事」と言っていたように
1人でも多くの聴き手に催眠に入ってもらうことを目指して進めます。
心と体を縛る柔らかな鎖
1日目のエッチシーンは4パート37分間。
プレイは乳首オナニー、乳首の擦り合わせ(イメージ)、絆創膏装着です。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありですが射精表現はありません。

右「まず乳首から始めます                  」
左「          乳首に指が触れる様に手を置いて下さい」
シンプルかつ手堅い催眠で主人公を心地いい世界に案内した2人は
彼がより気持ちよくなれるように腕の脱力を一旦解除し、乳首の上に手を置くよう指示します。

エッチは2人に言われた通りに手を動かします。
プレイ一覧を見ていただければわかるように、1日目は乳首だけを集中的に刺激します。
具体的にどういじるかの指示は出してこないので開発済みの人の方がやりやすいかもしれません。

一番最初の「カタレプシー」パートはストレートな乳首オナニー。
序盤に少しだけ自由にいじる時間が用意され、その後は2人が言葉でプレイを応援します。

左「今は、乳首を撫でまわしてる事で安心感を覚えてるのかもしれない」
エッチパートに入っても本作品の催眠はまだまだ続きます。
乳首オナニーの欲求を掻きたてたり安心感を与えてプレイに没頭できる環境を整えます。
そして直後にわざと意地悪をしてもどかしい思いを与えます。

左「私達の言う暗示を受け入れていれば気持ちよくなれる」
右「私達の言う暗示を受け入れればあなたは支配下に置かれる」
彼女たちの最終目標は彼に支配される快感を与えることです。
だからこそ暗示を使って乳首オナニーを制御し、自分から屈服するようやんわりと誘導します。
実際にどういう方法を使うかはカタレプシー(筋肉硬直)から予想してみてください。
支配の手始めということで慎重かつ大胆に進めてくれます。

一風変わったプレイが登場するのは次の「感覚移動」パート。
2人が暗示を使って乳首の快感を指先へと移し、その状態で乳首オナニーをさせます。
指を乳首に見立てて乳首同士を擦り合わせるわけです。

右「初めはくすぐったいかもしれない」
左「でも、その奥に確かな性感が広がっているって感じられる」
他の催眠音声でもまずお目にかかれないプレイなだけあって
2人も手順を踏んで少しずつそうなるよう導きます。
ですが私が聴いたときは指先がピリピリするくらいで、残念ながら乳首ほどの強い快感は得られませんでした。

私が乳首開発済みだからかもしれませんね…。
誘導や暗示に問題は見られませんし、未開発の人がやってみたらまた違う可能性があります。
人によって評価が分かれそうなプレイです。

本作品ならではのプレイは一番最後の「絆創膏」パート。
事前に用意した絆創膏を体のとある部分(2箇所)に貼ります。

右「絆創膏は、私達に支配されてる証            」
左「               絆創膏は、私達が繋いだ鎖」
本作品のエッチは2日間に渡って行われます。
そのため2人は1日目の状態をセーブする意味合いを込めて絆創膏を貼らせます。
普通の人には怪我をしてると思われるでしょう。
でも本人にとってこれは彼女たちに繋がれた鎖に他なりません。

作中では聴き手がそう感じられるようにきちんと暗示を入れてくれます。
絶頂させないことも含めて「女性に支配される感覚」を楽しませることを意識したプレイを行います。

後編へ続く…。
domination(後編)

CV:左…ftnrさん 右…kuroko.さん
総時間 1:49:31(Day 1…57:35 Day 2…45:34 NG集…6:22)


体験版はこちらにあります

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あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ちょっぴりヤンデレをこじらせている好奇心旺盛な彼女が
偶然見つけた催眠術の本に従って愛する人に催眠をかけてあげます。

以前デートした場所のイメージを使って催眠を深めるシーンや
彼の乳首や亀頭といった弱点を責めて一気に射精感を煽るなど
恋人らしさを踏まえたコンパクトなプレイが行われています。
催眠に入りやすくするために大事なもの
図書館で彼女にエッチな催眠をかけてもらうお話。

「ねぇ、じゃーん! こんなもの図書館で見つけたよ!」
彼女は明るくて穏やかな声の女の子。
図書館で催眠術の本を見つけたと主人公に告げると
それを使って彼に催眠をかけてあげます。

本作品はおよそ19分というかなり短い時間の中で
彼女が軽い催眠をかけてから乳首を責めたりオナニーをリードします。
2人が恋人同士なだけあって彼女の態度は最初から人懐っこく
心の距離を感じさせないやり取りが自然なリラックスを提供してくれます。

「催眠術ってのはね、君自身が掛かろうとしてくれると、よりかかりやすいんだって!」
また催眠を開始する前に彼女が持ってる催眠の本を軽く読み上げて
催眠に関するちょっとした心得を伝授するシーンもあります。
彼女によると催眠に入りやすくなるためには「思い込み」が重要で
そうするほどより気持ちいい体験ができるようになる
そうです。

催眠は術者と被験者の信頼関係を前提として行うものですから
術者の言葉を懐疑的に受け止めるよりも
「なるほど」と肯定的な姿勢で取り組むほうが確かに入りやすくなります。
術者も聴き手ができるだけ疑問を感じないように考えながらセリフを投げかけます。

催眠はおよそ6分間。
最初は目を開けたまま彼女の声に合わせて軽く深呼吸します。

「すっごい、リラックスするね。ぼ~っとしちゃう…気持ち、いいよね」
やってることは極めてオーソドックスですが
事前の小話を通じて催眠を無意識的に受け入れやすく感じていることや
合間に投げかけられる彼女のぼんやりした声が心地よい気分を誘います。

「あれ? もう、ちょっと入ってるね? 君は、かかりやすいんだね」
彼女が上のようなセリフを言ってくれるのもいいですね。
先ほど話した「思い込み」ができるように上手に誘導しています。
他にも今いる図書館のイメージからリラックスを促したりと
短い時間の中でできるだけ催眠に入りやすくなる気遣いを見せます。

お次はより深い催眠状態に入るために目を閉じ
以前彼女と行ったスカイツリーのエレベーターをイメージします。

「なんだか…きもちいいね。ゆっくり、ゆっくり、落ちてる…だけなのに」
長めのカウントを適度にペースを変えながら数え
さらに「気持ちいい」「落ちる」といった暗示を適度に入れてくれます。
エレベーターが下に降りるイメージも簡単ですし
聴いてると頭を中心に体の重さを感じるでしょう。

作品の背景や彼女のキャラを踏まえて行うシンプルな催眠です。
聴き手の心を彼女の指示に従いやすい状態にするのを目的に
簡単なラポール構築から入って深呼吸、イメージにカウントを交えた深化と
比較的よく見かける技術をテーマに合わせてアレンジしながら施しています。

時間が短い関係で催眠をある程度経験している人向けの内容ですが
その条件をクリアしているのであれば催眠特有の感覚が多少は実感できます。
女性にちょっぴり意地悪される快感
エッチシーンは8分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ここで、あなたを、気持ちよく、してあげる」
催眠を使って主人公を自分の言いなりにした彼女は
そのまま彼の乳首をいじってもっと気持ち良くしてあげます。

エッチは彼女の指示に従う形で進みます。
プレイの流れは彼女が「さわさわ」「こりこり」と言いながらまず乳首を責め
同時に感度強化の暗示を入れて準備が整ったらオナニー開始。
その後は亀頭責めを加えて射精を促します。
こちらも短時間での射精を想定したシンプルな内容です。

「ねぇ、知ってる?乳首ってスイッチなんだよ? 1回いじる度に感度が1上がるの。わかる?」
そして彼女はここでもカウントをトリガーに定め
それに暗示を絡めて効果的に気持ちを盛り上げてくれます。
乳首開発済みの人の方が楽しみやすいプレイですね。
時間が短いからこそ気持ちよくなる暗示を意識して多めに入れています。

「声もどんどん女の子みたいになっちゃって…すっごいかわいい…もっといじめたくなっちゃう…」
また後半に差しかかると彼女も興奮したのか、ちょっぴりSっ気のあるセリフを言ったりします。
暗示とは別に女性に責められるシチュによっても興奮させてくれるわけです。
オナニー自体は好きにさせて、心への責めを重視したプレイを行っています。

射精についてはカウントではなく彼女のセリフに合わせて行います。
オナニーの純粋な時間が3分程度しかないのを考えると
1日くらいは我慢してから聴いた方がタイミングよく出せるでしょう。
小さくまとまっている作品
短時間にも関わらず完成度の高い作品です。

彼女は催眠術の本に書いてある技術に自分の特性を掛け合わせて
主人公をある程度の催眠状態に誘導し、その上で暗示と物理的な刺激で射精へと導きます。
1時間クラスの作品に比べて簡略化されてる部分が多いものの
暇なときに手軽に、気軽に楽しむ作品として見れば十分なクオリティを持っています。

どちらかというと催眠の方に光るものを感じます。
彼女の気さくな態度やセリフ、催眠に関するお話を利用した導入
デートした場所のイメージを使った深化など
聴き手が主人公になりきって楽しめるいくつかの工夫がされています。

6分程度の誘導だと普通は軽い眠気を催す程度なのですが
今回は深化シーンで実感できるレベルの「落ちる」感覚がありました。
限られた時間内にこれをやり遂げてるところが素晴らしいです。

エッチも引き続き恋人気分を出しつつ彼女に責められるM寄りのシチュにしています。
淫語を多少言う以外は暗示で盛り上げる催眠音声らしいプレイです。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

あまり時間が取れない人でも楽しめるありがたい作品です。
無料ですので興味を持った方は是非お試しください。

CV:ftnrさん
総時間 本編…18:54 寝落ちした場合…2:10

あでぃくしょん
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/47171941.html

追記
「寝落ちした場合」パートはほんの少しだけヤンデレ要素を含んでます。
本編にはそれらしき描写は特にありません。

Lethe

※2022年11月1日追記
本作品は2022年10月29日に販売を終了しました。


サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、一時的にSの気持ちになってエッチを楽しむことを目的に
2人のお姉さんが左右から別々の言葉を投げかける変わった催眠を施します。

サークルさん最大の特徴とも言える双子形式や
ギリシャ神話をベースにした大衆的かつ個性的な誘導など
音声を楽しみ、自分から催眠状態に入れる工夫が数多く用意されています。

音声を聴く前に以下のものをご用意ください(必須)。
・透明なグラスに注いだ飲用水
飲むと忘却を体験できる不思議な水
術師と助手に催眠をかけられ、助手とエッチするお話。

「この度は 当システムをご利用いただきましてありがとうございます」
術師は甘く可愛い声のお姉さん。
「ポストに変なチラシを入れちゃってごめんなさい」
助手は穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
チラシに書いてある番号から連絡を受けて主人公の家にやって来ると
自己紹介など簡単なやり取りを経てから催眠を始めます。

本作品は出張催眠サービスらしきことをしている2人が
「あなたはSですか?」というチラシのフレーズに興味を持った彼のためにエッチな催眠を施します。

助手「いつも通りで良いんですよ                        」
術師「                お邪魔してるのは私達の方ですからね」
そして彼女たちは音声開始から終了に至るまで術師が右、助手が左に陣取り
時には交互に、時には同時に語りかけてきます。

一般的な双子系作品はセリフごとに声の位置が切り替わる場合が多いのですが
ふたくろさんの作品ではひとつのセリフを2人で分担することが非常に多いです。

意識を左右に揺さぶられる頻度が上がっているため
比較的早い段階で頭の中がぼんやりする感覚が沸いてきます。
本作では他にもサークルさんの過去作とはやや違う双子の活用術が登場します。

催眠は5パート38分ほど。
音声を聴く際の簡単な心構えを説明された後、まずは2人の何気ないお話に耳を傾けます。

彼女たちが事前に言った心構えは2つ。
ひとつは「2人の言葉や考えを無理に追う必要はない」
もうひとつは「2人の指示に無理に従う必要はない ただし、自分の感覚には素直になる」ことです。

助手「落ち着くっていうことはまだ             」
術師「              まだ意識しなくていいです」
助手「考えないで ずっと無意味に思えるような会話を楽しむ」
術師「考えないで                       楽しむ」
その上で2人はお話の中にわざと自分たちの言うことに従わないよう呼びかけるセリフを交え
聴き手の自然な反応を引き出そうとします。
さらにセリフの中に意識の力を弱め、聴き手を良い気分にさせる単語を盛り込み
それを多くのシーンで2人で同時に言います。

この「キーとなる暗示を2人が多くのシーンで合わせて言ってくる」ことが
本作品の双子における大きな特徴だと私は考えています。
以前も使われていたのですが今回は意識して多く使っているのが見受けられます。

「腕が重い 重い どんどん重くなる」みたいに暗示を並べるシーンがほとんどないため
実際に聴いてみると普通の会話をしているのと同じ感覚がするでしょう。
ですが伝えたい言葉を強調しているから無意識にはしっかりとそれが届きます。
だから後になるほど妙に眠いとか、体を動かしたくないといった催眠特有の感覚が自然と湧いてきます。

お次は目の前に広がる大きな川をイメージし
そこに自ら浸かって心地よい水の感覚を楽しみます。

助手「周りに植物は?       何かあった?」
術師「          何もない?         」
川はどれくらいの大きさか、周りに鳥や植物はいるか、入ったときの水圧はどれくらいかなど
2人は川全体をリアルにイメージできるよう様々な質問を投げかけます。
具体的に何があるとかは言わず、思い浮かぶままにさせているのがいいですね。
自由にイメージできるから自分の内面に意識を向けやすく、結果的に催眠に入りやすくなります。
聴き手が「自ら」催眠に入るのを上手にサポートしています。

ちなみにこの川はレテ川と言い、ギリシャ神話によるとこの水を飲めば記憶を忘却するそうです。
事前に水を用意したのはこのためです。
催眠を深めつつこの先に登場するメインの暗示を受け入れやすくもしてくれています。

助手「神聖な水が身体に染み込んでいく    」
術師「記憶を辿っていたのに途中で阻害される」
助手「喉を通り、食道を通り胃に流れ着く」
術師「思い出せそうなのに答えが流れる」
その後さらに10分ほどをかけて入念な準備をしてからいよいよレテ川の水を実際に飲みます。
直後に2人が投げかける質問に対してまったく思い出せない人がいるでしょうし
完全に忘れてなくても思い出しにくく感じる人もいると思います。
催眠音声では珍しく記憶支配に力を入れた催眠を施しているのも本作品の大きな特徴です。

※記憶支配の説明は「催眠用語集」の一番下で行っています。

双子形式をベースに変わったアプローチで進めている極めて個性的な催眠です。
聴き手の心を一旦リセットしSの気持ちを植えつけることを目的に
古典的な技法に頼らずイメージが持つ印象や所々で同時に投げかける言葉で催眠を深めています。

レベルの高い双子作品は現在でもまだまだ少ないですし
ふたくろさんの双子は本家とは明らかに違う特徴を持っています。
今回は催眠っぽさが薄められており、いつの間にか催眠に入っている感覚がするでしょう。
一旦催眠を深め、再深化させてから水を飲ませる流れも丁寧で良いです。

しかし、記憶支配の暗示自体が催眠の中でも入りにくい部類なため
一般的な催眠音声に比べるとうまくいかない可能性もあります。
実は催眠音声で記憶支配をしてくる作品はあまりありません。
大抵が運動支配や感覚支配止まりです。

そんなわけでやや大衆性に欠ける部分も持っています。
私が聴いたときも忘れたものもあればそうでないものもありました。
かなり挑戦的なことをされていると思います。
初心者よりも催眠慣れしている人の方が楽しみやすいかなと。
ドMな女性をいじめ抜く快感
エッチシーンは4パート20分30秒ほど。
プレイは乳揉み、全身舐め、フェラ、SEX(バック)、スパンキングです。
SEX、スパンキングの際に控えめな音量の効果音が鳴ります。

助手「私を… いじめてほしいの…」
レテ川の水を飲んで今までの記憶を忘れ、代わりにSの心を身につけた主人公は
ドMな助手の懇願に促されて体を舐めさせたり彼女のおまんこを激しく突いてあげます。

エッチはドSになりきってドMな女性を責める催眠音声ではあまり見かけないプレイです。
催眠音声ではM向けのプレイが多いから敢えてこうしたのでしょう。
水を飲んだ後に心をSにする暗示を入れ、プレイ中もその気持ちを膨らませるサポートをしてくれます。
助手とエッチすることになった経緯については聴いてのお楽しみとさせてください。

序盤~中盤はSEXに向けての前戯的なプレイ。
助手のおっぱいを揉んだり、逆に彼女にご奉仕させる形で体やおちんちんを舐めさせます。

助手「谷間がじんわりと汗ばんできてるのを感じますか? ご主人様 …胸ばかりじゃ…もっと もっと…」
先ほどまではほぼ対等に接していた助手が急に弱々しい口調になり
こちらを「ご主人様」と呼んでおねだりをするシーンがいくつも登場します。

いじめたくなるオーラを放っているキャラですね。
普段は女性に責められるプレイを楽しんでいる人でも
こういう態度を取られると少しは優越感を抱くのではないでしょうか。
催眠のテーマである「忘却によるS化」をわかりやすい形で体験させてくれます。

術師「あなたのペット あなただけのペットが 小さな口で懸命にあなたを受け止めてるこの音が あなたの興奮を高めていく」
またエッチシーンではメインの術者を術師が担当し
助手はちゅぱ音や喘ぎ声を漏らす普通のエッチに近い役割を演じます。
そしてそれらの音に対して暗示を入れてさらに興奮が高まるように導いてくれます。

単にエロいだけでなく、それをきちんと催眠と組み合わせているところがとてもいいですね。
ちゅぱ音と喘ぎ声のボリュームが意外に多くて純粋な性的興奮も得られます。

最も印象的だったプレイは終盤に登場するSEX。
助手を四つん這いにさせ、おちんちんをおまんこに擦りつけて軽く焦らし
挿入後は激しく突きながらお尻を軽く叩くややハードな責めが楽しめます。

といってもお尻を叩く回数はごく僅かでドン引きするほどではありません。
女性を好きに犯す気分を盛り上げるスパイスとして活用しています。
明確な絶頂指示が無い点だけご注意ください。
助手が最後のほうでイクのでそれに合わせてこちらもドライを決める感じになります。

このように、女性を責める快感に焦点を当てたエッチが繰り広げられています。
チャレンジ精神溢れる作品
テーマ、催眠、エッチに至るまであらゆる部分がぶっ飛んでいる変わった作品です。

術師と助手が左右から語りかけ、主にイメージを使って上手に催眠を深めてくれます。
術者が2人いるのでセリフの途切れる時間がとても短く
聴いている最中はずっと言葉に包まれ、心を動かされる不思議な感覚が楽しめます。
使われている技術もサークルさん独自のものが多く新鮮味があります。

正直なところ、ふたくろさんの催眠は他のサークルさんとは違うところがあまりに多すぎて
当サイトのレビューではその魅力のすべてを語ることが出来ません。
ここまで書いてきたこともごく一部ですし、私が気づかなかったものもきっとあるのでしょう。
彼女たちも聴き手が作品を自分のスタイルで楽しめるようにリードしてくれています。

中でも催眠の終着点を記憶支配に置いているところが面白いです。
こればかりはうまくいくかどうかの保証ができません。
しかしそれに向けて彼女たちが最善を尽くしているのは事実です。
「水を飲む」という極めて大衆的な行為からそれを誘発しているのは素晴らしいです。
私が今まで聴いてきた記憶支配を扱う作品の中ではトップクラスの誘導をしています。

対するエッチは催眠とはガラリと趣向を変えています。
まずS向けのプレイをしているのが独特ですし、助手が催眠音声らしからぬ乱れっぷりを見せます。
術師の暗示もそうですが男性の女性に対する支配欲・征服欲をくすぐるプレイをしているなと。
気持ちを高めることに力を入れているのでドライはしやすいです。

絶頂回数は最後に1回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこです。

充実した催眠と一風変わったエッチの両方が楽しめる異色作です。
双子好き、個性的な催眠が好きな人には特におすすめします。

CV:助手…ftnrさん  術師…kuroko.さん
総時間 初回用…1:20:55 2回目以降用…1:16:11 NG集…2:56

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
初回用と2回目以降用の違いは冒頭のやり取り(約5分)のみです。
催眠やエッチの内容はどちらも一緒です。

黒子ごっこさんで公開されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、色っぽいお姉さんの催眠で声に反応する操り人形に変えられた後
それを使って性感を高め、絶頂する催眠音声らしいエッチを楽しみます。

6名の製作者が1つのシナリオを協力して作り上げているのが大きな特徴で
統一されたテーマ性を持ちつつ所々で作者さんらしいアプローチがされています。
現在のところ男女合わせて6名の読み手さんが音声化されてますから
好きなバージョンを聴くのはもちろん、他のバージョンと聴き比べてみるのもいいでしょう。

今回はるのあさんのバージョンを聴いてのレビューをお送りします。
声に反応しやすい心と体へ
お姉さんに人形化の催眠をかけられ、声だけで何度もイカされるお話。

「あなたは「催眠術」に興味はありますか?」
お姉さんは色っぽく落ち着いた声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
日常生活に潜んでいる催眠っぽい体験に関するお話を始めます。

本作品はkuroko.さんという催眠音声の製作者さんがtwitter上で主催し
それに賛同した他の製作者さんとリレーをする形でひとつのシナリオを作り
後日何名かの読み手さんが音声化されました。
今回参加された製作者さんは以下の通りです(敬称略)。

Yanh(Hypnotic_Yanh)、tareme(F・A・S)、あのん(Tuberose kiss)
MarKuS(.␣ [Dot-Space])、蓮れい(Lotophagos)、kuroko.(ftnr×kuroko.ぷろじぇくと)

作者名の横にあるリンク先を見ていただければわかるように
男性向け、女性向けの両方で活躍されている方ばかりです。
催眠音声は1~2名程度の少数でシナリオを書くケースがほとんどなだけに
ここまで多くの方々が協力して催眠音声を作るという試み自体が非常に珍しいです。

催眠はおよそ12分30秒間。
最初は我々が日常的に体験している催眠の感覚を彼女が具体的に説明し
それをイメージしながら声に耳を傾けリラックスします。

催眠と聞くと自分とは縁遠いものに感じる人もいるでしょうが
実は人間なら誰もが毎日のようにそれに近い体験をしています。
よく例に挙げられるのが楽しいことをしていると時間があっという間に過ぎ去ってしまう感覚です。

「うーん そうですねー では高速道路で運転している時 同じ景色ばかり見てボーっとしちゃったこととか…無いですか?」
彼女もわかりやすい例を用いて催眠が身近なものであることを教えてくれます。
催眠慣れしている人ならこれだけでも軽くボーっとするでしょうね。

「今からほんの少しの間だけでいいから 私の言葉に耳を傾けて 集中して下さい」
また彼女はお話をしながら適度に自分の声に集中するよう呼びかけます。
ヘッドホンあるいはイヤホンをつけて聴いていれば声は自然と耳に入ってきますから
無理に意識しなくても音声を聴いていれば勝手にそうなります。
ですからあまり身構えずリラックスして聴くのがいいでしょう。

声を聴く心の準備が整ったところで彼女は体が温かくなる、あるいは力が抜ける暗示を入れ
こちらをさらに深い催眠状態へと導きます。

「そう 私の声があなたの耳に入って鼓動を揺らすたびに そのエネルギーは優しい熱へと変わり あなたを温める」
「私の声があなたの全てを上書きしていく そう あなたは私のお人形 私が全て塗りつぶしちゃったから」

最初は単なるコミュニケーションの手段と思っていた声に対して
聴いていると妙に気分がいいとか、心地よく感じる人がきっといるはずです。
彼女もそう感じてもらえるように声に関連付けながら暗示を入れています。
そうやって声に反応しやすい心と体に作り変えてくれるわけです。

声への集中力を高め、それ維持しつつ上手に暗示を入れるシンプルな催眠です。
聴き手を声に操られる人形にすることを目的に
まずは軽いお話で催眠への疑念を解くと同時に両者の信頼関係を構築し
声への興味を引きながらよりリラックスできる言葉を投げかけます。

時間が短いのでどちらかといえば経験者向けの催眠だと思います。
しかし序盤の心の掴み方や中盤以降の暗示の入れ方はかなりの大衆性があります。

何より面白いのが複数の製作者さんが共同でシナリオを書いてるのにもかかわらず
聴いててそこまで大きな違和感がないことです。
言い回しに多少の違いはあっても催眠の流れや使用している素材は統一されています。
製作時間もかなり短かったようですし、そういったハンデを考えれば十分な完成度を誇ると言えます。
自分の行為に羞恥を感じながら
エッチシーンは20分ほど。
プレイは声による絶頂、記念撮影です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほうら どんどん快感が込み上げてきますね じくじくとした黒い快感が とめどなく湧き出てきますね」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にしたお姉さんは
引き続きそれを使って感度を高め、射精とは違うオーガズムへと導きます。

エッチは肉体的な刺激を一切与えず暗示やイメージだけで気持ちを高めます。
先ほどの催眠で育ててきた声に対する印象を活用したプレイをしてますから
うまく催眠に入っていれば自然に体が熱くなり、股間がムズムズする感覚が湧いてくるでしょう。

「今の自分 アヘ顔人形の姿を もっと鮮明にイメージして そうすれば ほら ますます気持ちよくなる」
「アヘ顔ダブルピース? 本当に無様 本当にふしだら 本当にみっともないね そう そうすることで あなたの快感はますます強くなっていく」

もうひとつの大きな特徴はこちらが羞恥を感じるポーズを取らせ
それによって性的興奮を促してくれること。
彼女は途中でアヘ顔になったり、股を開いてダブルピースをする指示を出します。

Mな人なら実際にやってみるといい感じに興奮できるのではないでしょうか。
催眠とは打って変わったやや変態的なプレイが繰り広げられています。

「0! 0! 0! 甘い快感が電流のように体を駆け抜けて あなたはイく! …もう頭の中は真っ白 意識の全てが漂白されて何もわからない」
終盤の絶頂シーンも3回続けて行うややハードなものです。
1回ごとに別の製作者さんが担当されていることもあり
それぞれで多少違う快感が味わえるかもしれません。
私個人は一番最初が最も強く大きな快感を得られました。

このように、それなりのM性を持った催眠音声らしいプレイが楽しめます。
声の力を活かした作品
声に対するイメージを軸に据えた比較的オーソドックスな作品ではありますが
ところどころで製作者さんたちの持ち味が垣間見える面白い部分も持っています。

お姉さんは主人公が声だけで気持ちよくなれるように
最初から声への興味を引き、それに関連付けながら様々な暗示を入れます。
そしてエッチも声で性的興奮を高め、絶頂へと追い込みます。
6名の作者さんが思い思いに作られたとは思えないほどテーマ性がしっかりしています。
私はこの部分に最も感銘を受けました。

そして細かな言い回しやエッチのプレイ内容に個性が見られます。
アヘ顔ダブルピースはその最もわかりやすい例です。
ただし、いきなりそれを持ってくるのではなく前後の調整もしたうえで行っています。
どの作者さんも聴き手に違和感を与えないよう気をつけながらシナリオを書かれています。
作風は違っても根幹的な部分は皆さん同じなんだなってすごく思いました。

エッチは引き続き声でイカせる流れにスパイスとして多少の変態要素を加えています。
絶頂シーンは全部で3回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

同人活動をそのまま具現化したような極めて個性的なスタイルの作品です。
興味を持った方は男女を問わずお試しください。

CV:るのあさん、三森愛乃さん、綾坂めろさん、ftnrさん、豆腐屋ジョニーさん、想さん
総時間 41:12(読み手さんによって多少前後します)

黒子ごっこ
http://kur0k0kk0.blog.fc2.com/blog-entry-75.html

サークル「F・A・S」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、ジョジョの奇妙な冒険第6部に登場する「エンリコ・プッチ(プッチ神父)」が
催眠を使って幸福になるためのお手伝いをしてくれます。

元ネタがあることを踏まえてそれを強く意識した演出が数多く盛り込まれており
彼はお馴染みのセリフを言って緊張を解きほぐしたり
スタンド能力を交えた暗示で聴き手に勇気や希望を与えようとします。

ちなみに私は第6部に関する知識をネットで調べた程度しか持っていません。
原作を知る方にとっては見当違いな事を言っている箇所があるかもしれないことをご了承ください。
天国に行くための条件とは?
プッチ神父の催眠で幸福になるお話。

「君は 人と動物の違いとはわかるかい?」
プッチ神父はややトーンの低い落ち着いた声の女性。
人と動物の違いは「天国に行きたいと願うことができる」ことだと主人公に説くと
天国に行くために何をすればいいのかを教えてあげます。

本作品は催眠音声では非常に珍しい二次創作物にあたり
原作に忠実なキャラや言い回しをしながら彼が心にプラスに働く催眠をかけてくれます。
彼が言うところの天国とは死後の世界のことではなく
精神的に充実している、つまり幸福であることを指すそうです。

そして彼は天国に行くための大切な要素として
「信頼できる友」「リラックス」「14の言葉」の3つを挙げています。
最後の14の言葉は原作を知らない人にはピンと来ないでしょうが
前の2つは催眠においてもとても重要な要素です。

ネタ色が強いからといって別段催眠がいい加減なわけではありません。
むしろ好きだからこそ上手に活用しながら催眠を進めています。


「人に対し何かをしてあげるということは全て「見返り」を期待しての行為だ 人に親切にするのは自分も親切にしてもらうためであり 無償の愛というものは存在しない 無償の愛とは天国へ行くための「見返り」だからだ」
原作にあった名台詞が頻繁に登場するのもポイント。
それらを知っている人ほど彼の言葉に集中できるでしょうね。
彼はもちろん、友人であるDIOのものも若干ですがありました。

催眠はほぼ全編にあたる38分間。
事前に軽く深呼吸をしてからまずは彼が数える素数と言葉に耳を傾けます。

「さぁ 心を落ち着けよう… 『素数』を数えて落ち着くのだ… 『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…君に勇気を与えてくれるだろう」
「数字が大きくなっていくたびに 少しずつ心が落ち着いてくる 心が落ち着くと 両肩から力が抜けて 腕が重くなっていくのを感じるかもしれないな」

ここでは右から素数を、左からリラックスや脱力の暗示を同時に入れてくるのが面白いですね。
聴き手の意識を素数に向けることで暗示に対する抵抗力を削いでいます。
左右から別々のことを言われるおかげでちょっぴり頭がくらくらするかもしれません。
原作の要素を活かしつつ催眠に誘導できるようきちんと組み立てられています。

中央「思考がぐるぐると螺旋のように回り 落ちていく 一本道の思考の表面をずーっと辿っていく」
右「螺旋階段 カブト虫 廃墟の町 イチジクのタルト カブト虫 ドロローサへの道 カブト虫 特異点 ジョット 天使 紫陽花 カブト虫 特異点 秘密の皇帝」

素数を数えながら適度に催眠に入った後に登場する深化もとってもユニーク。
右から、あるいは左から先ほど言った14の言葉を投げかけながら
中央では意識がぼやけ、頭の中がどろどろになる暗示を入れていきます。

聴いた限りだと14の言葉自体にそこまでの意味は持たせておらず
中央からの暗示を入れやすくするためのギミックとして使用しているように思えます。
私の場合は意識のぼやけよりも手足の重さを強く感じました。
メイド・イン・ヘブン 時は加速する
無事催眠に入った後はいよいよ目的である幸福を掴みにいきます。
ここでは彼のスタンド「メイド・イン・ヘブン」に則って
「時を加速させ、未来の自分に会いに行く」という非常に変わったイメージが用いられています。
(メイド・イン・ヘブンのスタンド能力は「時を加速させる」こと)

「時はどんどん加速していき 時計の針がぐるぐる回りだす 重力が体を引き戻そうとし 後ろに引っ張られるような感覚がする」
時が急速に進むという非現実的な感覚を
彼は超高速の乗り物に乗って移動しているような感覚として伝えてくれます。
催眠に入ったときに感じる浮遊感や落下感に近いものですね。
同時にカウントを数えることで時が進んでいる気分にもさせてくれます。

「未来の自分と混ざり合うと 今の姿から一変して 誰から見ても できると思われるような凄みを感じる姿へと変わっている」
そして最後は未来の自分にパワーを分け与えてもらうイメージを交えながら心身をリフレッシュします。
実際のところ、過去をくよくよするより未来に向けて頑張るほうがずっと建設的です。
だからこそ彼は未来の自分を今よりも良い形で表現し
「そうなるに違いない」という勇気と活力を与えようとします。
普段よりも声のトーンを上げ、晴れやかに語りかけてくれているのも印象的でした。

このように、プッチ神父のキャラを最大限にリスペクトした催眠が繰り広げられています。
良い意味でぶっ飛んでいる作品
二次創作らしい個性的なネタの数々と催眠の技術を融合させている異色作です。

「数年後の君はこうなると理解する そうなるために「覚悟」して行動する それこそが「幸福」なんだ」
プッチ神父は天国に行くためには幸福になる必要がある
幸福になるには未来に対して覚悟して行動するのが良い、といった感じに
主人公にもわかるように説明しながら順を追う形でそこに導いていきます。
そして覚悟するための具体的な手段として、彼のスタンドを交えた催眠を施しています。

聴く前はどういう内容なのか不安と期待が半分ずつでしたが
ネタを取り入れながら催眠技術をあまり違和感を感じない形で使用しています。
特に素数を数える、14の言葉を口ずさむシーンで
混乱技法を主軸に据えたのは良いアイデアだと思います。

「ほんのちょっぴりとでも 何かを難しいと思ったら 心の中で 「簡単簡単 どうってことない」 と唱えてみるといい」
仕上げの未来の自分と会うシーンについても、具体的なビジョンを敢えて提示せず
聴き手が自分の中で好きにイメージできる環境を整えるだけに留めています。
神父だから「神に祈りましょう」と言うのかと思いきや
結構現実的なアドバイスをしてくれているのが意外であり面白くもあります。

催眠はベースが古典催眠、細かな言い回しに現代催眠のテクニックが見られます。
良くも悪くも原作を強く意識した内容になっていることだけご注意ください。

変わった形で心身をリフレッシュしてくれる作品です。
特に原作が好きな方は是非一度お試しください。

CV:ftnrさん
総時間 43:55

催眠作品を紹介しながら自分でも作るブログ
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/1041555662.html

alteration

※2022年11月1日追記
本作品は2022年10月29日に販売を終了しました。


サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

同サークルさん初の有料作品にあたるこちらは、催眠のお店に勤めている実の姉妹が
左右からリズミカルに語りかけながら催眠の気持ちよさを味わわせてくれます。

催眠音声では絶大な人気を誇る双子形式を最大限に活かし
「alteration=変更、改造」のテーマに沿った珍しいエッチが行われています。
全体的に初心者に配慮した親切なアプローチがされていますから
催眠オナニーを始めたばかりの人でも感覚の変化を実感しやすいと思います。

本作品を聴く前に、安物でもいいですからサテン等柔らかい生地の手袋をご用意ください。
姉妹がお届けする変幻自在の催眠
実の姉妹に催眠をかけられてからオナニーするお話。

「ちょっと あんたなんか忘れてない?」
姉はややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「久々に実家に帰ってきたから てっきり」
妹は明るくて素朴な声の女の子。
以前交わした約束をすっかり忘れた状態で実家に帰ってきた主人公に
その内容を思い出してもらうためのお話を始めます。

本作品は所謂双子形式を採用しており、姉が左、妹が右に陣取りながら
ほぼ全編に渡ってタイミングを取りながら交互に、あるいは同時に語りかけてきます。

姉「色々な事を考えてても           それは関係なくて」
妹「              ぼーっとしててもそれは関係なくて」
双子系作品は最近様々なサークルさんが製作をされていて
今年の夏は本作を含めて実に4本もの新作が出るほどの人気を誇っています。
ですがふたくろさんの双子は他のサークルさんとはスタイルが大きく異なり
ひとつの暗示を二人が手分けしながら入れていくケースが非常に多いです。

これによって声の位置が頻繁に移動する=意識が小刻みに揺さぶられ
開始10分もすれば頭の中がぽわぽわする心地よい気分が湧いてきます。
暗示を入れる間やリズムについても考え抜かれてますので
ちょっとした音楽を聴いているような印象を抱くと思います。
1年以上無料で研鑽されてきただけあって完成度は非常に高いです。

催眠は4パート37分ほど。
一番最初の「おさらい」パート(約15分)では深呼吸や脱力をしたり
カウントを聞きながら催眠に入る動作を行います。

サークルさん側は前作「姉妹催眠 -first anniversary-」を既に聴いている場合
ここを飛ばして次の「まだダメ」パートから聴くことを推奨されていますが
私個人は最初から聴いた方が催眠に入りやすいと思ってます。

姉「ふぅーっと       意識すると          自然と力が抜け始める」
妹「      だらーんと意識すると 今度は自然と    力が抜け始める」
「力が抜ける」を多めに交えた暗示を左右から交互に投げかけてくるおかげで
単に二人の声を聴いているだけでも自然と体に力が入らなくなってきます。
術者が二倍なら当然暗示も二倍になりますから、強い脱力を感じるのも至って自然なことです。
キーとなる暗示を二人同時に言ってくれるところも双子の醍醐味と言えます。

姉「          変化を感じていると なんだか身体が傾いていく           」
妹「変化を感じると                   身体が傾いていく気がしてこない?」
また姉妹は各動作の合間に現在の心身の感覚を再確認させてもきます。
催眠に不慣れな人ほど催眠に入っているかどうかが実感しにくいものです。
だからこそ彼女たちは自分の内面に意識を向ける機会を適度に設け
本作のみならず先々に向けての経験になるようリードしてくれています。
初心者をかなり意識したアプローチが随所で見られました。

続く「まだダメ」パートは前作を視聴済みの人への手始めとして
「~しない」と否定的な言い回しをしながら催眠状態へと誘導していきます。

姉「      腰から     頭から          そう まだ抜けない」
妹「背骨から     首から     力は抜け…ない            」
彼女たちは確かに「力を抜かないで」「トランスに入らないで」と言っているのに
なぜか頭がずーんと重くなる不思議な感覚が味わえます。
詳しくは話しませんが、人間の脳の性質を利用した効果的なアプローチと言えます。

エッチに向けての準備が始まるのは3番目の「特別な気分」パートから。
ここでは予め用意した手袋をはめた手で首や胸をいじりながら
二人の言葉に耳を傾け、エッチな気分を少しずつ高めていきます。

姉「いつもと違うことが加わるだけで                特別な気分になっちゃう          」
妹「                    手袋をつけているだけで               かもしれないね」
地肌とは違う滑らかな感覚にちょっとした新鮮味を感じていると
それがまるで他人の手のように思えてくるかもしれません。
姉妹も聴き手がそう感じられるよう様々な暗示で後押しします。
この後もタイトルの「alteration」にちなんだ「変化したように思い込ませる」暗示が続々登場します。

そして最後はこれまでの総仕上げとして更なる深化をします。
ここでは妹が姉に催眠をかける際の暗示を聴き手に復唱させる変わったスタイルが採られています。

姉「               イメージする       フワフワする」
妹「頭の中で思い浮かべる        無重力空間        」
空から落下し海へと沈むイメージを使った深化なのですが
妹の暗示を復唱する=自己暗示をかけていること
姉が催眠に入ったときのようなとろんとした声で感覚を語ってくれることから
それに釣られてこちらも意識がぼやける、なんて体験をする人もいるんじゃないでしょうか。

催眠者の片方を被験者の立場に立たせて誘導しているところも
術者が二人いる双子でしかできない面白い手法と言えます。

姉妹が常に左右から語りかけながら様々な技法を駆使して誘導する変化に富んだ催眠です。
二人が生み出す言葉やイメージを素直に受け入れられる心を育てることを目的に
序盤は古典系の技法で手堅く催眠状態を深め
それから先はパートごとにまったく違う方向から聴き手の無意識に働きかけてきます。

双子形式だけでも相当に複雑なはずなのに
さらにここまで多彩な技法を用いているところにサークルさんの実力の高さが窺えます。
最初のパートだけ聴いてもがっつり入れるくらいに作られていますから
通しで聴いたらそれこそ脳がとろけるくらいの心地よい感覚が得られるでしょう。

個人的に最も印象的だったのが終盤の姉がトランスに入るところです。
これは名作「Side Effect」にも登場したシーンで、術者の役割を明確に分担し
片方はそのままの立場、もう片方は聴き手と同じ立場に置くことで
聴き手にとってより主観的に思える暗示を入れやすい環境を作り上げています。
この後のエッチでも姉のセリフをトリガーに感覚を操作するシーンが何度も登場します。

まとめると、あらゆる部分が重厚かつ濃厚なレベルの高い催眠です。
言葉に操られながら身近な女性とエッチする快感
エッチシーンは4パート32分間。
プレイは姉とのキス/フェラ/擬似SEX、オナニー、玉揉みです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

妹「もっと親密になってもらう為に… お互い恋愛として好きになったら楽しいと思わない?」
主人公を心地よい催眠の世界に誘導した後、妹はさらに気持ちよくなってもらうために
姉を擬似的な恋人に立ててあまあまなキスやフェラをするように言います。

エッチは序盤が姉とのストレートなら絡み
中盤以降は姉が相手をしてくれているイメージをしながらオナニーします。
声や言葉によって感覚や感情を操作する催眠音声らしいプレイが多く
深く入っている人ほどそれらの変化を強く実感しながら気持ちよくなることができます。

姉「あんたの事 好きだったんだから… だから少しでも私の事 意識してくれると…嬉しいなって」
妹「おねーちゃんの声を意識しちゃう おねーちゃんを意識しちゃう」
一番最初の「好き」パートは恋人に不可欠な好意を育むのが目的。
催眠に入ってすっかり従順になった姉が「好き」と何度も言い
それに合わせて妹が姉の言葉や態度に特別な感情を抱く暗示を入れます。

「好き」という単語自体が元々特別な意味を持っていますし
雰囲気の甘さも手伝ってなんとなくいい気分になる人もいるでしょうね。
この先のプレイがすべて姉を相手にしていることを想定し
彼女に異性としての好意を持たせ、よりプレイに熱中できる環境を整えてくれています。
ほんの3分程度ですが彼女と実際にキスをするシーンなんかもあります。

本格的なプレイが始まるのは3番目の「どう?」パートから。
事前に催眠を解除し元のキャラに戻った姉と共に妹がオナニーをリードします。

姉「握っているおちんちんの血流                私の手が添えられる」
妹「                  手の甲から包まれる温もり             」
ここでもサテンに包まれた自分の手を姉の手だと思い込ませるセリフが多く
すべすべとした感触が女性のもののように思えてくるかもしれません。
普段よりも気持ち優しくしごいてみたほうがいいでしょうね。
パートの後半にはとあるキーワードで寸止めを促す変わったプレイも登場します。

姉「「好き」っていうことで 私の膣が反応する」
妹「好きと答える事で よりおねーちゃんを感じられる」
そして最後は仕上げとして同じく手を使って姉とのSEXをイメージしながら射精を目指します。
姉が喘ぐみたいな露骨なエロは控えめなのですが
ここまで積み重ねてきた信頼関係や暗示の数々を上手に駆使し
姉と繋がっている雰囲気をきちんと出しながら追い込んでくれています。

姉という非常に身近な異性に大事な部分を刺激され、果てる。
非現実的かつ背徳的なプレイを言葉だけで見事すぎるほど見事に演出しています。

このように、姉とイチャイチャさせながらオナニーする幸せなプレイが繰り広げられています。
あらゆる部分が独特な作品
催眠が持つ力をふんだんに盛り込んでいる名作です。

姉妹は主人公に催眠オナニーを最大限に楽しんでもらえるようにと
多種多様な方向性を持った催眠を施し、姉とのエッチを主観的に楽しめる精神状態へと導きます。
双子系作品の魅力とも言える左右からの交互の暗示を極限まで磨き上げ
さらにはサークルさんの引き出しの多さを活かした多彩な技法が耳と心を喜ばせます。

数多くのサークルさんが催眠音声を製作されている現在においても
ここまで複雑な作品を作れるサークルさんはそうそういません。
聴き手として純粋に楽しめた、気持ちよくなれたことに加えて
レビュアーとしても勉強になる部分が多々ありました。
「ここまでのものを作品として形にできるのか」と正直何度も唸りました。

そう思わせてくれる根幹部分はやはり双子形式にあるのだと思います。
ひとつの暗示をそれぞれが分担して言ったり
心に強く刻みたい単語はタイミングを合わせて言ったり、シーンによっては役割を変えたりと
術者をただ二人用意するのではなく、コンビネーションを考えながら物語を組み立てています。

聴いていると姉妹のセリフがとてもリズミカルに思えるんですよね。
暗示の文字数・母音・語尾の表現といった細かい部分まで計算されているのかもしれません。
本家とは少し違ったスタイルではありますが、ひとつの完成された双子がここにはあります。

催眠は前作同様初心者でもついていける内容にチューニングされています。
ですが初心者の方には前作を聴いた上で聴くことを強くお勧めします。
前作に登場したキーワードをトリガーに深化を促すシーンがあるのが主な理由です。
トレーニング音声として前作が非常に優れているのもあります。

エッチはオナニーを手袋・シチュ・暗示によって華麗に演出しています。
オナニーする時間が20分近く取られていますし、軽く寸止めさせるシーンもあるおかげで
純粋な射精感もなかなかのものでした。
深い催眠状態だからこその心地よさ、幸福感に包まれながら気持ちよくなれます。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

「変化したように思い込ませる」ことをテーマに据えた素晴らしい作品です。
これだけの内容とボリュームで700円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品を催眠音声では15本目の満点とさせていただきました。

CV:姉…ftnrさん  妹…kuroko.さん
総時間 本編…1:24:20 NG集…2:16


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
体験版はサークルさんが「公開しない」とおっしゃられています。
雰囲気とかは前作に非常に近いですからそちらを参考にしてください。

2015年9月13日追記
改めてサークルさんより「体験版を準備中」とのアナウンスが出ました。
現在申請中とのことですから近々公開されるはずです。
→公開されました。およそ6分間です。

Man's Dreamさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
催眠を使って主人公を快感だけに反応するエッチな機械へと作り変えます。

「機械化」をテーマにした多種多様なスタイルのエッチを楽しめるのが特徴で
彼女は乳首だけに快感を蓄積させてイかせたり
敏感な部分だけを無慈悲に責めることで精神・肉体両方の性的欲求を満たします。

催眠についてもできるだけ多くの人が入れるよう親切丁寧に導いてくれますから
催眠特有の心地よい感覚や、声だけで気持ちが高ぶる不思議な感覚が味わいやすいです。
リソースの正しい使い方とは?
お姉さんに催眠をかけられ3種類のエッチを楽しむお話。

「人間は皆みんな 目には見えない 心の力というものを持っています」
お姉さんは淡々と話す穏やかな声の女性。
人間が持つ心のパワー(リソース)について簡単な説明をすると
自分が集中し充実している気分をいつでも引き出せるようお手伝いをしてあげます。

本作品は聴き手の無意識に眠っている力を活性化させることを目的に
彼女が機械化の催眠をかけてからテストとしてエッチな体験を味わわせてくれます。
(この場合の機械は彼女が命令した通りの動きをする操り人形に近い意味です。)

そしてテーマに合わせて彼女は序盤から「リソース」「プロセス」「タスク」といった単語を用い
その意味を簡単に説明しながら少しずつ機械になりきるための心構えを身につけさせます。
PCをいじっている方なら聞いたことのある用語なのではないでしょうか。
言葉そのものよりも雰囲気的な意味合いで使われているように思えます。

催眠は2パート21分30秒。
まずは深呼吸や部分ごとの脱力をして心身を適度にリラックスさせます。

「あと3つ 腕を支える筋肉を ゆっくりと ゆるめていきます」
「プロセスを止めて リソースを開放する こんな単純な事が とっても気持ちいいね」

脱力する際には個々のパーツに5つのスイッチがあるのをイメージし
「タンッ」という乾いた音をタイミングよく鳴らしながら力を抜いていきます。

スイッチを切るごとに入る丁寧な暗示を聞いていると
まるで言われた部分の電池が切れたような脱力感・無気力感が湧いてくるでしょう。
合間に聴き手に脱力具合を実感させるシーンもきっちり挟んでくれてますし
催眠に不慣れな人でも普段とは違う感覚が掴みやすいです。
いつも以上にゆっくりと語りかけてくるお姉さんの演技も脱力を後押ししています。

次の深化パートは心の脱力にスポットを当て
ここまでと同じくスイッチを切るイメージを交えながら的確な深化の暗示を入れてくれます。

「ほら スイッチを切ると 余計な意識や 思考が無くなって あなたの頭の回路は どんどん単純に 素直になっていく」
機械になりきるには彼女の声に従う素直な心が必要不可欠です。
そのために彼女は今まで以上に言葉を選びながら少しずつ丁寧に導いていきます。
脱力によるリラックスも相まって意識のぼやけをかなり感じるでしょうね。
海に漂っているかのような温かくて心地いい感覚です。

催眠音声ではお馴染みの分割弛緩法を中心に据えた堅実で質の高い催眠です。
聴き手をお姉さんの言うとおりに動く心と体へと作り変えることを目的に
機械的な用語やスイッチなどの要素を適度に織り交ぜながら
それぞれにしっかりとした暗示を入れて確実にそうなるよう誘導していきます。
世界観と催眠の技術・暗示の表現との親和性にとても気を遣いながら進めているのが印象的でした。

「機械はとっても単純 単純だと楽 素直だと幸せ 全部受け入れると とっても気持ちいい」
「機械化」と言われるとなんとなく抵抗を感じる人もいるかもしれませんが
彼女はあくまで聴き手を幸せにするために催眠を施してくれています。
その証拠に最中の彼女の声は終始穏やかで言葉も受け入れやすいものを選んでますし
機械についてもそれによるメリットを強調しながら暗示を入れてくれます。

実際に聴いてみるとテーマとはまるで違う温かい雰囲気が流れています。
入念に脱力させる流れもこの後のエッチを見据えてのことです。
シンプルながらも様々な部分が考え抜かれていて奥深さを感じました。

まとめると、催眠に不慣れな人でも変化を実感しやすいきめ細かな催眠です。
心と体を無慈悲に犯される心地よさ
エッチシーンは10パート44分間。
プレイはニプルファック、音責め、亀頭/クリトリス責めです。

ニプルファックの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「私がスイッチを入れると あなたの全身を覆う開放感が 全ていやらしい快感に 変わってしまいます」
催眠を使って主人公を自分の言うとおりに従う機械人形へと変えたお姉さんは
その性能を確かめるために3種類のテストを順に行います。

エッチは事前に5分ほどかけてある程度性感を高めてから
最初はイメージで、次は音で、最後は自分自身の手で絶頂へと上り詰めます。
プレイごとに責めの方向性がまったく違うため、それぞれを新鮮な気分を抱きながら楽しめるでしょう。

ちなみに本作品は男性、女性どちらでも楽しめるようにと
性差を感じさせる直接的な表現は一切登場しません。
ですから内容に抵抗がなければ女性の方でも聴いてみることをお薦めします。

一番最初のテストにあたるニプルファックパートは
追加で乳首の感度が上がる暗示を入念に入れてから
彼女が敏感なそこへ指を差し込みピストンします。
催眠音声では滅多に見かけないアブノーマルなプレイですね。

「胸の中が熱く火照ほてってくる 気持ちいいトロトロが グツグツ煮えたぎる シチューをかき混ぜるように 胸の中でグルグル回り始める」
この仮想的なプレイをできるだけイメージしやすくするために
彼女は上のセリフのような比喩を用いて気持ち良さを伝えてくれます。
本作品ではこれ以外にも様々なシーンで暗示に比喩が盛り込まれており
ストレートな表現だけでは伝わりにくい部分を上手にカバーしています。

実際に聴いてみた感じでは開発済みの乳首はかなりの熱と快感が感じられました。
もう片方がそれほどでもなかったのを考えると
普段からいじってる人の方が楽しみやすいのかもしれません。

「今からあなたの耳に ある音が聞こえてくるの その音はあなたの全身を包んで 性感帯を直接揺さぶって愛撫する」
続いて登場する音責めパートは名前の通り音でイかせるプレイ。
普段は「ブォーン」という軽い振動音、絶頂を促す際には「ブワンブワン」と全身を揺さぶられる音を鳴らし
それに合わせて暗示を入れながら少しずつドライへと追い込みます。

ニプルファックが純粋な性的快感を味わうことを重視していたのに対し
こちらは催眠特有の頭の中がどろどろになる感覚が味わいやすく
催眠そのものが好きな人ほどより楽しめると思います。
まったく違った方向からドライに誘導してくれる展開も実に面白いです。

そして一番最後はドライと対を成すセルフをターゲットにしたプレイ。
彼女に言われるままに手を性器に固定し
バックで鳴る時計の音に合わせてその先端(亀頭あるいはクリトリス)だけをリズミカルに刺激します。
男性の場合は亀頭責めになりますので結構ハードです。

「ほら 1つ針が動く度たびに あなたのその指が動く 指が 小さく動く 膨れてる場所を擦する 敏感な場所を責める」
もうひとつの大きな違いが暗示の方向性。
先の2つのプレイは主に感度強化の暗示を入れていたのですが
こちらは「指が動く」など運動操作の暗示を中心に進めています。

時計の音によって無意識的なリズムも作られていますから
それに合わせて自然に指が動いてしまう人も普通にいるでしょうね。
ペースも終盤になるとかなり速く、亀頭に焼けるような熱い快感が味わえました。

このように、個性的かつバラエティーに富んだプレイが繰り広げられています。
催眠音声の醍醐味が凝縮されている作品
催眠に入る感覚、漂う感覚、ドライ/セルフの快感など
催眠音声における様々な魅力が結集している作品です。

お姉さんは主人公がすべてを忘れて快感だけに集中できるように
まずは心と体の抵抗をじっくりと取り除き、それを強く実感させてから
機械化に沿った特徴的なプレイを行います。

催眠音声では多くの作品がドライ、セルフなどエッチのテーマをある程度統一し
一般的なプレイをしながらその都度暗示を入れて絶頂へと導いていくのですが
本作品はまるで違うスタイルのエッチを敢えて用意し、聴き手にその気持ちよさを味わってもらうことで
催眠音声の魅力に気づいてもらえるよう働きかけている
ように思えます。

私みたいに催眠に深く入り、漂うだけでも十分気持ちいいと思える聴き手がいる一方で
リアルでは味わえない変態的なプレイで自分を解き放ちたい
頭の中をとろとろにしながら強烈な射精を味わいたい、など
催眠音声に対する嗜好は人によって随分な違いがあると思います。
そういった要素をできるだけカバーできるようエッチを組み立ててくれているなと。

催眠についても技法自体はそこまで捻っているわけではないものの
細かな言葉遣いや演技が考え抜かれていてとても入りやすいです。
スイッチを切るイメージも機械・脱力どちらにも適していますし
本番のエッチをより楽しむための準備としてパーフェクトな内容と言えます。

エッチは個人的にはニプルファックが最も楽しめました。
物理的な刺激を一切与えてないのに乳首オナニーと同じ甘い痺れが走ります。
ただ未開発の人なら他の二つのほうが取り組みやすいようにも思えます。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんの実力が遺憾なく発揮されているハイレベルな作品です。
プレイに抵抗を感じないなら男女を問わず誰にでもお薦めします。

おまけは恒例のなぞなぞです。

CV:ftnrさん
総時間 本編…1:28:40 おまけ…1:26

Man's Dream
http://mansdream.blog.2nt.com/blog-category-6.html

2016年10月3日に女性向けバージョンが公開されました
男性向けと同じページにあります。

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

サークルさんの活動開始1周年を記念して製作されたこちらの作品は
声質の違う2人の姉妹が交互に、あるいは同時に語りかけながら催眠をかけてくれます。

催眠音声における最初の関門である「催眠に入る」ことをできるだけ多くの人がクリアできるように
事前の準備から最中にかけられる一つ一つの言葉に至るまで
すべての要素が親切丁寧に作られているのが特徴です。

催眠そのものについても比較的誰でも感覚が掴めるものを題材にし
それを2種類の違ったパターンで段階的に実感させながら進めています。
今回はサークルさんが初回用に推奨されているA-typeのレビューをお送りします。
2人の声に包まれながら少しずつ催眠の世界へ
姉と妹の2人から同時に催眠をかけられるお話。

姉「いらっしゃーい …って 何であんたが来たの?!」
姉は穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
妹「いらっしゃーい …って 何でおにーちゃんが来たの?!」
妹は素朴で可愛い声の女の子。
2人が勤めている催眠のお店を探し当ててやってきた主人公にちょっぴり驚くと
そのご褒美として心地よい催眠をかけてあげます。

本作品は名作「双子のいいなり」に代表される双子システムが取り入れられており
物語の最初から最後まで2人が交互に、あるいは同時に語りかけながら催眠を行います。
2人の声の担当が別の人なので声質にはっきりとした違いがあり
音の微妙な差や左右に小まめに意識を揺さぶられる感覚が実に心地いいです。
慣れている人なら本格的な催眠が始まる前から頭がぼんやりしてくるのを感じるでしょう。

もう一つの大きな特徴は初心者を強く意識しながら催眠を進めていること。
姉妹は主人公が催眠状態そのものの心地よさを存分に味わえるようにと
最中に鼻が痒くなったら掻いてもいい、催眠が解けそうになったら深呼吸をしてここまでのことを思い出す、など
催眠を開始する前の段階から簡単な心構えを説明してくれます。

こうやって書くと勉強みたいな堅苦しいものに思えるかもしれませんが
実際は催眠を進めながら砕けた口調でちょこちょこ説明する場合が多いです。
催眠誘導の方法そのものを初心者向けにセッティングしている感じです。

また今回紹介するA-type以外にB-typeが用意されているパートもあり
A-typeを聴いてもあまり実感できなかった場合はそちらに差し替える案内がされています。
本当に誰でも催眠を楽しめることを目指した親切設計が魅力です。
聴き手の潜在能力を引き出していく極めて丁寧な催眠
催眠はほぼ全編にあたる8パート76分間。
一番最初の予備暗示パートは本格的な催眠を始める前の準備運動として
自分の心にある無意識を手でこね回すイメージをします。

姉「モヤモヤとした無意識を               両手で       くにくにしてみて       」
妹「               散らばっている無意識を    手のひらで          捏ねてみて」
こんな風に声が被らないよう間をあけながら語りかけてくる姉妹の声を聞きながら
無意識を自分の好きな形で思い描き、パンを作るように動かしてみましょう。
姉妹も無意識の形状を軽い当たりをつける程度の曖昧な表現に留めています。

何のためにやっているかよくわからない行為に見えるでしょうが
これは催眠において重要となるイメージ力や集中力を高めるのが目的と思われます。
また無意識をこね終わった後にそれを姉妹に手渡すシーンがあり
それはこれから行う催眠を受け入れることの証と言えます。
催眠は平たく言うと聴き手の無意識に働きかける行為だからです。
こんな感じで姉妹は催眠を進めながら催眠に入りやすくなる環境を着々と整えていきます。

次のパートから始まる本格的な催眠の手始めは深呼吸。
事前に体の中に溜まっている疲労をこねくり回すイメージをしてから
それらが呼吸に合わせて血管を通って体外に吐き出されていくのを感じます。

姉「息を吸うことで血管の中を酸素が巡っていく 脈に合わせて 酸素が体中を進んでいく」
妹「息を吸うことで酸素が血管の中を巡っていく 理科の教科書で見たような球体が血管の中を進んでいく」
深呼吸も1回ごとにとてもわかりやすい表現を、息が苦しくならないよう間を考えながら言ってくれます。
また直前の疲労をこねくり回すイメージは前パートで行った無意識に対するものと酷似しており
聴き手が経験したものをそのまま活用するわかりやすいアプローチが取られています。
これが本作品を初心者向けと言う大きな理由の一つです。

姉「準備運動って言ったけど まぁ 催眠に慣れてる人はこれだけでも十分 トランス状態になっちゃってるかもね」
妹「ぼーっとしてる状態 そう 今みたいに ちょっとだけ 意識レベルが下がっている状態 これが トランス状態です 正確にはトランスの入り口なんだけどね」
初心者向けなところをもう一つ紹介しますと、姉妹は各パートの冒頭で必ず現在の精神状態を確認します。
こういうインターバル部分がないと自分を省みる機会がないため
聴いている最中に自分がどれくらい催眠に入れているかが認識しにくいものです。
催眠をかけるのは2人ですが催眠状態に入るのは聴き手自身です。
だから心身の感覚を自覚させる時間が適度に設けられています。

心身のリラックスができたところで姉妹はいよいよ暗示を使ってこちらの感覚を操作し始めます。
本作品で扱っている題材は重感と温感。
具体的に言うと体が重くなる感覚や体が温かくなる感覚を楽しみます。
催眠において多くの人が体験しやすい初心者向けの感覚ですね。

姉「関節に錘を付けられたみたいに             重い     沈んでいく   」
妹「                    腕全体が鉛のように   ぐーっと       重い」
いつも以上に重くゆっくりとした口調で左右から交互に聞こえてくる「重い」「沈む」といった暗示によって
体にうまく力が入らない、入れたくなくなる気分が徐々に広がっていくのを感じます。
利き手→反対の手→両足の順に生まれた感覚をコピーしていくだけですから
最初さえうまくいけば徐々に心地よい脱力感が広がっていくのを実感できるでしょう。

続く温感についてもお風呂に入るイメージを使ったごくごく簡単なものです。
特に手のひら、足の裏、お腹のあたりにじんわりとした温かさが感じられました。
姉妹が少し無言になってこの感覚を楽しむ時間が設けられていたりと
あらゆる部分が聴き手に催眠の感覚を掴んでもらうところへ集約しています。
一瞬で催眠状態へと戻る心地よさ
催眠状態特有の感覚をそれなりに味わったところで
最後の仕上げに姉妹は主人公を深い催眠状態へと導き始めます。

姉「更に沈んでいく       そう 奥深くまで         着実に      沈んでいく」
妹「          奥深くまで          止まることなく     緩やかに沈んでいく」
湖や海といった大きな水の中に沈んでいくイメージをしながら2人の暗示に耳を傾けていると
ここまであった重さ、温かさ、心地よさ以外に
頭の中が地面へと吸い寄せられるような不思議な感覚がするかもしれません。
「すーっと落ちる」「ずーんと沈む」と表現される、催眠が深まった時に味わえる感覚です。
姉妹も深化をしながら現在の心と体の状態を確認するセリフを投げかけてくれます。

本作品の深化はこれだけではありません。
一度深い催眠状態に誘導した後わざと一旦覚醒させ
それからとあるキーワードやカウントを使って一気に催眠に入る感覚を味わわせます。
姉妹が作中でも言っている通り、これらを往復することで催眠がより深くなるからです。

ここまで来ると音声を聴く前に比べて催眠に随分慣れているでしょうから
キーワードを聴いた瞬間、体の中心に軽い電流が走るのを感じたり
カウントに合わせて全身が布団に吸い込まれていく感じがする人もいるでしょう。
そして直後に行う再度の脱力シーンで先ほど以上の脱力感や無気力感を感じるはずです。
姉妹は催眠の入り具合によって得られる感覚の違いも教えてくれるわけです。

姉「私が喋る度       私が誘導する度          意識が左右に振られる             」
妹「       私が喋る度          私が誘導する度              意識がぐらぐらしてくる」
それ以外にも2人の声に妙な心地よさを感じるでしょう。
2人を信頼し、様々な技術を受けながら徐々に催眠を深めていった結果
その声だけで自分の心がドロドロに溶かされていく思いがしました。
でもそれは決して嫌な気分じゃなく、むしろとても幸せなものです。
この感覚も催眠音声における醍醐味の一つと言えるでしょう。

このように、とことんまで初心者を意識した極めて丁寧な催眠が繰り広げられています。
超初心者向けの作品
催眠音声初心者から数百本聴いている玄人まで誰でも楽しめる作品です。

催眠音声をまったく聴いたことのない人でも無理なくついていけるように
姉妹は催眠の最初から最後まで常に聴き手に気を配りながら
できるだけ平易なイメージや技術を使って催眠状態を深めます。
この手の作品と言えばListenable pharmacyさんの「Powerful Drug」や「Tablet Case」が有名ですが
「初心者向け」という点で本作品はこれらに勝ると私は考えています。

その理由はイメージとアプローチが極めて初心者向けだからです。

まずイメージはお風呂や湖といった誰にでも想像できるもので統一し
水面の色、周りにいる動物たち、風の強さなど周りの環境までイメージするよう働きかけています。
湖ひとつを取っても地域や季節によって様々な違いがあるわけで
それらをより鮮明にしていったほうが入った感覚や沈んでいく感覚がイメージしやすくなります。
お風呂や湖そのものではなく空間全体を視野に入れているところが新鮮に思えました。

もう一つのアプローチは感覚の吊り上げ方と伝播のさせ方が絶妙です。
具体的な例を挙げると、重感のパートで脱力感を湧き上がらせる際に
姉妹は右手、左手と特定せずわざと利き手が重くなると言っています。
これは利き手の方が普段からよく使っているぶん感覚の変化が掴みやすいからです。
催眠とは直接的に関係の無い、人間が持つ習慣を考慮しながら催眠を組み立てています。

そして反対側の手を脱力する時も利き手の感覚をそのままトレースさせています。
一度得られた感覚を移動させるのは新規に別の感覚を得るよりもずっと簡単です。
「経験」という無意識にある素材をそのまま活用しているからやりやすく感じるのです。
重感と温感はかなりの人が実感できるのではないでしょうか。

姉「ぐるぐる     なんてしないよ  頭の中      真っ白     じゃないよね」
妹「     ぐるぐるなんてしないよ       頭の中は     真っ白じゃないよね」
双子システム特有の左右から繰り出される暗示も一切隙が無く
表現や間が練りに練られたセリフによってとても幸せな気分が味わえます。
姉と妹で暗示の性質が微妙に違うから聴いてて面白味があり
催眠音声としての個性や魅力も十分以上に持っています。

聴いた限りですとA-typeだけでも十分入りやすくなっていますので
よほど被暗示性が低かったり相性の悪い人でもなければB-typeを聴くことにはならないと思います。
ここまで丁寧な作りをしているのに更なる保険を用意しているところも素晴らしいです。

全年齢なのを差し引いてもすべての人に一度は聴いてみて欲しいと言える作品です。
夏にはエロ有りの続編を予定されているようですし
サークルさんの今後のご活躍にも大いに期待したいです。

CV:姉…ftnrさん 妹…kuroko.さん
総時間 A-type…1:27:24 B-type…1:29:37 NG集…4:39 音声の合計時間…2:12:25

ダウンロードはこちら
https://ci-en.dlsite.com/creator/11285/article/539397

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