同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:VOICEROID+結月ゆかり

   ● 機械は無慈悲な夜の女王
   ● クリーニングエステ for Men(ボイスロイドver)


機械は無慈悲な夜の女王

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

サークルさんとしてはおよそ1年8か月ぶりの無料作品となるこちらは
地球を守るアンドロイドの生体ユニットになって何度も何度も絶頂を繰り返します。
所謂ドライでの連続絶頂をテーマとしているため絶頂シーンが非常に多く
タイトルに違わぬ無慈悲なまでの責めが若干の苦しさと大量の性的快感を与えます。

今回は追加の音声をすべて盛り込んだフルバージョンでのレビューとなります。



巧みな話術による目的のすり替え
地球の平和を守る自律型アンドロイド「MHM001」の生体ユニットになるお話。

「それでは まずリラックスするために 目を閉じて 全身の力を抜いてください」
MHM001はやや無機質だが甘い声の女性。
最初の時点では自分の素性や目的について一切語らずに
簡単な諸注意をした後早速催眠誘導を開始します。

催眠は2パート36分ほど。
事前に全身を軽く脱力させ、ちょっとした質問を受けてから彼女の話に耳を傾けます。

「今からあなたには 私の生体ユニットになっていただきます」
お話の内容は彼女の生体ユニットになってもらうための説得。
彼女が活躍するためには人間の生体エネルギー(絶頂した時に発生)が必要で
それを得るためには主人公のような特殊な脳波周波数を持った人が生体ユニットになり
彼女の体内で何度も何度も絶頂してもらわなければなりません。
そういった諸々の事情を彼女の自己紹介も兼ねて教えてくれます。

ここだけ読むと「本当に催眠音声なの?」と疑われそうなので付け加えますと
お話の合間に適度に深呼吸をさせながら暗示でリラックスを促したり
「チキチキ」というちょっと変わった効果音を鳴らしてそれに気持ちよさを刷り込んだりしてきます。
そうやって彼女はまず生体ユニットになることへの抵抗感を取り除くのです。

「あなたには 今から私の生体ユニットになり 究極の快感を 究極の絶頂を 体感していただきます よろしいですね?」
また上のセリフのように「快楽を与える」という餌を敢えて後ろに置くことで
本来の目的である「生体ユニットになってもらう」の存在をぼかしたりもしています。
文末の「よろしいですね?」も断りにくくするための効果的なセリフです。

最初に行う質問のシーンもそうですが、現代催眠をやや意識した言い回しをしています。
少なくとも強烈に拒絶したくなるような感情は湧いてこなくなるでしょう。

同意後はいよいよMHM001へと搭乗します。
目の前にある穴から階段を下り、格納庫へと到着したら
彼女の放つリトラクタービームを浴びて体内に侵入
そして体内を滑り降りてコアカプセルへと到着します。

「ふわふわと 静かに浮かび上がります そして どんどん どんどん上昇し 私の胸の入り口に 引き寄せられていきます」
「機械に吸い込まれる すーっと 視界が暗くなる そして 急に体の 重さが戻ったことを感じる」

当然それぞれをただ客観的に描くのではなく
階段では落ちる、ビームを受けた時は心が軽くなるといったように
実際の情景に合った暗示を入れることでさらに催眠状態を深めます。
それぞれに適したリアルな効果音がその場の臨場感を出してくれていました。

「私の声は ずっと気持ちいい 私の声を ずっとずっと好きになる」
「私の声を聞く 私の声を聞き続けることだけが あなたに残された最後の意識」

そして最後はMHM001とより心を一つにするために
彼女の声により心地よさを感じさせ、「ブーン ポワポワ」という不思議な音を聞かせます。
この効果音は後々でも登場しますのでよく心に焼き付けておきましょう。
またこの後のプレイを存分に楽しむために射精禁止の器具を装着するシーンもあります。

一つのストーリーを描くように進めながら、それらに適した技法で並行して催眠も深める
あまり他では見られない非常に手の込んだ催眠です。

催眠音声でありながらボイスドラマらしさも持たせたいと作者さんが思われたようで
途中から結月ゆかりさんが状況報告を行うようになったり
それぞれに適したリアルな効果音が鳴って物語の雰囲気を大いに盛り上げてくれます。
催眠において雑音と思われがちな要素なのですが、今回はプラスに働いているように思えます。

催眠自体は前半が現代寄り、後半がほぼ古典でスタイルがガラリと変わります。
最初の段階では2人がほぼ他人の関係で、まず信頼関係を築くことが必要不可欠です。
そういうケースにおいて現代催眠の柔らかい表現は非常に有効と言えます。
そして同意後はやや指示的な表現を多くして主従関係を明確にする。
古典と現代の特質を理解し、シーンに合わせて組み込む技術は見事と言う他ありません。

作品のテーマに興味のある方なら多少経験が浅くても普通に催眠に入れるでしょう。
演出が本当に凝っていて没入感が得やすいです。



絶え間なく襲い掛かる絶頂の波
エッチシーンは10パートあり、合わせて55分。
プレイは胸への刺激、アナル責め、おちんちんへの責め、脳への音責めです。
それぞれの責めを行う際にその都度リアルなくちゅ音やモーター音が鳴ります。

「N73号 生体エネルギーの回収を始めます よろしいですね?」
MHM001の催眠によって生体ユニット「N73号」へと変わった主人公は
手足を拘束された状態で彼女からとてもとてもハードな責めを受けます。

エッチは事前に催淫ガスを吸引したりオカズを鑑賞して感度を高めた後
胸および乳首、アナル、おちんちんおよび睾丸の3つを個別に責め上げ
それから全部を一気に行い最後に脳を責める機械姦に特化した内容です。
時間も長いですし機械に犯される感覚を嫌と言うほど味わえるでしょう。

「胸の奥が脈打つような感じ 乳首の裏側に電マを押し込まれたような 壮絶な刺激があなたの量胸を襲います」
プレイの方は仮想的なものであることを考慮して
それぞれ何をするかをわかりやすく説明してから開始し
責めに応じた感覚操作の暗示を入れて主人公の感覚をダイレクトに味わいます。

しかし、どのプレイも終始暗示でガチガチに縛るようなタイプには敢えてせずに
プレイの様子や効果音といったイメージの素材を十分すぎるほどに提供し
聴き手にある程度自由に感じ取ってもらおうとする意図も見られます。
このへんがサークルさんが本作品に「ボイスドラマ」をつけている一つの理由かなと。
テーマが機械姦なのに暗示責めをするのも確かにおかしいですからね。

そして機械姦らしさを最も如実に表しているのがとんでもなく多い絶頂回数です。
その数なんと27回。
もしかしたら今まで聴いてきた中で一番多いかもしれません。

結月ゆかり「自動モードのため 引き続きプロセスを継続します」
特にすさまじいのが終盤の陰茎連続絶頂(追加)パート。
ここではおちんちんの内外から同時に刺激を与えながら
一定の間隔で睾丸に電流を流して強制的に何度も射精を促します。
(尿道が塞がれているため射精はできない設定です)
7分間で7回と恐ろしくハードですので自信のある方は完遂に挑戦してみてください。
私は2回が限界でした。

「あなたはイクのが仕事 イクのがN73号に求められる 機能なんですから」
そしてプレイのハードさと正反対に聞こえてくる機械たちの冷淡な声が
この場の雰囲気をより悲壮かつ残酷にしています。
彼女たちは絶頂できませんから当然主人公の苦しみもわかりません。
だからこそ彼に対してここまで無慈悲になれるのです。

このように、テーマに即した非常にハードなプレイの数々が繰り広げられます。



良い意味で愛の無い作品
催眠だけでなく奇想天外なストーリーから機械姦に持っていく展開も面白く
催眠音声としてもボイスドラマとしても優れた面を持っている作品です。

聴き手にストーリーやシチュに対してできるだけ疑念を持たせないように
誤解や偏見を説くようなスタンスの柔軟な催眠を施しています。
過去作にもいくつかありますが世間一般的な催眠音声とは明らかに違ったもので
普通に話しているように見えながら随所に現代催眠のテクニックを登場させ
意識を回避しつつ少しずつ無意識に彼女の良いイメージを植え付けていきます。

説得されている段階ではそれほどでもなかった意識のぼやけが
同意後の階段を下りるシーンで一気に強くなるのがわかりました。
それはつまり説得の結果、私の無意識が彼女の言うことを受け入れる姿勢を持ったからです。
「あれ? なんで?」と体の異変にちょっとした驚きを感じる人がきっといるはずです。
今回のプレイを楽しむための十分な催眠効果を持っている催眠と言えます。

各パーツの責めを終了した後で2分程度の再深化パートが用意されており
プレイを存分に楽しんでもらいたいとする作者さんの心遣いも感じられます。

ボイスドラマの側面については、プレイがとんでもなくハードなのも大きな特徴ですが
それ以上に主人公に対するMHM001の接し方の変化が実に興味深いです。
彼女は最初は普通の人間に対するように感情を込めて話しかけてくれていたのに
N73号として扱われるようになると一段階冷たくなり
さらにプレイが進むほどにどんどん感情が消えて機械の顔が浮き彫りになります。

「続けて 3回」
終盤に差し掛かると心身に明らかな異常を来していると報告されているにもかかわらず
無理矢理絶頂を繰り返させて神経をショートさせようとするシーンも登場します。
彼女にとって主人公は単なるエネルギーの供給装置に過ぎません。
だからこそ壊れないギリギリのレベルで無慈悲な責めを繰り返します。
ぼろ雑巾のように扱われる展開からM属性が強い人ほどより大きな快感を得るでしょう。

ドライオーガズムはさすがに全部をこなすのは無理そうですが
それでも最低2、3回はイケる人が多いのではないでしょうか。
射精一切無しなので複数回の絶頂は十分に可能です。

中でも陰茎刺激のパートが一番狙いやすいかなと。
竿と睾丸の両方がきゅーっと締まり、絶頂と同時にぱぁーっと気持ちいい波が襲ってきました。
ドライ未経験者は是非この作品で初体験を目指してみてください。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

長々と書かせていただきましたが一言で言えば良作です。
これだけのボリュームと内容で無料はまさに驚きとしか言いようがありません。
機械姦が苦手な人でもなければすべての人に聴いてみてほしいと声を大にして言います。

CV:みる☆くるみさん、VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 ショートバージョン…1:20:14 フルバージョン…1:51:00

Hypnotic_Yanh
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/archives/7378972.html

suicidemorningさんで配布されている無料の催眠音声作品。
催眠音声の台本を書かれている蓮 れいさんのサイトです。

本作品は催眠によって心地よい感覚に浸った後
おちんちんをマッサージされて性的な気持ちよさを味わいます。
実際のマッサージを行うようにシャワーで汚れを落とすところから始まって
主に亀頭や裏筋を丁寧に刺激しながら、わかりやすい暗示で徐々に性感を高めてくれます。



揺らめく炎に心はぼんやり
専門店でお姉さんに気持ちいいマッサージをしてもらうお話。

「ようこそ いらっしゃいませ ご予約ありがとうございます」
お姉さんは淡々とした声の女性。
大事な部分のお手入れにやってきた主人公が緊張しているのを見て
まずは催眠を使って適度にリラックスさせてあげます。

本作品は声優さんではなくボイスロイドが読み手を担当しています。
生身の声とは質が違うため、最初は若干抵抗を感じるかもしれませんが
催眠状態が進むと状況判断能力が極端に落ちてあまり気にならなくなります。
結月ゆかりさんが実況している動画は多いですし、割とお馴染みの声ではないでしょうか。

催眠はおよそ8分間。
最初に香りのあるキャンドルに火を灯してから
深呼吸やパーツごとの脱力で深い催眠に入るための準備をします。

「ふわーっと 柔らかい香りが あたりに漂い始める すーっと吸い込むと 肺が心地よい香りで満たされる」
エステサロンでのアロマキャンドルと雰囲気づくりがしっかりしているため
深呼吸をする際にほのかにいい香りがするように感じるかもしれません。
感覚の得やすい末端から中枢へと伝える脱力も堅実で
催眠初期に起こる手足の温かさを割と簡単に実感できます。

「ちらちら ちらちら 炎が揺れる ふわーっと大きくなったり すーっと小さくなったり」
そしてキャンドルの揺らめく炎をイメージしながら
彼女の刻む長めのカウントに合わせて少しずつ意識を沈めます。
ボイスロイドだと数え方にはあまり期待できないかな?と思っていたら
声のトーンやカウントの間を適度に変化させていました。
合間に入る程よいボリュームの暗示の力も手伝って、催眠に比較的入りやすいと思います。

作品のテーマに沿って古典的な催眠法を施すオーソドックスな催眠です。
暗示を入れる間や内容をしっかりと考えながら作られており
ボイスロイドというハンデを感じさせないクオリティの高さを感じます。

終盤の炎を見つめるシーンは対面催眠だと定番の手法なのですが
催眠音声ではお話の内容に合わせにくい部分があるためそこまで登場しません。
しかし本作品ではアロマキャンドルを取り入れることで自然な誘導に成功しています。
シナリオに適した、そして最も効果的な催眠を行っているところが素晴らしいですね。
声に抵抗がなければ経験の浅い方でも楽しめるでしょう。



敏感な部分を優しく刺激
エッチシーンは15分ほど。
プレイはおちんちんのマッサージ、亀頭責め、尿道責め、フェラです。

フェラの際に生身の人間のちゅぱ音が流れます。
セルフはありません。

「では クリーニングに入ります 脚 開いてくださいね」
主人公を無事に催眠へと導き終えたお姉さんは
彼にM字開脚の体勢をとらせてシャワーを使って股間を洗浄し始めます。

エッチは専門店でのサービスですからお姉さんが一方的に責めます。
女性に自分の一番大事なところを優しく弄ばれるシチュ的に
ややMくらいの属性を持っている人が最も楽しめるでしょう。

「先端から 竿全体にまぶしていくように とろーり 垂れたオイルが 竿を流れ その下の袋を濡らし そして 会陰の方へとつたっていく」
マッサージはシャワーの後、おちんちんの全体にオイルをなじませ
浮いた汚れを柔らかい綿棒で落すといったように
実際の専門店で行うような様々なサービスが繰り広げられます。
お姉さんがどこをどのようにマッサージしているかの描写がかなり細かく臨場感に溢れていて
その様子を聴いてイメージするだけでも一定以上の興奮が得られます。

「柔らかい刺激を与えられて もどかしいようなかすかな疼きが 湧き起こる」
もちろん催眠音声ですから暗示の存在も忘れてはいけません。
彼女はそれぞれのプレイに合わせて、主におちんちんが気持ちよくなる暗示を入れてきます。
前半はおちんちんを綺麗にするために比較的弱い刺激を断続的に受け続けることから
ちょっぴり焦らされるようでムズムズする人もいるでしょう。

「温かなものに包まれながら 裏筋をなぞりあげられる感触 何度も繰り返し くすぐるように ぴちゃぴちゃと濡れた音に 快感の波が どんどん押し寄せてくる」
そうやってある程度感度を高めてから、ようやく彼女の口が亀頭を包み込んでくれます。
この時点である程度股間に熱さを感じているでしょうから
それを彼女の体温と思いながら絶頂に向けてさらに気持ちを高めていきましょう。

セルフ指示がないドライを目指すタイプのエッチなのですが
おちんちんを「ペニス」と表現していたりしてセリフがストレートにエロいので
聴いていて自然としごきたくなる人もいるんじゃないかなと。
ドライもセルフもいけるエッチだと思います。

このように、実際のマッサージに催眠を絡めた面白いエッチが繰り広げられます。



短時間だが濃厚な作品
暗示によって感覚を操られる体験がしやすい作品です。

全体的にとても作りが丁寧で暗示のボリュームも申し分なく
表現もわかりやすくて終始安心して聴くことができます。
そういった取り組みやすい状況が自然にお姉さんの声に従える環境を生み出しています。
特にエッチシーンで亀頭周辺に熱さを感じやすいでしょう。

エッチの内容も単におちんちんを揉みほぐすのではなくて
亀頭やカリを重点的に責めていたり、後半では尿道に細めの綿棒を差し入れたりと
ややアブノーマルなプレイが登場します。
サービスとはいえ女性に敏感な部分を責められ、感じている姿を見られるシチュにも
催眠抜きでゾクゾクするものを感じました。
催眠の入り具合によっては股間が大きく脈打ったりするかもしれません。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

短時間でお手軽に心身のストレスを発散できる作品です。
作品のテーマやプレイの内容にピンと来た方は、無料ですので気軽に聴いてみてください。

CV:VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 27:18

suicidemorning
http://suicidemorning666.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

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