同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:洗脳

   ● マインドコントロール射精モニター
   ● 男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 後編
   ● 男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 前編
   ● 転移女神ポラポートリシアの誘惑バイノーラル淫語
   ● サキュバスのお姉さんの奴隷化催眠
   ● サキュバスの言葉責めマインドコントロール
   ● 男を思い通りに操る術、教えます 暗示その74
   ● 体感音声シリーズ「悪の組織-洗脳装置-」
   ● 洗脳催眠3-魅了してあげる-
   ● 洗脳催眠-改造してあげる-


マインドコントロール射精モニター

サークル「カステラ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男性に関する変わった研究をしているミステリアスな女性が
ドMな主人公の心にかかっているリミッターを外すエッチな実験をします。

オナサポにマインドコントロールの要素を交えた珍しいエッチが行われており
彼女は片方で「シコシコ」とオナニーの合図を出しながら
もう片方からこちらの心を突き崩し、背徳感を膨らませる様々なセリフを投げかけます。
オナニーに没頭できる心と体を作るために
MKKR社の主任研究員メレンゲの指示を受けながらオナニーするお話。

「マインドコントロール 射精モニターへ ご応募ありがとうございます」
メレンゲは淡々と話す穏やかな声の女性。
「毎日オナニーできる健康な男性求む」という変わった治験のモニターに応募した主人公に
今回行う実験の内容を手短に説明し、同意を得たところで簡単な契約を結びます。

本作品は被験者の心のリミッターを解除し四六時中オナニーに没頭させることを目的に
彼女の指示に従って簡単なリラックスやマッサージをした後
35分近くに渡る寸止めを絡めたオナニーをします。

作品説明文にも書いてある通りテーマが洗脳や精神崩壊といったやや危ないものですので
精神があまり強くない人は正直聴かないほうがいいと私は考えています。
一部で残酷といいますか、胸が締め付けられるシーンが登場します。
背徳感を抱きながら射精させてくれるところがこの作品の大きな魅力です。

ちなみに彼女の声には終始軽いエフェクトがかかり
実際にオナニーをするシーン以外は控えめな音量の癒し系BGMが流れ続けます。
これらのおかげで特に序盤は癒しを強く感じる人がそれなりにいるでしょう。

最初の5パート26分間はオナニーを始めるまでの準備的なシーン。
今回行う実験の内容や目的に関する説明と2人が契約を結ぶ様子
そしてマインドコントロールを受けやすくするためのリラックス&マッサージと続きます。

「吐き出すときは お腹がゆっくりへこんでいくのを意識してください」
実験の最初に行うリラックスは腹式呼吸。
吸う時は5秒、吐く時は10~15秒と長めの時間を用意し
それらを彼女のカウントに合わせてゆっくりと行います。

最中の説明が非常に丁寧なおかげでとてもやりやすく
深呼吸やBGMの効果も相まっていい具合に力が抜けるのを感じるでしょう。
そして彼女の声に従う心構えを身につけることも狙っているものと思われます。
ぶっ飛んだ内容だからこそ慎重かつ丁寧に彼女は実験を進めています。

「腕をだらんと伸ばし 両手の中指の先で タマタマの裏の付け根に触れましょう」
続くマッサージはこの後行うオナニーでより気持ちよくなれるように
鼠径部(太ももの付け根部分)を10分ほど指でゆっくりと揉んでいきます。

裸になって彼女におちんちんを見られるちょっぴり恥ずかしいシーンですが
彼女がそれを告げて興奮を煽ったりすることはなく割と淡々と指示を出してくれます。
揉む部分も睾丸の裏や周辺といった性感帯からやや離れた部位ですし
実際にやってみたところ性的快感よりも指圧による純粋な心地よさを強く感じました。
この段階ではマインドコントロールの要素は控えめになっています。
射精への欲求と巧みな話術で堕とすエッチ
エッチシーンは1パート35分ほど。
プレイはオナニー、輪姦の実況です。
エッチな効果音はありません。

「今から ナビゲーターの指示に従って 性器をしごいてもらいます」
本格的な実験をするための準備をしっかりとした後
メレンゲはいよいよ主人公におちんちんを握らせ
「シコシコ」の掛け声を上げてオナニーのペースや強さを細かくリードします。

エッチは開始、停止、終了、ペースなどすべてを彼女の指示に従いながら行います。
最初は「シコシコ」を中央から一人で言い続けるのですが
しばらくすると左手に移動し、右からは別の指示や言葉責めを投げかけてくるようになります。
しごくペースも30秒くらいの短い間隔で小まめに変化するなど
かなりきめ細かなオナサポをしてくれています。

プレイの序盤はよりオナニーに没頭できる環境作りを目的に
彼女がいくつかのセリフを復唱させたり軽い寸止めを仕掛けてきます。

「ボクはずっとチンポをしごいていていたいです」
「永遠にSEXできないようにしてください」

オナニーに浸りきるには他の快楽、具体的にはSEXへの欲求を断ち切らなければなりません。
だからこそ彼女はわざとオナニーに良い印象を、SEXに悪い印象を抱くセリフを言わせます。
そして射精の指示を出し、直後にストップさせてオナニーへのさらなる欲求を膨らませます。

こんな感じで心への働きかけに力を入れながらオナニーをするところが
本作品のエッチにおける大きな特徴と言えます。
まさにテーマのマインドコントロールにぴったりなプレイですね。
ドM向けの手厳しい言葉責めももちろん登場します。

その色がさらに強くなるのが中盤以降のプレイ。
自分にとって理想の女性を事細かにイメージした後
これからメレンゲが投げかけるすべての問いに「そうです」と答えるように言われます。
理想の女性と「そうです」に関連性がないと思われるでしょうが
実はその女性は彼の隣の部屋に既にいるという設定がされています。

「寸止めされてるときの男性って 苦しくて切なくて 誰でもいいから女性を道具代わりに使って 射精したいって気持ちが 頭の中で一杯になりますよね?」
「そういうことであれば ここはひとつ あなたの事が大好きな彼女には 涙をのんでもらって 軽く輪姦されちゃってもらうのが一番なんじゃないかって思うんですが 当然あなたもそう思いますよね?」

この2つの道具を使ってメレンゲが彼の心をどう突き崩していくのか。
ここが本作品のエッチにおける要となります。
あまりネタバレするとつまらないでしょうから今回は上のセリフだけとさせてください。

これだけでもなんとなくわかる部分があると思います。
もうひとつだけヒントを言うと、この実験は彼以外にも28人の被験者がおり
彼と同じく長時間に及ぶ寸止めを受け続けている、といった背景があります。

このように、心への責めを重視した珍しいオナサポが繰り広げられています。
心を痛めつけながら抜ける作品
一般的なオナサポにブラックな要素を織り交ぜ
聴き手に背徳感を植え付けながら射精へと導く異色品です。

メレンゲは主人公がオナニーに没頭するには
人の心の中に潜む罪悪感に慣れさせることが重要と考え
そのためにわざと彼に後ろめたい気分を抱かせ、その後に射精へと追い込みます。

プレイの一覧を見ていただければわかるようにかなり人を選ぶ部分を持っています。
私はこういう性癖を持っていないので正直いまいちだったのですが
逆に興奮を覚える人なら大きな快感が得られる可能性を秘めています。
元々罪悪感を抱かせるのを目的に掲げているプレイですのでスタイル自体はしっかりしています。

作品のキーとも言えるマインドコントロールについては
私個人はやや強引といいますか、それほど効果的でないと考えています。
私が催眠を多少勉強しているのもあるのでしょうけど
彼女の口調やセリフの言い回しから何を狙っているのかがすぐわかりました。

もう少し意図や目的をぼかす工夫をしながら進めてほしかったなと。
理想の女性を使って心を堕とすシーンは特にゴリ押しに思えます。
エッチに入る前の準備がとても丁寧だっただけに余計そう映りました。
ですが聴き終えた後に多少の罪悪感があったのも事実です。
そういう意味では成功している部分もあると言えます。

エッチはオナニーの時間が30分近く取られてますので抜くのは容易です。
このシチュにどれだけ惹かれるか、耐えられるかで射精感が大きく変わるでしょう。
射精は最後の最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさんならではの独特な切り口が光る作品です。
テーマやシチュは個性的で面白いのですが、マインドコントロールのクオリティを考慮し
今回はやや低めの点数とさせていただきました。

CV:佐藤かなさん
総時間 1:06:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

男を思い通りに操る術、教えます。 第1章

「男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 前編」に引き続いての後編です。

1日目で聴き手と肌を重ねながらいつの間にかマゾになる毒を盛ったお姉さんは
自分の声に従って変態的なプレイが行えるように
2日目、3日目と順を追って少しずつマゾの心を養っていきます。



羞恥心を煽りながらマゾの扉を開かせる2日目
2日目はおよそ25分と3日間では最も短いパート。
ここでは1日目と同じくベッドに寝ながらイメージを膨らませます。

今回イメージするのは大勢の目の前ではなくお姉さん一人を相手に
全裸の状態で舞台に上がりオナニーをする羞恥プレイ。
1日目で定めたキーワードを連呼して一気に気持ちを高ぶらせたり
マゾヒスティックなシチュやプレイに快楽を覚えるよう誘導します。
まだ射精をする日じゃないので肉体よりも精神への責めを重視しています。

「君はね 逆らえない人とか 命令してくれる人がいると 心の底から 安心するんだよ だって マゾだから」
「マゾだから命令されると嬉しい 命令されていると 何をすればいいか わかるから 安心できる」

しかし彼女は「マゾになれ!」みたいに強引なアプローチを決してしません。
マゾになれば他人に依存し、安心できるとメリットを強調しながら言ってきます。
聴き手のマゾ資質を開花させる重要なシーンだからか
1日目以上にとても慎重に事を進めているように思えます。

作品全体の大きな特徴である「飴と鞭」ももちろん登場します。
彼女は次におちんちんにリボンをつけて羞恥心を刺激しながら
それに手を触れたり口づけをしてこちらの心を解きほぐしていきます。

「疼いたあそこ リボンで飾られて 少しずつ プライドが傷ついていく」
催眠音声における暗示のような聴き手視点の描写を心がけているからか
プレイの様子がイメージしやすく、股間に熱を感じる人もいるでしょう。
そして彼女やこれらのプレイをそれほど強く拒絶する気にもならないはずです。

彼女は少しずつプレイをハードに、アブノーマルにすることで
聴き手がそういう気持ちを起こすのを防ぎながら調教を進めています。
オナニー自体が1分程度と非常に短いところが残念ですが
初心者向けの射精管理ということで、物理的な責めを敢えて控えているようにも思えます。



アイテムと儀式で一気に堕としにかかる3日目
そして迎えた最終日はここまで行ってきたことの総仕上げとして
お姉さんが今までで最も変態的なプレイをプレゼントしてくれます。

「君の首輪を用意した 皮の首輪 黒い犬の首輪」
この日に行うプレイは犬の首輪を装着しながらオナニーするといったもの。
あくまでイメージだけですが彼女の用意した首輪を装着し
短めのリードで繋がれながら四つんばいの体勢で刺激を与えます。
2日目までよりもシチュがハード、かつオナニーの時間も長いですから
ここまでのプレイを温いと感じていた人も楽しめると思います。

ですが実際の流れは今までと非常に似ており
まずは首輪の意味や役割をわかりやすく説明しながら
合間合間にそれを装着する喜びを伝えることで
こういうプレイに抵抗のある人でも取り組めるような心情へと導きます。

「幸せでしょ? 首輪で繋がれて 本当に幸せだよね?」
「君の首が 一瞬だけ締まる 呼吸すら 自由にならない恐怖 でも すべてを委ねている 幸福感のほうが 遥かに強い」

実際に首輪を装着するシーンも描写にかなり気を遣っており
首輪による苦しさや恐怖よりも、縛られる快感や幸福感を強く伝えてくれます。
個人的には3日目まできたらもっと刺激的な表現でも構わないと思うのですが
テーマの「マゾへの目覚め」を考えれば妥当なのかもしれません。

その後に行われる本格的なプレイの時間はおよそ16分。
内容はオナニーと精飲です。
エッチな効果音はありません。

「泣きながら 自分で出した精液 ちゃんと全部 舐めるんだよ?」
ここまで無事ついてこられたことへのご褒美として
お姉さんは10カウントを何度も数えながらオナニーさせるのと同時に
その後に自分の吐き出した精液を舐め取るように言いつけます。
イメージ中心だった今までとはまるで違う、かなりハードルの高いプレイですね。

しかし彼女は聴き手を絶対に逃がしません。
自分の意思で首輪をつけたのだからご主人様の指示に従わないといけない、とか
「精液を舐めます」と何度も言わせて自分自身に暗示を入れるなど
様々な手を使って精液を飲めるような精神状態へと追い込みます。
本当のマゾになれるかの試練を課しているのかもしれません。

3日間オナニーを禁止していたら当然十分な性欲が溜まってますから
オナニーによる快感は相当なものであるはずです。
そして直後には精液を舐めるというミッションも待ち構えている。
ちょっぴり複雑な心境で行う射精はやはり何かが違うように思えます。
ここでも射精の快感を飴に、精飲を鞭にしながらプレイを進めています。

このように、段階的にハードにしていく一風変わった射精管理が繰り広げられます。



優しくマゾへと変えてくれる作品
射精管理というドM御用達なプレイを
できるだけ多くの人が楽しめるよう、とてつもなくマイルドに仕上げている作品です。

お姉さんは全編を通じて女王様よりも優しいお姉さんに近い態度を取っており
囁くような声で語りかけながら本当に少しずつプレイをシフトさせていきます。
1日目は信頼関係の構築とこの先への布石、2日目はマゾ心の強化
3日目でようやく首輪を装着しながら変態的なプレイを行う、といったように
聴き手に射精管理をできるだけ受け入れてもらえるようなアプローチを徹底しています。

結果だけを見るとペットにされて精液を飲まされるかなりアレな展開なのですが
そこに至るまでの道が他の射精管理やM向け作品とは明らかに異なります。
簡単に言うと常に聴き手の興味を引きながらマゾ化を推し進めてるんです。

「明日は 泣きながら 毒を舐める姿 見せてくれるよね?」
例えば上のセリフは2日目の最後のほうに登場するのですが
3日目はもっと恥ずかしいプレイと、1日目より強力な毒を用意していると言ってきます。
こんな感じで彼女は多くのシーンで謎を含んだセリフを漏らし
「この先どうなるんだろう?」という聴き手の知的好奇心をくすぐります。

本作品の大きな特徴となっている催眠の技術については
1日目は確かに催眠誘導に近いことが行われているものの
2日目以降は明確な誘導もなく、ところどころ暗示が入るくらいなので
催眠状態のような意識がぼんやりする感覚はそれほど得られません。

マゾ化や首輪をつけることに良い印象を抱いてもらう、など
作中で行われるプレイを無理なく進める潤滑油として主に使用されています。
ですがその使い方はとても上手だと思います。

エッチは1~2日目はつけあわせ程度で、実際に気持ちよくなれるのは3日目のみです。
ハードなプレイを求める人にはおそらく物足りないでしょう。
そういう意味でもやはり初心者向けなのかなと。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

少しずつ着実にマゾへの抵抗心を取り除いてくれる緻密な作品です。
全体的に表現がかなり抑えられてますので
射精管理やM向けのプレイに興味はあるけど踏み出せなかった人に特にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1日目…55:51 2日目…25:09 3日目…46:03 合計…2:07:03

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

男を思い通りに操る術、教えます。 第1章

サークル「男を思い通りに操る術、教えます。」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男をいじめるのが大好きなお姉さんが
ちょっぴり変わったスタイルでの射精管理をしてくれます。

全部で3日間と射精管理の中では比較的短い期間の中で
最初は優しい素振りを見せてこちらの信頼を獲得し
それから巧みな暗示を使って言いなりにする、といったように
聴き手に真の目的を悟られないよう少しずつ心を縛り付けてきます。

そのおかげで後になればなるほど彼女の声に逆らえなくなり
むしろマゾとして射精を管理されることに幸せを感じるようになるでしょう。

総時間が長く内容も結構濃厚なことから
今回は記事を1日目と2~3日目の2つに分けてお届けします。



優しい顔の裏に隠れたSの本性
お姉さんに3日間の射精管理をされるお話。

「部屋の明かりを消して 目を閉じて 私の声を聴いてください」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
自己紹介などの前置きにあたる部分はすべて飛ばし
早速聴き手に目を閉じて自分の声に耳を傾けるよう呼びかけます。

本作品は1日目(56分)、2日目(25分)、3日目(46分)の3つに分かれており
聴き手はこれらを通しではなく実際に日を跨ぐ形で聴いていきます。
そして期間中は彼女の指示に従いながら射精しないよう頑張ります。

射精管理をテーマとした作品の多くが1週間近くプレイを続けることから
それらに比べると期間が短い分とっつきやすさがあると言えます。
必要物も特に無いですし、聴いた感じでは射精管理初心者向けの作品かなと。

また催眠の技術を取り入れながらプレイを進めているおかげで
彼女の声に従いやすさを感じるといったメリットもあります。
一般的な催眠音声のようにガチな誘導をしてくるわけではないのですが
全体の流れや最中に登場する彼女のセリフが催眠暗示と酷似しており
こういうプレイに興味のあるMな方なら心を縛られる気分が十分に味わえます。

「君はこの先 射精させてもらうために どんどんマゾに堕ちちゃう」
今回お相手を務めるお姉さんはSなんだけど優しい部分もあるキャラ。
この後説明する1日目のパートでは、いきなり心を支配しようとはせず
自分に対して安心感や信頼感を覚えてもらえるように柔らかい物腰で語りかけてきます。

しかしそれは彼女が巧妙に仕組んだ罠。
甘い言葉をかけながら聴き手の退路をいつの間にかしっかりと塞ぎ
自分の声に従うしことしかできなくなるよう巧みに誘導します。
この彼女が繰り出す飴と鞭の絶妙な使い分けも
プレイを盛り上げるのに大いに役立っています。



自分の体を餌に屈服させていく1日目
1日目はプレイ序盤なこともあって準備的な意味合いが強いパート。
まずはお姉さんが言ったいくつかの場所を頭の中でイメージします。

「ここは君の部屋 君の匂いが染み付いている部屋」
自分の部屋、図書館、ホテルと場所を移していくのですが
その中で彼女はそれらを客観的に描写するだけでなく
「静かで落ち着く」など雰囲気についてもしっかり伝えてきます。
射精管理の話は一切出てきませんし、純粋なリラックスが得られると思います。

そして3番目のホテルに着いた後は裸の彼女に馬乗りにされながら
その綺麗なスタイル、瑞々しい肌の柔らかさや温もりを強くイメージします。
SEXっぽいシーンですが彼女と本格的なエッチをする描写はありません。

「触れている肌と肌 滑らかさと 弾力が心地いい」
ここでは部屋の明かりを落としている状況を踏まえて
彼女がわざと視覚以外の感覚を中心に暗示を入れてくるところがポイント。
目の前にいる女性の裸体をしっかり見たいと思うのは男性なら当たり前のことです。
その心理を逆手に取って、彼女はまず聴き手に対する主導権を握ろうとします。
この時点から飴と鞭を使い分けているところがこの作品らしいですね。

「どんどんと 鼓動が 速くなる 心臓から 指先に 熱が伝わって 心臓から つま先にも そして頬にも 熱が伝わっていく」
「冷たい髪が 君の火照った体に触れる 熱く乾いた 君の体に ひんやりとして 気持ちいい」

適度に興味を引いたところで彼女は乳首をつまんだり舐めたりしながら
体が熱くなる感覚と冷たくなる感覚の両方を短時間で刷り込んできます。

「熱くなる」などのキーワードをやや語気を強めながら何度も言ってくるおかげで
聴いているうちに顔を中心に熱っぽさを感じる人がきっといるでしょう。
そして髪とそこから滴る水の冷たさを感じさせるシーンではそれが収まる気分もします。
古典催眠のとある技法に似たアプローチをしていることから
これも自分の声への服従心を養うための準備と思われます。



マゾになる毒とそれを治療するカプセルをちらつかせながら
今までの穏やかだった雰囲気が一変するのが開始21分あたり。
彼女は先ほどまで自分の髪を伝って流れていた水滴が実は毒であることを明かし
体に染み込んだそれを取り除くカプセルを持っているとも言います。
聴き手に危機感を与えながらより強く心を縛り付けていくわけです。

「この毒はね 君をマゾに変えてしまう毒」
「いじめてもらうまで 火照りが止まらない いじめてもらうまで どうしようもなく感じる」

しかもこの毒には吸収した者をマゾに変える性質があります。
これから射精を管理してもらうためにはM心がとても重要です。
それを薬を媒介にしながら彼女は何度も何度も暗示として伝えてきます。

これの巧妙なところは薬のせいにして聴き手自身を正当化させていることです。
「そういう毒を飲んだのだからマゾになっても仕方ないな」と心の中で思わせることで
マゾになることに対する抵抗心や拒絶心を大いに削いでいます。
一見強引なんだけど、実はきちんと考えながらプレイを進めてくれています。

「じゃあね 君で遊んであげる」
そして最後に毒の効果とここまでの誘導の成果を確認するために軽くオナニーします。
プレイ時間はたったの2分と非常に短く設定されており
やり方もちょっぴり意地悪なのでうまく射精できる可能性は極めて低いです。

でもおちんちんをしごくわけですから当然性的快感は得られます。
むしろ下手にいじったから余計にもどかしく感じるでしょうね。
だけど彼女は先ほどの毒と言葉で絶対に射精できないことを念押ししてきます。

聴き手に敵意を抱かせずに射精管理を受け入れられる精神状態へと誘導する。
イメージや催眠の技術を使ってこの難事を平然とやり遂げているところが実に見事です。
こういうプレイに興味はあっても勇気が出せなかった人ほど
聴く前と後で心境に大きな変化が実感できるのではないでしょうか。

ちなみに音声の最後には平常どおりの生活ができるようにと
ここまでの内容を適度に解除してくれるシーンがきちんと入っています。
ですからエロ画像や動画を大量に見るとかしない限り支障が出ることはまず無いです。

「男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 後編」へ続く…

CV:紅月ことねさん
総時間 1日目…55:51 2日目…25:09 3日目…46:03 合計…2:07:03


体験版はこちらにあります

転移女神ポラポートリシアの誘惑バイノーラル淫語

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、転移や空間を操るのが得意な一風変わった女神が
様々な冒険者をエッチなしもべへと変えていきます。

サークルさん初のバイノーラル録音ということもあり
その長所を存分に活かしながら物語を進めているシーンが非常に多く
彼女は声を小まめに移動させたり距離を取ったりしながら
魅力的な肉体と巧みな話術を使って彼らの抵抗心を少しずつ取り除いていきます。



ダンジョンの深層に住む女神様の特技とは?
転移女神ポラポートリシアが冒険者たちを骨抜きにするお話。

「ようこそ 我らがイロジカケーナ様の崇高なる居城 ドキドキ色仕掛けダンジョンへ」
ポラポートリシアは上品で色っぽい声のお姉さん。
冒険者が侵入したとの知らせを受けてダンジョンの深部に駆けつけると
そこにいた少年に早速色仕掛けを始めます。

本作品は全部で4つのパートに分かれており
少年冒険者、ひたすら逃げ回る冒険者、カップル冒険者、6人の冒険者を相手に
彼女が自分の特技を使った誘惑を行います。

「誘惑」と言うとエロボイスの場合、快楽漬けにする展開をイメージするでしょうが
この作品ではプレイよりも会話による誘導や扇動にかなりのウェイトを置いています。
サクッと抜きたい人には残念ながら不向きな反面
キャラやストーリーがしっかりした作品を聴きたい人には非常に向いています。
ボイスドラマ色の強い作品と思ってください。

「我が主よりさずかしり 絶対なる転移の力をたずさえて ダンジョンの調和と均衡と節制を日々保ち続けていますのよ」
彼女の特技は平たく言えば空間を操る能力。
冒険者の攻撃をテレポートで回避したり、空間の性質を変化させて動きを封じるなど
彼らを屈服させる一つの手段として様々なシーンで登場します。
女神様なので荒事は好まないらしく、基本的には相手を傷つけずに解決を目指します。

そして聴き手に彼女の特技を感覚的にも楽しんでもらおうと
作中では彼女の声の位置や距離が頻繁に切り替わります。
バイノーラル録音の特徴を有効活用した面白い演出ですね。
特に耳元で話しかけられるとゾクゾクします。

巧みな話術と転移能力、この2つの長所を使って
彼女がどのように冒険者たちを切り崩していくのか。
これが本作品の一番の聴きどころと言えます。



相手の個性を逆手に取った色仕掛けの数々
エッチシーンは4パート71分間(純粋なプレイ時間は約16分間)。
プレイは耳舐め、キス、パイズリフェラ、オナニー、SEXです。
エッチな効果音はありません。

「ねぇ このやわらか~い胸の谷間や むっちりした太ももを味わってみたくはありませんか?」
その自慢の肉体を見せつけながら誘惑するもひたすら攻撃してくる少年に
ポラポートリシアはそれを転移で回避しながら言葉を使って戦う気力を奪いにかかります。

エッチはどのパートも3分の2以上もの長い時間をかけて説得してから
最後の最後にその証としてエッチなご褒美を与えます。
説得の最中にちょっぴりエッチな事をするシーンもあるのですが
本格的なエッチをする時間は上で書いたように合計16分と短めです。

一番最初のパートは彼女の転移能力が最も発揮されているお話。
左右と中央に小まめに声の位置を移動させながら
まずは少年の攻撃がまったくの無意味であることを悟らせ
さらには自分に忠誠を誓い、その魅力的な体に溺れるよう呼びかけます。

「ほーら 段々心が隙だらけになってきましたよ? ではそろそろ」
もちろんひたすらそれだけを繰り返すわけではありません。
彼女は彼が疲弊していると見て取ると一気に接近し
囁いたり耳を舐めたり後ろから抱き着いておっぱいを押し付けたりします。
飴と鞭を上手に使い分けながら屈服させていくわけです。

「ほらキスぅ エロエロのキスをしてしまいましょうよぉ 愛が深いほど二人の距離は縮まるの」
そして十分に準備が整ったところでようやく本格的なプレイを開始します。
彼女は女神ですから敵だった相手にも決してひどいことはしません。
母親のような甘い声で包み込みながら
それとは正反対の下品なちゅぱ音を撒き散らしておちんちんを責め上げます。

時間が短いといってもその分意識してエロさを濃くしてありますし
ストーリーを楽しみながら抜く分には十分なクオリティを持っています。

続く2番目は空間の制御を使って屈服させるお話。
なぜかひたすら逃げ回る変わった冒険者を追い続けながら
彼女はその能力を使って足止めし、柔らかい声で彼の恐怖心を取り除こうとします。
ちなみにここでは声の距離を適度に変化させながらその様子を描いています。

「ん~ほらいい子いい子 やっとママのもとにきまちゅたねぇ 女神ママは嬉しいでちゅよぉ」
身動きが取れなくなったことで勝利を確信した彼女は
声を徐々に近づけながら赤ちゃん言葉を使ってあやすように説得します。
その大きなおっぱいで抱きしめられ、幸せを感じながら射精する。
女神らしい慈愛に満ちたあまあまなやり取りとプレイが心と体を潤します。

残る2つのお話はいずれも複数の冒険者がお相手。
戦闘能力皆無な彼女がその能力で彼らを分断した後
主に女性の武器を使って骨抜きにしていく様子が描かれています。

「何も知らない精神的に育ってない童貞君すきぃ 私の思い通りのお人形になりやすい童貞くん大好きぃ」
中でも一番最後のお話は彼らが童貞であるのを確認すると
途端に目の色を変えて必死にその体を求める彼女のあざとい一面が浮き彫りになります。

女をまったく知らない純真無垢な少年たちを大人の魅力で誘惑するその姿は
女神よりもサキュバスに近い淫乱さや貪欲さが窺えます。
プレイについても口やおまんこを使って全員を同時に相手しながら
エッチなちゅぱ音や喘ぎ声を漏らすハードなものとなっています。

このように、彼女と冒険者の特徴を活かしたエッチが繰り広げられます。



しっかりした作りのボイスドラマ
純粋なエロよりもキャラやストーリーなどの質の高さが耳を惹く作品です。

サークルさんが元々から持っているシナリオ力の高さに加えて
バイノーラル録音の持ち味を活かした物語を設定し
その中でポラポートリシアの活躍を臨場感たっぷりに演出しています。

どのお話でも彼女は違った能力やアプローチを駆使して説得しますから
聴いていると時間があっという間に過ぎてしまうほどのめり込めます。
この感覚は他のサークルさんではなかなか味わえない独特なものです。

しかし18禁ボイスドラマとして聴いた場合
どうしてもエロのパワーは物足りないかな?とも思ってしまいます。
この両者のバランスを取るのはなかなかに難しいことなのですが
ネイティファスさんの他作品に比べてもエッチはソフトに感じました。
もう少しエッチ寄りな内容だったらもっと素晴らしい作品になっていたかもしれません。

「人間ってそういうものでしょう? 人が死んでも次の日にはそ知らぬ顔でアンアン子作りに精を出してますよ」
ポラポートリシアはダンジョンに住む女神という性質もあってか
慈悲深い声や見た目とは裏腹に残酷な部分も持ち合わせています。

彼女にとってはダンジョンの治安を守ることが最優先で
それを乱す冒険者たちは障害だったり信者や下僕でしかありません。
女神という存在が持つイメージからややかけ離れた腹黒さが
彼女の個性や魅力をより一層引き立てています。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

独特な世界観にどっぷり浸かりながら聴ける作品です。
基本的にはストーリー性の高い作品を楽しみたい人にのみお薦めします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:23:33


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

サキュバスのお姉さんの奴隷化催眠

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

同サークルさんの有料では丁度10作目となるこちらの作品は
優しいけどSっ気もあるサキュバスが催眠を使って主人公を奴隷化し
その後3つのプレイで精液を搾り取ります。

催眠やエッチを行うのと奴隷化を並行して進めているのが特徴で
彼女は復唱や恥ずかしいプレイをさせながら
言葉を使ってそれらに気持ちよさや幸福を感じるよう何度も何度も念を押してきます。



サキュバスのお姉さんと夢の世界へ
サキュバスに催眠をかけられてからエッチな命令を受けるお話。

「はぁーいこんにちは お休み中のところごめんなさいね」
サキュバスは甘いがやや嗜虐的な声のお姉さん。
主人公の目の前に突然現れ自己紹介すると
おいしい精をいただくために彼を隷属させ調教しようとします。

催眠は2パート9分30秒ほど。
事前に彼女に主従の契約を結ぶためのキスをされた後
深呼吸をしながらその声に耳を傾けます。

「もう何も考えられない 頭がぼーっとしてきて 眠ってしまいそうになる」
冒頭のやり取りよりもややぼんやりとした彼女の声を聴いていると
うっすら眠くなるようなぼんやりとした感覚が湧いてくるかもしれません。
奴隷化をテーマにしている作品ですが雰囲気は終始とても甘く
それが彼女の声に従うことへの抵抗力を弱めてくれます。

「私たちは 男の子の理想を現実化した存在だから 人間の女の子なんかよりずっといい」
また彼女は聴き手の意識をぼやけさせながら
自分に対して良い印象を持てるようにも働きかけてきます。
この後でも彼女は何度も奴隷化によるメリットを説いてきますから
後になるほど頼れるとか、安心する存在に感じるかもしれません。

2番目のパートは奴隷としての心をさらに強くするために
彼女の言った様々なセリフを後に続いて復唱します。

「私はご主人様の奴隷です」
「私のすべては ご主人様のものです」

言われたことをそのまま言う行為自体が奴隷化の象徴なのは間違いありませんが
復唱することで自己暗示をかける効果も狙っているのだと思います。
自分が彼女の所有物であり、その命令に従うのは気持ちいい。
この先に行うエッチをより楽しめる心理状態へと導いてくれます。

リラックスをさせながら暗示を入れ続ける極めてシンプルな催眠です。
作品のテーマに沿って目的を奴隷化のみに絞り込み
そのための準備を進めながら段階的に上下関係を感じさせるセリフを言ってきます。
中でも命令に従うことに快感を覚える暗示を入念に入れているところが印象的でした。

「キスしちゃった 契約完了ね これでもう君は動けない」
「この契約は 人間から取り消すことはできないの 君が奴隷をやめたくてもそれはもうできない 私の望むように生きていくしかできないの」

しかし、自己紹介をした直後に一方的に主従の契約を結ばせたり
誘導の段階から主人公の意思や行動を束縛しているのは大いに疑問です。
奴隷化がテーマといってもこの作品は催眠音声ですから
催眠の技術を使って聴き手が自らそう願いたくなるよう導くのが望ましいです。

技術面を見ても意識の力があまり弱まっていない段階で奴隷化の暗示を入れていますし
復唱の際も「言いなさい」と高圧的な表現で指示しています。

簡単に言うとサキュバス本位で催眠を進めているシーンが多いんです。
これはいけません。
「催眠音声の主役は聴き手」という大前提を覆してしまっています。
事実この音声を聴いた私自身がほとんど催眠に入れませんでした。

以上の事から私は催眠よりも洗脳と呼ぶのが妥当な音声と考えています。



奴隷になることに幸せを感じながら
エッチシーンは3パート33分30秒ほど。
プレイはおちんちんの愛撫、犬の真似、フェラ、SEX(騎乗位)、キス、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「さぁ奴隷さん 私と楽しいことしましょうか」
主人公を夢の世界に連れて行き、そこで奴隷化させたサキュバスは
最初の命令として服を脱がせ、おちんちんを勃起させるよう言います。

エッチはご主人様になった彼女の命令に従いながら行います。
催眠が終了した時点で一応奴隷化は完了しているのですが
今度は恥辱的なプレイを通じて自分が彼女の所有物になったことを強く実感させます。

一番最初のパート(催眠の2番目と同じ音声の後半部分)は
裸になっておちんちんをじっくり観察されたり、指で優しく撫でられたり
エッチな言葉を復唱して気持ちを高めてから
四つん這いになってワンと吠えながら部屋の中を歩き回ります。

普通の精神状態では躊躇するプレイを取り入れているところがこの作品らしいですね。
怪我をしないよう事前に部屋を片付けておくのがいいでしょう。

「大好きなご主人様の命令だから それに従うのも大好き」
そしてこれらのプレイを行いながら
彼女は自分の指示に従うことに幸せを感じるよう心を誘導します。
心と体、2つの側面から奴隷化を進めていくあたりに入念さを感じます。

本格的なプレイが行われるのはその後の2パート。
片方はフェラとSEXでドライを1回ずつ、もう片方はオナニーで実際に射精をします。
国屋敷さんの他作品同様セルフとドライの両方が楽しめる作りです。

「舌を出して 舌先でおちんちんをペロッと舐める おちんちんがビクッて反応してしまう」
ドライパートは客観描写と同時にその気持ちよさを少しばかりのセリフで伝えながら
フェラではちゅぱ音、SEXでは喘ぎ声を漏らします。
催眠による感度の変化を味わってもらいたかったのか
ストレートな表現はあまりせず雰囲気で興奮を促すアプローチが多いです。

「出して 私のお口に全部出して ぴゅー ぴゅー ぴゅっぴゅー」
またこの後のセルフパートもそうなのですが
絶頂シーンはカウントではなく「イケっ」と言ったり射精の様子をセリフで表現しています。
いずれも約5分と短時間で絶頂しなければなりませんし
集中的に感度を盛り上げようとするシーンも無いことから
この内容でドライオーガズムを迎えるのは正直きついと思います。

「女の子の目の前でオナニーするのは気持ちいい 誰にも見てもらわずにするオナニーは楽しくない」
最後のセルフパートはおちんちんをしごきながら
彼女がその一部始終を眺めているのを強く意識します。
ドライパートに比べると肉体・精神いずれも強い刺激が得られますので
こちらのほうが性的快感は得やすいのではないかなと。
最後のタイミングに合わせて自分のペースで興奮を高めていきましょう。

このように、奴隷になったことを自覚させるM向けのエッチが繰り広げられます。



テーマは面白いのだが
うーん…今まで聴いてきた国屋敷さんの作品に比べると
残念な部分が数多く見られた、というのが率直な感想です。

ここ最近、具体的には「メイドさんのご奉仕催眠」あたりから
作風を変えようとされているのか色々と真新しい要素が見られ始めていたのですが
うちでの点数を見ていただければわかるように
そのことごとくがうまくいっていない印象を受けていました。
それでもまだ催眠音声として十分成り立つレベルのクオリティは持っていました。

それが本作品では根本的な部分から崩れているように思えます。
サキュバスに主人公との信頼関係を築く意思が一切感じられないことから始まり
キスをしただけで契約が成立し、既に奴隷化が始まっていると一方的に決めつけたり
大した誘導もせず本題である奴隷化の暗示を立て続けに入れてくるなど
催眠にとって重要となる要素をことごとく踏みにじりながら催眠を進めています。

「普通の人間は最初は抵抗するんだけど 無理矢理契約して 奴隷にしてしまえば 私の命令に逆らえなくなるの」
中でもエッチの序盤に彼女が言うこのセリフに最も失望しました。
彼女は聴き手の意思や都合を考えず、自分の欲望だけで催眠を施しています。
「本当に同じ人がシナリオを書いたの?」と思うくらいに色々な部分が破綻しています。

私は普段ネガティブな指摘をある程度避けるようにしています。
それはどういう形であれ、世に送り出された以上は
より多くの人に作品を良く思ってもらい、場合によっては聴いてもらいたいからです。

ですが国屋敷さんのように過去いくつもの良作を生み出されているサークルさんが
本作のような作品を出されたとなるとそうもいきません。
事態を重く見て今回はいつも以上に思ったことをそのまま書かせていただきました。

記事を読んで不快に思われた方がきっといると思います。
しかし良くも悪くもありのままを伝えるのが当サイトの存在意義だと私は考えています。
その点はご理解願います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

以上のことから今回はとてもとても厳しい点数とさせていただきました。
ただただ残念な思いでいっぱいです。

CV:みる☆くるみさん
総時間 59:15


オススメ度
■□□□□□□□□□ 1点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は2点。
やや割高なので-1してあります。

サキュバスの言葉責めマインドコントロール

サークル「F・A・S」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、癒し系といやらし系の2人のサキュバスが
巧みな言葉責めで主人公から精液を搾り取ります。

癒し系は天使と悪魔、2つの顔を持つキャラを登場させながら
いやらし系はボクっ娘で焦らしながら、といったように
キャラだけでなく言葉責めのスタイルもまったく違うのが特徴です。



2人のサキュバスとのエッチなゲーム
癒し系ドSサキュバスといやらし系ドSサキュバスに射精させられるお話。

「うふっ 私を選んだのね」
癒し系ドSサキュバスは落ち着いた声のお姉さん。
「あらあら ボクを選んじゃったんだね」
いやらし系ドSサキュバスはややトーンの低い穏やかな声のお姉さん。

主人公の夢の中に突如現れた2人は
勝った側が相手のすべてをコントロールできる約束を交わした後
言葉責めを中心としたエッチなゲームを始めます。

本作品は2つの音声で構成されており
主人公と2人のサキュバスがそれぞれ1対1でプレイを行います。
同じテーマを別のキャラで描いている感じと思ってください。

しかし実際に同じなのはテーマと終着点くらいで
それ以外の部分、プレイの内容や射精への持って行き方はまるで違います。
ですからどちらを先に聴いたとしても、もう片方を新鮮な気分で楽しめるでしょう。
詳しくは追々説明しますがどちらも非常に個性的です。

今回行うゲームのルールは至って簡単。
「サキュバスの言葉責めを受けて射精を我慢できれば勝ち、できなければ負け」です。
そして彼女たちはルールに従い言葉だけで聴き手を射精へと導きます。

こう言われると「じゃあ淫語を連発したり罵声を叩きつけてくるのか」と思うでしょう。
しかし本作品ではそういった言葉責めもほとんど行いません。
彼女たちがどういう風に主人公の興奮を煽り、射精へと追い込むのか
本作品ならではの独特なアプローチも大きな聴きどころと言えます。



技の癒し系
1人目の癒し系ドSサキュバスとのプレイ時間はおよそ13分間。
一通りルールを説明した後、彼女は主人公に後ろから抱き着きながら囁き始めます。

「あまり怖がらなくていいですよ あなたを後ろから抱きしめてあげますから」
冒頭のルール説明の時はやや高圧的な口調だった彼女なのですが
プレイに入るとまるで天使のような穏やかな口調に変化し
密着しながら深呼吸をさせたり自分にもたれかかるよう言ってきます。
そのあまりの優しさに思わずホッとする人が続出するでしょう。

「私の前で そんなに心を無防備にしてもいいの?」
しかししばらくすると態度が急変し、いつもの調子で注意を喚起してきます。
このように癒し系ドSサキュバス編では天使と悪魔、2つの性格を持った彼女が存在し
天使は左から優しい言葉を、悪魔は右からきつめの言葉を投げかけてきます。

これが作品説明文にある「2面性を持つお姉さんキャラクター」の意味です。

悪魔側の人格がいかにもなキャラなので
天使側の人格になんとなく親近感が湧いてくるのを感じるでしょうね。
きつい言葉と優しい言葉、どちらを良いと思うかなんて一目瞭然です。
しかしそれこそが主人公を射精へと追い込むための巧妙なトリックなのです。

「ちょっと触るくらいなら 大丈夫ですよ 少し指先でさわさわして やめればいいんです」
しばらくすると天使側のサキュバスがオナニーをするよう持ち掛けてきます。
「このゲームは射精しなければ負けにはならない。だから少しいじるくらいなら大丈夫」
彼女はゲームの勝敗に影響しない形でこちらの欲望を膨らませにかかります。
甘い声で甘い言葉を囁きかけられたら抵抗できる人はそうそういません。

しかも今まで至近距離で密着しながら語り掛けられていますから
それだけでもある程度股間が熱くなっているのを感じるはずです。
私も実際に触ってみたら臨戦態勢になっていてびっくりしました。

「ほらほら イっちゃいなさい 私の声に操られて 自分で勝手に気持ちよくなって なーんにもしてもらえないまま 白いの垂れ流しなさいよ」
一度おちんちんをいじり始めたらもう止まりません。
サキュバスは徐々にハードルを上げながら言葉を使って射精へと誘導します。
終盤立て続けに叩きつけられる絶頂の指示に股間が一気に盛り上がり
射精後は解放感と「やってしまった…」という敗北感をちょっぴり味わえます。
普通のプレイではなかな味わえない複雑な感覚でした。



力のいやらし系
2人目のいやらし系ドSサキュバスとのプレイ時間はおよそ14分間。
こちらも彼女に後ろから抱き着かれ、囁かれるスタイルを中心にプレイが行われます。

「おっぱいに包まれて 空っぽになるまで絞られたいです ってお願いして?」
癒し系ドSサキュバスを変化球とすれば彼女はストレート。
自慢のおっぱいを見せつけ主人公の興味をしっかり引きつけながら
おねだりを要求したり乳首をいじるよう指示します。

「え? 挟んでくれないのかって? 残念でしたー さっきのは う・そ」
ですが彼女は主人公を絶対に満足させません。
おねだりされてもおっぱいで挟んであげなかったり
乳首オナニーをごくごく微弱な刺激に留めさせたりと
こちらを徹底的に焦らし、快感に悶えさせ、自分から屈服したくなるよう仕向けます。
この肉体・精神両面における容赦の無い興奮の煽りっぷりが彼女の持ち味です。

「いじったり 撫でたりしているだけなのに どんどん快感が高まってイっちゃうの」
「感じる快感が 上がっていくたびに どんどん底なし沼に 引き込まれていっちゃうの」

それを最も感じるのが乳首オナニー開始後のセリフ。
彼女はプレイをしながらこちらの感度を上げるセリフを何度も投げかけます。
催眠音声を聴いている人なら感度を上昇させる暗示のように映るでしょう。

催眠音声をメインで作られているサークルさんですから
同人音声の中に催眠のテクニックを組み込むのは造作も無いことです。
おちんちんをいじらせてもらえない状況も手伝って
心と体の両方が熱くなるのを感じるのではないでしょうか。

「おちんちんいじめるたびに 全身がゾワゾワして どうしようもないよね?」
本格的なオナニーが始まった後も
彼女は言葉を使って上手に気持ちを煽り、射精したくてたまらない心境へと追い込みます。
じっくりと焦らした後に触れるおちんちんの気持ちよさは格別で
時間が比較的短いにも関わらずあっさり射精することができました。
それができるための環境を時間をかけて着実に整えてくれています。

このように、2種類のまったく違った個性的なプレイが繰り広げられます。



最上級の言葉責めが楽しめる作品
主に催眠の技術を使ったユニークかつ効果的な言葉責めが魅力の作品です。

癒し系といやらし系、どちらもドSなサキュバスながらも
ほぼ正反対と言えるくらいの違った切り口から聴き手の心を突き崩します。
サキュバスだからお色気で責めてくるのだろうと思っていたら大間違いです。
彼女たちは体よりも頭を使って巧妙な言葉責めをしてきます。

「言葉責めマインドコントロール」というタイトルから連想されるような
命令し、押し付けるようなセリフを2人はほとんど投げかけてきません。
聴き手の願望や欲望を刺激し、膨らませ、自分からそう願うように誘導します。
そしてこれを成し遂げるために催眠の技術を活用しています。

「君は どっちがいい? おっぱいで 徹底的に搾り取られるのと おっぱいに埋もれながら 自分で出しちゃうのと」
例えば上のセリフがそうなのですが
どちらを選んだとしても結局のところ主人公は射精することになります。
しかし人間は二者択一を迫られると無意識的にどちらかを選びたくなるんです。
こんな風にサキュバスは言葉を使って「射精する」という結末を印象付けます。
催眠っぽさがあまり感じられない分、その真意を見抜くのは至難の業です。

個人的には癒し系のお話の方がレベルが高く感じます。
天使的な人格のサキュバスを本当に上手に活躍させています。
皆さんも聴いた後でなぜ彼女が存在するのかを是非考えてみてください。
逆にいやらし系はオーソドックスなので先に聴いたほうがいいかもしれません。

エッチはオナニーしたい願望をコントロールしながら指示を与えます。
同人音声側は肉体的な接触を交えたプレイを行う作品がほとんどですから
本作品のようなプレイに驚く人がきっといるでしょう。
言葉だけで心を操られる不思議な快感を味わわせてくれます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声で行われるような責めを同人音声側で見事に実現させている作品です。
音声作品に最近触れた人はもちろん、浴びるほど聴いている人でもきっと楽しめます。
ユニークさ、きめ細かさ、作りの重厚さなど様々な部分が優れていることに敬意を表し
本作品を18禁同人音声では23本目の満点とさせていただきました。

CV:癒し系…柚木朱莉さん いやらし系…沢野ぽぷらさん
総時間 癒し系…14:55 いやらし系…15:54 合計…30:49


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

男を思い通りに操る術、教えます 暗示その74

サークル「human chair」さんの催眠?音声作品。

今回紹介する作品は、お姉さんのおもちゃとして言葉に操られながら
射精できない苦しみとその後に控える極上の射精感を味わいます。
とあるブログの文章をそのまま音声化したちょっと珍しい経緯を持っており
そちらで多くのM男を虜にしてきただけあって
彼女に射精を自由に弄ばれる感覚が味わいやすくなっています。

最初から言ってしまうと本作品は厳密な意味での催眠音声とは違います。
しかし作中でお姉さんが催眠の技術に類するセリフを数多く使っているため
当サイトでも一応催眠音声として紹介させていただきます。



男を手玉に取るのが大好きなお姉さん
お姉さんに射精を我慢させられてから気持ちよく射精するお話。

「こんな遅い時間に まだ起きてるの?」
お姉さんはしっとりとした穏やかな声の女性。
暇を持て余している主人公の目の前に突然現れた彼女は
早速言葉を使って彼を弄び始めます。

本作品は彼女の指示に従いながらオナニーをするオナサポに近い作風を持っており
それらを行うにあたって催眠に関する技術が使われています。
催眠音声のように催眠誘導を行ってからエッチするタイプではありませんから
催眠に入った時のような頭がとろとろになる感覚は得にくいと思います。

しかし彼女の声に不思議と抗えない感じがしたり
その指示に従っていると心が何やら妙に落ち着く場合もあるでしょう。
それは彼女が巧みな話術で聴き手がそうなるように導いているからです。
詳しいところは追々説明しますがかなり上手いです。

「今日は絶対に射精させない 射精はさせないけど ギリギリになって苦しんでる男性を笑うのは大好き」
お姉さんは男性を性的にいじめるのが大好きなS女。
今回のプレイのテーマを「射精を我慢する苦しみと、その先にある快感」に定め
自分のセリフを「毒薬」と表現しながら聴き手を徐々に声の虜にしていきます。

序盤に「最後の一行にはとっておきの猛毒が仕掛けられてる」と言って
最後まで聴きたい気分にさせたり、わざと突き放すような言葉をかけるなど
聴き手の興味を引こうとするアプローチが随所に散りばめられています。
これがまるで毒のように徐々に全身へと広がり
最後の方には指示に従うことに気持ちよさを感じるようになるでしょう。



疑似的な快感を餌にした個性的なエッチ
エッチシーンは18分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「射精の代わりに 君が喜ぶことを命令してあげる 射精したくて真っ赤に腫れてるアソコを晒しものにしてごらん」
暗示を使って主人公をプレイに対して前向きにしてから
お姉さんは彼にオナニーをさせながら声を使って射精をコントロールします。

エッチは終始彼女の指示に従いながら行います。
一般的なオナサポ作品のように、しごく強さやペースを指示するのではなく
好きにオナニーをさせながらイメージトレーニングをさせるといった
音声作品ではあまり見かけないタイプのプレイが繰り広げられます。

「(猛毒を)もっと溜められるように 君に恥ずかしい芸を仕込んであげる」
合図があるまで射精をしないように念を押してから
お姉さんは「スイッチ・オン」の声に合わせて聴き手にイったフリをするように言います。
演技ですが当然手を抜くことは許されません。
いつでも射精できる状態まで自分をきっちり追い込んでから
そのすぐ先にある射精の快感をイメージし、できれば声も上げてみましょう。

人間はそうなるように思い込むことで自分をそこに近づけることができます。
寒い時に「暑い」と念じれば寒さが和らいだように感じることもあります。
お姉さんは肉体と精神の両面から聴き手を追い詰めることで
射精したい気分に悶えさせながら声に逆らえない雰囲気を作り上げているわけです。
脳の性質を利用した面白いアプローチと言えるでしょう。

「簡単には壊してあげない 壊れたくないって思えば 壊してあげる 壊れたいって思えば オアズケしてあげる」
お姉さんの責めはそれだけに留まりません。
射精直前の快感を味わわせながら適度にイメージを中止させ
スイッチを入れて欲しくなるようなもどかしい気分を与えます。

精神的な寸止めとでも言えばいいのでしょうか。
スイッチが入った時の快感がかなり大きなものだけに
それが欲しくて欲しくてたまらなくなる人がいるに違いありません。
でもなぜか彼女の制止を振り切ってまで射精しようとは思わない。
それはここまで彼女の指示に従いながら気持ちよくなってきたからです。

「猛毒を全部吐き出させてあげる 体内に残ってたら君がマゾになっちゃうから これ以上君をマゾにしないように 毒薬を抜いてあげるね」
最後の最後、カウントに合わせて行う射精の瞬間には
達成感や解放感を伴ういつもとちょっぴり違った快感が得られます。
快感も大きいのですが終わった後の疲労感もなかなかのものでした。
一番最後に発せられるセリフも、マゾの扉を開かせる十分なパワーを持っています。

このように、精神的な責めを重視した興味深いプレイが繰り広げられます。



Mにはたまらない作品
心を塗り替えられる気分を味わいながら気持ちよくなれる作品です。

最初に巧みな話術で聴き手の興味をしっかりと引きつけた後
快感という餌をちらつかせながら声に従いやすくなるよう心を誘導します。
この「もう少し手を伸ばせば届く」くらいに置かれた餌の位置が素晴らしく
最後まで楽しみながら作品を聴くことができました。
催眠の技術を取り入れているだけに割とあっさり引き込まれていきます。

イったフリをするプレイもそれ自体が音声作品では珍しいのに加えて
「フリくらいならやってもいいだろう」と聴き手にとっつきやすさを感じさせています。
そして少しずつハードルを上げながら後戻りできない状態にする。
お姉さんのプレイの進め方についても目を見張るものがあります。

「君の希望は聞いあげない  だって もう決めちゃってるから」
しかし暗示を受け入れやすい催眠状態へと誘導していないことや
上のセリフのようにお姉さん本位でプレイが進められていることから
催眠音声として見るにはやはり厳しいものがあります。

プレイが面白いですし作品自体を否定する気は毛頭ありませんが
深い催眠状態に入って気持ちよくなれる作品ではないことだけご注意ください。

エッチはオナニーをさせながら言葉で気分を盛り上げてくれる
催眠音声に非常に近いスタイルのプレイです。
精神的な快楽を盛り上げる類のセリフが多いことから
普段のオナニーよりも没入感や高揚感が得やすいです。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

短時間で気持ちいい射精をするのにかなり適した作品です。
当サイトでは純粋な催眠音声のみを高得点にする基準を定めているため
今回はやや低い点数とさせていただきました。
催眠誘導をしない=作品の内容に興味があるのが前提となってますので
基本的にはこういうプレイが好きなMの方にのみお薦めします。

おまけは追加の暗示です。

CV:紅月ことねさん
総時間 本編…28:16 おまけ…1:43


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
解除音声はありません。

体感音声シリーズ「悪の組織-洗脳装置-」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

今回紹介するのは、とっても穏やかな口調の女幹部が
様々な機械を使って主人公を少しずつ確実に洗脳していく様子が楽しめる作品です。

キャラやストーリーなどの背景に力を入れていた
前作「体感音声シリーズ「透鏡の怪談-赤い女-」」とは打って変わって
今作は洗脳およびエッチのみに的を絞り
プレイの様子を効果音を織り交ぜて臨場感たっぷりに演出しています。



効果音を巧みに使ったリアルな洗脳風景
女幹部に洗脳されてから何度も射精するお話。

「あらぁ 起きたかしら? 私の声は聞こえるかな?」
女幹部はややトーンの低い穏やかな声の女性。
主人公を組織の実験室へと運び込んで手足を拘束した彼女は
彼をここへ連れてくるまでのいきさつやその理由について語り始めます。

この組織は将来有望な人物を見つけては拉致し
様々なハイテク装置や薬物を使いながら心と体を洗脳した後
普通の生活に戻していざというときに働かせているそうです。
表立って何かをするのではなく暗躍するタイプの組織ですね。
そういった前置きを3分程度の短い時間に収めて早速洗脳を開始してくれます。

本作品における洗脳は大きく4つの工程に分けられており
それぞれで専用の装置や物質を使用しながら段階的に心と体を支配していきます。
セリフでの説明だけでなくリアルな効果音も登場する本格的なものですから
主人公がどんな感じで責められているかを感覚的に把握できるでしょう。

「大丈夫 痛いことはしないから とーっても 気持ちいいことをしてあげるだけ うふふっ」
また今回洗脳を施す女幹部は悪者らしい高圧的な雰囲気は一切感じられず
まるで子供に対するような柔らかい物腰で語り掛けてきます。
痛そう、苦しそうなイメージが付きまといがちなテーマなだけに
実際に聴いてみると何やら肩透かしを食らったような気分になるかもしれません。

しかし相手を従属させるためにはきつく当たるよりも柔らかく接したほうが
抵抗力を削ぐという意味で非常に有効です。
シナリオ担当者さんが催眠音声も手がけられていることもあり
洗脳の最中に催眠を意識した表現方法が登場するのも大きな特徴です。



気持ちよさを前面に押し出す効果的な洗脳
エッチシーンは35分ほど。
プレイは洗脳と触手による全身責めです。
すべてのシーンでリアルで立体的な効果音が流れます。

「これから 普通の生活をしてたら 一生かかっても味わえないような 最高の快楽で 君のすべてを変えてあげるから」
女幹部は主人公に「これから気持ちいい洗脳をする」と告げると
特殊な効果音を鳴らして彼を強制的にリラックス状態へと誘導します。

エッチは拘束されて何もできない主人公を一方的に責める形で行います。
エロボイスによる洗脳と言うと快楽漬けにするのがセオリーですが
本作品では主人公の心の抵抗力を奪い、従属できる環境をしっかり構築してから
最後の最後に触手責めをして彼女に逆らえないように作り変えます。
聴き手をきちんとその気にさせながら行っているところが独特ですね。

洗脳の第一段階は音波による思考の支配。
女幹部は「ブォンブォン」という機械的な効果音を小刻みに鳴らしながら
自分の言いなりになるよう何度も何度も語り掛けます。

効果音は日常生活であまり聴き慣れない類のものですが
リズミカルでボリュームも適度に押さえられているためそれほど嫌な感じはしません。
しばらく聴いているとうっすらと意識がぼんやりしてくる感じがしました。

「全身から 力が抜けてきたでしょ? なーんにもしていないのに ゾクゾクとした快感が 下半身に流れてくるでしょ?」
女幹部のセリフの多くが聴き手視点で語られているのもポイント。
「気持ちいいでしょ?」と同意を促す表現を適度に挟むことで
聴き手もそう感じるように無意識的な誘導をしています。
これが先ほど言った「催眠を意識した表現方法」にあたります。

第二段階の薬液による体の改造、第三段階のガスによる快感の増幅を経て
一番最後に行われる触手責めは12分間。
最初は亀頭の先っぽだけをやや焦らすように撫で回していたのが
しばらくすると10本単位に増えて全身に白い液体を塗りたくりながら
乳首やおちんちんをねっとりと激しく責め上げます。

ここでも「ごりゅっ」というややコリっとした水音や
にちゃにちゃとしたやや筋っぽい音など複数の効果音を同時に鳴らして
触手が主人公を責める様子をイメージしやすくしていたりと
どのシーンでも効果音の扱いに非常に力を入れているのが伝わってきます。
仮想的なプレイですが意外とイメージしやすいのではないでしょうか。

「さぁ イキなさい 私たちに永遠の忠誠を誓って イキなさい」
とどめの絶頂シーンは効果音を徐々に激しくしながら連続射精を促します。
彼女の奴隷になることに幸せを感じながら射精を迎えることで
いつもとは少し違った満たされる気持ちよさを味わう人もいるでしょう。
それは主人公が味わっている快感を聴き手が感じやすい環境が整っているからです。

このように、しっかりと洗脳してから快感を与える個性的なエッチが繰り広げられます。



マイルドな洗脳が味わえる作品
気持ちよさを噛みしめながら彼女の言いなりになった気分を楽しませてくれる作品です。

洗脳に付きまといがちなヤバさや凄惨さをできるだけ隠しながら
20分以上もの時間を使って段階的に心の抵抗力を削ぎ
最後に触手責めで強烈な快感と従う幸せを心に刻み付けてくれます。

他の洗脳系作品とは明らかに違ったスタンスが取られてますので
この手のジャンルが好きな人でも新鮮な気持ちで楽しめるでしょうし
初めて挑戦するような人でも途中で投げ出す可能性は低いでしょう。
聴き手が嫌がりそうな部分を上手に避けながらプレイを進めています。

「ほら 脳の隅々まで 染み込んじゃってるねぇ 頭の中をかき混ぜられているような感覚がする?」
「頭の中が もやもやとしてきたかな? だんだんはっきり 考えられなくなってきたね」

女幹部が催眠における暗示のようなセリフを数多く使用しているのがその理由です。
何かを依頼する時など、他人に働きかける際に効果的な言い回しというのが存在します。
それらを駆使しているおかげで彼女のセリフにそれほど嫌な感じはしないでしょう。
細かいレベルでの印象操作、情報操作にかなり気を遣われているのがわかります。

ちなみに本作品はプレイの後に解除音声が流れます。
本格的な催眠音声ではないのですが必ず聴いておいてください。

気になった点を挙げるとすれば、やはり雰囲気がマイルドすぎるところでしょうか。
「洗脳」と聞くと世間的には刺激的な行為というイメージがありますし
雰囲気、女幹部のセリフ、プレイ内容のいずれかを
もう少し棘のあるものにしたほうがより洗脳らしいブラックさが出たように思えます。
例えば一部で女幹部の口調が嗜虐的になる、とか。

催眠音声でこの内容なら特に問題は感じません。
ですが同人音声となると多少無茶をするのもそれはそれで個性に繋がります。
さじ加減が難しいところなのですが、このサークルさんならできると信じています。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

心への責めを重視した本格的な洗脳作品です。
心を操られる感覚を楽しみたいMな人だけでなく
この手のジャンルに不慣れな人への入門用としてもお薦めします。

CV:霜月優さん
総時間 40:30


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

洗脳催眠3-魅了してあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は「意識の分化」をテーマに
穏やかな声のお姉さんが時間をかけてじっくりと催眠をかけてくれます。
事前に小話をして適度な信頼関係を築き、堅実な催眠法を駆使してしっかり落とし
左右と中央から継続的に暗示を入れ続けて催眠状態の維持に努めるなど
どのシーンも聴き手を第一に考えたきめ細かい催眠が行われます。

一般的な催眠音声に比べると純粋なエロの要素は低めなのですが
そのぶん催眠特有の頭の中がとろとろになる感覚が味わいやすくなっています。



理性を休ませ本能の赴くままに気持ちよくなろう
お姉さんの催眠で心と体を気持ちよくするお話。

「それでは 最初に 今回の催眠で使う手法について 少しお話をします」
お姉さんはお淑やかで優しい声の女性。
作品を聴くにあたっての注意事項を説明してから
主人公に今回行う催眠に関する簡単なお話をします。

「真面目に頑張るあなたと 何もかも忘れて堕落したいあなたを 一時的に切り離すことを目的としています」
お話の内容は今作のテーマとなっている意識の分化に関するもの。
人間は日々の生活において願望を抱く心とそれを抑制する心の両方を持っており
それらを上手にコントロールしながら生きています。

理性は平時においては有用ですが、エッチで気持ちよくなるには障害となります。
その力を一時的に弱め、逆に本能を活性化させることで
これから行うエッチに没頭してもらうのが今回の催眠の大まかな目的です。

この「洗脳催眠」シリーズは3とあるように過去にも2つの作品が出ており
そのいずれもいきなり催眠を始めようとはせず、今回のような小話を事前にしてくれます。
傍から見るとそんなに必要のないことに思えるかもしれません。
ですがお姉さんの人柄を知らずに催眠を行うのと知ってから行うのとでは
後者の方がよりスムーズに深い催眠に入れる可能性が高いです。
催眠に関する話で聴き手の興味を引きながら、催眠に入りやすい環境を整えているのです。

その後に始まる催眠はおよそ32分間。
簡単なストレッチと深呼吸で体を適度にリラックスさせてから
自分の心の中にいる理性と本能の姿をイメージします。
アニメなどで見かける天使の自分と悪魔の自分をイメージするのがいいでしょう。

「仕事や勉強 悩みに集中する時間は この後でちゃんと取るので 今は休んで いいんですよ」
彼女はエッチに不必要な理性そのものを否定するのではなく「休ませる」と表現し
カウントを絡めながらそれが弱まり、逆に本能が強くなる暗示を入れてきます。

事前に何をするかを説明されているから取り組みやすいのに加えて
理性の時は暗示やカウントを弱く穏やかに、本能では力強く声にしているのもポイント。
聴き手のことを第一に考え、心の抵抗を上手に削ぎながら進めています。
彼女の言うことに少なくとも嫌な感じはしないのではないでしょうか。

お次は彼女と一緒にカウントを数えながら高いビルの最上階へと一旦上り
同じ要領で今度は深い地下まで一気に下りていきます。

「意識が落ちる落ちていく気持ちよく溶けていくふっと意識が飛ぶ瞬間を感じる」
「真っ白思考が真っ白になる浮遊感を感じながら落ちる」

イメージの内容そのものは他の作品でも見かけるシンプルなものなのですが
右側でカウントを数えるのと同時に左側から暗示を入れられるのと
上のセリフのように暗示に間を持たせず畳みかけるように語り掛けてくれるおかげで
心が浮き上がったり沈んでいく感覚がかなり味わいやすいです。
私はこのシーンで誰かに頭を押さえつけられているかのような強烈な重さを感じました。

「『私の目を見て』 そんな格好して 恥ずかしいね」
そうやって十分な深さの催眠状態に導いてから
いよいよお姉さんは様々な暗示を入れて彼女の声に反応する心と体を作り上げます。
全部で6個のキーワードを設定し、それを交えたセリフを左右から語り掛けてくるのですが
およそ10分もの間ずーっとそれをやり続けてくれるだけに
最初は何ともなかったのが後になって体が勝手に反応するようになるかもしれません。
まさに「洗脳催眠」の名にふさわしい暗示漬けのひと時が送れます。

主に古典系の催眠法を駆使してしっかりと催眠を深めてから
エッチを存分に楽しむための暗示をじっくり入れ続けてくれる入念な催眠です。
最初から技術を使って強引に催眠状態に持って行こうとはせず
まずは意識の力を弱めることを第一に考えながら
お姉さんはこちらを説得するような言葉を投げかけてきます。

そして暗示を受け入れやすい精神状態を構築する準備を十分に整えてから
イメージを使ってストンと落とし、最後の最後に暗示を入れてくれます。
他の催眠音声に比べると準備にあたる部分がしっかりしてますから
彼女の声を妙に受け入れやすく感じるのではないでしょうか。
私もいつもに比べてえらく催眠に入りやすい感じがしました。

あまり見かけないタイプの催眠なのでまったくの初心者にはお薦めしませんが
ある程度経験を積んだ方なら普通に楽しめると思います。



彼女の視線を感じながら気持ちよくなりたい願望を育てよう
エッチシーンは8分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これからあなたが素直になれるように ゆっくりと 説得していってあげる」
催眠を使って主人公を声の虜にしたお姉さんは
引き続き言葉を使って彼の気持ちよくなりたい願望を膨らませていきます。

エッチは催眠音声らしく2人が物理的に接触することなしに
彼女の暗示を聴きながら気持ちを高めて絶頂へと上りつめます。
ストレートなエロは控えめな、催眠を重視したエッチと思ってください。

「あなたは恥ずかしいことがしたい 手を離して おちんちんを優しく 撫でるように触ってみて」
プレイは暗示で両手の脱力を解除してから自然に股間へと動くよう誘導し
おちんちんを軽く愛撫させながら恥ずかしい気持ちを膨らませます。

つまり指示に従ってオナニーをするわけですがそれだけではありません。
彼女は中央からオナニーの指示を出しながら
左右からも先ほどのキーワードを絡めた暗示を入れてきます。

3方向から交互に、あるいは同時に聞こえてくる声に頭がクラクラするかもしれません。

さらに左右から入る暗示には彼女のいやらしい体を意識させたり
逆に彼女にオナニーを見られているのを意識させるものもあります。
淫語や喘ぎ声といった要素の代わりに無意識にエッチな雰囲気を植え付けているわけです。
その効果によって途中に出されるペースアップの指示の際に
股間にじんわりとした温かい気持ちよさが広がるでしょう。

そして最後の最後、とあるキーワードに合わせて絶頂した時
普段とは違うピリッとした軽い痛みを伴った射精が味わえました。
痛みと言っても激痛ではなく、射精の直前に感じる僅かな痛みに近いものです。
ちょっぴり痛気持ちいい不思議な感覚でした。

このように、暗示を中心に据えた催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



自主的に催眠に入らせてくれる作品
どちらかと言うとエッチよりも催眠状態に入る・漂う感覚を楽しむことを重視した作品です。

総時間の大部分を催眠誘導とその下準備に費やし
暗示の内容やその効果をはっきりと実感させてから
それを使って性的な気持ちよさを味わわせてくれます。
作品のテーマを考えてわざとエッチな表現を控えたのでしょう。
おかげで無意識的な反応による興奮の高まりが実感しやすいです。

そして何より今回のテーマを「理性と本能の分化」に設定したところが面白いです。
作中で行っている理性(意識)を遠ざけ本能(無意識)を活性化させるイメージは
つまるところ催眠の流れそのものを表しています。

お姉さんは催眠の開始段階で聴き手に無意識的に催眠を受け入れさせているわけです。
だから結果的に催眠に入りやすく感じるんです。
聴いた後にふと気づいたことなのですが、これが一番の驚きでした。

催眠は過去2作だと声のペースや力強さの関係で催眠に入りにくく感じたのですが
今作はそれらもきっちり考えられていて結構な深さまで入れました。
その後の暗示責めも一部のキーワードで体が勝手に反応しています。
6個あるうちのどれに反応するかは人それぞれでしょう。

エッチは予想通りと言いますか、そこまでエロくありません。
ですが暗示のボリュームが多いので催眠状態は維持しやすく
その結果声に心や体が反応する体験が比較的味わいやすいです。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさん独自のアプローチがされている個性的な作品です。
作品のテーマに興味を持った方や変わったスタイルの催眠を楽しみたい方にお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 通常版…51:34 映像リンク版…53:10


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
映像リンク版は女性のイメージビデオを観ながら聴くバージョンで
オリジナルと一部違った指示や暗示が登場します。
このスタイルだと当サイトの趣旨から少し外れてしまうため
詳細の説明や感想については省略させていただきます。

洗脳催眠-改造してあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

サークルさんの処女作にあたるこちらは、日頃悩みを抱えている我々を救うために
お姉さんが催眠を使って主に精神面の改善を行ってくれます。
「洗脳催眠」というタイトルから何やらヤバそうな雰囲気を感じる人もいるかもしれませんが
彼女は終始穏やかな声で優しく語り掛けながら
こちらにプラスに働く数々の暗示を入れてくれます。

約30分と短時間ながらも暗示のボリュームが豊富なおかげで
催眠状態特有の頭がとろとろになる感覚を比較的強く味わうことができます。



お姉さんによる優しい精神改造
お姉さんの催眠で心を改善してもらうお話。

「催眠にかけられる前に準備をしましょう」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
事前に左右のイヤホンが正常に装着されているかを確認してから
主人公に催眠に関する3つの質問を投げかけます。

「あなたは催眠にかけられることで 凄いことができると思いますか?」
「催眠にかかった場合でも あなたが元々できる以上の事は 何一つできません」

テレビなどの影響で催眠を一種の魔法のように思われている方もいるでしょうが
催眠はその人の心に眠っている潜在意識を呼び覚ます行為です。
だから過去に一切ピアノをいじったことのない人がいきなり名曲を弾けることなどありません。
催眠に対する正しい認識を持ってもらうことを目的とした効果的な質問と言えます。

催眠はおよそ11分30秒。
まずは深呼吸をしながら1回ごとに1つの体のパーツを脱力していきます。

「あなたはだんだん眠くなる あなたの心が 幸せな気持ちでいっぱいになっていく」
進め方は全体をさらりと流すような比較的軽いものなのですが
お姉さんの慈愛に満ちた声がとても心地よく、自然と心が安らいでいくのを感じます。
少なくともタイトルの洗脳とはほど遠いプラスの印象を声に抱くのではないでしょうか。

「頭の中が真っ白 これですべて私にコントロールされるようになる」
リラックスして暗示を受け入れやすい状態を作ったところで
お次は長めのカウントを刻みながらより深い催眠状態に誘導すると共に
彼女の声を受け入れられるようにと暗示を入れていきます。

この前の段階でも適度に彼女の声が気持ちよくなる暗示を入れられているだけあって
声を聞くほど頭の中がぼんやり、ぽわぽわする気分が膨らんでいくかもしれません。
最後の0カウントを何度も言ってくるシーンで体が勝手にビクンと反応する人もいるでしょう。
そうやって彼女は遠回しに自分が声の虜になりつつあることを自覚させてくれます。

適度にリラックスしてからカウントをする非常にシンプルな催眠です。
しかし短時間の割に暗示のボリュームが比較的多く
特に彼女の声を受け入れるようにと何度も働きかけてくれるため
声を聴いていると気持ちよくなる感覚が自然と湧いてきます。

また催眠を開始する前に催眠に関する小話をして軽い信頼関係を築いたり
こちらに嫌な感じを一切抱かせない柔らかな声で語り掛けてくれたりと
彼女が聴き手に雰囲気でも「私を信じて」と言っているのが伝わってきます。
おかげで催眠に入った時に得られる感覚を十分に味わうことができました。

「私の声が入ってくる 意識が乗っ取られる」
しかし一部でお姉さん本位の表現が使われていることから
神経質だったり被暗示性の低い人だとこれらが気になるかもしれません。
ある程度催眠音声の経験を積んでいる人向けの催眠だと思います。



聴き手のための暗示、お姉さんのための暗示
エッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは暗示責め、声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これからあなたは 私の都合のいい存在に書き換えられていきます」
催眠によって主人公を自分の声の虜に作り変えたお姉さんは
さらに様々な暗示を使って彼がより良く生活できるように導いていきます。

エッチは世間一般的なものとはまったく違い、彼女の暗示を聴いて気持ちよくなります。
18禁作品ですが淫語の類はほとんど出てきません。
ですからどれだけ深い催眠に入り、彼女の声を受け入れられているかによって
プレイで得られる快感にもかなりの差が出るでしょう。

「成功者のあなたは 計画通りに課題を一つずつクリアしていきます 課題を一つクリアするごとに 私の声が頭の中に充満していきます」
最初の暗示は自信をつけるためにまず成功した瞬間の自分をイメージし
そこからカウントを刻みながら今の自分へと遡ります。
いわゆる時間遡行の要素を含んだとても珍しいアプローチです。

「私の声はあなたの中に入り込んで あなた自身の声になります」
個人的には今の自分から成功した自分へと進めたほうがやりやすいなと思っていたのですが
彼女は数カウントごとにその時点での聴き手の様子を描きながら
同時に彼女の声を受け入れるよう再度働きかけてきます。

声に対する服従心をある程度養ったら、その後は何もしてこない作品が多いだけに
「ここまで入念に行ってくれるのか」と正直感心しました。

そうして十分に声を頭に染み込ませてからいよいよ心の改造を始めます。
「集中力が高まる」「記憶力が上がる」「悪い癖や習慣を克服する」といった
こちらにとって都合のいい暗示を復唱しながら心に深く刻み付けます。

「私は集中力がある 集中力がどんどん高まる 私は自分で集中力を上げられる」
「私はカウントダウンに弱い 催眠状態で数を数えられるとイってしまう」

しかし彼女はそれらの暗示と交互にする形で
彼女自身に都合のいい暗示も入れてきます。

「暗示を復唱して心に染み込ませる」というスタイルが既にできあがっている以上
これらだけを受け入れなくするというのはなかなか困難なことです。
彼女は心を改善するのと並行して、この後絶頂するための準備も進めてくれるわけです。
この行われるカウントの最後の最後、0を連呼するシーンで
文字通り彼女に操られながら絶頂を迎える人もきっといるでしょう。

このように、純粋なエロ要素の少ない催眠音声ならではのプレイが繰り広げられます。



声に安らぎを感じる作品
タイトルのイメージとは正反対の思いやりに溢れた催眠を施してくれる作品です。

お姉さんは催眠やエッチを行いながら何らかの形で必ず声に従うよう働きかけてきます。
最初の段階では「いい声だな」程度に思っていたのが
終盤に差し掛かると声を聴いていないと落ち着かなくなる気がするでしょう。
そのうえで精神にプラスに働く数々の暗示を入れて心を軽やかにしてくれます。

結果的には彼女の言う通りになってしまうわけですが
調教したり奴隷にしたりするわけでもなく親切にしてくれるだけですし
暗示の内容に対してそこまで嫌な印象は受けないのではないでしょうか。
催眠に入った時の心地よさも手伝って
少し心が軽くなった気分で聴き終えることができると思います。

エッチはプレイの内容を見ていただければわかるように
ぶっちゃけ全然エロくありません。
でも作品のコンセプトが自己啓発にあるのだから問題ないかなと。
逆に暗示で感覚を操作される気分を重点的に味わえます。

また心を改善するシーンは2回繰り返す形で行うのですが
1回目と2回目で暗示を入れるスタイルがガラリと変わります。
特に2回目は軽く混乱するような、くらくらする心地よさが味わえるでしょう。
バイノーラルの性質を利用しているところも好印象です。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

タイトル通り心をほんのり塗り替えてくれる作品です。
最近どうも気分が乗らないとか心にトラブルを抱えている人にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:41


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は7点。
コスパを考えて-1してあります。

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