同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

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   ● Succubus Hypnosis Vol.02 -Wサキュバスの射畜催眠-
   ● ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠
   ● 超絶☆美少女洗脳音声-マゾ化計画vol.2 論理融解
   ● ヒプノパートナー
   ● 初心者のための催眠音声
   ● ドール催眠
   ● 淫魔のいいなり~サキュバスの夢~
   ● ちちのひ2014
   ● 行きつけのデンタルクリニックで綺麗な歯科医師に催眠プレイされちゃいました
   ● ふぁんたんとチュチュしたい。 Ver1.03


Succubus Hypnosis Vol.02 -Wサキュバスの射畜催眠-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

先日の「OMRS.」と同じくコミックマーケット86で発売されたこちらの作品は
妖艶なお姉様と可愛らしいロリっ娘の2人のサキュバスが搾精してくれます。
2人が交互に暗示を入れてくる通称「双子システム」が採用されており
位置や質が小まめに切り替わ声を聞いているだけでもかなり心地よくなれます。

エッチは今回バイノーラル録音が行われているのを利用して耳舐めに力を入れており
そのリアルで立体的なちゅぱ音が股間を大いに熱くしてくれます。
しかし彼女たちは意地悪に振る舞ってなかなか射精を許してくれません。
だからこそ念願の射精を迎えた瞬間、いつもより大きな快感を味わうことができるわけです。



左右から襲い掛かる声で深い催眠の世界へ
サキュバスのアリアとミリアに精液を搾り取られるお話。

「んふふっ また 会えたのう」
アリア(挿し絵右)は厳かな言葉遣いをする妖艶な声の女性。
「はぁーい ミリアだよ またミリアたちの射畜になりに来ちゃったのかな?」
ミリア(挿し絵左)は幼さの残る可愛くて元気な声の女の子。

主人公は前作「Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-」で
2人にたっぷりと精液を搾り取られた経緯があり
顔見知りの関係ということで挨拶もそこそこに早速催眠を開始します。
(前作とは内容が独立してますのでこちらから聴いても大丈夫)

催眠は2パート23分ほど。
まずはミリアの息に合わせて深呼吸をしながらアリアの暗示を聞いてリラックスします。

ミ「全身から力が抜けて なんだか眠くなってくる」
ア「眠気で わらわたちの言葉が 意識の奥底 無意識の中に沈んでいく」

本作品はアリアが右、ミリアが左に陣取って
時には左右から交互に、時には2人同時に暗示を入れてきます。

暗示の入れ方も文章ごとに区切る時もあれば、1つの文章を2人で分担することもあって
本当に音の変化に富んだ催眠が繰り広げられます。

声が左右に移動するということは、その都度自然と意識も揺さぶられることとなり
音声開始から割と早い段階で頭がぼんやりしたりぽわぽわしてくるのがわかるでしょう。
また2人の声がクリアかつ立体的で至近距離から語り掛けられる感覚も味わえます。
「いい声だから聴いていたい」そんな気持ちにやんわりと誘導してくれているわけです。

ア「お主は わらわたちの思い通りに変わっていく」
ミ「君は今 深いふかーい催眠状態」

ある程度リラックスできたところで2人は催眠状態へと引きずり込み始めます。
先ほどに比べてセリフのペースが一気に速まり、間も短くなった畳みかけるような暗示が
全身の力と思考力を一気に奪います。

直後にわざと無音の時間を長めに用意しているのもポイント。
ここで催眠に入った感覚を自分自身で反芻し、結果的により催眠が深くなります。
ぬるま湯に浸かっているような心地よさが全身に広がるのを実感しました。

ミ「ミリアたちの命令に従うだけ」
ア「従うだけっているだけで気持ちよくなれる」

そして十分な深さの催眠状態に入ったところで
2人はようやく彼を服従させ射畜にするための暗示を入れ始めます。
まさに暗示漬けと呼ぶにふさわしい左右からの絶え間ない声の攻撃が
脳を溶かして何も考えられないような状態へと作り変えます。

途中でキーワードを2つ用意して主従関係をさらに強化していたりと
雰囲気づくりにも力を入れているのがいいですね。
主人公は2人の奴隷になるわけですから、上下関係を明確にしておくのも大事なことです。
文字通り彼女たちの操り人形になったかのような感覚が味わえるでしょう。

最大の長所である左右からの暗示を継続的に入れながら
時折古典的な技術を織り交ぜて適度に強化してくる手堅い催眠です。
催眠者が2人いる利点を活用してかなり頻繁に声の担当を入れ替えており
似たような内容の暗示を何度も何度も入れて確実にそうなるように導いていきます。

暗示の内容も軽く眠りを誘うところから始まって、声に気持ちよさを感じ
良いイメージを十分に刷り込んでから隷属へと繋いでいます。
普段は片方ずつ話しかけてくるのですが、要所では2人同時に同じセリフや暗示を言って
聴き手に強く印象付けているところも非常に効果的に感じました。

段階的に落としながらその感覚を実感させる間も用意されていますし
多くの方が催眠に入った時の心地よい感覚を味わうことができるでしょう。
音のリアルさにもきっとびっくりするはずです。



じっくり溜めて一気に放出
エッチシーンは2パートあって、合計で41分30秒。
プレイは耳舐め、手コキ、尿道責め、アナル責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

ア「お主は今 わらわたちの声に従順に従う快楽人形」
催眠によって主人公を声の言いなりになる操り人形へと作り変えた2人は
良質な精液を搾り取るための準備として彼の耳を舐め始めます。

エッチは心身の自由を奪われた状態で2人に体を弄ばれます。
40分以上の間様々な責めで焦らしに焦らされながら性感をとことん高め
最後の最後で一気に爆発させる心身両面でハードなプレイが繰り広げられます。

最初のパートは主に感度のアップを目的としており
ここでは比較的長時間に渡る耳舐めを体験できるのがポイントです。
断続的に10分流れ続けるのは催眠音声だとかなり長い方です。

体験版にも収録されていますがこれがかなりエロくて
この音だけでもビンビンに勃起するほどのパワーを持っています。
アリアはゆっくりねっとり、ミリアはがっつくようにハイペースとちゅぱ音の質も違いますから
2人から舐められている感じを大いに楽しめるでしょう。

私個人はアリアの方が吐息も多めで興奮できると思ってます。
基本的には片方が舐めてもう片方が話すスタイルで、同時に舐めるシーンはありません。

ア「ほら どんどん咥えこんでいく 尿道を擦りあげる 異物の感覚が どんどん入っていく」
その後に登場する尿道責めもユニークなプレイと言えます。
ミリアの尻尾を尿道に差し入れるのですが
暗示の効果も手伝って亀頭のあたりが一気に熱くなるのを感じました。

プレイの内容的にピリッとした痛みが走る人もいるかもしれません。
ですがきちんと気持ちよくなるように暗示を入れてくれますから
そう感じたとしても後々になれば気にならなくなるでしょう。
個々のプレイについてはどれも気持ちよくする方向で進められています。

ちなみにこのあたりから手コキも同時に行っていて
作品説明文にある通りサテンロンググローブを着けて行うとより楽しめます。
でも独身男性だとまず持ってないでしょうし素手でも問題はありません。
作中でもアリアがどちらか好きな方を選ぶようにと言ってきます。

ミ「ズリズリ ズリズリって おちんちんの中 犯されていっちゃう」
ア「ほれ ケツマンコが押し広げられるほど 快感も大きくなる」

2番目のパートは尿道責めにアリアが主人公のアナルを責めるプレイが加わります。
尻尾がお尻の穴にゆっくりと入っていくシーンを聴いていると
お尻に熱が集まってくるのを感じずにはいられません。

抜き差ししながらゆっくりと射精へと追い込むわけですが、尿道にはミリアの尻尾が入っており
それをしきりに言ってこちらを射精できない心理へと追い込んでくれます。
イきたいけどイけない感覚を味わいながら許可が下りるまでじっくりと耐えましょう。
期待通りと言いますか、アリアはカウントを何度も中断してなかなか出させてくれません。

そして最後の最後、ようやく迎える射精の瞬間はかなり大きな快感を味わうことができました。
単純に我慢する時間が長いのもありますが
その間に何度か不完全なドライ絶頂を促すようなシーンがあり
消化不良気味だった気持ちがスッキリできたのも一つの理由です。

「搾り取る」と言うと何度も射精させるようなプレイがメジャーに思えるでしょうが
この作品は催眠音声ですから聴き手に決して無理をさせてはきません。
あくまで誰でも完遂できて気持ちよくなれる優しいプレイを目指しています。

このように、サキュバスのキャラを活かしたとってもエッチで個性的なプレイが味わえます。



声の虜になる作品
現在ではほぼ作られていない双子システムを有効に活用して
催眠に入る感覚とリアルなエッチの両方を楽しませてくれる作品です。

双子の最大の売りである声の多彩さを十分に生かすために
内容を暗示重視にして常に交互に語り掛ける形で催眠を進めています。
今年出た中では確か初の双子作品にあたるため
過去作を聴いていない人なら相当な衝撃を受けるのではないでしょうか。

またシーンに応じて声のかけ方やペースを適度に切り替えており
特に落としにくるシーンでは何も考えられなくなるほどに気持ちいい感覚が味わえます。
暗示の内容もあれこれやらずにきちんと絞られていますし
双子無しでも普通に聴けるほどの催眠のクオリティも持っています。

一方エッチはと言うと、暗示のボリュームを先ほどから一気に減らし
プレイの様子をわかりやすく描いてイメージしやすいようにしています。
アナルはともかく尿道責めはなかなかお目にかかれないプレイですし
それがどういったものかをしっかり伝えることはとても大事です。
そして挿入時など要所ではしっかり暗示を入れて感覚を伝えてくれています。

前作もそうだったのですがエッチシーンはどちらかというとエロを追求した作りで
「ケツマンコ」などの下品な淫語をさりげなく言ってきたり
ちゅぱ音や喘ぎ声を意識的に多く流して聴き手に自然な興奮を与えています。
催眠音声と言うと良くも悪くもエロくない印象が強いだけに
「こういう作品もあるのか!」と嬉しい驚きを感じる人もきっといるでしょう。
一般的な催眠音声に比べるとかなりエロいです。

ただプレイのコアとなる手コキ、尿道責め、アナル責めに効果音が一切無いため
人によってはプレイの様子をイメージするのが難しく感じるかもしれません。
催眠音声でくちゅ音は無いのが当たり前なのですが
この内容なら有りのバージョンも入れて選択させてもよかったかなと。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

前作と同じく「落ちて抜ける」作品です。
昨年発売された「ヒプノマルチボイス」もそうでしたが、双子とバイノーラルの相性は抜群で
声を聴いているだけで自然に物語の世界へと引き込まれていきます。
現在は双子系の製作者がほぼいない厳しい状況なだけに
サークルさんには今後もこういった作品を是非作り続けていってほしいものです。

CV:東十条 真里亜さん
総時間 1:13:07


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2021年2月18日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/85148387.html

ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

こちらはちょっと気の強いゴスロリ少女に命令されながら気持ちよくなる作品です。
時間・内容の両方において催眠よりもエッチを重視した作りとなっており
M向けの罵声とややハードなプレイが心と体をバランスよく責め続けます。

エッチは彼女と一緒にオナニーを楽しむことになりますから
彼女の視線を感じ、彼女の痴態をイメージしながら聴くとより興奮できるでしょう。



体を捨てて心だけの存在に
ゴスロリ少女からエッチな命令を受けるお話。

「さあ始めましょう これから始めるのは 気持ちのいい催眠体験」
ゴスロリ少女は挿し絵よりずっと大人びた穏やかな声の女性。
事前にお話をしながら催眠に適した環境が整っているかを確認すると
主人公を催眠に入りやすいリラックス状態へと導き始めます。

催眠はおよそ9分と短時間。
最初に1回だけ短めのカウントを刻んでから、彼女の声に合わせて深呼吸を行います。

「ほのかに明るさが増し 体が もっと軽くなっていくわ」
深呼吸はイメージを絡めて行うやや珍しいもので
水面に浮かんだ体が息を吐く時に沈み、吸うときに持ち上がるのを意識します。
他の催眠音声でも水中に沈む様子をイメージしながら深化するシーンがありますし
誰にでも思い描けるやりやすい方法ではないでしょうか。
意識を上下させながら徐々に沈んでいく展開も軽い混乱が誘えて良いと思います。

「周りから色が落ちて 深く青い世界に沈んでいく」
ある程度の深さまで沈んだところで彼女は一旦催眠を解除し
すぐさま改めて催眠へと戻すことで、聴き手により催眠状態の感覚を実感させてきます。
被暗示性の高い方ならここでストンと落ちる感じがするかもしれません。
そうやってさらに意識をぼやけさせて己を精神だけの存在へと作り変えていくわけです。

「まずは陶器のように白い肌 黒いフリル付きの服 リボン オーバーニーのストッキングに 薄い色の髪の毛」
そして最後は彼女とエッチをする2人だけの世界をイメージします。
長方形の部屋に窓や家具、そして小物が点在し、目の前には彼女がいる。
挿し絵の通りの姿ですからイメージはとても簡単です。
気持ちよくなる願望を彼女に叶えてもらうために、そのイメージにどっぷり浸かってみてください。

この先のエッチに聴き手を集中させることを目的に
古典系の技法を数種類繋げて誘導しているオーソドックスな催眠です。
およそ半分の時間を深呼吸に費やすリラックス重視の作りで
息を吸う/吐くたびに毎回イメージを絡めた暗示を入れて催眠も同時に深めてきます。

個々のセリフが呼吸に対して長く、言う通りに行うと息が苦しくなるのが玉に瑕ですが
暗示の表現はどれも丁寧でわかりやすく、おかげでその世界に浸りやすいです。
割と早い段階で意識がぼんやりする感覚が味わえました。

しかしその先、カウントで一旦半覚醒させてから再度催眠に戻す際にカウントを刻んでおらず
結果的にどのタイミングで催眠状態に入り直せばいいのかがわかりにくくなっています。
あまり催眠に慣れていない人だと素の状態でエッチを聴く可能性すらあります。
前半が割と良かっただけに残念でなりません。



2人で一緒に気持ちを高めるエッチ
エッチシーンは30分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーの見せ合い、足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ最初に あなたの感度を確認しておきましょう」
催眠を使って主人公と2人きりの環境を作り上げたゴスロリ少女は
さらにエッチな感覚を増幅させるために、主人公に指を舐める指示を与えます。

エッチは終始彼女に指示を受ける形で進められます。
催眠音声だから感覚を操作する系統の暗示で責めてくるのかと思いきや
そうではなく普通のエロボイスのようにプレイそのものを楽しみます。
心身を操られるのを期待して聴くと肩透かしを食らうでしょう。

「あなた手が ペニスをしごくたびに あたしの指が おまんこを出入りしているわ」
プレイの方は前半で乳首や亀頭を撫でまわしながら適度に感度を上げて
後半はオナニーで一気に発散する王道的なものなのですが
同時に彼女もオナニーをして一緒に気持ちよくなるところがやや珍しいです。
自分からおまんこを開いて割れ目を見せつけたり、指を入れながら切ない声を上げたりと
エロがなかなかに強力で、一気に股間が熱くなるのを感じます。

「背骨を駆け上がるような快感を感じたんでしょ? このド変態」
M向けということで罵声の存在も忘れてはいけません。
彼女は「変態」を織り交ぜたセリフを何度も投げかけながら
こちらの羞恥心と興奮を適度に煽ってきます。
演者がこの手のキャラが大得意なことねさんですから、罵声好きならたまらないでしょうね。
語調は詰る程度の比較的ソフトなものです。

そして本作品のエッチにおける最大の特徴は
1回目の射精を迎えた後にも更なるプレイが待ち構えていることです。

「ドMのド変態のくせに あたしの服を汚すなんて許されないわ 罰をくれてあげなきゃ」
オナニーで快感を高めてカウントに合わせて射精した直後に
彼女は罰としてオナニーを続行する指示を出しながら足でおちんちんをいじめ始めます。
人ではなく犬呼ばわりする罵声まで加わるやや厳しい環境下で
痛むおちんちんを必死にしごきながら再度の射精を目指してみてください。
まさにM向けと呼ぶにふさわしいとてもハードな結末となっています。

このように心は適度に、体はたっぷりいじめてくれるプレイが繰り広げられます。



エロボイスとしてなら…な作品
純粋な催眠音声よりも催眠効果のある同人音声に近い作りの作品です。

世に言う催眠音声はエッチに入っても暗示で行動や感覚を操作するのですが
この作品は催眠誘導を行った後はあまり縛らず
聴き手の好きに感じさせようとする意図が見られます。
催眠的な感覚を得にくい一方で純粋なエロさはやや高く
終盤の珍しいプレイも相まって抜ける作品に仕上がっています。

代表作「ヤンデレメイドの監禁催眠」をはじめとする他の作品もこの傾向が強いため
これがサークルさんの作風と考えるのが妥当でしょう。
抜ける催眠風ボイスドラマを目指して作られているように思えます。

しかし、催眠誘導が結局のところ不完全な形で終わっていることから
催眠風ボイスドラマとしても微妙と言わざるを得ません。
内容的にそこまで深い催眠状態へと持っていく必要のない場合においても
聴き手のことを思いやりながらきちんと催眠へと導く必要があります。

「では ゆっくり息を吸いながら 透明な水面を思い浮かべなさい」
また序盤の段階から上のセリフのような命令口調をしてくるところもネックです。
催眠は聴き手にできるだけ抵抗感を抱かせないことが大切になるため
ある程度の深さに入る前の段階では語尾を柔らかくするのが賢明です。

敢えてきつめの言い回しをして、それを逆手に取るような作者さんも中にはいるのですが
そういうタイプの催眠を完成させるためには相当な腕が要求されます。
そして残念ながら本作品においてそういった意図は見られませんでした。

エッチはこちらに指示を与えながら彼女の痴態も描いています。
途中で催眠が解けるかもしれませんが普通に抜ける内容かなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見るとうーん…な作品です。
催眠部分が完成していたらまた違った感想になったのかもしれません。
体験版に全編の台本が入ってますので、もっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はセットをお求めになることを強くお薦めします。
「AshCollection 催眠パック」

CV:紅月ことねさん
総時間 47:33


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は3点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+1してあります。

超絶☆美少女洗脳音声-マゾ化計画vol.2 論理融解

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

当サイトでは半年ぶりと久しぶりになるキャットハウスさんのこちらの作品は
タイトル通り暗示を何重にも入れて聴き手にマゾになる幸せを感じさせます。
前作「美少女洗脳音声-マゾ化計画vol.1」に比べてマイルドな雰囲気になっているものの
催眠と言うより洗脳に近い非常に巧妙な言い回しによって
こちらの心を少しずつ確実にM奴隷へと変えていきます。

やや古い作品のためエッチが補助的な役割を果たしていたりと特殊な部分もあるのですが
催眠状態特有の脳がとろとろになる感覚をガッツリ味わうことができます。



お姉さんの声は幸せ、だから従いたくなっちゃう
お姉さんのM奴隷になるお話。

「いつも リラックスできて 幸せを感じるように 心をトレーニングしていきましょう」
お姉さんは穏やかな声の女性。
彼女の素性や主人公との関係などには一切触れずに早速催眠を始めます。

催眠およそ19分間。
最初は深呼吸をしながら彼女の声を聞いて心身をリラックスさせます。

「幸せな世界を知りたいとは 思いませんか? その世界を知れば きっと満足して 毎日を笑顔で 明るく 生きていくことが できるようになります」
お姉さんはそれこそ女神のような慈愛に満ちた声で
幸せな世界(=催眠の世界)に行くことを遠回しに何度も薦めてきます。
テーマがマゾ化ということで殺伐とした印象を受けるでしょうが
作中の雰囲気は終盤に差し掛かるまで非常に穏やかです。

人間は誰しも自分が幸せになることを潜在的に願っています。
だからこそそれを餌にしてまず聴き手が自分から催眠に入りたい心境にさせる。
無意識を利用した効果的なセリフによって少しずつ心の警戒を解いていきます。

「気持ちいい」「幸せ」といった心が浮き上がるタイプの単語を意識的に多くし
それらを若干強調しながら語り掛けてくるのもポイント。
これは他の催眠音声でもよく使われるテクニックで
聴き手に気づかれずに心を言った通りに誘導したいときに用いられます。
さすが催眠音声の元祖と言われるサークルさんですね。

「私の言葉は とても魅力的なものに 絶対に逆らえないものになります」
ある程度リラックスして心に幸福感を感じさせた後
お姉さんは一気に方針を切り替えて、今度は声に対する依存心を芽生えさせます。
しかし言い回しが実に巧妙で、ストレートに「従いなさい」と言うことはほとんど無く
「従えばもっと幸せになりますよ」という風にタゲ反らしをしながら進めていきます。
実際に聴くと嫌な感じがそこまで湧かないのではないでしょうか。

「私に 支配され 操られていると あそこを優しく愛撫されているような うっとりとした快感を 感じ続けます そうでしょ?」
上のセリフのように聴き手に復唱や同意を求めてくるシーンもあります。
復唱や同意そのものがその人の意志に従う性質を持ったもので
彼女はその真意には一切触れずこれらを行いながらマゾ化の練習をさせるのです。
言い回しがとても穏やかで少なくとも強烈に拒絶する気は起きないでしょう。



エッチな気分が高まるほどマゾに目覚めていく
エッチシーンは17分ほど。
プレイはオナニー、散歩、足舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「私は ご主人様のM奴隷です そう言いながら オナニーをして見せなさい」
ある程度マゾ化が進行した後、お姉さんはM奴隷になるためのテストとして
主人公に彼女の目の前でオナニーをするよう命令します。

エッチはご主人様である彼女の指示に従う形で進められます。
しかし一般的な催眠音声のように性感を高めて果てるようなプレイではなく
彼女のM奴隷になるための儀式としてそれらを行うスタイルがとられています。
詳しくはこの後説明していきますが、かなり特殊な作りであることだけご注意ください。

「ご主人様の命令 私の言葉に支配され 快感を感じるマゾの人格が あなたの本当の人格です」
「私にイかされると 脳内麻薬が大量に分泌されて うっとりとして気持ちいい 幸せな快感だけを 感じている状態になります」

プレイの様子は催眠音声の中でも著しく暗示に傾倒しており
彼女は淫語などのエッチな要素を特に交えず
引き続き声を聞くことや指示に従うことに快感を得るよう心を誘導し続けます。

暗示の表現がどれも練りに練ったもので入れ方も理に適っており
それこそ何も考えられなくなるほどに意識がどろどろになる感じがするでしょう。
そんな中でおちんちんをしごいたら当然普段よりもずっと気持ちよくなれます。

「ほら M奴隷 犬のように ワンとお鳴き」
「マゾ犬 舌を出して 私の足をお舐めなさい」

そして最後は奴隷ですらない彼女の犬へと成り果てて
ボンデージスーツ姿で町へ繰り出し公衆の面前で痴態を晒します。

このあたりまでくると彼女の声に従うのが当たり前の心持ちになって
善悪の判断をする前に体が勝手に動くようになっているかもしれません。
「何をやっているかわからないけどとにかく気持ちいい」そんな夢の中にいるような感覚の中
聞こえ続ける声に幸せを感じ、体が熱くなっていくのを感じるはずです。

ちなみに本作品ではオナニーの際にカウントなどは刻まれず
彼女がさらりと射精の許可を出してその直後に果てます。
また「イケー」と射精に追い込んできたりはしませんし
射精後の感想を訊いてくることも無く次の犬化シーンへと続きます。

よくあるセルフ系作品に比べてかなり淡白な表現となっているため
初回でタイミングよく射精できる人は少ないのではないかなと。
しかしこの作品には2回目以降に聴くバージョンも用意されており
何回も聴くことでそういったプレイに慣れてもらうのを前提としているように思えます。

このように、催眠を完成させるための通過儀礼としてエッチを行います。



心が堕ちていく感覚が味わえる作品
催眠の技術を駆使してマゾ化を効果的に推し進めているレベルの高い作品です。

聴き手のことを一切考えず一方的に考えを押し付けていた前作に対して
今作ではきちんと聴き手を尊重しながら
自分からマゾ化したくなるように上手に催眠を組み立てています。
これなら催眠音声と言っても全く問題はありません。
それどころか心を作り変えられかねないほどに強力な催眠を施してくれます。
「進め方は催眠だけど結果は洗脳」と言うのが妥当でしょう。

といってもきちんと解除音声が用意されていますし
基本的に催眠は自分がそうなりたいと思わない限りまずかかりません。
だから「本当にヤバい代物ではないですよ」とだけは言わせてください。
あくまで深い催眠状態に入って洗脳されたような感覚を味わうまでの作品です。

「幸せな世界に戻ると ふわふわ ふわふわ 流れる雲に乗っているように とても幸せな気持ちになります」
「私の言葉に従うと 脳は ストロベリークリームのように あまーい マゾヒスティックな快感を与えてくれます」

催眠は暗示にメタファー(隠喩)を入れることが非常に多く
比較的誰でもわかる例えを用いて暗示の意味を的確に伝えてくれます。
他にも「聞いて」「そうでしょ?」といった語句をトリガーにする際に
その前に入念な暗示を入れていたりと様々な部分で技術の高さが垣間見えます。

今から5年前に発売されたとは思えないほどに表現が洗練されており
最近の作品と比較してもまったく見劣りしないほどの高いクオリティを誇ります。
彼女の言う通りにならなかったとしても
多くの人がその声に幸福感や抗い難さを感じるはずです。
でもそれは催眠の技術を使ってそう仕向けているのだから当然のことなのです。

エッチは前作同様添え物のような役割で
暗示を効果的に入れるための手段としてそれらのプレイが行われます。
純粋なエロさはほとんどないため、彼女の言う通りになれているかどうかで
心身に得られる感覚が大きく変わるでしょう。

最後の犬化も羞恥心を煽って興奮させるのではなく
彼女のペットになることを幸せに感じるような暗示を入れてきます。
かなり催眠に寄った作りであることだけご注意ください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

M度が高ければ高いほどより楽しめる作品です。
本作品には平常版と2回目以降版が用意されており
2回目以降版はセリフのペースを上げて間を短くしたより洗脳向けの作りです。
平常版よりもっと心を犯される感覚が味わいたい方はそちらに挑戦してみてください。

CV:ももたさん
総時間 平常版…38:39 2回目以降版…33:58 解除音声…4:37


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
時間に対して割高なため-1してあります。

キャットハウスさんは今の作品に比べると全体的に値段が高いのですが
作品自体の品質もとんでもなく高いです。
特に「裏Trance voice fan 赤いリボンのリコ外伝[古典催眠編]-催眠調教vol.1-鋼ノ拘束-」
は私が今までレビューした中で最も強力に感じた催眠を仕掛けてくれます。

ヒプノパートナー

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

こちらは日頃行っているオナニーに新鮮味とより大きな快感を得てもらうために
お姉さんが催眠を使って少しずつ意識を塗り替えていきます。
長い間行っている人ほど性欲処理の事務的な活動になりがちなオナニーですが
本当はとっても身近で簡単に幸福を得られる素晴らしい行為です。
彼女の暗示を受けた後にオナニーを行うことで
いつもとは違った気持ちよさを感じることになるでしょう。



おちんちんへの意識改革
お姉さんの催眠で気持ちのいいオナニーをするお話。

「こんばんは 今回は新しい気づきを得てもらおうと思います」
お姉さんは誠実さを感じる端正な声の女性。
主人公にオナニーの気持ちよさをより感じてほしいと願っている彼女は
その感覚をより深く味わってもらうために催眠を始めます。

催眠部分はおよそ21分。
まずはしっかりとリラックスするために深呼吸や目の開閉による脱力を行います。

深呼吸は前半は暗示を交えながら、後半はお姉さんの吸う/吐く息に合わせて行うのですが
後半では呼吸のペースを頻繁に変えて若干ついていくのを難しくしています。
結果的に聴き手が自分から彼女の呼吸に合わせるような形となるため
自然に声に従う心構えが身につく、そんな効果を狙っているように思われます。
文字通り「呼吸を合わせる」ってやつですね。

「あなたは今 催眠音声を聴きながら オナニーをしようとしていることを 思い出します」
お次は作品のテーマであるおちんちんへの意識改革です。
男性ならおちんちんがついていて、オナニーすると気持ちよくなるのは当たり前。
でもそれは実は奇跡でとっても幸運なことである。
オナニーに対する思い出なども引き起こさせながら
おちんちんが単なる体の一部ではなく相棒であると思わせるように導きます。

私もどうでもいい場面で勃起して困ったことはありますし
自分の意志ではどうにもならない別の生き物と認識している方はいると思います。
だから聴いている限りそこまで彼女の話に抵抗を感じることはないかなと。

普段とはちょっと違ったオナニーを味わってもらうために
おちんちんという男性なら持っていて当たり前の存在を再認識させ
いつもと違った印象を持たせようとしている催眠です。

一般的な催眠音声とはアプローチの方法やもたらされる結果がやや異なるため
これを催眠とは思わない方もいるかもしれません。
しかしお姉さんはしっかりと無意識に働きかけ、聴き手を彼女の思う方向へと導いています。
だからこれは立派な催眠です。

元々お姉さんがそのように仕向けていないため
脳みそがドロドロになったような感覚はそこまで受けないでしょうが
この後のオナニーでいつもとは違った感覚が味わえるでしょう。



おちんちんへの感謝の気持ちを抱きながら
エッチシーンは16分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「やっと会えた あなたは嬉しくて 嬉しくて 仕方がなくなっている」
お姉さんの許可でようやくパンツを下ろしおちんちんとの対面を果たした主人公は
それに愛おしさを感じながら手を使って快感を貪ります。

エッチは催眠の効果を確かめるような形でのオナニー1本に絞られています。
お姉さんとの接触は一切なく、彼女の言った通りの感覚を得ていく
いかにも催眠音声らしい作りです。

「ありがとうと 心に呟きながら オナニーをしてみます」
実際のプレイはオナニーの開始と終了を定められるだけで
スピードや強さなどは完全に聴き手に委ねられています。
おちんちんという相棒の存在に感謝し、幸せを感じながら慰めてあげましょう。

彼女がここまで殊更に言ってきたこともあるのですが
まずおちんちんを握った際にものすごく温かいことに気が付きました。
他にも太さや硬さなど、普段何気なく触っていては気づかない点を
本作品を聴いている間だけは強く感じると思います。

「今日のあたなはS おちんちんはMな関係です」
後半になるとお姉さんはおちんちんを激しく責め上げるように指示してきます。
1回しごくたびに湧きあがる快感が若干強く感じるかもしれません。
そしてもたらされる快感に酔いしれ、幸せを感じることでしょう。
最後は暗示でそれらの感覚をより膨らませながらカウントに合わせて射精します。

コンセプトとしては心を操られる形でのオナサポでしょうか。
やってることは同じオナニーであっても
精神的に充実しているか否かで受ける感覚は随分違うと思います。
だから心をできるだけ満たして気持ちのいいオナニーをさせてあげよう。
お姉さんはそのように暗示で語り掛けてくれているように感じました。



マンネリ気味なオナニーライフに喝を入れてくれる作品
おちんちんをパートナーに見立てて一緒に気持ちよくなっていく
心身のより良い一体感を伴ったオナニーを味わわせてくれる作品です。

がちがちに縛るタイプの催眠ではないため、操られている感覚はそこまでないと思います。
でも彼女が「幸せを感じる」と言うのに合わせて
心の奥底から温かい感覚が湧きあがってくるのを感じる方がいるはずです。
それはお姉さんの催眠によって無意識が操られたことを意味します。

プレイの内容を読んでいただければわかるように
エロいイメージなどで抜かせるタイプの作品ではありません。
深呼吸のように普段何気なく行っていることを意識して行わせることで
いつもより新鮮な、そして強烈な感覚を得てもらうことを目的としています。
すごく催眠音声らしい作品だと思うのですが、だからこそやや人を選ぶのかもしれません。

催眠は深呼吸と脱力を行ってからお姉さんの話を聴いていきます。
ちょっとためになる話なんかも交えることで徐々に興味を引き
なんとなくそんな風に思えるように導いている様子が印象的でした。
万人向けとは思いますが、私はあまり初心者にはお薦めしません。
催眠的な感覚をやや味わいにくいかな?と思いまして…

エッチは暗示で心を操られながらオナニーに耽ります。
お姉さんは主人公が目の前で恥ずかしくオナニーをしていてもちっとも気にせず
むしろ励ますような声で後押ししてくれます。
だから集中してオナニーを楽しむことができるでしょう。

射精時の快感についてもそうなのですが、射精後の賢者タイムの際に
いつもよりは心満たされた状態を保てると思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

私個人はすごく気に入っているのですが
内容が今のエッチな催眠音声の主流から外れているため、やや低くさせていただきました。

CV:卯月杏奈さん
総時間 44:13


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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初心者のための催眠音声

サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

前作「後輩催眠」から約1年ぶりの有料新作となるこちらは
タイトル通り催眠音声を初めて聴く人にお姉さんが親切丁寧な催眠を施します。
当サイトでも内容的に誰でも聴けそうな作品に対して「初心者向け」タグをつけていますが
こういう本当の意味で初心者にターゲットを絞った作品はなかなかありません。

催眠誘導がとても丁寧なのに加えて、エッチもやりやすいセルフを採用するなど
様々な部分で初心者に対する気配りが見られます。



お姉さんによる催眠の筆おろし
催眠術師のお姉さんに催眠をかけてもらうお話。

「はじめまして 私は あなたを気持ちの良い世界へ誘導する催眠術師」
お姉さんは落ち着いた口調で話す可愛い声の女性。
主人公に催眠に入る気持ちよさ、催眠オナニーの気持ちよさを伝えるためにやってきました。

催眠はおよそ22分30秒間。
まずは自分の好きなペースで深呼吸をしながらお話を聞いたり
彼女の指定した部位に意識を向けることで少しずつ心身をリラックスさせます。

「考える必要は無い と言っても どうしても考えてしまいますよね? なので 私の言った言葉を 頭の中で復唱するようにしてみてください」
「もしそれが難しいのなら リラックス って軽く意識するだけで構いません 必死に思うことなく そう軽く考えるだけで きっと力はいつのまにか抜けていくでしょう」

お姉さんは相手が催眠をまったく体験していないことを踏まえて
催眠を受けるにあたっての心構えなどを本当に丁寧に教えてくれます。

「意識を向ける」は催眠音声だとよく登場する表現なのですが
逆に意識を向けすぎてうまく催眠に入れなかった、なんて人もいるんじゃないでしょうか。
催眠に入るためにまず必要なのはリラックスすることです。
お姉さんはそれを理解しているからこそ、最初から聴き手をガチガチに縛ろうとはせず
ある程度自由を与えてゆったりと取り組めるようにしています。

それが「お姉さんの声に従った」という結果に繋がり
この先より深い催眠に入るためのきっかけになるわけです。

「例えば 右手だとするなら 3 2 1 と数えている間 できる限り右手を握りしめて 0 の言葉が聞こえると思いっきり力を抜いてください」
続いては小さくカウントを刻みながら部分ごとに力を入れる→脱力を繰り返します。
ここでも始める前にきちんと説明して何をすればいいかを教えてくれる親切設計。
そういったやりやすい空気が自然な脱力を生み出し
やがて全身が寝起きの時のような心地いい感覚に包まれていくのがわかるでしょう。

「こうやって 数を数えるだけで どんどん気持ちよくなっていく どんどん幸せになっていく」
そして最後は何度もカウントを数えてさらに深い催眠状態に入ります。
8分程度と長めの時間をかけて少しずつゆっくり行ってくれますから
最初はイマイチ落ちる感覚が実感できなかったとしても
次第に数字や声に自分の体が勝手に反応するのが体験できると思います。

うとうとしていて急にガクッと頭が落ち込んだりする時の感覚だったり
後頭部をもやもやとした生温かいものが上下に通過していく感覚だったり
人によって受ける感覚は様々です。
でも共通して言えるのはどれも「気持ちいい」ということです。
そうやって催眠に入る感覚、催眠状態にいる感覚を実感することになります。

十分にリラックスをしてカウントを刻むだけのとてもシンプルな催眠です。
しかし合間合間に入る説明や暗示がどれも丁寧でわかりやすく
自然と彼女の言うことに夢中になるような不思議な気分が味わえます。
内容をシンプルにしたのも初心者でも無理なくついてこられるようにしたかったのでしょう。

「意識するだけでいいんです 私の声を聞くだけでいいんです」
そして催眠を行う中、彼女はしきりに何か一つのことだけに集中するように言ってきます。
リラックスしながら何かに集中する、これが催眠状態の特質で
それを彼女は催眠を通じて暗に教えてくれています。
まさに初心者に打ってつけの催眠と言えるでしょう。



催眠状態で行う射精の気持ちよさ
エッチシーンは12分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろんあります。

「そろそろ 違う気持ちよさも混ぜてみてもいいかしら? そう エッチな気持ちよさ」
入念な催眠によって主人公に催眠に入る気持ちよさを味わわせたお姉さんは
今度は催眠状態で行うエッチの気持ちよさを教えてあげます。

エッチは時間が短いこともあって最初に感度を上げてからオナニーをするシンプルな作りです。
誘導と同じく短めのカウントを小まめに刻みながら、少しずつ気持ちよさを膨らませていきます。

「ほら 右手の手のひらのあたりに何か変な感覚を感じることに気づくかしら それに気づいたら ほら 右手がとっても気持ちいい」
感度上昇は上昇とリセットを何度か繰り返すちょっと変わったタイプ。
カウントごとに区切りながらやってくれるおかげで
その前後で特に体の熱に大きな違いがあるのを感じるはずです。

単に感度を上げるだけで終わらせなかったのは
感覚の違いを実感させたかったからなのだと思います。

催眠の経験が浅い人ほど、自分が催眠に入った感覚がわからないものです。
だからこうして変化を自覚させて、催眠状態にあることを理解させることで
この先、別の催眠音声を聴く際に役立ててほしいと考えられたのでしょう。
エッチに入っても細かい部分で初心者に合わせているのがよくわかります。

「イクっ イクっ イっちゃう 体中がびくびく痙攣して 今まで蓄積した快楽が あなたの体の中で爆発して すべてが真っ白なまま 快楽だけがまるで花火のように爆発する」
実際におちんちんを慰める時間は5分間。
自分のペースで好きにしごきながら、最後に訪れる彼女の射精の許可を待ちましょう。
ある程度の深さの催眠状態に入っていれば
普段やっているオナニーの時よりもずっと気持ちいい、弾けるような快感が味わえます。
射精の瞬間は股間だけでなく脳にも一段上の幸福感が訪れることでしょう。

このように、催眠音声で行う王道的なオナニーが繰り広げられます。



「看板に偽りなし」な作品
最初から最後まですべてが催眠音声初心者のために設定されているような作品です。

お姉さんを敢えて催眠術師に設定して事前に催眠に入りやすい環境を作り
肩書きに違わぬ本当に丁寧できめ細かい催眠で確実に催眠状態へと導いてくれます。
当サイトの「催眠オナニー講座」で初期に聴いてほしい作品をいくつか挙げていますが
それらに決して劣らないほどの親切さを持っていると言い切れます。

催眠をよく知らない人ほどきっと取り組みやすさを感じるでしょう。
丁寧さだけで見れば「Powerful Drug」といい勝負です。

中でもやはり初期の軽い説明を交えながら進めるシーンが印象的で
日本人の多くが抱いている催眠に対する魔術めいた胡散臭さをある程度払拭してくれます。
催眠の初期段階は意識の力が強いことから、ある程度説得するように進めて
被暗示性が高まってからは普通に暗示を入れていく、といったように
常に聴き手の状態を注視し、それに合わせてうまく催眠を変化させています。

エッチはオナニーの気持ちよさの違いを実感させるために事前の準備に力を入れています。
ある程度待たされる焦らし的な要素もあって
おちんちんに触れた際に気持ちよさがより強烈に湧きあがってくるでしょう。
淫語で興奮して抜くタイプではなく、催眠音声らしく声に押し上げられて射精します。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て、催眠重視の安定感のある作品と判断しました。
こういうタイプの作品は公開時期の古いものばかりで最近はほとんど見ません。
「そろそろ有料も聴いてみようかな」と思っているような人にとっては
候補の一つとして十分にお薦めできるクオリティを持っていると言えます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 38:33


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
900円とやや割高なので-1してあります。

今回は作品の性質を踏まえて、敢えて催眠オナニー講座っぽく記事を書きました。
多くの作品を聴いている人にとってはくどいと思った部分もあるでしょう。
ですが、当サイトは初心者でも無理なく読める記事作りを目指しております。
その点は申し訳ありませんがご了承ください。


2021年8月2日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/86441009.html

サークル「催眠日記」さんの無料の催眠音声作品。

タイトルの通りこちらはお姉さんの催眠で人形にされてしまう作品です。
催眠音声では珍しく座った状態で聴くことを想定しており
序盤にストレッチをするなどそれに合わせた方法を取り入れながら催眠を深めます。

催眠はサークルさん自身が初心者向けと言われているように
催眠音声でよく見かける催眠法を駆使して行います。
しかし、数々の作品を作られているだけあって完成度が非常に高く
ゆっくりと確実に催眠に落ちていく感覚が存分に味わえます。



シンプルで質の高い催眠
お姉さんの催眠で人形にされて体を操られるお話。

「こんばんはー 初めまして」
お姉さんは明るい声の女性。
予め主人公に催眠にかかりたいかどうかを確認してから
開始前の下準備として手足のストレッチをするように言います。

催眠はおよそ28分間。
最初に自分のペースで深呼吸をするように指示を受けてから
右手、左手、両脚の順に脱力します。

「右手から力が抜けて ずーんと 重くなっていく さっき力を込めていた分だけ 重くなっていく」
脱力は一度思い切り力を入れてその状態を1分程度持続させた後
彼女のカウントに合わせて一気に力を抜きます。
作中で彼女が言うように手がプルプルしてくるくらい思い切り力を入れましょう。
そうするほどに脱力した時の解放感や爽快感が大きくなり、より自然な脱力ができます。
脱力した瞬間に的確な追い込み暗示を入れてくれるところも丁寧でいいですね。

「ゆらゆらしたり ふわふわしたり よくわからないけれど とっても不思議な感覚」
体が十分にリラックスした後は頭の脱力。
こちらも額に意識を集中して聴き手に軽い疲労感を持たせながら
暗示とカウントを交互に入れることで少しずつ催眠を深めていきます。
カウントが刻まれるたびに椅子に体がめりこんでいくように感じたり
軽く頭の中をかき回されているような感覚が湧いてくるでしょう。

本作品はこの後もカウントを刻むシーンがとても多く
前暗示→カウント→後追い暗示の催眠における王道的なパターンを中心に
とにかくゆっくりと丁寧に催眠へと持って行ってくれるのが特徴です。
確かに初心者をかなり意識した作りですね。

「カウントが0に近づいていくたびに 0になるたびに より深い催眠状態に あなたは入っていく」
もちろんカウントはただ単に数え続けるわけではなく
それぞれにきちんと意味を持たせながら
カウントそのものに対するイメージも暗示を使って上手に刷り込んでくれます。

完了後も時折「3カウントを数えると、どうなるんだったかな?」とほのめかすセリフを入れて
暗示の効果を持続させようとしているところが実に素晴らしいです。
声のかけ方が明らかに無意識に対して行っていてとても印象的でした。

「ずーんと落ちていく あなたの純粋な心が 私の声で満たされて 真っ白に落ちていく」
聴き手が十分な深さの催眠状態に入ったのを見計らって
お姉さんは最後にようやく本題である人形化を推し進めていきます。
こちらも先ほどの基本パターンを繰り返す簡単なタイプなのですが
暗示の内容や入れ方、声の大きさやスピードなど細かい部分が計算され尽くしており
結果として頭の中がどろどろに溶かされたような、自分で何も考えられない状態になります。

自分の心身に変化が訪れているのがよーくわかりますので
経験の浅い人でも「そうか、これが催眠に入る感覚なんだな」と実感できるでしょう。
そして実感できればさらに深い催眠状態へと落ちることが可能になります。

深呼吸・脱力・カウント等、古典系の技術を組み合わせた割とよく見かけるタイプの催眠です。
しかし細部にわたって考えながら作られているため、とてつもなく洗練されており
聴いていて実に心地よく、常に楽しく聴くことができます。

暗示の入れ方が基本に忠実な事に加えて
重要なものは前暗示をとにかく入念に、そうでないものは割と簡易にと
催眠におけるキーポイントをしっかり把握してそれぞれに緩急をつけています。
カウントについてもそれぞれ「なぜ刻むのか」をきちんと考えながら行っていて
結果暗示の効果を狙った通りに強化することに成功しています。

古典系催眠ということで被暗示性によってある程度威力は上下するのですが
あまり高くない人でも催眠特有の感覚が得やすいと思います。
1作目として聴いても問題ないくらいにハイレベルな催眠です。



声によって感覚を操られながら
エッチシーンは8分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「試しに命令してみましょうか お人形さん 服を脱ぎなさい」
入念な催眠によって主人公を自分の操り人形へと変えたお姉さんは
その効果を試すために早速彼にエッチな命令を出します。

エッチは人形化の通り彼女の声で体の動きや感覚を操られます。
今回は時間が短めなこともあって感覚系を重視した作りですが
被暗示性の高い人なら同時にうまく体を動かせない気分もするはずです。

「ほら ほらほらほら 体がびくーんってなって あなたの脳に快感がなだれ込む まるで心を犯されているみたい」
プレイの様子は最初に射精を禁止されてから暗示で段階的に感度を上げます。
私の場合はお腹のあたりがカーッと一気に熱くなったのですが
表現の内容的に得られる感覚は人によって様々でしょう。

「快楽が押し寄せて すべてが弾ける 頭が真っ白 あなたのおちんちんが 体が 心がイク」
そして最後はカウントと同時に射精を迎えます。
催眠パートとは明らかに違う彼女の力強いカウントによって
自然と心がせりあがってくるのがよくわかりました。

射精感については感度上昇の時間が短めなこともあって
普段よりもちょっと気持いいかな?くらいに留まると思われます。

このように、軽く心身を操られる気分が味わえるエッチが繰り広げられます。



催眠重視の良作
催眠に入る時や入った後の感覚が比較的に容易に体感できる作品です。

催眠の内容が本当にシンプルでわかりやすく
おかげで催眠音声に不慣れな人でも無理なくついていくことができます。
さらに彼女は常に聴き手の目線に立って、思いやりを持って接してくれています。
これらが合わさって更なる取り組みやすさを生み出しているところが素晴らしいです。
多くの人が「なんだかよくわからないけど聴きやすいな」と感じるでしょう。

そして彼女は作中で「ふわふわかもしれないし、ゆらゆらかもしれない」といったように
湧きあがってくる感覚をある程度聴き手任せにもしています。
そういった程よい自由さが催眠状態の維持にうまく働いているように感じられました。
古典催眠というと半ば命令されるようなイメージが強いだけに
こういうやんわりとした姿勢は聴き手にいい印象を与えるのではないでしょうか。

もちろん指示すべきところはきちんとしてくれていますので
彼女が催眠者としての責任を放棄しているわけではありません。
だから被暗示性の高い人でもきっと満足できます。

エッチは時間的にも内容的にもかなりソフトです。
元々催眠を重視する作風のサークルさんなのでそこまで問題は感じません。
オナニーをしながら感度上昇の暗示を聴くスタイルで
しごく時間も5分程度とある程度肉体的な感覚を高める余裕があります。
遅漏の方にはちょっと厳しいかもしれませんが、射精は十分に可能かなと。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

初心者から上級者まで誰にでも聴けるとっつきやすい作品です。
割と短時間で催眠を味わうにはもってこいと言えるでしょう。

CV:霜月優さん
総時間 40:18

催眠日記
http://432hypno.blog.2nt.com/blog-entry-62.html

淫魔のいいなり~サキュバスの夢~

サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。

お馴染み「いいなりシリーズ」中の1作品にあたるこちらは
大人の女性らしい穏やかな物腰のサキュバスによってお人形にされます。
彼女に腕の自由を奪われて行うオナニーでは
催眠ならではのちょっぴり不思議な感覚が味わえるでしょう。

催眠は今回のテーマである夢から始まって
催眠に関するノウハウを彼女が教えてくれるような形で進みます。



催眠を理解しながら入っていこう
サキュバスの催眠でエッチな人形になるお話。

「いらっしゃい ようこそ 私の夢へ」
サキュバスはゆったりと話す優しい声の女性。
主人公に素敵な夢を見せるためにやってきた彼女は
彼にまず夢とは何なのかを語り始めます。

本作品のサキュバスは淫魔ではなく夢魔のほう。
主に人間のエッチな夢をいただく生物として描かれています。
といっても設定的に催眠と相性がいいからこのキャラを使用しているようなもので
内容は年上のお姉さんに優しく射精させてくれるあまあまなものです。
当然残虐な描写は一切ありません。

催眠はおよそ23分間。
最初は深呼吸をしながら彼女の催眠に関するお話を聴いていきます。

「どちらかろ言えば 催眠は あなたの願望を 後押ししてあげるためのもの」
催眠と言うと術者が一方的にかけてくれるイメージが強いでしょうが
実際はかかる本人がそうなりたいと望むことが最も大事です。
そんな催眠音声を聴くにあたっての心構えをサキュバスはわかりやすく教えてくれます。
かなり初心者を意識した親切な作りですね。

「私の声に合わせて深呼吸するのは とても気持ちがいい」
先の内容を踏まえたうえで改めて深呼吸を行うシーンがあるのですが
最初のときよりもずっとリラックスできた気がするかもしれません。
それは会話によって彼女と心を通わせて、彼女の声を信じる心が身についてきているからです。
そうやって彼女はこちらが自主的に声に従えるようになる環境を作り上げていきます。

「右腕が持ち上がっていく ゆっくりゆっくり持ち上がっていく」
後半は腕浮揚をしながら彼女の人形になれたかどうかを確認します。
彼女に言われた側の手首を掴まれているのをイメージしながら
なんとなく腕が持ち上がっていくのを感じてみましょう。

本作品の腕浮揚は時間の関係でかなりシンプルに作られていることから
テレビのように豪快に持ち上がるにはやや難しいと思われます。
私の場合は手首から先が上に反り返る程度でした。
しかし暗示を受け入れやすい体勢が十分に整っていますし
何か見えない力が手や腕を持ち上げている、みたいな感覚は味わいやすいです。

催眠に関する正しい知識を説明しながら合間に暗示を入れて
信頼度と催眠効果の両方を高めていく珍しいスタンスの催眠です。

聴き手に深呼吸をさせて自主的にリラックスできる状態を作ってもらいながら
彼女自身は催眠音声らしく催眠にちなんだためになるお話で興味を引いていきます。
催眠音声を聴くような人が催眠の話を嫌うわけはありませんし
「へー 催眠ってそういうものなのか」と少し賢くなった気分で聴き終えることができるでしょう。

そして腕浮揚によって催眠にどの程度かかれたかのテストを行い、最後に意識を落とす。
まさに催眠の教科書通りの進め方が型にはまっていてとてもやりやすく感じました。
初心者にとても向いている催眠と言えます。



羞恥心を刺激するマニアックなプレイ
エッチシーンは23分ほど。
プレイは女装と疑似手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「お人形さんと言えば 着せ替え遊びよね」
催眠の力で主人公を自分のおもちゃに変身させたサキュバスは
人形らしく彼に女の子の洋服を着せて遊ぶことにします。
女装を取り入れたエッチは他だと「女装レッスン」くらいしかない極めて珍しいものです。

「スカートの裾を掴んだ手が ゆっくりと持ち上がる 太ももが見えてくる」
エッチはフリフリの服とスカートを着た主人公が
彼女にちょっぴり意地悪な悪戯を受ける形で進められます。
自分からスカートをたくし上げてまずは金玉を見せ、その後丸見えにするといったように
彼女はこちらの羞恥心を徹底的に煽って興奮を高めてくれます。
このわざと金玉だけを見せるシチュが妙にグッとくるなぁと。

「あなたの意思とは関係なく けれど あなたにとって一番気持ちいいように 両手が動き出す」
〆のオナニーは自分の両手を彼女の両手であるようにイメージし
彼女に手をコントロールされる形で行われます。
カウントを刻むたびに叩きつけられる「変態」の声にさらに羞恥心を高めながら
その先にある射精の瞬間に向かって少しずつ快感を高めていきましょう。

先程腕浮揚をやったおかげで両手の制御が利きにくくなっているでしょうし
そういった前の暗示をエッチで活かしている点も実に見事です。

このように、心への責めをやや重視したこだわりのあるプレイが繰り広げられます。



いいなり気分が味わえる作品
催眠によって生まれる感覚が割と体感しやすい作品です。

今回の催眠は腕のコントロールに特化しています。
そして体の運動を操られるタイプの催眠はかなり多くの方が経験しやすいものです。
冒頭の催眠に関するお話などからもわかるように
催眠を経験していない、もしくは経験の浅い人向けに作られたのだと思います。
ここまで初心者を意識した作品はなかなかありません。

また作品を通じて術者と聴き手の信頼関係(ラポール)の大切さを語ってくれています。
催眠導入・深化部分でのサキュバスの口調が子供に話しかけるかのように丁寧で
話の内容だけでなく雰囲気からも聴き手の信頼を勝ち取ろうとする思いが伝わってきます。
作品を聴いてみると彼女の声にすごく温かさを感じるでしょう。
そういった要素が心を突き動かして、結果催眠にかかりやすい環境を作り上げるのです。

催眠は実際に深呼吸を始める前に簡単な説明を行ったり
導入中も催眠の心構えを説いたりと彼女の声に興味を持つことに力が入れられています。
この説明が催眠の暗示とはちょっと違ったものにあたるため
サークルさんはこの作品を催眠風音声と表現したのかもしれません。

確かに暗示のボリュームは減っていますが今回は運動支配がメインですし
そこまで深い催眠に持っていく必要が無いのも事実です。
だから説明が多いおかげで催眠の感覚が味わえない、なんてことはまずないです。

エッチは彼女におもちゃにされる気分を堪能できます。
特に最後のオナニーで手が自分の意思とは違った動きを見せてくれるでしょう。
おちんちんをしごくのが実質3分程度とやや短いため
そこまででどれだけ心を高められるかが成功のカギとなります。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

「聴き手に催眠に入ってもらいたい」という思いが強烈に伝わってくる作品です。
催眠音声を始めたもののどうもうまくいかないと悩んでいるような方にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 56:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2023年4月13日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/90401928.html

すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは父の日にちなんだ父ではなく乳の方を慈しむ作品です。
2011年から始まって、過去3本同様の作品が公開されていたこともあり
催眠音声愛好家なら誰もが出るのを期待していたのではないでしょうか。

内容は乳首の開発をテーマにお姉さんに誘導されながら乳首オナニーをします。
普段乳首オナニーをしない人にとってはくすぐったいだけに感じる乳首への愛撫も
彼女の暗示を聞いたうえで行ってみると、じんわりとした気持ちよさが味わえるかもしれません。

また本作品には天川みるくさんと月宮怜さんが別々に声を当てたバージョンがあります。
今回は天川さんのバージョンを聴いてのレビューになります。



温かさをおっぱいから全身へ
お姉さんの声に従って乳首オナニーをするお話。

「うふふっ ようこそ よくここへいらしてくれましたね」
お姉さんはしっとりとした穏やかな声の女性。
彼女に選ばれてとある場所へとやってきた主人公に
自分のおっぱいの感度について質問を投げかけます。

催眠はおよそ31分30秒。
最初に深呼吸をして軽くリラックスした後、自分のおっぱいを両手で覆います。

「胸が温かさを感じると 心まで温かくなれる そんな気がします」
女性のようにおっぱいを手で包み込むと当然胸が温かくなるわけですが
お姉さんはそれを暗示を使って全身に広げながら
同時によりリラックスできるように導いていきます。

ただ広げるだけでなく「布団にくるまっているような」「温かい水に浮いているような」と
全身が温かくなりそうなわかりやすい比喩も並行して用いているのがいいですね。
聴き手の無意識に眠る実体験を引き出すことで、気持ちよさをより実感しやすくしています。

「頭がぼーっとしている時は 私の声が 心の奥まで 入ってきます」
体が十分にほぐれた後は心の方を溶かしていきます。
ぽかぽか、もやもやとした不思議な感覚の中で彼女の声を聴いていると
ゆっくりと沼に飲み込まれていくように、頭と体がだんだんと重くなるのを感じるはずです。

そんなすべてを放り出したくなる状況に誘導して、すかさず声に従いたくなる暗示を入れる。
催眠が深くなっていくのと同時に彼女の声がとても心地よく感じるようになるでしょう。

「もっとおっぱいで気持ちよくしていきましょ 感じやすい 敏感乳首にしてあげる」
最後は胸に被せた手を上下に動かして軽く乳首に刺激を与えながら
感度を上げるのと同時に彼女の声により従いやすくするために頭を真っ白にします。
ここではお姉さんが適度に指を鳴らしてくるのですが
その音を聞くたびに体の芯がジーンと震えて、エッチとは違った気持ちよさが湧いてきました。
淫語を特に言われてもいないのに勝手に勃起する、なんてこともあるかもしれません。

「~すると、~になる」と個々の暗示を繋げて少しずつ感覚をシフトさせながら
主人公をお姉さんの声の言う通りになる心と体に作り変えていく手堅い催眠です。

「深呼吸をすると心が落ち着いてくる」「心が落ち着いてくると気分が良くなってくる」と
過去作同様暗示の組み立て方が違和感なく丁寧でそれが聴いていて心地よく
自然と縁側でまどろむような気持ちよさが全身に広がっていきます。

今回はタイトルに合わせて自分でおっぱいに触れるシーンもあり
その温かさを催眠的な気持ちよさに繋げているところも見事です。

最後の最後に3分ほど無音になる時間があるのですが
そこでこの温かさが更に広がって意識が一気に消えていくのを感じます。
そして直後に鳴らされる指の音を聞いた瞬間
頭のてっぺんから下に一気に電流が走るような感覚がありました。
彼女によって感覚を操作されるようになったことを実感できる象徴的な瞬間と言えます。



乳首ならではの痺れるような快感
エッチシーンは21分ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精はしません。

「指で乳首を こねこねしちゃいましょう」
お姉さんの催眠によって体の感度が存分に高まった主人公は
いよいよ乳首オナニーをしながらより大きな快感を得ていきます。

エッチは終始自分の胸と乳首をいじり続ける乳首オナニーに特化した作りで
それ以外のプレイは一切ありません。
まさにおっぱいに感謝するための日にふさわしいプレイが繰り広げられます。
日頃乳首をいじっている人にとってはもってこいですね。

「おっぱいを揉むたびに 乳首も刺激され 感じちゃう 気持ちよくあなるたび 体中に電流が走り 痺れていく」
プレイは乳首を指で撫でるところから始まって、揉んだりつまんだりしながら
同時に入るお姉さんの暗示でより高い領域へと気持ちを押し上げていきます。
普段乳首オナニーをしない人向けにどうやっていじるかも指示してくれますから
何をすればわからない、なんてことはまずないでしょう。

「どんどん痛みが 溶けてなくなっていく ぼーっとして なんだか気持ちいい」
特に終盤に登場する乳首をつねるシーンで
とてつもない気持ちよさが味わえる人はきっといるはずです。
私は片方だけ開発済みで日頃それなりにいじっているのですが
これをやった瞬間、乳首から全身にぶわーっと気持ちよさが広がっていきました。
結構強めにつねっても痛みより遥かに気持ちよさが勝っています。

一方開発してない方ではやっぱり痛かったので
ある程度開発していないとちょっとこの感覚は味わえないかもしれません。
といっても擦ったりこねくり回すだけで十分気持ちよくなれますし
未経験の人でもいつもと違ったピリッとする感覚を楽しめると思います。

「今存在するすべてが 快感になってる それがあなたの望んだ 最高の瞬間」
またお姉さんは乳首への快感だけでなくドライオーガズムも与えてくれます。
乳首オナニーによって頭に蓄積され続けてきた快感を
彼女の合図とともに一気に爆発させましょう。
途中で任意で連続絶頂して最後に1回大きくイク流れで
最後のはタイミングも合わせやすくドライを狙いやすいと言えます。

このように、ほぼ乳首のみで気持ちよくなる一風変わったエッチが繰り広げられます。



乳首オナニーの良さを再確認させてくれる作品
とことんまでおっぱいと乳首に焦点を当てたオリジナリティ溢れる作品です。

男性にとっての乳首は基本的には無意味なものと思われがちですが
女性と同じく性感帯の一つで継続的にいじっていれば必ず気持ちよくなれます。
その良さを催眠を使って未経験の方にもちょっぴり味わいやすくサポートしてくれます。
もちろん開発済みの方なら大いに楽しめるでしょう。

今年最初の18禁作品ということで、どんな催眠を仕掛けてくるかが気になっていました。
結果的にはサークルさんにとっての基本に立ち返った素直なもので
聴いていてとても安定感があります。
でも過去作に比べてさらに洗練されているような印象も受けました。
「具体的にどのへんが」ってのはなんとなくわかる程度で確証が無いので伏せさせてください。
エッチに抵抗が無ければ初心者でも大丈夫です。

エッチは男性器の名称が一度も出ないほどにおっぱいに特化しています。
そんなわけで股間には一切触れないわけですが
聴いている最中は股間が熱く熱くて仕方ありませんでした。
それだけ感度の上昇が上手いということなのでしょうか。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠もエッチもブレのないしっかりとした作りの作品です。
今回は声優さんが2名いらっしゃいますし
時間のある方は両方聴いてそれぞれの違いを楽しんでみてください。

CV:天川みるくさん、月宮怜さん
総時間 天川みるくさんver…1:00:30 月宮怜さんver…47:17

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog.2nt.com/blog-entry-174.html

行きつけのデンタルクリニックで綺麗な歯科医師に催眠プレイされちゃいました

サークル「パルプヒプノティズム」さんの催眠音声作品。

本作品は優しい雰囲気漂う歯科医師のお姉さんが催眠をかけてくれます。
前作では保健の先生を催眠者に選んでいましたし
もしかしたら中の人が女医さん好きなのかもしれません。
Gカップの巨乳を持つとっても魅力的な女性が相手をしてくれます。

エッチは彼女のおっぱいを間近に見ながらオナニーをします。
催眠音声としては珍しくバイノーラル録音作品なので声の臨場感はバッチリ。
彼女の熱く艶めかしい声を近くに感じながら恥ずかしくて気持ちいい感覚に浸りましょう。



歯医者さんの特別な治療とは
歯科医師の「白石 麗子」にエッチな催眠をかけてもらうお話。

「いらっしゃい 君は… また来ちゃったの?」
麗子は包容力を感じる穏やかな声の女性。
彼女目当てで歯医者に足しげく通っている主人公に対して
歯ではなく催眠を使った治療を施し始めます。

冒頭でも触れたように本作品はバイノーラル録音が行われており
麗子が何度も声の位置を動かしながらリアルで立体的な声を聴かせてくれます。
「ヒプノマルチボイス」「催眠儀式」のように催眠に絡めるのではなく
「耳かき催眠」のように雰囲気を出すために使われている感じですね。
エッチの方でその効果を最大限に活かしたプレイが登場します。

催眠は2パート20分ほど。
まずは椅子に座って頭が軽くなるイメージをしたり
深呼吸や脱力をすることでリラックスした状態になります。

「心も体も楽になって 私の声だけが聞こえて 私の声は とっても心地いいね」
作中で彼女自身が言っているように、催眠は被験者と催眠者の共同作業です。
そのことを頭の隅に置きながら彼女の声に対して前向きに接してみましょう。
バイノーラルによる声の近さと優しい声質によって
彼女も聴き手が自然と自分に親近感を抱けるように導いてくれます。

脱力は両腕、両足、もう一度両腕、さらに両脚と交互に2回ずつ行います。
こういう形で進められる脱力は初めて聴いたかもしれません。
私は繰り返すよりはそれぞれを固めて行ったほうが効果的と考えていますが
実際にどちらの方がやりやすいかは本当に人それぞれなのでしょう。
脱力を促すのと並行して暗示も入れてくれますし、力が抜けるのを十分に実感できます。

「君は 私の言うことに逆らえない 逆らいたくない」
続く深化パートはいよいよ彼女の声に従えるように心を作り変えていきます。
君は麗子のことが好き、だから彼女の声に従うのは当たり前。
彼女はこちらに頷かせたりして協力的な姿勢を求めながら少しずつ心を誘導します。

ここまで適度に彼女の声に気持ちよさや幸福感を覚える暗示を入れられてきたおかげで
逆らえないとまではいかなくても「言うことをきいてもいいかな?」くらいには思うかもしれません。
彼女の声には聴き手をそう思わせるような安心感があります。

「今にも触れそうな距離で おっぱいを見るのは 幸せよね?」
そして最後は催眠のかかり具合の確認と感度を上昇させるために
麗子が自慢のおっぱいを見せつけながらさらに幸せな感覚で満たしてくれます。
途中で一気に声が近づいて「おおっ」と軽くびっくりすることもあるでしょう。

導入12分、深化8分と心身のリラックスを重視したシンプルな催眠です。
暗示を入れながら言う通りになれるように仕向ける一方でこちらにも協力を求め
お互いが歩み寄りながら一緒に気持ちよく、幸せになれるように展開されています。
催眠に対する聴き手側の心構えに着目している点は素晴らしいですね。

しかしリラックスに力を入れるあまり深化、特に声の虜にするシーンが3分程度と非常に短く
内容も軽く言いつけて同意を求めるのみと非常に淡白なのが気になりました。
今回の催眠のキーとなる部分の威力が弱いとその後のエッチにものめり込みにくくなりますし
もっとここを慎重かつ入念に行ってくれればより催眠が強力になったのではないかなと。
聴き手の資質や自主性に頼りすぎている感があります。
そんなわけで中上級者向けの催眠と判断しました。



おっぱいの香りを感じながら
エッチシーンは31分ほど。
プレイは麗子の匂いを嗅ぎながらのオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ほら 私のおっぱいの匂い 嗅がせてあげる」
Gカップのおっぱいを主人公に見せつけて軽く興奮を煽った麗子は
彼の目の前にまでそれを近づけて独特の香りをたっぷりと味わわせます。

エッチは彼女に触れるか触れないかの至近距離に近づかれてから
その指示に従う形でオナニーをします。
結局おっぱいを揉めないので生殺しプレイとも言えるわけですが…

「私の匂いを嗅ぎながら おちんぽをいっぱいしごいちゃう 変態さん」
女性特有の甘い匂いをイメージしながら、声によって彼女の近さを感じながら
そして女性に恥ずかしい姿を見られていることを感じながら自分を燃え上がらせましょう。
催眠音声で匂いに着目したプレイは非常に珍しく、そして面白く感じます。

残念ながら暗示でどんな匂いがするかを刷り込んではくれませんが
イメージ次第でほんのり甘い香りがしてくるようになるかもしれません。
そして事前に体の自由を奪われているため彼女に触れることもできません。
気持ちいいけどなんだかもどかしい、そんな複雑な感情に我々を追い込んでくれます。

「おちんぽから 精液いっぱい びゅびゅーって 出しなさい」
オナニーは開始の合図が出てから射精まで25分と長めです。
ペースをそこまで指定してこないおかげで暴発はしにくいでしょうが
興奮できるシチュの中で耐え続けるのは至難と言えるでしょう。
しかも2回連続で射精するととてもとてもハードな結末が待ち構えています。
無事完遂したい場合は初回の出し過ぎにご注意ください。

このように、あまあまな麗子のキャラとは正反対のやや過酷なプレイが繰り広げられます。



もう一歩な作品
年上の女性に軽く意地悪をされながら気持ちよくなるややM向けの作品です。

麗子はまるで子供をあやす母親のような大らかな態度で接しながら
優しく優しく射精へと導いてくれます。
「変態」と罵る時の口調も至ってソフトで興奮を煽るために言ってくれているにすぎません。
最後の射精も彼女が精液を顔で受け止めてこちらの心を満たしてくれます。
プレイ中はぬるま湯に浸かっているような心地よさを感じ続けるでしょう。

バイノーラルを活かすためにプレイに距離の概念を取り入れた点も目を惹きます。
声の位置や距離を適度に変えるきめ細かさも印象的でした。
前作「保健室の先生に学ぶ催眠プレイ」に比べて音質や編集が大幅に改善されていますし
今後作品を積み重ねていくことでより洗練されていくだろうと期待できるものがあります。

しかし催眠音声として見た場合、上で述べた深化部分の弱さに始まって
事前に腕を動かせなくしているのにそれを解除せずにオナニーを始めさせていたり
オナニー中の暗示が「気持ちいい」を何度も繰り返すのみだったりと
完成度にやや難を感じる部分がちらほらあります。

前作の前暗示→カウント→後追い暗示のみを繰り返す作りから脱却したのは良いことなので
今後は目的に合わせて適切な催眠を組み立てたり
物語の整合性を考えたりしながら作るともっともっと良い作品が生まれるように思えます。
まだ2作目ですので結論を急ぐ気はありません。
作品としての個性は十分に発揮されています。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

首をひねる部分がいくつかあったため今回はやや残念な点数とさせていただきました。
でも次回作を是非聴いてみたいと思える魅力も大いに秘めているサークルさんです。
今後のご活躍を期待しております。

CV:水嶋せあさん
総時間 57:15


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

サークル「催眠音声研究所」さんの無料の催眠音声作品。

こちらは以前紹介した同サークルさんの有料作品
「ふぁんたんとチュチュしたい。 ver2.00 「悪魔と姉妹」」と同じ名前を持っていますが
同じなのは声優さんくらいで催眠もエッチもまったくの別物です。

内容のほうは催眠に入ってからお姉さんと濃厚なキスをします。
男女の愛情表現として大きな役割を持つこのプレイに暗示を上手く絡めることで
本物さながらの熱さや幸福感を感じさせてくれます。



緻密でわかりやすいイメージを辿りながら
お姉さんに催眠をかけてもらってからキスをするお話。

「これから あなたは気持ちのいい 催眠の世界へ落ちていきます」
お姉さんは可愛くて穏やかな声の女性。
早速事前に催眠に入る時、入った時の事を軽く語ってから
催眠に深く入るためにリラックスを促してきます。

催眠はおよそ18分間。
最初にカウントを刻むのと同時に入る脱力の暗示を聴いてから
自分が25mプールくらいの広さの空間にいるのをイメージします

「目の前に 本格的な舞台装置があります 右の方には 炎が燃えています 真ん中には 水が流れています」
催眠は主にこの空間の中を冒険するような形で進められます。
いわゆるイメージ誘導なのですが、聴き手が想像しやすいように
どのシーンもとてもわかりやすく、それでいてくどさを感じない描写をしてくれます。
炎・水・木と誰にでもイメージできるものを対象にしてますし
初心者はもちろん、イメージが苦手な方でも問題なくついていけるでしょう。

「炎を見ていると 気持ちいい とっても気持ちいいので しばらく炎を眺めることにしましょう」
イメージは暖炉→水の湧き出る泉→レモンの木と続き
炎は温かくて心地よい、水は額が涼しくなって気持ちいい
レモンは食べると酸っぱい、体の中に入った果汁がお腹で温かくなるなど
それぞれのシーンにマッチした感覚を引き起こしてくれます。

そして上で挙げた感覚はすべて催眠状態に入る際に体に起こる感覚と同じです。
彼女の声に従って色々と取り組んでいるうちに自然とリラックスし
並行してなんだか意識がぼんやりとしてくるのを感じることでしょう。

「暗闇の中で 軽い浮遊感を感じる 体がふわふわする」
最後はこれまた同じ空間内にある暗い場所で意識をさらに落としていきます。
カウントと同時に入れられる脱力の暗示を聞いていると
体が一気に重くなったような気がすると思います。
それはここまで辿ってきたいくつものイメージを通じて
無意識が彼女の声に従う姿勢を身につけたからです。

直前のレモンの木からここに移動する際に距離を模したカウントを行うのですが
私はその時点で頭がずーんと重くなるのを感じました。
暗闇という何もないところを終着点にしているのも
聴き手の頭の中を空っぽにしようとする意図があるからかもしれません。

イメージを中心としてリラックスと催眠の深化を同時に進めるようなスタイルの
催眠音声ではあまり見かけないタイプの催眠です。

お姉さんの柔らかく落ち着いた声の案内にただついていくだけで
心と体が勝手に彼女の言った通りの感覚を生み出すように生まれ変わります。
イメージを描写する際のセリフの表現方法や言い回し、間など
すべてが聴き手のことを思いやっていてとても聴きやすく感じました。

「すぐに 催眠の世界に落ちていってもいいですし ゆっくりと 催眠の世界に落ちていってもいいです いつ落ちるかは あなたの自由です」
一番最初に上のセリフを言うことで
さらりと聴き手に催眠に入る準備をさせているのもポイント。
これによってより催眠に入りやすい環境を整えてくれています。
(なぜそういう効果があるかについては話すと長くなるので省略させていただきます)

誰にでも聴ける万人向けの催眠と言えるでしょう。



お姉さんとのあまあまなキス
エッチシーンは36分ほど。
プレイはキスとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「キス そう キス あなたと私は キスをする約束をしました」
お姉さんの力で深い深い催眠状態へと入った主人公は
彼女の部屋に場所を変えて約束通りキスをします。

エッチはキスが26分、オナニー10分とびっくりするほどキスに傾倒しています。
しかも同時におっぱいを揉んだりすることもなく純粋にキスだけを楽しみます。
タイトル通り本当にふぁんさんとちゅっちゅするための作品ですね。

キスシーンの最初の10分ほどは事前の準備として
彼女が台所で紅茶を用意している間、唇にリップクリームを塗ったり
舌を絡ませたときの事を考えてその練習のようなことをします。

「右の歯茎から 左の歯茎へ 前歯から喉の奥へ ジグザグに動く」
具体的に舌をどのように動かせばいいか細かく指示してくれますから
その通りにやって期待と興奮を一緒に高めていきましょう。
個人的な憶測なのですが、これは自分の舌を彼女の舌に模して
キスシーンでの感覚を実感できるようにしたかったのだと思います。

「舌の粘膜が絡み合うと 火が灯ったように熱くなる」
そして2人で紅茶を飲み終えた後ようやく唇を重ねます。
軽く触れ合うソフトなものから始まって唇同士をぴったりと重ね合わせたり
舌を絡めたり、突き出した舌を唇で舐られたりと様々なタイプのキスをしながら
同時に入る感覚支配の暗示でその感触をたっぷりと味わいます。

催眠音声としては珍しくキスの際にちゅぱ音が多めに入るのも特徴で
この甘くエッチな音が自然と心を盛り上げてくれるでしょう。
プレイの客観描写・暗示・ちゅぱ音と3つの要素を混在させていながら
そのバランスを均等に保っている
のが見事と言う他ありません。

「体中が熱くなる 気持ちいい」
最後はカウントを刻んで2人同時にドライ絶頂を目指します。
キスによる絶頂なので股間が熱くなるとかよりは幸福感に包まれる感じでしょうか。
後でセルフパートもありますしここで絶頂できなくても問題はありません。
ただ体がぽわっと温かくなったり意識が盛り上がる感覚はある程度味わえると思います。

「ほら握っててあげるから 自分で動かしてごらん 見ててあげる」
続くオナニーは彼女におちんちんを握ってもらった後
その上に自分の手を重ねてしごきます。
彼女の手をオナホ代わりに使うなかなか珍しいプレイですね。
ここはキスシーンとは打って変わってボイスドラマ色が強く
彼女は暗示をほぼ入れずに普通に話しかける感じで接してきます。

このように、キスを主観的に体験しやすいこだわりのあるエッチが楽しめます。



隅から隅まで丁寧な作品
催眠でもエッチでも描写のきめ細かさが印象に残った作品です。

表現のほとんどが聴き手視点で行われているため
お姉さんの言葉すべてを自分のこととして容易に捉えられます。
そんなやりやすさが自然と声への親しみやすさを生み出し
結果的に彼女の催眠を受け入れやすい空気を作り出しています。

作品を聴いている間は普段よりもずっとリラックスできていました。
安心感を与えてくれるわかりやすいイメージの数々と
お姉さんの流れるような話し方がどちらも耳に心地よく
文字と音の両方が持つ統一された温かさが心と体を徐々に癒してくれます。

肝心のキスについては雰囲気づくりがすごく重視されていて
開始前に与えられる十分すぎるほどの時間が緊張感とワクワク感を与えてくれました。
実際のプレイは基本的に彼女がリードしてくれますし
聴き手は本当に得られる感覚だけに集中することができます。
聴いていると意識がとろんとしたり顔が熱くなるのではないでしょうか。
暗示の入れ方も丁寧でどう感じればいいのかが手に取るようにわかります。

その後のオナニーは完全におまけ的な位置づけでしょう。
一気に催眠らしさが消えているので
純粋に彼女とのイチャラブっぷりを楽しめばいいのだと思います。
暗示はほとんどありませんがプレイの様子がとてもわかりやすいですし
催眠もまだ解除されていないので体が勝手に何らかの反応を示すかもしれません。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

催眠もエッチも個性的な面白みに溢れた作品です。
有料版のように双子形式ではありませんが十分に優れたものを持っています。
時間も手ごろですし無料ですから是非一度お試しください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 59:20

催眠音声研究所
https://ci-en.dlsite.com/creator/2448/article/559008
(ページ中ほど「ふぁんたんとチュチュしたい。 Ver1.03」が本作品です)

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