同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ: F・A・S を含む記事

   ● サキュバスの言葉責めマインドコントロール
   ● 後輩のいいなり~事務的に搾られてマゾ奴隷に堕ちるまで~
   ● 洗脳催眠3-魅了してあげる-
   ● 洗脳催眠-改造してあげる-
   ● 洗脳催眠2-堕としてあげる-


サキュバスの言葉責めマインドコントロール

サークル「F・A・S」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、癒し系といやらし系の2人のサキュバスが
巧みな言葉責めで主人公から精液を搾り取ります。

癒し系は天使と悪魔、2つの顔を持つキャラを登場させながら
いやらし系はボクっ娘で焦らしながら、といったように
キャラだけでなく言葉責めのスタイルもまったく違うのが特徴です。



2人のサキュバスとのエッチなゲーム
癒し系ドSサキュバスといやらし系ドSサキュバスに射精させられるお話。

「うふっ 私を選んだのね」
癒し系ドSサキュバスは落ち着いた声のお姉さん。
「あらあら ボクを選んじゃったんだね」
いやらし系ドSサキュバスはややトーンの低い穏やかな声のお姉さん。

主人公の夢の中に突如現れた2人は
勝った側が相手のすべてをコントロールできる約束を交わした後
言葉責めを中心としたエッチなゲームを始めます。

本作品は2つの音声で構成されており
主人公と2人のサキュバスがそれぞれ1対1でプレイを行います。
同じテーマを別のキャラで描いている感じと思ってください。

しかし実際に同じなのはテーマと終着点くらいで
それ以外の部分、プレイの内容や射精への持って行き方はまるで違います。
ですからどちらを先に聴いたとしても、もう片方を新鮮な気分で楽しめるでしょう。
詳しくは追々説明しますがどちらも非常に個性的です。

今回行うゲームのルールは至って簡単。
「サキュバスの言葉責めを受けて射精を我慢できれば勝ち、できなければ負け」です。
そして彼女たちはルールに従い言葉だけで聴き手を射精へと導きます。

こう言われると「じゃあ淫語を連発したり罵声を叩きつけてくるのか」と思うでしょう。
しかし本作品ではそういった言葉責めもほとんど行いません。
彼女たちがどういう風に主人公の興奮を煽り、射精へと追い込むのか
本作品ならではの独特なアプローチも大きな聴きどころと言えます。



技の癒し系
1人目の癒し系ドSサキュバスとのプレイ時間はおよそ13分間。
一通りルールを説明した後、彼女は主人公に後ろから抱き着きながら囁き始めます。

「あまり怖がらなくていいですよ あなたを後ろから抱きしめてあげますから」
冒頭のルール説明の時はやや高圧的な口調だった彼女なのですが
プレイに入るとまるで天使のような穏やかな口調に変化し
密着しながら深呼吸をさせたり自分にもたれかかるよう言ってきます。
そのあまりの優しさに思わずホッとする人が続出するでしょう。

「私の前で そんなに心を無防備にしてもいいの?」
しかししばらくすると態度が急変し、いつもの調子で注意を喚起してきます。
このように癒し系ドSサキュバス編では天使と悪魔、2つの性格を持った彼女が存在し
天使は左から優しい言葉を、悪魔は右からきつめの言葉を投げかけてきます。

これが作品説明文にある「2面性を持つお姉さんキャラクター」の意味です。

悪魔側の人格がいかにもなキャラなので
天使側の人格になんとなく親近感が湧いてくるのを感じるでしょうね。
きつい言葉と優しい言葉、どちらを良いと思うかなんて一目瞭然です。
しかしそれこそが主人公を射精へと追い込むための巧妙なトリックなのです。

「ちょっと触るくらいなら 大丈夫ですよ 少し指先でさわさわして やめればいいんです」
しばらくすると天使側のサキュバスがオナニーをするよう持ち掛けてきます。
「このゲームは射精しなければ負けにはならない。だから少しいじるくらいなら大丈夫」
彼女はゲームの勝敗に影響しない形でこちらの欲望を膨らませにかかります。
甘い声で甘い言葉を囁きかけられたら抵抗できる人はそうそういません。

しかも今まで至近距離で密着しながら語り掛けられていますから
それだけでもある程度股間が熱くなっているのを感じるはずです。
私も実際に触ってみたら臨戦態勢になっていてびっくりしました。

「ほらほら イっちゃいなさい 私の声に操られて 自分で勝手に気持ちよくなって なーんにもしてもらえないまま 白いの垂れ流しなさいよ」
一度おちんちんをいじり始めたらもう止まりません。
サキュバスは徐々にハードルを上げながら言葉を使って射精へと誘導します。
終盤立て続けに叩きつけられる絶頂の指示に股間が一気に盛り上がり
射精後は解放感と「やってしまった…」という敗北感をちょっぴり味わえます。
普通のプレイではなかな味わえない複雑な感覚でした。



力のいやらし系
2人目のいやらし系ドSサキュバスとのプレイ時間はおよそ14分間。
こちらも彼女に後ろから抱き着かれ、囁かれるスタイルを中心にプレイが行われます。

「おっぱいに包まれて 空っぽになるまで絞られたいです ってお願いして?」
癒し系ドSサキュバスを変化球とすれば彼女はストレート。
自慢のおっぱいを見せつけ主人公の興味をしっかり引きつけながら
おねだりを要求したり乳首をいじるよう指示します。

「え? 挟んでくれないのかって? 残念でしたー さっきのは う・そ」
ですが彼女は主人公を絶対に満足させません。
おねだりされてもおっぱいで挟んであげなかったり
乳首オナニーをごくごく微弱な刺激に留めさせたりと
こちらを徹底的に焦らし、快感に悶えさせ、自分から屈服したくなるよう仕向けます。
この肉体・精神両面における容赦の無い興奮の煽りっぷりが彼女の持ち味です。

「いじったり 撫でたりしているだけなのに どんどん快感が高まってイっちゃうの」
「感じる快感が 上がっていくたびに どんどん底なし沼に 引き込まれていっちゃうの」

それを最も感じるのが乳首オナニー開始後のセリフ。
彼女はプレイをしながらこちらの感度を上げるセリフを何度も投げかけます。
催眠音声を聴いている人なら感度を上昇させる暗示のように映るでしょう。

催眠音声をメインで作られているサークルさんですから
同人音声の中に催眠のテクニックを組み込むのは造作も無いことです。
おちんちんをいじらせてもらえない状況も手伝って
心と体の両方が熱くなるのを感じるのではないでしょうか。

「おちんちんいじめるたびに 全身がゾワゾワして どうしようもないよね?」
本格的なオナニーが始まった後も
彼女は言葉を使って上手に気持ちを煽り、射精したくてたまらない心境へと追い込みます。
じっくりと焦らした後に触れるおちんちんの気持ちよさは格別で
時間が比較的短いにも関わらずあっさり射精することができました。
それができるための環境を時間をかけて着実に整えてくれています。

このように、2種類のまったく違った個性的なプレイが繰り広げられます。



最上級の言葉責めが楽しめる作品
主に催眠の技術を使ったユニークかつ効果的な言葉責めが魅力の作品です。

癒し系といやらし系、どちらもドSなサキュバスながらも
ほぼ正反対と言えるくらいの違った切り口から聴き手の心を突き崩します。
サキュバスだからお色気で責めてくるのだろうと思っていたら大間違いです。
彼女たちは体よりも頭を使って巧妙な言葉責めをしてきます。

「言葉責めマインドコントロール」というタイトルから連想されるような
命令し、押し付けるようなセリフを2人はほとんど投げかけてきません。
聴き手の願望や欲望を刺激し、膨らませ、自分からそう願うように誘導します。
そしてこれを成し遂げるために催眠の技術を活用しています。

「君は どっちがいい? おっぱいで 徹底的に搾り取られるのと おっぱいに埋もれながら 自分で出しちゃうのと」
例えば上のセリフがそうなのですが
どちらを選んだとしても結局のところ主人公は射精することになります。
しかし人間は二者択一を迫られると無意識的にどちらかを選びたくなるんです。
こんな風にサキュバスは言葉を使って「射精する」という結末を印象付けます。
催眠っぽさがあまり感じられない分、その真意を見抜くのは至難の業です。

個人的には癒し系のお話の方がレベルが高く感じます。
天使的な人格のサキュバスを本当に上手に活躍させています。
皆さんも聴いた後でなぜ彼女が存在するのかを是非考えてみてください。
逆にいやらし系はオーソドックスなので先に聴いたほうがいいかもしれません。

エッチはオナニーしたい願望をコントロールしながら指示を与えます。
同人音声側は肉体的な接触を交えたプレイを行う作品がほとんどですから
本作品のようなプレイに驚く人がきっといるでしょう。
言葉だけで心を操られる不思議な快感を味わわせてくれます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声で行われるような責めを同人音声側で見事に実現させている作品です。
音声作品に最近触れた人はもちろん、浴びるほど聴いている人でもきっと楽しめます。
ユニークさ、きめ細かさ、作りの重厚さなど様々な部分が優れていることに敬意を表し
本作品を18禁同人音声では23本目の満点とさせていただきました。

CV:癒し系…柚木朱莉さん いやらし系…沢野ぽぷらさん
総時間 癒し系…14:55 いやらし系…15:54 合計…30:49


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

後輩のいいなり~事務的に搾られてマゾ奴隷に堕ちるまで~

サークル「F・A・S」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、正義感な先輩が冷静な後輩の奴隷へと成り下がる様子を
濃厚で変態的な5つのプレイを行いながら描いています。

これまで数々の男を手だまに取ってきただけあって
全編を通じて彼女のプレイは肉体、精神いずれに対してもとってもハード。
その的確で容赦の無い責めの数々がM心を確実に燃え上がらせます。



止めに来たはずなのにどんどん籠絡されていく先輩
お金を払って後輩に様々なエッチのサービスをしてもらうお話。

「はい 私に何のようでしょうか?」
後輩は淡々と話す無機質な声の女の子。
お金をもらって不特定多数の男子にエッチなサービスをしている彼女は
それを聞きつけた2つ上の先輩に呼び出され、止めるように言われます。

本作品は全部で5つのパートに分かれており
キス、足コキ、手コキ、パイズリ、SEXとパートごとにメインのプレイを変えながら
後輩が先輩を何度も射精させ、お金を貢ぐだけの奴隷へと心を塗り替えていきます。

射精シーンが少ない時でも2回、多い時は6回といずれも多く
プレイ内容はもちろん、その進め方も激しいものばかりですから
基本的には数回に分けて聴いたほうが作品をより濃厚に楽しめると思います。
72分で17回だと4分30秒に1回は射精してる感じですね。
通しで聴いたら精神的にも肉体的にも結構疲れます。

「恥辱に顔を染めながら 私に射精をするのではなく させられる側になった時の 情けない表情 うふふっ とても可愛いんですよ」
そしてプレイ以上に作品のハードさを際立たせているのが後輩の態度やセリフ。
彼女は入学以来毎日のように男子たちを射精させ続けていることもあり
短小包茎早漏童貞の先輩をいとも簡単に射精へと追い込みます。

その事務的な声質やゴミを見るような冷たい罵声も手伝って
突き放されたり素っ気なくされるのが好きな人ほどきっと興奮するでしょう。
詳しくはこの後のエッチで説明していきますが
本当に最後の最後まで彼女は徹底的に先輩を貶し続けます。



バランスのいい容赦の無い責めの数々
エッチシーンは5パート55分ほど。
プレイはキス、手コキ、足コキ、アナル責め、パイズリ、SEX(騎乗位、逆正常位)、掃除機責めです。
手コキ、足コキ、アナル責め、SEX、掃除機責め、放尿、射精時にややリアルな効果音が鳴ります。

「こういうキスをするのは初めてでしたか? ほら…」
説得しながらなぜか股間を勃起させている先輩を試すかのように
後輩は彼におもむろに近づきキスをします。

エッチは最初のパートは対等な関係で、その先は彼がお金を払い
金額に見合ったサービスを彼女がしてくれます。
いわゆる貢ぎプレイなのですが、払った金額はさらりと流す程度に留め
プレイそのものをクローズアップしながら進めてくれますので
金額が気になって抜きに集中できないことはまず無いです。

そして本作品におけるエッチの大きな特徴は
プレイと罵声の両方がハードかつハイレベルであることです。

一番最初のパートはキスだけで1回、その後に手コキでもう1回射精します。
これだけだと単に先輩が早漏なだけに思われるかもしれませんが
実際に聴いてみると後輩の心身両面に対する責めが極めて優れているのがわかります。

まず肉体面はキスはそのままですので置いておくとして
手コキは彼の包茎を利用し、包皮を目いっぱい引き延ばして亀頭を包み込み
そのうえで激しくしごきながら亀頭を指で撫でまわします。
プレイの進み具合で効果音のペースや質もきちんと変わります。

「見てください 皮がこんなに膨らんで 天然のコンドーム 便利ですね」
さらに面白いのが射精シーン。
先ほどの状態で亀頭と包皮の間に精液をそのまま吐き出させます。
こんな感じにあらゆるプレイが変態チックにアレンジされているわけです。
また全編を通じて射精直後にノンストップで刺激を与え続けるシーンが非常に多いです。

もちろん心への責めもそれに負けないほどにとってもハード。
いつもの冷静な声で聴き手の心を抉るセリフを容赦なく叩きつけます。

「キスだけで イっちゃいましたね 説教しようとして 返り討ちに遭うなんて 恥ずかしい人」
「チンポはこんなに粗末なのに 精子の量だけは一丁前なんて 救いようがないですね」

特に際立っているのが射精直後に必ずきつめの罵声をぶつけてくることです。
男にとって一番幸福な瞬間に敢えて心を折るセリフを叩きこむ。
M男をいじめるのが大好きな彼女らしいシーンと言えます。

作品の魅力が最も詰まっているのはもちろん一番最後のパート。
ここでは卒業間近な先輩が童貞も卒業しようと後輩に本番を懇願します。
様々なプレイですっかり骨抜きにされた彼に当初のプライドは一切なく
彼女の「靴を舐めろ」という命令にも嬉々として従うほどにまで堕落しています。

「全然気持ちよくなかったって言ったの 正直 先輩のおちんちんが 私の中にいるのかさえ よくわからなかったわ」
挿入後1回ピストンしただけで射精してしまった彼をその存在ごと否定したり
尚も食い下がる彼を屈辱的な恰好にし、ノンストップで何度も搾り取るなど
プレイ内容、射精回数、変態度、罵声のクオリティどれを取っても最高レベル。
女性に冷たくあしらわれ、貶される快感を嫌と言うほど味わわせてくれます。

特に一番最後に登場する掃除機責めがいいですね。
名前の通り掃除機のノズルにおちんちんを突っ込み、スイッチを入れて吸い上げます。
「ゴー ブオン ブオン ブオン」とノズルを小まめに動かして刺激を与える様子を
リアルな効果音を使って表現する演出力も光ります。
〆を機械に任せているところも、この作品の容赦の無さを物語っているように思えます。

このように、あらゆる要素が極めてハードなエッチが繰り広げられます。



色んな意味でぶっ飛んでいる作品
年下の女の子に事務的に籠絡されるシチュ、ハードなプレイや罵声と
あらゆる部分がM向けにチューニングされている芯の通った作品です。

パートごとにプレイをきっちり変え、射精回数=抜き場を増やし
さらにその都度絶妙な罵声を叩きこんで心も責める。
Mな人ならたまらない要素がこれでもか、というほど詰まっています。

射精回数が多いとか、1つの面で際立ったものを持っている作品はそこそこあるのですが
総合的に高いレベルを持っている作品はほとんどありません。
ですからそれを成し遂げている本作品はまさしく名作と呼ぶにふさわしいです。
そのプレイに興奮しましたし、数々の罵声に心が凹みました。

そういう意味ではシナリオが優れている作品に属するのですが
演出面でも目を見張る部分がいくつもあります。

例えば先ほど紹介できなかった4番目に登場するパイズリパートでは
最初の先輩を膝立ちにさせながらするときはしっとりとした水分の高い音
彼を寝かせて責める2回戦ではパンパンと肉のぶつかる音、といったように
同じプレイでも姿勢や責め方できっちり効果音を切り替えています。

効果音と言うと同人側では耳かきなどで大幅な技術の進歩が見られる一方
エロボイスはまだループ音を鳴らす作品がそれなりにあったりします。
そのイメージを打ち壊すような可能性も感じられました。
姉妹サークルのBrain Junctionさん共々、中の人が効果音にかなりこだわっておられます。

「少しは我慢できないのかしら チンポは弱すぎて お話にならないわ」
お相手を務める後輩については、先輩が性的に非常に不甲斐ないせいか
そのヘタレっぷりに呆れるセリフを言うシーンがそれなりにあります。
ですが言葉遣いは終始丁寧で耳を覆いたくなるほどのきつさは感じません。
あくまで冷たく突き放すレベルの作品テーマに沿った罵声に留まっています。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

様々な美点を持っていることを踏まえて本作品を満点とさせていただきました。
痛みよりも気持ちよさを感じさせるプレイが多くとっつきやすいのもポイント。
Mな人はもちろん、ちょっぴり刺激的な作品を聴いてみたい人にもお薦めします。

CV:長瀬ゆずはさん
総時間 1:12:28


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

洗脳催眠3-魅了してあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は「意識の分化」をテーマに
穏やかな声のお姉さんが時間をかけてじっくりと催眠をかけてくれます。
事前に小話をして適度な信頼関係を築き、堅実な催眠法を駆使してしっかり落とし
左右と中央から継続的に暗示を入れ続けて催眠状態の維持に努めるなど
どのシーンも聴き手を第一に考えたきめ細かい催眠が行われます。

一般的な催眠音声に比べると純粋なエロの要素は低めなのですが
そのぶん催眠特有の頭の中がとろとろになる感覚が味わいやすくなっています。



理性を休ませ本能の赴くままに気持ちよくなろう
お姉さんの催眠で心と体を気持ちよくするお話。

「それでは 最初に 今回の催眠で使う手法について 少しお話をします」
お姉さんはお淑やかで優しい声の女性。
作品を聴くにあたっての注意事項を説明してから
主人公に今回行う催眠に関する簡単なお話をします。

「真面目に頑張るあなたと 何もかも忘れて堕落したいあなたを 一時的に切り離すことを目的としています」
お話の内容は今作のテーマとなっている意識の分化に関するもの。
人間は日々の生活において願望を抱く心とそれを抑制する心の両方を持っており
それらを上手にコントロールしながら生きています。

理性は平時においては有用ですが、エッチで気持ちよくなるには障害となります。
その力を一時的に弱め、逆に本能を活性化させることで
これから行うエッチに没頭してもらうのが今回の催眠の大まかな目的です。

この「洗脳催眠」シリーズは3とあるように過去にも2つの作品が出ており
そのいずれもいきなり催眠を始めようとはせず、今回のような小話を事前にしてくれます。
傍から見るとそんなに必要のないことに思えるかもしれません。
ですがお姉さんの人柄を知らずに催眠を行うのと知ってから行うのとでは
後者の方がよりスムーズに深い催眠に入れる可能性が高いです。
催眠に関する話で聴き手の興味を引きながら、催眠に入りやすい環境を整えているのです。

その後に始まる催眠はおよそ32分間。
簡単なストレッチと深呼吸で体を適度にリラックスさせてから
自分の心の中にいる理性と本能の姿をイメージします。
アニメなどで見かける天使の自分と悪魔の自分をイメージするのがいいでしょう。

「仕事や勉強 悩みに集中する時間は この後でちゃんと取るので 今は休んで いいんですよ」
彼女はエッチに不必要な理性そのものを否定するのではなく「休ませる」と表現し
カウントを絡めながらそれが弱まり、逆に本能が強くなる暗示を入れてきます。

事前に何をするかを説明されているから取り組みやすいのに加えて
理性の時は暗示やカウントを弱く穏やかに、本能では力強く声にしているのもポイント。
聴き手のことを第一に考え、心の抵抗を上手に削ぎながら進めています。
彼女の言うことに少なくとも嫌な感じはしないのではないでしょうか。

お次は彼女と一緒にカウントを数えながら高いビルの最上階へと一旦上り
同じ要領で今度は深い地下まで一気に下りていきます。

「意識が落ちる落ちていく気持ちよく溶けていくふっと意識が飛ぶ瞬間を感じる」
「真っ白思考が真っ白になる浮遊感を感じながら落ちる」

イメージの内容そのものは他の作品でも見かけるシンプルなものなのですが
右側でカウントを数えるのと同時に左側から暗示を入れられるのと
上のセリフのように暗示に間を持たせず畳みかけるように語り掛けてくれるおかげで
心が浮き上がったり沈んでいく感覚がかなり味わいやすいです。
私はこのシーンで誰かに頭を押さえつけられているかのような強烈な重さを感じました。

「『私の目を見て』 そんな格好して 恥ずかしいね」
そうやって十分な深さの催眠状態に導いてから
いよいよお姉さんは様々な暗示を入れて彼女の声に反応する心と体を作り上げます。
全部で6個のキーワードを設定し、それを交えたセリフを左右から語り掛けてくるのですが
およそ10分もの間ずーっとそれをやり続けてくれるだけに
最初は何ともなかったのが後になって体が勝手に反応するようになるかもしれません。
まさに「洗脳催眠」の名にふさわしい暗示漬けのひと時が送れます。

主に古典系の催眠法を駆使してしっかりと催眠を深めてから
エッチを存分に楽しむための暗示をじっくり入れ続けてくれる入念な催眠です。
最初から技術を使って強引に催眠状態に持って行こうとはせず
まずは意識の力を弱めることを第一に考えながら
お姉さんはこちらを説得するような言葉を投げかけてきます。

そして暗示を受け入れやすい精神状態を構築する準備を十分に整えてから
イメージを使ってストンと落とし、最後の最後に暗示を入れてくれます。
他の催眠音声に比べると準備にあたる部分がしっかりしてますから
彼女の声を妙に受け入れやすく感じるのではないでしょうか。
私もいつもに比べてえらく催眠に入りやすい感じがしました。

あまり見かけないタイプの催眠なのでまったくの初心者にはお薦めしませんが
ある程度経験を積んだ方なら普通に楽しめると思います。



彼女の視線を感じながら気持ちよくなりたい願望を育てよう
エッチシーンは8分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これからあなたが素直になれるように ゆっくりと 説得していってあげる」
催眠を使って主人公を声の虜にしたお姉さんは
引き続き言葉を使って彼の気持ちよくなりたい願望を膨らませていきます。

エッチは催眠音声らしく2人が物理的に接触することなしに
彼女の暗示を聴きながら気持ちを高めて絶頂へと上りつめます。
ストレートなエロは控えめな、催眠を重視したエッチと思ってください。

「あなたは恥ずかしいことがしたい 手を離して おちんちんを優しく 撫でるように触ってみて」
プレイは暗示で両手の脱力を解除してから自然に股間へと動くよう誘導し
おちんちんを軽く愛撫させながら恥ずかしい気持ちを膨らませます。

つまり指示に従ってオナニーをするわけですがそれだけではありません。
彼女は中央からオナニーの指示を出しながら
左右からも先ほどのキーワードを絡めた暗示を入れてきます。

3方向から交互に、あるいは同時に聞こえてくる声に頭がクラクラするかもしれません。

さらに左右から入る暗示には彼女のいやらしい体を意識させたり
逆に彼女にオナニーを見られているのを意識させるものもあります。
淫語や喘ぎ声といった要素の代わりに無意識にエッチな雰囲気を植え付けているわけです。
その効果によって途中に出されるペースアップの指示の際に
股間にじんわりとした温かい気持ちよさが広がるでしょう。

そして最後の最後、とあるキーワードに合わせて絶頂した時
普段とは違うピリッとした軽い痛みを伴った射精が味わえました。
痛みと言っても激痛ではなく、射精の直前に感じる僅かな痛みに近いものです。
ちょっぴり痛気持ちいい不思議な感覚でした。

このように、暗示を中心に据えた催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



自主的に催眠に入らせてくれる作品
どちらかと言うとエッチよりも催眠状態に入る・漂う感覚を楽しむことを重視した作品です。

総時間の大部分を催眠誘導とその下準備に費やし
暗示の内容やその効果をはっきりと実感させてから
それを使って性的な気持ちよさを味わわせてくれます。
作品のテーマを考えてわざとエッチな表現を控えたのでしょう。
おかげで無意識的な反応による興奮の高まりが実感しやすいです。

そして何より今回のテーマを「理性と本能の分化」に設定したところが面白いです。
作中で行っている理性(意識)を遠ざけ本能(無意識)を活性化させるイメージは
つまるところ催眠の流れそのものを表しています。

お姉さんは催眠の開始段階で聴き手に無意識的に催眠を受け入れさせているわけです。
だから結果的に催眠に入りやすく感じるんです。
聴いた後にふと気づいたことなのですが、これが一番の驚きでした。

催眠は過去2作だと声のペースや力強さの関係で催眠に入りにくく感じたのですが
今作はそれらもきっちり考えられていて結構な深さまで入れました。
その後の暗示責めも一部のキーワードで体が勝手に反応しています。
6個あるうちのどれに反応するかは人それぞれでしょう。

エッチは予想通りと言いますか、そこまでエロくありません。
ですが暗示のボリュームが多いので催眠状態は維持しやすく
その結果声に心や体が反応する体験が比較的味わいやすいです。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

サークルさん独自のアプローチがされている個性的な作品です。
作品のテーマに興味を持った方や変わったスタイルの催眠を楽しみたい方にお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 通常版…51:34 映像リンク版…53:10


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
映像リンク版は女性のイメージビデオを観ながら聴くバージョンで
オリジナルと一部違った指示や暗示が登場します。
このスタイルだと当サイトの趣旨から少し外れてしまうため
詳細の説明や感想については省略させていただきます。

洗脳催眠-改造してあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

サークルさんの処女作にあたるこちらは、日頃悩みを抱えている我々を救うために
お姉さんが催眠を使って主に精神面の改善を行ってくれます。
「洗脳催眠」というタイトルから何やらヤバそうな雰囲気を感じる人もいるかもしれませんが
彼女は終始穏やかな声で優しく語り掛けながら
こちらにプラスに働く数々の暗示を入れてくれます。

約30分と短時間ながらも暗示のボリュームが豊富なおかげで
催眠状態特有の頭がとろとろになる感覚を比較的強く味わうことができます。



お姉さんによる優しい精神改造
お姉さんの催眠で心を改善してもらうお話。

「催眠にかけられる前に準備をしましょう」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
事前に左右のイヤホンが正常に装着されているかを確認してから
主人公に催眠に関する3つの質問を投げかけます。

「あなたは催眠にかけられることで 凄いことができると思いますか?」
「催眠にかかった場合でも あなたが元々できる以上の事は 何一つできません」

テレビなどの影響で催眠を一種の魔法のように思われている方もいるでしょうが
催眠はその人の心に眠っている潜在意識を呼び覚ます行為です。
だから過去に一切ピアノをいじったことのない人がいきなり名曲を弾けることなどありません。
催眠に対する正しい認識を持ってもらうことを目的とした効果的な質問と言えます。

催眠はおよそ11分30秒。
まずは深呼吸をしながら1回ごとに1つの体のパーツを脱力していきます。

「あなたはだんだん眠くなる あなたの心が 幸せな気持ちでいっぱいになっていく」
進め方は全体をさらりと流すような比較的軽いものなのですが
お姉さんの慈愛に満ちた声がとても心地よく、自然と心が安らいでいくのを感じます。
少なくともタイトルの洗脳とはほど遠いプラスの印象を声に抱くのではないでしょうか。

「頭の中が真っ白 これですべて私にコントロールされるようになる」
リラックスして暗示を受け入れやすい状態を作ったところで
お次は長めのカウントを刻みながらより深い催眠状態に誘導すると共に
彼女の声を受け入れられるようにと暗示を入れていきます。

この前の段階でも適度に彼女の声が気持ちよくなる暗示を入れられているだけあって
声を聞くほど頭の中がぼんやり、ぽわぽわする気分が膨らんでいくかもしれません。
最後の0カウントを何度も言ってくるシーンで体が勝手にビクンと反応する人もいるでしょう。
そうやって彼女は遠回しに自分が声の虜になりつつあることを自覚させてくれます。

適度にリラックスしてからカウントをする非常にシンプルな催眠です。
しかし短時間の割に暗示のボリュームが比較的多く
特に彼女の声を受け入れるようにと何度も働きかけてくれるため
声を聴いていると気持ちよくなる感覚が自然と湧いてきます。

また催眠を開始する前に催眠に関する小話をして軽い信頼関係を築いたり
こちらに嫌な感じを一切抱かせない柔らかな声で語り掛けてくれたりと
彼女が聴き手に雰囲気でも「私を信じて」と言っているのが伝わってきます。
おかげで催眠に入った時に得られる感覚を十分に味わうことができました。

「私の声が入ってくる 意識が乗っ取られる」
しかし一部でお姉さん本位の表現が使われていることから
神経質だったり被暗示性の低い人だとこれらが気になるかもしれません。
ある程度催眠音声の経験を積んでいる人向けの催眠だと思います。



聴き手のための暗示、お姉さんのための暗示
エッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは暗示責め、声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これからあなたは 私の都合のいい存在に書き換えられていきます」
催眠によって主人公を自分の声の虜に作り変えたお姉さんは
さらに様々な暗示を使って彼がより良く生活できるように導いていきます。

エッチは世間一般的なものとはまったく違い、彼女の暗示を聴いて気持ちよくなります。
18禁作品ですが淫語の類はほとんど出てきません。
ですからどれだけ深い催眠に入り、彼女の声を受け入れられているかによって
プレイで得られる快感にもかなりの差が出るでしょう。

「成功者のあなたは 計画通りに課題を一つずつクリアしていきます 課題を一つクリアするごとに 私の声が頭の中に充満していきます」
最初の暗示は自信をつけるためにまず成功した瞬間の自分をイメージし
そこからカウントを刻みながら今の自分へと遡ります。
いわゆる時間遡行の要素を含んだとても珍しいアプローチです。

「私の声はあなたの中に入り込んで あなた自身の声になります」
個人的には今の自分から成功した自分へと進めたほうがやりやすいなと思っていたのですが
彼女は数カウントごとにその時点での聴き手の様子を描きながら
同時に彼女の声を受け入れるよう再度働きかけてきます。

声に対する服従心をある程度養ったら、その後は何もしてこない作品が多いだけに
「ここまで入念に行ってくれるのか」と正直感心しました。

そうして十分に声を頭に染み込ませてからいよいよ心の改造を始めます。
「集中力が高まる」「記憶力が上がる」「悪い癖や習慣を克服する」といった
こちらにとって都合のいい暗示を復唱しながら心に深く刻み付けます。

「私は集中力がある 集中力がどんどん高まる 私は自分で集中力を上げられる」
「私はカウントダウンに弱い 催眠状態で数を数えられるとイってしまう」

しかし彼女はそれらの暗示と交互にする形で
彼女自身に都合のいい暗示も入れてきます。

「暗示を復唱して心に染み込ませる」というスタイルが既にできあがっている以上
これらだけを受け入れなくするというのはなかなか困難なことです。
彼女は心を改善するのと並行して、この後絶頂するための準備も進めてくれるわけです。
この行われるカウントの最後の最後、0を連呼するシーンで
文字通り彼女に操られながら絶頂を迎える人もきっといるでしょう。

このように、純粋なエロ要素の少ない催眠音声ならではのプレイが繰り広げられます。



声に安らぎを感じる作品
タイトルのイメージとは正反対の思いやりに溢れた催眠を施してくれる作品です。

お姉さんは催眠やエッチを行いながら何らかの形で必ず声に従うよう働きかけてきます。
最初の段階では「いい声だな」程度に思っていたのが
終盤に差し掛かると声を聴いていないと落ち着かなくなる気がするでしょう。
そのうえで精神にプラスに働く数々の暗示を入れて心を軽やかにしてくれます。

結果的には彼女の言う通りになってしまうわけですが
調教したり奴隷にしたりするわけでもなく親切にしてくれるだけですし
暗示の内容に対してそこまで嫌な印象は受けないのではないでしょうか。
催眠に入った時の心地よさも手伝って
少し心が軽くなった気分で聴き終えることができると思います。

エッチはプレイの内容を見ていただければわかるように
ぶっちゃけ全然エロくありません。
でも作品のコンセプトが自己啓発にあるのだから問題ないかなと。
逆に暗示で感覚を操作される気分を重点的に味わえます。

また心を改善するシーンは2回繰り返す形で行うのですが
1回目と2回目で暗示を入れるスタイルがガラリと変わります。
特に2回目は軽く混乱するような、くらくらする心地よさが味わえるでしょう。
バイノーラルの性質を利用しているところも好印象です。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

タイトル通り心をほんのり塗り替えてくれる作品です。
最近どうも気分が乗らないとか心にトラブルを抱えている人にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 33:41


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は7点。
コスパを考えて-1してあります。

洗脳催眠2-堕としてあげる-

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。
今年2月に処女作を出された催眠音声専門のサークルさんです。

こちらはタイトルの通りお姉さんの声に洗脳される感覚を楽しむ作品です。
洗脳と言うとちょっと嫌なイメージを抱くかもしれませんが
一般的な催眠音声と同じく聴き手をその気にさせる方向で進められていますので
声に対して過度な拒絶反応を示すことなく心地よい気分に浸れることでしょう。

催眠は長めの時間をかけて十分にリラックスをしてから
イメージを絡めて段階的に声に対する服従心を養っていきます。
すとーんと一気に落ちるような感覚ではなく
ずぶずぶとゆっくり声に飲み込まれていくような感覚が味わえます。



あなたの声は、私の声
お姉さんの催眠によって洗脳されるお話。

「こんばんは この音声を聴いているってことは あなたはすべて理解してるって 思っていいのよね?」
お姉さんは淡々と話す無感情な声の女性。
本格的な催眠を始める前に諸注意を説明したり
催眠に関するちょっとした質問をしてきます。

「あなたは 催眠術で自由に人を操れると思いますか?」
一番最初に行われる3つの質問は
主に催眠に対する正しい認識を持ってもらうのが目的だと思います。
テレビなどで行われているショー的催眠の印象が強い人ほど
質問の答えに対してちょっとした驚きを感じるかもしれません。

催眠はおよそ31分間。
最初は10分ほどの時間をかけて深呼吸と脱力をしながら心身をリラックスさせます。
彼女自身が途中で言ってくるように彼女の言葉を頭の中でなぞりながら進めると
より大きなリラックス効果が生まれるでしょう。

「右耳を通って 私の声が体に入り込んでいく どんどん入り込んでくる」
脱力はバイノーラルを利用して彼女が耳元で囁いたり息を吹きかけてきます。
演者の野上菜月さんはバイノーラルで非常に有名な声優さんですから
お姉さんが実際に近くにいるような感覚が味わえます。
声の位置を利用して右半身→左半身の順で脱力を進める点も面白いですね。

「真っ暗な世界に ぼんやりと 光が浮き上がってくる」
体の力が抜けた後は夜の星空に浮かんでいるのをイメージしながら
今度は頭の方を脱力していきます。
後半に刻まれる長めのカウントダウンのシーンでは
お姉さんが1カウントごとに声を小まめに動かして頭の中を揺さぶってきます。
おそらく聴いていると頭がふわふわしたり軽く混乱するような気分がするでしょう。
ちなみにここでは0カウントを刻んだ時点で一度ドライ絶頂を促されます。

「あなたが催眠にかかりやすくなるように 私が改造してあげる」
最後は聴き手がより催眠音声を楽しみやすくなるように
聴覚、触覚、視覚の感覚を鋭敏にしながら被暗示性を上げていきます。
ここまで適度に彼女の声に従う暗示を刷り込まれてきたおかげで
おそらく彼女の言うことをあまり抵抗感なく聞くことができるようになっているはずです。

そんな中行われるトレーニングによって耳がドキッ、ゾクッとしたり
肌がピリピリしたり、目の運動で頭がクラクラしたりするかもしれません。
一緒に取り組んでいるようで実はしっかりと操られている
催眠ならではのちょっと不思議な気分を実感できるでしょう。

聴き手をお姉さんの声の言いなりにする、いわゆる洗脳をするために
色々なことを行いながら少しずつそのように導いていく割ときめ細かい催眠です。
脱力やカウントのシーンでバイノーラルを十分に活用していますし
キーワードの「あなたの声は 私の声」を煩わしく感じない程度に間隔を開けながら
何度も何度も伝えることでそうなるように心を作り変えてくれます。

しかし催眠中に「浸食」「奪う」「命令」「支配」「改造」など
多少心に棘を感じる単語が数多く登場するため
被暗示性の低い人だとそれらが気になって催眠に入りにくいかもしれません。
だからどちらかと言うと被暗示性の高い人向けの催眠だと私は考えています。
被暗示性の高低がまだわからない初心者に対してもあまりお薦めはしません。



声に従ってくれた奴隷へのご褒美
エッチシーンは6分ほど。
プレイはオナニー?です。

エッチな効果音はありません。
セルフはおそらくありです。

「ぐちゃぐちゃにされたい? 頑張ったから ご褒美 欲しいよね」
長時間に渡る催眠によってお姉さんの奴隷となった主人公は
彼女からのご褒美としてオナニーする許可を与えられます。

「手が 一番触れられたいところに ゆっくり動いていく」
エッチは彼女に促される形で自分の気持ちいいところをまさぐります。
彼女が触る部位を明確に言わないため、プレイやセルフの有無を多少ぼかして書きました。
普通はおちんちんをしごく形でのオナニーになるでしょうね。

「数字を数えるたびに 気持ちよさが加速していく」
元々の時間が短いこともあって
彼女はすぐさまカウントを使ってこちらに絶頂をもたらしてくれます。
合間に小まめに入る暗示を聴きながら、彼女に感覚を操られるのを感じながら
来るべき0カウントに向けて快感を高めていってください。

途中でドライ絶頂があることからドライとセルフ両方の絶頂を併せ持つ
ちょっぴり珍しいエッチの形態を持っています。



もう一歩な作品
非常に催眠を意識した丁寧な言い回しが印象的な作品です。

一方的に考えを押し付けるのではなく、2人で一緒に催眠に取り組みながら
少しずつ信頼を積み重ねて、その結果声に従えるように聴き手を誘導してくれています。
催眠導入および深化に総時間のほとんどを費やしているおかげで
段々と意識がぼんやりとして心地よい気分が広がっていくのが感じられると思います。

新規サークルさんの2作目ということで正直甘く見ていたのですが
そういった舐めた考えを一掃してくれるようなパワーを感じました。

バイノーラルをただ流すのでなくきちんと催眠に絡めてくれていますし
作品としての個性も十分に打ち出せていると思います。

しかし現在の大手サークルさん達に比べるとまだまだ完成度に難を感じました。
現時点で彼らの作品と比較すること自体が間違っているとも思うのですが
もっともっと良い作品を作っていける可能性を秘めているサークルさんですので
今後どういった作品を作られるかがとても楽しみです。

催眠は深呼吸、脱力、イメージ、カウントといった基本的な部分を押さえながら
それらに作品テーマに合ったちょっとしたアレンジが加えられています。
前述の通り被暗示性によってやや人を選ぶ面があるのは否めませんが
新規サークルとして考えた場合完成度は高い方だと思います。

エッチは今回のテーマが催眠の深化を楽しむこととなっているだけに
本当におまけのような位置づけです。
淫語をわざと回避するような言い回しにしているのは
催眠によって操られる形での絶頂を目指したかったからでしょう。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもありません。

本作品についてはやや辛い点数とさせていただきましたが
それはまだ作り始めたばかりなので仕方のないことです。
今後作品を重ねていくたびにどんどん良くなっていくことを期待しています。

CV:野上菜月さん
総時間 46:55


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
本作品はお姉さんの声のトーンやスピードが常に一定だったことから
今後は音に関して意識していくともっと良い作品が作れると思います。
具体的には上で挙げた2つに加えてセリフの間とアナログマーキングです。
世に名作と言われている作品はいずれも
文字以外の部分でも催眠者の思いや意思を聴き手に伝えてくれています。

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