同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ: Es_Lab を含む記事

   ● Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-
   ● 朝倉催眠診療所 Vol.01+Ver1.5
   ● 朝倉催眠診療所 Vol.02


Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
かの有名な「朝倉催眠診療所」シリーズの完結後
新たに始まったシリーズの第一作目に当たります。

本作品はWサキュバスの名の通り、2人のキャラが登場し
「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のように
左右から別々の声で語り掛けてくるのが特徴です。

また、プレイの内容がオリジナリティに溢れているなど
催眠音声にしてはかなりエッチにも力が入れられており
「催眠もエッチも満足したい」という欲張りな方のニーズにも
十分に応えられるほどのクオリティを誇る点も魅力です。

本作品を聴く前に、以下の準備をしておくのがいいでしょう。
・手のひらにデオドラントスプレーやコロンなで匂いをつける。
・可能ならローションも適量手に垂らしておく。

今回はコミケ後に追加されたデータを織り交ぜた
フルバージョンでのレビューとなります。



お姉様と少女、タイプの違う2人のサキュバス
アリアとミリア、2人のサキュバスに精液を搾り取られるお話。

「わけあって お前様の精を搾りに来たのよ」
アリア(挿し絵左)は「~じゃ」が口癖の、やや重厚な声に落ち着いた口調の女性。
「濃厚で どろっどろの精液 沢山出しちゃおうね♪」
ミリア(挿し絵右)は普通な言葉遣いの、元気な声で軽いキャラの女の子。

2人はサキュバスのセオリーとして、男の精液を求めており
今回主人公に白羽の矢が立った、簡単に言えばそんな流れです。

この性格も声質もだいぶ違う2人の女性が
アリアは右、ミリアが左に位置を固定して、左右から別々に話しかけてきます。


立て続けに話したり、同じセリフを同時に言ったり、左右別々のセリフを発したりと
2人は割と思い思いに話しかけてきてくれますから
「双子」シリーズを知っている方は、それにかなり近いものを感じることでしょう。
私自身も聴き始めてすぐに「これは双子の再来かな?」と思いました。

催眠は5個のパートに分かれており、合計で21分30秒ほど。
軽く深呼吸をした後、まずは首を動かすようにとの指示を受けます。

「ぐるぐると 世界全体が回る お前の頭の中も一緒に ぐるぐる回る」
この運動をすると、平衡感覚を失ったかのような
頭の中がぐらぐらと揺れるような感覚を味わうかもしれません。
ただ、気持ち悪いのではなく何やら心地よい感覚がしてきます。

「深い場所へ 降りていけばいくほど 心が穏やかになって 心地いい」
その後は本格的に催眠の世界に入るために、意識を少しずつ沈めていきます。
かなり長めのカウントを取ってのオーソドックスな手法ですから
軽く疲れた体の筋肉を緩めながら、ゆったりとした気持ちで声に身を預けましょう。

催眠は意識してわかりやすい表現が使われているため
初心者でも問題なくついていけるでしょう。
上記以外にもいくつかの行程を挟みながら
ゆっくりと、少しずつ催眠にかけていく丁寧な作りです。



人形として操られる心地よさ
エッチシーンは2パートに分かれており、合計で38分ほど。
プレイはオナニーと疑似SEXになります。

エッチな効果音は流れません。
セルフは有りになります。

「じゃあ これから楽しい楽しい お人形さん遊びの 開始だよ」
様々な方法を使っての催眠で、頭がとろとろになった主人公に
ミリアのお尻の匂いを嗅ぎながら、オナニーをするよう命令してきます。

エッチシーンはイメージ重視、かつ腕を動かすシーンがあるなど
かなり独特な内容となっています。
冒頭に書いた準備がなぜ必要なのか、ここでわかることになるでしょう。

「わらわたちの操り人形であるお前は 命令一つで 精液垂れ流す家畜になる」
ここでは2人がややSっぽい一面を見せるようになり
アリアが何度も何度も寸止めの指示をしてくることになります。

一般的な調教のように、ただ「ストップ」と命令するのではなく
若干催眠に絡めての寸止めなところは珍しいかも。
催眠にかかっていた場合「止めなきゃ」と
本能が自然と体に働きかけてくるかもしれません。

プレイで特徴的なのはやはり疑似SEXでしょう。
こういった形のプレイは今まで聴いたことがありません。
もう少しだけ言うと、手をおまんこに見立てて
ミリアとのSEXをイメージしながらのセルフになります。

「ミリアのおまんこ もっと激しくかき回してぇ」
ミリアの喘ぎ声をたっぷりと聴ける点も外せません。
アリアは残念ながら喘ぎませんが
ミリアがサービスということで、甘い声で聴き手を興奮させてくれます。
ここまで喘いでくれる催眠音声は本当に久しぶりに聴きました。

このように、エッチ面でも創意工夫が凝らされており
かなりオリジナリティに溢れたプレイを聴くことができます。



シリーズ一作目にしてかなり完成度の高い作品
「朝倉」シリーズで培われた、サークルさんの持ち味である催眠はもちろん
エッチでも聴き手を十分に満足させてくれる質の高いプレイが楽しめます。
双方のバランスがかなり取れた良作という印象を受けました。

2人で語り掛ける双子方式を作風としてはいますが
双子のように声に意識を集中させるよりは
催眠の手法そのもので引きずり込んでいくように感じられます。
だから双子チックではあっても、やっぱり双子とは違うのかなと。

催眠は様々な手法を織り交ぜた、まさに正攻法と呼べる内容です。
聴くだけのタイプに比べれば、若干聴き手側にも努力が求められますが
それを考慮して非常にわかりやすく丁寧に進められています。

エッチはかなり面白いタイプのプレイですね。
2人にやんわりと罵られながらのオナニーですから
属性的にM向けではありますが
口調がかなり穏やかなためノーマル寄りでもいけるでしょう。

付属の冊子でエッチの詳しいやり方を図解付きで説明するなど
こちらも初心者に合わせた新設設計なのはありがたいです。

CV:東十条 真里亜さん
総時間 1:13:51(選択するオプションにより多少前後します)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
声優さんについて調べてみましたが、これといった情報がありません。
ただ演技自体は非常にしっかりとしているため
プロの声優さんが別名義で演じられているものと思われます。

あと「そうじゃろ?」を何度も言うのは絶対に狙ってるだろ…

9月26日追記
DL販売の開始を受けて、ネタバレを含め記事を更新させていただきました。
また宣伝の意味も兼ねて、改めてトップに掲載させていただいております。


2018年6月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/76731751.html

朝倉催眠診療所 Vol.01+Ver1.5

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
シリーズとしてはこちらが最初の作品となります。

本作品にはVer1.0と1.5がありまして
1.0はボイスドラマと催眠音声の2本立て
1.5は1.0を大幅に修正したもので、催眠音声のみで構成されています。

時間からして、1.5は1.0のおよそ4分の1に切り詰められており
私個人はほぼ別の作品と思っているのですが
サークルさん自身が、Ver1.5を完成版と認定されていますので
今回はVer1.5でのレビューとなります。



医術としての催眠療法
催眠療法士の朝倉さくら先生が
催眠術を使って被験者を癒してくれるお話。

朝倉先生は穏やかな声の、とても落ち着いた感じの女性。
プロとして催眠術を扱っているだけあって
被験者に対してとても親切、丁寧で
催眠自体も非常に手馴れた感じで進められます。

催眠は合計20分と、総時間の半分以上を占めています。

最初はおなじみの脱力に深呼吸を絡めて
催眠にかかるための準備を整えていきます。

脱力はただだらーんとするわけではなく
息を吸う時に一度力を入れて、吐く時に脱力をします。
これを体のパーツごとにゆっくり進めることで
体に「脱力」を教え込んでいくわけです。

「頭の力を抜くのも簡単 私の言う通りにしていれば 必ずできる」
後半はカウントダウンを主軸に、意識を沈めていくことになります。

カウントダウンは、ただ朝倉先生が数を数えるだけではなくて
聴き手にもちょっとした思考の運動をさせているのがいいところ。
彼女の言う通りにしていれば、自然と心が無意識に支配されていくでしょう。



先生に意識を支配される、それも気持ちいい
エッチシーンは約8分とかなり短いです。
プレイの内容はオナニーのみ。
プレイ時の効果音は特にありません。

「あなたの一番気持ちよくなれる部分に ゆっくり手を置いてみましょう」
本作品では、性器に関する表現がこのようにぼかされており
男性でも女性でも聴けるように作られています。
「おちんちん」や「おまんこ」などの淫語は、一度も出てこなかったはず。

ここでは朝倉先生の指示に従って
性器への刺激を行っていくことになります。
先生との肉体的な絡みなどは発生しません。
だから直接的なエロの要素はとても薄いです。

というのも、今回の行為自体が、治療を目的としていることもあって
エッチシーンにおいても、肉体的な快楽よりも
むしろ精神的な充足感を得る方に、重点が置かれているように思われます。

普段抱えている悩みなどを、催眠の力を借りて一時的に開放し
ありのままの自分を取り戻すことで、心をリフレッシュする。
その感覚にオーガズムを絡めることによって、より強烈に印象付ける。
肉体的な快楽は、あくまでおまけにすぎないと感じます。

おまけにすぎないと言っても、催眠状態で味わう絶頂というのは
やはりいつもとは一味違った感覚になります。

朝倉先生は、後半になると行間を置かず、追い立てるような口調になり
「あなたは私にイかされたい 私の声でイかされたい」
先生の声に従うように誘導され続けてきた聴き手の心に
さらなる攻撃を加えてきます。

そして、最後は彼女の声でイかされることになります。



余計な部分を限界まで削ぎ落とした作品
本当に正統派の催眠音声で、完成度は非常に高いです。
構成要素に無駄な部分がほとんどなく
聴き手を一直線に催眠へと導いてくれます。


朝倉先生はさすがプロといった感じで
その声にはある種の力を感じます。
聴いているだけで気持が落ち着いて
きっといい気分に浸ることができるでしょう。

催眠はオーソドックスな内容に、少し独特の要素を加えることで
より催眠に入りやすいように作られています。
初心者が聴いても、まず問題はありません。

エッチは催眠に傾倒すると、どうしてもソフトになってしまいます。
催眠状態を壊さないためにも、これくらいが丁度いいでしょう。

朝倉催眠診療所は、現在まで4作品が発売されており
つい3か月ほど前に、4作品をセットにしたバージョンが販売されています。
本シリーズにまだ触れたことのない方は
値段的にはそちらを買う方が安く済みます。

ただ、後半になるにつれてプレイがアブノーマルになりますので
乳首とか、アナルでのプレイが受け付けない方は
単品での購入を検討された方がいいでしょう。

「朝倉催眠診療所SET PACK」

CV:早乙女 碧さん、のらのねこさん
総時間 36:07


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
シリーズ4作品がセットになった「朝倉催●診療所SET PACK」もあります。

2023年11月30日追記
再レビューをアップしました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/91684246.html



サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。
ハイレベルな催眠音声作品と
アブノーマルな同人誌を作られているサークルさんです。

既にシリーズとして4作品がリリースされている作品で
数を重ねるごとにプレイ内容がハードになっていきます。
その中から今回は比較的時間の短い作品を選んでみました。
椅子に座って聴くことを想定しているのはちょっと珍しいかも。

本作品は、本編以外に短時間のオプションファイルが同梱されていたり
エフェクトの有無を選択することもできます。
アナル/乳首開発への追加誘導や、催眠の部分解除/完全解除などを
聴き手側で選択できるという新設設計です。



古典的ながらもかなり強力な催眠
催眠療法士の朝倉さくら先生が
被験者に対して催眠をかけ、奴隷にしてしまうお話。

朝倉先生は礼儀正しく、落ち着いた声の女性。
挿し絵を見ると勘違いされてしまいそうですが
口汚く罵るようなことはなく、終始穏やかな口調で語り掛けてくれます。

催眠導入は合計25分程と無難な長さ。
最初に深呼吸と脱力を行うというオーソドックスなスタイルです。
ただ、一般的な催眠作品に比べると
「肩を持ち上げる要領で 力を入れて 力を抜く」
具体的にどう体を動かすのか、割と細かく指示をしてくれます。

リラックスした後は、軽く頭の体操をします。
そして水の入ったコップをイメージ。
身近なものであることに加えて、描写がしっかりとしているため
初心者でも問題なくついていけるでしょう。
このパートを聴き終えた頃には
頭がぼーっとなり、意識がとろんとしてきます。

「よく聴いて あなたはだんだん眠くなっていきます」
とどめは先生に服従するための暗示。
意識が混濁する中、先生の声だけがはっきりと頭の中に響き渡ります。

ここでは意図的にそうしているのか
行間を置かない、まさに畳みかけるような暗示を繰り返すことで
聴き手に考える余地を与えず、催眠の深みに引きずり込んでいきます。




従うことに喜びを覚え、快感が体を突き抜ける
エッチパートは本編が22分、オプションも合わせると27分ほどで
プレイは言葉責めによるドライオーガズム
と表現するのが一番わかりやすいと思います。

最初の12分ほどでさらに催眠を深化。
「ご主人様の命令に 絶対服従する奴隷になります」
冒頭に先生との主従を契約する言葉を与えられ
彼女の完全な催眠奴隷になるよう
何度も何度も徹底的に意識を刷り込んでいきます。


このように、極端なくらいに催眠に力が入れられており
エッチシーンについては、非常に軽い位置づけにしているのが本作品の特徴です。
エッチパートのファイル名が「imprinting(刷り込み)」であることも考えると
このパートすら催眠導入/深化の一部分にすぎないのかもしれません。

じゃあ全然気持ちよくなれないのかというと、そうでもありません。
このように時間をかけて入念に導入/深化を行えば
どっぷりと催眠の世界に入ることができるでしょう。

そんな完全に堕ちた聴き手に対して、先生は極上の快楽を与えてくれます。
射精の感覚とは違った、まさに催眠ならではの
体の中心を何度も電気が走り抜けるような感覚を味わうことができるでしょう。



王道を行くタイプの良作
催眠をとことん追求し、それを形にしたような作品です。
初心者でもかなりの確率で、催眠に入ることができるのではないでしょうか。

次回以降に心に残す言葉が用意されていたり、催眠の部分解除パートがあるなど
複数回聴くことを前提に作られていますから
うまくいかなかったとしても、何度も聴いてみてください。

現在、催眠で満点をつけさせていただいている作品には、ある共通点があります。
それは「心理の陥穽を突いている」こと。
思いもよらない方向からの攻撃によって、心を揺さぶるのです。

本作品にも若干そのような要素は存在します。
ただ、どちらかというと罠に陥れるようなタイプではなく
正面から堂々と、力でねじ伏せるタイプの催眠に感じます。
それを踏まえて「王道」という言葉で表現してみました。

催眠作品全体を見渡した場合
本作品が一頭地を抜く存在であることは間違いありません。
ただ「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」などと比べた場合
あと一歩及ばないと感じました。
詳細な点数としては9.7点くらいです。

CV:早乙女 碧さん
総時間 55:01(オプションによって多少変わります)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2016年6月26日追記
再レビューを公開しました。
https://doonroom.superprint.co.nz/archives/61704106.html

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